ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2212 近藤ゆっくりさん
最終更新:
ankoss
-
view
近藤ゆっくりさん 12KB
いじめ 妊娠 野良ゆ 子ゆ 現代 独自設定 よろしくおねがいします
≪激しく独自設定です・誤字脱字脳内補完お願いします≫
≪赤ゆ言葉が適当杉。すんません≫
熱い。暑い。
もう。だめだ・・・・。
暑すぎてしばらく外を散歩していない。
大学の夏休みは結構長い。
アルバイトを先月止めた俺は特に外に出る用事もない。
もしあるとすればそれはゆっくりでいうところの狩り(食糧調達)のみだ。
しかし人間というもんはクーラーのあたるところで何日もいると体の調子が悪くなってくる。
仕方なく久々に外に出ることにした。
目指すは近くの公園だ。
安いパックのウーロン茶をコンビニで調達し、徒歩で公園を目指す。
アスファルトからは陽炎が。
やっぱり暑いよな。
帽子をかぶってきて正解だった。
いつだったか海賊王を目指す漫画の主人公のような格好で大学にいったことがあった。
もちろんネタで。
その麦わら帽子が家にあったのでよかったと心から思う。
10分も歩かないうちに目的の公園に到着。
夏休みの子供たちは元気に遊んでいる。
自分にもあんな時代があったんだよな。夏と仲良しさんの時代が。
今はどうだ。
外なんて嫌いだ。いや、夏が悪いんだ。
そんな取りとめのないことをひとりでぼーっと考えていると、これまたお約束のモノが足元に近づいてきた。
「おにーしゃんはゆっくりしないでおみずをちゅーちゅーさせてにぇ!」
いきなりお決まりの挨拶ではなく要求をしてきたのは赤ゆ言葉の抜けきらないまりさだった。
俺のもっているウーロン茶が狙いのようだ。
ゆっくりたちも暑いのだろう。
ならばその辺の水でものめばいいのだろうに。
公園なのだから公衆トイレとか噴水とかあるだろうとも思った。
しかしよくよく考えてみるとここの公衆トイレの扉はしっかりしたものだった。
常には開いてないタイプ。
ゆっくりが勝手に立ち入ることは不可能だった。
では噴水はどうか。
噴水の水にありつくにはこのまりさでは到底ジャンプできない壁を越えなければいけない。
もし越えたとしてもそれはゆっくりの水死フラグでしかないだろう。
なんてことをまたひとりで考えていると、しびれを切らしたようにまりさが俺の足に体当たりを繰り返していた。
「ゆっ!!!ゆっ!!!・・・ゆっくりしにゃいではやくごーきゅごーきゅさせてにぇっ!!!」
別に痛くもなんともないが、腹が立った。
「お前。これが欲しいのか・・・?」
ウーロン茶のパックを見せると目をキラキラさせつつ涙を少しためて懸命にまりさが叫んだ。
「しょーだよ!!さっきからいってりゅよっ!!!はやくしちぇにぇ!!!このぐじゅぅぅぅううう!!!!」
恵んでほしいのならばそれなりの態度ってもんがあるだろうが。
切羽詰まってるのはわかるがそれは俺には関係のないことだ。
この場でこいつを踏み抜いても良かったのだが、ふと実験したくなった。
「おめー。これはお茶といってな、苦い苦いさんだ。これ飲むと永遠にゆっくりしちまうぞ」
そういうと体当たりが一時停止して数秒後、
「・・・・ゆがーん!!!!!」
口を大きく開けて目を見開いて絶望していた。
それだけでもひとりで散歩に来ている俺には十分楽しめたが、もう少し楽しみたい気分だったのだ。
「まぁ・・・俺の家にくればあまあまなジュースが沢山あるんだがな」
そういうとすぐに体当たりを再開するまりさ。
「しょーゆーことははやくいっちぇにぇっ!!!ほんとにぐじゅぅぅぅううう!!!!」
ここで態度をかえればそのまま公園に置き去りにしてやろうとおもったが、そうでもないらしい。
こいつは自らフラグを選んだのだ。
というわけで今日の散歩はこれで終了となった。
