CYBERブルー(漫画)

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CYBERブルー(漫画) - (2015/12/18 (金) 08:21:24) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/12/18(金) 01:00:45
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&bold(){『CYBERブルー』}とは、『[[北斗の拳]]』で知られる[[原哲夫]]のバトルアクション劇画である。
原案はBOB、脚本は三井隆一だが、1988年以降はノーススターズピクチャーが版権を有している。
『[[北斗の拳]]』終了後の1988年に連載が始まったものの、全4巻で打ち切りを喰らった。

しかし作者が途轍もなく有名ということもあり、打ち切り作品にも拘らず文庫版、廉価版が発売され、しまいにはパチスロ化まで果たした。
やはり[[北斗>北斗の拳]]・[[慶次>花の慶次(漫画)]]パワーは強力ということか。
後にコミックゼノンにてリメイク作&bold(){『サイバーブルー 失われた子供達』『クロスバトラーズ』}が掲載された。
それどころか&bold(){リメイクのリメイク漫画}までWEB配信されていたのだから、いかに打ち切りが惜しまれていたかということがよーくわかる。

1話に1回は&bold(){「ファック!」}と誰かが言っており、ジャンプ史上一番主人公の口が悪い漫画とも言われている。


*あらすじ

時は西暦2305年、太陽系を遠く離れた植民惑星ティノス。
生命維持装置無しでは数分と持たない地獄の世界で、一人の少年がその命を散らした。
少年・ブルーは、悪徳業者に騙されて全財産と引き換えに300年前のポンコツコンピューター「ファッツ」を買わされ、
自分の名の下にもなった地球に行くという夢を悪用され、悪徳保安官・ワイザーの罠に嵌って銃撃を受けたのだ。
同じくワイザー一派に銃撃を受け、機能停止が近いことを悟ったファッツは、自分の最期の友達であるブルーを生きながらえさせるため、
自らの身体を分解してブルーと融合し、最強の自己進化改造人間「サイバービーイング」へと変貌を遂げる。
かくてサイバービーイングとして生き返ったブルーはワイザー一味を葬り去り、ティノスにはびこる悪の根源となっている
地球連邦政府の「元老」を撃ち滅ぼすため、銃を手に蒼き惑星・地球へと向かう…。


*用語解説
・惑星ティノス
2300年代の植民惑星群の中で、最も地球から遠い星。通称「赤い星」。
生命維持装置なしでは数分と生きられない程劣悪な環境であり、貧困=死な世紀末惑星。

・星舟
ティノスに辿り着いた宇宙船。これに乗っていた5人の少年たちの内、重傷を負ったスタンを除く4人の子孫が元老となる。
地球連邦政府が5人の少年たちを見捨てたことに憤激した4人は、地球を支配すべく暗躍する。
現在は元老ロザリエの管轄下にあるSECが防衛しており、ちょっとでも秘密を知ろうとした市民はすぐに殺される。

・元老
地球連邦政府の幹部。ティノスを支配する権限を有する4人の男たち。
しかし打ち切りのせいで1人は名前すら分からぬままに殺された。

・ネオ・プルーク
元老ロザリエ配下の宗教団体。麻薬密売により多大な暴利を貪っていた。

・サイバービーイング
コンピューターと人間が完全融合した最強のサイボーグ。今の所サイバーブルーのみが該当。
自己進化・自己復元機能を有し、周囲の環境を知って最適な能力を勝手に開発し、勝手に進化していくというトンデモ性能。

・バイオビーイング
地球で開発された、人間と他の動植物の遺伝子を結合して生まれた改造人間。
そこまで強くない部類のやつでもキングをボコり倒せるほどの強さを有する。
最高幹部はガルゴとバルタ。

・光子棒(フォトンスティック)
光子を放ち、磁気や粒子から身を護る特殊な機械。これにより万物を無に返すシャドーフォースから一時的に身を守ることが出来る。

・SF(シャドーフォース)
「気」「超能力」と言ったものとは全く別の、「虚数」のエネルギー。
あらゆる物体を照射しただけで分解、再構築することが出来る。チートすぎ。


