ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1423 帰ってこないあの日々
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ankoss
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・何故か思いの他評判が良かった「ふたば系ゆっくりいじめ 1230 喧嘩」の続きです
・ちとあの二人に対抗しようかな。よってHENTAI入ります
・胴付きゆっくりが登場します
・正直どろわにあげるべきではと考えた。
・前回は喜劇でしたが今回は本当に悲劇です
・あれ?虐待はどこだ?
「おにいさぁぁぁぁぁん!!」
「げらげらぁぁぁぁぁ!!」
今日も今日とて我が家のゆっくり達は元気だ。
俺を見つけたら人間砲弾ばりに突撃し、足にしがみつくは背中にしがみつくはで
非常に疲れる。
今日もあの二人の追撃から逃れて部屋でゴロンとしている時だった。
俺はふと寝がえりをうち、本棚の方に視線をやるとふとアルバムが目についた。
「アルバムかぁ…どれどれ」
俺はアルバムを手にとり、一ページ目をめくった。
「あ…」
俺は最初のページの写真を見た瞬間、悲しいあの出来事が頭の中をよぎった。
それは今まで忘れようとしていた楽しくも辛いあの日々…
帰ってこないあの日々
3年前…
普通の男達なら仕事から家に帰ったら家で奥さんとゆったり過ごすか一人でゆっくり過ごす所なのだが
うちはちょっと違う…
ピンポーン!!
「うーだれだど?」
「お兄さんだよ!!」
「おにいさん!?うぅぅ、おねえちゃぁぁん!!おにいさんがかえってきたんだどぉぉぉ!!」
ガチャン!!ギィィィィ…
「おかえりなんだどおにいさん!!」
トタトタ…だき!!
そう、うちはゆっくりを二人飼っているのだ。
二人とも胴つきのゆっくりで種族は違うが同じ親から生まれてきた姉妹だ。
今俺を迎えに来てくれたのは妹のゆっくりれみりゃだ。
生まれた時からこいつはれみりゃからプライドをとって子供っぽい面を前面に押しだしたような
やつで非常に甘えん坊なのだ。
「ただいま。ところでふらんは?」
「うー、おねえちゃんは…」「すきあり!!」「ふぬごぉ!!」
俺の後頭部から誰かが蹴りを入れた。
俺は勢い良く床に顔から叩きつけられた。鼻から血が出てた…。
「おねえちゃぁぁぁん!!おにいさんをいじめたらだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「うー!!ゆだんしてたおにいさんがいけないんだよ!!わかったらおねえさまはだまってて!!」
「うぅぅぅぅ…」
そう、今俺に不意打ちをしたゆっくりこそこのれみりゃの姉であり我が家の飼いゆっくりである
ゆっくりふらんである。
ふらんは妹のれみりゃをお姉さまというがこれは種族としての特有の呼び方で、野生の姉妹でも
このようにいっているのだ。
姉のふらんはれみりゃが受け取らなかったプライドの高さ、攻撃性を全て受け取ったようなゆっくりだった。
「おにいさん!!ふらんにふいうちをくらうようななんじゃくなにんげんさんでいいとおもってるの?
ばかなの?しぬの?そんなことじゃあふらんにすーりすーりするけんりはないよ!!
