ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0436 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!
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ankoss
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・一応現代設定です。
・虐待というよりも単なる駆除です。
「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!
だからやさしくしなくちゃだめなんだよ!!」
と現在男の目の前で男の自宅の玄関先にいるのは典型的なでいぶとこれまた典型的なゲスまりさだ。
親子揃ってろくでなしだ。
玄関先にいるのは強化ガラスの窓を割る事が出来なくて家に侵入出来なかったからだろう。
「きゃわいいまりしゃがおにゃかちゅかちぇてりゅんだよ。はやきゅあみゃあみ
ゃもっちぇきちぇね!」
子まりさも男に対して好き勝手言う。
だがお兄さんは何も答えない。
「ききょえないにょ!?はやきゅぎゅじゅぎゅじゅじないであみゃあみゃもっちぇきゅるんだよ!!」
赤まりさが喚いているが無視して親れいむに向き直る。
「そっか…れいむも一人でおちびちゃんを育てなくちゃならなくて大変なんだね
…可哀相に…」
「ゆ!そうだよ!
だからじじいはこのおうちをれいむにわたしてあまあまをくれたあとゆっくりしんでね!!」
「それじゃあ仕方ないね…」
れいむはその言葉を聞いた途端ほくそ笑んだ。
『れいむにかかればいちころだね。
おちびちゃんとれいむのかわいさがあればにんげんはよろこんでしんでくれるよ!!』と
本気で思い込んでいた。
そして、親れいむはお兄さんがお家を明け渡してくれる一言を待ち、
「一思いに楽にしてあげるよ」
「ゆぇ?」
お兄さんから発せられた言葉を理解出来なかった。
しかし、
「ゆびゃ!?」
隣にいる赤まりさが潰されて我に返らざるえなかった。
「お…ちび…ちゃん…?」
親れいむが赤まりさのいた場所を見る。
そこには餡子の飛沫と潰れた饅頭、赤まりさのものであったひしゃげた帽子があった。
「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!?」
親れいむが絶叫を上げて赤まりさの残骸に駆け寄る。
「いちゃ…い…」
もはや助からないダメージであったが不幸にもまだ赤まりさは生きていた。
「おちびちゃんしっかりしてね!いまぺ~ろぺ~ろしてあげるからね!」
勿論そんなので治る訳がない。
そんな希望を打ち砕くため、お兄さんは何度も赤まりさの残骸を踏み締めた。
「ぷぎゅ!?ぎゅびゅ!?げびゅ!?」
「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
親れいむがお兄さんにタックルして来る。
だがそれに構わずお兄さんはもうそこに赤まりさがいたとわからなくなる位赤まりさの残骸を踏み潰した。
「…これでゆっくりできるね……」
お兄さんは慈しむような笑みを浮かべていた。
「どごがゆ゛っぐり゛でぎる゛の゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!
がわ゛い゛い゛お゛ぢびじゃ゛んをがえぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!
」
「いいけど…もう死んでるよ」
ほぼ土と同化した赤まりさを親れいむにプレゼントする。
「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じね゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
親れいむのポヨンポヨンと体当たりしてくる。
それに対してお兄さんは、
「すぐ楽にしてあげるからね」
「ゆぐえ!!?」
親れいむを蹴り飛ばした。割と本気で。
「あれ、ごめんね。
一撃で終わらせるつもりだったんだけど意外と丈夫なんだね」
「い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!?」
コロコロと庭を転がっていき、最終的に絶叫を上げる親れいむ。
「どぼぢでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぼお゛お゛お゛お゛ッ!!?」
痛みでもう子供を殺された怒りよりも死への恐怖が勝った親れいむは叫ぶ。
お兄さんはそれに対して微笑みを崩さず、
「れいむが可哀相だからだよ」
「ゆ…?」
と、お兄さんが出した答えに親れいむは理解出来なかった。
どおしてかわいそうだからおちびちゃんをころしたの?
かわいそうならゆっくりさせてあげるでしょ?ばかなの?しぬの?
お兄さんは親れいむの言いたい事を表情から読み取ったらしく答えてくれた。
「シングルマザーは大変なんだよね。
辛くて苦しくてゆっくり出来ない…」
「ゆ……そうだよ…だから…」
ゆっくりさせてね…そう親れいむが告げる前に宣告された。
「だからせめて一撃で死なせて天国でゆっくりさせてあげようって決めたんだ」
「ゆ?」
親れいむは納得が出来なかった。
どうしてゆっくりできないからしななくちゃならないの?
