ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1994 加工所本部(前編)
最終更新:
ankoss
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・初投稿です温かい目で見てね!
・小説とか初めてなんで駄文です・・多分・・・(泣)
・名前は友人がチョイスした
麦茶あき(仮)
加工所本部
ある日俺の友人がこんなこと言ってきた。
「なあ、加工所の本部ってどこにあるんだろうな」
「は?」
何言ってんだこの男は突っ込もうと思ったが質問の内容を考えると確かにそう思う。
加工所とはその名の通り加工する場所だ。
何を加工するかって?もちろんゆっくりだ。
ゆっくり―
突如として現代社会に現れた饅頭または生もの。
ある人がいえばきもかわいい饅頭。ある人がいえばトイレで腐った三週間前の糞饅頭。
ゆっくりが現れてから世間に多大なる影響を与えたがそれもほんのひと時にすぎなかった。
今ではすっかりゆっくりの存在に慣れ、驚く人はほとんどいなかった。
ゆっくりの中身は餡子やカスタードなど種類は様々で加工所はそれを目当てにゆっくりを加工し、売りさばくのだ。
どういうわけか加工所の存在は全ゆっくりに知れ渡っており、恐怖の対象となっている。
わざわざ自ら加工して下さいなんていうゆっくりはいない。
「しらねーよ。てか加工所に本部とかあんの?」
「いや、この近くにある加工所だって支部局って聞いたぜ?」
どこからその情報を仕入れた。
「多分、東京のどっかじゃねーの?」
「頼む真剣に考えてくれ。考えると夜も眠れないんだ」
ちなみに俺の友人は変なことを真剣に考える変人だ。
「加工所で聞けばいいじゃん」
友人は「ああ!」とポンと手を叩きそのままどこかへ行った。
行き先は加工所だな。
翌日-
「わかったぞ!!!愛知県だ!!!」
「うるせーな、つか愛知にあんのかよ」
「見学の予約もした!早速いくぞ!」
「へいへい・・・・ってもしかして俺も?」
「もちろん!」
「マジかよ・・・」
半ば連行された気分になった。
とりあえず俺たちは愛知に行き名古屋という場所についた。
それから電車を乗り替えし、目的地についた。
「なあ、ここであってるのか?」
「住所も間違いないし、ここでいいと思うけど・・・」
「でもさ・・・・ここ
バッチ更新センターだぜ?」
そう俺たちがついたのはゆっくりを飼っている人は誰しもは一度は行くバッチ更新センターだった。
ここは確か飼いゆっくりのバッチ更新の他、バッチ試験やブリーダー試験など取り扱ってる場所ではないのか?
「住所聞き間違えたんじゃないのか?」
「失礼な!5回は聞きなおしたぞ!!」
威張ることじゃないだろう。
つか5回も聞きなおすな。
俺たちはとりあえず中に入ってみるとした。
「ようこそ、ゆっくりバッチ更新センターへ!ゆっくりしていってね!」
そう言ってくれたのは受付のお姉さんだ。
なんとこの世の中にこんな美人さんがいるとは。
「すみません俺たち加工所に見学に来たんですけど・・・」
「見学の方ですか!わかりました係の人をお呼びします。少々お待ちを・・・」
え?今なんと??
「お待たせしました加工所の育成部主任の育手です」
「どうも・・・」
「はじめまして!」
ていうかここであってたんだ・・・
「HAHAHAはじめて来る方はみなそういいますよ。ささ、こっちです」
職員さんに誘導されながら俺たちはついていった。
てか友人はしゃぐのやめろ。恥ずかしい。
俺は育手さんに加工所はどこにあるか質問した。
「加工所本部は地下にあるんだ」
地下?!なるほど確かにそれならマスコミも嗅ぎ付けにくいし、なにより誰も気にならないが何故地下なんだ?
「公にできない場所もあってね・・・だが君たちには特別に見せてあげるよ」
マジで??!
「もちろん!なんたって初めての見学者だからね!」
え?今まで来なかったんですか?
「他の支部はよく来るらしいんだけど・・・うちはね・・・ハハ」
・・・・地下にやった結果がこれだよ
そんな話をしていたら育手さんがエレベーターのボタンを押した。
エレベーターは普通のよりでかく頑丈そうだった。
しかも降りるのが早い。
「しばらくすると見えてくるはずさ、ほら」
エレベーターの窓を見た。
そこにあったのは。
「「おおお・・・・」」
まるで都市のようだった。
ビルが何軒も立ち並び、ビルとビルに連絡用通路らしきものまで存在した。
下には道路があり、何台ものスィーが飛び交っていた。
そのスィーはでかく、後ろに大量の荷物が載せられていた。
しかし驚くべきところはそこじゃなかった。
この加工所、広すぎる。
東京ドーム何十個分の広さだった。
「すげえ・・・」
もはやそれしかでない。
もしこの光景をゆっくりが見たら失禁するだろう。
そんなことを思いながらエレベーターは止まったようだ。
育手さんに連れてこられた場所はB塔の繁殖室らしい。なにせ外から見たビルのでかさが半端なかったから中は相当広かった。
「さて、ここが通常種の繁殖室だ。主にここは食品用だな。飼いゆ用は別の塔なんだ」
育手さん説明され見せられたのは沢山のれいむ種が頭にチューブで繋がれ、全部が植物、動物型妊娠をしていた。
れいむ種が広い円錐のような場所に固定され身動きが取れなかった。
友人が「あのチューブはなんですか?」と質問したら育手さんが「あれはオレンジジュースさ」と答えてくれた。
ちなみにガラス越しだが、特別に中に入らせてもらった。
「さあ、ここが・・・「ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああもううみたくないいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
「おちびちゃんかえしてえええええええええ!!!!!」
「おうちかえるうううううううううううううう!!!!!」
「ゆんやああああああああああああああああ!!!!!」
「だめえええええええ!!!!生まれちゃだめええええええええええええええええ!!!」
「どぼじでこんなごどするのおおおおおおおおおおおおお???!!!!」
部屋に入った瞬間耳を塞ぎたくなるような悲鳴が一斉に聞こえた。
たしかにこの中で仕事するには相当な精神力が必要だろう。
「あー・・・今日も大変ですね・・・」
「うちはいつもこんな感じさ」
育手さんが繁殖室にいた職員と会話してた。てかこの騒音の中よくできるな。
「おねがいじまずううううううううう!!!!おちびちゃんもう、うみたくないんでずうううううううう!!!!!」
「じゃあれみりゃの餌か処分するか?」
「うみますううううううう!!!!」
ゆっくりが加工所を嫌ってる理由がわかった気がする・・・
なぜ職員がここにいるか尋ねると、生まれた子供が不良品ではないか、取替え子などではないかやそんなことを言ってた。
だが主な理由は・・・
「ん?」
職員があることに気づいた。
「こいつはもうだめだな・・・・」
そう言って職員が見たのは14番とナンバープレートが付けられてるれいむだ。
よく見ると生まれてる子供がさっきから奇形や足りないゆっくりみたいなのしか出てこなかった。
「れ、れいむまだうめます!!!だから・・・!!!」
「14番交代でーす!」
「ゆああああああああああああ!!!!」
職員が14番のれいむ拘束具を外すとれいむのもみ上げを引っ張りそのまま処分用と名のついた箱に投入した。
他のれいむたちは仲間が一人減ったことに涙を流すものや処分される恐怖に震えていた。
すると職員が新しいれいむをつれてきた。
「ゆがあああああああ!!!!れいむをはなせえええええええ!!!!!」
「おっ!随分意気がいいな、沢山産めよ!」
外見が綺麗だったので元飼いゆっくりだったのではないか?と思った。
「はい、じゃあすっきりしていってね」
「ゆゆ??すっきりはゆっく・・「「「やじゃああああああああああああああああ!!!!!」」」ゆ?!!!」
「うるさいよ!!れいむがゆっくりできないでしょ!!!このくず!!」
「もうすっきりしたくないいいいいいい!!!!」
「あかちゃんつくりたくないよおおおおおおお!!!!」
「ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!」
元飼いゆっくりのれいむはわけもわからずに拘束具に固定された。
「おい!!どれい!!!これをはやくはずせ!!!」
無視
「むしするなあああああああああああああああ!!!!」
するとれいむたちの立っている床が微動し始めた。
「「「「「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆ!!!」」」」」
全員発情し「「「「「すっきりーーーーー!!!!」」」」」した。
「ゆゆん!れいむのあたまにおちびちゃんができたよこだくさんでごめんね!!」
そう言って職員をみて
「おい、どれい!!れいむはおちびちゃんのためにあまあまたべないといけないんだよ!!はやくもってこい!!いますぐだよ!!!」
「へいへい」
ブスッ!!
