ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0986 ゆっくり節分料理
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ankoss
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今日は節分だ。
どうせなので、節分らしいゆっくりの料理でも作ってみよう。
一人で料理もつまらないので、アシスタントをつけた。
すいか、ゆうぎ(胴付き)、ひじりさん(胴付き)。
何しろ節分である。適役と言えば適役だ。
ひじりさんは、ほら、巻物つながりだよ。
「ゆぃっく、なぁにぃ?」
「料理は苦手なんだけどなぁ」
「がんばりましょうね、お兄さん」
訂正。まったく適役ではなかった。
すいかはべろんべろんに酔っ払っている。そもそも四肢がないのだから手伝える事自体が無い。
ゆうぎは明らかに乗り気ではない。繊細な作業は苦手とするようだった。
唯一ひじりさんだけがやる気だが、なんか嫌な予感がする。
まぁ雰囲気ということで。
「ゆっくち!」
「ゆっ?ここどきょ?」
「おにーしゃんだれー?」
取り出したボウルの中には無数のマイクロゆっくり、その赤ちゃん達。れいむ種が9に対し、まりさ種が1ほど。
一匹五ミリ程度にも満たない。
売るほうも分かっているのか、マイクロゆっくりは節分が近付くと特化大廉売されるのだ。
今回買ってきたのは1キロ800円。
実にお求めやすい値段である。
以後は豆ゆっくりで通そう。
まずは、豆ゆっくり達を半分ほどに分ける。
ここで出来れば片方だけにまりさ種を集めた方が良い。
あくまで縁起を担いだものであるが、今回は余裕があるのでちゃんと仕分けることにする。
まずは適当に半分ほど別のボウルに移し変えてやって、
「ゆあああぁぁーーっ!!?」
「きょわいよおおおぉぉ!!?」
「おちょらをとんでゆ……ゆうううぅぅ!!?」
勿論、小さい豆ゆっくりどもは天地がひっくり返る程の大騒ぎである。
豆粒ほどの何かがうじゃうじゃと轟いている光景は不気味極まりない。
動きを止めさせるとしよう。
「すいか、アレやってくれ」
「みっしんぐ・ぱぅわぁーっ!!ぷくううう!!!!」
『ゆぎゃああああああ!!?きょわいよおおおおお!!!!』
余談であるが、ゆっくりすいか種は体躯は小さいながら弾性に富み、また肺活量(?)が非常に多い種である。
故に通常のゆっくりの数倍、あるいは数十倍にまで空気を吸い込み、膨らむことが出来るのだ。
これを彼女たちは「みっしんぐぱわー」と呼ぶ。
現在すいかは膨らんで三メートルほどの巨体になっている。ほぼ一般的なドスと同じ程度だ。
しかもまだ本気ではない。全力を出せば5メートルはいける。
この特性は野生の状態にとり非常に有効で、同じゆっくりはおろか、熊すらも追い返す事が可能だと云う。
人間も前もって知っておかなければ、まず確実に驚く。
たかがぷくーとて馬鹿にはできない一例である。
「ゆひいぃっ!!ゆひいいいぃぃぃ!!!!」
「こあいいいいぃぃ!!!」
「どぼちでこんなことすゆのおおおぉぉ!!!」
「ゆ……ゆゆ……」
一様に蛇に睨まれたかえるの如く、凍りつく豆ゆっくりども。
その中からまりさを見つけて、片方のボウルに移し変えていく。
すいかの仕事はこれでお終い。
「えっ? すいかこれだけでおしまい?」
「うん。ほら、ご褒美やるよ」
豆まりさを二~三匹すいかに放る。
すいかは上手く受け止め、豆まりさを食べ始めた。
「しゃーわせ~♪」
ほっといて調理を続けよう。
れいむ種だけとなったボウルを取り、フライパンを温める。
油は必要ない。必要になってくるはちょっとした筋力だけだ。
充分に温まったら豆れいむどもを投下。
「ゆっぴいいいぃぃぃっっ!!?」
「あぢゅっ!?あっぢゅう゛うう゛うう゛ぅぅ゛!!」
「れいみゅのあんよぎゃああああ!!!?」
「おがおやけゆ゛う゛うう゛ぅぅ!!!」
顔面、底部、背中(?)、それぞれで着地した豆れいむどもはすぐに跳ね起きる。
今触れている地面は焼け爛れるほどに熱いからだ。
痛みのあまりぴょんぴょんと跳ね回るもの。足を焼かすまいとごろごろと転がるもの。
みなすべて平等に焼かれていく。
フライパンを持ち上げる。
コンロの火は強火に。所謂「強火の遠火」というやつだ。
豆れいむどもを焦がさないように前後に振る。
少々力の要る作業である。
「ゆああぁぁっ!!?じめんしゃんゆっくち…あぢゅううう!!!?」
「あぢゅいよ゛ぉ゛!!いぢゃいよ゛おお゛おおぉ゛ぉぉ!!!」
「どぼちでこんにゃごどずゆ゛っぢゃあ゛ああ゛あああ゛ああ゛あ!!!!」
足場がマグニチュード8相当に揺れているであろう豆れいむどもは、何も抵抗できない。
だた振らされるままに転がり、全身到る所くまなく丹念に焼かれ、否、煎られるだけである。
雀の涙ならぬ、ゆっくりの涙もあっという間に蒸発。豆れいむ達も進んで水分の排除に協力する羽目となった。
完成直前になれば、髪もパサパサとなり抜け落ちるだろう。
これを最低十分以上続ければ、「煎りゆっくり」の完成となる。
からっと煎られた豆ゆっくりの皮はカリッと独特の歯ごたえを得、
水分が抜けた餡子は爽やかな甘味と香ばしさ、そして僅かな苦味を残す。
豆れいむだけを選んだのは厄除けの為である。
