LORD of VERMILIONⅢ

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LORD of VERMILIONⅢ - (2014/10/27 (月) 18:59:19) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/10/27 (月) 15:28:57
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&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます

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#center(){古に塔の伝承あり}

#center(){煉獄と呼ばるるその塔}
#center(){頂に至りし者 未だ在らず}
#center(){塔を極めし者あらば 創世の神と出会い}
#center(){無限の支配者とならん}
#center(){その王の姿&font(#ff0000){ 紅蓮}なるが故に}
#center(){異世界の言葉にてかく呼ばわる}

#center(){「&font(#ff0000){ロード・オブ・ヴァーミリオン}〈紅蓮の王〉」と―}



LOAD of VERMILION(ロードオブヴァーミリオン)Ⅲとは、2013年8月稼働の[[スクウェア・エニックス]]のアーケードゲームである。[[LOAD of VERMILION]]の後継にあたる。



★基本システム
モニターを用いて、リアルタイムでバトルを行う。
ゲームモードにはストーリーモードこと「運命の扉」と、オンライン対戦モード(つまり全国対戦)モードの「闘技場」が有る。今作ではどのモードでも、&font(#0000ff){4vs4での対戦になる。}自分は&font(#0000ff){青}、味方3人は&font(#008000){緑}、敵4人は&font(#ff0000){赤}で表記される。
また、「カスタマイズ」というその名の通りプレイヤーキャラをカスタマイズする機能もある。
カードの種類にはプレイヤーカードと使い魔カードの二種類。
プレイヤーカードはプレイヤーの分身であるキャラクターを、使い魔カードではイラストに描かれているキャラクターを動かして戦闘を行う。
今作のプレイヤーキャラは男女8人ずつの16人の中から1人を選べる(最初のプレイ時に選び、しばらく変更不可)。また、使い魔は召喚コスト(後述)によらず一度のバトルで最大7枚まで登録出来るようになった。
お互いのプレイヤーはこの使い魔カードを集めてデッキを組み、相手のアルカナストーンと呼ばれる施設を破壊する事を目的に戦う。その他にもゲート、マナタワーという施設がある。

まず、ゲームモードについて多少の説明を加える。

★ゲームモード
ゲーム開始時に選択。
前述したように「運命の扉」、「闘技場」、「カスタマイズ」、それと「ゲーム説明」(チュートリアルモード)がある。

●運命の扉
全9話。最初は選べず、下記の闘技場をプレイする毎にゲージが溜まっていき、ゲージがMAXまで溜まると1話開放される。
プレイヤーキャラの過去へと遡り、歴史を変えていくという体になっている。
舞台となるレムギア大陸に突如現れた「紅蓮皇帝」を倒す事が目標。
今作のプレイヤーキャラは全員右目か左目に「紅蓮の隻眼」といわれる赤く光る目を持ち、「紅蓮の子」と呼ばれる。また、右目が赤い者(ex.ギデオン)と左目が赤い者(ex.アンジェラ)には二人一組になる縁がある様子(同じ神殿で働いていた、暗殺組織の裏切り者とその組織で働く者、盗賊団の頭目とその友といった具合)。
プレイヤーキャラは各自で紅蓮皇帝をトップとする皇帝軍所属か、紅蓮皇帝に歯向かう反乱軍所属かが設定されてはいるが、ストーリーモードでは自分の選んだプレイヤーキャラは反乱軍「レムギアの牙」の頭領となる。
今作では難易度設定は無い。また、最初は最新話しかプレイ出来ないが、5話までをクリアすると、1~5話が再プレイ可能になる。

●闘技場
全国にいる、自身の階級と同程度の相手とマッチングし、戦う。
階級はブロンズリーグEから始まり、ブロンズのDからA、その次がシルバーリーグのE――というふうに、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、オルハリコン、ヴァーミリオンリーグと上がっていく。&font(#ffffff){自分がブロンズのBなのに相手の一人がゴールドリーグの人、なんて事も稀に起こる}
今回は冒頭で述べた通り4vs4であり、ブロンズリーグDまではCOMも混じるがブロンズCからは&font(#0000ff){敵味方8人全員がリアルを生きる人間である。}一度ブロンズCに上がるとブロンズDには戻れない。つまりこのゲームは運命の扉を進展させる仕組みも相まって、&font(#0000ff){他者との協力が前提となる。}

