Five Nights at Freddy's2

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Five Nights at Freddy's2 - (2015/11/22 (日) 08:26:17) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/11/22(日) 08:25:44
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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&font(b){Five Nights at Freddy’s2}はPC・スマートフォン用ゲームの一つ。



**★概要★
海外のScott Cawthon氏が開発したゲームの続編。
Steamストアから購入可能で、PC版、スマートフォン版の両方が配信されている。
お試しのデモ版はIndie DBからダウンロード可能。


プレイヤーはとある新装開店のピザ屋「&font(b){Freddy Fazbear’s Pizza}」の夏季警備アルバイトに採用された警備員という設定。
だが、やはりこの店の人形にはちょっと困った所があり、夜になると皆ひとりでに動き出すのだという…

監視カメラとライトを駆使するのはいつもと同じだが、[[前作>Five Nights at Freddy's]]と違い、正面入口と左右の通気口という形で入口が増えており、ドアも設置されていないなど不利な所は多い。
その代わり、今回は&font(b){フレディの着ぐるみの頭を被ることができるようになったぞ!}
もしも困った人形が迷い込んだとしても、これを被っていれば仲間と勘違いして何事も無かったかのように素通りしてくれるのだ。
便利な時代になったものである。
もちろん、今回も序盤は電話の男(主人公の上司なのか前任者なのかは不明)からアドバイスを貰えるので、よく聞いておこう。


ちなみに、今回は遠隔操作で離れた部屋(プライズコーナー)のオルゴールを警備員室から巻くことができる。
オルゴールを流し続ければ人形を1体足止めできるとのこと。
しかし、一体誰に効果があるのだろうか…?


例によって、「Five Nights」の名が表すように&font(b){全5夜}から成る。


**★ピザ屋の愉快な人形たち★
今回の「&font(b){アニマトロニクス}」の主役は「Toy(トイ)」シリーズのキャラクター達となる。
彼らもまた「自動徘徊モード」が搭載されており、夜間になると好き勝手にふらふらと歩き出してしまう。
その光景は相変わらず&font(b){ホラー}みたいである。

また、人形としては高性能な面を持ち、犯罪者をリストアップしたデータベースに接続することで普通の客と危険人物を見分けられるガードマン的な役割も果たせるようになった。
会社は安全のために彼ら人形へ惜しみなく金をつぎ込んだとか。

ちなみに、前作にも登場した人形たちは旧式として登場し、会社でも修理が検討されていたらしいが、結局トイシリーズの開発のためにパーツを所々拝借された為、店内にボロボロの姿のまま予備パーツとして保管されている。
彼らは流石に動き出さないので安心しよう。



・&font(b){Toy Freddy(トイ フレディ)}
ピザ屋のマスコットキャラの1体であり、前作のフレディに比べると更に愛嬌のあるクマさんになった。
ボーカルを務める。

・&font(b){Toy Bonnie(トイ ボニー/バニー)}
マスコットの1体。ベースを務める。
青色のウサギの姿をしていて、前作のボニーに比べて更にウサギさんらしさがアップしたぞ。
夜になるとダクトに迷い込んじゃうお茶目さんだ。

・&font(b){Toy Chica(トイ チカ)}
マスコットの1体。相変わらず紅一点のヒヨコちゃん。
前掛けの文字は「&font(b){Let’s PARTY!}」に変わり、常にカップケーキを持ち歩くようになった。
ピンク色のパンツが&font(b){&color(pink){とってもセクシー}}だと大きなお友達からは熱い視線を向けられているぞ。

・&font(b){Mangle(マングル)}
あの恥ずかしがり屋なフォクシーに代わる、お化粧をした白いキツネのマスコット。
小さな子供達をお世話する役目を持ち、みんなのやんちゃで体をバラバラにされても文句一つ言わない。

・&font(b){Balloon Boy (バルーンボーイ)}
新しく登場したマスコットの1体。
風船番を務める小さな男の子の人形で、手には風船を持っている。
プレイヤーが夜勤中なのに、部屋へ忍び込んでは構ってもらおうと居座る困ったちゃん。




追記・修正お願いします。
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#include(テンプレ3)






















#aa(){{
     *      *
  *     +  一部うそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
}}