「ゆ・・・?ゆ、ゆぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
職員がれいむのあたまにチューブを刺したこれでもう赤ゆっくりたちが衰弱することはないだろう。
「いだいいいいいいい!!!!はやくこれはずせえええええええええええ!!!!」
「そんなことしたら赤ちゃん死んじゃうよー?」
すると・・・
プルプル・・・
「ゆゆ??!おちびちゃんもううまれるの?!!」
植物型妊娠した方はもう生まれるらしい。
プルプルと赤ゆが振動し・・・
ポト・・
「ゆっくち・・?!」
「ゆ??!!」
赤ゆは生まれて落ちたのは良かったが、落ちた場所が傾斜だったためころころ転がった。
「ゆ~んきょ~ろ、きょ~ろしゅりゅよ!」
そう言って下の方にあったベルトコンベアに乗った。
「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」
お決まりの挨拶をした。
「ゆゆん♪おちびちゃんゆっくり・・・ってどうしてそっちにいっちゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおお????!!!」
「ゆゆ?きょのゆきゃしゃんおもちろいにぇ!」
そういいながら次々に生まれる赤ゆっくり。
赤ゆは流されていき、大き目のタッパーに入った。
「よし、次」
「ゆ?おにぃしゃんゆっくち・・・ゆ?!」
赤ゆのセリフが言い終わることなく、次のタッパーへと移し変えられた。
「おちびちゃあああああああああああん!!!!かえせえええええええええええ!!!!」
最後の赤れいむが生まれた。
「ゆっきゅりしていっちぇにぇ!!!」
もちろんベルトコンベアの上に。
「ゆっくり・・・だからどうしてそっちにいっちゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお??!!!!」
「ゆえ~ん!おきゃーしゃーん」
この赤ゆっくりもタッパーに詰められた。
全て出産し終えたれいむは職員に対して「おちびちゃんをかえせ!!!」「はやくしろこのくず」など罵倒してきた。
だが職員はそんなこと気にせずにれいむたちに付いていた茎を切り「またすっきりしてね」といった。
もちろんれいむは猛反発したが、またさっきのようになってしまった。
ここで気になったが落ちた時の衝撃で赤ゆっくりたちは何故平気だったのだ?と育手さんに質問した。
「ベルトコンベアには特殊な素材が使われているんだ。当たってもいたいないし、あんよの弱い赤ゆじゃ跳ねることができない特殊素材さ。
傾斜も衝撃を緩和する素材を使ってるしね」
だそうだ。
次に育手さんはまりさ種ばかりの繁殖室に連れてってもらった。
だが、まりさの中身はれいむと同じだからあまり意味がないのでは?
「まりさは中身の餡子がちょっとばかし多いからね、あとはれいむよりまりさを食べたい人用かな」
ここでもれいむと同じようなことが起きていた。
「やだああああああああああああああああ!!!!」
「もうすっきりしたくないいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
「ここからだせえええええええええ!!!!」
その隣の部屋にはありす種がいた。
こちらもおなじようにれいむ、まりさと似たような結果だった。
「やめてえええええええええ!!!!こんなのとかいはじゃないいいいいいいいい!!!!」
「んほおおおおおおおおおおおお!!!!」
「もうすっきりなんてしませんからあああああああああ!!!!」
「いや、どんどんすっきりしていいからね!」
「「「とかいはああああああああああああ!!!!」」」
ぱちゅりーもいたがあいつらって体が弱いからすぐに死んじゃうのでは?
「そうならないように工夫してるんですよホラ」
よく見たらぱちゅりー全員に口が縫い付けられていた。
中身の生クリームを出さないためである。
「定期的にご本とか読ませてるし、胎生出産は無理があるからまむまむは塞いでるしね」
そういえばれいむやまりさもそうだったな・・・
そのまた隣の部屋はちぇんとみょんだった。
ただ他のと違ったのはなんか数が多いことだった。
「所長がチョコ好きなんで」
所長ォ・・・・
「うわあああああああああああ!!!!もうおちびちゃんうみたくないどおおおおお!!!!」
「ざぐやああああああああああああああああああああ!!!!」
「うううううううううう!!!!!」
「しね!!!しねええ!!!」
「ううう!!!うううう!!!」
れみりゃとふらんの繁殖室だ。
中身が肉まんであることから加工所では好評らしい。
「「「「「ううー!みゃんみゃー!!」」」」」
「「「「うああああああああああああ!!!!おちびちゃんにげるどおおおおおお!!!!」」」」
「「「「「うう????」」」」」
皮肉にも親の言ってることはわからずにベルトコンベアに流されていった。
「しかし思ってた以上に悲惨でしたね」
「加工所ではこれが当たり前です」
育手さんは笑いながらそういってた。
「かえしてええええええ!!!らんのおちびちゃあああん!!!!!!」
ん?今聞き間違えか?らんって聞こえたような・・・
声のするほうを見たら先ほどのれいむ、まりさの数と一緒ぐらいにらんが繁殖室にいた。
「ちょ・・・あれ希少種のらんじゃないですか!!!」
「こ・・こんなに沢山・・・」
たしからんはちぇんと番になったりするがそれでも生まれてくる子供は少ない。にもかかわらずこのらんたちは全員植物型妊娠しており
その全てがらんだった。
「らんの中身は稲荷寿司ですからこちらも好評です」
「にしても・・・こんなに・・・てかこれゆっくりピースが黙ってないでしょう」
らんは希少種だ。
たしかゆっくり法案で希少種の乱獲、密漁、加工は禁止されてるはずだ。
「いいえこの本部だけ加工が認められています」
なんだと・・・・?!
「実は本部が地下にあるのはこういったこともあるのです。過激派のゆっくりんピースがここを餌として自分たちの利益を上げるのを防ぐために」
なるほど・・・・しかしらんが多すぎませんか?
「加工所本部では希少種の品種改良で大量生産できました」
マジっすか
「まあ加工が認められてるのはここで育ったからでもあるんです。乱獲も、密漁もしてませんから加工のほうは国から特別に許可をもらってます」
すげえ国家ww
「他にもいますよ」
そういって育手さんに希少種繁殖室を見せてもらった。
「「「「「「じゃおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」」」」
めーりんだ。ペットショップなどでは優しい性格とじゃお!という愛くるしい姿が好評のめーりんが繁殖室に大量にいた。
「めーりんもですか・・・」
「中身がピザまんですから」
こちらはゆうかだ。育手さんによると中身は花の蜜で相当甘いらしい。
「あああああああああ!!!!もうやめてえええええええええええ!!!」
「ゆうかをだしてえええええええええ!!!!」
ゆうかに対しても容赦ないとは恐るべし、加工所本部。
ゆゆこ、れてぃ、ちるのもいた。
捕食種のなかでも高ランクのやつらにも容赦しないようだ。
「こぼねええええええええええええええええ!!!」
「くろまくううううううううううううう!!!!」
「あたいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
奥の方にに行くとさなえが大量にいた。
中身は抹茶餡らしくけっこう人気らしい。
「もううみたくありませええええええええんんん!!!」
「かなこさまあああああああ!!!!すわこさまああああああああ!!!!」
「ゆるさなえええええええええええ!!!!」
まさかさなえまでもが・・・
「別の部屋にはかなこもいますよ。っていってもおかざりとオンバシラを回収するだけですが」
ひでぇ格差だ。
他にもなずーりん、しょう、さくやもいた。
ただてんこだけは何故かみんな喜んで出産してた。
「まあ、これで繁殖室は大方いいかな。普通はあんなとこは入れないんだよ?」
確かに一般人にはとても見せれないようなところまで見せてくれた。
だが俺はあまり気にしてない。本部がこんなにでかいんだ。
それぐらいやばいこともやってるってことは入る前からうすうす感ずいてたし、それにこんなのを平気でやれる企業だっていくらでもいる。
それに俺は変人の称号をもらってる友人と長年付き合ってるから、ちょっとやそっとのことは慣れている。
にしてもすごいな加工所本部・・・・他の地方じゃやってないことまでやっているのだから。
「次は子育て室を見ていこうか」
子育て?