一応元ネタは巫女、それならば魔女よりかは魔を祓ってくれるだろうという訳だ。
もっとも最近は、れいむ種自体が悪鬼蛇蝎の如く嫌われている傾向にあるようだが。
「ゆうぎ、あとは頼む」
「はいはい、っと。力仕事は嫌いじゃないよ」
ゆうぎに作業を引き継いでもらう。
身長を補わせる為の踏み台に乗り、楽々とフライパンを振っているゆうぎ。
数いるゆっくり種の中でもかなりのガテン系で、この程度は軽くこなせるだけのスペックは持っている。
安心して後を任せ、ひじりさんのほうを向く。
「ひじりさん、そっちのボウル取って」
「え、は……お兄さん、その……」
「?」
珍しくひじりさんが口ごもっている。
何だろうと思い、ボウルの中を覗き込むと、
「ごめんにゃしゃい!!れいみゅたちをたちゅけてくだしゃい!!」
「しにたくないんでしゅ!!おねえざん、おでがいしまじゅ!!」
「まりぢゃだちいいごになりまずがらぁ!!おでがいしばずうう!!」
「れいみゅたちだっでいぎでるんでじゅ!!ごろじゃないでええぇぇ!!!」
豆ゆっくりどもが口を揃えて命乞いをしていた。コンロの方の悲鳴と絶叫を聞きつけたのだろう。
想像力の働く個体が居たのかもしれない。そいつが豆ゆっくりどもを扇動、その後恐慌。
そして目の前にいるおねーさん(ひじりさん)に助けを求めているというわけか。
「ゆるぢでえぇぇ!!れいみゅだちなんもわるいごどじでまぢゃんんん!!!」
「おでがいじばぢゅ!!ゆるぢでくだしゃいいいぃぃ!!!」
「あの……お兄さん……」
人(?)の良いひじりさんの事だ、目の前の豆ゆっくりどもに情けを抱いてしまったに違いない。
そも、彼女は殺生を好まず、また(四足の)獣は食べない。さすが尼さんというべきか。
そして何よりひじりさんはアレだ。その、謝られると……
「お兄さん、この子たちを許s」
「いや許しちゃ駄目だから」
彼女は基本的に、謝られるとどんなことでも許してしまう。TSUGUNAI体質だった。
ひじりさんからボウルを取り上げた。
豆ゆっくりどもの願いなど聞く必要はない。こいつらの謝罪・嘆願は鳴き声だ。
食材として買われてきたのだから、役目を果たしてもらわねばならない。
豆ゆっくりをすり鉢に移す。
「ゆびっ!!」
「いぢゃいいいいぃぃ!!」
「ここどきょおおおおぉぉ!!?」
やはり豆ゆっくりにとってはひと騒動だがもはやどうでもいい。
すりこぎを持ち、豆ゆっくりどもに振り下ろす。
ぷちゅりと軽い音がいくつか鳴った。
「ゆ゛びゅ゛っ゛」
「ゆわ゛っ……ゆ゛わあ゛ああ゛ぁぁ゛ぁっ゛っ!!!?」
「れいみゅううううう!!!?」
「いぢゃあ゛あぁ゛ぁっ!!!いぢゃい゛い゛いいぃ゛ぃ!!!!れ゛いみ゛ゅのあ゛んよ゛がああ゛あぁぁ゛っっっ!!!」
丁度上手く押しつぶされて即死できたもの、下手に体の一部を千切られたもの、そしてそれを眼前で見ていたもの。
三者三様の反応を返しながら、豆ゆっくりどもはパニックに陥った。
すりこぎを動かす。またいくつか、豆ゆっくりが潰れる音。
新たな悲鳴。増大する恐怖。
「ああ゛ああ゛あぁ゛ぁ゛ぁっ!!!こに゛ゃいでええ゛ええ゛ぇ゛ぇ゛ぇっ!!!!」
「ぢぬう゛ううぅ゛ぅ゛っ!!!ちんじゃぅびぅぇっ!!!」
「まりしゃはしにたきゅないんだじぇぇ!?れいみゅがかわりにしにゅんだじぇえ!!?」
「どぼちてしょんなこというにょぶぅっ!!!」
次々と潰されていく豆ゆっくり。
生者と死者の数が逆転し、まだ生きている豆ゆっくりは元ゆっくりだった餡子に足を取られ、沈んでいく。
すりこぎが迫り、餡子ごとゆっくりをすり潰し、更にまた餡子は死者の数に比例して増えた。
「たじゅけてえええぇぇ!!!?だれかだじゅけでえええぇぇぇ!!!?」
「どぼじでこんにゃことっぽびょ!!」
「じにだくないいいぃぃ!!!れいみゅまだゆっきゅりした……あ゛ぎゃあ゛あ゛ああ゛あ!!!」
「いだいぃ……れいみゅのあんよしゃんがぁ……じぬぅ゛…ごろぢで……はやぐぅ……」
すり鉢の中は阿鼻叫喚だった。
やがてそれも途絶え、豆ゆっくり達はただの餡子に変わっていく。
飾り、皮などもしっかりとすり潰してしまわなければならない。
やがて充分に混ぜたと判断できたなら、巻き簀の上にご飯(この場合は酢飯でなくても良い)を敷き、餡子をのせる。
あとは通常の巻物のように巻き上げ、終わり。
ゆっくり巻きの完成である。
今回は具を餡子のみにしたが、ありすのカスタード、ぱちゅりーの生クリームなども合わせると三色で彩りも良くなる。
餡子の甘味の中に海苔のアクセントが効いている。
本来の巻物とは違い、おはぎのような菓子寄りの食べ物だ。
「お兄さん、こっちもできたよー」
ゆうぎに呼ばれる。
フライパンの上は、
「ゆ゛っ………ゆ゛っぎ……」
「……も……っ……じ……ょ……」
「えげっ………ぇ、げ………けぇ………」
見事にカラッカラと乾いた豆ゆっくりども。
表面は満遍なく炒められており、こんがりと日焼けをしたようになっている。
これでまだ生きているのだからゆっくりの生命力は大したものと言わざるを得ない。
もっとも、当人達にとって見ればさっさと死ねた方が幸せだったろう。
とりあえず、料理は出来た。
あとは食べるだけである。
***
「鬼は内、福は内」
「甘いっ!」
「はむ、はむっ」
ゆうぎ、すいかに向けて煎りゆっくりを投げつけた。
煎りゆっくりを全て受け止め食べていくゆうぎ、それすらせずに口をあけて直接喰うすいか。