うるさいまりさのおさげをつまみあげてプラプラさせながら帰路についた。
「いじゃいよぉぉぉぉ!!!!おさげしゃんちぎれりゅぅぅぅうううう!!!!」
その間中うるさい声がしていたが、それよりうるさい蝉達の声にかき消されていた。
歩いている途中でからんできたまりさ夫婦の帽子をついでに取り上げた。
「ゆわぁぁぁあああ!!!まりさのくろびかりするおぼうしさん!!!かえすんだぜぇぇぇ!!!」
無視して帰宅。
「さぁ。ついたぞ。俺ただいま」
だれも返してくれない帰宅の挨拶をした。
「はやくはなしぇぇぇぇ!!!!!!!おさげしゃんがちぎりぇるぅぅぅううううう!!!」
挨拶の代りに悲鳴が手元から聞こえている。
涙でぐしゃぐしゃのまりさをティッシュをひいたテーブルの上におき、ボールいっぱいの水を用意した。
「ゆぐっ・・・!まりしゃのおさげしゃん・・・。ゆっくりうごいちぇにぇ・・・!」
おさげには神経でも通っているんだろうか。
いや饅頭なんだからそんな高級なもんはないだろう。
ちぎれかけたおさげをみて動かせないと思い込んだら動かせないのだ。
多分そんな理由でまりさのおさげは微弱な動きしかできなくなっていた。
とりあえず汚いのでボールの中にまりさをブチ込む。
「ゆぼぼぼぉぉぉ!!!おみじゅさんはゆっくり!・・・できにゃいぃぃ!!・・・ゆぼぼ!!」
適当な布切れで体をこすり洗いし、泥や埃を落としてやった。
水から引き上げて体を拭いてやるとそれなりにきれいになった。
「ゆぅぅぅうう!!!!まりしゃえいえんにゆっくりしゅるとこだったよ!!ぷんぷん!!!」
頬を少し膨らませて俺に怒りを示している。
きれいにしてくれてありがとうとかそういうのは無いらしい。
「すまんな。これでも食え」
そういって固形の小さなラムネを目の前においた。
「ゆぅぅぅうう!!!!おいししょーだにぇ!!!さいきょーのまりしゃしゃまがっ!!!
すーぱーむしゃむしゃたいむにっ!」
面倒になったのでラムネを口に無理やり詰め込んだ。
「ゆばばばあああぁぁぁ!!!・・・むーしゃむしゃぁ・・・・・すーやすーや・・・」
さて。
今のうちに。
それからしばらくしてまりさが目を覚ました。
「ゆはっ!?きょきょは・・・・しょーだよ!まりしゃはにんげんをどりぇいにしちゃんだったにぇ!」
おーおー。てめえの頭の中ではそんな幸せストーリーになってたんか。
まぁいい。
「おいまりさ。体の調子はどうだ?」
「ゆ・・・?へんにゃこときかにゃいでにぇ!まりしゃはさいきょーだよ!」
俺は目覚めたまりさの目の前でアイスを食べていた。
「ゆぅぅううう!!!まりしゃにもちょーだいにぇ!・・・・どりぇいはゆーこときいちぇにぇ!!!」
「馬鹿か。誰がてめえの言うことなんぞきくかボケ」
そういうとみるみるまりさの顔が赤くなってきた。
少し涙目にもなっている。
「ゆぅぅううう!!!!いいにょ!?さいきょーのまりしゃがぷきゅーしゅるよ!?
ないちぇもしらにゃいよ!!??まりしゃのぷきゅーはこわいこわいだよ!!!」
アイスをよこせと身の程しらずに凄むまりさ。
「うわーこわいよー。ぷくーされたら怖くてアイスあげちゃうかもだよー(棒読み)」
こいつの相手をしていたらアイスが溶けてきてしまった。危ない危ない。
ばくばくアイスをくいながら心にもない台詞をいう俺。
「ゆっふっふ!やっぱりまりしゃのぷきゅーがこわいさんだにぇ!?どうなってもしらにゃいよ!!!」
少しドヤ顔になったまりさが口を大きく開けて空気を吸い込んだ。
「まりしゃのっ!さいきょーーー!!!!ぷきゅーーーーーー!!!・・・?ぷきゅーーーー!!!!?」
まりさの頬は少しも膨らんでない。
「あれー?まりさはぷくーできないのかな?」
俺は冷やかすようにアイスを見せつけつつまりさを馬鹿にした。
「しょ!しょんなことないよ!いまのはれんしゅーっ!だよっ!!!!!