育手さんに隣のC塔に連れてってもらった。
そこはいくつかの部屋があり、その中に赤ゆっくり、子ゆっくりがいた。
みな楽しそうに遊んでいた。
しかし何故子育て室を?
「繁殖室にいる奴らの代わりとして育ててるんです。すでにこいつらの姉たちは立派な成体となって待機してます」
なるほど。
「あとは金バッチをとるために育てていますね加工所産の」
「そういえば加工所で育ったゆっくりってどれも優秀なんですよね。あいつらもなんですか?」
「いや、あの中でも一匹、二匹しかでないよ」
「??」
育手さんが加工所で育つ金バッチゆっくりがどのような人生を送るか教えてもらった。
まず赤ゆっくりの頃は親にも会えず寂しがるゆっくりもいるらしい。
だから飼育員が毎日そばにいてやり子育てをする。
一度に育てれるのは多くても20匹ほど。
様々なゆっくりがいて育てるのは大変だそうだ。
赤ゆっくりたちは飼いゆっくりになるためのマナーや作法、野良と野生のゆっくりのこと。
色んなゆっくりのこと。
人間の強さ、捕食種やゲスに対しての防衛術を学び成体へと成長する。
がそれでもわがままいうやつは多いそうだ。
「こんにゃしゅくにゃいごひゃんしゃんじゃまりしゃたちはりっぴゃにしぇいちょうしにゃいじぇ!!」
「しょうよ!ちょきゃいひゃなありしゅはもっちょゆうぎゃにゃしょきゅじをしゅりゅべきじゃわ!」
「わがままいうんじゃありません!世の中にはこんなおいしいものを食べれないゆっくりもいるのよ!」
「しょうだよまりしゃ!おねぇーしゃんにあやまっちぇ!」
「ありしゅおねーしゃんも!こんにゃのちょかいひゃじゃにゃいわ!!」
「しっちゃこっちゃにゃいんだじぇ!!!」
「・・・・・はぁ・・・みんなこの子たちにさよならをいっておきなさい」
「みゅきゅ~・・・どうちて?」
「悪い子は加工所の人が連れにくるからっていう昔話聞きたい?」
「「「「ゆぴいいいいいい!!!!」」」」
「しょんにゃのうしょにゃんだじぇ!!まりしゃはいいきょなんだじぇ!!」
「さよならまりさ明日はいなくなってると思うから」
「ゆん!しょんやこちょにはにゃらにゃいんだじぇ!」
そしてわがままいったまりさとありすは次ぎの日にいなくなった。
といっても別の部屋に連れて行かれただけである。
例えばれみりゃの部屋とか。
子ゆっくりにサイズになると道徳や責任など教えられる。
特にれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーはこのことを覚えておかなければならない。
「れいむは子供はほしい?」
「ほしいよ!おちびちゃんとゆっくりしたい!」
「でもご飯はどうするの?うんうんやしーしーの後始末だって飼い主さんにやらせるの?」
「ゆ・・・!それは・・・」
「それにおちびちゃんは食欲旺盛だし、飼い主さんに負担が掛かっちゃうかもしれないわ」
「そんな!れいむおちびちゃんといっしょにいたいのに!!」
「れいむがおちびちゃんがほしい気持ちもわかるわ、でもそれを育てる責任も持たなきゃいけないのよ
もし子供を作って捨てられたらあなたはその子を育てられるかしら?
野良の世界はすごく厳しいわ最悪、人間に潰されるか餓死、ゲスやれいぱーにやられるかもね」
「ゆううううううう!!!!」
「だからおちびちゃんや番はあきらめなさい、飼い主さんの生活が安定してればいいかもしれないけど・・・でもれいむ」
「ゆ?」
「あなた子育てしたことないでしょどうやって育てるの?」
そこでれいむはハッと気づいた表情になった。
お姉さんはゆっくりたちにゲスやれいぱーの恐ろしさをビデオで説明した。
「のらゆっくりこわいよおおおおおおおおおおおお!!!」
「でもいい子もいるけど、基本は関わらないことね」
「こんなのありすじゃないわ!!!なんていなかものなの??!!」
「そうね・・・でも彼女たちもある意味被害者よ・・・性欲を満たすことでしか己の孤独を押さえつけれない哀れな・・・」
「・・・ゆぅ・・」
こうして教育を全て終えたゆっくりはもう成体になっている。
そしてゆっくりたちは最後にあることをやる。
「・・・はじめましてさとりよ・・・ゆっくりしていってね」
「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」
「ゆゆ!れいむはじめてみたよ!」
「きれいなゆっくりなんだぜ」
「とかいはだわ」
「むきゅう、プラチナバッチさんだわゆうしゅうなゆっくりなのね」
「じゃあ、お姉さんがみんなにある質問をするわ」
「「「「なんでもいってね!!!!」」」」
「あなたたちが今までで、ゆっくりできたことは何かしら?」
「「「「????」」」」
一瞬、みんな戸惑ったが、一匹、一匹答えだした。
「れいむはおうたをうたったときにゆっくりできたよ!」
「まりさはごはんさんをむ~しゃむ~しゃしたときだぜ!」
「とかいはこーでぃねいとしたときね!」
「ごほんさんよんだときよむきゅう」
「うんうんしたときだよ!」
「す~やす~やするときだよ!!」
ここであるれいむが
「みんなといつもいるときにゆっくりできたよ」
お姉さんは全員の意見をちゃんと聞いてた。
さとりは一匹ずつ見ていた。
そしてさとりはお姉さんに何かを伝えたら別の部屋にいってしまった。
お姉さんはあるれいむとにたような回答したまりさたち二匹のお飾りにバッチを付けた。
「バッチを付けてない他のゆっくりはあっちのお部屋に行って頂戴」
そういってれいむ、まりさ以外全員別の部屋に行ってしまった。
「さてと・・・」
そういってお姉さんはれいむとまりさをみた。
「おめでとう。あなたたちは今日から金バッチよ」
お姉さんの言葉に信じれなかったのか驚いた表情のまま硬直してた。
数分後・・・
「ゆゆう??!!ほんと??!!」
「や、やったね!れいむ!!」
「ゆん!!」
二匹とも涙を流していた。
飼いゆっくりなるため赤ゆっくりのころから必死に勉強した甲斐があった。
「まず金バッチのことだけど授業で説明したとおり金バッチは飼い主がゆっくりをゆっくりさせるものではありません。
あくまで人間さんに飼われてもよく、躾が通ってることを示すのが金バッチよ。わかってるわね?」
「「ゆっくりりかいしてます!!」」
何故このようなことを教えるのか?それは金ゲスの存在にあった。
一部の金バッチのゆっくりは自分は金バッチだからゆっくりすることが許される飼い主が自分をゆっくりさせると勘違いしてるゆっくりがいるのだ。
自分は金バッチだ。偉いんだと言いながら野良ゆっくりをいじめたり、銀、銅バッチのゆっくりをいじめる事件があったのだ。
こいつは金バッチなのに何故ゲスになったや甘やかしてたらいつのまにかゲスになってましたパターンだ。
その防止のなかでもこのゆっくりたちの授業でも教えられてることだ。
自分たちは別に偉くない。人間さんが飼いゆっくりとしてどこまで認められてるかということもだと。
もちろんれいむたちはそんなことわかってるので心配ないが(多分)
しかしれいむがさっきから心配そうな顔をしてた。
「ゆ?れいむどうしたの?」
「ゆん・・・ほかのみんなはどうしたのかなって」
「!」
そうだ自分たちは金バッチを手に入れられたが他のみんなはどうしたのだ??
