ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1914 嫌われた代償と招く幸福(中編)
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ankoss
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「嫌われた代償と招く幸福(前編)」の続きです。
注意事項は前編で記載したものと同じです。
それでは続きをお楽しみください。
――――――――――――――――――――――――
一方で、あのむれはどうなったかというとさなえがむれを出た次の日に異変が起きていた。
「どうじてごはんさんがどれないのー!!!??」×狩りゆっくり多数
『嫌われた代償と招く幸福(中編)』
今までゴミ捨て場を荒らして楽に残飯等を手に入れて来た。
何故、手に入れやすかったのは網等の障害物が無かったことが理由で上げられる。
さなえが生まれてからその網が無くなっていたのだ。
もちろんゴミ捨て場にはちゃんと網がしてあったもののゆっくりが狩りをしている時に限って風やマナーの悪い人間によって無い状態が続いたのだ。
そして、住民はゴミ漁り防止のためボックスタイプのゴミ捨て場にしたのだ。これに変えるだけで被害が激変するという結果が出ている。
「むきゅ!だいじょぶよみんな!ぱちぇがちゃんとごはんをよういしているわ!」
「「「さすがおさ!!」」」×むれゆっくり一同
実はぱっちゅりーはこんなこともあろうかと貯蔵庫をいくつか作っていたのだ。
安心した一同は早速貯蔵庫に向かった。最初の貯蔵庫を守っているのむれの実力者で幹部ちぇん率いる「わかるよ~隊」だった。
一同はそれを聞いただけで安心した。なぜなら幹部ちぇんはむれの3匹の実力者のひとりだからだ。
鼻歌交じりでゆっくりたちは前進していった。
最初の貯蔵庫に着くと・・・ゆっくり出来ない臭いが漂っていた。
ゆっくりの死臭である・・・。
この倉庫はちぇん達によって管理されていた。だが、殆どのちぇんたちはずたずたにされ生き絶えていた。
一匹だけ生き残ったちぇんがいた。幹部のちぇんである。耳や尻尾、顔がズタズタであった。
「み・・・んな、そこ・・・にいるの・・・なにも・・・みえなくて・・・わからないよ・・・」
「ちぇん!いったいなにがあったの!!?」
ちぇんがいうには貯蔵庫に異変感じて入ってみると貯めていた食糧はネズミによって食い散らかされていた。
「ねずみごときのぶんざいでちぇんたちのごはんをとるなんてみのほどをしらないね!わかれよ~!」×5
だが、ネズミ達はちぇんたちを無視して餌を食べ続ける。
「ねずみがねこのちぇんにかてるわけないよ~!わかってね~!」×5
激怒したちぇんたちはネズミ達に襲い掛かった。自分達は猫だ、ネズミに負けるはずがないと自信を持っていた。
だが・・・。
「ちゅう―――!!!!」×100
「わがらないよ~!!!??」×5
所詮は猫もどき、大量のネズミに勝てる要素などどこにも無かったのだ。
守護していた「わかるよ~隊」はネズミの大群に抵抗する間もなく敗れ、
貯蔵庫の食糧はネズミによって食べられてしまい崩壊した・・・。
気を取り直し、一行は次の貯蔵庫はむれでも一・二の実力者である幹部みょんが管理していた。
流石に大丈夫だろうと思った。
しかし、ここでも一同の期待は見事に裏切られた。警備にあたっていたみょんの殆どが中身を吸われ引きちぎられていた。
「むぎゃ~!!!?みょんたちが~!!!」
「ゆげぇぇぇぇぇ!!??」×赤ゆっくりたち
その壮絶な光景に耐えきれない赤ゆっくりたちは中身を吐き出してしまった。生まれたばかりの赤ゆっくりたちの何匹かは永遠にゆっくりしてしまった。
「お、おちびちゃん!なかみはいちゃだめー!!!!」
こんなことができるのは補食者のれみゅんとふらんしかいない。
~一同が来る10分前~
「ちんぽぽぽ~!(ちんぽ~!にんげんをきりたいちんぽ~!)」
幹部みょんは枝を咥えながらぼやいている。
このみょんは公園の中でもかなりの実力者であった。だから、己惚れる。
長の計画が成功したら、人間を試し切りの人形にしようと考えていた。
「はつたいけ~ん♪」
それを想像しただけでみょんはニヤけていた。
ぱさぱさ
「う~!う~!」「しね!しね!!」
「どうていおわり―――!!!!???」×10
基本種の中でも戦闘力は高く、むれの中でも強い分類に入るみょんたちはれいみゅとふらん。しかも、子れいみゅと子ふらんに遊び感覚で殺された。
れいみゅ種とふらん種は春が終わった頃に子達の最終飛行訓練を兼ねて遠出をする。
この訓練に成功した子れみゅんと子ふらんは大人に近い実力を備わっている。
この辺の補食者の被害が無くなっていたは、ただ単に遠くに離れていただけであった。
いくらむれやゆっくりの中で実力者でも力をつけた捕食者に勝てる道理など何処にもない。
しかし、悲劇はまだ終わっていない。
れいみゅとふらんはみょんたちの亡骸を貯蔵していた餌に置いていた。
つまり、貯蔵してある餌にはゆっくりの死臭がた~ぷりと付いている。
これはここの貯蔵庫の餌を食べられないことを意味する・・・。
最後の貯蔵庫は村屈指のまりさ部隊が管理しているところだった。
貯蔵庫は無事だった。
「どうしただぜ、みんな?」
「まりさ、きんきゅうじたいよ!えさがとれなくなったのよ!」
「ゆゆゅ!?それはたいへんなのぜ!!」
「だからちょぞうこのえさをたべることにするわ!」
「りょうかいしたぜ!おい、おまえたち!ちょぞうこからみんなのごはんをとってくるだぜ!」
「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」
幹部まりさに命じられ部下まりさたちが貯蔵庫に食糧を取りにいった。ホッと胸を撫で下ろした。
「ゆふゅ~これでとかいはにゆっくりできるわね」