いくよー!!!・・・すぅ!!・・・ぷきゅーーーー!!!!・・・ありぇ・・・?」
いくら空気を吸い込んでもまりさの頬は大きくならなかった。
「ゆっ!こんどこしょっ!!!!すぅ!!!ぷきゅー!!!!」
何回かぷくー!を試みるまりさ。
その間にアイスはすべて俺の胃袋に収まったのだが、まりさはそれどころではないようだ。
「どぼじでぇぇぇぇえ!!!???ぷきゅーできにゃいのぉぉぉおぉおお!!???」
泣きながらなんどもぷくーを試みている。
「ぷきゅーーーー!!!!ぷきゅーーーー!!!!
・・・・ゆぅぅうううう!!!!まりしゃのよこでぷきゅーしにゃいでぇぇぇぇえええ!!!!!」
俺はなにもしてないのだがまりさが勝手におそろしーしーをプシャッ!と漏らした。
まりさが寝ている間に施した手術。
それは
「まりさのほっぺさんとこんどーむさんをマカロニでつないじゃうよ!」手術だ。
マカロニだって食品だし固ゆでした状態だとゆっくりとくっつくだろうと思ったら案の定くっついた。
口の中から穴をあけてマカロニを差し込む。隙間を小麦粉で補修をしてこんどーさんと接続する。
こんどーさんには絵心のある俺がぷくーをしているゆっくりの顔を書いておいた。
そして大人まりさの帽子をこんどーさんが適当に膨れたところで被せたのだ。
マカロニには空気が戻らないように・・・なんていうんだ・・?
かえし?ぎゃくしべん・・・?
まぁいい。それっぽいものをつけておいた。
手先器用すぎとかそういう突っ込みは勘弁。
「まりしゃはさいきょーなんだよ!!!ぷきゅーーーー!!!!
ゆわぁぁぁあああ!!!!!どぼじでまりしゃにぷきゅーしゅるのぉぉぉおおお!!???」
パニックになっているまりさに
「おい。反対側の方もみてみろ」というと
「ゆ・・・?・・・・ゆわっぁぁああああ!!!!!まりしゃにぷきゅーしにゃいでぇぇぇえええ!!!!」
自分より大きなゆっくりにプクーされ続けるまりさ。
「ゆぅぅうううう!!!!まりしゃおこるよ!ぷきゅーーーー!!!!・・・
ゆわぁぁぁぁあああああ!!!!またぷきゅーさりぇたぁぁぁああ!!!!こわいよぉぉおおおお!!!」
まりさがぷくーしようとすると、両側のこんどーゆっくりさんがさらに大きくなってぷくーをする。
何度やってもやり返されるばかり。
ぷくーをあきらめて果敢にも体当たりを試みる。
「ゆー!!!!ゆー!!!!・・・・・どぼじてよけりゅのぉぉぉおお!!!???」
当たり前だ。おまえとくっついてるもんな。
片方のこんどーゆっくりさんを膨れたまま切除し、まりさみ見せつける。
「ゆぅぅうう!!!ま、まりしゃ・・・・わるいことしちぇないんだよ!!!?」
こんどーゆっくりさんにいいわけを始めた。
俺には凄むのに同族だと歩み寄りか。
少し気になったのでこんどーゆっくりさんとまりさをもちあげ擦り合わせてみた。
「ゆ・・・!や、やめてにぇ・・!!!ま、まだまりしゃ・・・!!!ゆっ!!ゆぅぅんんん!!!!」
これはこんどーさんを理解していれば自慰行為だが、ゆっくりだと思い込んでいるまりさにとっては立派に交尾だ。
「は・・・はげしいにぇ・・!!!!ゆ!ゆ!!!しゅ・・・しゅっきりぃぃぃいいい!!!!!」
さて、どうなるかな?