わかったらはやくからださんをきたえてね!!じゃないとふらんがいつまでたってもすーりすーり
できないよ!!よわいよわいがうつるなんてゆっくりできないよ!!」
思いっきり素直じゃない子です…。そして妹思いな面も見せるのであった。
「いいおねえさま!!このよはじゃくにくきょうしょくなのよ!!よわいおにいさんに
そんなにすーりすーりばっかりしようとしたらよわいよわいがうつるよ!!」
「なにいっでるのおねえちゃぁぁぁぁん!!そういうおねえちゃんだっておにいさんのぱんつさんで…」
「…いったらなぐるよ…」
「いやぁぁぁぁ!!でびりゃをなぐらないでぇぇぇぇぇ!!」
…そんなこんなもあるが基本的に中の良い姉妹だ。
そんな二人はいつも帰って来てから俺にかまってくるのであった。
例えば食事時では…
「うーおにいさん!!れみりゃにあーんしてほしいんだどぉ!!」
れみりゃが口を大きく開けた。俺はれみりゃの皿を見るとそこにはれみりゃの好物が少々と
れみりゃの嫌いな物が大量にあった。
おれはれみりゃの嫌いな物を何個を串のように刺すと、それをれみりゃに近づけた。
れみりゃは何が口に入れられるのか気付いてすごくいやそうな顔をした。
「うぅぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…」
「はーいちゃんと美味しくたべるんだ…あ」
よこからふらんが食べ物を奪った。
口で食べ物を横取りするとそれを少し嫌そうな顔をしながら30回以上噛んでから飲み込んだ。
「はいよくできまし…ぶげぇ!!」
ふらんの蹴りが俺の腹に直撃した
「おにいさん!!れみりゃのたべれないごはんさんをむりやりたべさせないで!!
それにふらんはこどもじゃないんだからどんなたべものさんでもたべられるんだよ!!
いつまでもおこさまあつかいしないでね!!あーんさせるんならふらんにしてね!!」
「うーおねえちゃん…そのおかおさんでいってもあんまりせっとくさんができないんだどぉ…」
「そうだそうだ!!素直にお兄さん大好きってい…ぐぶぅ!!」
「ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」
余計な事を言うとふらんさんが俺の腹をサッカボールのように蹴ります…。
一度あまりに痛くて食ったものを吐いた事があるんだけど、その時はれみりゃだけが必死にないて
くれると思ったらあのふらんが必死に蹴っていた所をすーりすーりしたりなでなでしたりしながら
「ごべんなざいぃぃぃ!!じなないでぇぇぇ!!」と泣きながら叫んでいたなぁ…。
あの時の光景は今でも忘れられないね!!あれから一週間はやたら素直だったのがさらに良かった
まあ一週間後には元に戻ってしまったけど…
風呂に入っている時には…
「おにいさぁぁん!!いっしょにはいるだどぉぉぉぉ!!」
「いいよ、それじゃあごふぅ!!」
ふらんの蹴りがアレの脇腹に直撃した。
「なにやってるのおねえさま!!おにいさんはろりっこんなのよ!!きっとおふろさんにはいっている
ときに「おててがすべっちゃったー」といってまむまむさんやおっぱいさんにいたずらするよ!!
ふらんはおとなのれでぃーだしろりーじゃないからおふろでおにいさんをおふろでしょけいするよ!!
ろりこんなおにいさんはかくごしてね!!」
そう言ってお兄さんに追撃をかけるふらん。だがその顔は実にうれしそうだった。
「おねえちゃぁぁぁん!!おねえちゃんがいっしょにはいりたいだけなんだどぉぉぉぉ!!」
「なにいってるのぉぉぉ!!ふらんはおにいさんのぼうさんをさいきふのうにするために
いっしょにはいるんだよぉぉぉ!!もいだらぷれぜんとしてあげるからここでまっててね!!」
「ぞんなのいらないよぉぉぉ!!ぬけがけしておにいさんとすっきりーしないでねぇぇぇ!!」
れみりゃの言葉にふらんは顔を真っ赤にした。…なんか目がぐるぐるしているのは気のせいでしょうか…
「!!!!!…だれがろりっこんなおにいさんとす、すす、すすすすすすすっきりなんかするかぁぁ!!」
「おねえちゃん!!たまにはすなおになるんだどぉ!!」
「うるさいぃぃぃ!!」ボカァ!!「いだいどぉぉぉぉ!!おねえぢゃんがぶっだぁぁぁぁ!!」
結局おれは二人をなだめて一人で入ることにした。
その間扉の外から声が聞こえるのだが俺はしらんぷりをしている。
そしてこれが何より大事だ。それは寝るときは必ず部屋に鍵をかけてから寝ることだ。
でないと大変な事が起こるのだ…。
ベッドに入り、寝ようとしたその時間帯にやつらはやってくる。
トントン…
「おにいさん…おきているんだどぉ?」
れみりゃだ。
「おにいさん…れみりゃ、きょうはこわいこわいゆめさんをみちゃったんだどぉ。
だからおへやにいれてほしいんだど…。」
昨日は大きなねずみが出てきたといってたくせに…
そう、うちのゆっくり達はやたら俺の部屋に入ろうとしたがるのだ。
「おにいさん…おねがいだど…ここをあけてほしいんだど…」
とてもよわよわしく、だが必死に媚びるような声をあげるれみりゃ。
だがお兄さんはHENTAIではないのでここは無視だ。
「いやぁぁぁぁ!!おにいざぁぁぁぁんあげでぇぇぇぇぇ!!
でびりゃごわぐでじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!」
ドンドン!!ドンドン!!
ここで並みの愛でお兄さんならかわいそうにと言って入れてしまうだろう。
だがうちのゆっくりは捕食種なのだ。
並々ならぬ性欲をもっているのだ。一瞬で食われてしまう…
そう判断してからは俺は諦めるまでこうやって耐えるのだ。
「うう…おにいさん…おにいさん…」
トテトテ…
ふうやっといってくれたか…
これはまだ前哨戦だ。強敵はこれからくるのだ。
ドドドドド…来た!!
バン!!バン!!
「おにいさぁぁん!!ゆっくりころしにきてあげたよ!!ゆっくりりかいしたならはやくあけてね!!
きょうこそそのぼうさんをかみきってあげるよ!!にどとふらんいがいによくじょうできないように
ちょうっきょうしてあげるよ!!だからあけてね!!あけてね!!あけろぉぉぉぉぉ!!」
うちのふらんは夜になるといつもより過激になる。
しかもちょっとヤンデレになるのだ。
「はやくあげろぉぉぉぉぉ!!おにいさんのぼうさんをせいっさいするんだぁぁぁぁ!!
はやぐあげろぉぉぉぉぉ!!」
バン!!バン!!
これが30分程続くのだ…。まったく執念ぶかいんだから。
こうして俺の夜は過ぎていくのだった。
これがいつもの日常だった。あの日、俺がうっかりしなければ
それはある晩の事だった。
俺は仕事に疲れきって部屋に鍵をかけるのを忘れたままそのまま眠りに付いた。
あいつらが少し騒いでいたがあんまり気にすることもなく眠りに付けた。
眠りに付いてから俺は今まで感じたことのない違和感に気付いて目が覚めた
う…ん?変だな、妙にスースーするぞ。ちゃんと寝巻を着ているのに…。
あれ?なにかが俺の上にのしかかっているみたいだ…しかもなんだろう、やたら温かい…
ん、俺の体をだれかがなめてるのか?犬でもいるのか…って!!
「お前達なにやってんだぁぁぁぁ!!」
俺の意識がようやく覚醒し俺の目に入ってきた光景は俺が今まで一番回避したかった光景だった。
ふらんとれみりゃの姉妹が全裸になって俺をパンツ一丁にして俺の体をなめまわしていたのだ。
しかも俺の上に体をすりつけるようにしてだ。
「うぅぅぅぅ!!おねえちゃぁぁん!!おにいさんがおきちゃったんだどぉぉぉ!!」
「うー…おきてくれたほうがこうつごうだよ!!さあおにいさん!!こんやこそ
ふらんとおねえさまのすっきりどーるになってね!!」
「ふ・ざ・け・る・なぁぁぁぁぁぁ!!」
おれは全力を出して二人をひっぺはがし、全裸の状態のままベッドの前に立たせた。
「何度もいっているだろうが!!俺はHENTAIじゃないんだよ!!なのに…」
「うぅぅ…そんなことわかっているんだどぉぉぉぉぉ!!」
れみりゃが叫んだ。
今まで臆病で甘えん坊だったれみりゃが今まで出した事のないような声で叫んだのだ。
「れみりゃは…れみりゃはね…おにいさんがだいすきなんだど!!すきですきでしょうがないんだど!!
