ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2280 プラチナゆっくりの休日
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ankoss
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プラチナゆっくりの休日 4KB
ギャグ 小ネタ 思いやり いたづら 誤解 日常模様 希少種 都会 現代 創作亜種 独自設定 ペーパーテストでは分からない事が世の中にはあると思います
「プラチナゆっくりの休日」
羽付きあき
・こがさぬるいじめ(?)注意
・独自設定を使っております
・独自設定のゆっくりが登場します
・超小ネタ
クーラーの音と落ち付きのあるBGMが流れる店内
私が座っているテーブルのすぐ横には、フライトジャケットを羽織った胴付きまりさがオレンジジュースを飲んでいた。
飾りにプラチナバッジを付けている事から考えると、相当優秀なゆっくりなのだろう。
「で、君なんでこんな所にいるの?」
「・・・加工所がゆっくり飛行隊の航空ショーをするとか何とか言ってて・・・他にする事も無いし手持ちぶたさだから外に出てただけなんだけど・・・」
「だけど・・・?」
「なんか色々なおねーさんには記念撮影をされまくるし色々なおにーさんにヘルメットにメッセージを書かれるしいつもより疲れた感じはするよ・・・」
ホースのついたヘルメットに書かれた激励の言葉を見ながら溜息をつくまりさ。
っていうか何故ヘルメットを常時持っているんだ。
「パイロットはみんなの憧れだからなぁ」
「だからと言ってパイロット像を押し付けるのはよくない」
「え?」
「なんか"食事はコーラとハンバーガーで手短に済ます"とか"夜でも常時サングラス"とか・・・色々さ」
「いや、最後の方は普通におかしいと思う」
「後"常に冷静沈着"とかね。全然驚かないとか動じないとか・・・」
それだけ言うとオレンジジュースに再び口を付ける胴付きゆっくり
その下では、何処からともなく現れたゆっくりこがさが傘を上下に上げ下げして何かを叫んでいた。
「おどろかないゆっくりなんていないよ!う~ら~め~し~や~!」
それを眺めていた私と胴付きが再び顔を合わせて話を再開する。
「え?冷静沈着じゃないと務まらないんじゃないの?」
「でもイメージに対する限度ってものがあるよ。周りが炎に包まれても頭は常に冷静とか」
「じゃあ、やっぱり普通に驚いたりするもんなの?」
「そりゃあ、驚くよ。この間だってサイレンが誤作動して鳴った時なんか飛び起きて驚いたからね」
下ではこがさが傘をぶんぶんと振り回して何かを叫んでいた。
「驚く」と言う単語が口に出されるたびにキラキラと寒天の両目を輝かせて跳ねまわっている。
「わちきはもっとおどろかすことができるよ!う~ら~め~し~や~!」
それを眺めていたまりさが再び視線を戻すと話を切り出す。
「・・・そう言えば加工所の裏の飯屋がおいしかったなぁ」
「ああ、あのウナギ屋台?」
「他のゆっくりや整備の人たちにも人気でね・・・よく出前を取ったりするとかなんとか・・・」
「なんかゆっくりパイロットがうな丼って結構シュールな光景だよね」
「いやいや、そもそも"パイロットっぽい"ってどんな感じかもわからないよ!」
「確かに・・・どこからどこまでがパイロットっぽい仕草かわからない時があるよね」
まりさが背嚢を持ち上げてその中から一枚の紙を取り出した。
「これは?」
「独自にパイロットの仕草を通じてどれだけ適性があるか作ってみたんだ。これを試してみようと思う」
紙を片手で持つと、項目を数えて、暗唱を始めた。
下ではこがさがピョンピョンと跳ねて叫んでいる。