「むきゅ!ちょぞうこをつくってよかったわ!」
「おさはてんさいだよ~!!」×子ゆっくりたち
「むきゅ!とうぜんのことをいってもなにもでないわよ♪むきゃっきゃっきゃっきゃー「ゆぴょ#$%#&#%%’$%&%#でょういs!!!!!???」むきゃ!?!」
やっとのゆっくりは食糧を取りに行ったまりさたちの悲鳴でぶち壊された。
急いで中に入ってみると餌を取りに行ったまりさたちは中身を大量に吐いて絶命していた。
「むきゅ!!?これどうい・・・くさいわぁぁぁぁぁ!!!!?」
「ぐざい!!!!??」×入ったゆっくりたち
理由は至ってシンプル。食糧が腐っていたのだ。貯蔵していたのは残飯といっても所詮は生ゴミ。しかも、時期を考えると腐るのは当たり前だ。
そもそも貯蔵するのは草やきのみが当り前。生ゴミを貯蔵した時点で失敗なのである。
この日このむれの命の綱は見るも無惨にちぎれたのであった・・・
さなえがが村を出て数日が過ぎた。幹部のれいむが子供に花壇の花を取ってきた。
「ゆ!とてもおいしそうなおはなさんだよ!おちびちゃんたち!ゆっくりたべようね!!」
「ゆわ~い!いちゃじゃきましゅ~しゅ!」
ゆっくりの中に公園の花壇に咲いてる花に食べるゆっくりが出始めた。そういったゆっくりは・・・
「むちゃむちゃ・・・しわ<グシャ!!>ゆべぃ!!?」
「お、おちびちゃー<グシャ!!>ゆぎょ!!?」
問答無用で潰された。今まで公園に住みついていたことを大目に見ていた住民達は近々駆除をすることを検討し始めた。
「たいへんだよ!!にんげんたちがむれをくじょするって!!」
「むきゅ!?なんですて!!?」「いなかものにもほどあるわ!!」
それが偶然にもぱちゅりーたちの耳に入った。ぱちゅりーたちは焦った。このままでは支配どころの騒ぎではない。
「どうしてさいきんこんなにゆっくりできないの!!?このむれにはちぇんじりんぐのさなえが・・・そういえばさいきんみてないわ!!!?」
ここでさなえがいないことに気付いた。
長ぱっちゅりー達はさなえの両親であるれいむまりさの家を訪れた。
「まりさ!れいむ!おじゃまするわよ!!」
「ゆ!?おさたちゆっくりして・・・「さなえはどこにいったの!?」・・・?」
家を訪れた長たちは問いただす
「あいつならゆっくりしないやつだったからおいだしたぜ!!」
「ほんとうにゆっくりできないやつだったね!!おちびちゃんたちとはおおちがいだよ!!」
「「「「きゃわいくてごめぇんねぇ!!」」」」
「むぎゃああ!!なんですて!!!??」
長達はこの状況がさなえがいなくなってしまったからだと理解した。
「おさたち!まりさたちのゆっくりをじゃまするのはいくらおさたちで「このばかゆっくりが!!!!」ゆげぇ!!?」
「ま、まりさ!!!?」
「「「「おちょうしゃん!!」」」」
フルボコタイムの突入である。
「よくもゆっくりをよぶさなえをおいだしたな!!!」
「むれがさいきんゆっくりできないのはおまえたちのせいだ!!!」
「でていけ!!でていけ!!!このばかども!!!!」
「おさ!!?これはどういうことなんだぜ!!!」
「むきゅ~!!あのさなえはこううんよぶゆっくりなのよ!ゆっくりさせてくれるゆっくりなのよ!!!」
「それをおいだすなんてどいなかものよ!!!」
「「「「「「そ、そうだったの!!?」」」」」」
まりされいむ夫婦が知らないのは無理もない.。話せば、この一家がが調子に乗ると思ったのでぱちゅりーは黙っていた。
言えば、さなえのことを話していればこんな事にならなかった。
「おまえたちはこのむれからえいきゅうついほうよ!!!」
「「「「「「なんでー!!!!!??」」」」」」
さなえを追い出したゆっくり一家はむれをついほうされてしまった。
「おさ・・・これからどうするの?」
「いまからむれのぜんいんをふんすいさんのところにあつめなさい!!」
「ゆ!?どうして?」
「これからあのさくせんをじっこうするわ!!・・・にんげんしはいかけいかくを!!!!」
「「「「ゆうう!!!?」」」」
窮地に立たされたぱちゅりーは作戦の発動を宣言するのであった・・・。
数時間後、噴水の周りにはゆっくりで溢れ返った。
「むきゅ!!これからにんげんをしはいするわ!!ぱちぇたちはえらばれたゆっくりよ!!おそれることはないわ!!!」
「ゆうおおおおおおおお!!!」×むれ一同
「まりささまがいちばんにんげん!?おそらとんでるみたい~!」
後の方にいたまりさは突然浮いた。後を振り向くと人間がいたのだ。
「ゆ!?くそにんげん!!きたないてで「ピッチャー!振りかぶって投げました!!!!」さわあああああ!!!?」
「これはかて(ドゴ!)むげぇぇぇぇぇぇ!!!!!???」
「ナイスコントロールだよ、お兄さん!」
ぱちゅりーの演説は人間によって阻まれた。噴水の周りにいたゆっくりたちは騒然とする。
「よ、よくもおさにひどいことしただぜ!!おまえをさいしょのいけにえにしてやるだぜ!!!!せんえいぶたい!とつげきだぜ!!!」
「「「「「「「「「ゆおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」」」」
ピピッ!「お、電話だ。もしもしー?」
先鋭部隊ゆっくりが枝を加え襲い掛かる。しかし、お兄さんは電話をしていて全く気にも止めなかった。
既に勝利を確信する先鋭部隊。だが・・・
「ゆうかの大切な人に何をする気・・・?」
「「「「「「「「「ゆぎゃああああ!!!いたいい!!!!!???」」」」」」」」」
ゆうかによって止められた。しかも、突撃してきたゆっくりにダメージのおまけ付きで。
両手には小さなスコップが握られている。それはとても鋭利で人間が触れただけでも切れるくらいのものだった。
勿論、ゆっくりが触れたら唯では済まない。
「まりさのぐれーとなあしさんがーーーー!!!!???」
先鋭部隊は足付近を見事に傷つけれている。先鋭部隊は痛みに耐え切れず情けないくらい泣き叫んでいる。