当たり前ではあるが、こんなものでは鬼どころかゆっくり二体追い払うことが出来そうになかった。
やはりれいむに魔を祓うなぞ期待しない方が良い。
煎りゆっくり自体の味は良かった。
硬くなった豆ゆっくりの皮はいくらか本物の豆に似ていたし、
苦痛によって旨みを増した餡子は茶によく合う。
何より、歯で砕いた時にゆっくりが「ゅぎゅっ」と断末魔を上げるのが面白い。
「あの、お兄さん…」
「駄目だよ?」
おずおずと言いかけたひじりさんの先を制し、釘を刺す。
うっ、と息が詰まらせ、それでもなお何かを言いたそうに口をぱくぱくとさせるひじりさん。
これはある意味無理難題だった。それを承知で押し付けている。
あまり良い趣味ではなかった。
「折角作った料理なんだし、食べずに捨てるのはもったいないだろ?
ひじりさんも我侭言わずにちゃんと食べなさい」
「……うぅ、はい………」
先も言ったように、ひじりさんはあまり動物を食べたがらない。
というかそもそも捕食種ではない。同属食いは彼女の好む所ではなかった。
だがそれを押し通す。食べるように強制する。
真意はただ嫌がるところが見たいだけなのだが、平気でこういう事をやれる辺り、やはり自分も鬼意山なのだと思う。
ゆうぎ、ひじりさんにゆっくり巻きを持たせる。すいかには皿を与えた。
今年の恵方は西南西。
目を閉じて、一言も喋らずに食べるのが習わしだ。
「いただきます」
「「「いただきます」」」
短く言い、齧り付いた。
口の中に広がる甘み。やはり餡子と米は相性が良かった。
いつもは食べ慣れた味であるのに、ほんのひと手間を加えるだけでどうしてこうも変わるのだろうか。
あっという間に一本食いつくし、茶を啜る。
ゆっくり巻き以外も巻物は用意していた。
七つの具を入れた本物の恵方巻き、ほかにもかっぱ、かんぴょう、海鮮、鉄火、ネギトロ等等。
とりあえずそのうちの一本を取って、周りを見渡してみた。
「んっく……ぐくん、ぷはぁ~……うぃっく」
すいかは既に食べ終えていた。
それどころか、自身の角を取り、その中に入っている酒を呑んでいる。
いい感じに酒が回り、顔に朱が差す。そしてそしてそれ以上に表情はだらしなく緩んでいた。
風情とか一切無かった。完全にオヤジだこれ。
すいかから目を背ける。
あれはそのうち勝手に酔っ払って寝てしまうだろう。
ほかの二人はどうかと、目を向け、
「んっ……っふ、はぁっ……はむっ……ん、ふぅ……」
「んぐ……んく………ぅむ、は、ふ………ぁあむ………」
湯呑みを落とした。
それは、まぁ、二人の口にとっては、いささか大きいものであったかもしれない。
食べにくいというのも分かる。
目を閉じるのも喋らないのもそれが決まりであるからで、それ以上の理由は無い事も知っていた。
だが、これは、ちょっと、
黒くて野太いモノを頬張っている二人という絵面は、どう考えても宜しくない想像を助ける役目を果たしていた。
「はむ……ん、んぅ………んふ……」
「ぁむ………あむ、はぁ……っふ、ん……」
遅々として食べ終わらぬ彼女たち。もちろんこちらに気付くそぶりも無い。
それを良い事に、穴が開くほど見つめる。
脳内変換。持てる妄想力のすべてを使い、今目の前の光景を改竄する。
アレはゆっくり巻きではない。○○○だ。思い込め。想像しろ。
ゆうぎとひじりさんが、あられもなく、アレを、おもいっきり頬張って、f……
いかん、おっきしてきた。
「ん……はむ、っふ……んく……」
「ぁむ……はむ……っ! んっ、く……」
結局、二人が食べ終わるまでこの行為は続いた。
ぶっちゃけ視姦だった。
***
「ふぅ」
「ごちそうさまでした」
ゆうぎが息を吐き、ひじりさんが丁寧に礼を言う。
既に用意されたゆっくり巻きは無くなっていた。
他の巻き寿司もほぼ食べきっている。残りは冷蔵庫に入れておけば良いだろう。
「ゆぃ~……もうしょんにゃにのめないよぅ~……♪」
すいかは分かりやすく酔いつぶれていた。
お決まりの寝言にくわえ、涎も垂れている。
こうなってしまっては明日の朝まで起きる事は無いだろう。
「食べた食べたぁ。もうこれ以上は入らないね」
「ええ…ちょっと、食べすぎたかも」
腹を撫でるゆうぎの言葉に、ひじりさんが同意している。
食べ過ぎ、か。それは困った。
「ゆうぎ」
「ん、なに?お兄さ……」
何故なら、食後のデザートはこれからだからだ。
ゆうぎを抱き上げる。
足が浮くほど高く。これで逃げ出すことはできない。
「え?え?」
突然の事に面食らっているらしいゆうぎ。
頭のまわりには「?」が乱舞している。
そっと手を伸ばし、太腿に触れた。
「っ! ちょっと、お、お兄さん!」
これから何をされるかを理解したか、じたばたと暴れ始めるゆうぎ。
だが、それも徒労だ。右腕はがっちりとゆうぎの身体に回され、捕まえている。
そして左腕は足を抱え込む。足ごと抱きかかえられるような姿となった。
「やめっ、駄目だって! こんな所で―――」
何が駄目なのか。恥ずかしいのか。
今、目の前にはひじりさんがいるからなのか。
右腕をずらす。手のひらにふにゅりと、柔らかい感覚。
ゆうぎの胸を揉んだ。
「ひぁっ!!」
ビクン、と跳ねるゆうぎ。
相変わらず感度が良い。
手にすっぽりと収まるような大きさの胸は、その身長に比べると大きいと言える。
トランジスタグラマー、と言う奴だ。
委細構わず、ゆうぎの胸を揉みしだく。
「ちょっ、ちょっと!!ぁんっ!!だめ!だめだって、きゃうっ!!