「わちきにもみせてね!わちきにも~!」
私とまりさがこがさを無言で椅子に載せると、まりさが再び紙を読み上げ始める。
「じゃあ、手を上げてこたえてもらいたい。① 疾走感のあるBGMとか音楽が好き」
紙を床に伏せるとまりさと私が手を上げた。
「② コーラの事をコークと言う」
・・・これは誰も手を上げない。
「③ シューティングゲームにはちょっとした自信がある」
これは私だけが手を上げた。
横ではこがさが「体」を傾げて聞き入っている。
「④ うどんよりスパゲッティが好き」
これはまりさが手を上げた。
「じゅあ跡あと二つ・・・⑤ 一生に一回はバンジージャンプをしてみたいと考えている」
私だけが手を上げた。
「これで最後・・・⑥ 実は高い所が苦手だ」
まりさが手を上げた。
・・・暫く紙を眺めていたまりさが顔を上げてこう言った。
「みんなパイロットの適性が無いみたいだね」
「そうか・・・無いのかぁ~・・・」
「わちきはぜんぜんわからなかったよ!」
はしゃぐこがさを尻目に、まりさがテーブルをバンと叩いて声を上げた。
「つまりはこういう事だ!パイロットだって普通のゆっくりなんだ!」
「う~む・・・勉強になったよ。プラチナバッジのゆっくりパイロットだって驚いたり感情が昂ぶったりするんだね」
「その通り!しっかり驚くと言う事が伝わっただけでもこっちとしては嬉しい!」
まりさの横で傘を開いて跳ねまわりながらこがさが何かを叫んでいる。
「う~ら~め~し~や~!・・・おどろいた?」
それを横目で眺めていたまりさは、フライトジャケットからゆっくり用の携帯電話を取り出した。
呼び出しを受けたようだ。
その様子を見たこがさが、ぷるぷると涙目になって俯いている
「・・・おどろくっていったのにっ・・・!」
「もしもし・・・はい・・・はい・・・わかりました。急いでいきます。」
「何だったの?」
「隣の加工所がドスゆゆこの侵入を許して壊滅状態に陥ったらしい。スクランブル要請だって」
淡々と語るまりさを見てこがさと私が声を上げた。
「「いや、そこはおどろいてよ!!」」
~完~
ギャグ 小ネタ 思いやり いたづら 誤解 日常模様 希少種 都会 現代 創作亜種 独自設定 ペーパーテストでは分からない事が世の中にはあると思います
「プラチナゆっくりの休日」
羽付きあき
・こがさぬるいじめ(?)注意
・独自設定を使っております
・独自設定のゆっくりが登場します
・超小ネタ
クーラーの音と落ち付きのあるBGMが流れる店内
私が座っているテーブルのすぐ横には、フライトジャケットを羽織った胴付きまりさがオレンジジュースを飲んでいた。
飾りにプラチナバッジを付けている事から考えると、相当優秀なゆっくりなのだろう。
「で、君なんでこんな所にいるの?」
「・・・加工所がゆっくり飛行隊の航空ショーをするとか何とか言ってて・・・他にする事も無いし手持ちぶたさだから外に出てただけなんだけど・・・」
「だけど・・・?」
「なんか色々なおねーさんには記念撮影をされまくるし色々なおにーさんにヘルメットにメッセージを書かれるしいつもより疲れた感じはするよ・・・」
ホースのついたヘルメットに書かれた激励の言葉を見ながら溜息をつくまりさ。
っていうか何故ヘルメットを常時持っているんだ。
「パイロットはみんなの憧れだからなぁ」
「だからと言ってパイロット像を押し付けるのはよくない」
「え?」
「なんか"食事はコーラとハンバーガーで手短に済ます"とか"夜でも常時サングラス"とか・・・色々さ」
「いや、最後の方は普通におかしいと思う」
「後"常に冷静沈着"とかね。全然驚かないとか動じないとか・・・」
それだけ言うとオレンジジュースに再び口を付ける胴付きゆっくり
