Duel Masters Rev.

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Duel Masters Rev. - (2014/03/13 (木) 11:14:50) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/03/10 (月) 00:55:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 1 分で読めます

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&bold(){『Duel Masters Rev.』(デュエル・マスターズ レボリューション)}とは、『週刊少年サンデー』に2012年39号~2013年32号まで連載されていた漫画。

原作は神先史土、作画は高橋伸輔。
テクニカルアドバイザーは真木老師こと真木孝一郎。

*概要
このwikiでもお馴染みのTCG『デュエル・マスターズ』(デュエマ)の漫画。
コロコロ系列以外でデュエマが漫画になるのは同じ小学館とはいえ史上初のことであり、
&bold(){「週刊少年サンデー初、本格カードバトルストーリー!」}と銘打たれていた。
このため、年齢的にコロコロを買えない大友からそこそこ注目を浴びていた。

主に悪い意味で。

というのも、サンデーはこれが始まる直前にとある有名なタイアップ作品で&bold(){壮絶な駄作}を載せてしまったことがあり
(一応このwikiに項目があるが敢えて言及はしないでおく。まあわかると思うが&bold(){嘔吐}のことである)
サンデー自体の腐敗が止まらない中、懲りることなくホビーとのタイアップをするということで、この作品がどんなクソになるのか一部では恐れられていたのである。

その結果、主に序盤にかけて
・リアルタッチの絵でやたらグロく描かれた&bold(){セブ・コアクマン}。
・ほぼ運だけで勝って&bold(){た}主人公(のちに改善)
・不必要なパンチラ地獄
などのツッコミどころが多かった。
作者二人はtwitterで積極的に読者の意見を聞き、それを取り入れて次第にデュエル描写もまともなモノになっていったのだが、
いずれにせよあまり話題にならなかった不遇な作品である。

デュエマの中の人である真木老師が監修していることもあり、主要登場人物のデッキは全てちゃんとしたレシピが定められている(コミックスに全員分収録)。
このデッキは龍神などの極端なモノもありはするものの、いずれも十分実践に使える内容である。
またデュエルそのものも、序盤は見せ方のマズさが目立つものの内容はいずれもちゃんとしたもので、
『覇王伝ガチ!』のようなルールミスもあまり見られない。
そもそもオリカが無いため、全て実在のカードで再現可能という点もポイントである。
これは比喩ではなく、&bold(){漫画の中に実写のカードが合成されている}のである。

ただそれでも、真木老師にとっては色々と納得のいかないことがあったらしく、
しばしば作品のセルフネガキャンをしていたという噂もある。

ちなみにデッキ開発部の青い悪魔はこの作品について&bold(){「コンボいっぱいあるから好き」}と評している。
確かに実践的を通り越して悪意を感じるコンボもあったのだが、八重子が発狂するから正直やめてほしい。

*あらすじ
小学生の頃、デュエマに夢中だった&bold(){虹矢未来}。
だがいつの間にかその熱狂を忘れ、今や何のとりえもない中3になっていた。
そんなある日、ミライは幼馴染の&bold(){白鳥愛美}に誘われて数年ぶりにデュエマに触れ、かつての興奮を思い出す。
ミライは、昔使っていたカードをタイムカプセルに埋めたことを思い出し、早速掘り出しに向かうが…。

*登場人物
**ミライと仲間たち
***虹矢未来(こうや みらい/ミライ)
&bold(){「デュエマってすげーよな。これがあれば世界征服できるんじゃね?」}
主人公。空手部に所属する中学3年生。PREVO。
かつてデュエマ(厳密にはボルバルマスターズ)に夢中になっていた。
当初のデッキは光・水ブロッカー中心の【ヘブンズ・ゲート】。切り札はかつてサンデーの付録になった『変幻の精霊ナイツ・オブ・コバルト』。
末期のデッキは【アウトレイジ】の「引いて捨てる攻撃的戦略デッキ」。
切り札はこの作品のためのオリカ『紺碧術者 フューチャー』。
小学生のころは【ボルバルブルー】使いだったが、金が無かったため一部のカードを手書きで作っている。(いわゆるプロキシ)


***セブ・コアクマン
ミライのパートナー。いずれのデッキでも主戦力になっている。
この作者の癖なのかは分からないが、元のカードと比べて目と口が異常に大型化しており、
ダイレクトアタックで相手を&bold(){喰い殺す}という物凄く獰猛なクリーチャーである。
小学生の頃のミライがプロキシとして手描きで作ったカードであるが、描かれたころにはまだこのクリーチャーは存在していなかった。
そのため、本作では事実上「ミライが創造したクリーチャー」となっている。
というか上位互換のアクアンがまだ現役だったハズである。
小学生にして手札アドの強さを理解していたミライは只者ではない。