にんげんはれいむたちにあまあまやごはんをくれるはずでしょ?
なのになんでれいむがしななくちゃいけないの?
れいむの表情から男は何をれいむが言いたいか感じ取ったのだろう。
慈愛に満ちた笑顔で答えた。
「つらくて大変だったんだろう?
もうそんな思いはしなくていいんだ。
ここでゆっくり眠ればいいんだよ」
「ゆ?なにするのはなしてね!
れいむおうちにかえる!!?」
逃げだそうとするれいむをお兄さんは掴む。
「きだないでででいぶにざわるな゛あ゛ぁ゛ッ!!!はなぜぇッ!!はなじでぇ
ッ!!?」
「おちびちゃんがいなくなって辛いでしょ?
もう生きててもゆっくり出来ないよね?
だからここで死んで天国でゆっくりしていってね!」
「やじゃあ゛!!?じにだぐな゛い゛い゛い゛ッ!!!」
お兄さんは泣き叫ぶれいむの髪を掴んだまま、
「てぇいやッ!!」
「ゆげぶッ!!!」
地面に叩き付けた。
「ゆ…ゆげぇ…」
顔面から叩き付けられ、歯は折れ、目は潰れ、ボタボタと餡子が流れ出る。
「あれぇ、ゴメンね。まだ生きてるなんてかなり頑丈だね」
お兄さんは変わらぬ声でれいむを掴む。
「しょうがない。確実に押し潰すか。少し痛いけど我慢してね」
そう呟いてれいむを手で挟んでぎゅうううと押し付け始める。
「ゆぎゅう゛う゛!!?
だずげでえ゛え゛え゛え゛ッ!!?」
両側から来る痛みに泣き叫びながられいむは命乞いをする。
「助けてあげるよ。この世の苦しみから」
お兄さんは笑顔のまま力を込めていく。
段々とひしゃげていくれいむ。
一息に潰れないのはれいむが必死に抵抗しているからだ。
「やじゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?
れいぶじに゛だぐな゛い゛い゛ッ!!?」
「どうして?生きていても辛いことばっかりだったでしょ?
だから一思いに楽になって天国でゆっくりしようよ」
「そんなのやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!
まじゃまじゃでいぶゆっぐりじだい゛んだよ゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」
「出来るさ、もうすぐ永遠にゆっくりするんだもんね。
大丈夫だよ。
れいむならきっとおちびちゃんと天国のゆっくりプレイスで幸せに暮らせるさ」
「ぞんなのゆっぐりじゃない゛よ゛ぼお゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」
れいむの口から餡子が飛び出る。
視界が歪み、痛みで流していた涙に餡子が混ざり始める。
口は閉じる事が出来ずにだらし無く開かれ、よだれが溢れ出る。
「どうじでえ!!?
どうじでがわいいでいぶがこんなめにぃッ!!!?」
れいむは叫ぶ。
どうしてこんな事になったかわからない。
れいむは今まで辛いゆん生を送ってきた。
元飼いゆっくりの子に生まれ、家族は自分以外烏に食われ、命からがら逃げ延び、
公園で暮らしていたら銀バッジの美まりさと出会った。
すぐにすっきりしてれいむの頭に茎が伸び、赤ちゃんが出来た。
しかし、まりさはその赤ちゃんのいる茎を引きちぎろうとした。
まりさはただすっきりしたいだけでれいむはただ近くにいて、野良だから選ばれただけだった。
当然れいむは抵抗した。
その結果根本のまりさ以外とれてしまったのだ。
その拍子にれいむは後ろに転がり、その勢いを使ってまりさから逃げた。
このままじゃまりさに殺されるのはわかりきっていたから。
逃げ延びた後、不幸中の幸いとして、数匹に行き渡るはずだった栄養は根本のまりさに全ていき、
まりさが通常より早く生まれた為、れいむはすぐに狩りに行け
るようになった。
だが赤ゆっくり一匹を放って狩りに行けば赤ゆっくりがどうなるかわからない。
しかし赤ゆっくりを守りながら採れる餌等たかが知れている。
貧窮するのも時間の問題だった。
その結果、しんぐるまざーとして人間の前に現れたのだ。
「いやだぁああ!!まだぜんぜんゆっぐぢじでばいの゛い゛い゛い゛い゛い゛!
!?
ごんな゛どごろ゛でじに゛だぶな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!