「大丈夫よあの子たちは保留みたいなものだから」
「「ほりゅう??」」
「金バッチはちょっとお預けかなってことよ」
つまり他のみんなは金バッチを取れなかったことになる。
一緒にがんばった仲間たちだ。それを知ったら、どれほど悲しむか。
「気にしなくてもいいわ。人間の世界でもよくあることよ。それよりあなたたち早く飼い主が見つかるといいわね」
お姉さんにそう言われてれいむとまりさはペットショップに出荷された。
一方保留組みはというと―
「なんでへやさんをいどうするんだぜ?」
「わからないよー」
「むきゅう・・・」
そう言ってるうちにお姉さんが部屋に入ってきた。
「ゆ!おねえさん!」
「ねえ、ありすたちはどうなるの?」
「もしかして・・・きんばっちさんがふごうかくとか・・・?」
お姉さんは首を横に振った
「いいえ、ちがうわ」
ホッ・・よかったと全員安堵の表情になるしかし・・・・
「加工所行きが決定しただけよ」
(゜Д゜)の表情のまま硬直してた。
そして
「「「「「どおいうことなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお????!!!!」」」」」
「なっとくいかないんだぜ!!なんでなんだぜ??!」
「ありすたちいっしょうけんめいおべんきょうしたわ!!」
「むきゅう!そうよ、かいゆっくりになるために・・・」
「その飼いゆっくりに相応しくないから加工所行きなの」
「「「「「どぼじでええええええええええええええええええええええええ???!!!!!」」」」」
「その理由を教えてあげるわ、さとり」
「「「「「ゆ???!」」」」」
お姉さんに呼ばれ出てくるさとり。
「なぜ飼いゆっくりになれないかわかるかしら?」
「わからないんだぜ!!」
「わからないよおおおお」
「ちーんぽ!!」
さとりは冷ややかな目でこう言った。
「あなたたちが金バッチのなかでも捨てられるかのうせいがあるからよ」
「「「「「??!!!!」」」」」
言ったことがよくわからなかった。
「「「「「どおいうことなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお??!!!!」」」」」
「じゃあ、逆に質問するわ。飼いゆっくりが捨てられる主な原因はなんだと思う?」
「そいつがゲスになったからなんだぜ!」
「じぶんかってなことをしたからかいぬしさんがおこったのよ!!」
いい答えだ。お姉さんの教育がよく行き届いてた。しかし
「半分正解」
「「「「ゆううう???!!!」」」」
「残り半分はわかるかしら?」
「わからないよー!!」
「教えてあげる。飽きやすいからよ」
「「「「???!!!!」」」」
「正直いってあなたたちは金バッチだってこと以外なんの役にも立てはしないわ。家に飼われるだけ
飼う人は愛玩用や新しい家族として、虐待のために飼う人もいたわね。
でも最近金バッチも昔と比べて値段が安くなってるのよどういうことかわかる?」
全員がわからなかった。
「ようは買いやすくなったってことよ。それなりの時給をもった人にもね
でもそんな人たちに飼われるってことがどういうことかわからないでしょ?」
「わ、わからないぜ・・・・」
「そういうひとたちの大半はとりあえず買ってみようって人がほとんどなの。
つまりゆっくりに関する知識が少ないってことよ」
ますますわけがわからない
「わかるわけないわね。その人たちのほとんどはあなたたちを飼うのがめんどくさくなって捨てられるのよ」
「「「そんな!!!」」」
「仮に飼い続けれたとしても仕事の忙しさで構ってもらえず寂しさを紛らわすためにあなたたちは野良と接触、最悪子供を作るかゲス化するわ」
「ま、まりさはそんなことには・・・!」
「いいえなるわ。とくにそうおもってるあなたが一番そう」
「ゆううううう??!!!」
「だって、今わたしたちに教えられなかったらあなたたちはそうなる末路よ
知らなかった情報をどうやって未然に防ぐの?」
「・・・・・」
「まあ、あなたたちの中にもゲスになりそうなのはいくらか・・・「まってほしいんだぜ!!」?」
「だったらじゅぎょうさんでそれをおしえてくれればよかったんだぜ!!そうすればそんなことにはならないんだぜ!!」
「そ、そうよ!まりさのいうとおりだわ!!」
「「・・・・・・・」」
お姉さんとさとりがまりさたちを見つめた。
「ざんねんだけど・・・・そんなことしても無駄なのよ」
「「「「ゆえええええええええええ???!!!」」」」
「な、なんでなんだぜええええ??!!」
「例え教えたとしてもこの飼い主さんは大丈夫だろうという安易な考えからそのことを忘れるわ。あとは・・・わかるわね?」
「ま、まりさは・・・!!」
「必ず忘れる。だってあなたたちがそう言ってくれたのだから」
いつそんなことを??!
「お姉さんがあなたに質問したでしょう?あれよ」
あれが??!
「あなたたちは様々なゆっくりを言ってくれたわ。でもそれらはそれを満たされればいいってことをいってるようなもの。
その幸せからあなたたちは結局忘れるの」
「で・・・でも!」
「はっきり言うわ」
お姉さんが今まで聞いたこと無い声ではっきり言った。
「私たちは売れて、なおかつ捨てられず、野良にならないゲス化しないゆっくりを売りたいの」
なんだそれは?!それじゃあまるで私たちが売り物ではないか!
「ええ、そうよ。あなたたちはそのために生まれたの」
「「「??!!!!!」」」
信じれなかった。お姉さんがまさかそんなこと言うなんて・・・!!
「お・・・おねえさん・・・まりさたちを・・・うらぎったの・・・??」
「裏切るもなにも最初からそのつもりだったわ」
「ひどい!!こんなのとかいはじゃないわ!!」
「さらに追い討ちかけるようだけど、あなたたちどうして自分たちの親に会えないかわかる?」
「「「「「ゆぅ・・・・・?」」」」」
「売れるゆっくりの製造機となってるからよ。そんな親と会いたくないでしょ?」
「「「「「!!!!!!」」」」」
「安心しなさいもうすぐ親の元にいけるわ。もちろんあなたたちの姉にも会えるわね。安心しなさい生きてるわよ多分」
「「「「ゆ・・・!!!」」」」
「教育代分きっちり働いてもらうわ。だ・か・らゆっくりしていってね」
「「「「「「ゆんやああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」
こうして保留組は繁殖室に送られその命使い切るまでに働かされた。すでに繁殖室にいた姉たちと共に・・・
「全く、少しは自分で考えることはできないのかしら?」
「外の世界とか見せたらどうかしら?野外活動として」
「いいわねさとり・・・ところであなたまりさの顔見て嫌そうな顔してたわね、何で?」
「あのまりさわたしの姿みていやらしいこと考えてたわそれにちょっとゲス因子もあったし
あのありすなんか性欲抑えてたけどその内れいぱーになる危険性があったわ」
「他は飽きやすいタイプか・・・・れいむとまりさは受かったのはこちらが求めてる条件を一応最低限にクリアしたからなのよね」
「まあそれでも捨てられないことを祈るわ。あの子たち、いい飼い主が見つかるといいわね」
「そうね」
以上が育手さんに聞いた話である。
「しかし加工所本部マジで鬼畜ですね」
「そう見えるかい?」
「ある意味」
「はは、そうか」
次は研究施設を紹介してくれるそうだ。
「加工所本部って思ってた以上にすげえな」
「そうだな・・・」
後編に続く
あとがき
ここまでよんで下さりありがとうございます。
加工所本部とか考えちゃう脳内餡子な自分ですが温かい目で見守ってください。
麦茶あきと一応名前候補として考えてます。
なんか名前をつけるのはそれなりーになってからと聞きましたがつけました。
「なんで麦茶なの・・・?」
友人「麦茶ばっか飲んでるからだろ。それとも何か?
負(マイナス)あきとか厨二すぎる名前つけてとしあきたちに罵倒されてーのか?
