くるくるファナティック

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くるくるファナティック - (2013/01/25 (金) 20:26:45) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/06/19(金) 23:51:26
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Chienより発売されたエロゲ。
コンセプトは『ヒロインはみんなヤンデレ』

スキマ商売ここに極まる、的なニッチな層を狙った作品であり世のヤンデレ好きの大きな期待が寄せられていた作品だった。
しかし、実際にはヤンデレに失礼な程にヒロイン三人はイッてしまっており最早、精神異常者やサイコパスのレベル。
予想の斜め上過ぎたアレっぷりに「ただの○違いじゃねぇか!」と非難殺到、公式BBSが3度に渡り大炎上する事態となった。
それでも一部のヤンデレスキーからは「これはこれで…」と消極的な支持を得ている。

ちなみに邪悪萌えからは大絶賛だったらしい。
 

【簡単なあらすじ】
何者かに刺されて死んだ主人公は天使により生き返らされる。
五日前に戻され自分が殺された原因を突き止める事に…


・影宮わずか
『至くんの為ならなんだってしてあげる…それだけが…私の全てだもの』
主人公の幼馴染み。
実の両親から虐待されていたが主人公の家に引き取られて同居中。
主人公に恩義以上の感情を持っている。
主人公以外のものに興味がなく何よりも主人公の幸せを優先し他のヤンデレどもを殺そうとする。
メイン武器は包丁。
他ヒロインの頭が割れる程壁に打ちつける位は朝飯前。
唯一エンディングで主人公を殺さないので一応正ヒロイン(祀利とかごめは殺すが…)
掌を切り、傷口を女性器に見立てシゴクという斬新なプレイを発明。
俗にいう¨血コキ¨である。
「どうしたの!誰!何かされた!?
どこ!どいつ!?
殺すから!!」
 

・祀利=カルナバル
「愛する二人に時間なんて瑣沫な問題だよ。だって、婚約者だもん!」
↑
(妄想)
ブラジルから密入国してきた自称、婚約者。
メイン武器は銃。
多重人格障害者で金髪ロリ担当。
狂暴なパレード、妖艶なフェスタ、無邪気なマグリットなどの別人格をもつ。
戦闘能力は三人の中で一番高いがそれが災いし警察に囲まれ籠城、銃撃戦まで巻き起こす。
銃を突きつけて足コキや逆レイプの様子を全国放送などのマニアックなプレイが多いのも特徴。
バッドエンドでは警官隊により射殺されるが、グッドエンドでは逃走の果てにそれぞれの人格が主人公を『所有』出来るようにバラバラにして殺害する。
グッドの方がバッドじゃねぇか!などと突っ込んではいけない。
 

・弟切かごめ
主人公のクラスメイト。
主人公とは前世で姉弟だったと信じこみ理想の弟と狙っている。
前世、儀式、選ばれた戦士などとイタイ妄想を撒き散らし監禁や虐待を繰り返すキ○ガイ。
ぶっちゃけ犯人はこいつ。
少しでも弟っぽくないと逆ギレしてカッターで襲いかかってくる素敵な姉。
「至君こそ、うちの理想の弟だよぉ?」


・ファヌル
主人公を生き返らせた天使。
性格は淡白で冷酷で残忍
 


非常にブラックな作風でかなり人を選ぶ。
刺激的なものがやりたい、ヌルい萌えゲーに飽きた、という人にはお奨め。
言うまでもないことだが、全ヒロイン倫理観念や公共良序意識など欠片もない反社会的な異常者なので萌えや可愛いさを求める人は間違ってもプレイしないように。


OPの出来だけは秀逸。見るからにヤバい臭いをプンプンさせており作品の空気を見事に表現している。

(んほぉおぉぉぉ?!)
死ね♪死ね♪死ね死ね、死ね♪
(んほぉおぉぉぉ?!)
死んじゃう♪死んじゃう♪死んじゃう死んじゃう死んじゃう♪死んじゃうぅう♪



ネタ臭全開、ヒロインイロモノ、な作品ではあるがシナリオ内容は意外と悪くなく幼児虐待をテーマに虐待ゆえの共依存や虐待される側、する側からの視点で
『なぜ愛しているのに(しているから?)傷つけるのか?』という命題に真っ向から挑んだ力作でもある
…でもあるのだが、ヒロイン達のあまりのインパクトの前ではまるで印象に残らない。
 
以下ネタバレ






















真ルートで運命を変えようとした主人公は三人の殺し合いを止めようとして死亡。
死体は三分割され三人のヒロイン達にそれぞれに焼肉パーティーにされてしまった。
 

更にネタバレ














しかし、デレ化したファヌルにより主人公復活。




その影響で力と知性を失ったファヌルを連れてヒロイン三人から一日逃げれたら勝ちという試練を神から下されてしまう。

涎をダラダラ垂れ流しながら主人公を追いかけ回す(人肉の味をしめた)ヒロイン達。
一般人の主人公は全身食べられつつもなんとか逃げ切り勝利。


ファヌルとラブラブになりセックスしながらファヌルの腹を裂いて殺し天国への扉を開くことに成功。
そして主人公は神により痛みと病みの天使、『ヤンデル』に昇化した。
 
余談だが同メーカーの次回作の『らくがきオーバーハート』のファナティックエンドでわずかさんが出てくる。
(らくがきの主人公が引っ越した家はかつて、くるファナの主人公が住んでいた家でわずかさんが潜んでいる)
「至くん至くん」と夜ごと徘徊する姿は最早ホラー。
至が存在しないのでおそらくヤンデル昇化エンドか至とわずかが一つになった(食事的な意味で)わずかグッドエンド後と思われる。





更に更にネタバレ











このゲームでファヌルや一部のキャラのイラストを担当していた明音氏は、後に某ぷちどる達の生みの親となる


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