おにいさんがいないとおかじぐなっちゃうぐらいなんだどぉぉぉぉ!!
おねえちゃんもいつもあんなたいどだども…だども…おにいさんからもらったおしゃしんさんを
あのとくだいおにんぎょうさんのかおさんにつけていっつもいっつもだきだきしているんだどぉぉぉ!!」
「おねえさまぁぁぁ!!ふらんはそんなことやってないぃぃぃ!!」
「おねえちゃん!!きょうぐらいはすなおになったらどうだどぉ!!」
「!!!!」
ふらんは顔を真っ赤にした。だがみるみる顔がいつもの顔に戻っていき、
逆に頬の方にうっすらと赤みが付いた顔になった。
「おにいさん…ふらんのおむねさん…みて…」
ふらんはお兄さんの手を掴み、自分の胸に押しつけた。
ふんわりとふくらんだ胸の感触が心地よく、その中央に占める豆はその存在をアピールするかの
なっていた。
だがそんな事よりもフランから聞こえてくる鼓動が強く、激しくなっている事に俺は気が付いた。
「ふらんね…おにいさんといっしょにいるだけでおむねさんがくるしくなるの…
ちょっとまえまでだったらね…がまんできたんだよ…でもね…もうくるしくてくるしくて
もうがまんができないの…おにいさん」
ふらんが涙目になりながら俺の顔を見つめてきた。正直言ってかわいすぎ。
「ふらんのくるしいのとって…とってくれないとゆっくりできないよ…」
ふらんが抱きついてきた。俺の胸の部分にふらんの顔が辺り、腹の所に胸が当たる。
肩まで届く身長ではないふらんの体温が俺の体を包み込む。
「うー…れみりゃも…おねえちゃんも…もうがまんできないんだど…
おねがいだどぉ…すっきり…」
れみりゃが背中から俺を抱きしめてきた。ふらんとさほど差がなく、当たる部分もほぼ
変わらないが、れみりゃの体温が確実に俺を包み込んでいた。
この時、俺は自分を押さえこんで彼女達をはがすべきだったと後に後悔することになった。
俺は、彼女達に誘惑されきったまま選択をしてしまった。
「分かった…でも今回だけだぞ…」
俺は彼女達をベッドに横たわらせた。彼女達は願いがかなった少女のような顔で
泣きながら俺に抱きつき、頬にキスをした。
ふらんが俺のパンツを下げ、まずはその口で…
ここから先は上映できないよ!!代わりにゲスとでいぶの交尾シーンでも見ててね!!
「ゆっへっへっへ!!いいしまりなんだ…ぜ!!」
「ざっざどうごげぇぇぇぇ!!ごのむのうがぁぁぁぁぁ!!」
ブチン!!