●ゲーム説明
これはスターターパックに入る5枚の使い魔を過不足なく登録する事でしか行えない。
したがって、初心者がゲームを始める時(もしくはバージョンアップ直後など手早くカードを集めたい時)くらいしか出番は無い。後者は運命の扉1話の方を利用する人も居る。

●カスタマイズ
プレイヤーキャラの武器を作る・髪型や服装を変える・バトルの際に表示される称号を変える・チャット(後述)の台詞を買う&変えるなどの事が行える。
武器はバトルの際に必ず装備せねばならず、プレイヤーキャラのATK値(つまり攻撃力)を決める。その値は15~30で、最初から所有する武器は最低値の15である。
また、武器には、戦闘を有利にする特殊能力「アビリティ」が必ず3つ付き、初期武器はそれが「召喚」「覚醒」「超覚醒」(『システム』としての覚醒、超覚醒については後述。アビリティとしてのこれらはそれぞれ「このカードを○○出来ますよ」というものである)となっている。しかし、アビリティを3つ持っていると&font(#0000ff){覚醒も超覚醒も出来}、また武器につくアビリティにはマイナスの効果を持つ物は無い。
結論を言うと、初期武器は所有できる武器の中でも最底辺の武器。
また、髪型と服装に称号は個人の好みで良いが、チャットはゲームを始めてしばらく経ったらある程度考えて設定する事が推奨される。



次に、戦場における施設と、一緒に説明した方が早いであろうマナ、チャットの説明である。説明の後に一応図解もしてみる。

●ゲート
対戦時のプレイヤーのスタート位置。戦場の下の位置に自分&味方4人、上に相手4人分のゲートが表示される。両軍とも左端、中央よりやや左と右、右端に1つずつである。原則どころか鉄則として、中央より左側に居る二組と右側に居る二組で分かれて、その二組で連携を取ってバトルを進めていく。
ゲートに「駐留」する事でプレイヤーや使い魔の回復が可能である。またゲートを囲む青い魔法陣上にて使い魔の召喚が出来る。
相手に制圧される事は無い。

●マナタワー
味方と敵のゲートの近くに2つずつ、戦場中央に1つ有る。
開戦時は5つ全てが&font(#ffdc00){黄色}の中立状態であり、自分か味方が制圧すると&font(#0000ff){青}に、敵が制圧すると&font(#ff0000){赤}に染まる。また、敵のマナタワーを制圧する事で自軍のマナタワーに出来る。ただし逆も然り。
プレイヤーが開戦時にまず行う事は大体自ゲートに近いマナタワーを
自軍マナタワーを囲む青い魔法陣上ではゲートと同じく使い魔を召喚でき、他にもプレイヤーキャラや使い魔によるマナ吸収を行う事が出来る。

●マナ
バトル中の使い魔の召喚などに使用する。プレイヤーはバトル開始時に一定量のマナ(最大35マナで、デッキによって変動する。詳しくは後述)を持っている。バトルの時間経過かマナタワーでのマナ吸収でしか自分のマナは増えていかない。
基本的に貯められるのは最大90マナまでだが、使い魔のアビリティ(後述)によって120マナまで貯める事も出来る。だが特定の使い魔とのコンボでない限りそうする必要は無い。

●アルカナストーン
敵、味方側にあるマナタワーと大体横並び一列になるように、左、中央、右に置かれている。アルカナストーンをどこまで攻撃出来たかが勝敗を決める(ストーリーモードにて一部例外あり)。

●チャット
このゲームは、バトル中に&font(#0000ff){プレイヤーキャラに特定の台詞を喋らせられる。}
デフォルトで挨拶「よろしく」、「了解」、「ありがとう」、「すまない」(キャラによって台詞は微妙に変わる)と作戦「○○(施設)を自分が攻める」、「○○(施設)を自分が守る」、「〇〇(施設)を守ってくれ、頼む」、「(マナが溜まったら)□□(使い魔)を召喚する」の計8つのチャットボイスを持つ。
そしてカスタマイズからも最大6つ選んで、バトルに使う事が出来る。
プレイヤーキャラによっては台詞がわかりづらかったり(ex.「ありがとう」の意味で「悪いな……」という台詞を用いるキャラが居るが、これが「すまない」の意味に取れる)、全キャラ通してデフォルト台詞では伝えづらい事柄が有ったりする(ex.敵マナタワーやアルカナストーンなどに行かせていた使い魔を撤退させる時)。その為、カスタマイズを使って、デフォルト台詞でカバー出来ない部分を補う必要も出てくる。
最初は使う必要もあまり感じなかったり使いこなせなかったりする機能だが、味方と連携する為には重要な機能である。



