「B.A.D.」の登場キャラクター

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「B.A.D.」の登場キャラクター - (2014/12/08 (月) 20:51:12) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/11/28(日) 00:52:36
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ここではファミ通文庫から刊行されているライトノベル、[[B.A.D.]]に登場するキャラクターを紹介する。
ネタバレ注意。


◆繭墨あざか([[丹下桜]])
Azaka Mayuzumi
14歳。
現・繭墨家当主。
黒髪ショートボブの、人形的な美少女。
一人称は[[ボク>ボクっ娘]]で少年的口調。
外に出る時はゴシックロリータしか着ず、紅い唐傘を携帯する。
初代「繭墨あざか」と同じ姿、力を持つ、霊能力者中最強の存在。
ただし身体能力や肉体強度は年齢相応で暑さに弱く病弱で、物理的になら普通に死ぬ。
また鬼には敵わない。
基本的にチョコレート以外口にしない。
ポットからホットチョコレートが出るほどに徹底している。
つまったりしないのだろうか。
チョコレートが付いてさえいれば、果物などを食べることもある。
「あざか」を継ぐ前は一般的な食事をしていたらしい。
名前も別にあったようだが、不明。
あまり負の感情を抱かず寧ろ他人の悲しみこそが彼女の娯楽なため、冷徹に見える。
しかし彼女は、見捨てることこそあれど自ら他人を陥れることはしない。
彼女が満足するほど残虐な事件は滅多にないので、大抵退屈している。
人でないと言われる分には気にしないが神と崇められることは嫌う。
曰く、「ボクは誰も救いはしないさ」。
実はある意外な弱点がある

◆小田桐勤([[杉田智和]])
Tsutomu Odagiri
19歳。
ストーリーは彼の一人称で進む。
あざかの我侭によるストレスにより、この歳で既にヘビースモーカー。
甘いものが嫌いなのであざかのチョコレート癖も嫌がっている。
なので依頼が無い時に掃除をして、匂いを払拭しようとしている。
あざかから給与を受けて生活しているが、仕事として遠出をする場合や出勤する時の交通費などは一切出ないため金欠気味。
生活費以外に金の使い道はなさそうではあるが。
静香の死を死ぬほど後悔し、そして、それでも生きることを渇望している。
割と乱暴だが、本人に自覚はない。
孕んでいる鬼を抑えて貰っているので、あざかには逆らえない。
詳しくは「雨香」の項目を参照。

◆嵯峨雄介([[近藤隆]])
Yuhsuke Saga
17歳。
初登場時はボサボサの伸びきった髪型だったが再登場時、金髪のロングヘアーになった。
実母に虐待され、好きだった義母、妹を父に殺されている。
そのショックが強すぎたため、心が壊れた振りをして自我を保とうとしている。
そのため底抜けに明るく、異常なほどエキセントリック。
そしてそれでも理性が薄い為平然と嘘を吐き、人を殺せる。
一応高校には在籍しているようだが、6月の時点で既に留年が確定している。
あざかに助けられた後、1巻StoryV以降はあさとと行動を共にしていたが、1巻StoryXから勤の味方をするようになる。
2巻では、女の子二人を救うために、変態ゲス老人の頭をかち割った模様。

深山静香
Shizuka Miyama
勤のいた高校の後輩だった。
幼い頃から誰からも愛されなかったため愛に飢え、ヤンデレの素質を持っていた。
勤に惚れた所をあさとに付け込まれ、あさとに渡された薬で勤を一年間眠らせて共に生活。
子供が居れば忘れないで居てくれるという発想から、その間に性交を試みて子を孕もうとしたが、寝ているため不可能だった。
其の後、薬の切れた勤に愛していないと告げられ、ショックで住んでいたマンションから投身自殺。