「なにが”せんえいぶたい”よ。ちっとも強くないじゃない・・・。期待はずれにも程あるわ」
ゆうかは心底呆れていた。多少なりとも期待していたゆうかはがっかりしていた。
「ゆうか、お前を相手に出来るやつがこんな馬鹿なむれにいるはずないだろう?」
「そうだね、ならゆうかはお仕事の続きをするよ!」
ゆうかは黙々ゆっくりたちを傷つけていく。
「むむきゅ!まちなさい!ゆうか!!!」
ぱちゅりーは叫んだ。作業を一時止めるゆうかにぱっちゅりーはにやりとした。
「ゆうかをこのむれのいちいんとしてむかいれるわ!もちろん、かなりのゆっくりをあたえるわ!!」
ゆうかの強さに感心したぱちゅりーはゆうかを自分の側近にしようと考えたのだ。
ニコリと頬笑み、ぱっちゅりーに近づくゆうか。
「むきゃきゃっきゅっきゅっきゅ!ただしいせんたくね!まずさいしょのめいれいよ!そのくそじじいをころしなさい!!」
だが、その言葉がいけなかった。ゆうかは片足を上げた。
「何バカなことを言ってるのよ。無能で愚かな長さん・・・。」
ぱっちゅりーの脳天へと足を振りおろした。
「むぎゃあああああ!!!!!???」
「お、おさ~!!!!!??」×むれ一同
むれのゆっくりは枝を咥えた。このゆうかを制裁するために・・・。
「そういえば、あなたたち・・・。」
その声はゆっくりにでも分かった。怒りに満ちてると・・・。
「さっきから何度も何度も私の大切なお兄さんに酷いことを言ったわよね・・・?」
ゆっくりたちは感じ取ってしまった。ゆうかの憤怒のオーラを。
そのオーラを感じ取ったゆっくりたちは全員おそろしいしいを盛大に流した。
「お兄さんを馬鹿にした罪!!地獄で償え!!糞饅頭どもが!!!!」
「ストップだ!ゆうか・・・!」
お兄さんを罵倒したゆっくりたちに飛び掛かろうとするゆうかをお兄さんは止めた。
「お、お兄さん・・・!ごめんなさい、ゆうか我慢できなかった・・・。」
「気にしなくていいさ、もうゆうかは下がってて。」
ゆうかに麦藁帽子を被せた。そして、周りのゆっくりたちに聞こえないように囁いた。
「・・・後で見てな。俺達の新しい家族を傷つけた馬鹿どもの姿をね」
「うん・・・!」
「おーい、馬鹿でアホな長と副長!でてこい~!」
前に出て来たお兄さんが最初に発した言葉は長ぱちゅりーと副ありすに対する馬鹿にした言葉だった。
「むぎゅうううう!!!!ぱちぇはてんさいよ!!!このぐずにんげんが!!!!」
「そのことばとりけせ!!どいなかもの!!!!」
「おお、出てきた、落ちこぼれのぱちゅりーに恩忘れのありす 」
「「!!!?」」
当然、切れるがお兄さんが口にしたキーワードを聞いた途端二匹とも黙り込んでしまったと同時にべとべとの冷や汗を流した。
「ばちゅりー、お前の事は知ってるよ。
優秀なブリーダーに育てられながら銅パッチすら取れない落ちこぼれ中の落ちこぼれだってブリーダーさんとお前の妹の金ぱちゅりーに聞いたよ。
あ、お前以外のゆっくりは全員金パッチ取れてるからブリーダーさんが無能だったて言い訳は無しな」
「むむきゅ!!ゆっくりちがいよ!ぱちぇはれっきとしたきんばっちだったのよ!!」
恐れていた秘密がばれてしまった。むれゆっくりたちは驚きざわめいている。
当然、お兄さんの発言が嘘だとぱちゅりーは否定する。だが、冷静なお兄さんはあるものを見せた。
「そうかー、ゆっくり違いか。なら、落ちこぼれが逃げるときに落としたこの三日月はいらないよね」
それはぱちゅりー種の帽子についている三日月であった。長ぱちゅりーには分かった。あれは自分が逃げ出した時に落としてしまったものだと。
「むきゃあああ!それをぱちぇによこしなさい!」
だが、ここで名乗りをあげれば自分が金バッチだとついた嘘がばれてしまう。
「え、だってゆっくり違いでしょ?それに別のお飾り付けてたら皆に嫌われるでしょ?」
「むぎゅ・・・、それは・・・!?」
「あー、この三日月の持ち主は死んだんだろうな。なら、この三日月可哀相だから壊してゆん国に本当の持ち主の元に送ってあげよう」
お兄さんは三日月を壊そうとする。
「いやぁぁぁ、まって(パキ)むぎゃあああ!ごめ゛ん゛な゛ざい゛!!ぞれ゛ばばぢゅり゛ーの゛だい゛じな゛み゛か゛づぎざん゛でず・・・!!!」
ぱちゅりーは叫んだ、
「え、何?元金ぱちゅりー?」
「ぎん゛ばっぢなんでう゛ぞでず!!どう゛す゛らどれない゛おおばがものでず!おべんぎょうがいや゛でにげだじだんでず!!」
「よく言えました♪(バキ!)」
お兄さんは三日月を握り潰し、駆け寄ったぱちゅりーの前で落とし踏み潰した。ぱちゅりーは叫んだ。
「むぎゃあああ!!?ぱちぇのみがづぎざんが!!!もどっで!もどっで!!」
三日月が砕かれ叫ぶぱちゅりー。だが、すぐに周りの怒りの視線に気付いた。
「み、みんな・・・」
「おっとここで死なれたら困るな」
お兄さんはぱちゅりーを素早く透明な箱に押し込んでゆっくりの真ん中に置いた。すぐに罵倒の嵐が巻き起こった。
「よくもだしたな!!」
「このげすぱちゅりーがー!!」
「しね!いますぐそこでしね!!」
「わかれよー!!」
「ちんぽー!!」
「むぎゃあああああーーーー!!!みんなやべぇて!!!!!!!」
罵倒の嵐の中でぱちゅりーは悲鳴を上げた。
「あのいなかもののおちこぼれのせいでえいえんにゆっくりするところだったわ・・・!」
一方ありすはこの隙に逃げようとする。
「ほんとうはとかいなありすがじきじきにせいさい!したいけどまたにげ・・・
「どこにいくのかな~?」
だが、ゆうかに阻まれた。
「どぎなさい!このいなかもの!!」
「今あなたがやろうとしてることのほうが田舎者よ?顔なんて特に田舎者丸出しだし」
「だまれ!どかないならこのありすのぺにぺにですっきり!ころしてやる!!」
一か八かありすのぺにぺにでゆうかを犯し殺そうとぺにぺにを起たせるが・・・
「俺の大切なゆうかに何しようとしてる!!!」
ジョキン!!
