ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
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――そうして私は読み終わったコミックを、傍らの同タイトルの山へと積み上げた。
その漫画の中で特に気を引いた場面を思い起こし、山が崩れることもかまわずに中腹か
ら一冊抜き取ると、パラパラと捲りながら記憶中のページを探す。程なく、その場面を見
つけた私は用意しておいたとある「ゆっくり」にそのページを見せて訊ねた。
大きなテーブルに溢れんばかりのご馳走を並べ、高級ワインを好きなだけ呷るこの黒人
男性をお前はどう思うのか、と。
「わかるよー、ちぇんもこんなごちそうが食べたいんだねー」
そう言いながら、ゆっくりちぇんの目は描かれたご馳走を凝視していた。それらを飲み
食いしているボディビルダーも真っ青な黒人男性の方は目もくれていない様子だが、問題
はない。
彼と同じ存在になることができれば、お前もここに描かれているような食事をとること
ができるかもしれない。そう言った途端にちぇんの視線は黒人男性と私の間を行ったり来
たりするようになった。
「わからないよー? どうしたらちぇんもこのお兄さんみたいになれるのー?」
食いついてきたちぇんに、私はある提案をする。
私がちぇんを彼と似たような存在にしてやる、と。
「わかるよ~。ちぇんはこのお兄さんみたいにゆっくりしたいんだよ~!」
言質を取った私はさっそく用意してきた品を取り出した。
徳用の餡子(漉し餡)と、
「あまあまなんだね~♪ 食べたいんだよ~♪」
特大の注射器。
「……なんだかゆっくりできないんだよ~? どっかにやってほしいんだね~。わかって
よ~?」
まずは注射器で袋から直接餡子を吸い出し、目一杯吸い取ったところで袋から引き抜い
た針をちぇんに突き刺す。流動する餡子の流れに気を取られていたちぇんは眉間に針が深
々と突き刺さるまで――それに加えて秒針が半周するくらいの間はじっとしていた。
「……わからないよ~? ……おでこがいたくてわからないよー? ……わ……わかわか
わから……わからないよぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!??」
騒ぎ出した時には既に両足を駆使して固定済み。
餡子の注入を始めるとさらに激しく暴れ出したが、こどもの腕力に負けるゆっくりが大
人の脚力に太刀打ちできるはずもなかった。
「なんでこんなことするのぉおおおおおぉぉっ!? 放してねっ!? このゆっくりでき
ないの抜いてねっ!! もうやだおうちかえるぅうううううううううっ!!!」
身を捩って注射器から逃れようとするちぇんをしっかりと押さえつけながら、私はちぇ
んに説明をしてあげた。
ちぇんの中身がチョコレートであるということ。だがそれでは彼に似た存在となること
などできないということ。だからちぇんの中身を入れ替えようとしているということを、
図らずも正面から向かい合う形となっていたのでちぇんの目を見ながら告げた。
「やべ……いれにゃ……ぼう゛ばびだ……う゛ぶ……ッ……ッ!!」
その間も餡子の注入は止めていない。
饅頭型の体型は今やはち切れんばかりのまん丸となっており、頭の上から注入される異
物に押される形で本来のちぇんの中身であるチョコレートが下の穴から漏れだしていた。
内から押される形で飛び出した眼のお陰で目を閉じることもできず、流しっぱなしの涙も
とっくにチョコレート色。必死に閉じている口が開けば、多量のチョコレートが吹き出す
ことが容易に想像できた。
私は、ただちぇんの肌が内圧に負けて破けることのないように、それだけに注意して餡
子を注入する。
それからしばらく。
私は空になった注射器を引き抜き、ちぇんに声をかけた。
これでちぇんも彼に似たような存在に成れたよ、と。
だが返事は返ってこない。
どうやら、ちぇんは彼より上の存在となってしまったようだ。
真に、「何者にも縛られない存在」へと――
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
以下会話のみの状況をお楽しみください。
「なぁ、ちぇん。このマッソーな黒人のおっさん、お前にはどうみえる?」
「わかるよー、ちぇんもこんなごちそうが食べたいんだねー」
「そうかそうか。いや、ちぇんも彼みたいな存在になればこ~んな食生活を送れるかもし
れないよ?」