「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!しまりずぎでばりざざまのびっぐまぶなむがぁぁぁぁぁ!!」
「ちょっどりきんだだげでもげるなんてとんだたまなしだね!!」
やっぱ辞めよう…
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「うー、うー、うー」
「すっきり…したわ…」
俺と二人はあの後思いっきりすっきりした。
彼女達は捕食種なだけあって求めてきた性欲にまるで終わりがなく、結局俺は
腰が立たなくなるまですっきりする羽目になってしまった。
一方の彼女達も今まで貯めこんでいた性欲を一気に解放した事もあって満たされた顔で
俺の胸の中に倒れこんでいた。
「もう…まんぞくか?」
「うー、まんぞくなんだどぉ…」
「うー…ここでかんべん…してやる」
ふらんの奴め、完全にグロッキーじゃないか。
まあいいか、もう疲れたから寝るか。
「じゃあ俺は疲れたから「おにいさん…」ん?」
れみりゃが割り込んできた。
「れみりゃをだきだきしながらねてほしいんだど…おにいさんのぬくもりをかんじながら
すーやすーやしたいんだど…」
今まで控えめだったれみりゃが今日はやけに積極的だな。
まあいいや。
「分かった。ふらんはどうする?」
「うー、やりたかったらやれば…」「おねえちゃん!!」
「まあまあじゃあすきにするよ」
俺は二人の背中に腕をまわして二人を顔の所まで動かした。
「うぅ!!」
「ほらあったかいだろ?」「…うー…」
ふらんは観念したかの顔になった。
ふたりは俺の首の所に腕をまわしてきた。
「これならもっとあたたかいだど」
「うー、かぜをひいたらしけい。」
体にかかる彼女達のぬくもりと肌と肌がこすれあう感触が心地よい。
俺は彼女達の胸の中で眠るような心地で眠りについた。
「ねえおねえちゃん…」「うー?」
「いっぱいすっきりーできたね」「うー…あれはいきおいで」
「そうゆうことにしとくだど」「う…」
「おねえちゃん…」「うー…こんどはなに?」
「れみりゃ…とってもねむい…からだがおもくかんじるほどねむいだどぉ…」
「それはふらんも。あんなにすっきりーするからいけない…」
「…それもどうだどぉ。ねるまえにおにいさんにちゅっちゅしてからねるどぉ」
「くちびるはだめ。くちふさいじゃったらえいえんにゆっくりしちゃうから?」
「うぅぅぅぅ…じゃあどうすれば」
「ここ、ここならだいじょうぶ」
「すごいどぉ、さすがおねえちゃんだどぉ」
チュ!!
二人はお兄さんの頬にキスをした。とても長いキスだった。
まるでお兄さんの味をもう一度味わうかの如く長い長いキスをした
「うー…まんぞくなんだどぉ」
「それじゃあねる」
「「おやすみなさい。おにいさん(だどぉ)」」
翌朝…
俺は寒さで目が覚めた。
「…っつ、寒い」
俺は何でこんなに寒いか辺りを見回した。
俺は全裸の状態のまま二人を抱きしめながら寝ていた。その二人は俺の胸の中で幸せそうな顔で
寝ていた。
とりあえずこんなに寒い理由が分からないので二人をどかして起きようとした
「おーい、そろそろどい…て…く」
俺はこんなに寒い理由を、二人に触れた事で理解した。
俺は頭の片隅で理解をしていたのかも知れない…だが俺は認めたくなかったのだ。
だから俺は別の要因がないか周りを見回していたのかも知れない。
「ふらん…れみりゃ…」
二人は俺の胸の中で冷たくなっていた。
幸せそうな顔をしながら、二人は永遠にゆっくりしていた。
俺は目の前が真っ暗になった。
なんでこいつらが死んでいるんだ?昨日あんなに生き生きしていたのになんで朝になって死んでいるんだ?
なんでだ?俺のせいかなのか?俺があいつらにやった行為のどれかにあいつらを殺しえる行為が混じっていたのか?
そんな…そんな…
「ふらん!!れみりゃ!!目を開けてくれ!!」
気付いたら俺は二人に覆いかさばるような体勢で二人に叫んでいた。
「ほらふらん!!俺にこんな体勢をとられているんだぞ!!悔しいだろ!!
悔しかったら俺に反撃してみろよ!!ほら!!ほら!!」
だがふらんは応えない
「れみりゃ!!いま起きたらお前の大好物のプリンを毎日食べさせてやる!!
