ねむり(ポケモン)

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ねむり(ポケモン) - (2019/01/07 (月) 11:03:30) のソース

&font(#6495ED){登録日}: 2011/12/10(土) 01:06:46
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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[[ポケットモンスター]]シリーズの状態異常。

文字通りねむり状態になり目を覚ますまで数ターンの間一切の行動が不可能になる(一部の技を除く)。
[[BW>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]の環境では2ターンから4ターンで解除

まさに問答無用で行動を封じられてしまう状態異常であり、凍り状態と違って付与する手段も多い事から非常に強力な状態異常として認識されている。
眠り状態にされたら最後、そのまま何も出来ずにボコられたり、積み技で無双体制を整えたりされてしまうのだ…

それ故に状態異常全般の中でも特にマークが強い。


特に[[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]が最も鬼畜仕様。対戦でねむり状態を自力回復する手段がなく、目覚めたターンは行動出来なかった。
このため素早いポケモンで目覚めた次のターンに催眠を仕掛ければずっと俺のターン。催眠は使ったもん勝ちだった。


[[金銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]からは仕様変更で目覚めたターンから行動可能。一切の行動を封じられることはなくなった。
また、持ち物などを使った自力回復手段や、眠り状態専用技で対策も出来るようになった。
 
しかしその後も手ごわい状態異常であることに変わりはない。
[[DP>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]時代の眠り状態は他の作品と違って持続ターンが長めに設定されており、
更に最も代表的な眠り付与技である「さいみんじゅつ」の命中率が高かった為非常に警戒されていた(プラチナ以降は元に戻った)。

その強力さ故か眠り状態に関する特別ルールが定められる時もあり、
特に有名なのが『相手のポケモンを同時に2匹以上眠り状態にしてはいけない』という所謂『複数催眠禁止』である。
これはテレビ番組「スーパーマリオクラブ」の対戦企画のローカルルールとして生まれた物で、
第1~2世代の「[[ポケモンスタジアム>ポケモンスタジアムシリーズ]]」時代にあった二匹同時に催眠が掛けられない仕様を、プレイヤー間のルールと言う形で復活させたもの。
…ただこのルールのせいで『複数催眠は問答無用無用でマナー違反』という風潮が強まったのか、
別に複数催眠が禁止されていないルールでも複数催眠を違反扱いとする人は非常に多く、よく争いの種になる事がある。
眠ったポケモンが目覚めたor倒れた後に別のポケモンを眠らせるのもアウト、果てはラス1催眠さえもアウトなどと拡大解釈する人もいる。
よく勘違いする人がいるが複数催眠禁止はローカルルールです、事前にルールは確認しておきましょう。
 

*■眠り状態に関係がある主な技
・さいみんじゅつ
代表的な眠り付与技。命中が60となかなか心許ないのが欠点。
しかしDPのみ命中70と高めだった。

・ねむりごな
[[くさタイプ>くさタイプ(ポケモン)]]の代表的な補助技。
命中率は75と催眠術よりも高く「[[やどりぎのタネ>ヤドリギ]]」と並んで相性が不遇な草タイプの生命線とも言える技。
[[第六世代>世代(ポケモン)]]以降、草タイプや特性「ぼうじん」持ちに無効化されるのがネック。

・あくまのキッス
[[ルージュラ]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]。
命中はねむりごなと同じだが、無効化範囲はこちらの方が狭く、実質上の上位互換。

・キノコのほうし
なんと『命中率100』を誇る最強の眠り付与技。この技を持つポケモンはほぼ確実に警戒される。
幸い使い手は限らており[[ドーブル>ドーブル(ポケモン)]]を除けば[[パラセクト]]、[[キノガッサ]]、[[モロバレル]]、[[マシェード]]と全員がきのこ型ポケモン。
中でもキノガッサは「ポイズンヒール」と絡めたハメ性能&高火力、モロバレルは[[ダブル>ダブルバトル(ポケモン)]]での高耐久&鈍足故の「[[トリックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」からの粉連打が恐れられてる。
眠り粉と同様、草タイプや防塵持ちには無効なので注意。