?」
もはやれいむの目玉は男の圧迫に耐え切れず飛び出し、もはやゆっくりとは言え
ないゴミへと変わっていた。
れいむは叫ぶ、生への渇望を。
「やだぁ!!?でいぶずっどゆっぐりでぎながっだあああ!!
だがらごれがらずう゛ぅ゛っどずう゛ぅっどゆっぐりずる゛のお゛お゛お゛お゛
お゛ッ!!?
ごんな゛どごでじに゛だぐばい゛い゛い゛い゛ッ!!!」
「ばいばい、れいむ」
「もっど…ゆぴゃあ゛!!?」
男はれいむの慟哭に全く聞く耳を持たず、渾身の力でれいむを押し潰したのだった。
散乱するれいむの皮や餡子。
それを庭のホースで手に付いた餡子と共に洗い流す。
「じゃあな、れいむ。
天国でおちびちゃんと仲良くな」
そう言いながら家に入って行った。
お兄さんは本気だった。
本気で善意だけでれいむ達を殺したのだ。
生きていてもゆっくりがゆっくり出来る確率なんて飼いゆっくりでもない限り万に一つだ。
それは街に住む人間なら誰しも知っている事だ。
飼いゆっくりにしたくてもお兄さんも一人暮らしでそんな余裕はない。
だから、せめて苦しまずに殺して楽にしてあげよう、とお兄さんは考えていた。
こうしてお兄さんに殺されたゆっくりは数知れない。
これからも、様々なゆっくりが殺され続けるだろう…。
お兄さんの優しさによって…。
END
あとがき
優しくするだけが優しさじゃないと思うよね!
前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」が思ったよりも容量が大きくなっ
てしまった為コンパクト化に再チャレンジ。
だけどコンパクト化にこだわりすぎたせいか何か前作と似通ってしまった&急ぎ
足になってしまった気がします。
前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」に対してたくさんの御感想ありがとうございます。
皆様の考え通り、あのお兄さんは天然です。
マジでゆっくりの為を思ってやってます。
本人的には鬼意山の自覚すらありません。
純粋な善意は時に純然たる悪意より始末が悪いと思いました。
それでは最後に、今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございました。
過去に作ったSS
『ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ!』
『ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!』
・虐待というよりも単なる駆除です。
「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!
だからやさしくしなくちゃだめなんだよ!!」
と現在男の目の前で男の自宅の玄関先にいるのは典型的なでいぶとこれまた典型的なゲスまりさだ。
親子揃ってろくでなしだ。
玄関先にいるのは強化ガラスの窓を割る事が出来なくて家に侵入出来なかったからだろう。
「きゃわいいまりしゃがおにゃかちゅかちぇてりゅんだよ。はやきゅあみゃあみ
ゃもっちぇきちぇね!」
子まりさも男に対して好き勝手言う。
だがお兄さんは何も答えない。
「ききょえないにょ!?はやきゅぎゅじゅぎゅじゅじないであみゃあみゃもっちぇきゅるんだよ!!」
赤まりさが喚いているが無視して親れいむに向き直る。
「そっか…れいむも一人でおちびちゃんを育てなくちゃならなくて大変なんだね
…可哀相に…」
「ゆ!そうだよ!
だからじじいはこのおうちをれいむにわたしてあまあまをくれたあとゆっくりしんでね!!」
「それじゃあ仕方ないね…」
れいむはその言葉を聞いた途端ほくそ笑んだ。
『れいむにかかればいちころだね。
おちびちゃんとれいむのかわいさがあればにんげんはよろこんでしんでくれるよ!!』と
本気で思い込んでいた。
そして、親れいむはお兄さんがお家を明け渡してくれる一言を待ち、
「一思いに楽にしてあげるよ」
「ゆぇ?」
お兄さんから発せられた言葉を理解出来なかった。
しかし、
「ゆびゃ!?」
隣にいる赤まりさが潰されて我に返らざるえなかった。
「お…ちび…ちゃん…?」
親れいむが赤まりさのいた場所を見る。
そこには餡子の飛沫と潰れた饅頭、赤まりさのものであったひしゃげた帽子があった。
「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!?」
親れいむが絶叫を上げて赤まりさの残骸に駆け寄る。
「いちゃ…い…」
もはや助からないダメージであったが不幸にもまだ赤まりさは生きていた。
「おちびちゃんしっかりしてね!いまぺ~ろぺ~ろしてあげるからね!」
勿論そんなので治る訳がない。
そんな希望を打ち砕くため、お兄さんは何度も赤まりさの残骸を踏み締めた。
「ぷぎゅ!?ぎゅびゅ!?げびゅ!?」
「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
親れいむがお兄さんにタックルして来る。
だがそれに構わずお兄さんはもうそこに赤まりさがいたとわからなくなる位赤まりさの残骸を踏み潰した。
「…これでゆっくりできるね……」
お兄さんは慈しむような笑みを浮かべていた。
「どごがゆ゛っぐり゛でぎる゛の゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!