「ゆぎゃああああああ!!!!?ぺにぺにが!!!!!????」
お兄さんが持っていたハサミでぺにぺにを切り落とした。この世とは思えない叫び上げた。
「ありす、加工場に勤めてる知り合いから聞いてんだよ。
お前、人間と友好に築いていたむれを駆除してもらうために加工場の職員に嘘言って逃げたんだってな。」
「いや゛あああもど・・・どうじでぞれ゛をじっでるのー!?」
「地元の人が駆け付けたお陰で全滅は避けられたらしいが生き残ったゆっくりに聞いたらすっきりを少し制限しただけだってな。
しかも、そのむれは死にかけたお前を助けてくれたそうじゃないか。たかがすっきりを少し制限しただけで加工所に始末してもらおうと考えるなんて
お前田舎者とか已然にあやゆるものの中で最低だよ」
ありすはぺにぺにを失ったショックで聞いてなかった。はぁーとため息を突くお兄さん。
「恩を仇で返すどいなかもののありすにピッタリな地獄へ送ってあげるよ」
ゴミ袋にありすを入れた。
「ぞんな゛のどがいばじゃない゛!!だしで!ごごがらだじで!!」
「暴れるな・・・害虫以外」
「むべぇぇぇ!?」
お兄さんは袋に入っているありすを蹴り黙らせた。
「すいませんでした、加工所のみなさん。それではゆっくりたちを捕獲するの手伝ってください。」
お兄さんの一言で物陰から数人の加工所職員が現れた。加工所の職員に残りのゆっくりの捕獲を手伝ってもらった。
するとぱちゅりーは叫んだ。
「もどわどいばざなえがいなくなるのがわるいんだわ!」
さっきまで罵倒していたゆっくりたちはピタリと止んだ。
「ぞう・・・よ、ぜ・・んぶざなえ・・のぜいよ・・・」
「「「「「「「「「そうだよ!こうふくをよぶくせに」」」」」」」」」
「「「「「「「「かっていなくなったさなえがわるいんだよ!」」」」」」」」
「「「「「「「「「げすさなえはしね!!!」」」」」」」」」
気力を取り戻したぱちゅりーはさなえがいなくなったから悪い。
そうだその通りだと全てさなえのせいだとぱちゅりーの言葉に同調したゆっくりたちが騒ぎ出した。
だが、これがお兄さんの堪忍袋を崩壊させた。
「全くよ・・・テメェらは・・・」
「むほ・・・!?おそらとんでるみたいー!!」
お兄さんはありすの入った袋を持ってぱちゅりーに近づいた。
ぱちゅりーは突然出来た影に気づき、ふと上を見上げた。それと同時にありすの入った袋が・・・
「関係無い・・・さなえに責任転換してんじゃねぇ!!」
「ゆぎゃあああああ!!!??」
「ゆひっ!?」×むれ一同
直撃した。さなえへの罵声がぴたりと止んだ。
「たく!俺の新しい家族をゲスだと!!!この状況になったのは散々好き勝手していたテメェらが原因だろうが!!!」
ゆっくりたちはお兄さんの姿を見てガタガタ震えているだけであった。
「テメェらが自分達の意志でこの大嘘つきの言葉を真に受けたんだろうが!!それでさなえが悪いだぁ!?ふざけるのも大概にしろ!!」
お兄さんの叫びは加工所の職員達の手を止めるほどであった。
ゆっくり達はここでやっと理解出来た。この人間は決して怒らせてはならない分類に入ると・・・。
「お兄さん、落ち着いて・・・!」
「…すまない、ゆうか。少し自分を忘れかけた・・・」
ゆうかの宥めでお兄さんは冷静さを取り戻した。
「まってね!にんげんさん!?」
「まりさたちはそのげすにだまされたんだぜ!」
「ありすたちはひがいしゃなのよ!!」
「そうだよーわかってねー!」
「びっくまぐなむ!!」
逆らえば殺されると理解したゆっくりたちはぱちゅりーが悪いと騒ぎ出した。
「騙されたか・・・確かにお前等は被害者かもな。だけど、それがどうした?」
「ゆっくり・・・・なんで!?」×むれ一同
これで許してもらえると思い顔をにやけたゆっくりたちは男の発言に再び凍りついた。
「それを抜きにしたってお前等は人間を傷つけようとしたんだろう?
いくらゆっくりが弱いといっても子供や年寄りが大勢のゆっくりに襲われたら命にも関わる・・・。」
「「「でも・・・」」」
お兄さんはとても冷たい眼でゆっくりたちを見て宣言した。
「つまり、お前等は害虫じゃなく危険生物にクラスチェンジしちまったんだ。
同情で逃がすなんて出来ねぇ。お前等は自分達で助かる糸口を塞いじまったんだよ」
ゆっくりたちはただ呆然としていた。
「あ、お前らの言うさなえは俺とゆうかがしっかり面倒をみるから安心しろ。だからお前らは・・・。」
再びお兄さんの瞳は冷たく光る。
「自分のした愚かさとさなえを利用していた代償。しっかりこれから行く地獄で償ってきな」
「む・・・む・・きゅ」
「むほ・・むほ」
「ぞ、ぞんなー!!!!??」×むれ一同
この後、ゆっくりたちは抵抗したが逃げられる筈もなく全て生け捕りにされた。
この日、公園のむれは崩壊した・・・。
「ゆっくりの捕獲終わったぞ」
「おう、ありがとう。悪いな、手伝ってもらって」
「気にしなくていいさ。いずれは駆除の要請があったんだ。それに潰すよりも捕獲の方が楽だし」
「そうなのか?」
「ああ、潰すと掃除しなきゃいけないからな」
「隊長、ゆっくりをトラックに入れ終わりました!」
「よし、分かった!では、加工所には送らず予定通りの場所に運んでくれ」
「了解しました!」
お兄さんと話しているこの加工所の職員。実はお兄さんの知り合いで加工所駆除班の隊長を務めている。
今回のむれのゆっくりたちの捕獲はお兄さんだけでは無理だったので協力を要請したのだ。
「タダ働きに近いことさせてごめんな。駆除隊員の人たちにも申し訳ないよ」
「いや、あいつ等のことは気にするな。だって――」
「お兄さん達ー!ゆっくりを捕まえてくれてありがとう!ゆうか助かったよー!」
「うおおおお!気にしないでくれ、ゆうかちゃん!!!」
「君のためならお兄さん達は平気さ!!!」
「ゆうかちゃん!写真いいかな?!」
「うん、いいよ♪」
「「「よっしゃあああああ!!!!」」」
いつの間にかゆうかの撮影会が始まっていた。
「御覧の通り、あいつ等はあれで満足だから」
「そうみたいだね(ピロピロ)お、電話だ。ちょっとごめん。もしもしー」
電話の相手は今回のもう一人の協力者でありお兄さんの知り合いだ。
「ああ、捕獲成功したから加工所の方々が今日中に運ぶって」
「あと二匹程俺が少し改良するから明日には届けるよ。安心しろ、いい見世物になる」
お兄さんの足元には箱と袋が置かれていた。
「そんじゃなー。(ピッ)」
「もう時間的にそろそろ行かないとな。お前達、撤収するぞ!」
「「「どうじでぞんなごどいうの!!!??」」」
突然の撮影会終了に思わずゆっくり口調になる隊員たち。
「やかましいわ!ほら、いくぞ!!」
「お兄さん達~!本当にありがとう!」
隊長に引っ張られる隊員達をゆうかは手を振って見送った。
「ゆうか、お疲れ様」
「う~ん、ゆうかこれ位しかお兄さんの役にたてなかった・・・」
「そんなことないさ。枝を咥えたゆっくりが襲ってきたとき助けてくれたじゃないか。ありがとう、ゆうか」
「お兄さん・・・えへへへ♪」
お兄さんはゆうかの頭を優しく撫でた。ゆうかにとってこのなでなでがあれば他に何もいらない。
「さてと、かなこさまのところで待ってるさなえを迎えに行こうか」
「うん!」
二人はゆっくりたちが住んでいた公園を後にした。
余談だが、あの後住民は公園の野良対策をしっかり行った。
環境が整った公園は、いつしか飼いゆっくりと飼い主の交流スポットとして少し有名になったそうだ。
後編へ
中編です。見ての通り野良達の制裁パートです。さなえが登場しませんでした(汗)
せめて脱字が無いよう見ましたがもしかしたらあるかも知れませんがお許しください。
好きな人にはでれでれで、好きな人を馬鹿にした奴には我を忘れてつんつんする(キレる)というゆうかは気にいて頂けたでしょうか?