*登場人物紹介
**ブルーと協力者たち
・ブルー
本作の主人公だが1話でいきなり死亡し、ファッツと融合してサイバーブルーになる。享年17歳。
早くに父を亡くし、母(超美人)も幼い頃に死別して天涯孤独の身となり、孤児たちと共にティノスで暮らしていた。
生前はけっこうノリが軽くおちゃらけているが、銃の腕は警官から見込まれるほど高かった。

・ファッツ
ティノス開拓船団に積まれたコンピューターだったが、300年間放浪しブルーの下へと辿り着くという数奇な運命をたどる。
後のサイバーブルーがファックファックうるさいのはコイツのせいと言っても過言ではないくらい口が悪い。
ワイザーの雇ったチンピラから銃撃を受け、修復不可能まで陥ったのを知ると、自らを分解し息絶えたブルーと合体した。

・サイバーブルー
ブルーとファッツが合体したサイバービーイング。滅茶苦茶背が伸び、顔つきも勇ましくなっている。どう見ても17歳の風貌ではない。
生前に比べると無口になり、女性に対してもそっけない対応を取るようになったが、悪を憎む気持ちは全く変わらない。
舌打ちや地団太くらいの意味合いで「ファック!」と言いまくるとんでもなく口の悪い男。コンビニコミックス版のコラムでもネタにされた。
体中にありえないほどの量のセンサーやギミックが仕込まれており、出来ないことが無いのかというくらいなんでも出来る。
強さはさておき、出来ることの膨大さで言えば彼に勝てるジャンプ主人公はめだかちゃんか斉木楠雄くらいしかいない。
怪力に鋼鉄の身体、明晰な頭脳にサイコメトリー、そして生前に輪をかけた銃の腕で悪を殲滅する。
自己進化プログラムにより、身体を変形させたり、周囲の物質と同化したりすることも出来る。どうかしてるぜ!
しかし精神年齢はあくまで17歳(本人は317歳と言い張る)ため、ちょっと天然が入っている一面も…。


・アレン
ブルーと行動を共にしていた孤児の少年。北斗で言う所のバット。
サイバービーイングとして生き返ったブルーと共にティノス星府を倒すべく旅に同行する、やんちゃな少年。
一応孤児たちの中では副リーダー的な扱いだったが、いわゆるショタ枠のため幼く見える。

・ローニィ
ブルーとアレンの親友。ショタ枠その2。
先天的にSFを操る力を持ち、ティノスで暮らしていた所をガザに誘拐されて体をズタズタに切り刻まれ、バイオビーイングたちに移植させられた。
その他超能力っぽい事ならだいたいできるが、戦闘力は皆無。
そのためガザによって不死生物と同化させられそうになっていたが、逆に不死生物とガザを取り込んで絶命。
これにより元老は滅亡することとなった。
最後はガルゴから「友」と認められ、ガルゴと合体することで生き返った。


**地球連邦警察
・クレア
特別麻薬捜査官。本作のヒロイン(出るのは12話目だが)。素晴らしいおっぱいを有するどえらい美人。北斗で言う所のマミヤ。
わずか23歳の若さでたった一人でビロドウ星の麻薬組織を壊滅に追いやり七階級特進し、ティノスに潜入を果たした。
ティノスのマフィアを潰すため、ブルーを重要参考人として連れ帰ろうとするが失敗。なし崩し的にブルーに協力するハメになる。
外見はクールビューティーって感じだが、ブルーにからかわれて真っ赤になり彼をボーヤ呼ばわりするなどのかわいい一面もある。
情報工学の博士号を持つ天才ハッカーでもあり、文武両道の完璧超人。たぶん原作品の中でも指折りのいい女。
ブルー曰くあと50年は無病息災で生きられるほどの健康体。

