Aウィルスハザードのアクターレ

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Aウィルスハザードのアクターレ - (2015/03/30 (月) 09:37:50) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/03/29 Sun 17:43:43
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#center(){&font(#ffdc00){「無駄無駄無駄ァッ!!オレ様色に染まることは、もはや避けられぬ運命なのだ!!」}}


|E02-038 &font(#0000ff){Aウィルスハザードのアクターレ}(あくたーれうぃるすはざーどのあくたーれ)|
|5コスト|
|アクターレ|
|[常]このカード以外のスクエアとリソースとチャージとトラッシュにあるすべてのカードのカード名を「アクターレ」にし、種族を[アクターレ]にする。(元々持っていたカード名と種族はなくなる。)|
|パワー7500|
|原田たけひと|



[[Z/X>Z/X -Zillions of enemy X-]]エクストラブースター第二弾『日本一ソフトウェア』にて登場したカード。
[[魔界戦記ディスガイア2]]に登場したダークヒーロー、アホ……もとい[[アクターレ>アクターレ(魔界戦記ディスガイア)]]のカードである。


日本一カードの常として種族は自分自身の単種族[アクターレ]
5コスト7500という効果持ちとしては使い勝手のいいパワーを持つ。


……しかし、このアホターレの能力はあまりにもぶっ飛びすぎていたため、発表直後から話題となった。
ではもう一度テキストを確認してみよう。


|[常]このカード以外のスクエアとリソースとチャージとトラッシュにあるすべてのカードのカード名を「アクターレ」にし、種族を[アクターレ]にする。(元々持っていたカード名と種族はなくなる。)|


くどいようだが大事なことなのでもう一度。


|[常]このカード以外のスクエアとリソースとチャージとトラッシュにあるすべてのカードのカード名を「アクターレ」にし、種族を[アクターレ]にする。(元々持っていたカード名と種族はなくなる。)|



おわかりいただけただろうか。
そう、このカードは[[魔界戦記ディスガイア4]]における『Aウィルスハザード』を&font(#ff0000){完全再現}しているのである。

このバカターレが場に出た瞬間、イケメン美少女ドラゴンから巨大ロボットに至るまで、一切合財あらゆるカードが


フェンリッヒ&font(#ff0000){「アクターレになる」}


いやほんとマジ誰がここまでやれといった……
というか本編では天使の血の力で無効化できていたアルティナ(ブルカノ)にさえアホ(=アクターレ)化が及ぶあたり一層ひどくなってる……


真面目に説明すると効果範囲はほぼすべての公開情報エリアに及び、さらには&font(#ff0000){プレイヤーカードにまで干渉する}。
想像してほしい、[[病弱ロリ>各務原あづみ(Z/X)]]や[[悲劇のヒロイン>上柚木綾瀬(Z/X)]]、[[じゃじゃ馬元自衛官>青葉千歳(Z/X)]]らのすね毛や胸毛が濃くなり、[[勇者王ボイス>檜山修之]]になり、超ポジティブなアホになっていく……なにこの地獄絵図。

そんなわけでパートナーゼクス、スクエアリンク、リソースリンク、チャージリンクといった、名称を参照する効果のほぼすべてが完全に封殺される。
また種族もアクターレ化するため種族統一デッキ(と、逆に多数のカードを必須とするエルナトや妲己)の天敵とも言える極悪能力でもある。
ただし自分側もそうした効果を使えなくなるというデメリットは存在するが、逆に特定の名称を選択できないカード(アイヴィーウィングやアセディアなど)の制限を取り払うためにも使える。

一応イベントの名前も「アクターレ」になる。

そうしたわけで一時期は赤青のバーン系デッキのキーカードとして覇権を握り、日本一2では再録枠も獲得したが、現在では下火になっている。
カードプールが広がって名称や種族を参照しない有力カードが増えたことが響いているようだ。
それでもパートナーゼクスやリソリンは有用なため現在でも刺さる時はとことん刺さるのだが。
特にリソリンは基本的にドローフェイズの直後に効果が発動するので、効果発動前にこのカードを処理する手段が限られており、したがって未だにリソリン対策としては最高峰の性能を持つカードである。