因みにこの世界では『人間と胴付きとの結婚は認められている』という設定です。
だから、ゆうかはお兄さんのお嫁さんになるため日々努力をしています。そして、暴走もしています(笑)
そんなシーンも書きたかったのですが無理に入れると色々と勿体無いと思ったので今回は省きました。
後編は時間が掛かるかもしれませんが投げ出さないのでご安心を。
それでは今回はこの辺で・・・。
注意事項は前編で記載したものと同じです。
それでは続きをお楽しみください。
――――――――――――――――――――――――
一方で、あのむれはどうなったかというとさなえがむれを出た次の日に異変が起きていた。
「どうじてごはんさんがどれないのー!!!??」×狩りゆっくり多数
『嫌われた代償と招く幸福(中編)』
今までゴミ捨て場を荒らして楽に残飯等を手に入れて来た。
何故、手に入れやすかったのは網等の障害物が無かったことが理由で上げられる。
さなえが生まれてからその網が無くなっていたのだ。
もちろんゴミ捨て場にはちゃんと網がしてあったもののゆっくりが狩りをしている時に限って風やマナーの悪い人間によって無い状態が続いたのだ。
そして、住民はゴミ漁り防止のためボックスタイプのゴミ捨て場にしたのだ。これに変えるだけで被害が激変するという結果が出ている。
「むきゅ!だいじょぶよみんな!ぱちぇがちゃんとごはんをよういしているわ!」
「「「さすがおさ!!」」」×むれゆっくり一同
実はぱっちゅりーはこんなこともあろうかと貯蔵庫をいくつか作っていたのだ。
安心した一同は早速貯蔵庫に向かった。最初の貯蔵庫を守っているのむれの実力者で幹部ちぇん率いる「わかるよ~隊」だった。
一同はそれを聞いただけで安心した。なぜなら幹部ちぇんはむれの3匹の実力者のひとりだからだ。
鼻歌交じりでゆっくりたちは前進していった。
最初の貯蔵庫に着くと・・・ゆっくり出来ない臭いが漂っていた。
ゆっくりの死臭である・・・。
この倉庫はちぇん達によって管理されていた。だが、殆どのちぇんたちはずたずたにされ生き絶えていた。
一匹だけ生き残ったちぇんがいた。幹部のちぇんである。耳や尻尾、顔がズタズタであった。
「み・・・んな、そこ・・・にいるの・・・なにも・・・みえなくて・・・わからないよ・・・」
「ちぇん!いったいなにがあったの!!?」
ちぇんがいうには貯蔵庫に異変感じて入ってみると貯めていた食糧はネズミによって食い散らかされていた。
「ねずみごときのぶんざいでちぇんたちのごはんをとるなんてみのほどをしらないね!わかれよ~!」×5
だが、ネズミ達はちぇんたちを無視して餌を食べ続ける。
「ねずみがねこのちぇんにかてるわけないよ~!わかってね~!」×5
激怒したちぇんたちはネズミ達に襲い掛かった。自分達は猫だ、ネズミに負けるはずがないと自信を持っていた。
だが・・・。
「ちゅう―――!!!!」×100
「わがらないよ~!!!??」×5
所詮は猫もどき、大量のネズミに勝てる要素などどこにも無かったのだ。
守護していた「わかるよ~隊」はネズミの大群に抵抗する間もなく敗れ、
貯蔵庫の食糧はネズミによって食べられてしまい崩壊した・・・。
気を取り直し、一行は次の貯蔵庫はむれでも一・二の実力者である幹部みょんが管理していた。
流石に大丈夫だろうと思った。
しかし、ここでも一同の期待は見事に裏切られた。警備にあたっていたみょんの殆どが中身を吸われ引きちぎられていた。
「むぎゃ~!!!?みょんたちが~!!!」
「ゆげぇぇぇぇぇ!!??」×赤ゆっくりたち
その壮絶な光景に耐えきれない赤ゆっくりたちは中身を吐き出してしまった。生まれたばかりの赤ゆっくりたちの何匹かは永遠にゆっくりしてしまった。
「お、おちびちゃん!なかみはいちゃだめー!!!!」
こんなことができるのは補食者のれみゅんとふらんしかいない。
~一同が来る10分前~
「ちんぽぽぽ~!(ちんぽ~!にんげんをきりたいちんぽ~!)」
幹部みょんは枝を咥えながらぼやいている。
このみょんは公園の中でもかなりの実力者であった。だから、己惚れる。
長の計画が成功したら、人間を試し切りの人形にしようと考えていた。
「はつたいけ~ん♪」
それを想像しただけでみょんはニヤけていた。
ぱさぱさ
「う~!う~!」「しね!しね!!」
「どうていおわり―――!!!!???」×10
基本種の中でも戦闘力は高く、むれの中でも強い分類に入るみょんたちはれいみゅとふらん。しかも、子れいみゅと子ふらんに遊び感覚で殺された。
れいみゅ種とふらん種は春が終わった頃に子達の最終飛行訓練を兼ねて遠出をする。
この訓練に成功した子れみゅんと子ふらんは大人に近い実力を備わっている。
この辺の補食者の被害が無くなっていたは、ただ単に遠くに離れていただけであった。
いくらむれやゆっくりの中で実力者でも力をつけた捕食者に勝てる道理など何処にもない。
しかし、悲劇はまだ終わっていない。
れいみゅとふらんはみょんたちの亡骸を貯蔵していた餌に置いていた。
つまり、貯蔵してある餌にはゆっくりの死臭がた~ぷりと付いている。
これはここの貯蔵庫の餌を食べられないことを意味する・・・。
最後の貯蔵庫は村屈指のまりさ部隊が管理しているところだった。
貯蔵庫は無事だった。
「どうしただぜ、みんな?」
「まりさ、きんきゅうじたいよ!えさがとれなくなったのよ!」
「ゆゆゅ!?それはたいへんなのぜ!!」
「だからちょぞうこのえさをたべることにするわ!」
「りょうかいしたぜ!おい、おまえたち!ちょぞうこからみんなのごはんをとってくるだぜ!」
「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」
幹部まりさに命じられ部下まりさたちが貯蔵庫に食糧を取りにいった。ホッと胸を撫で下ろした。
「ゆふゅ~これでとかいはにゆっくりできるわね」
「むきゅ!ちょぞうこをつくってよかったわ!」