にょきにょきにょき
りっぱな茎がまりさに生えた。
実が3つも付いている。
このまま黒ずんでは面白くないのでオレンジジュースをかけてやった。
「ゆぅぅ・・・・まりしゃ・・・まりしゃ・・・よごれちゃったよぉぉ・・・
ゆん!でもおきゃーしゃんになっちゃんだにぇ!!!かわいいよぉぉぉおおお!!!!」
さて、この実は何だろうな。
まりさの自家受精だろうか。
おなじゆっくりと交尾したと思い込んでいるのだからゆっくりが生まれるのであろう。
生まれる直前にこんどーさんだということを理解させたらどうなるのか。
あぁぁあ。気になる。
もう少しこのまりさは家で生かされる結果となった。
オレンジジュースの点滴の甲斐あって3日後には生まれそうになっていた。
それまでに父親のこんどーまりささんに狩りに行けと文句をいったり、そのせいで体当たりをされたり、
なぜかこんどーまりささんがずっとぷくーしているのに恐怖を覚えたりと
いろいろあるのだがたいして面白くなかったので割愛。
「おいどれい!!そりょそりょまりしゃのおちびちゃんがうまりぇるよぉ!!!!」
「ほうほう。ところでまりさ。いいこと教えてやろうか。」
「・・ゆ・・・?」
「お前の旦那な」
「・・・ゆ・・・?いつもおこってるけどいいだんなしゃんだよ!?」
・・・パンっ!!!!・・・
目の前でこんどーさんを破裂させた。
何が起きたかまりさは理解できないようだった。
「わかるか?ゆっくりじゃないんだ。ただのゴム風船さんだったんだよ」
まりさはカタカタ震えながら自分の頭に伸びた茎をゆっくりと見上げた。
「・・ゅ・・・まりしゃの・・・だんなしゃん・・・ふうせんしゃん・・・だとしゅると・・
おちびちゃんも・・・・ふうせんしゃん・・・ゆ・・ゆ・・・」
目の焦点が合ってない。
すべてが現状に追いついていないのだろう。
「風船っていったら・・・・よく膨らむよな・・・それで・・・破裂するよな・・・ぱんっ!って」
風船に関する情報をまりさに吹き込んでやる。
「・・・ゆ・・・ふくりゃむ・・・ぱんってはりぇつしゅりゅ・・・・・!!!!!!!??」
茎の実が不思議な震え方をした。
うつろな目のまりさの茎から実ゆがポトリと生まれ落ちたのはそれからすぐだった。
「ゆん!ゆっくちまりしゃがうみゃれぇぇぇええええええあああああああああああ!!!!!」
実まりさが誕生の挨拶をしている途中に突如膨れ出したのだ。
「ゆわぁぁぁぁああ!!!!おじびじゃんがぁぁぁぁあああ!!!ゆっくりもどってにぇっ!?」
・・・ぱんっ!!!・・・・
実まりさは破裂し、帽子がひらひらと床に舞い降りた。
「ゆん!ゆんっ!!!まりしゃのおじびじゃんっ!!!!ゆぐっ!・・・ゆぐっ!!!」
まりさは泣きじゃくっていたが、まだ茎には実が二つある。
同じように破裂されても面白くない。
「まりさ。生まれてすぐに魔法の言葉『生麦生米生卵』ってちゃんといえたら破裂しないみたいだぞ?」
「ゆぅぅぅうう!!!だいじなことははやくいっちぇにぇぇぇぇええ!!!!??」
焦っているので思い込んだようだ。
実がまた不思議な震え方をして、一つ生まれ落ちた。
「まりしゃがゆっく・・・」実ゆがそこまで言ったところで、
「なみゃむぎなみゃおめにゃまたみゃもぉぉぉおお!!!」
まりさが必死の形相で魔法の言葉を唱えた。
俺は笑いをこらえるのに必死だった。
「あー。全然うまくいえなかったな。失敗だな」
「ゆ・・し、しっぱい・・・・・『ゆっくりうみゃれたあぁぁぁぁあああああああああ・・・・(パンッ!)』ゆわぁぁあああ!!!」
「まりさがもう少ししっかりしてればなー」
「ご・・・ごめんにぇ・・・ゆぐっ!ゆぐっ!!!!」
涙で目を腫らしながら持ち主が破裂した二つの帽子に謝り続けていた。
「あー。さっきの呪文な、失敗するとふらんがうまれるんだよなー。」
真っ赤になって泣いていたまりさの顔が真っ青に変わった。