ふぁ、こんなところ、んん、でぇっ!」
巨乳は感度がアレとかいうのは迷信らしい。
僅かに刺激を与えられるだけでも、ゆうぎの身体は面白いように反応する。
あられもなく声を上げ、体の力は徐々に抜けていく。
そして、それを目の前で見る者が、ひとり。
「え……これって……」
口に手を当てて、真っ赤になりながら、ひじりさんは目の前の光景から目を離さない。
当惑が見て取れた。
羞恥もある。僅かながら、嫌悪感すら見える。
しかし瞳の奥には、例えようも無い好奇心と、羨望が映っていた。
「あっ、やっ! みないで! ひじり、みちゃだめ!
こんな、おにいさんも、やめっ、ぁあっ!!」
ゆうぎが懇願した。だがそれを聞き入れる事はない。
右手の動きはますます荒々しくなり、ゆうぎに快楽を与え続ける。
「なぁゆうぎ。鬼って豆に弱いんだよな」
言いながら、す、と左手を動かす。
「!? っだめ!! そこ、だめぇ!!
よわいから、いまいじったら、ぜったいおかしくなるっ!」
勘付いたゆうぎが、ばたばたと足を動かす。
あまりにもか弱い抵抗。むしろ嗜虐心に油を注ぐだけだった。
「じゃあさ。
なんでこんなところに、豆が付いているんだろうな?」
左手がスカートの奥に潜りこむ。
指が僅かに湿る下着に触れる。
その瞬間。
「っ~~~~~っっ!!?」
ゆうぎは身を弓なりに仰け反らせた。
声にならない絶叫が、部屋の中に響く。
急速に広まる潤みが下着を、指をしとどに濡らしていく。
「ありゃ、気をやっちゃったか。
ゆうぎは弱いなぁ、ホント」
くたりと力無くゆうぎの身体が弛緩した。
両手でしっかりと支える。
そのままそっと、床に下ろした。
まだまだ序の口だと言うのに、本当にゆうぎは弱い。
こういうことに関してはからきしだった。
開発しきった今はもとより、最初ですらこのように、容易く反応し、気をやった。
しかし体力はある。あと数分もすれば目を覚ますだろう。
そこまで考えてから、もうひとりに向き直る。
頬を紅潮させ、呆然としているひじりさんの姿があった。
「おに…いさん?いま、今のは……」
「ん? ああ、ひじりさんはこういうの、初めてだったね」
僅かに震えるひじりさんの肩に触れた。
一際大きい震えが伝わってきた。思わず、口の端が吊りあがる。
まったく、どうしてこうも嗜虐心をそそるような事をするのだろうか。
たまらないな。
「今まで秘密にしていてごめんな。
いやさ、ひじりさんはこういうの嫌いかなって思って」
ゆっくりと手を這わせる。
服越しに、彼女の彼女の身体を愉しむ。
はっと息を呑む声が聞こえた。
「でもなんか秘密にしておくの、莫迦らしくなっちまった。
まぁ自業自得だと思ってくれ。いや、俺がHENTAIなのが悪いんだけど」
ひじりさんの胸、×字に走る紐布に指をかけた。
今更ながら、彼女も中々に良いスタイルをしていると気が付いた。
唇を舐める。
「なぁ、ひじりさん」
「は、はい? なんですか、お兄さん?」
僅かに震えながら、それでも健気に聞き返してくるひじりさん。
きっと愚にも付かない希望を持っているに違いない。
俺はそれを、一言のもとに粉砕する。
「なぁひじりさん、恵方巻きが一本余ってるんだけどさ。
食べてくれない?」
言うな否や、俺はひじりさんを押し倒した。
ズボンのファスナーを下ろし、その中から
(このSSは省略されました。
続きを読むにはわっふるわっふると書き込むか、挿絵を描いて下さい)
* * * * *
ネタ被りが怖けりゃ一番最初に投稿するしかないのだ。それを卑怯と責めることは誰にも出来ない。
そういえば、餡サイクロペディアでパクリ系作家と書かれていることにひどく傷ついた。最初の方しか原作レイプしてないのに!
よってこれからはエロ系作家と書いてもらうように頑張る。ゆっくりだからどろわ行きにする必要もなし!完璧だ!