&font(b){うん、すまない、またなんだ。}




**本当の説明
言わなくてもお分かりだろうが、&font(b){今回もやっぱりホラーゲームである。}


前作同様、アニマトロニクス達は人間であるプレイヤー=主人公を中身と勘違いして&font(b,#ff0000){凶器同然のガワ}を被せようとするため、監視カメラやライトを駆使して身を守ることになる。
本作は全体的に難易度が大きく上昇しており、監視エリア増加、侵入を防ぐドアの廃止、人形の侵入口が3つに増えている所などにそれが伺える。
代わりに、前述した着ぐるみの頭を咄嗟に被れば侵入されてもやり過ごせるほか(例外あり)、バッテリー切れでは停電しなくなったので直ぐにゲームオーバーまっしぐら…とはならない。
だが死んだふりは使えなくなった。



なお、プライズコーナーの遠隔オルゴールについてだが、&font(b){これはとにかくネジが切れる前に巻いた方がいい。}
詳しくは後述。



**本当の人形たち
前作から更に個性的な行動パターンを取るようになり、各人形への対処が難しくなった。
中には&font(b){別の人形を警備員室に誘い込む}奴までいる始末。

また、旧式の人形たちは動かないと書いたが&font(b){これはウソで、第3夜以降に&color(red){案の定}トイシリーズと共に動き出すようになる。}
新登場と旧式合わせて&font(b){計11体の人形}がプレイヤーを殺しに近づいてくるのだからシャレにならない。
酷い時には&color(red){左右ダクトと正面奥に誰かしらスタンバイしている「詰み」としか言い様のない状況に立たされることも。}

勿論、夜を重ねるごとに奴らはアグレッシブになっていく…



・&font(b){トイ フレディ}
旧フレディと違い、他の人形と行動パターンが大差ない凡庸なキャラクターに成り下がってしまった。
そのせいでトイ ボニーの方が印象に残るとすら言われ、公式でも何かにつけて不遇な扱いを受けるなど、まるでリーダー格(笑)のようなポジションになってしまっている。
しかし、前作プレイ済みの警備員は「&color(red){フレディの系統なら序盤は動かないだろう}」という固定観念が染み付いているはずなので、&font(b){第1夜から普通に動き始めるフレディ}の姿を見てパニックに陥った人もいることだろう。
必ず正面から侵入し、2段階に分けて接近してくる。


・&font(b){トイ ボニー/バニー}
媒体によってどちらの呼び名を使うかは異なるが今回もそれはどうでもいい。
必ず右ダクトから侵入する習性を持つが、侵入の仕方が特殊で
&font(b){画面右から突然スライドするようにして現れる}、というユニークなモーションを見せてくれる。
監視カメラで右ダクトにいるこいつを見た時の光景はなかなかに怖い。


・&font(b){トイ チカ}
前作の気まぐれ屋ぶりは鳴りを潜めた。
トイ ボニーと違い、部屋前に待機してから襲うまでの猶予があまり無いので対処がシビアになる。
正面か左ダクトから入ってくる。


・&font(b){マングル}
&font(b){部屋に侵入すると、天井に張り付いて待機してから襲うという特殊な行動パターンを持つ。}
そこから襲ってくるまでの時間は完全にランダムであり、すぐに殺される場合があれば夜明けまで全然動かない場合もある。
ただし、張り付いている時に発するノイズは他の人形を引きつける性質があるので、事前に追い払うに越した事はない。
第2夜から動き出す。


・&font(b){バルーンボーイ}
&font(b){全人形の中では唯一プレイヤーを殺してこない。}
では無害かと言うと&font(b){全然そんな事はなく、警備員室に居座って&font(u){ライトを使えなくさせる}わ、人形を呼び寄せるわ、とにかくやかましいわと物凄い妨害を行ってくる。}
特にライトが封じられるのはあまりにも致命的。何が何でも侵入を阻止したい。
幸いな事に左ダクトからしか侵入できず、動き出すのは第2夜以降となる。


・&font(b){旧フレディ}
第3夜から動き出す。損壊度合いは少ない方。
トイ フレディと同じく正面の一点のみを攻めてくるが、トイシリーズと違い襲われる際の生死判定がシビアとなっているので対処には一層神経を使う。
これは他の旧式アニマトロニクスも同様である。


