ふれあい(最強シリーズ)

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ふれあい(最強シリーズ) - (2023/02/05 (日) 07:06:41) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/12/27 Sat 10:46:11
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「これで……よかったのかな」
さあな

 






『[[戯言シリーズ]]』のスピンアウト『最強シリーズ』の登場人物。
[[匂宮兄妹>匂宮理澄・出夢]]や断片集の製作者、喜連川博士の作品にして娘にして最愛の妹。
『フレーム』、『フレア』などの愛称で呼ばれ可愛がられている。


追記・修正お願いします。

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「遊び半分? 違うな、全部遊びだったよ----喜連川博士にとっては」








【試作段階】
・示際祭
右腕を炎へと変える、暴力の世界でも他に類を見ない能力者。
人体の気体化の実験の被験者。

・喜連川ほつれ
喜連川博士の孫であり、実験体であり、本人でもある。
フラスコの中から湧いて出た人工生命(ホムンクルス)。


【製作者】
・喜連川茂連
人を避け、それ以上に人から避けられたマッドサイエンティスト。
人の迷惑にしかならない研究ばかり行っていた。
彼の思想に比べればER3システムや、[[《人類最悪》>西東天]]が設立し《人類最終》を造り上げたMS-2も、まともな範疇に含まれる。

人間の精神を物体として弄くる研究の成果として、自分の精神をホムンクルスの喜連川ほつれに移し肉体的には死亡した。
その際、記憶と知恵だけを移し、人格・性格の類は「古くなったから新しいのに替えよう」と捨てている。


【ふれあい】
非生命から生命を生み出す『ホムンクルス』と、人間を気体化させる『ガス状化現象』の融合した研究テーマ『貧者の一灯』。

無から生み出された生きている炎。ガス状生命体。
人類を系統図のトップランナーから引きずり降ろしかねない、上位種。
『人間はもう古くなったから、新しいものに取り替えよう』。

研究深度は10段階中の3,4程度で、胎児のような状態。
フラスコの中で、酸素を供給され生存している。
電子音のように途切れ途切れな発音で言葉を発する。

喜連川ほつれは、理性的に考えて処分するか、喜連川博士として研究を続けるかの狭間で迷い、
さらに、ふれあいの放棄は実験体のホムンクルスとしての自己否定に繋がる為判断を付けられず、
《人類最強》の哀川潤に、自分の決断が間違った場合の始末を依頼した。


【結末】
ほつれの決断を翌日に控え、哀川潤が『貧者の一灯』の資料を読み進めながら、
世界を滅ぼそうとした父親達に関して物思いに耽ったり、
昔の自分なら、決断を待たずに割り込んで行っただろうと、自分の変化に気付き引退を考えていると、

異様な『音』が響き出した。
駆け付けた哀川潤と示際を待っていたのは異様な高温。
フラスコから解放され、工房一面に広がった炎。

哀川潤でさえ、手に負えないと判断し撤退するしか無い劫火。
その中に、ほつれの姿は影も形も炭さえも残らっておらず、とっさに差し伸べた示際の右腕も消え去った。

朦朧とする示際を連れ、屋外に出た哀川潤を待っていたのは、豪雨だった。
人類の上位種は、
工房を焼き、実験体を焼き、資料も焼き、屋敷を焼き、
自然現象を前に、最初から何もなかったかのように消え去った。


【後日談】
数日が経ち、仕事は失敗したと思いながらも、
ほつれの気持ちを無下に出来ず、示際から報酬を受け取る哀川潤に一つの情報がもたらされた。

まるで『百匹目の猿』のように、
世界中の研究機関で連動するはずの無い距離・セクションを越えて、無数に意志を持つ炎が生まれ始めたことが。

生まれ、成長し、進化し、雨さえ克服した無数の敵を相手に哀川潤は戦い抜くことを決めたのであった。


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- なんか前提からしてうーんな項目  -- 名無しさん  (2014-12-27 16:36:30)
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