とーちゃん(よつばと!)

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とーちゃん(よつばと!) - (2020/06/16 (火) 21:50:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/12/01(水) 02:56:15
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漫画作品『[[よつばと!]]』の登場人物。 

主人公である[[小岩井よつば]]の父親。ただし、よつばのことは「外国で拾ってしまって、なんだかわからないうちに育てることになった」と語っており、実父ではない模様。

フルネームは長らく不明で、周囲の人からも「小岩井(さん)」としか呼ばれていなかったが、13巻で判明。実の母から「葉介」と呼ばれていたため、小岩井葉介が本名のようである。 


*人物像
**性格
年齢は不明(30歳前後くらい?)だが、不相応に感じるほどお茶目な一面もあり、ジャンボややんだとは毎度毎度しょーもない絡みを見せている。 
また、ムキになることも多く、勝負事では年下の虎子はもちろん、よつば相手に本気を出すことさえあったりと、大人気ないところも。 

自宅では夏場はシャツ(もしくはランニング)にトランクスという下着姿で生活していることが多い。本人は「クールビズ」と称している。
外出時も無地のTシャツにジーンズなど、シンプルで地味めな服装が多い。
連載が進んで季節が秋冬へと移ったため、流石にパンイチということはなくなったものの、ファッションはやはり全体的に地味。
本人もファッションセンスの無さは気にしているのか、「最近ちょっとおしゃれに気を使っている」と宣言したこともある。

最近は運動不足らしく、引っ越しなどの力仕事をすると手が震えてしまったり、前日の疲れが翌日に残ってしまったりしている。
ちなみにカナヅチ。

運転免許は持っているが、車は長らく所有しておらず、1巻の時点で乗っていた軽トラックもジャンボのものだった((後に13巻で、元々はとーちゃんのものだったことが判明。引っ越しする前後、ジャンボに譲った様である。))ため、外出の際にはバスや電車、自転車(6巻で購入)などを利用したり、ジャンボや綾瀬家から車を借りていた。
しかし14巻で、妹・小春子から車を譲ってもらい((ばーちゃん曰く、あまり使わないので売るつもりだったらしい。))、利用するようになる。

また、当初は携帯電話も持っていなかったが、14巻でスマートフォンを購入した。

前述の「外国で拾った」という言葉通り、昔はあちこち行っていたとジャンボは語っている。本人曰く、ハワイにも行ったことがあるとのこと。

**職業
とある言語((何の言語かは不明だが、作者曰く「かなりマイナーな言語」らしい。))の翻訳家をしている。
ただし、よつばは「ほんやくか」と発音できず「こんにゃくや」と呼ぶため、それを真に受けた風香にはこんにゃく屋だと誤解されている。
在宅勤務であり、仕事は専ら自宅のパソコンで行っている。ただし、一度だけ仕事で出かけたことがあり、全て在宅で完結しているという訳でもなさそう。

比較的時間の融通が利きやすい業務なためか、仕事が終わった後はよつばと遊んであげたりしている。
一方で〆切が近付くと、ジャンボやばーちゃんによつばの面倒見を頼んだり、夜遅くまで仕事をしていたりと、かなり忙しそうに働いている時も多い。その分達成感も大きいのか、ひと仕事終えた後はダンスをしたりとはっちゃけることもある。
特に2巻では、仕事のために連日睡眠時間を削ったせいか、やたらハイテンションでよつばと朝ごはんを食べた後にぶっ倒れ、顔に落書きされたりマヨネーズを塗られたりしても起きない程に熟睡していた。

具体的な収入については不明だが、借家とは言え父娘二人だと手に余る程度の一軒家に住み、かつ趣味にお金を出せる余裕もあることから、中々儲かっている様子。ばーちゃんに持ち家の購入を勧められていたりもするので、それなりに余裕のある生活が出来ている様だ。

**生活
幼い娘との2人暮らしなので、必然的に仕事と家事の両方を熟す、小岩井家の頼れる大黒柱……のはずなのだが、家事に関しては基本的にズボラでだらしない面が目立つ。
具体的に挙げると、
-''洗濯物を干したまま2~3日放置する''
--作中では2日前に干してそのままだったため、危うく夕立ちに遭うところだった。たまたま風香が通りかからなかったor手伝ってくれなかった場合、そのまま全滅していた可能性も高い。
-''食器を洗わず放置していることが多い''
--風香にも一度、洗い物を溜め過ぎないよう注意されたことがある。
--最近は面倒くさがるのを見かねた娘のよつば(&font(red){5歳児です})に皿洗いをやってもらった挙句、「&font(green){そういうのはよつばのきょういくじょうよくないから}」とよつば本人にダメ出しまでされる始末。
-''廊下の隅などに埃が溜まっている''
--少なくとも、小岩井家を初めて訪問したあさぎやばーちゃんが気づく程に汚れている模様。
--作中ではその二人に、それぞれ掃除をしてもらった。
-''布団を畳まず敷きっぱなしにしている''
など。
本人にもだらしないという自覚はあるらしい。