***白鳥愛美(しらとり まなみ/マナミ)
&bold(){「デュエマは頭脳の格闘技!証拠を見せてあげるわ!」}
&blankimg(zunou_no_kakutougi_haas.jpg,width=256,height=144)

ヒロイン。ミライとは「ただの幼馴染」。
カード漫画のヒロインには珍しく(?)かなり凄腕のプレイヤーで、彼女だけは小学生時代からずっと続けていたらしい。
ただしPREVO関連に関しては全くの蚊帳の外。
デッキは【緑単ウィニー】で、切り札は『緑神竜ドラピ』。
相手がデモハンで『偽りの名 ナッツ・スパゲッティーノ』を破壊するというプレミに助けられたことがある。
何故か漫画はマイナーなのに上記の台詞だけ独り歩きしている。
言っとくがこの漫画に覇ァは出ない。

***霧谷愛莉子(きりたに ありす/アリス)
&bold(){「無限に続く合わせ鏡のように、全てを破壊するコンボ「鏡の国のアリス」よ」}
ヒロインその2。PREVO。
ミライの小学生の頃の幼馴染みで、ミライとは別の名門私立中学に通っている。
典型的なヤンデレであり、ミライに一方的に愛していて邪魔する者は容赦無く攻め込む。
使用デッキは【闇単ハンデス】で『特攻人形ジェニー』を利用したループコンボでミライを苦しめた。
ハンデスを好むのは、相手を束縛したいという意味らしい。
 
***荻原蓮炎(おぎわら れえん/レエン)
&bold(){「殴って殴って殴り勝つ!それが俺のデュエマだ!」}
ミライのクラスメイト。PREVO。
幼いころから空手もデュエマも上を行かれており、ライバル的な存在だった。
小学生の頃、デュエマはとにかくシールド割ってれば勝てるゲームだと思っていた。
そして中学生になってもそう思っている節があり、ブロッカーやS・トリガーで防御を固める相手を見下している。
『ライジング・ダッシュ・デッキ 無限アタック!』をベースにしたような【赤単ヒューマノイド速攻】の使い手。
切り札は無限アタッカーの『無限鉄拳オニナグリ』。
ミライよりよっぽど主人公らしいデッキを使っている。
なお作中で変形デッキセットを購入したが、そのカードは使っていない。(龍神の攻撃で燃やされたのかもしれない)

**九龍(クーロン)
PREVOの組織。旧人類の抹殺を企む。

***水元 恭平(みずもと きょうへい)
&bold(){「せめて楽に死ねし!」}
20歳。実体化させた「パクリオ」を使ってJCを盗撮していた屑男。
デッキは【サイバー・ロード】だったが、ミライの「ヘブンズ・ゲート」を踏みあっさり敗北した。
そのデュエマスペースはJCの裸やパンツが飛び交うカオス空間である。
PREVO能力を知らなかったミライによりセブ・コアクマンの餌にされかけるが、店長に命を救われる。
九龍にカウントしていいのかはよく分からないが、龍神のパシリのような仕事をしている。

***赤目龍神(あかめ りゅうじん)
&bold(){「やはり龍は素晴らしい。人間と違って龍は裏切らない。」}
九龍の刺客。街で人体発火事件を引き起こしていた犯人。
街行く人に「龍の目は何色だ?」と尋ね、組織に引き入れるべきPREVOを探す。
デッキは【連ドラ】だが、なんと&bold(){40枚全部がドラゴンクリーチャー}という馬鹿みたいなデッキを使う。
防御すらS・トリガーの『ジャジャーン・カイザー』や、S・バックの『デュアルショック・ドラゴン』で補っているという徹底ぶり。

***コッコ・ルピア
&bold(){「この世は理不尽で残酷だ。そんな世界を壊したいと思わないか?」}
HuPoLubの施設に囚われていた龍神を解放したクリーチャー。
龍神を悪の道に誘った張本人(張本鳥)だが、デッキには入れてもらえなかった。
ドラゴンの友とは何だったのか。

***荻原麗奈(おぎわら れいな/レイナ)
&bold(){「これが私のコンボ。『チェンジ・オブ・ザ・ワールドよ』」}
レエンの姉。ミライとレエンにデュエマを教えた人物。
事故で恋人を亡くしふさぎ込んでいたところを龍神に誘われ、PREVO能力で恋人を蘇らせるため九龍に加入。行方をくらます。
BLACK BOX CUPに&bold(){折原美音(おりはら みおん)}という偽名で出場し、レエンをデーモン・コマンド14体召喚で圧倒した。
デッキは【デーモン・コマンド】。切り札は「黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド」。
リアニメイト戦法に拘る理由は、恋人を生き返らせたいという思いがあるため。