・トニー・ツツミ
クレアの同僚。ガザを倒すため地球にやって来たブルー一派を歓迎する。ちょっと慌てん坊。


**ロザリエ一味
・元老ロザリエ
四元老の一人。ブルーが最初に戦った元老で、事実上のティノス星府総督。
配下の宗教団体「ネオ・プルーク」を使いティノス中に麻薬を蔓延させ、暴利を貪っていた。
人間爆弾を使う、子供を人質にとる、デモンストレーションのために部下を自害させるなど政治家の風上にも置けない程の
腐れ外道であり、ブルーを特殊防弾ガラスの部屋に閉じ込めて毒ガスで殺そうとしたがトンデモナイ方法で脱出され、
最期はそのガラスの破片で一刀両断されて無残な死を遂げた。

***SEC(スペースエネルギーコーポレーション)
・ギルモア大佐
ロザリエ傘下の中央情報軍の士官。ヒゲオヤジ。ティノスの星舟の遺された採掘鉱から一般市民を遠ざけていた。
ブルーの襲撃を受け、彼がノエルの盟約を知ると、部下を皆殺しにして自分だけ逃げようとするみっともないマネを行うが、
そんな奴をブルーが生かしておくはずもなくバラバラに切り刻まれて殺害された。

・ジョー・キング
修羅の惑星「ジーク星」特殊部隊最後の生き残り。北斗で言う所のシンとかレイのポジション。
金次第でいかなる任務をも請け負う賞金稼ぎで、いかなる時も己のルールを汚さないニヒルな男。
愛銃は腕と一体化するスネークファイヤーキャノン。他にも多彩な武器を使いこなす万能兵士。
ギルモアに雇われてSECに殴り込んできたブルーと闘おうとするが、彼が最大禁書たるノエルの盟約を知ろうとしていると聞かされると
一旦勝負を預け「ノエルの盟約を知れば更に懸賞金も上がるに違いない」と嘯き、彼を星舟の下に向かわせた。
再戦後はブルーを死の一歩手前まで追い詰めるものの、寸前で自己進化能力に覚醒したブルーの変身能力に敗れ去る。
しかし自爆装置をブルーに外されたことで生きながらえ、依頼によりブルー一派より一足先に地球に向かう。
そこでガルダと闘い敗れたことでバイオビーイングの実力を知り、不本意ながらもブルーと地球連邦警察に協力を申し出た。
だが、所詮は「めっちゃ強い達人」にすぎない彼がバイオビーイングと戦うには無理があり、噛ませの試作型に敗れることとなる。
しかしそれでも決してブルーの道を閉ざすわけにはいかないと、SF避けの光子棒をブルーに手渡し、単身ガザの下に殴り込みをかける。
そこで待ち受けていた、天と地ほどの実力差があるガルゴにも果敢に挑むが敗北。
それでも自分がローニィを救うための時間稼ぎにはなったと確信すると、最後は
「貴様が死しても誰も悲しまないというのなら、せめて俺が泣いてやる」とガルゴを友と認め、戦死。
その死はガルゴの冷たい心をも感動に包んだ。

***SPC(スペースポリスカンパニー)
・ワイザー保安官
ティノスの治安を一任する、早い話がロザリオの私兵集団の幹部。
自分が権力を握るためには手段を選ばない男で、仲間や上司も平気で殺し、犯罪者とも迎合していた腐れ官憲。
地球に行きたがっていたブルーを騙し、(地球に行きたがっていた)無関係の市民を賞金首と偽って狙撃させると、
部下のチンピラたちと共にブルーを蜂の巣にして死に至らしめ、更に口封じのためにその市民の息子とファッツも銃撃したド外道。
上記の事件を踏み台にしてティノス警察署長にのし上がったが、ワイザーを憎む元警官とブルーにより討たれる。
断末魔は「あえ」