だから起きろ!!今起きてくれ!!頼む!!れみりゃ!!」
だがれみりゃは顔色一つ変えずに眠りについたままだった。
「嘘だ…ウソだ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は二人を抱きかかえると彼女達の冷たくなった胸の中で泣いていた…
俺は二人をこのまま埋葬してはかわいそうだと思い、今日着る予定だった服を着させた。
下着、リボン、帽子…これら一つ一つ着けていく度にあの日々の記憶が頭の中をよぎった。
(ほらここに足を通して)
(うぅぅ…うわぁぁぁ)ズデン!!(びえぇぇぇぇぇぇ!!)
(もう、おねえさまはぱんつさんもろくにはけないの?ふらんはおとなのれでぃーだから…あ)ズデン!!
(うぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…)
(おい大丈夫…ぶげぇ!!)
(うぅぅぅぅ!!みるなぁぁぁぁ!!みるなぁぁぁぁ!!)
(でもみえちゃいけない所はもっとまるぶごぉ!!)
(もっどみるなぁぁぁぁ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!)
(ぶえぇぇぇぇぇ!!おねえちゃんがおにいさんをころしたどぉぉぉぉぉ!!)
(はい万歳して)
(ばんざいだどぉぉぉぉ!!)
(はいよくできました!!じゃあつぎはふらんのばんだぞ。はいばんざぼぉ!!)
(うぅ!!ふらんはいらない!!ひとりでやれるもん!!ゆんしょ。ゆんしょ)
(おにいさん、いまがちゃんすなんだど)(よしきた)
こちょこちょこちょこちょ
(ゆひゃひゃひゃひゃ、こらおねえさま!!おにいさんっひゃひゃひゃひゃ!!)
(そーれもっとだ、お兄さんの逆襲をおとなしくくらえ♪)
(うーなんかたのしいだど)
お着替え完了
(うぅぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしねぇぇぇぇぇぇぇ!!)
(おねえちゃぁぁぁぁんおこったらだめなんだどぉぉぉぉぉこわいんだどぉぉぉぉぉ!!)
(うお、また蹴られてたまるか!!俺は逃げるぞ!!)
(おにいさぁぁぁん!!れみりゃをみすてないでぇぇぇぇ!!おにいさぁぁぁぁん!!)
(すまんれみりゃよ、墓標に愛らしいれみりゃここに眠ると書いてやる…ってなんでお兄さんばっかり
ねらうのぉぉぉぉ!!)
(うぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!)
(れみりゃ!!俺を助けてくれ!!)
(うっうー!!れみりゃをみすてたおにいさんはおねえちゃんにおこられればいいんだどぉ!!)
(いいだしっぺはお前だろうが!!)
(ゆっくりしねぇぇぇぇぇ!!)
(あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
一つ一つの記憶が頭の中をよぎり、そのたびに俺は耐えた。
着替えさせて俺のベッドで横たわらせている間に俺は棺を買いにいった。
ゆっくり用のペットショップで売られていた棺はどう頑張っても彼女達を折りたたまないといけない
程小さかった。
おれはそれに我慢できず、葬儀屋までいって子供用の棺を譲ってもらった。
俺は彼女達を棺に入れ、その周りに彼女達が大好きだったおもちゃや服を一緒に入れた。
もう俺には必要ないからだ。
棺に蓋をし、庭に掘った穴に入れ、俺は一人で土をかけて行った。
一回かける度に彼女達の笑顔がよぎっていった。
そして、その度に消えていった。
これはのちに分かった事だが、胴つきのゆっくりには初期型と後期型の二種類が存在し、
ふらん達初期型は体の内部が中身で覆い尽くされており、そこに生命力のある因子
例えば精子を混ぜ合わせると中身の生命力が精子の生命力に負け、中身の生命活動の力を奪い
生命活動を停止させてしまうという事が分かった。
つまり、俺が彼女たちを殺したということだ。
俺はそれからしばらく魂の抜けた亡骸のような生活をしていた。
仕事に行き、働き、そして誰もいない家に帰りすぐ寝る。そんな日々が一か月ほど過ぎた。
そんなある日だ。俺の知り合いでゆっくりの保護を仕事にしている奴が俺に頼みこんできたのだ。
「野良のゆっくりに差別されて過ごしてきたゆっくり二体を引き取ってくれないか?