ただし、料理に関してはそれなりに力を入れている様子。流石にばーちゃん程ではないが、レパートリーも以前に比べ増えてきたらしい。
特にカレーは、よつばにも「せかいいちうまい」と絶賛される程。ちなみにとーちゃん自身もカレーは大好きだが、シーフードカレーは嫌い。曰く「あんなもんカレーじゃない」「シーフードなんか入れたらカレーが死ぬ」とのこと。カレーは肉を入れてナンボという謎のこだわりがある様だ。
この他、ソーセージ丼などのメニューも得意としている。

*家族
過去に結婚歴があるかは不明だが、現在は独身。

:[[小岩井よつば]]|
娘。前述の通り実子ではないが、​大いに可愛がっている。
本人がお茶目な性格なのもあって、子供と同じ目線で一緒に遊んであげることも多い。 
一方で躾はしっかりしており、特に言いつけを守らず自転車で遠出をした時などは、厳しく叱っている。ただ、その際にもよつばが膝を擦りむいているのに気づいてから叱るなど、よつばのことを心配しているからこそ怒ったという描写が随所に見られる。
また、よつばが嘘をついた時は、頭ごなしに叱りつけるのではなく、一芝居打つことでよつばが自分から反省するよう促したり、その後に「失敗するのはよつばの仕事だ」とフォローするなど、とにかく娘の成長を第一に願い、良き父親であろうとしている。
よつば自身もそのことをちゃんと理解しているのか、とーちゃんに強く懐いており、好きな人を聞かれた際には「とーちゃん」と即答している。

:ばーちゃん|
とーちゃんの実母。長らく名前のみ登場していたが、13巻で本人が遊びに来た。
とーちゃんのことを「葉介」と呼ぶ、数少ない(というか現時点では唯一の)人物。
とーちゃんとは対照的に、料理や掃除・整理整頓などの家事が得意な他、よつばも認めるファッションセンスの持ち主。彼女が来たおかげで、小岩井家は瞬く間に綺麗になった。ついでによつばの家事スキルもアップした。
新しい物好きで、インターネットのことも良く知らないのにiPhoneを購入したりしている。これに触発されたのか、とーちゃんも後にスマホを買った。

:じーちゃん|
現時点では名前のみ登場。とーちゃんの実父と思われる。
ばーちゃん曰く「一人だとごはんも作れない」「掃除もしない」「ゴミ捨てもしない」とのこと。とーちゃんの生活面でだらしない所は、こっちに似たのかも知れない。

:小岩井小春子|
とーちゃんの妹。なので、よつばにとっては叔母に当たる。
名前だけは13巻でばーちゃんが話題に出していたが、本人は14巻で登場となった。
基本的にとーちゃんとは対照的な真面目系だが、真面目過ぎて「東京見物に来たよつばを、近所には無いような、印象に残るところへ連れて行ってやるのが自分の役目」などと称したり、ビュッフェでは「限られた胃袋を有効に使う」という理由でとにかくメインディッシュばかり選ぶなど、若干シュールな言動も多い。
とーちゃんと一緒によつばをからかうなど、お茶目なところもある。また、よつば曰く「よく手や足を角にぶつけたりしている」らしく、ドジっ子属性もある模様。

*交友関係
**綾瀬家
隣に住んでいる、両親と三姉妹の5人家族。
お土産をおすそ分けしたり、行事やイベントに参加したりと、小岩井家との交流も深い。
子持ちの身でありながら大学生や高校生の女の子とフラグを立てるとーちゃんマジうらやま……ジゴロ。

:綾瀬風香|
三姉妹の次女。女子高生で、年齢は16歳。
出会った当初は「高校生の割にしっかりした娘」という評価だったのだが、付き合いが深まる内に次々と残念な面が露呈してきたせいで、現在は完全にアホの子として見ている。
とは言え、家事の手伝いやよつばのお守りなどをこなすしっかり者で、とーちゃんとの交流も一番多い。
彼女に誘われて、よつばと一緒に高校の文化祭に行ったこともある。なお、その際風香のクラスメイトからは「風香のだんな」だの「カッコいい」だの、割と好評だった。

:綾瀬恵那|
三姉妹の末っ子で、小学生。どちらかと言うと、知り合いというよりよつばの友達として扱っている。
そのため、どこかへ遊びに行くとき「よつばの相手をしてくれる」という理由で誘ったりもする。

:綾瀬あさぎ|
三姉妹の長女で、大学生。
とーちゃん曰く「意地悪なお姉ちゃん」で、よつばや妹達はもちろん、とーちゃんのこともからかったりする小悪魔……なのだが、気球を見に行った時は、とーちゃんに負けず劣らずムキになる、子供っぽい場面もあった。

