ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2414 ゆトンプ!
最終更新:
ankoss
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『ゆトンプ!』 3KB
小ネタ 加工場 現代 ヤマなしオチなしイミなしの小ネタです
※注意事項
ヤマなしオチなしイミなし、な小ネタ文です。
お話的な面白さはないので読む前に妙な期待は捨てると良いです。
----------------------------------------
ある日、ある場所で、ある男たちがゆっくりたちを潰した。
れいむにまりさにありすにぱちゅりー、ちぇんにようむに、
たまたまそこに居合わせた捕食種、希少種。
全ゆんまとめて、叩き潰された。
「ゆっ!」「ゆべっ!」「おぼうっ!」
「ゆ゙っ!」「んほっ!」「むっきゅ!」
「ちん!」「うー!」「わぎゃらなっ!」
「えれえれ」「ざぐや゙ー!」
その最中、ひとりの男が雷に打たれたかのように動きを止めた。
「もっとゆっくり…」「わぎゃらないよー!」
「ゆっ!」「ゆっ!」「とかいはっ!」「まら!」「ぺにす!」
「どぼぢでごんなご」「むっきゅ「っきゅー!」!」
そこかしこからあがるゆっくりたちの悲鳴。断末魔の声。
重なり、混ざり合い、溶けてひとつになった無数の音。
『絶望』をベースとして、そこに『死』がアクセントを加え、
種族、体の大きさ、打たれる部位と角度の違いが音階と音飾を生み出す。
これは──音楽だ。
そう気付いた男が、そこにいた。
男はすぐに音楽の心得のある同僚に声をかけた。
ゆっくりの悲鳴、絶叫を楽器として使うノウハウはまったく無かったが、
その試みを面白く思った者たちが次々と参加し、すぐさまメンバーは十人を超えた。
これが『ゆトンプ』の最初期のかたちとなる。
練習は、加工所職員としての日常の中で行われた。
いや、練習、というほどのものでもないかもしれない。
なにせそれは、
“ゆっくりの群れを潰す時にどれだけイカすタイミングで鳴かせ叫ばせるか”
というものだったからだ。
駆除の出動で公園などに出れば、そこがすぐさま演奏場。
「ゆっ!」「ゆぶっ!」「おめめが!」「れいむのあんよさ」「ゆぶしっ!」
重要なのは周りとの連携。あと、なんとなく適当に緩急をつけること。
「ゆわーん! ゆわーん!」「まりさのおぼうしっ!」
「おきゃーしゃーぁぁーん!」「ゆっくりしないで」
「どこにい「おいつかれてゆぶシッ!」おしょらを!」
やがて虐待の超絶技巧を持つ職員が、
中枢周辺餡をこねくり回すことであるていど声を操る術を発見した。
「うー」
「あー」
「ゆ、ゆ、ゆっくり! して、して、していっ、てねてねてねねね!」
「ゆぴぴぴぴぴぴぴ」
「れ、れ、れいむのあんこさ、あんこさ、い、い、い、い、あんこさ、いじ、いじ」
「もっとゆっくりしたかっかっかっかっかっくりしたかっ」
「けらけらけらけら」
基本的に打楽器的な鳴らしかたしか出来なかったところに、
この手法はシンセ的な音を加えることとなり、
彼らの演奏の幅はよりいっそう広がりを見せていくことになる。
同種の赤ゆ、子ゆ、若ゆ、成ゆを同時に同じ方法で潰すことで音に厚みを持たせる手法。
「「「「「「「「ゆぎ(ぴ)ぃ!!」」」」」」」」
あるいは流れるような速度で順に潰すことで低音から高音へと音程を一気に上げる手法。
「ゆぎ「ゆぎ「ゆ「ゆぶ「ゆ「ゆ「ゆぴ「ゆぴ「ゆぴぃ!」!」!」!」!」」」」!」
口を塞いで、口以外の箇所から「音」を出させる手法も考えられた。
オーソドックスに両頬に穴を開けて音を出させる方法、
アマギった上で口内と眼窩を繋げる方法、あにゃるから音を出させる方法、
極端なものでは頭頂部から口内へラッパの口型に形成した穴を繋げる方法などなど。
独特のくぐもった音や反響音、加工と調整は難しいが音程もつけられた。
ともかくルールはゆっくりの悲鳴、叫び、潰した時に出る音を使うこと。それだけ。
そして単純にして奥が深いそれに熱中していく職員たちに、加工所のお偉いがたが目をつけた。
「なにかね、あれは」
「は、その……三ヶ月ほど前から職員の中で流行してしまっているようで……
申し訳ありません、何度も注意はしているのですが。すぐにやめさせましょう」
「ふむ。……いや、かまわん。使えるかもしれん」
「は……?」
「ほれ、海外にいたろう、あの……なんといったかな、あれだよ、
バケツやデッキブラシといった身の回りにある物を楽器にして演奏する……」
「あ、はい、たしか……ええと、なんといいましたかな」
「あんな感じで、来年のゆッズショーに使えるんじゃないか」
「え……。はあ……。え、ご冗談で……」
「いやいや、本気」
そんな鶴の一声が会議の机の上をとんとん転がり、
数ヶ月後、彼らはゆッズショーの舞台に上がることになった。
加工所が広報の一環として行っている、ゆっくりを楽器として用いた演奏集団──