なんだったら最初に考えたカニ味噌あきすっぞ」
「ごべんなさいいいいい!!!カニミ味噌だけはご勘弁をおおおおおおおお!!!」
・・・・こんな感じです(実話ですよ)
・小説とか初めてなんで駄文です・・多分・・・(泣)
・名前は友人がチョイスした
麦茶あき(仮)
加工所本部
ある日俺の友人がこんなこと言ってきた。
「なあ、加工所の本部ってどこにあるんだろうな」
「は?」
何言ってんだこの男は突っ込もうと思ったが質問の内容を考えると確かにそう思う。
加工所とはその名の通り加工する場所だ。
何を加工するかって?もちろんゆっくりだ。
ゆっくり―
突如として現代社会に現れた饅頭または生もの。
ある人がいえばきもかわいい饅頭。ある人がいえばトイレで腐った三週間前の糞饅頭。
ゆっくりが現れてから世間に多大なる影響を与えたがそれもほんのひと時にすぎなかった。
今ではすっかりゆっくりの存在に慣れ、驚く人はほとんどいなかった。
ゆっくりの中身は餡子やカスタードなど種類は様々で加工所はそれを目当てにゆっくりを加工し、売りさばくのだ。
どういうわけか加工所の存在は全ゆっくりに知れ渡っており、恐怖の対象となっている。
わざわざ自ら加工して下さいなんていうゆっくりはいない。
「しらねーよ。てか加工所に本部とかあんの?」
「いや、この近くにある加工所だって支部局って聞いたぜ?」
どこからその情報を仕入れた。
「多分、東京のどっかじゃねーの?」
「頼む真剣に考えてくれ。考えると夜も眠れないんだ」
ちなみに俺の友人は変なことを真剣に考える変人だ。
「加工所で聞けばいいじゃん」
友人は「ああ!」とポンと手を叩きそのままどこかへ行った。
行き先は加工所だな。
翌日-
「わかったぞ!!!愛知県だ!!!」
「うるせーな、つか愛知にあんのかよ」
「見学の予約もした!早速いくぞ!」
「へいへい・・・・ってもしかして俺も?」
「もちろん!」
「マジかよ・・・」
半ば連行された気分になった。
とりあえず俺たちは愛知に行き名古屋という場所についた。
それから電車を乗り替えし、目的地についた。
「なあ、ここであってるのか?」
「住所も間違いないし、ここでいいと思うけど・・・」
「でもさ・・・・ここ
バッチ更新センターだぜ?」
そう俺たちがついたのはゆっくりを飼っている人は誰しもは一度は行くバッチ更新センターだった。
ここは確か飼いゆっくりのバッチ更新の他、バッチ試験やブリーダー試験など取り扱ってる場所ではないのか?
「住所聞き間違えたんじゃないのか?」
「失礼な!5回は聞きなおしたぞ!!」
威張ることじゃないだろう。
つか5回も聞きなおすな。
俺たちはとりあえず中に入ってみるとした。
「ようこそ、ゆっくりバッチ更新センターへ!ゆっくりしていってね!」
そう言ってくれたのは受付のお姉さんだ。
なんとこの世の中にこんな美人さんがいるとは。
「すみません俺たち加工所に見学に来たんですけど・・・」
「見学の方ですか!わかりました係の人をお呼びします。少々お待ちを・・・」
え?今なんと??
「お待たせしました加工所の育成部主任の育手です」
「どうも・・・」
「はじめまして!」
ていうかここであってたんだ・・・
「HAHAHAはじめて来る方はみなそういいますよ。ささ、こっちです」
職員さんに誘導されながら俺たちはついていった。
てか友人はしゃぐのやめろ。恥ずかしい。
俺は育手さんに加工所はどこにあるか質問した。
「加工所本部は地下にあるんだ」
地下?!なるほど確かにそれならマスコミも嗅ぎ付けにくいし、なにより誰も気にならないが何故地下なんだ?
「公にできない場所もあってね・・・だが君たちには特別に見せてあげるよ」
マジで??!
「もちろん!なんたって初めての見学者だからね!」
え?今まで来なかったんですか?
「他の支部はよく来るらしいんだけど・・・うちはね・・・ハハ」
・・・・地下にやった結果がこれだよ
そんな話をしていたら育手さんがエレベーターのボタンを押した。
エレベーターは普通のよりでかく頑丈そうだった。
しかも降りるのが早い。
「しばらくすると見えてくるはずさ、ほら」
エレベーターの窓を見た。
そこにあったのは。
「「おおお・・・・」」
まるで都市のようだった。
ビルが何軒も立ち並び、ビルとビルに連絡用通路らしきものまで存在した。
下には道路があり、何台ものスィーが飛び交っていた。
そのスィーはでかく、後ろに大量の荷物が載せられていた。
しかし驚くべきところはそこじゃなかった。
この加工所、広すぎる。
東京ドーム何十個分の広さだった。
「すげえ・・・」
もはやそれしかでない。
もしこの光景をゆっくりが見たら失禁するだろう。
そんなことを思いながらエレベーターは止まったようだ。
育手さんに連れてこられた場所はB塔の繁殖室らしい。なにせ外から見たビルのでかさが半端なかったから中は相当広かった。
「さて、ここが通常種の繁殖室だ。主にここは食品用だな。飼いゆ用は別の塔なんだ」
育手さん説明され見せられたのは沢山のれいむ種が頭にチューブで繋がれ、全部が植物、動物型妊娠をしていた。
れいむ種が広い円錐のような場所に固定され身動きが取れなかった。
友人が「あのチューブはなんですか?」と質問したら育手さんが「あれはオレンジジュースさ」と答えてくれた。
ちなみにガラス越しだが、特別に中に入らせてもらった。
「さあ、ここが・・・「ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああもううみたくないいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
「おちびちゃんかえしてえええええええええ!!!!!」
「おうちかえるうううううううううううううう!!!!!」
「ゆんやああああああああああああああああ!!!!!」
「だめえええええええ!!!!生まれちゃだめええええええええええええええええ!!!」
「どぼじでこんなごどするのおおおおおおおおおおおおお???!!!!」
部屋に入った瞬間耳を塞ぎたくなるような悲鳴が一斉に聞こえた。
たしかにこの中で仕事するには相当な精神力が必要だろう。
「あー・・・今日も大変ですね・・・」
「うちはいつもこんな感じさ」
育手さんが繁殖室にいた職員と会話してた。てかこの騒音の中よくできるな。
「おねがいじまずううううううううう!!!!おちびちゃんもう、うみたくないんでずうううううううう!!!!!」
「じゃあれみりゃの餌か処分するか?」
「うみますううううううう!!!!」
ゆっくりが加工所を嫌ってる理由がわかった気がする・・・
なぜ職員がここにいるか尋ねると、生まれた子供が不良品ではないか、取替え子などではないかやそんなことを言ってた。
だが主な理由は・・・
「ん?」
職員があることに気づいた。
「こいつはもうだめだな・・・・」
そう言って職員が見たのは14番とナンバープレートが付けられてるれいむだ。
よく見ると生まれてる子供がさっきから奇形や足りないゆっくりみたいなのしか出てこなかった。
「れ、れいむまだうめます!!!だから・・・!!!」
「14番交代でーす!」
「ゆああああああああああああ!!!!」
職員が14番のれいむ拘束具を外すとれいむのもみ上げを引っ張りそのまま処分用と名のついた箱に投入した。
他のれいむたちは仲間が一人減ったことに涙を流すものや処分される恐怖に震えていた。
すると職員が新しいれいむをつれてきた。
「ゆがあああああああ!!!!れいむをはなせえええええええ!!!!!」
「おっ!随分意気がいいな、沢山産めよ!」
外見が綺麗だったので元飼いゆっくりだったのではないか?と思った。
「はい、じゃあすっきりしていってね」
「ゆゆ??すっきりはゆっく・・「「「やじゃああああああああああああああああ!!!!!」」」ゆ?!!!」
「うるさいよ!!れいむがゆっくりできないでしょ!!!このくず!!」
「もうすっきりしたくないいいいいいい!!!!」
「あかちゃんつくりたくないよおおおおおおお!!!!」
「ごめんなさい!!!ごめんなさい!!!」
元飼いゆっくりのれいむはわけもわからずに拘束具に固定された。
「おい!!どれい!!!これをはやくはずせ!!!」
無視
「むしするなあああああああああああああああ!!!!」
するとれいむたちの立っている床が微動し始めた。
「「「「「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆ!!!」」」」」
全員発情し「「「「「すっきりーーーーー!!!!」」」」」した。
「ゆゆん!れいむのあたまにおちびちゃんができたよこだくさんでごめんね!!」
そう言って職員をみて
「おい、どれい!!れいむはおちびちゃんのためにあまあまたべないといけないんだよ!!はやくもってこい!!いますぐだよ!!!」
「へいへい」
ブスッ!!