**友人達
:[[ジャンボ>ジャンボ(よつばと!) ]]|
昔馴染みの親友。本人の言からするに、小学生の頃からの友達の様子。
お互い社会人になった現在も事あるごとに遊ぶ仲で、毎度しょうもない絡みを繰り広げている。
どちらかと言えばインドア派なとーちゃんとは対照的にアウトドア派で、釣りや天体観測、キャンプなどのイベントは、専らジャンボの発案によるもの。

:[[やんだ>やんだ(よつばと!) ]]|
後輩。何の後輩かは不明だが、ばーちゃんと面識があり「おばちゃん」と呼んでいることなどから、かなり以前からの付き合いと思われる。
現在は会社員の様だが、よく小岩井家に遊びに来る。
後輩だからか、あるいは本人の子供っぽさ故か、とーちゃん達からの扱いは何かと雑で、いらない子扱いされたり、前髪の生え際についてイジられたり、酒の席で非常に下らない内容の説教をかまされたりしている。
なお、前述の通りばーちゃんとも面識があるのだが、やっぱりぞんざいに扱われている。

**その他
:早坂みうら|
恵那の友達。
作中ではジャンボとの交流が多く、とーちゃんと会話するシーンはかなり少ない。

:虎子|
あさぎの友人。とーちゃんとは竹とんぼのライバル。
絡みは少ないものの、車やカメラなど、割と男っぽい趣味の持ち主なためか、とーちゃんにとって話の合う友人とも言える存在。実際、車の購入を考えたり((後に小春子から譲ってもらった。))、デジカメを購入したりと、彼女に影響を受けている面が多い。

*余談
-綾瀬家3姉妹との交流も深いため、同人誌などの2次創作では彼女たちとヤリまくるという%%うらやましい%%けしからん男にされていることも。そんな同人誌を書いてた作家が現在は同じ電撃大王で連載しているのだから、運命とは不思議なものである。
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○名(迷)言集○

「まぁ気にすんな よくある事だ」

「チョアー!!」

「どーだ とーちゃん速いだろう」

「もーーー!!……ってかんじだ」

「パンツマーン!!」

「よつばは無敵だ」

「だから俺はもうだめだ」

「大人はずるいものさ」

「おまえバカなんだ」

「キョン!」

「…おまえカサへただな」

「重大発表ー!!」

「俺もいつまでもパンツ一丁ではいられない…って事か…」

「安心しろ!よつばは俺が守る!」

「ハゲてもハゲられるな」

「車のシートベルトは忘れても心のシートベルトは忘れるな!」

「よくなってきた!よくなってきたぞ!」

「とーちゃん本当はホットケーキ大好きマンだ!」

「いや別に…そのままでかわいいと思うけど」

「失敗するのはよつばの仕事だ」

「でも嘘はつくな な?」
 

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- 風香とくっついたら風香がよつばのかーちゃんか…楽しそうだな  -- 茶沢山  (2014-04-29 09:44:45)
- そんな本ここで初めて知ったがよつばとの薄い本の作者ってひょっとして有名な人なん?  -- 名無しさん  (2014-06-23 14:52:33)
- 超電磁砲の絵の人  -- 名無しさん  (2014-06-23 17:37:02)
- わりと有名な人だったり  -- 名無しさん  (2014-06-23 18:53:21)
- 失敗するのは子供の仕事って良い台詞だなー  -- 名無しさん  (2014-09-09 09:33:05)
- よつばが自転車で風香の高校に行ったとき、よつばの擦りむいた膝を見てから、よつばを叱っている。よつばが言うことを聞かないことに怒ったんじゃなくて、よつばが怪我したのが心配だったから怒ったんだよな。  -- 名無しさん  (2014-09-09 10:22:49)
- ↑ほんといいとーちゃんだよな。てか、ほんとよつばの出生ってどうなってんだろ  -- 名無しさん  (2014-09-09 13:17:22)
- でもわりとインテリっぽい仕事してるよな。  -- 名無しさん  (2014-12-04 20:20:13)
- ジャンボが傭兵、とーちゃんが戦場カメラマンってな妄想があったなw  -- 名無しさん  (2015-06-25 13:29:34)
- 「マイナーな言語の翻訳家として生計を立てている」けど、「翻訳家として食っていける程度に需要があるマイナー言語」ってなんだろうなw  -- 名無しさん  (2016-02-25 13:55:27)
- ↑小説や一般書籍ではなくビジネス文書分野なら、「その言語の翻訳ができるのは日本で一人だけ」レベルな言語でも、それなりに仕事はある。  -- 名無しさん  (2016-02-25 14:17:33)
- いい父ちゃん。  -- 名無しさん  (2016-02-25 14:51:49)
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