……が、実は『名称/種族参照』でアホターレの影響を全く受けないカードがいくつか存在する。

・畏敬の神将ハンニバル・バルカなど
シャフ度でおなじみの象投げマニア。
『手札にあるカード名に「エレファント」を含むカード』がコストであり、トラッシュに置く(=アホの影響を受ける)前に参照するので問題なく投擲できる。
というか件の赤青では孫尚香と並び使われた。

なお効果を描写すると、エレファントの脚を抱えて全力で投げるアクターレ、さらに投げられた象もみるみるアクターレ化するというカオスすぎる絵面になる。

これと同様に手札内のカードを参照する場合は影響を受けずに使うことができる。


・ビームトンファー メラクなど
トンファーキックのバトルドレス。
こちらもデッキトップのカードは公開してもデッキに存在するとして扱うため問題なく使える。


この二種類はそもそも効果範囲外のカードを参照するためわかりやすい。
問題は次のカード群である。


・オリジナルⅩⅢ Type.Ⅴなど
オリジナルⅩⅢで名称指定アルターフォースサイクル。
「え、スクエアのカードは対象になるんじゃないの?」と思ったそこのあなた。
確かにフォースのカードはプレイヤーカード同様スクエアに置かれている。そう、『物理的』には。

ルール上、フォースはスクエアではなくアクターレの発表後に増設された『フォースエリア』に置かれているため、アクターレの効果範囲外として扱う。
そのためType.Ⅴやズリエルなどの装備型アルターフォースは本体の名前が書き変えられようと問題なく効果を使うことができる。

ただし曹操やグラ、跋難陀のようにトラッシュに送る消費型アルターフォースは『置いたフォースが』特定のカードである時に効果を発揮するため、置いた瞬間から名前を書き換えるアクターレの前では無力。
ややこしいなぁ……


また次のように、影響自体は受けるものの、ややこしい挙動をするカードも存在する。

・荒廃竜レルムレイザーと酒の魔人ウィヌム
レルムレイザーはプレイヤーが『黒の竜の巫女バラハラ』ならば、相手ゼクスを破壊したときに効果を発動するパートナーゼクスである。
よってアクターレで効果を封殺されるように見えるし、事実その通りである……基本的には。

例外はレルムレイザー自身がアクターレを破壊したときである。
この場合、アクターレが破壊されてスクエアから離れたことにより、バラハラの名称と種族が元に戻った状態でレルムレイザーの効果が発動するかチェックされる。
無論バラハラもアクターレから元に戻っており、レルムレイザーは通常通り効果が使えるのだ。

一方、ウィヌムは全ての種族[ディアボロス]に相手ゼクスを破壊したときに発動する効果を与えるディアボロスである。
よって、ウィヌムや他のディアボロスでアクターレを破壊すれば効果が発動できるように見える。
しかし実際には、アクターレが破壊されスクエアから離れても、ウィヌムは種族も名称もアクターレのまま効果が発動するかどうかチェックされ、効果が発動できない。
これは、ゼクスの破壊によって発動する能力を持つカード自体と、ついでに破壊された側のカードは、破壊が発生する前の状態で能力が発動するかどうかチェックされるためである。
レルムレイザーの場合は、プレイヤーのバラハラが能力も持たず破壊もされていないため、前述のように処理されるわけだ。
これらの例はあまりにもややこしいからか、公式の総合ルールでも名指しで挙動が掲載されている。


追記・修正おねg……無駄無駄無駄ァッ!!オレ様色に染まることh(ry

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- アクティベートガイド3あたりでこいつに関するやり取りでも久保田Pと竜の巫女がアホターレになってたなぁw しかし恐ろしい・・・  -- 名無しさん  (2015-03-29 20:41:05)
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