その下では、何処からともなく現れたゆっくりこがさが傘を上下に上げ下げして何かを叫んでいた。
「おどろかないゆっくりなんていないよ!う~ら~め~し~や~!」
それを眺めていた私と胴付きが再び顔を合わせて話を再開する。
「え?冷静沈着じゃないと務まらないんじゃないの?」
「でもイメージに対する限度ってものがあるよ。周りが炎に包まれても頭は常に冷静とか」
「じゃあ、やっぱり普通に驚いたりするもんなの?」
「そりゃあ、驚くよ。この間だってサイレンが誤作動して鳴った時なんか飛び起きて驚いたからね」
下ではこがさが傘をぶんぶんと振り回して何かを叫んでいた。
「驚く」と言う単語が口に出されるたびにキラキラと寒天の両目を輝かせて跳ねまわっている。
「わちきはもっとおどろかすことができるよ!う~ら~め~し~や~!」
それを眺めていたまりさが再び視線を戻すと話を切り出す。
「・・・そう言えば加工所の裏の飯屋がおいしかったなぁ」
「ああ、あのウナギ屋台?」
「他のゆっくりや整備の人たちにも人気でね・・・よく出前を取ったりするとかなんとか・・・」
「なんかゆっくりパイロットがうな丼って結構シュールな光景だよね」
「いやいや、そもそも"パイロットっぽい"ってどんな感じかもわからないよ!」
「確かに・・・どこからどこまでがパイロットっぽい仕草かわからない時があるよね」
まりさが背嚢を持ち上げてその中から一枚の紙を取り出した。
「これは?」
「独自にパイロットの仕草を通じてどれだけ適性があるか作ってみたんだ。これを試してみようと思う」
紙を片手で持つと、項目を数えて、暗唱を始めた。
下ではこがさがピョンピョンと跳ねて叫んでいる。
「わちきにもみせてね!わちきにも~!」
私とまりさがこがさを無言で椅子に載せると、まりさが再び紙を読み上げ始める。
「じゃあ、手を上げてこたえてもらいたい。① 疾走感のあるBGMとか音楽が好き」
紙を床に伏せるとまりさと私が手を上げた。
「② コーラの事をコークと言う」
・・・これは誰も手を上げない。
「③ シューティングゲームにはちょっとした自信がある」
これは私だけが手を上げた。
横ではこがさが「体」を傾げて聞き入っている。
「④ うどんよりスパゲッティが好き」
これはまりさが手を上げた。
「じゅあ跡あと二つ・・・⑤ 一生に一回はバンジージャンプをしてみたいと考えている」
私だけが手を上げた。
「これで最後・・・⑥ 実は高い所が苦手だ」
まりさが手を上げた。
・・・暫く紙を眺めていたまりさが顔を上げてこう言った。
「みんなパイロットの適性が無いみたいだね」
「そうか・・・無いのかぁ~・・・」
「わちきはぜんぜんわからなかったよ!」
はしゃぐこがさを尻目に、まりさがテーブルをバンと叩いて声を上げた。
「つまりはこういう事だ!パイロットだって普通のゆっくりなんだ!」
「う~む・・・勉強になったよ。プラチナバッジのゆっくりパイロットだって驚いたり感情が昂ぶったりするんだね」
「その通り!しっかり驚くと言う事が伝わっただけでもこっちとしては嬉しい!」
まりさの横で傘を開いて跳ねまわりながらこがさが何かを叫んでいる。
「う~ら~め~し~や~!・・・おどろいた?」
それを横目で眺めていたまりさは、フライトジャケットからゆっくり用の携帯電話を取り出した。
呼び出しを受けたようだ。
その様子を見たこがさが、ぷるぷると涙目になって俯いている
「・・・おどろくっていったのにっ・・・!」
「もしもし・・・はい・・・はい・・・わかりました。急いでいきます。」
「何だったの?」
「隣の加工所がドスゆゆこの侵入を許して壊滅状態に陥ったらしい。スクランブル要請だって」
淡々と語るまりさを見てこがさと私が声を上げた。
「「いや、そこはおどろいてよ!!」」
~完~