「ゆわぁぁぁああああふらんごわぃぃいいいいいい!!!!!!!」
さてふらんになるのかなー。
失神したまりさ。
実がまた変な震え方をして色が変わってきた。
こいつがおわったらまたゆっくりを調達しにいかないと。
俺のひきこもり夏休みも解消されそうだ。
めでたしめでたし。
いじめ 妊娠 野良ゆ 子ゆ 現代 独自設定 よろしくおねがいします
≪激しく独自設定です・誤字脱字脳内補完お願いします≫
≪赤ゆ言葉が適当杉。すんません≫
熱い。暑い。
もう。だめだ・・・・。
暑すぎてしばらく外を散歩していない。
大学の夏休みは結構長い。
アルバイトを先月止めた俺は特に外に出る用事もない。
もしあるとすればそれはゆっくりでいうところの狩り(食糧調達)のみだ。
しかし人間というもんはクーラーのあたるところで何日もいると体の調子が悪くなってくる。
仕方なく久々に外に出ることにした。
目指すは近くの公園だ。
安いパックのウーロン茶をコンビニで調達し、徒歩で公園を目指す。
アスファルトからは陽炎が。
やっぱり暑いよな。
帽子をかぶってきて正解だった。
いつだったか海賊王を目指す漫画の主人公のような格好で大学にいったことがあった。
もちろんネタで。
その麦わら帽子が家にあったのでよかったと心から思う。
10分も歩かないうちに目的の公園に到着。
夏休みの子供たちは元気に遊んでいる。
自分にもあんな時代があったんだよな。夏と仲良しさんの時代が。
今はどうだ。
外なんて嫌いだ。いや、夏が悪いんだ。
そんな取りとめのないことをひとりでぼーっと考えていると、これまたお約束のモノが足元に近づいてきた。
「おにーしゃんはゆっくりしないでおみずをちゅーちゅーさせてにぇ!」
いきなりお決まりの挨拶ではなく要求をしてきたのは赤ゆ言葉の抜けきらないまりさだった。
俺のもっているウーロン茶が狙いのようだ。
ゆっくりたちも暑いのだろう。
ならばその辺の水でものめばいいのだろうに。
公園なのだから公衆トイレとか噴水とかあるだろうとも思った。
しかしよくよく考えてみるとここの公衆トイレの扉はしっかりしたものだった。
常には開いてないタイプ。
ゆっくりが勝手に立ち入ることは不可能だった。
では噴水はどうか。
噴水の水にありつくにはこのまりさでは到底ジャンプできない壁を越えなければいけない。
もし越えたとしてもそれはゆっくりの水死フラグでしかないだろう。
なんてことをまたひとりで考えていると、しびれを切らしたようにまりさが俺の足に体当たりを繰り返していた。
「ゆっ!!!ゆっ!!!・・・ゆっくりしにゃいではやくごーきゅごーきゅさせてにぇっ!!!」
別に痛くもなんともないが、腹が立った。
「お前。これが欲しいのか・・・?」
ウーロン茶のパックを見せると目をキラキラさせつつ涙を少しためて懸命にまりさが叫んだ。
「しょーだよ!!さっきからいってりゅよっ!!!はやくしちぇにぇ!!!このぐじゅぅぅぅううう!!!!」
恵んでほしいのならばそれなりの態度ってもんがあるだろうが。
切羽詰まってるのはわかるがそれは俺には関係のないことだ。
この場でこいつを踏み抜いても良かったのだが、ふと実験したくなった。
「おめー。これはお茶といってな、苦い苦いさんだ。これ飲むと永遠にゆっくりしちまうぞ」
そういうと体当たりが一時停止して数秒後、
「・・・・ゆがーん!!!!!」
口を大きく開けて目を見開いて絶望していた。
それだけでもひとりで散歩に来ている俺には十分楽しめたが、もう少し楽しみたい気分だったのだ。
「まぁ・・・俺の家にくればあまあまなジュースが沢山あるんだがな」
そういうとすぐに体当たりを再開するまりさ。
「しょーゆーことははやくいっちぇにぇっ!!!ほんとにぐじゅぅぅぅううう!!!!」
ここで態度をかえればそのまま公園に置き去りにしてやろうとおもったが、そうでもないらしい。
こいつは自らフラグを選んだのだ。