あとゆうぎの下着をブルマにするかトラ柄のパンティにするかで相当悩んだけど、それは読者の想像にお任せします。
無論この後もぬっちょんぬっちょんのドロッドロだよ。
もう俺は恥など捨てた。コメント・挿絵乞食になることに決めた。えっちぃ挿絵を描いてね!百枚でいいよ!!
byテンタクルあき
どうせなので、節分らしいゆっくりの料理でも作ってみよう。
一人で料理もつまらないので、アシスタントをつけた。
すいか、ゆうぎ(胴付き)、ひじりさん(胴付き)。
何しろ節分である。適役と言えば適役だ。
ひじりさんは、ほら、巻物つながりだよ。
「ゆぃっく、なぁにぃ?」
「料理は苦手なんだけどなぁ」
「がんばりましょうね、お兄さん」
訂正。まったく適役ではなかった。
すいかはべろんべろんに酔っ払っている。そもそも四肢がないのだから手伝える事自体が無い。
ゆうぎは明らかに乗り気ではない。繊細な作業は苦手とするようだった。
唯一ひじりさんだけがやる気だが、なんか嫌な予感がする。
まぁ雰囲気ということで。
「ゆっくち!」
「ゆっ?ここどきょ?」
「おにーしゃんだれー?」
取り出したボウルの中には無数のマイクロゆっくり、その赤ちゃん達。れいむ種が9に対し、まりさ種が1ほど。
一匹五ミリ程度にも満たない。
売るほうも分かっているのか、マイクロゆっくりは節分が近付くと特化大廉売されるのだ。
今回買ってきたのは1キロ800円。
実にお求めやすい値段である。
以後は豆ゆっくりで通そう。
まずは、豆ゆっくり達を半分ほどに分ける。
ここで出来れば片方だけにまりさ種を集めた方が良い。
あくまで縁起を担いだものであるが、今回は余裕があるのでちゃんと仕分けることにする。
まずは適当に半分ほど別のボウルに移し変えてやって、
「ゆあああぁぁーーっ!!?」
「きょわいよおおおぉぉ!!?」
「おちょらをとんでゆ……ゆうううぅぅ!!?」
勿論、小さい豆ゆっくりどもは天地がひっくり返る程の大騒ぎである。
豆粒ほどの何かがうじゃうじゃと轟いている光景は不気味極まりない。
動きを止めさせるとしよう。
「すいか、アレやってくれ」
「みっしんぐ・ぱぅわぁーっ!!ぷくううう!!!!」
『ゆぎゃああああああ!!?きょわいよおおおおお!!!!』
余談であるが、ゆっくりすいか種は体躯は小さいながら弾性に富み、また肺活量(?)が非常に多い種である。
故に通常のゆっくりの数倍、あるいは数十倍にまで空気を吸い込み、膨らむことが出来るのだ。
これを彼女たちは「みっしんぐぱわー」と呼ぶ。
現在すいかは膨らんで三メートルほどの巨体になっている。ほぼ一般的なドスと同じ程度だ。
しかもまだ本気ではない。全力を出せば5メートルはいける。
この特性は野生の状態にとり非常に有効で、同じゆっくりはおろか、熊すらも追い返す事が可能だと云う。
人間も前もって知っておかなければ、まず確実に驚く。
たかがぷくーとて馬鹿にはできない一例である。
「ゆひいぃっ!!ゆひいいいぃぃぃ!!!!」
「こあいいいいぃぃ!!!」
「どぼちでこんなことすゆのおおおぉぉ!!!」
「ゆ……ゆゆ……」
一様に蛇に睨まれたかえるの如く、凍りつく豆ゆっくりども。
その中からまりさを見つけて、片方のボウルに移し変えていく。
すいかの仕事はこれでお終い。
「えっ? すいかこれだけでおしまい?」
「うん。ほら、ご褒美やるよ」
豆まりさを二~三匹すいかに放る。
すいかは上手く受け止め、豆まりさを食べ始めた。
「しゃーわせ~♪」
ほっといて調理を続けよう。
れいむ種だけとなったボウルを取り、フライパンを温める。
油は必要ない。必要になってくるはちょっとした筋力だけだ。
充分に温まったら豆れいむどもを投下。
「ゆっぴいいいぃぃぃっっ!!?」
「あぢゅっ!?あっぢゅう゛うう゛うう゛ぅぅ゛!!」
「れいみゅのあんよぎゃああああ!!!?」
「おがおやけゆ゛う゛うう゛ぅぅ!!!」
顔面、底部、背中(?)、それぞれで着地した豆れいむどもはすぐに跳ね起きる。
今触れている地面は焼け爛れるほどに熱いからだ。
痛みのあまりぴょんぴょんと跳ね回るもの。足を焼かすまいとごろごろと転がるもの。
みなすべて平等に焼かれていく。
フライパンを持ち上げる。
コンロの火は強火に。所謂「強火の遠火」というやつだ。
豆れいむどもを焦がさないように前後に振る。
少々力の要る作業である。
「ゆああぁぁっ!!?じめんしゃんゆっくち…あぢゅううう!!!?」
「あぢゅいよ゛ぉ゛!!いぢゃいよ゛おお゛おおぉ゛ぉぉ!!!」
「どぼちでこんにゃごどずゆ゛っぢゃあ゛ああ゛あああ゛ああ゛あ!!!!」
足場がマグニチュード8相当に揺れているであろう豆れいむどもは、何も抵抗できない。
だた振らされるままに転がり、全身到る所くまなく丹念に焼かれ、否、煎られるだけである。
雀の涙ならぬ、ゆっくりの涙もあっという間に蒸発。豆れいむ達も進んで水分の排除に協力する羽目となった。
完成直前になれば、髪もパサパサとなり抜け落ちるだろう。
これを最低十分以上続ければ、「煎りゆっくり」の完成となる。
からっと煎られた豆ゆっくりの皮はカリッと独特の歯ごたえを得、
水分が抜けた餡子は爽やかな甘味と香ばしさ、そして僅かな苦味を残す。
豆れいむだけを選んだのは厄除けの為である。
一応元ネタは巫女、それならば魔女よりかは魔を祓ってくれるだろうという訳だ。