※門:ゲート、塔:マナタワー、石:アルカナストーン
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アバウトだが戦場を図にするとこんな感じである。



★筐体
メインユニットとサテライトの二種類の筐体がある。

●メインユニット
自販機。ゲームをプレイするのに必要な物が詰まったスターターパック、データを記録するカードの入ったNESiCAカードパック、カードを保護するスリーブだけ入ったスリーブパックが買える。
また、モニターにはPV、全国のプレイヤー達や店内でのプレイヤー達の対戦リプレイやランキング、使い魔、US(後述)の使用率が映し出される。

●サテライト
実際にゲームをプレイするのはこの筐体。
モニターは正面の「タッチモニター」と、カードを置くテーブル状の「プレイスクリーン」の二つ。
テーブル右側にある「NESiCAリーダー」にNESiCAカードをかざす→タッチモニター右下のコイン投入口にプレイ料金を入れる(この手順は逆の順に行ってもよい)→テーブル右上の黄色いボタン(スタートボタン)を押す事でゲームが始まる。
タッチモニター上で&font(#0000ff){実際にマップ上の施設などをタッチする事で操作する}というのが、このゲームの特色である。
プレイスクリーンはバトルごとのデッキの登録に使う他、バトル中でも使い魔のスマッシュ攻撃(後述)の操作や、スタイルの切り替え(これも後述)に使う。



★―使い魔カード―
ゲーム終了時にプレイ回数分筐体より排出されるカード。
様々なイラストレーターによりイラストが描かれており、美しいイラストが多い。
ゲーム内でのステータスが書かれている。

以下では使い魔カードに書かれる事柄の他、必要に応じて関連するシステムの話をする。

表面
●名前
そのまんま使い魔名。
オーディン、ティアマト等神話、伝承に登場する人物やクリーチャーが沢山いる。
アレイスターなどの実在の人物モチーフの使い魔も居る。&font(#ffffff){そのアレイスターのように実在の男性が度々女体化するのは仕様です。}

●召喚コスト
緑色の水滴のような形で表示され、水滴一つで10マナを示す。
最低10マナ、最高90マナを召喚する際に消費する。当然、コストが高くなるほどステータスが高くなる。また、マナタワーで行うマナ吸収の速度などもコストが大きい使い魔ほど高い。

●種族
その使い魔の種族。人獣、神族、魔族、不死、海種の5種類が有る。
デッキに入れた種族の数が少ない程、バトル開始時にプレイヤーが持つマナの量が決まる。その為デッキに入れる種族数はVer3.1以前は2種族以内、Ver3.2以降(と言ってもVer3.2になったのは2014年10月23日で、この項目を建てるたった数日前だが)は3種族以内に抑えるのが基本である。これはそうするとバトル開始時のマナが30マナ以上(=開幕と同時に10マナの使い魔を3体召喚出来る)になる為。
また、プレイヤーキャラはデッキ登録の後に自身の種族を選択する。
[[LORD of VERMILIONの種族一覧]]も参考に。

●タイプ
種族とはまた別の括り。〈守護者〉、〈精霊獣〉などが存在し、こちらには制限は無い。
種族の枠を越え特定のタイプを強化する、自デッキから召喚された特定のタイプの使い魔の数だけ自身を強化するといったアビリティと関係してくる。

●クラス
ハーピー、ドワーフといった、使い魔の種別。

●ジョブ
武器と使い魔にはアタッカー、ディフェンダー、マジシャンの3種のジョブが有り、どれか1つが自身のジョブとして設定されている。
それぞれ三竦みになるように得手不得手が設定されている(アタッカーはマジシャンに強くディフェンダーに弱い、そのディフェンダーに強いのがマジシャンといったふうに)。
また、ジョブ毎の特性も有り、アタッカーは移動速度が速く、マジシャンは遠距離攻撃が出来る。そしてジョブ毎に操作方法と効果の違うスマッシュアタックを発動出来たり、スタイルを切り替える事でジョブ毎に違ったスタイルになる。