「おさはてんさいだよ~!!」×子ゆっくりたち
「むきゅ!とうぜんのことをいってもなにもでないわよ♪むきゃっきゃっきゃっきゃー「ゆぴょ#$%#&#%%’$%&%#でょういs!!!!!???」むきゃ!?!」
やっとのゆっくりは食糧を取りに行ったまりさたちの悲鳴でぶち壊された。
急いで中に入ってみると餌を取りに行ったまりさたちは中身を大量に吐いて絶命していた。
「むきゅ!!?これどうい・・・くさいわぁぁぁぁぁ!!!!?」
「ぐざい!!!!??」×入ったゆっくりたち
理由は至ってシンプル。食糧が腐っていたのだ。貯蔵していたのは残飯といっても所詮は生ゴミ。しかも、時期を考えると腐るのは当たり前だ。
そもそも貯蔵するのは草やきのみが当り前。生ゴミを貯蔵した時点で失敗なのである。
この日このむれの命の綱は見るも無惨にちぎれたのであった・・・
さなえがが村を出て数日が過ぎた。幹部のれいむが子供に花壇の花を取ってきた。
「ゆ!とてもおいしそうなおはなさんだよ!おちびちゃんたち!ゆっくりたべようね!!」
「ゆわ~い!いちゃじゃきましゅ~しゅ!」
ゆっくりの中に公園の花壇に咲いてる花に食べるゆっくりが出始めた。そういったゆっくりは・・・
「むちゃむちゃ・・・しわ<グシャ!!>ゆべぃ!!?」
「お、おちびちゃー<グシャ!!>ゆぎょ!!?」
問答無用で潰された。今まで公園に住みついていたことを大目に見ていた住民達は近々駆除をすることを検討し始めた。
「たいへんだよ!!にんげんたちがむれをくじょするって!!」
「むきゅ!?なんですて!!?」「いなかものにもほどあるわ!!」
それが偶然にもぱちゅりーたちの耳に入った。ぱちゅりーたちは焦った。このままでは支配どころの騒ぎではない。
「どうしてさいきんこんなにゆっくりできないの!!?このむれにはちぇんじりんぐのさなえが・・・そういえばさいきんみてないわ!!!?」
ここでさなえがいないことに気付いた。
長ぱっちゅりー達はさなえの両親であるれいむまりさの家を訪れた。
「まりさ!れいむ!おじゃまするわよ!!」
「ゆ!?おさたちゆっくりして・・・「さなえはどこにいったの!?」・・・?」
家を訪れた長たちは問いただす
「あいつならゆっくりしないやつだったからおいだしたぜ!!」
「ほんとうにゆっくりできないやつだったね!!おちびちゃんたちとはおおちがいだよ!!」
「「「「きゃわいくてごめぇんねぇ!!」」」」
「むぎゃああ!!なんですて!!!??」
長達はこの状況がさなえがいなくなってしまったからだと理解した。
「おさたち!まりさたちのゆっくりをじゃまするのはいくらおさたちで「このばかゆっくりが!!!!」ゆげぇ!!?」
「ま、まりさ!!!?」
「「「「おちょうしゃん!!」」」」
フルボコタイムの突入である。
「よくもゆっくりをよぶさなえをおいだしたな!!!」
「むれがさいきんゆっくりできないのはおまえたちのせいだ!!!」
「でていけ!!でていけ!!!このばかども!!!!」
「おさ!!?これはどういうことなんだぜ!!!」
「むきゅ~!!あのさなえはこううんよぶゆっくりなのよ!ゆっくりさせてくれるゆっくりなのよ!!!」
「それをおいだすなんてどいなかものよ!!!」
「「「「「「そ、そうだったの!!?」」」」」」
まりされいむ夫婦が知らないのは無理もない.。話せば、この一家がが調子に乗ると思ったのでぱちゅりーは黙っていた。
言えば、さなえのことを話していればこんな事にならなかった。
「おまえたちはこのむれからえいきゅうついほうよ!!!」
「「「「「「なんでー!!!!!??」」」」」」
さなえを追い出したゆっくり一家はむれをついほうされてしまった。
「おさ・・・これからどうするの?」
「いまからむれのぜんいんをふんすいさんのところにあつめなさい!!」
「ゆ!?どうして?」
「これからあのさくせんをじっこうするわ!!・・・にんげんしはいかけいかくを!!!!」
「「「「ゆうう!!!?」」」」
窮地に立たされたぱちゅりーは作戦の発動を宣言するのであった・・・。
数時間後、噴水の周りにはゆっくりで溢れ返った。
「むきゅ!!これからにんげんをしはいするわ!!ぱちぇたちはえらばれたゆっくりよ!!おそれることはないわ!!!」
「ゆうおおおおおおおお!!!」×むれ一同
「まりささまがいちばんにんげん!?おそらとんでるみたい~!」
後の方にいたまりさは突然浮いた。後を振り向くと人間がいたのだ。
「ゆ!?くそにんげん!!きたないてで「ピッチャー!振りかぶって投げました!!!!」さわあああああ!!!?」
「これはかて(ドゴ!)むげぇぇぇぇぇぇ!!!!!???」
「ナイスコントロールだよ、お兄さん!」
ぱちゅりーの演説は人間によって阻まれた。噴水の周りにいたゆっくりたちは騒然とする。
「よ、よくもおさにひどいことしただぜ!!おまえをさいしょのいけにえにしてやるだぜ!!!!せんえいぶたい!とつげきだぜ!!!」
「「「「「「「「「ゆおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」」」」
ピピッ!「お、電話だ。もしもしー?」
先鋭部隊ゆっくりが枝を加え襲い掛かる。しかし、お兄さんは電話をしていて全く気にも止めなかった。
既に勝利を確信する先鋭部隊。だが・・・
「ゆうかの大切な人に何をする気・・・?」
「「「「「「「「「ゆぎゃああああ!!!いたいい!!!!!???」」」」」」」」」
ゆうかによって止められた。しかも、突撃してきたゆっくりにダメージのおまけ付きで。
両手には小さなスコップが握られている。それはとても鋭利で人間が触れただけでも切れるくらいのものだった。
勿論、ゆっくりが触れたら唯では済まない。
「まりさのぐれーとなあしさんがーーーー!!!!???」
先鋭部隊は足付近を見事に傷つけれている。先鋭部隊は痛みに耐え切れず情けないくらい泣き叫んでいる。