・くさぶえ 
眠り粉と同じく主に草タイプが使用する。 
ただし命中率が催眠術以上に低く、採用させるポケモンは限られてくる。
「[[じゅうりょく>じゅうりょく(ポケモン)]]」下でなら使えるかもしれない。
音技なので[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]を貫通するというメリットがあるが、反面草技なので[[そうしょく>そうしょく(ポケモン)]]に無効化されるデメリットもある。&font(l){音を食べるってどういうことなの…}


・うたう 
俺の歌を聴かせることで眠らせるおそらく子守唄。[[プリン>プリン(ポケモン)]]が有名だろう。
こちらも命中率が55と低く、草笛と同じく採用するポケモンやパーティは限られる。
こちらも音技なのでみがわりを貫通できる。
 
・あくび
相手を1ターン後に100%眠り状態にする。
強力だが眠りが発生する前に交代されると効果無し。
しかし逆に言えば交代を無理矢理誘えるとも言える為、主な用途は眠り付与よりも交代の隙を狙っての起点作りな場合が多い。

・ダークホール
[[ダークライ]]専用技。
命中80とキノコの胞子に次いで高くダークライ自身の性能も相まって非常に強力。
[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]では2匹同時に効果があり更に凶悪。
現在ではそのあまりにも凶悪な性能により、&font(#ff0000){wi-fiランダムマッチや公式大会で禁止技指定となった。}
第七世代からはダークライ以外使用不可能&命中50%と大幅に弱体化された。
 
・ねむる
自身を眠り状態にして体力と状態異常を全快する。この眠り状態は通常の眠り状態と違って2ターン固定、また複数催眠の対象となる事も少ない。
回復量だけなら最強の[[回復技>回復技(ポケモン)]]で状態まで回復出来るが眠り状態の関係で隙が大きいのが欠点。
その為「[[ラムのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]」や「カゴのみ」とコンボで使われる場合が殆ど。

[[わざマシン>わざマシン/ひでんマシン]]に対応しないポケモンと[[レジギガス]]・[[ネッコアラ]]・[[マギアナ]]・[[土>カプ・コケコ]][[地>カプ・テテフ]][[神>カプ・ブルル]][[達>カプ・レヒレ]]以外は覚えられる。

・ねごと
眠り状態にのみ使用可能。他の技をランダムで繰り出す。
技マシンに対応するポケモンなら誰でも覚える事が可能。
眠り状態時に動く事が可能となるので催眠技全般の対策になる他、上記の眠るとコンボで使われたりも。
かつては「ドラゴンテール」も絡めた「ねむねごテール」も流行ったが[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]の台頭により廃れた。
なお「サイコシフト」で相手を眠らせるには寝言が必須となる。

・いびき
寝ている間だけ使える[[威力>威力(ポケモン)]]40怯み3割の[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]技。
寝ながら使える技として寝言と共に第二世代から登場したが、威力も使い勝手も微妙過ぎてマイナー。

・ゆめくい
眠っている相手にのみ有効な[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]の威力100特殊攻撃で与えたダメージの半分を回復する吸収技。
効果そのものは強力だが眠り状態の相手にしか使えない事や、複数催眠が禁止な大会もあった為使い勝手は悪い。
 
・あくむ
眠っている相手のHPを4分の1ずつ削る。
強力だが相手が眠り状態でなければ効果がなく、相手が目覚めると解除されるので使いにくい。

・めざましビンタ
眠っている相手に対して使うと威力が倍になり眠りを解除する効果がある[[威力>威力(ポケモン)]]60の物理[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]技。
条件の割に威力は微妙なので正直空気気味。


*■眠り状態に関係する[[特性>特性(ポケモン)]]
・ぜったいねむり
[[ネッコアラ]]の専用特性。
場に出た瞬間から「夢うつつ」状態という特殊な眠り状態になり((ステータスバーに表示されない))、他のあらゆる状態異常にならなくなり、ねごとを無条件で使用できるようになる。
さらに眠り状態なのに自身への行動阻害が一切ない。
ただしゆめくいやあくむが常に有効になったりめざましビンタを常時2倍で受け続けたりするデメリットもある。

・ナイトメア
ダークライの専用特性。
眠り状態の相手のHPを最大値の1/8ずつ削る。


*■眠り技に対する対策
・[[ラムのみ/カゴのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]
誰でも出来るお手軽対策。しかし効果は一度きりな為そのターン中に致命打を与えないとただの時間稼ぎにしかならない。アイテムスペースの圧迫も気になる。