がわ゛い゛い゛お゛ぢびじゃ゛んをがえぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!
」
「いいけど…もう死んでるよ」
ほぼ土と同化した赤まりさを親れいむにプレゼントする。
「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じね゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
親れいむのポヨンポヨンと体当たりしてくる。
それに対してお兄さんは、
「すぐ楽にしてあげるからね」
「ゆぐえ!!?」
親れいむを蹴り飛ばした。割と本気で。
「あれ、ごめんね。
一撃で終わらせるつもりだったんだけど意外と丈夫なんだね」
「い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!?」
コロコロと庭を転がっていき、最終的に絶叫を上げる親れいむ。
「どぼぢでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぼお゛お゛お゛お゛ッ!!?」
痛みでもう子供を殺された怒りよりも死への恐怖が勝った親れいむは叫ぶ。
お兄さんはそれに対して微笑みを崩さず、
「れいむが可哀相だからだよ」
「ゆ…?」
と、お兄さんが出した答えに親れいむは理解出来なかった。
どおしてかわいそうだからおちびちゃんをころしたの?
かわいそうならゆっくりさせてあげるでしょ?ばかなの?しぬの?
お兄さんは親れいむの言いたい事を表情から読み取ったらしく答えてくれた。
「シングルマザーは大変なんだよね。
辛くて苦しくてゆっくり出来ない…」
「ゆ……そうだよ…だから…」
ゆっくりさせてね…そう親れいむが告げる前に宣告された。
「だからせめて一撃で死なせて天国でゆっくりさせてあげようって決めたんだ」
「ゆ?」
親れいむは納得が出来なかった。
どうしてゆっくりできないからしななくちゃならないの?
にんげんはれいむたちにあまあまやごはんをくれるはずでしょ?
なのになんでれいむがしななくちゃいけないの?
れいむの表情から男は何をれいむが言いたいか感じ取ったのだろう。
慈愛に満ちた笑顔で答えた。
「つらくて大変だったんだろう?
もうそんな思いはしなくていいんだ。
ここでゆっくり眠ればいいんだよ」
「ゆ?なにするのはなしてね!
れいむおうちにかえる!!?」
逃げだそうとするれいむをお兄さんは掴む。
「きだないでででいぶにざわるな゛あ゛ぁ゛ッ!!!はなぜぇッ!!はなじでぇ
ッ!!?」
「おちびちゃんがいなくなって辛いでしょ?
もう生きててもゆっくり出来ないよね?
だからここで死んで天国でゆっくりしていってね!」
「やじゃあ゛!!?じにだぐな゛い゛い゛い゛ッ!!!」
お兄さんは泣き叫ぶれいむの髪を掴んだまま、
「てぇいやッ!!」
「ゆげぶッ!!!」
地面に叩き付けた。
「ゆ…ゆげぇ…」
顔面から叩き付けられ、歯は折れ、目は潰れ、ボタボタと餡子が流れ出る。
「あれぇ、ゴメンね。まだ生きてるなんてかなり頑丈だね」
お兄さんは変わらぬ声でれいむを掴む。
「しょうがない。確実に押し潰すか。少し痛いけど我慢してね」
そう呟いてれいむを手で挟んでぎゅうううと押し付け始める。
「ゆぎゅう゛う゛!!?
だずげでえ゛え゛え゛え゛ッ!!?」
両側から来る痛みに泣き叫びながられいむは命乞いをする。
「助けてあげるよ。この世の苦しみから」
お兄さんは笑顔のまま力を込めていく。
段々とひしゃげていくれいむ。
一息に潰れないのはれいむが必死に抵抗しているからだ。
「やじゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?
れいぶじに゛だぐな゛い゛い゛ッ!!?」
「どうして?生きていても辛いことばっかりだったでしょ?
だから一思いに楽になって天国でゆっくりしようよ」
「そんなのやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!