今まで野良に奴隷のように扱われてきたせいか酷く怯えていてな、種特有の性格が一切見られないんだ。
お前はどういうわけか今まで問題だらけだったあの姉妹をうまく導いたんだ。お前ならあいつらを
救ってやれる。頼む」
俺はすぐに断る旨を伝えようとしたが、どういうわけか体がしんどくなりすぐ寝ることにした。
その日に限って、俺はベッドに入るや否やすぐに眠りに付けた。
俺はベッドで何かに覆いかぶさるような体勢でいた。
何に覆いかぶさっているんだ?俺は目を向けた
「「おにいさん…」」
ふらんとれみりゃがいた。
「お前達…俺をたたり殺す気できたのか?おれはそんな覚悟いつでも「ばか!!」」
ふらんが咆えた。いつもなら拳が飛んでくる所なのだが拳は飛んでこなかった。
「ふらんもれみりゃもおにいさんにいっぱいちゅっちゅしてもらえてしあわせーなんだよ!!
えいえんにゆっくりするまえだってたくさんおにいさんとすっきりできてとてもうれしかったんだよ!!
なのになんでそんなこというの!!ばかなの!!しぬの!!」
「おにいさん…れみりゃがきらいになっちゃったからそんなこというの?…いやだど…
れみりゃはいまでもおにいさんがだいすきなんだどぉ…だからきらいに…ならないで…」
二人とも俺に抱きついていた。
そのぬくもりは冷たい物ではなかった。
「だからおにいさん、まえにすすんで…ふらんたちのぶんまでまえにすすんで」
ふらんのこの言葉同時に俺はベッドから遠くなっていった。
気が付くと俺は朝を迎えていた。
どうやら俺は夢を見ていたようだ。だが、とても良い夢だった。
それから数日後…
「こ…こんにちわ…てんこは…てんこだよ…」
「げら…げら…」
保護された二人が知り合いと一緒にやってきた。
二人は扉の影に隠れながら俺の様子をうかがっていた。二人とも明らかに怯えきっていた。
俺はそんな二人に笑顔で返しながらこう言った
「ゆっくりしていってね!!」
「はあ、ついうっかりアルバムを全部見て泣いちまった。」
俺はアルバムを読み終えてからそう一人呟いた。
あれからてんことうどんげが心を開いて俺に懐くようになるまでに酷く時間がかかったが今となっては
良い思い出だ。
少し問題があるとすれば…
「おにいざぁぁぁぁん!!はやくからさんからでてきてぇぇぇぇぇ!!」
「ゲラゲラ!!(お元気のでるお薬を作ったよ!!)」
バンバン!!バンバン!!
俺に懐きすぎたことだ。
いや、冗談抜きそろそろ天に召されてもおかしくないぐらい体が色々やばいんですけど
「ゆ!!こうなったらあいかぎさんのでばんだよ!!」
「ゲラゲラ!!(さすがてんこだよ!!よういしゅうとうだね!!)」
えぇぇぇ!!なんでそんなの用意してるんですか!!というか何時の間に!!
ああ神よ!!我に救いを下さい!!救いを下さい!!
ガチャ!!
「おにいさん!!てんことうどんげの合作おくすりさんをのんでげんきになっていっぱいあそんでね!!」
「げらげら!!(一杯元気になれるよ!!)」
ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆごぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
えと、そのお薬さんもしかしてどこかの地獄につながっていませんか?
なぜかゆっくりの悲鳴がよく聞こえてくるんですが?