・ねごと
誰でも出来るお手軽対策その2。
ただ技スペースの圧迫が気になる。またBWには寝言の技マシンが無いのでBW世代のポケモンには使えない。

・[[ミストフィールド/エレキフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]
ミストフィールドは全状態異常とこんらん、エレキフィールドは眠り状態にならなくなる。
発動すれば5ターン持続するので自軍全体への眠り対策になる。
フィールド技を習得できるポケモンが少ないのが欠点だが、場に出た瞬間にフィールド展開できる[[カプ・レヒレ]]や[[カプ・コケコ]]がいるのでパーティーにとても組み込みやすい。

・しんぴのまもり
5ターンの間、状態異常とこんらんをまとめてシャットアウト。効果は文句なしだが、ややマイナー気味。
先に仕掛けられると意味がない。また、[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]等メンタル系の状態変化は防げない。

・ちょうはつ/[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]
補助技対策と言えばこの2つだが相手より速くないと意味が無いので注意。因みに身代わりは音技に無力なのでうたうや草笛が貫通してしまう。
 
・別の状態異常になる
状態異常は上書き出来ないので『どくどくだま』や『かえんだま』を持って予め[[猛毒>どく/もうどく(ポケモン)]]や[[火傷>やけど(ポケモン)]]状態になっておく。
特に状態異常で強くなる特性を持つ[[ローブシン]]や[[リングマ]]、[[ミロカロス]]等にとって有用。
ただし状態異常ダメージも馬鹿にならない為よく考えて使わないと自滅する。

・ふみん/やるき/はやおき
[[特性>特性(ポケモン)]]によりシャットアウト。
ただこれらの特性を持つポケモンは[[マイナー>マイナーポケモン]]な種族が多くガチ戦では負担になる事も。

・使われる前に倒す
単純明快だが相手によっては下手な対策よりも有効な事も。
特に前述のキノガッサなんかは弱点が多く耐久も微妙な為素早さ調整で先手を取り先に潰せるポケモンを複数用意するのが意外と有効。

・よこどり/マジックコート/マジックミラー
相手の補助技を利用して逆に相手を眠らせるパターン。
マジックコート等は対面から、マジックミラーは交代からでも跳ね返す事が出来るので相手にプレッシャーをかけられる。

・祈る
催眠術や眠り粉は命中が低いからひたすら外れるように祈れ!
眠っても出来るだけ早く起きるように祈れ!
[[一撃技>一撃必殺技(ポケモン)]]を回避する程度には避ける。
 




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- 最後の対策方法、半分ヤケクソじゃねーかw  -- 名無しさん  (2013-05-31 18:27:31)
- バトルハウスのゲンガーとかクロバットとか高確率で使用してくるうえ、結構な頻度で当たるからウザすぎる  -- 名無しさん  (2014-06-02 10:33:18)
- ラニュイのブニャットもよく使ってくるから鬱陶しいことこの上ない  -- 名無しさん  (2014-06-03 09:43:03)
- 草タイプはキノコのほうし無効だから、対策になるんじゃない、催眠術なんて使うやつ少ないと思う。  -- 名無しさん  (2014-06-03 10:02:54)
- 今ではやっとクロバットが催眠とブレバを両立できるけど、眠りが弱体化していまいち話題にならない模様。まあ、ダイパ時代に実装されても困るが  -- 名無しさん  (2015-01-05 00:29:25)
- 勝手に催眠禁止のルール強要してくる奴がネットだと多いから怖い  -- 名無しさん  (2016-02-03 00:37:46)
- 歌うの上位音技まだ出てないのか  -- 名無しさん  (2016-02-03 00:46:13)
- ↑3クロバットはGSルールで今大活躍なんだがな  -- 名無しさん  (2016-02-03 15:37:41)
- 初代やっていたときは敵が使った「うたう」でしょっちゅう眠らされたから命中率55は絶対嘘だと思っていた  -- 名無しさん  (2016-02-03 16:31:41)
- 未だに複数催眠でどうのこうの言ってくる奴いるからなあ  -- 名無しさん  (2016-02-23 20:44:56)
- 「ぜったいねむり」は?  -- 名無しさん  (2018-11-03 21:57:59)
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