●スマッシュアタック(システム)
全てのプレイヤーキャラと使い魔は、各ジョブに応じた攻撃を放てる。アタッカーは一定距離を一気に進んで通常より強力な攻撃をするダッシュアタック、ディフェンダーは攻撃した相手の移動速度を落とすスロウアタック、マジシャンは複数攻撃のスプレッドショット。
ダッシュアタックは発動中の移動速度が速いため、ゲームに慣れてきた人は移動の際にも使う。

●スタイル(システム)
全てのプレイヤーキャラと使い魔は、各ジョブ共通のファイタースタイルと、フリッカースタイル(アタッカー)・ガーディアンスタイル(ディフェンダー)・シュータースタイル(マジシャン)の2種類を使い分けられる。フリッカー・ガーディアン・シューターをまとめたスタイルの呼称に正式名称は無いが、攻略Wikiなどではディフェンシブスタイルというまとめ方、呼び方をする事も。

●レアリティ
UR(アルティメットレア)/SR(スーパーレア)/ST(ストレンジャー)/R(レア)/UC(アンコモン)/C(コモン)の全6段階。

●アビリティ
使い魔の持つ特殊能力。前述のようにプレイヤーの武器にもついてくる。
召喚時から発動する「召喚アビリティ」、覚醒させた時に発動する「覚醒アビリティ」、超覚醒させた時に発動する「超覚醒アビリティ」が有る。
この使い魔を『召喚・覚醒・超覚醒出来る』というだけのアビリティも有れば『召喚すると戦場に居る間発動し続ける』ものや『覚醒(超覚醒)出来る&覚醒(超覚醒)すると戦場に居る間(ry』というものがある一方、覚醒アビリティを持っていないので覚醒以降の事が出来ないという使い魔も居る。
武器にはデメリットアビリティは無いが、使い魔にはデメリットとなるアビリティを持つ者も居る(ex.「スロウヒール」はマナタワーやゲートに駐留させた時のHP回復が遅くなる)。そのかわり覚醒無しやデメリット持ちの使い魔は、素のコスト比スペックが高く設定されている。

●覚醒・超覚醒(システム)
プレイヤーキャラは20マナ、使い魔は当人の召喚コストと同じマナを払う事で、戦場に居る使い魔を強化出来る。単純にパラメータを強化する他、覚醒することでアビリティが発動したりする。

●HP
使い魔の体力。
0『未満』で死滅。
HPはコストによってある程度固定されているが例外も有る。

●ATK
使い魔の攻撃力。今作では前作までの攻撃属性は無くなった。

●DEF
使い魔の防御力を表す。当然ながら数値が高いほど硬い。

●アーツ
マナを消費して放つ、前作までの特殊技。敵にダメージを与えたり、味方を徐々に回復したりする。ただし序盤に使用するとその分使い魔の召喚、覚醒が遅れる。大体は自軍の態勢を整えてから打つべきものである。

裏面
●フレーバーテキスト
作中世界におけるその使い魔の逸話などが短く載せられている。DATEと合わせて元ネタへの言及などにも利用される。
また、その使い魔の持つアビリティやアーツの大体の効果もこちらで説明される。

●DATE
その使い魔の身長、体重などが一言にまとめられている。



★ゲスト
使い魔の中には、スクエニのゲームを中心に他メディア作品のキャラクターがカード化したものも居る。
[[以前>LOAD of VERMILION]]から参加している[[FFモンスターズ]]、[[ロマンシングサ・ガ]]、[[ドラッグオンドラグーン3]]、[[スターオーシャン2]]、[[聖剣伝説3]]、[[BLAZBLUE]]、[[東方project]]や、今作から加わった[[とある魔術の禁書目録]]。[[FINAL FANTASY TACTICS]]に[[GUILTY GEAR]]Xrd、[[拡散性ミリオンアーサー]]なども。
Ver3.2では上記の作品と一緒に以前コラボしていた[[MAGIC THE GATHERING]]、そして新しく[[進撃の巨人]]や[[selector infected WIXOSS]]が参加。





[[ミリア>サキュバス(LoV)]]「追記修正されちゃったあ……」


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- このゲーム、気になって後ろで見てるけどある程度膠着したまま試合の変化が少ないように見えるんだけど、実際はどうなの?  -- 名無しさん  (2014-10-27 18:59:19)
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