◆繭墨あさと
Asato Mayuzumi

紺の唐傘を手に、シャツとジーパンを着て、狐の面を頭に付けているのがデフォルトの少年。
勤より2歳年下という言葉があるため恐らく17歳。
勤の高校生時代、静香と三人で擬似的な友人関係を築いていた。
理由は勤と静香の人間関係で遊ぶため。
先代「あざか」の実子。
「あざか」を継げるのは女だけなので、女として育てられたが、現・あざかが、彼が男だということを暴いたために継げなくなり、既に繭墨家から出奔している。
現・あざかとは義兄妹。
欲望を叶える力を持つが、他人のモノしか効力がない。
あざかと同じく他人の悲しみが彼の娯楽である。
しかし彼は、自ら他人を陥れるので更にタチが悪い。
その結果が霊能事務所に舞い込む事件の要因になっている場合は非常に多い。
あざかと勤を嫌い、勤にあざかを殺させようと常に画策している。

◆雨香
Uka

鬼の子供で、性別は女。命名は勤。
あさとが自殺した直後の静香の子宮を利用し、勤の腹に埋め込んだ。
あさとは自分の式神に成る様に雨香を造ったが、実際は勤の言うことを聞いている。
勤を父、静香を母と認識しているようで、「ぱぁぱ」「まぁま」と呼ぶ。
あざかが成長を抑えているので基本的には勤の腹の中に居るが、
本来既に産まれているので勤があざかから離れすぎると自力で腹を裂いて出てきてしまう。
また、勤の腹が物理的に裂けても出て来る。
あざかの霊能力で再び勤の腹に戻すことは可能。
雨香が腹から出て来る際勤は失血で死にかける為、勤はあざかに逆らうこと、あざかから離れることは出来ない。
腹に居る間は人の負の記憶を食べて育つ。
この時勤が、その記憶を記憶主視点で夢として見ることがある。
腹から出てきた時は、現象も実体も関係無くあらゆるものを食べる。
制御が難しいので感情=餌を与えないようにしてきていたが、
4巻で白い鬼の子と戦う為、沢山の怒りを与えて存在を認めた。
それにより現在は抱き抱える程度に成長している。

◆水無瀬白雪
Shirayuki Minase
水無瀬家当主。女性。
水無瀬家は筆と墨で生き物の文字を書くことで、それを実体化して使役する事が出来るが、書く人間の力が実体化出来る生き物の力に比例する。
その中で彼女は当主=最強の力を持ち「虎」を二体同時、「竜」を一体描くことが出来る。
但しあざかに言わせれば、書く媒体が無ければ使えない不便な能力。
その欠点は家も自覚しているので、彼女は常に真っ白な和服を着ている。
彼女は水無瀬家当主の証として、熱した短剣で舌を抉られている。
その為喋ることは出来ないが、常に持っている「一度閉じれば書いたことが消える扇子」に伝えたい言葉を書く。
本来当主は彼女の兄がなるはずだったが、兄は禁忌に触れて破門されたため彼女が当主となっている。
勤が唯一救うことの出来た人。
勤のことが好き。もう白雪がヒロインでいいんじゃね?ってくらい。

◆水無瀬幸仁
Yukihito Minase
水無瀬家使用人の少年。
水無瀬家の教育方針で幼い頃から書いて伝えたいことを示していたため、喋ることが非常に苦手。
人見知りの気があるが、特に雄介は苦手。
「蛙」と「神」を書くことが出来る。
但し実在しないものを実体化するのは相応のイメージ力がないと出来ないため、
神は「神」という漢字の形が動きまわるだけである。
蛙は生物の形を成したものを大量生成出来る。
ある意味繭墨の天敵

◆七瀬七海
Nanami Nanase
小学五年生。
小田桐の住むアパート「メゾンド・ナナセ」の大家の孫娘。
大家は祖母のはずだが、勤自身は大家の姿を一度も見たことがない。
金汚いような面が垣間見えたり、勤を「婿候補」と定めていたりとどこか底知れない雰囲気がある。
あざかと雄介のことが嫌い。


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- 白雪さん大勝利。内容更新したいところだが、どこまで書けばいいやら。  -- 名無しサン  (2014-12-08 20:51:12)
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