というわけで今日の散歩はこれで終了となった。
うるさいまりさのおさげをつまみあげてプラプラさせながら帰路についた。
「いじゃいよぉぉぉぉ!!!!おさげしゃんちぎれりゅぅぅぅうううう!!!!」
その間中うるさい声がしていたが、それよりうるさい蝉達の声にかき消されていた。
歩いている途中でからんできたまりさ夫婦の帽子をついでに取り上げた。
「ゆわぁぁぁあああ!!!まりさのくろびかりするおぼうしさん!!!かえすんだぜぇぇぇ!!!」
無視して帰宅。
「さぁ。ついたぞ。俺ただいま」
だれも返してくれない帰宅の挨拶をした。
「はやくはなしぇぇぇぇ!!!!!!!おさげしゃんがちぎりぇるぅぅぅううううう!!!」
挨拶の代りに悲鳴が手元から聞こえている。
涙でぐしゃぐしゃのまりさをティッシュをひいたテーブルの上におき、ボールいっぱいの水を用意した。
「ゆぐっ・・・!まりしゃのおさげしゃん・・・。ゆっくりうごいちぇにぇ・・・!」
おさげには神経でも通っているんだろうか。
いや饅頭なんだからそんな高級なもんはないだろう。
ちぎれかけたおさげをみて動かせないと思い込んだら動かせないのだ。
多分そんな理由でまりさのおさげは微弱な動きしかできなくなっていた。
とりあえず汚いのでボールの中にまりさをブチ込む。
「ゆぼぼぼぉぉぉ!!!おみじゅさんはゆっくり!・・・できにゃいぃぃ!!・・・ゆぼぼ!!」
適当な布切れで体をこすり洗いし、泥や埃を落としてやった。
水から引き上げて体を拭いてやるとそれなりにきれいになった。
「ゆぅぅぅうう!!!!まりしゃえいえんにゆっくりしゅるとこだったよ!!ぷんぷん!!!」
頬を少し膨らませて俺に怒りを示している。
きれいにしてくれてありがとうとかそういうのは無いらしい。
「すまんな。これでも食え」
そういって固形の小さなラムネを目の前においた。
「ゆぅぅぅうう!!!!おいししょーだにぇ!!!さいきょーのまりしゃしゃまがっ!!!
すーぱーむしゃむしゃたいむにっ!」
面倒になったのでラムネを口に無理やり詰め込んだ。
「ゆばばばあああぁぁぁ!!!・・・むーしゃむしゃぁ・・・・・すーやすーや・・・」
さて。
今のうちに。
それからしばらくしてまりさが目を覚ました。
「ゆはっ!?きょきょは・・・・しょーだよ!まりしゃはにんげんをどりぇいにしちゃんだったにぇ!」
おーおー。てめえの頭の中ではそんな幸せストーリーになってたんか。
まぁいい。
「おいまりさ。体の調子はどうだ?」
「ゆ・・・?へんにゃこときかにゃいでにぇ!まりしゃはさいきょーだよ!」
俺は目覚めたまりさの目の前でアイスを食べていた。
「ゆぅぅううう!!!まりしゃにもちょーだいにぇ!・・・・どりぇいはゆーこときいちぇにぇ!!!」
「馬鹿か。誰がてめえの言うことなんぞきくかボケ」
そういうとみるみるまりさの顔が赤くなってきた。
少し涙目にもなっている。
「ゆぅぅううう!!!!いいにょ!?さいきょーのまりしゃがぷきゅーしゅるよ!?
ないちぇもしらにゃいよ!!??まりしゃのぷきゅーはこわいこわいだよ!!!」
アイスをよこせと身の程しらずに凄むまりさ。
「うわーこわいよー。ぷくーされたら怖くてアイスあげちゃうかもだよー(棒読み)」
こいつの相手をしていたらアイスが溶けてきてしまった。危ない危ない。
ばくばくアイスをくいながら心にもない台詞をいう俺。
「ゆっふっふ!やっぱりまりしゃのぷきゅーがこわいさんだにぇ!?どうなってもしらにゃいよ!!!」
少しドヤ顔になったまりさが口を大きく開けて空気を吸い込んだ。
「まりしゃのっ!さいきょーーー!!!!ぷきゅーーーーーー!!!・・・?ぷきゅーーーー!!!!?」
まりさの頬は少しも膨らんでない。
「あれー?まりさはぷくーできないのかな?」
俺は冷やかすようにアイスを見せつけつつまりさを馬鹿にした。
「しょ!しょんなことないよ!いまのはれんしゅーっ!だよっ!!!!!