「ゆ・・・?ゆ、ゆぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
職員がれいむのあたまにチューブを刺したこれでもう赤ゆっくりたちが衰弱することはないだろう。
「いだいいいいいいい!!!!はやくこれはずせえええええええええええ!!!!」
「そんなことしたら赤ちゃん死んじゃうよー?」
すると・・・
プルプル・・・
「ゆゆ??!おちびちゃんもううまれるの?!!」
植物型妊娠した方はもう生まれるらしい。
プルプルと赤ゆが振動し・・・
ポト・・
「ゆっくち・・?!」
「ゆ??!!」
赤ゆは生まれて落ちたのは良かったが、落ちた場所が傾斜だったためころころ転がった。
「ゆ~んきょ~ろ、きょ~ろしゅりゅよ!」
そう言って下の方にあったベルトコンベアに乗った。
「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」
お決まりの挨拶をした。
「ゆゆん♪おちびちゃんゆっくり・・・ってどうしてそっちにいっちゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおお????!!!」
「ゆゆ?きょのゆきゃしゃんおもちろいにぇ!」
そういいながら次々に生まれる赤ゆっくり。
赤ゆは流されていき、大き目のタッパーに入った。
「よし、次」
「ゆ?おにぃしゃんゆっくち・・・ゆ?!」
赤ゆのセリフが言い終わることなく、次のタッパーへと移し変えられた。
「おちびちゃあああああああああああん!!!!かえせえええええええええええ!!!!」
最後の赤れいむが生まれた。
「ゆっきゅりしていっちぇにぇ!!!」
もちろんベルトコンベアの上に。
「ゆっくり・・・だからどうしてそっちにいっちゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお??!!!!」
「ゆえ~ん!おきゃーしゃーん」
この赤ゆっくりもタッパーに詰められた。
全て出産し終えたれいむは職員に対して「おちびちゃんをかえせ!!!」「はやくしろこのくず」など罵倒してきた。
だが職員はそんなこと気にせずにれいむたちに付いていた茎を切り「またすっきりしてね」といった。
もちろんれいむは猛反発したが、またさっきのようになってしまった。
ここで気になったが落ちた時の衝撃で赤ゆっくりたちは何故平気だったのだ?と育手さんに質問した。
「ベルトコンベアには特殊な素材が使われているんだ。当たってもいたいないし、あんよの弱い赤ゆじゃ跳ねることができない特殊素材さ。
傾斜も衝撃を緩和する素材を使ってるしね」
だそうだ。
次に育手さんはまりさ種ばかりの繁殖室に連れてってもらった。
だが、まりさの中身はれいむと同じだからあまり意味がないのでは?
「まりさは中身の餡子がちょっとばかし多いからね、あとはれいむよりまりさを食べたい人用かな」
ここでもれいむと同じようなことが起きていた。
「やだああああああああああああああああ!!!!」
「もうすっきりしたくないいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
「ここからだせえええええええええ!!!!」
その隣の部屋にはありす種がいた。
こちらもおなじようにれいむ、まりさと似たような結果だった。
「やめてえええええええええ!!!!こんなのとかいはじゃないいいいいいいいい!!!!」
「んほおおおおおおおおおおおお!!!!」
「もうすっきりなんてしませんからあああああああああ!!!!」
「いや、どんどんすっきりしていいからね!」
「「「とかいはああああああああああああ!!!!」」」
ぱちゅりーもいたがあいつらって体が弱いからすぐに死んじゃうのでは?
「そうならないように工夫してるんですよホラ」
よく見たらぱちゅりー全員に口が縫い付けられていた。
中身の生クリームを出さないためである。
「定期的にご本とか読ませてるし、胎生出産は無理があるからまむまむは塞いでるしね」
そういえばれいむやまりさもそうだったな・・・
そのまた隣の部屋はちぇんとみょんだった。
ただ他のと違ったのはなんか数が多いことだった。
「所長がチョコ好きなんで」
所長ォ・・・・
「うわあああああああああああ!!!!もうおちびちゃんうみたくないどおおおおお!!!!」
「ざぐやああああああああああああああああああああ!!!!」
「うううううううううう!!!!!」
「しね!!!しねええ!!!」
「ううう!!!うううう!!!」
れみりゃとふらんの繁殖室だ。
中身が肉まんであることから加工所では好評らしい。
「「「「「ううー!みゃんみゃー!!」」」」」
「「「「うああああああああああああ!!!!おちびちゃんにげるどおおおおおお!!!!」」」」
「「「「「うう????」」」」」
皮肉にも親の言ってることはわからずにベルトコンベアに流されていった。
「しかし思ってた以上に悲惨でしたね」
「加工所ではこれが当たり前です」
育手さんは笑いながらそういってた。
「かえしてええええええ!!!らんのおちびちゃあああん!!!!!!」
ん?今聞き間違えか?らんって聞こえたような・・・
声のするほうを見たら先ほどのれいむ、まりさの数と一緒ぐらいにらんが繁殖室にいた。
「ちょ・・・あれ希少種のらんじゃないですか!!!」
「こ・・こんなに沢山・・・」
たしからんはちぇんと番になったりするがそれでも生まれてくる子供は少ない。にもかかわらずこのらんたちは全員植物型妊娠しており
その全てがらんだった。
「らんの中身は稲荷寿司ですからこちらも好評です」
「にしても・・・こんなに・・・てかこれゆっくりピースが黙ってないでしょう」
らんは希少種だ。
たしかゆっくり法案で希少種の乱獲、密漁、加工は禁止されてるはずだ。
「いいえこの本部だけ加工が認められています」
なんだと・・・・?!
「実は本部が地下にあるのはこういったこともあるのです。過激派のゆっくりんピースがここを餌として自分たちの利益を上げるのを防ぐために」
なるほど・・・・しかしらんが多すぎませんか?
「加工所本部では希少種の品種改良で大量生産できました」
マジっすか
「まあ加工が認められてるのはここで育ったからでもあるんです。乱獲も、密漁もしてませんから加工のほうは国から特別に許可をもらってます」
すげえ国家ww
「他にもいますよ」
そういって育手さんに希少種繁殖室を見せてもらった。
「「「「「「じゃおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」」」」
めーりんだ。ペットショップなどでは優しい性格とじゃお!という愛くるしい姿が好評のめーりんが繁殖室に大量にいた。
「めーりんもですか・・・」
「中身がピザまんですから」
こちらはゆうかだ。育手さんによると中身は花の蜜で相当甘いらしい。
「あああああああああ!!!!もうやめてえええええええええええ!!!」
「ゆうかをだしてえええええええええ!!!!」
ゆうかに対しても容赦ないとは恐るべし、加工所本部。
ゆゆこ、れてぃ、ちるのもいた。
捕食種のなかでも高ランクのやつらにも容赦しないようだ。
「こぼねええええええええええええええええ!!!」
「くろまくううううううううううううう!!!!」
「あたいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
奥の方にに行くとさなえが大量にいた。
中身は抹茶餡らしくけっこう人気らしい。
「もううみたくありませええええええええんんん!!!」
「かなこさまあああああああ!!!!すわこさまああああああああ!!!!」
「ゆるさなえええええええええええ!!!!」
まさかさなえまでもが・・・
「別の部屋にはかなこもいますよ。っていってもおかざりとオンバシラを回収するだけですが」
ひでぇ格差だ。
他にもなずーりん、しょう、さくやもいた。
ただてんこだけは何故かみんな喜んで出産してた。
「まあ、これで繁殖室は大方いいかな。普通はあんなとこは入れないんだよ?」
確かに一般人にはとても見せれないようなところまで見せてくれた。
だが俺はあまり気にしてない。本部がこんなにでかいんだ。
それぐらいやばいこともやってるってことは入る前からうすうす感ずいてたし、それにこんなのを平気でやれる企業だっていくらでもいる。
それに俺は変人の称号をもらってる友人と長年付き合ってるから、ちょっとやそっとのことは慣れている。
にしてもすごいな加工所本部・・・・他の地方じゃやってないことまでやっているのだから。
「次は子育て室を見ていこうか」
子育て?