もっとも最近は、れいむ種自体が悪鬼蛇蝎の如く嫌われている傾向にあるようだが。
「ゆうぎ、あとは頼む」
「はいはい、っと。力仕事は嫌いじゃないよ」
ゆうぎに作業を引き継いでもらう。
身長を補わせる為の踏み台に乗り、楽々とフライパンを振っているゆうぎ。
数いるゆっくり種の中でもかなりのガテン系で、この程度は軽くこなせるだけのスペックは持っている。
安心して後を任せ、ひじりさんのほうを向く。
「ひじりさん、そっちのボウル取って」
「え、は……お兄さん、その……」
「?」
珍しくひじりさんが口ごもっている。
何だろうと思い、ボウルの中を覗き込むと、
「ごめんにゃしゃい!!れいみゅたちをたちゅけてくだしゃい!!」
「しにたくないんでしゅ!!おねえざん、おでがいしまじゅ!!」
「まりぢゃだちいいごになりまずがらぁ!!おでがいしばずうう!!」
「れいみゅたちだっでいぎでるんでじゅ!!ごろじゃないでええぇぇ!!!」
豆ゆっくりどもが口を揃えて命乞いをしていた。コンロの方の悲鳴と絶叫を聞きつけたのだろう。
想像力の働く個体が居たのかもしれない。そいつが豆ゆっくりどもを扇動、その後恐慌。
そして目の前にいるおねーさん(ひじりさん)に助けを求めているというわけか。
「ゆるぢでえぇぇ!!れいみゅだちなんもわるいごどじでまぢゃんんん!!!」
「おでがいじばぢゅ!!ゆるぢでくだしゃいいいぃぃ!!!」
「あの……お兄さん……」
人(?)の良いひじりさんの事だ、目の前の豆ゆっくりどもに情けを抱いてしまったに違いない。
そも、彼女は殺生を好まず、また(四足の)獣は食べない。さすが尼さんというべきか。
そして何よりひじりさんはアレだ。その、謝られると……
「お兄さん、この子たちを許s」
「いや許しちゃ駄目だから」
彼女は基本的に、謝られるとどんなことでも許してしまう。TSUGUNAI体質だった。
ひじりさんからボウルを取り上げた。
豆ゆっくりどもの願いなど聞く必要はない。こいつらの謝罪・嘆願は鳴き声だ。
食材として買われてきたのだから、役目を果たしてもらわねばならない。
豆ゆっくりをすり鉢に移す。
「ゆびっ!!」
「いぢゃいいいいぃぃ!!」
「ここどきょおおおおぉぉ!!?」
やはり豆ゆっくりにとってはひと騒動だがもはやどうでもいい。
すりこぎを持ち、豆ゆっくりどもに振り下ろす。
ぷちゅりと軽い音がいくつか鳴った。
「ゆ゛びゅ゛っ゛」
「ゆわ゛っ……ゆ゛わあ゛ああ゛ぁぁ゛ぁっ゛っ!!!?」
「れいみゅううううう!!!?」
「いぢゃあ゛あぁ゛ぁっ!!!いぢゃい゛い゛いいぃ゛ぃ!!!!れ゛いみ゛ゅのあ゛んよ゛がああ゛あぁぁ゛っっっ!!!」
丁度上手く押しつぶされて即死できたもの、下手に体の一部を千切られたもの、そしてそれを眼前で見ていたもの。
三者三様の反応を返しながら、豆ゆっくりどもはパニックに陥った。
すりこぎを動かす。またいくつか、豆ゆっくりが潰れる音。
新たな悲鳴。増大する恐怖。
「ああ゛ああ゛あぁ゛ぁ゛ぁっ!!!こに゛ゃいでええ゛ええ゛ぇ゛ぇ゛ぇっ!!!!」
「ぢぬう゛ううぅ゛ぅ゛っ!!!ちんじゃぅびぅぇっ!!!」
「まりしゃはしにたきゅないんだじぇぇ!?れいみゅがかわりにしにゅんだじぇえ!!?」
「どぼちてしょんなこというにょぶぅっ!!!」
次々と潰されていく豆ゆっくり。
生者と死者の数が逆転し、まだ生きている豆ゆっくりは元ゆっくりだった餡子に足を取られ、沈んでいく。
すりこぎが迫り、餡子ごとゆっくりをすり潰し、更にまた餡子は死者の数に比例して増えた。
「たじゅけてえええぇぇ!!!?だれかだじゅけでえええぇぇぇ!!!?」
「どぼじでこんにゃことっぽびょ!!」
「じにだくないいいぃぃ!!!れいみゅまだゆっきゅりした……あ゛ぎゃあ゛あ゛ああ゛あ!!!」
「いだいぃ……れいみゅのあんよしゃんがぁ……じぬぅ゛…ごろぢで……はやぐぅ……」
すり鉢の中は阿鼻叫喚だった。
やがてそれも途絶え、豆ゆっくり達はただの餡子に変わっていく。
飾り、皮などもしっかりとすり潰してしまわなければならない。
やがて充分に混ぜたと判断できたなら、巻き簀の上にご飯(この場合は酢飯でなくても良い)を敷き、餡子をのせる。
あとは通常の巻物のように巻き上げ、終わり。
ゆっくり巻きの完成である。
今回は具を餡子のみにしたが、ありすのカスタード、ぱちゅりーの生クリームなども合わせると三色で彩りも良くなる。
餡子の甘味の中に海苔のアクセントが効いている。
本来の巻物とは違い、おはぎのような菓子寄りの食べ物だ。
「お兄さん、こっちもできたよー」
ゆうぎに呼ばれる。
フライパンの上は、
「ゆ゛っ………ゆ゛っぎ……」
「……も……っ……じ……ょ……」
「えげっ………ぇ、げ………けぇ………」
見事にカラッカラと乾いた豆ゆっくりども。
表面は満遍なく炒められており、こんがりと日焼けをしたようになっている。
これでまだ生きているのだからゆっくりの生命力は大したものと言わざるを得ない。
もっとも、当人達にとって見ればさっさと死ねた方が幸せだったろう。
とりあえず、料理は出来た。
あとは食べるだけである。
***
「鬼は内、福は内」
「甘いっ!」
「はむ、はむっ」
ゆうぎ、すいかに向けて煎りゆっくりを投げつけた。
煎りゆっくりを全て受け止め食べていくゆうぎ、それすらせずに口をあけて直接喰うすいか。
当たり前ではあるが、こんなものでは鬼どころかゆっくり二体追い払うことが出来そうになかった。