「わからないよー? どうしたらちぇんもこのお兄さんみたいになれるのー?」
「そうかそうかー。ちぇんは彼みたいになりたいのかー。なら、不肖この私がちぇんを彼
に似た存在にしてあげようではないかっ!!」
「わかるよ~。ちぇんはこのお兄さんみたいにゆっくりしたいんだよ~!」
「ならそうしよう。では、ここに用意しておいた業務用の徳用餡子(漉し餡)と――」
「あまあまなんだね~♪ 食べたいんだよ~♪」
「徳用の注射器があります」
「……なんだかゆっくりできないんだよ~? どっかにやってほしいんだね~。わかって
よ~?」
「はっはっは、そう言いなさんなって。それじゃ、注射器で餡子を吸い出して、と……」
「……?」
「刺す」
「……わからないよ~? ……おでこがいたくてわからないよー? ……わ……わかわか
わから……わからないよぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!??」
「おいおい暴れるなよ。注射器の針が折れたりしたら危ないぞ?」
「なんでこんなことするのぉおおおおおぉぉっ!? 放してねっ!? このゆっくりでき
ないの抜いてねっ!! もうやだおうちかえるぅうううううううううっ!!!」
「何言ってるんだ、ちぇん。彼に似たような存在にしてあげるって言っただろ?」
「もうやべ……」
「彼は『アンチェイン』って呼ばれていてね。規格外の能力を持っているが故に『誰にも
縛られない者』として振る舞うことが許されているんだよ」
「いれにゃ……」
「けど、ゆっくりのちぇんには規格外の能力なんてどう足掻いても得ようがないからね。
せめて、名称だけでも似たような存在にしてあげようとしているんだよ」
「ぼう゛ばびだ……」
「中身が餡子のちぇんで『餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!』ってね。あっはっはっはっは! 駄
洒落だね」
「う゛ぶ……ッ」
「ほらほらがんばれー。中身がチョコレートのままじゃ、立派な『餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!』
にならないぞー? あとちょっとだ。弾けるなよー」
「……ッ!!」
「…………ぃよしっ! これで完成だ!! さぁ自由の世界に羽ばたけ、餡ちぇぇぇぇぇ
ぇぇんっ!!」
「……」
「……あれ? もしもーし、ちぇんさーん?」
「……」
「……………………あれま、死んでら」
その漫画の中で特に気を引いた場面を思い起こし、山が崩れることもかまわずに中腹か
ら一冊抜き取ると、パラパラと捲りながら記憶中のページを探す。程なく、その場面を見
つけた私は用意しておいたとある「ゆっくり」にそのページを見せて訊ねた。
大きなテーブルに溢れんばかりのご馳走を並べ、高級ワインを好きなだけ呷るこの黒人
男性をお前はどう思うのか、と。
「わかるよー、ちぇんもこんなごちそうが食べたいんだねー」
そう言いながら、ゆっくりちぇんの目は描かれたご馳走を凝視していた。それらを飲み
食いしているボディビルダーも真っ青な黒人男性の方は目もくれていない様子だが、問題
はない。
彼と同じ存在になることができれば、お前もここに描かれているような食事をとること
ができるかもしれない。そう言った途端にちぇんの視線は黒人男性と私の間を行ったり来
たりするようになった。
「わからないよー? どうしたらちぇんもこのお兄さんみたいになれるのー?」
食いついてきたちぇんに、私はある提案をする。
私がちぇんを彼と似たような存在にしてやる、と。
「わかるよ~。ちぇんはこのお兄さんみたいにゆっくりしたいんだよ~!」
言質を取った私はさっそく用意してきた品を取り出した。
徳用の餡子(漉し餡)と、
「あまあまなんだね~♪ 食べたいんだよ~♪」
特大の注射器。
「……なんだかゆっくりできないんだよ~? どっかにやってほしいんだね~。わかって
よ~?」
まずは注射器で袋から直接餡子を吸い出し、目一杯吸い取ったところで袋から引き抜い
た針をちぇんに突き刺す。流動する餡子の流れに気を取られていたちぇんは眉間に針が深
々と突き刺さるまで――それに加えて秒針が半周するくらいの間はじっとしていた。
「……わからないよ~? ……おでこがいたくてわからないよー? ……わ……わかわか
わから……わからないよぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!??」
騒ぎ出した時には既に両足を駆使して固定済み。