育手さんに隣のC塔に連れてってもらった。
そこはいくつかの部屋があり、その中に赤ゆっくり、子ゆっくりがいた。
みな楽しそうに遊んでいた。
しかし何故子育て室を?
「繁殖室にいる奴らの代わりとして育ててるんです。すでにこいつらの姉たちは立派な成体となって待機してます」
なるほど。
「あとは金バッチをとるために育てていますね加工所産の」
「そういえば加工所で育ったゆっくりってどれも優秀なんですよね。あいつらもなんですか?」
「いや、あの中でも一匹、二匹しかでないよ」
「??」
育手さんが加工所で育つ金バッチゆっくりがどのような人生を送るか教えてもらった。
まず赤ゆっくりの頃は親にも会えず寂しがるゆっくりもいるらしい。
だから飼育員が毎日そばにいてやり子育てをする。
一度に育てれるのは多くても20匹ほど。
様々なゆっくりがいて育てるのは大変だそうだ。
赤ゆっくりたちは飼いゆっくりになるためのマナーや作法、野良と野生のゆっくりのこと。
色んなゆっくりのこと。
人間の強さ、捕食種やゲスに対しての防衛術を学び成体へと成長する。
がそれでもわがままいうやつは多いそうだ。
「こんにゃしゅくにゃいごひゃんしゃんじゃまりしゃたちはりっぴゃにしぇいちょうしにゃいじぇ!!」
「しょうよ!ちょきゃいひゃなありしゅはもっちょゆうぎゃにゃしょきゅじをしゅりゅべきじゃわ!」
「わがままいうんじゃありません!世の中にはこんなおいしいものを食べれないゆっくりもいるのよ!」
「しょうだよまりしゃ!おねぇーしゃんにあやまっちぇ!」
「ありしゅおねーしゃんも!こんにゃのちょかいひゃじゃにゃいわ!!」
「しっちゃこっちゃにゃいんだじぇ!!!」
「・・・・・はぁ・・・みんなこの子たちにさよならをいっておきなさい」
「みゅきゅ~・・・どうちて?」
「悪い子は加工所の人が連れにくるからっていう昔話聞きたい?」
「「「「ゆぴいいいいいい!!!!」」」」
「しょんにゃのうしょにゃんだじぇ!!まりしゃはいいきょなんだじぇ!!」
「さよならまりさ明日はいなくなってると思うから」
「ゆん!しょんやこちょにはにゃらにゃいんだじぇ!」
そしてわがままいったまりさとありすは次ぎの日にいなくなった。
といっても別の部屋に連れて行かれただけである。
例えばれみりゃの部屋とか。
子ゆっくりにサイズになると道徳や責任など教えられる。
特にれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりーはこのことを覚えておかなければならない。
「れいむは子供はほしい?」
「ほしいよ!おちびちゃんとゆっくりしたい!」
「でもご飯はどうするの?うんうんやしーしーの後始末だって飼い主さんにやらせるの?」
「ゆ・・・!それは・・・」
「それにおちびちゃんは食欲旺盛だし、飼い主さんに負担が掛かっちゃうかもしれないわ」
「そんな!れいむおちびちゃんといっしょにいたいのに!!」
「れいむがおちびちゃんがほしい気持ちもわかるわ、でもそれを育てる責任も持たなきゃいけないのよ
もし子供を作って捨てられたらあなたはその子を育てられるかしら?
野良の世界はすごく厳しいわ最悪、人間に潰されるか餓死、ゲスやれいぱーにやられるかもね」
「ゆううううううう!!!!」
「だからおちびちゃんや番はあきらめなさい、飼い主さんの生活が安定してればいいかもしれないけど・・・でもれいむ」
「ゆ?」
「あなた子育てしたことないでしょどうやって育てるの?」
そこでれいむはハッと気づいた表情になった。
お姉さんはゆっくりたちにゲスやれいぱーの恐ろしさをビデオで説明した。
「のらゆっくりこわいよおおおおおおおおおおおお!!!」
「でもいい子もいるけど、基本は関わらないことね」
「こんなのありすじゃないわ!!!なんていなかものなの??!!」
「そうね・・・でも彼女たちもある意味被害者よ・・・性欲を満たすことでしか己の孤独を押さえつけれない哀れな・・・」
「・・・ゆぅ・・」
こうして教育を全て終えたゆっくりはもう成体になっている。
そしてゆっくりたちは最後にあることをやる。
「・・・はじめましてさとりよ・・・ゆっくりしていってね」
「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」
「ゆゆ!れいむはじめてみたよ!」
「きれいなゆっくりなんだぜ」
「とかいはだわ」
「むきゅう、プラチナバッチさんだわゆうしゅうなゆっくりなのね」
「じゃあ、お姉さんがみんなにある質問をするわ」
「「「「なんでもいってね!!!!」」」」
「あなたたちが今までで、ゆっくりできたことは何かしら?」
「「「「????」」」」
一瞬、みんな戸惑ったが、一匹、一匹答えだした。
「れいむはおうたをうたったときにゆっくりできたよ!」
「まりさはごはんさんをむ~しゃむ~しゃしたときだぜ!」
「とかいはこーでぃねいとしたときね!」
「ごほんさんよんだときよむきゅう」
「うんうんしたときだよ!」
「す~やす~やするときだよ!!」
ここであるれいむが
「みんなといつもいるときにゆっくりできたよ」
お姉さんは全員の意見をちゃんと聞いてた。
さとりは一匹ずつ見ていた。
そしてさとりはお姉さんに何かを伝えたら別の部屋にいってしまった。
お姉さんはあるれいむとにたような回答したまりさたち二匹のお飾りにバッチを付けた。
「バッチを付けてない他のゆっくりはあっちのお部屋に行って頂戴」
そういってれいむ、まりさ以外全員別の部屋に行ってしまった。
「さてと・・・」
そういってお姉さんはれいむとまりさをみた。
「おめでとう。あなたたちは今日から金バッチよ」
お姉さんの言葉に信じれなかったのか驚いた表情のまま硬直してた。
数分後・・・
「ゆゆう??!!ほんと??!!」
「や、やったね!れいむ!!」
「ゆん!!」
二匹とも涙を流していた。
飼いゆっくりなるため赤ゆっくりのころから必死に勉強した甲斐があった。
「まず金バッチのことだけど授業で説明したとおり金バッチは飼い主がゆっくりをゆっくりさせるものではありません。
あくまで人間さんに飼われてもよく、躾が通ってることを示すのが金バッチよ。わかってるわね?」
「「ゆっくりりかいしてます!!」」
何故このようなことを教えるのか?それは金ゲスの存在にあった。
一部の金バッチのゆっくりは自分は金バッチだからゆっくりすることが許される飼い主が自分をゆっくりさせると勘違いしてるゆっくりがいるのだ。
自分は金バッチだ。偉いんだと言いながら野良ゆっくりをいじめたり、銀、銅バッチのゆっくりをいじめる事件があったのだ。
こいつは金バッチなのに何故ゲスになったや甘やかしてたらいつのまにかゲスになってましたパターンだ。
その防止のなかでもこのゆっくりたちの授業でも教えられてることだ。
自分たちは別に偉くない。人間さんが飼いゆっくりとしてどこまで認められてるかということもだと。
もちろんれいむたちはそんなことわかってるので心配ないが(多分)
しかしれいむがさっきから心配そうな顔をしてた。
「ゆ?れいむどうしたの?」
「ゆん・・・ほかのみんなはどうしたのかなって」
「!」
そうだ自分たちは金バッチを手に入れられたが他のみんなはどうしたのだ??