「なにが”せんえいぶたい”よ。ちっとも強くないじゃない・・・。期待はずれにも程あるわ」
ゆうかは心底呆れていた。多少なりとも期待していたゆうかはがっかりしていた。
「ゆうか、お前を相手に出来るやつがこんな馬鹿なむれにいるはずないだろう?」
「そうだね、ならゆうかはお仕事の続きをするよ!」
ゆうかは黙々ゆっくりたちを傷つけていく。
「むむきゅ!まちなさい!ゆうか!!!」
ぱちゅりーは叫んだ。作業を一時止めるゆうかにぱっちゅりーはにやりとした。
「ゆうかをこのむれのいちいんとしてむかいれるわ!もちろん、かなりのゆっくりをあたえるわ!!」
ゆうかの強さに感心したぱちゅりーはゆうかを自分の側近にしようと考えたのだ。
ニコリと頬笑み、ぱっちゅりーに近づくゆうか。
「むきゃきゃっきゅっきゅっきゅ!ただしいせんたくね!まずさいしょのめいれいよ!そのくそじじいをころしなさい!!」
だが、その言葉がいけなかった。ゆうかは片足を上げた。
「何バカなことを言ってるのよ。無能で愚かな長さん・・・。」
ぱっちゅりーの脳天へと足を振りおろした。
「むぎゃあああああ!!!!!???」
「お、おさ~!!!!!??」×むれ一同
むれのゆっくりは枝を咥えた。このゆうかを制裁するために・・・。
「そういえば、あなたたち・・・。」
その声はゆっくりにでも分かった。怒りに満ちてると・・・。
「さっきから何度も何度も私の大切なお兄さんに酷いことを言ったわよね・・・?」
ゆっくりたちは感じ取ってしまった。ゆうかの憤怒のオーラを。
そのオーラを感じ取ったゆっくりたちは全員おそろしいしいを盛大に流した。
「お兄さんを馬鹿にした罪!!地獄で償え!!糞饅頭どもが!!!!」
「ストップだ!ゆうか・・・!」
お兄さんを罵倒したゆっくりたちに飛び掛かろうとするゆうかをお兄さんは止めた。
「お、お兄さん・・・!ごめんなさい、ゆうか我慢できなかった・・・。」
「気にしなくていいさ、もうゆうかは下がってて。」
ゆうかに麦藁帽子を被せた。そして、周りのゆっくりたちに聞こえないように囁いた。
「・・・後で見てな。俺達の新しい家族を傷つけた馬鹿どもの姿をね」
「うん・・・!」
「おーい、馬鹿でアホな長と副長!でてこい~!」
前に出て来たお兄さんが最初に発した言葉は長ぱちゅりーと副ありすに対する馬鹿にした言葉だった。
「むぎゅうううう!!!!ぱちぇはてんさいよ!!!このぐずにんげんが!!!!」
「そのことばとりけせ!!どいなかもの!!!!」
「おお、出てきた、落ちこぼれのぱちゅりーに恩忘れのありす 」
「「!!!?」」
当然、切れるがお兄さんが口にしたキーワードを聞いた途端二匹とも黙り込んでしまったと同時にべとべとの冷や汗を流した。
「ばちゅりー、お前の事は知ってるよ。
優秀なブリーダーに育てられながら銅パッチすら取れない落ちこぼれ中の落ちこぼれだってブリーダーさんとお前の妹の金ぱちゅりーに聞いたよ。
あ、お前以外のゆっくりは全員金パッチ取れてるからブリーダーさんが無能だったて言い訳は無しな」
「むむきゅ!!ゆっくりちがいよ!ぱちぇはれっきとしたきんばっちだったのよ!!」
恐れていた秘密がばれてしまった。むれゆっくりたちは驚きざわめいている。
当然、お兄さんの発言が嘘だとぱちゅりーは否定する。だが、冷静なお兄さんはあるものを見せた。
「そうかー、ゆっくり違いか。なら、落ちこぼれが逃げるときに落としたこの三日月はいらないよね」
それはぱちゅりー種の帽子についている三日月であった。長ぱちゅりーには分かった。あれは自分が逃げ出した時に落としてしまったものだと。
「むきゃあああ!それをぱちぇによこしなさい!」
だが、ここで名乗りをあげれば自分が金バッチだとついた嘘がばれてしまう。
「え、だってゆっくり違いでしょ?それに別のお飾り付けてたら皆に嫌われるでしょ?」
「むぎゅ・・・、それは・・・!?」
「あー、この三日月の持ち主は死んだんだろうな。なら、この三日月可哀相だから壊してゆん国に本当の持ち主の元に送ってあげよう」
お兄さんは三日月を壊そうとする。
「いやぁぁぁ、まって(パキ)むぎゃあああ!ごめ゛ん゛な゛ざい゛!!ぞれ゛ばばぢゅり゛ーの゛だい゛じな゛み゛か゛づぎざん゛でず・・・!!!」
ぱちゅりーは叫んだ、
「え、何?元金ぱちゅりー?」
「ぎん゛ばっぢなんでう゛ぞでず!!どう゛す゛らどれない゛おおばがものでず!おべんぎょうがいや゛でにげだじだんでず!!」
「よく言えました♪(バキ!)」
お兄さんは三日月を握り潰し、駆け寄ったぱちゅりーの前で落とし踏み潰した。ぱちゅりーは叫んだ。
「むぎゃあああ!!?ぱちぇのみがづぎざんが!!!もどっで!もどっで!!」
三日月が砕かれ叫ぶぱちゅりー。だが、すぐに周りの怒りの視線に気付いた。
「み、みんな・・・」
「おっとここで死なれたら困るな」
お兄さんはぱちゅりーを素早く透明な箱に押し込んでゆっくりの真ん中に置いた。すぐに罵倒の嵐が巻き起こった。
「よくもだしたな!!」
「このげすぱちゅりーがー!!」
「しね!いますぐそこでしね!!」
「わかれよー!!」
「ちんぽー!!」
「むぎゃあああああーーーー!!!みんなやべぇて!!!!!!!」
罵倒の嵐の中でぱちゅりーは悲鳴を上げた。
「あのいなかもののおちこぼれのせいでえいえんにゆっくりするところだったわ・・・!」
一方ありすはこの隙に逃げようとする。
「ほんとうはとかいなありすがじきじきにせいさい!したいけどまたにげ・・・
「どこにいくのかな~?」
だが、ゆうかに阻まれた。
「どぎなさい!このいなかもの!!」
「今あなたがやろうとしてることのほうが田舎者よ?顔なんて特に田舎者丸出しだし」
「だまれ!どかないならこのありすのぺにぺにですっきり!ころしてやる!!」
一か八かありすのぺにぺにでゆうかを犯し殺そうとぺにぺにを起たせるが・・・
「俺の大切なゆうかに何しようとしてる!!!」
ジョキン!!