いくよー!!!・・・すぅ!!・・・ぷきゅーーーー!!!!・・・ありぇ・・・?」
いくら空気を吸い込んでもまりさの頬は大きくならなかった。
「ゆっ!こんどこしょっ!!!!すぅ!!!ぷきゅー!!!!」
何回かぷくー!を試みるまりさ。
その間にアイスはすべて俺の胃袋に収まったのだが、まりさはそれどころではないようだ。
「どぼじでぇぇぇぇえ!!!???ぷきゅーできにゃいのぉぉぉおぉおお!!???」
泣きながらなんどもぷくーを試みている。
「ぷきゅーーーー!!!!ぷきゅーーーー!!!!
・・・・ゆぅぅうううう!!!!まりしゃのよこでぷきゅーしにゃいでぇぇぇぇえええ!!!!!」
俺はなにもしてないのだがまりさが勝手におそろしーしーをプシャッ!と漏らした。
まりさが寝ている間に施した手術。
それは
「まりさのほっぺさんとこんどーむさんをマカロニでつないじゃうよ!」手術だ。
マカロニだって食品だし固ゆでした状態だとゆっくりとくっつくだろうと思ったら案の定くっついた。
口の中から穴をあけてマカロニを差し込む。隙間を小麦粉で補修をしてこんどーさんと接続する。
こんどーさんには絵心のある俺がぷくーをしているゆっくりの顔を書いておいた。
そして大人まりさの帽子をこんどーさんが適当に膨れたところで被せたのだ。
マカロニには空気が戻らないように・・・なんていうんだ・・?
かえし?ぎゃくしべん・・・?
まぁいい。それっぽいものをつけておいた。
手先器用すぎとかそういう突っ込みは勘弁。
「まりしゃはさいきょーなんだよ!!!ぷきゅーーーー!!!!
ゆわぁぁぁあああ!!!!!どぼじでまりしゃにぷきゅーしゅるのぉぉぉおおお!!???」
パニックになっているまりさに
「おい。反対側の方もみてみろ」というと
「ゆ・・・?・・・・ゆわっぁぁああああ!!!!!まりしゃにぷきゅーしにゃいでぇぇぇえええ!!!!」
自分より大きなゆっくりにプクーされ続けるまりさ。
「ゆぅぅうううう!!!!まりしゃおこるよ!ぷきゅーーーー!!!!・・・
ゆわぁぁぁぁあああああ!!!!またぷきゅーさりぇたぁぁぁああ!!!!こわいよぉぉおおおお!!!」
まりさがぷくーしようとすると、両側のこんどーゆっくりさんがさらに大きくなってぷくーをする。
何度やってもやり返されるばかり。
ぷくーをあきらめて果敢にも体当たりを試みる。
「ゆー!!!!ゆー!!!!・・・・・どぼじてよけりゅのぉぉぉおお!!!???」
当たり前だ。おまえとくっついてるもんな。
片方のこんどーゆっくりさんを膨れたまま切除し、まりさみ見せつける。
「ゆぅぅうう!!!ま、まりしゃ・・・・わるいことしちぇないんだよ!!!?」
こんどーゆっくりさんにいいわけを始めた。
俺には凄むのに同族だと歩み寄りか。
少し気になったのでこんどーゆっくりさんとまりさをもちあげ擦り合わせてみた。
「ゆ・・・!や、やめてにぇ・・!!!ま、まだまりしゃ・・・!!!ゆっ!!ゆぅぅんんん!!!!」
これはこんどーさんを理解していれば自慰行為だが、ゆっくりだと思い込んでいるまりさにとっては立派に交尾だ。
「は・・・はげしいにぇ・・!!!!ゆ!ゆ!!!しゅ・・・しゅっきりぃぃぃいいい!!!!!」
さて、どうなるかな?