まじゃまじゃでいぶゆっぐりじだい゛んだよ゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」
「出来るさ、もうすぐ永遠にゆっくりするんだもんね。
大丈夫だよ。
れいむならきっとおちびちゃんと天国のゆっくりプレイスで幸せに暮らせるさ」
「ぞんなのゆっぐりじゃない゛よ゛ぼお゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」
れいむの口から餡子が飛び出る。
視界が歪み、痛みで流していた涙に餡子が混ざり始める。
口は閉じる事が出来ずにだらし無く開かれ、よだれが溢れ出る。
「どうじでえ!!?
どうじでがわいいでいぶがこんなめにぃッ!!!?」
れいむは叫ぶ。
どうしてこんな事になったかわからない。
れいむは今まで辛いゆん生を送ってきた。
元飼いゆっくりの子に生まれ、家族は自分以外烏に食われ、命からがら逃げ延び、
公園で暮らしていたら銀バッジの美まりさと出会った。
すぐにすっきりしてれいむの頭に茎が伸び、赤ちゃんが出来た。
しかし、まりさはその赤ちゃんのいる茎を引きちぎろうとした。
まりさはただすっきりしたいだけでれいむはただ近くにいて、野良だから選ばれただけだった。
当然れいむは抵抗した。
その結果根本のまりさ以外とれてしまったのだ。
その拍子にれいむは後ろに転がり、その勢いを使ってまりさから逃げた。
このままじゃまりさに殺されるのはわかりきっていたから。
逃げ延びた後、不幸中の幸いとして、数匹に行き渡るはずだった栄養は根本のまりさに全ていき、
まりさが通常より早く生まれた為、れいむはすぐに狩りに行け
るようになった。
だが赤ゆっくり一匹を放って狩りに行けば赤ゆっくりがどうなるかわからない。
しかし赤ゆっくりを守りながら採れる餌等たかが知れている。
貧窮するのも時間の問題だった。
その結果、しんぐるまざーとして人間の前に現れたのだ。
「いやだぁああ!!まだぜんぜんゆっぐぢじでばいの゛い゛い゛い゛い゛い゛!
!?
ごんな゛どごろ゛でじに゛だぶな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!
?」
もはやれいむの目玉は男の圧迫に耐え切れず飛び出し、もはやゆっくりとは言え
ないゴミへと変わっていた。
れいむは叫ぶ、生への渇望を。
「やだぁ!!?でいぶずっどゆっぐりでぎながっだあああ!!
だがらごれがらずう゛ぅ゛っどずう゛ぅっどゆっぐりずる゛のお゛お゛お゛お゛
お゛ッ!!?
ごんな゛どごでじに゛だぐばい゛い゛い゛い゛ッ!!!」
「ばいばい、れいむ」
「もっど…ゆぴゃあ゛!!?」
男はれいむの慟哭に全く聞く耳を持たず、渾身の力でれいむを押し潰したのだった。
散乱するれいむの皮や餡子。
それを庭のホースで手に付いた餡子と共に洗い流す。
「じゃあな、れいむ。
天国でおちびちゃんと仲良くな」
そう言いながら家に入って行った。
お兄さんは本気だった。
本気で善意だけでれいむ達を殺したのだ。
生きていてもゆっくりがゆっくり出来る確率なんて飼いゆっくりでもない限り万に一つだ。
それは街に住む人間なら誰しも知っている事だ。
飼いゆっくりにしたくてもお兄さんも一人暮らしでそんな余裕はない。
だから、せめて苦しまずに殺して楽にしてあげよう、とお兄さんは考えていた。
こうしてお兄さんに殺されたゆっくりは数知れない。
これからも、様々なゆっくりが殺され続けるだろう…。
お兄さんの優しさによって…。
END
あとがき
優しくするだけが優しさじゃないと思うよね!
前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」が思ったよりも容量が大きくなっ
てしまった為コンパクト化に再チャレンジ。
だけどコンパクト化にこだわりすぎたせいか何か前作と似通ってしまった&急ぎ
足になってしまった気がします。
前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」に対してたくさんの御感想ありがとうございます。
皆様の考え通り、あのお兄さんは天然です。
マジでゆっくりの為を思ってやってます。
本人的には鬼意山の自覚すらありません。
純粋な善意は時に純然たる悪意より始末が悪いと思いました。
それでは最後に、今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございました。
過去に作ったSS
『ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ!』
『ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!』