「ゆぎゃああああああ!!!!?ぺにぺにが!!!!!????」
お兄さんが持っていたハサミでぺにぺにを切り落とした。この世とは思えない叫び上げた。
「ありす、加工場に勤めてる知り合いから聞いてんだよ。
お前、人間と友好に築いていたむれを駆除してもらうために加工場の職員に嘘言って逃げたんだってな。」
「いや゛あああもど・・・どうじでぞれ゛をじっでるのー!?」
「地元の人が駆け付けたお陰で全滅は避けられたらしいが生き残ったゆっくりに聞いたらすっきりを少し制限しただけだってな。
しかも、そのむれは死にかけたお前を助けてくれたそうじゃないか。たかがすっきりを少し制限しただけで加工所に始末してもらおうと考えるなんて
お前田舎者とか已然にあやゆるものの中で最低だよ」
ありすはぺにぺにを失ったショックで聞いてなかった。はぁーとため息を突くお兄さん。
「恩を仇で返すどいなかもののありすにピッタリな地獄へ送ってあげるよ」
ゴミ袋にありすを入れた。
「ぞんな゛のどがいばじゃない゛!!だしで!ごごがらだじで!!」
「暴れるな・・・害虫以外」
「むべぇぇぇ!?」
お兄さんは袋に入っているありすを蹴り黙らせた。
「すいませんでした、加工所のみなさん。それではゆっくりたちを捕獲するの手伝ってください。」
お兄さんの一言で物陰から数人の加工所職員が現れた。加工所の職員に残りのゆっくりの捕獲を手伝ってもらった。
するとぱちゅりーは叫んだ。
「もどわどいばざなえがいなくなるのがわるいんだわ!」
さっきまで罵倒していたゆっくりたちはピタリと止んだ。
「ぞう・・・よ、ぜ・・んぶざなえ・・のぜいよ・・・」
「「「「「「「「「そうだよ!こうふくをよぶくせに」」」」」」」」」
「「「「「「「「かっていなくなったさなえがわるいんだよ!」」」」」」」」
「「「「「「「「「げすさなえはしね!!!」」」」」」」」」
気力を取り戻したぱちゅりーはさなえがいなくなったから悪い。
そうだその通りだと全てさなえのせいだとぱちゅりーの言葉に同調したゆっくりたちが騒ぎ出した。
だが、これがお兄さんの堪忍袋を崩壊させた。
「全くよ・・・テメェらは・・・」
「むほ・・・!?おそらとんでるみたいー!!」
お兄さんはありすの入った袋を持ってぱちゅりーに近づいた。
ぱちゅりーは突然出来た影に気づき、ふと上を見上げた。それと同時にありすの入った袋が・・・
「関係無い・・・さなえに責任転換してんじゃねぇ!!」
「ゆぎゃあああああ!!!??」
「ゆひっ!?」×むれ一同
直撃した。さなえへの罵声がぴたりと止んだ。
「たく!俺の新しい家族をゲスだと!!!この状況になったのは散々好き勝手していたテメェらが原因だろうが!!!」
ゆっくりたちはお兄さんの姿を見てガタガタ震えているだけであった。
「テメェらが自分達の意志でこの大嘘つきの言葉を真に受けたんだろうが!!それでさなえが悪いだぁ!?ふざけるのも大概にしろ!!」
お兄さんの叫びは加工所の職員達の手を止めるほどであった。
ゆっくり達はここでやっと理解出来た。この人間は決して怒らせてはならない分類に入ると・・・。
「お兄さん、落ち着いて・・・!」
「…すまない、ゆうか。少し自分を忘れかけた・・・」
ゆうかの宥めでお兄さんは冷静さを取り戻した。
「まってね!にんげんさん!?」
「まりさたちはそのげすにだまされたんだぜ!」
「ありすたちはひがいしゃなのよ!!」
「そうだよーわかってねー!」
「びっくまぐなむ!!」
逆らえば殺されると理解したゆっくりたちはぱちゅりーが悪いと騒ぎ出した。
「騙されたか・・・確かにお前等は被害者かもな。だけど、それがどうした?」
「ゆっくり・・・・なんで!?」×むれ一同
これで許してもらえると思い顔をにやけたゆっくりたちは男の発言に再び凍りついた。
「それを抜きにしたってお前等は人間を傷つけようとしたんだろう?
いくらゆっくりが弱いといっても子供や年寄りが大勢のゆっくりに襲われたら命にも関わる・・・。」
「「「でも・・・」」」
お兄さんはとても冷たい眼でゆっくりたちを見て宣言した。
「つまり、お前等は害虫じゃなく危険生物にクラスチェンジしちまったんだ。
同情で逃がすなんて出来ねぇ。お前等は自分達で助かる糸口を塞いじまったんだよ」
ゆっくりたちはただ呆然としていた。
「あ、お前らの言うさなえは俺とゆうかがしっかり面倒をみるから安心しろ。だからお前らは・・・。」
再びお兄さんの瞳は冷たく光る。
「自分のした愚かさとさなえを利用していた代償。しっかりこれから行く地獄で償ってきな」
「む・・・む・・きゅ」
「むほ・・むほ」
「ぞ、ぞんなー!!!!??」×むれ一同
この後、ゆっくりたちは抵抗したが逃げられる筈もなく全て生け捕りにされた。
この日、公園のむれは崩壊した・・・。
「ゆっくりの捕獲終わったぞ」
「おう、ありがとう。悪いな、手伝ってもらって」
「気にしなくていいさ。いずれは駆除の要請があったんだ。それに潰すよりも捕獲の方が楽だし」
「そうなのか?」
「ああ、潰すと掃除しなきゃいけないからな」
「隊長、ゆっくりをトラックに入れ終わりました!」
「よし、分かった!では、加工所には送らず予定通りの場所に運んでくれ」
「了解しました!」
お兄さんと話しているこの加工所の職員。実はお兄さんの知り合いで加工所駆除班の隊長を務めている。
今回のむれのゆっくりたちの捕獲はお兄さんだけでは無理だったので協力を要請したのだ。
「タダ働きに近いことさせてごめんな。駆除隊員の人たちにも申し訳ないよ」
「いや、あいつ等のことは気にするな。だって――」
「お兄さん達ー!ゆっくりを捕まえてくれてありがとう!ゆうか助かったよー!」
「うおおおお!気にしないでくれ、ゆうかちゃん!!!」
「君のためならお兄さん達は平気さ!!!」
「ゆうかちゃん!写真いいかな?!」
「うん、いいよ♪」
「「「よっしゃあああああ!!!!」」」
いつの間にかゆうかの撮影会が始まっていた。
「御覧の通り、あいつ等はあれで満足だから」
「そうみたいだね(ピロピロ)お、電話だ。ちょっとごめん。もしもしー」
電話の相手は今回のもう一人の協力者でありお兄さんの知り合いだ。
「ああ、捕獲成功したから加工所の方々が今日中に運ぶって」
「あと二匹程俺が少し改良するから明日には届けるよ。安心しろ、いい見世物になる」
お兄さんの足元には箱と袋が置かれていた。
「そんじゃなー。(ピッ)」
「もう時間的にそろそろ行かないとな。お前達、撤収するぞ!」
「「「どうじでぞんなごどいうの!!!??」」」
突然の撮影会終了に思わずゆっくり口調になる隊員たち。
「やかましいわ!ほら、いくぞ!!」
「お兄さん達~!本当にありがとう!」
隊長に引っ張られる隊員達をゆうかは手を振って見送った。
「ゆうか、お疲れ様」
「う~ん、ゆうかこれ位しかお兄さんの役にたてなかった・・・」
「そんなことないさ。枝を咥えたゆっくりが襲ってきたとき助けてくれたじゃないか。ありがとう、ゆうか」
「お兄さん・・・えへへへ♪」
お兄さんはゆうかの頭を優しく撫でた。ゆうかにとってこのなでなでがあれば他に何もいらない。
「さてと、かなこさまのところで待ってるさなえを迎えに行こうか」
「うん!」
二人はゆっくりたちが住んでいた公園を後にした。
余談だが、あの後住民は公園の野良対策をしっかり行った。
環境が整った公園は、いつしか飼いゆっくりと飼い主の交流スポットとして少し有名になったそうだ。
後編へ
中編です。見ての通り野良達の制裁パートです。さなえが登場しませんでした(汗)
せめて脱字が無いよう見ましたがもしかしたらあるかも知れませんがお許しください。
好きな人にはでれでれで、好きな人を馬鹿にした奴には我を忘れてつんつんする(キレる)というゆうかは気にいて頂けたでしょうか?
因みにこの世界では『人間と胴付きとの結婚は認められている』という設定です。
だから、ゆうかはお兄さんのお嫁さんになるため日々努力をしています。そして、暴走もしています(笑)
そんなシーンも書きたかったのですが無理に入れると色々と勿体無いと思ったので今回は省きました。
後編は時間が掛かるかもしれませんが投げ出さないのでご安心を。
それでは今回はこの辺で・・・。