1992年第37回有馬記念

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1992年第37回有馬記念 - (2019/09/10 (火) 19:23:56) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/07/02 (月) 06:37:53
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1992年12月27日に中山競馬場で行われた第37回有馬記念はメジロパーマーの勝ったレースである。

1 ナイスネイチャ
2 ホワイトストーン
3 メジロパーマー
4 レオダーバン
5 [[トウカイテイオー]]
6 レガシーワールド
7 レッツゴーターキン
8 ダイタクヘリオス
9 オースミロッチ
10 フジヤマケンザン
11 イクノディクタス
12 ムービースター
13 サンエイサンキュー
14 ヒシマサル
15 ヤマニングローバル
16 [[ライスシャワー>ライスシャワー(競走馬)]]
 
人気の中心、1番人気はなんと言っても前走ジャパンカップを制したトウカイテイオーだった。
2番人気は前走[[菊花賞>1992年第53回菊花賞]]でミホノブルボンの三冠を阻んだライスシャワー。
3番人気は前走ジャパンカップ5着で武豊鞍上の素質馬ヒシマサル。
4番人気は前走マイルチャンピオンシップ3着のナイスネイチャだった。


好天に恵まれた暮れの中山競馬場に夕闇が迫ってきた頃、ゲートは開いた。
 
8枠2頭が好スタートを切る中、まずは15番人気のメジロパーマーが先頭に飛び出した。そしてレガシーワールド、ダイタクヘリオスと続く。
人気のトウカイテイオーは後方に待機した。

2番手以降に差をつけようとしたメジロパーマーに対し1周目ホームストレッチでダイタクヘリオスが追いかけていく。
トウカイテイオーが後方にいることで、それをマークするように人気のライスシャワーやヒシマサルも後方に待機していた。

向こう正面に行くと、メジロパーマーとダイタクヘリオスの2頭が競うように後続を引き離していった。
そしてこのときは誰もが両馬とも逃げ潰れるだろうと思っていた。

しかし3コーナーを回る頃になると雲行きは怪しくなった。
15馬身以上引き離して逃げるメジロパーマーとダイタクヘリオスに対してトウカイテイオーの手応えは怪しく、ライスシャワーもまだいつになく後方にいたからだ。
 
短い直線を前にメジロパーマーがダイタクヘリオスを振り切って完全に先頭に立った。
先行集団にいたレガシーワールドがいち早く内をついて懸命に追い上げ、ナイスネイチャとレッツゴーターキンが外から襲いかかる。
ダイタクヘリオスが馬群に沈む中、トウカイテイオーもライスシャワーもヒシマサルも圏外でもがいていた。

そして道中に作った貯金をメジロパーマーが使い切って、レガシーワールドをハナ差凌ぎ切った所がゴールだった。
そして過密スケジュールで出走していたサンエイサンキューがゴールすることなく直線半ばでレースを終えたのだった。
 
1着 メジロパーマー
2着 レガシーワールド
3着 ナイスネイチャ
4着 レッツゴーターキン
5着 オースミロッチ
6着 ムービースター
7着 イクノディクタス
8着 ライスシャワー
9着 ヒシマサル
10着 ホワイトストーン
11着 トウカイテイオー
12着 ダイタクヘリオス
13着 レオダーバン
14着 フジヤマケンザン
15着 ヤマニングローバル
競争中止 サンエイサンキュー

払い戻し
単勝:3番 4940円(15番人気)
複勝:3番 1590円(15番人気) 6番 350円(5番人気) 1番 310円(4番人気)
枠連:2-3 3300円(12番人気)  馬連:3-6 31550円(66番人気)

レースは完全に前残りだった。
そしてメジロパーマーは同一年度の両グランプリを制したのだった。
前2走が不甲斐なかったためにメジロパーマーは人気がなかった。とくに前走の天皇賞・秋ではブービーの17着に負けていた。
しかし怪我で戦列を離れていた主戦騎手の山田騎手に戻ったことが功を奏したのか、有馬記念での激走になった。
宝塚記念を制した時も人気薄だったため、史上ただ一頭、G1レースで単勝配当2000円以上の番狂わせ勝ち2回という記録保持者となった。
これはいまだに追い付く馬はいない。
 
トウカイテイオーは前走激走した反動か不甲斐なかった。そして体調は戻ることなく長期休養に入り、翌年の感動に繋がっていく。
そのトウカイテイオーをマークしていたライスシャワーやヒシマサルも見せ場はなかった。

ナイスネイチャは有馬記念には相性がよく、前年の有馬記念に続き3着だった。さらに[[翌年の有馬記念>1993年第38回有馬記念]]でも3着に入る。


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- 午年だ!  -- 名無しさん  (2014-01-01 00:53:36)
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