***黒澤世観(くろさわ よみ)/神人類ヨミ
九龍の総帥にして本作のラスボス。HuPoLubが見出した人類最初のPREVO。
余にも強大になり過ぎたその力を恐れられ、力と魂を「神人類ヨミ」のカードに移され、BLACK BOXに封印されていた。

*HuPoLub(ヒューポラボ)
HuPoLab。研究の末人類の新たな姿であるPREVOを発見した。
PREVO能力を悪用する九龍と敵対している。
だが、元はと言えば彼らの非人道的な人体実験から逃亡した者が九龍を結成したということもあり、決して善良な組織ではない。

***黒澤恵理(くろさわ えり)
HuPoLub所長。ヨミの姉。

***那須霊禅(なす れいぜん)
HuPoLubが九龍を始末するため送り込んだ刺客。
不気味な見た目をした修行僧。
デッキは【ドラゴン・ゾンビ】。切り札は「真実の名 ゼッキョウ・サイキョウ」。
ミライの新デッキに撃破された。

*用語
***PREVO(プレボ)
人類が「神人類」に進化する過程で生まれた能力者。
デュエル・マスターズのカードを実体化させ操ることができる。
実体化させたクリーチャーはPREVO以外には視認できない。
ただし、「カードに戻す」という能力はない。
そのため、戻したい場合はいちいち「スパイラル・ゲート」などを実体化させる必要がある。
ネーミングはおそらく進化の「Evolution」に、前段階を意味する「Pre-」をつけた造語。

***龍の力
PREVO能力の源。人間の脳幹(爬虫類の脳)に宿っている。
人間が闘争本能を揺り起こすことによって覚醒させることができる。
その最も効率のいい方法はなんと&bold(){デュエマ}であり、
HuPoLub製の特殊な加工をしたカードでデュエマをすることで、適性のあるものはPREVOに覚醒する。
「頭脳の格闘技」は正に文字通りの意味だったのである。

***デュエマ・スペース
PREVOが真のデュエルを行うための仮想空間。
内部の背景は人によってそれぞれ異なる。後にアニメにそれっぽいのが逆輸入される。

***BLACK BOX CUP(ブラック・ボックス・カップ) 
HuPoLubが主催するデュエマのトーナメント。豪華客船を会場として行われる。
優勝者には「世界で一枚だけのレアカード」が封印された&bold(){「BLACK BOX」}が贈呈される。
よくある大会モノかと思いきや、主人公が予選落ちするという前代未聞の展開から始まる。


追記・修正はPREVOに覚醒してからお願いします。

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- どっこいおむすびくん状態だったな。  -- 名無しさん  (2014-03-10 10:29:53)
- 劇画調なんて好みの話だし突っ込むべきところじゃない気もするが・・・  -- 名無しさん  (2014-03-10 21:14:48)
- 確かにストーリーはそこまで良くなかったけどデュエル内容はよく考えられたぞデーモンコマンド大量展開とか、主人公がセブコアクマンを相棒らしくデュエルやデッキ構築で扱ってたし、記事作成者が酷評しすぎだ  -- 名無しさん  (2014-03-12 03:46:07)
- 「ほぼ運だけで勝ってる主人公」←序盤だけで中盤からはそれに悩んでる描写があったり最終的に水文明の山札操作を使うようになっただろ、ちゃんと読んでねえな  -- 名無しさん  (2014-03-12 16:32:40)
- 伸びないね。  -- 名無しさん  (2014-03-12 18:12:37)
- 残念な所はあったけどここまで少なくとも概要に書いてあるような酷い作品とは感じなかった。クリーチャー絵はデュエマ漫画ではトップクラス  -- 名無しさん  (2014-03-12 20:53:55)
- 「概要」の欄は丸々書き直した方がいいんじゃないのこれ・・・明らかに作成者の主観でボコボコに叩いてる「嘔吐のようなクソ漫画史に名を刻むようなモノにもなれなかったという、かなり残念な代物に終わってしまった」とか何様のつもりだよ  -- 名無しさん  (2014-03-12 22:01:41)
- 霊禅って九龍の刺客じゃなかったよなむしろ敵対してた。切り札もロマノフじゃなくてゼッキョウ・サイキョウだったし…散々ツッコまれてるけど概要で叩きたいから記事作ったの?  -- 名無しさん  (2014-03-13 01:31:14)
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