餡子の注入を始めるとさらに激しく暴れ出したが、こどもの腕力に負けるゆっくりが大
人の脚力に太刀打ちできるはずもなかった。
「なんでこんなことするのぉおおおおおぉぉっ!? 放してねっ!? このゆっくりでき
ないの抜いてねっ!! もうやだおうちかえるぅうううううううううっ!!!」
身を捩って注射器から逃れようとするちぇんをしっかりと押さえつけながら、私はちぇ
んに説明をしてあげた。
ちぇんの中身がチョコレートであるということ。だがそれでは彼に似た存在となること
などできないということ。だからちぇんの中身を入れ替えようとしているということを、
図らずも正面から向かい合う形となっていたのでちぇんの目を見ながら告げた。
「やべ……いれにゃ……ぼう゛ばびだ……う゛ぶ……ッ……ッ!!」
その間も餡子の注入は止めていない。
饅頭型の体型は今やはち切れんばかりのまん丸となっており、頭の上から注入される異
物に押される形で本来のちぇんの中身であるチョコレートが下の穴から漏れだしていた。
内から押される形で飛び出した眼のお陰で目を閉じることもできず、流しっぱなしの涙も
とっくにチョコレート色。必死に閉じている口が開けば、多量のチョコレートが吹き出す
ことが容易に想像できた。
私は、ただちぇんの肌が内圧に負けて破けることのないように、それだけに注意して餡
子を注入する。
それからしばらく。
私は空になった注射器を引き抜き、ちぇんに声をかけた。
これでちぇんも彼に似たような存在に成れたよ、と。
だが返事は返ってこない。
どうやら、ちぇんは彼より上の存在となってしまったようだ。
真に、「何者にも縛られない存在」へと――
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
以下会話のみの状況をお楽しみください。
「なぁ、ちぇん。このマッソーな黒人のおっさん、お前にはどうみえる?」
「わかるよー、ちぇんもこんなごちそうが食べたいんだねー」
「そうかそうか。いや、ちぇんも彼みたいな存在になればこ~んな食生活を送れるかもし
れないよ?」
「わからないよー? どうしたらちぇんもこのお兄さんみたいになれるのー?」
「そうかそうかー。ちぇんは彼みたいになりたいのかー。なら、不肖この私がちぇんを彼
に似た存在にしてあげようではないかっ!!」
「わかるよ~。ちぇんはこのお兄さんみたいにゆっくりしたいんだよ~!」
「ならそうしよう。では、ここに用意しておいた業務用の徳用餡子(漉し餡)と――」
「あまあまなんだね~♪ 食べたいんだよ~♪」
「徳用の注射器があります」
「……なんだかゆっくりできないんだよ~? どっかにやってほしいんだね~。わかって
よ~?」
「はっはっは、そう言いなさんなって。それじゃ、注射器で餡子を吸い出して、と……」
「……?」
「刺す」
「……わからないよ~? ……おでこがいたくてわからないよー? ……わ……わかわか
わから……わからないよぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!??」
「おいおい暴れるなよ。注射器の針が折れたりしたら危ないぞ?」
「なんでこんなことするのぉおおおおおぉぉっ!? 放してねっ!? このゆっくりでき
ないの抜いてねっ!! もうやだおうちかえるぅうううううううううっ!!!」
「何言ってるんだ、ちぇん。彼に似たような存在にしてあげるって言っただろ?」
「もうやべ……」
「彼は『アンチェイン』って呼ばれていてね。規格外の能力を持っているが故に『誰にも
縛られない者』として振る舞うことが許されているんだよ」
「いれにゃ……」
「けど、ゆっくりのちぇんには規格外の能力なんてどう足掻いても得ようがないからね。
せめて、名称だけでも似たような存在にしてあげようとしているんだよ」
「ぼう゛ばびだ……」
「中身が餡子のちぇんで『餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!』ってね。あっはっはっはっは! 駄
洒落だね」
「う゛ぶ……ッ」
「ほらほらがんばれー。中身がチョコレートのままじゃ、立派な『餡ちぇぇぇぇぇぇぇん!』
にならないぞー? あとちょっとだ。弾けるなよー」
「……ッ!!」
「…………ぃよしっ! これで完成だ!! さぁ自由の世界に羽ばたけ、餡ちぇぇぇぇぇ
ぇぇんっ!!」
「……」
「……あれ? もしもーし、ちぇんさーん?」
「……」
「……………………あれま、死んでら」