やはりれいむに魔を祓うなぞ期待しない方が良い。
煎りゆっくり自体の味は良かった。
硬くなった豆ゆっくりの皮はいくらか本物の豆に似ていたし、
苦痛によって旨みを増した餡子は茶によく合う。
何より、歯で砕いた時にゆっくりが「ゅぎゅっ」と断末魔を上げるのが面白い。
「あの、お兄さん…」
「駄目だよ?」
おずおずと言いかけたひじりさんの先を制し、釘を刺す。
うっ、と息が詰まらせ、それでもなお何かを言いたそうに口をぱくぱくとさせるひじりさん。
これはある意味無理難題だった。それを承知で押し付けている。
あまり良い趣味ではなかった。
「折角作った料理なんだし、食べずに捨てるのはもったいないだろ?
ひじりさんも我侭言わずにちゃんと食べなさい」
「……うぅ、はい………」
先も言ったように、ひじりさんはあまり動物を食べたがらない。
というかそもそも捕食種ではない。同属食いは彼女の好む所ではなかった。
だがそれを押し通す。食べるように強制する。
真意はただ嫌がるところが見たいだけなのだが、平気でこういう事をやれる辺り、やはり自分も鬼意山なのだと思う。
ゆうぎ、ひじりさんにゆっくり巻きを持たせる。すいかには皿を与えた。
今年の恵方は西南西。
目を閉じて、一言も喋らずに食べるのが習わしだ。
「いただきます」
「「「いただきます」」」
短く言い、齧り付いた。
口の中に広がる甘み。やはり餡子と米は相性が良かった。
いつもは食べ慣れた味であるのに、ほんのひと手間を加えるだけでどうしてこうも変わるのだろうか。
あっという間に一本食いつくし、茶を啜る。
ゆっくり巻き以外も巻物は用意していた。
七つの具を入れた本物の恵方巻き、ほかにもかっぱ、かんぴょう、海鮮、鉄火、ネギトロ等等。
とりあえずそのうちの一本を取って、周りを見渡してみた。
「んっく……ぐくん、ぷはぁ~……うぃっく」
すいかは既に食べ終えていた。
それどころか、自身の角を取り、その中に入っている酒を呑んでいる。
いい感じに酒が回り、顔に朱が差す。そしてそしてそれ以上に表情はだらしなく緩んでいた。
風情とか一切無かった。完全にオヤジだこれ。
すいかから目を背ける。
あれはそのうち勝手に酔っ払って寝てしまうだろう。
ほかの二人はどうかと、目を向け、
「んっ……っふ、はぁっ……はむっ……ん、ふぅ……」
「んぐ……んく………ぅむ、は、ふ………ぁあむ………」
湯呑みを落とした。
それは、まぁ、二人の口にとっては、いささか大きいものであったかもしれない。
食べにくいというのも分かる。
目を閉じるのも喋らないのもそれが決まりであるからで、それ以上の理由は無い事も知っていた。
だが、これは、ちょっと、
黒くて野太いモノを頬張っている二人という絵面は、どう考えても宜しくない想像を助ける役目を果たしていた。
「はむ……ん、んぅ………んふ……」
「ぁむ………あむ、はぁ……っふ、ん……」
遅々として食べ終わらぬ彼女たち。もちろんこちらに気付くそぶりも無い。
それを良い事に、穴が開くほど見つめる。
脳内変換。持てる妄想力のすべてを使い、今目の前の光景を改竄する。
アレはゆっくり巻きではない。○○○だ。思い込め。想像しろ。
ゆうぎとひじりさんが、あられもなく、アレを、おもいっきり頬張って、f……
いかん、おっきしてきた。
「ん……はむ、っふ……んく……」
「ぁむ……はむ……っ! んっ、く……」
結局、二人が食べ終わるまでこの行為は続いた。
ぶっちゃけ視姦だった。
***
「ふぅ」
「ごちそうさまでした」
ゆうぎが息を吐き、ひじりさんが丁寧に礼を言う。
既に用意されたゆっくり巻きは無くなっていた。
他の巻き寿司もほぼ食べきっている。残りは冷蔵庫に入れておけば良いだろう。
「ゆぃ~……もうしょんにゃにのめないよぅ~……♪」
すいかは分かりやすく酔いつぶれていた。
お決まりの寝言にくわえ、涎も垂れている。
こうなってしまっては明日の朝まで起きる事は無いだろう。
「食べた食べたぁ。もうこれ以上は入らないね」
「ええ…ちょっと、食べすぎたかも」
腹を撫でるゆうぎの言葉に、ひじりさんが同意している。
食べ過ぎ、か。それは困った。
「ゆうぎ」
「ん、なに?お兄さ……」
何故なら、食後のデザートはこれからだからだ。
ゆうぎを抱き上げる。
足が浮くほど高く。これで逃げ出すことはできない。
「え?え?」
突然の事に面食らっているらしいゆうぎ。
頭のまわりには「?」が乱舞している。
そっと手を伸ばし、太腿に触れた。
「っ! ちょっと、お、お兄さん!」
これから何をされるかを理解したか、じたばたと暴れ始めるゆうぎ。
だが、それも徒労だ。右腕はがっちりとゆうぎの身体に回され、捕まえている。
そして左腕は足を抱え込む。足ごと抱きかかえられるような姿となった。
「やめっ、駄目だって! こんな所で―――」
何が駄目なのか。恥ずかしいのか。
今、目の前にはひじりさんがいるからなのか。
右腕をずらす。手のひらにふにゅりと、柔らかい感覚。
ゆうぎの胸を揉んだ。
「ひぁっ!!」
ビクン、と跳ねるゆうぎ。
相変わらず感度が良い。
手にすっぽりと収まるような大きさの胸は、その身長に比べると大きいと言える。
トランジスタグラマー、と言う奴だ。
委細構わず、ゆうぎの胸を揉みしだく。
「ちょっ、ちょっと!!ぁんっ!!だめ!だめだって、きゃうっ!!