「大丈夫よあの子たちは保留みたいなものだから」
「「ほりゅう??」」
「金バッチはちょっとお預けかなってことよ」
つまり他のみんなは金バッチを取れなかったことになる。
一緒にがんばった仲間たちだ。それを知ったら、どれほど悲しむか。
「気にしなくてもいいわ。人間の世界でもよくあることよ。それよりあなたたち早く飼い主が見つかるといいわね」
お姉さんにそう言われてれいむとまりさはペットショップに出荷された。
一方保留組みはというと―
「なんでへやさんをいどうするんだぜ?」
「わからないよー」
「むきゅう・・・」
そう言ってるうちにお姉さんが部屋に入ってきた。
「ゆ!おねえさん!」
「ねえ、ありすたちはどうなるの?」
「もしかして・・・きんばっちさんがふごうかくとか・・・?」
お姉さんは首を横に振った
「いいえ、ちがうわ」
ホッ・・よかったと全員安堵の表情になるしかし・・・・
「加工所行きが決定しただけよ」
(゜Д゜)の表情のまま硬直してた。
そして
「「「「「どおいうことなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお????!!!!」」」」」
「なっとくいかないんだぜ!!なんでなんだぜ??!」
「ありすたちいっしょうけんめいおべんきょうしたわ!!」
「むきゅう!そうよ、かいゆっくりになるために・・・」
「その飼いゆっくりに相応しくないから加工所行きなの」
「「「「「どぼじでええええええええええええええええええええええええ???!!!!!」」」」」
「その理由を教えてあげるわ、さとり」
「「「「「ゆ???!」」」」」
お姉さんに呼ばれ出てくるさとり。
「なぜ飼いゆっくりになれないかわかるかしら?」
「わからないんだぜ!!」
「わからないよおおおお」
「ちーんぽ!!」
さとりは冷ややかな目でこう言った。
「あなたたちが金バッチのなかでも捨てられるかのうせいがあるからよ」
「「「「「??!!!!」」」」」
言ったことがよくわからなかった。
「「「「「どおいうことなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお??!!!!」」」」」
「じゃあ、逆に質問するわ。飼いゆっくりが捨てられる主な原因はなんだと思う?」
「そいつがゲスになったからなんだぜ!」
「じぶんかってなことをしたからかいぬしさんがおこったのよ!!」
いい答えだ。お姉さんの教育がよく行き届いてた。しかし
「半分正解」
「「「「ゆううう???!!!」」」」
「残り半分はわかるかしら?」
「わからないよー!!」
「教えてあげる。飽きやすいからよ」
「「「「???!!!!」」」」
「正直いってあなたたちは金バッチだってこと以外なんの役にも立てはしないわ。家に飼われるだけ
飼う人は愛玩用や新しい家族として、虐待のために飼う人もいたわね。
でも最近金バッチも昔と比べて値段が安くなってるのよどういうことかわかる?」
全員がわからなかった。
「ようは買いやすくなったってことよ。それなりの時給をもった人にもね
でもそんな人たちに飼われるってことがどういうことかわからないでしょ?」
「わ、わからないぜ・・・・」
「そういうひとたちの大半はとりあえず買ってみようって人がほとんどなの。
つまりゆっくりに関する知識が少ないってことよ」
ますますわけがわからない
「わかるわけないわね。その人たちのほとんどはあなたたちを飼うのがめんどくさくなって捨てられるのよ」
「「「そんな!!!」」」
「仮に飼い続けれたとしても仕事の忙しさで構ってもらえず寂しさを紛らわすためにあなたたちは野良と接触、最悪子供を作るかゲス化するわ」
「ま、まりさはそんなことには・・・!」
「いいえなるわ。とくにそうおもってるあなたが一番そう」
「ゆううううう??!!!」
「だって、今わたしたちに教えられなかったらあなたたちはそうなる末路よ
知らなかった情報をどうやって未然に防ぐの?」
「・・・・・」
「まあ、あなたたちの中にもゲスになりそうなのはいくらか・・・「まってほしいんだぜ!!」?」
「だったらじゅぎょうさんでそれをおしえてくれればよかったんだぜ!!そうすればそんなことにはならないんだぜ!!」
「そ、そうよ!まりさのいうとおりだわ!!」
「「・・・・・・・」」
お姉さんとさとりがまりさたちを見つめた。
「ざんねんだけど・・・・そんなことしても無駄なのよ」
「「「「ゆえええええええええええ???!!!」」」」
「な、なんでなんだぜええええ??!!」
「例え教えたとしてもこの飼い主さんは大丈夫だろうという安易な考えからそのことを忘れるわ。あとは・・・わかるわね?」
「ま、まりさは・・・!!」
「必ず忘れる。だってあなたたちがそう言ってくれたのだから」
いつそんなことを??!
「お姉さんがあなたに質問したでしょう?あれよ」
あれが??!
「あなたたちは様々なゆっくりを言ってくれたわ。でもそれらはそれを満たされればいいってことをいってるようなもの。
その幸せからあなたたちは結局忘れるの」
「で・・・でも!」
「はっきり言うわ」
お姉さんが今まで聞いたこと無い声ではっきり言った。
「私たちは売れて、なおかつ捨てられず、野良にならないゲス化しないゆっくりを売りたいの」
なんだそれは?!それじゃあまるで私たちが売り物ではないか!
「ええ、そうよ。あなたたちはそのために生まれたの」
「「「??!!!!!」」」
信じれなかった。お姉さんがまさかそんなこと言うなんて・・・!!
「お・・・おねえさん・・・まりさたちを・・・うらぎったの・・・??」
「裏切るもなにも最初からそのつもりだったわ」
「ひどい!!こんなのとかいはじゃないわ!!」
「さらに追い討ちかけるようだけど、あなたたちどうして自分たちの親に会えないかわかる?」
「「「「「ゆぅ・・・・・?」」」」」
「売れるゆっくりの製造機となってるからよ。そんな親と会いたくないでしょ?」
「「「「「!!!!!!」」」」」
「安心しなさいもうすぐ親の元にいけるわ。もちろんあなたたちの姉にも会えるわね。安心しなさい生きてるわよ多分」
「「「「ゆ・・・!!!」」」」
「教育代分きっちり働いてもらうわ。だ・か・らゆっくりしていってね」
「「「「「「ゆんやああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」」」」
こうして保留組は繁殖室に送られその命使い切るまでに働かされた。すでに繁殖室にいた姉たちと共に・・・
「全く、少しは自分で考えることはできないのかしら?」
「外の世界とか見せたらどうかしら?野外活動として」
「いいわねさとり・・・ところであなたまりさの顔見て嫌そうな顔してたわね、何で?」
「あのまりさわたしの姿みていやらしいこと考えてたわそれにちょっとゲス因子もあったし
あのありすなんか性欲抑えてたけどその内れいぱーになる危険性があったわ」
「他は飽きやすいタイプか・・・・れいむとまりさは受かったのはこちらが求めてる条件を一応最低限にクリアしたからなのよね」
「まあそれでも捨てられないことを祈るわ。あの子たち、いい飼い主が見つかるといいわね」
「そうね」
以上が育手さんに聞いた話である。
「しかし加工所本部マジで鬼畜ですね」
「そう見えるかい?」
「ある意味」
「はは、そうか」
次は研究施設を紹介してくれるそうだ。
「加工所本部って思ってた以上にすげえな」
「そうだな・・・」
後編に続く
あとがき
ここまでよんで下さりありがとうございます。
加工所本部とか考えちゃう脳内餡子な自分ですが温かい目で見守ってください。
麦茶あきと一応名前候補として考えてます。
なんか名前をつけるのはそれなりーになってからと聞きましたがつけました。
「なんで麦茶なの・・・?」
友人「麦茶ばっか飲んでるからだろ。それとも何か?
負(マイナス)あきとか厨二すぎる名前つけてとしあきたちに罵倒されてーのか?
なんだったら最初に考えたカニ味噌あきすっぞ」
「ごべんなさいいいいい!!!カニミ味噌だけはご勘弁をおおおおおおおお!!!」
・・・・こんな感じです(実話ですよ)