・&font(b){旧ボニー/バニー & 旧チカ}
第3夜から動き出す。
そのビジュアルは強烈そのもので、&font(b){旧ボニーは顔部分が思いっきり剥ぎ取られ、中身のメカの不気味な顔が露出している。}何気に左腕も損失してしまった。
&font(b){旧チカは顎周りのパーツが無くなり、何でも噛み砕けそうな無数の歯が惜しげもなく露出している。}凶悪すぎる。
どちらも&color(red){部屋を飛ばしながら移動する}という厄介な特徴を持っており、更に通気口のライトにも一切映らない。
そのため警備員室に入れさせないというプレイングは現実的でなく、必ず侵入されるものと思って着ぐるみの準備はしておこう。
旧ボニーは正面と左ダクト、旧チカはどちらのダクトからも襲ってくる。


・&font(b){フォクシー}

&font(b,#ff0000){帰  っ  て  き  た  盗  塁  王}

他の旧式と違って第2夜からフライングで動き出し、正面から警備員室に襲撃してくる。
しかしながら前作のような盗塁シーンは拝めない。&font(b){残念。}
ただ、「視線を外している間に動く」という特性は変わらないため、その辺はやっぱり盗塁王である。
対処法こそ他の人形たちと同じなのだが、&font(b){着ぐるみを被ってもフォクシーを騙すことは出来ず、普通に襲い掛かってくるため通用しない。}
むしろ、着ぐるみを被ることで必然的にフォクシーから視線を外してしまい、盗塁のチャンスを作らせることになってしまう。注意しよう。


・&font(b){ゴールデンフレディ}
前作から続投だが、今回はレアキャラ扱いではない。
相変わらず&font(b){警備員室の中にいきなり現れる。しかも今回は出現の予兆すらない。}
更にフェードアウトもせず、いつまでもいつまでも警備員室に居座り続け、前作のように退散してもらおうと&font(b){監視カメラを覗けば逆に襲い掛かってくる。}
前作プレイヤーをことごとく陥れた初見殺しの罠である。
ライトを点けた瞬間にも襲ってくるので、実質ライトを封じられたようなもの。
しかし、今回も対処法は他の人形以上に簡単なのは変わらず、&font(b){着ぐるみを被るだけでいい。やはり突然いなくなる。}
また、稀に正面の通路に&font(b){巨大なゴールデンフレディの頭が生えていることがある}。この場合も対処は同じだ。

ちなみに今回は&color(red){襲われてもゲームはクラッシュしない。}


・&font(b){Puppet(パペット)}
&font(b,#ff0000){本作最凶のお邪魔キャラ。}
普段はプライズコーナーのプレゼント箱の中で眠っており、白いピエロのようなお面に真っ黒で細長い身体を持つ。
糸のようなものでぶら下がっているため、アニマトロニクス達のような機械人形というよりは操り人形といえる。

初日から他の人形とは行動パターンが全く異なり、例のオルゴールが回り続けている間は決して動かない。
しかし、オルゴールが完全に切れてしばらく経つと箱から飛び出し、
&font(b,#ff0000){一直線に警備員室まで飛来して}&font(b){&color(Red,black){プレイヤーにどうあがいても回避不可の即死攻撃を放ってくる。}}
一度目覚めてしまえばライトも着ぐるみも全く意味を成さない。あの停電の時のように死を待つだけとなる。

今回のフォクシーが盗塁を見せてくれないのは、早い話がパペットにポジションを譲ったためであろう。
フォクシーと違う点は&font(b){一度走り出した時点で逃れられない死が約束される}、という点だが。

とにかく&font(b){隙があればオルゴールのネジを切らさないように回し続けるのが、最も基本にして&color(red){終盤まで重要な対処法になる。}}
夜が進むほど人形たちの侵攻は激しくなる一方だが、何があってもオルゴールは必ず巻き続けなくてはならない。
&font(b,#ff0000){目覚めた時点で生きて太陽は拝めないのだから…}



#openclose(show=それは幻か否か){
・&font(b){&color(purple){Shadow Freddy(シャドウ フレディ)}}
極稀に現れるレアキャラのような幻覚。
旧ボニーが放置されている場所でボニーの代わりに現れる紫色のフレディだが、旧式人形が全員動いている状態であるという条件がつく。
襲ってくる訳ではないが、&font(b){長時間見続けると&color(red){ゲームがクラッシュするので絶対に見続けないこと。}}
前作のゴールデンフレディと同性質である。
仕様が特殊らしく、カスタムナイトでは出現しない。