ふぁ、こんなところ、んん、でぇっ!」
巨乳は感度がアレとかいうのは迷信らしい。
僅かに刺激を与えられるだけでも、ゆうぎの身体は面白いように反応する。
あられもなく声を上げ、体の力は徐々に抜けていく。
そして、それを目の前で見る者が、ひとり。
「え……これって……」
口に手を当てて、真っ赤になりながら、ひじりさんは目の前の光景から目を離さない。
当惑が見て取れた。
羞恥もある。僅かながら、嫌悪感すら見える。
しかし瞳の奥には、例えようも無い好奇心と、羨望が映っていた。
「あっ、やっ! みないで! ひじり、みちゃだめ!
こんな、おにいさんも、やめっ、ぁあっ!!」
ゆうぎが懇願した。だがそれを聞き入れる事はない。
右手の動きはますます荒々しくなり、ゆうぎに快楽を与え続ける。
「なぁゆうぎ。鬼って豆に弱いんだよな」
言いながら、す、と左手を動かす。
「!? っだめ!! そこ、だめぇ!!
よわいから、いまいじったら、ぜったいおかしくなるっ!」
勘付いたゆうぎが、ばたばたと足を動かす。
あまりにもか弱い抵抗。むしろ嗜虐心に油を注ぐだけだった。
「じゃあさ。
なんでこんなところに、豆が付いているんだろうな?」
左手がスカートの奥に潜りこむ。
指が僅かに湿る下着に触れる。
その瞬間。
「っ~~~~~っっ!!?」
ゆうぎは身を弓なりに仰け反らせた。
声にならない絶叫が、部屋の中に響く。
急速に広まる潤みが下着を、指をしとどに濡らしていく。
「ありゃ、気をやっちゃったか。
ゆうぎは弱いなぁ、ホント」
くたりと力無くゆうぎの身体が弛緩した。
両手でしっかりと支える。
そのままそっと、床に下ろした。
まだまだ序の口だと言うのに、本当にゆうぎは弱い。
こういうことに関してはからきしだった。
開発しきった今はもとより、最初ですらこのように、容易く反応し、気をやった。
しかし体力はある。あと数分もすれば目を覚ますだろう。
そこまで考えてから、もうひとりに向き直る。
頬を紅潮させ、呆然としているひじりさんの姿があった。
「おに…いさん?いま、今のは……」
「ん? ああ、ひじりさんはこういうの、初めてだったね」
僅かに震えるひじりさんの肩に触れた。
一際大きい震えが伝わってきた。思わず、口の端が吊りあがる。
まったく、どうしてこうも嗜虐心をそそるような事をするのだろうか。
たまらないな。
「今まで秘密にしていてごめんな。
いやさ、ひじりさんはこういうの嫌いかなって思って」
ゆっくりと手を這わせる。
服越しに、彼女の彼女の身体を愉しむ。
はっと息を呑む声が聞こえた。
「でもなんか秘密にしておくの、莫迦らしくなっちまった。
まぁ自業自得だと思ってくれ。いや、俺がHENTAIなのが悪いんだけど」
ひじりさんの胸、×字に走る紐布に指をかけた。
今更ながら、彼女も中々に良いスタイルをしていると気が付いた。
唇を舐める。
「なぁ、ひじりさん」
「は、はい? なんですか、お兄さん?」
僅かに震えながら、それでも健気に聞き返してくるひじりさん。
きっと愚にも付かない希望を持っているに違いない。
俺はそれを、一言のもとに粉砕する。
「なぁひじりさん、恵方巻きが一本余ってるんだけどさ。
食べてくれない?」
言うな否や、俺はひじりさんを押し倒した。
ズボンのファスナーを下ろし、その中から
(このSSは省略されました。
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ネタ被りが怖けりゃ一番最初に投稿するしかないのだ。それを卑怯と責めることは誰にも出来ない。
そういえば、餡サイクロペディアでパクリ系作家と書かれていることにひどく傷ついた。最初の方しか原作レイプしてないのに!
よってこれからはエロ系作家と書いてもらうように頑張る。ゆっくりだからどろわ行きにする必要もなし!完璧だ!
あとゆうぎの下着をブルマにするかトラ柄のパンティにするかで相当悩んだけど、それは読者の想像にお任せします。
無論この後もぬっちょんぬっちょんのドロッドロだよ。
もう俺は恥など捨てた。コメント・挿絵乞食になることに決めた。えっちぃ挿絵を描いてね!百枚でいいよ!!
byテンタクルあき