にょきにょきにょき
りっぱな茎がまりさに生えた。
実が3つも付いている。
このまま黒ずんでは面白くないのでオレンジジュースをかけてやった。
「ゆぅぅ・・・・まりしゃ・・・まりしゃ・・・よごれちゃったよぉぉ・・・
ゆん!でもおきゃーしゃんになっちゃんだにぇ!!!かわいいよぉぉぉおおお!!!!」
さて、この実は何だろうな。
まりさの自家受精だろうか。
おなじゆっくりと交尾したと思い込んでいるのだからゆっくりが生まれるのであろう。
生まれる直前にこんどーさんだということを理解させたらどうなるのか。
あぁぁあ。気になる。
もう少しこのまりさは家で生かされる結果となった。
オレンジジュースの点滴の甲斐あって3日後には生まれそうになっていた。
それまでに父親のこんどーまりささんに狩りに行けと文句をいったり、そのせいで体当たりをされたり、
なぜかこんどーまりささんがずっとぷくーしているのに恐怖を覚えたりと
いろいろあるのだがたいして面白くなかったので割愛。
「おいどれい!!そりょそりょまりしゃのおちびちゃんがうまりぇるよぉ!!!!」
「ほうほう。ところでまりさ。いいこと教えてやろうか。」
「・・ゆ・・・?」
「お前の旦那な」
「・・・ゆ・・・?いつもおこってるけどいいだんなしゃんだよ!?」
・・・パンっ!!!!・・・
目の前でこんどーさんを破裂させた。
何が起きたかまりさは理解できないようだった。
「わかるか?ゆっくりじゃないんだ。ただのゴム風船さんだったんだよ」
まりさはカタカタ震えながら自分の頭に伸びた茎をゆっくりと見上げた。
「・・ゅ・・・まりしゃの・・・だんなしゃん・・・ふうせんしゃん・・・だとしゅると・・
おちびちゃんも・・・・ふうせんしゃん・・・ゆ・・ゆ・・・」
目の焦点が合ってない。
すべてが現状に追いついていないのだろう。
「風船っていったら・・・・よく膨らむよな・・・それで・・・破裂するよな・・・ぱんっ!って」
風船に関する情報をまりさに吹き込んでやる。
「・・・ゆ・・・ふくりゃむ・・・ぱんってはりぇつしゅりゅ・・・・・!!!!!!!??」
茎の実が不思議な震え方をした。
うつろな目のまりさの茎から実ゆがポトリと生まれ落ちたのはそれからすぐだった。
「ゆん!ゆっくちまりしゃがうみゃれぇぇぇええええええあああああああああああ!!!!!」
実まりさが誕生の挨拶をしている途中に突如膨れ出したのだ。
「ゆわぁぁぁぁああ!!!!おじびじゃんがぁぁぁぁあああ!!!ゆっくりもどってにぇっ!?」
・・・ぱんっ!!!・・・・
実まりさは破裂し、帽子がひらひらと床に舞い降りた。
「ゆん!ゆんっ!!!まりしゃのおじびじゃんっ!!!!ゆぐっ!・・・ゆぐっ!!!」
まりさは泣きじゃくっていたが、まだ茎には実が二つある。
同じように破裂されても面白くない。
「まりさ。生まれてすぐに魔法の言葉『生麦生米生卵』ってちゃんといえたら破裂しないみたいだぞ?」
「ゆぅぅぅうう!!!だいじなことははやくいっちぇにぇぇぇぇええ!!!!??」
焦っているので思い込んだようだ。
実がまた不思議な震え方をして、一つ生まれ落ちた。
「まりしゃがゆっく・・・」実ゆがそこまで言ったところで、
「なみゃむぎなみゃおめにゃまたみゃもぉぉぉおお!!!」
まりさが必死の形相で魔法の言葉を唱えた。
俺は笑いをこらえるのに必死だった。
「あー。全然うまくいえなかったな。失敗だな」
「ゆ・・し、しっぱい・・・・・『ゆっくりうみゃれたあぁぁぁぁあああああああああ・・・・(パンッ!)』ゆわぁぁあああ!!!」
「まりさがもう少ししっかりしてればなー」
「ご・・・ごめんにぇ・・・ゆぐっ!ゆぐっ!!!!」
涙で目を腫らしながら持ち主が破裂した二つの帽子に謝り続けていた。
「あー。さっきの呪文な、失敗するとふらんがうまれるんだよなー。」
真っ赤になって泣いていたまりさの顔が真っ青に変わった。
「ゆわぁぁぁああああふらんごわぃぃいいいいいい!!!!!!!」
さてふらんになるのかなー。
失神したまりさ。
実がまた変な震え方をして色が変わってきた。
こいつがおわったらまたゆっくりを調達しにいかないと。
俺のひきこもり夏休みも解消されそうだ。
めでたしめでたし。