・&font(b){Shadow Bonnie(シャドウ ボニー)}
シャドウ フレディと同類の幻覚。ただし出現確率は更に低い。
警備員室内の左上に現れることがあり、見た目は&fpnt(b){比喩でもなんでもなく本当に真っ黒なボニー。}
やはり長時間見続けるとフェードアウトで消えた後、ゲームがクラッシュしてしまう。
何の前触れもなく出現するので、意図せずクラッシュさせられてしまいやすい厄介な幻覚でもある。
消えるまで着ぐるみを被り続ければ退散する。


この2体の正体は今もなおよく分かっていない。
}



ただでさえ前作から大幅に難易度が上がっているため、本作の第5夜は本当に難しい。
&font(b,#ff0000){殺意のみなぎらせた人形軍団}をかわし、乗り越えられるかどうかはプレイヤー次第だ。
無事に乗り越えられれば昼間勤務へ移動となり、晴れてこの恐ろしい夜勤からサヨナラできるぞ(電話の男曰く「ちょうど空席ができた」)。
勿論この世とサヨナラしない限りの話だが。


#openclose(show=and more…?){
言うまでも無いが&font(b){例によって第5夜以降も続いたりする。}


第5夜をクリアすると難易度の高い「第6夜」が解禁され、更にそれをクリアであのカスタムナイトが登場する。
今回はどうやら&color(red){店が既に閉店していた事も知らずに出勤してしまい、朝まで篭城するハメになったらしい。}
ただ、主人公は第5夜を最後に昼間勤務へ異動させられたはずなので、この警備員が主人公と同一人物なのかは不明。



今回の「&font(b){カスタムナイト}」もパペットを除いた人形たちのAIレベルを好きに設定できるが、それとは別にScotto氏が用意したデフォルトのコースが10種類存在する。
コースによって選出される人形とレベルは異なり、クリアすることでプレイ時のデスクに置かれるオブジェクトが増えていく。

だが、最高難度はやはり最後の「&font(b){Golden Freddy}」だろう。
全人形のAIレベルを20に引き上げたそれは激烈なまでに難しく、知識とテクニックに加えて&font(b){ガチの神がかり的な運を要求される}狂気の沙汰みたいなコースである。
何しろ&font(b){4作目までリリースされた現在でもなお&color(Red,black){シリーズ最凶最悪の高難易度と評する声が絶えない}}のだからその難しさは推して知るべし。
リトライ数が4桁に昇るかもしれないという前提で覚悟を決めなければ、本作の完全制覇は夢のまた夢である。

}


**余談
ボロボロになった前作の人形たちや電話の男の話から、本作は前作よりも後の話と思い込みがちだが
&font(b){実は本作こそが前作よりも前の時系列の話となる。}
その決定的な証拠として、電話の男が言う「旧店舗」とは前作の店舗ではなく、ピザ屋の前身となったレストラン「&font(b){Fredbear’s Family Diner}(家族食堂)」を指していることが第5夜で判明する。
更に言うと、作中の時系列は前作で触れられた&font(b){「噛みつき事件」が発生した年と同じ。}
恐らく本作の出来事の後に事件が起きてしまい、経営が低迷して前作の状況に至ったものと思われる。

また、時系列から本作の旧式人形たちは会社によって修理され、前作の姿になったことが分かる。



なお、本作ではゲームオーバー時にごく低確率で人形たちが主役のミニゲームをプレイできるのだが、
そのどれもが単純な内容に見えて&font(b){何らかの意味深な描写を含んでいる。}
特に興味深いのが、殆どのミニゲームで現れる「&color(purple){&font(b){purple guy(紫の男)}}」。
本作の一部幻覚、ミニゲームの意味深な描写の大半は彼が関わっていること、続編のミニゲームにおける彼の行動や末路を見る限り、物語の根幹に深く関わっている可能性が極めて高い。
未だに決定的な正体が判明するまでには至っておらず、アニマトロニクス達と並んで謎を残している。


だが、現時点で紫の男について確かなのは、&font(b){&color(purple){アニマトロニクスよりも遥かに邪悪な人物だということである。}}




追記・修正はオルゴールのネジを巻き続けながらお願いします。
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}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
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}