『ゆトンプ』の名で知られるそれが生み出されたきっかけは、
そのようなものだったという。
End
小ネタ 加工場 現代 ヤマなしオチなしイミなしの小ネタです
※注意事項
ヤマなしオチなしイミなし、な小ネタ文です。
お話的な面白さはないので読む前に妙な期待は捨てると良いです。
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ある日、ある場所で、ある男たちがゆっくりたちを潰した。
れいむにまりさにありすにぱちゅりー、ちぇんにようむに、
たまたまそこに居合わせた捕食種、希少種。
全ゆんまとめて、叩き潰された。
「ゆっ!」「ゆべっ!」「おぼうっ!」
「ゆ゙っ!」「んほっ!」「むっきゅ!」
「ちん!」「うー!」「わぎゃらなっ!」
「えれえれ」「ざぐや゙ー!」
その最中、ひとりの男が雷に打たれたかのように動きを止めた。
「もっとゆっくり…」「わぎゃらないよー!」
「ゆっ!」「ゆっ!」「とかいはっ!」「まら!」「ぺにす!」
「どぼぢでごんなご」「むっきゅ「っきゅー!」!」
そこかしこからあがるゆっくりたちの悲鳴。断末魔の声。
重なり、混ざり合い、溶けてひとつになった無数の音。
『絶望』をベースとして、そこに『死』がアクセントを加え、
種族、体の大きさ、打たれる部位と角度の違いが音階と音飾を生み出す。
これは──音楽だ。
そう気付いた男が、そこにいた。
男はすぐに音楽の心得のある同僚に声をかけた。
ゆっくりの悲鳴、絶叫を楽器として使うノウハウはまったく無かったが、
その試みを面白く思った者たちが次々と参加し、すぐさまメンバーは十人を超えた。
これが『ゆトンプ』の最初期のかたちとなる。
練習は、加工所職員としての日常の中で行われた。
いや、練習、というほどのものでもないかもしれない。
なにせそれは、
“ゆっくりの群れを潰す時にどれだけイカすタイミングで鳴かせ叫ばせるか”
というものだったからだ。
駆除の出動で公園などに出れば、そこがすぐさま演奏場。
「ゆっ!」「ゆぶっ!」「おめめが!」「れいむのあんよさ」「ゆぶしっ!」
重要なのは周りとの連携。あと、なんとなく適当に緩急をつけること。
「ゆわーん! ゆわーん!」「まりさのおぼうしっ!」
「おきゃーしゃーぁぁーん!」「ゆっくりしないで」
「どこにい「おいつかれてゆぶシッ!」おしょらを!」
やがて虐待の超絶技巧を持つ職員が、
中枢周辺餡をこねくり回すことであるていど声を操る術を発見した。
「うー」
「あー」
「ゆ、ゆ、ゆっくり! して、して、していっ、てねてねてねねね!」
「ゆぴぴぴぴぴぴぴ」
「れ、れ、れいむのあんこさ、あんこさ、い、い、い、い、あんこさ、いじ、いじ」
「もっとゆっくりしたかっかっかっかっかっくりしたかっ」
「けらけらけらけら」
基本的に打楽器的な鳴らしかたしか出来なかったところに、
この手法はシンセ的な音を加えることとなり、
彼らの演奏の幅はよりいっそう広がりを見せていくことになる。
同種の赤ゆ、子ゆ、若ゆ、成ゆを同時に同じ方法で潰すことで音に厚みを持たせる手法。
「「「「「「「「ゆぎ(ぴ)ぃ!!」」」」」」」」
あるいは流れるような速度で順に潰すことで低音から高音へと音程を一気に上げる手法。
「ゆぎ「ゆぎ「ゆ「ゆぶ「ゆ「ゆ「ゆぴ「ゆぴ「ゆぴぃ!」!」!」!」!」」」」!」
口を塞いで、口以外の箇所から「音」を出させる手法も考えられた。
オーソドックスに両頬に穴を開けて音を出させる方法、
アマギった上で口内と眼窩を繋げる方法、あにゃるから音を出させる方法、
極端なものでは頭頂部から口内へラッパの口型に形成した穴を繋げる方法などなど。
独特のくぐもった音や反響音、加工と調整は難しいが音程もつけられた。
ともかくルールはゆっくりの悲鳴、叫び、潰した時に出る音を使うこと。それだけ。
そして単純にして奥が深いそれに熱中していく職員たちに、加工所のお偉いがたが目をつけた。
「なにかね、あれは」
「は、その……三ヶ月ほど前から職員の中で流行してしまっているようで……
申し訳ありません、何度も注意はしているのですが。すぐにやめさせましょう」
「ふむ。……いや、かまわん。使えるかもしれん」
「は……?」
「ほれ、海外にいたろう、あの……なんといったかな、あれだよ、
バケツやデッキブラシといった身の回りにある物を楽器にして演奏する……」
「あ、はい、たしか……ええと、なんといいましたかな」
「あんな感じで、来年のゆッズショーに使えるんじゃないか」
「え……。はあ……。え、ご冗談で……」
「いやいや、本気」
そんな鶴の一声が会議の机の上をとんとん転がり、
数ヶ月後、彼らはゆッズショーの舞台に上がることになった。
加工所が広報の一環として行っている、ゆっくりを楽器として用いた演奏集団──
『ゆトンプ』の名で知られるそれが生み出されたきっかけは、
そのようなものだったという。
End