**ブレイ一派
・元老ブレイ
四元老の一人。ティノスで幼少期をガルゴと共に育っていた青年。
ガザの命を受けて暗殺に向かったガルゴに倒されるが、実は元老の宿命を知って地球侵略を否定し、
ガルゴに殺されることを望んで戦いに行った事が明かされ、ガルゴに「友情」の脆さを教える結果となった。



**ガザ一味
・元老ガザ
四元老の中で最大の権力を有する変態オヤジ。地球と全ての植民惑星を手にするために暗躍する、悪の塊のような心を持つ男。
バイオビーイングの開発に多大な出資を行っており、「全知全能の神」を目指している。
欲しい者の為なら人の命もゴミの様に奪うクソヤロウだったが、最後はみじめなものだった(打ち切りのせいでもあるが)。
断末魔は「いやだば!」「な! なんだああこりゃああ!!」「かああ…な、なぜだ~! くそ~…ぐぞ~…」

・ガルゴ
ガザの側近であり、史上最強のバイオビーイング。改造素体はライオン。ティノス出身。北斗で言う所のラオウ。
分子破壊能力に加え優れた予知能力、鉄をも断つ爪などを有する強敵で、一応本作のラスボス。
キングを葬り去り、ブルーとの一騎打ちに臨むが、ビルと合体してエネルギーを奪い取ったブルーの渾身の一撃を受け敗北。
最期は自らの身体のモトとなったローニィに己の肉体を捧げ、ガルゴの自我は消滅した。
まさしく「漢」と呼ぶべき生き様だった。

・バルタ
ガルゴの兄弟分に当たるバイオビーイング。改造素体はドーベルマン。
嗅覚が非常に発達しているため、人間を「臭い」と嫌悪し、すぐにSFで分解してしまう気が荒い男。
犬だからかガザへの忠誠心は高い。
ブルーを襲撃するがその優れすぎた嗅覚を逆利用され、カナディアンバックブリーカーで真っ二つにされて死亡。

・バイオスパイダー
試作品のバイオビーイング。改造素体は蜘蛛。
テンションが高いヒャッハー系であり、強力な糸と猛毒を使い相手を襲う。
身体は非常に軟らかく、打撃や銃撃には非常に強い。
地球に着いたばかりのブルー達の乗った車を襲撃し、サイバービーイングのバイオチップすらも死滅させるバクテリアを注入して
ブルーを苦しめるものの、液化ヘリウムで体を凍らされ、更にヘリウムを体内に注入されて爆裂死した。
断末魔は「ひいい、えぼ!!」

・不死生命体
ガザ一味の作り上げた丸っこいアメーバみたいな人工生命体。周囲の生物の生命エネルギーを吸収し、無限に生き続ける。
ガザはこれとローニィを合体させて自らの身体に取り込み、虚実両方の力を手にした「神」になろうとした。
しかしローニィの精神力とSFで抑え込まれ、最後はガザの身体から根こそぎ生命エネルギーを奪い尽くして死に至らしめた。


・シーラ
ガザの愛人。ティノスの巨大カジノのディーラーを務める美女。
全てのゲームに勝ってきたことから「シルバーメデューサ」の異名を持つ。
恋人(ガザの実弟)をガザに謀殺され、Pラッシュという強化剤を打たれて強化人間にされてしまった。
あえて脳手術を受けて元老の記憶を封印し、「地球を網膜に移すことで封印が解除される」というシステムを予め打ち込むことで
ティノスを出て地球へと向かおうとしたが、恋人との思い出である愛猫シャロンを庇って防衛システムの銃撃を受け、命を落とした。











何だこのファック記事は…今すぐ追記修正してやる、首を洗って待っていろ。

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- 好きなんだよこれ。追記(ファック)しまくってやるぜ下等項目!  -- 名無しさん  (2015-12-18 02:14:11)
- 近寄るな 感電するぜボーイ  -- 名無しさん  (2015-12-18 08:21:24)
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