「もしかしてのんでくれないの?てんこなんかもういらないの?」
「ゲラゲラ…(嘘だよね?飲んでくれないなんて嘘だよね!?)」
…ああ神よ、悪魔とはどうやら身近にいたようです…。
私はあの世で待ってくれている二人の元へ行きます。さようならてんこ、うどんげ。
お兄さんはあの世で二人を見守っているよ…
ゴクン…すぅぅぅぅぅ…
ああ、お花畑が広がっているよ。すぐ横にはお川がある。
ああ、二人が迎えに来てくれたみたいですね。
「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」
今行きますよ二人とも。あの世で仲良く過ごしましょうね。
「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」
あはは、寂しがり屋ですね。今行くからちょっとまってて…ん?ふらん?
すごい速さでこっちに走ってきて、俺に甘えたいんだな?
さあお兄さんのお胸に「うぅぅぅぅぅ!!」ん?
「こっちにくるなつってるだろうがばかおにいさぁぁぁぁん!!」
「ぐげらぁぁぁぁぁぁ!!」
ああ、ナイスキックです。
「なんで!!そうやって!!こっちに!!きたがるの!!このばか!!
そんなんで!!ふらんたちが!!よろこぶと!!おもってるの!!」
ぐふぅ!!ぼげぇ!!あ、あのふらんさん?マウンテンポジションで私をタコ殴りにするのはやめて
欲しいのですが。幽霊なのにすごく痛いんですが
「お、おねえちゃん…おにいさんほんとうにし」
「うるざいぃぃぃ!!いのちをだいじにしないばかおにいさんにおせっきょうしているのぉぉ!!
じゃましたらおねえさまもおせっきょう!!」
「いやだどぉぉぉぉ!!おせっきょうはいやだどぉぉぉぉぉ!!」
いや、ほんと、もう反省しましたから「まだおわってないぃぃぃぃ!!」はい、すみません。
10分後…
「これで!!ゆっくりりかいできたら!!いのちをだいじにしながら!!あと50ねんはくるなぁぁぁ!!」
「どわぁぁぁぁぁぁ!!」
ああナイスキックだふらん。俺、今お空を飛んで…
ん、あれ?また光に引きずりこまれる…
「は!?」
「お兄さんがおきたよ!!今元気ハツラツだよね?だよね!?」
「げらげら(一杯遊べるよね!!遊べるよね!!)」
「い…いや、今そんな気分じゃあ」
「な、なんだってー!!お兄さんは元気がないんだよ!!こうなったら全部飲ませるよ!!」
「や、やめ、やめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(ガク)」
「うぅぅぅぅぅ!!なんでまたこっちくるのぉぉぉぉ!!しかも1じかんもたってないよぉぉぉぉ!!
もうそんなにしにたいならふらんがいんどうをわだじでやるぅぅぅぅぅ!!ゆっぐりじねぇぇぇぇ!!」
「おにいざぁぁぁん!!にげてぇぇぇぇ!!おねえちゃんあたまぷっつんしちゃったぁぁぁぁ!!」
いやぁぁぁぁ!!そんなおっかない物でお兄さんを追いかけないでね!!追いかけないでね!!
「ゆっくりじねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
完
あとがき
HENTAIであの二人に対抗しようとしたら…あれ、なんかおかしい。
まあいいや、これでいいのだ!!
ブレあきでございます。なんかあの二人の作品見てたらあの二人に少し張り合いたくなり
予定していなかった続編を書くことになりました。
まあキッカケはコメントの所にあった「ふらんとれみりゃの姉妹がなんか気になる」
なんでしたが。
一応餡コンペに出す作品はそれなりに順調に執筆中ですので皆さまお楽しみに。
ではではたくさん感想頂戴ね!!たくさんくれたらいっぱいSSさん作るよ!!
良い意見も悪い意見も待ってます
どこかおかしい作者:ブレあき
どこかおかしい作品達
ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章
ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~
ふたば系ゆっくりいじめ 955 ゆっくりの進化 一 前半
ふたば系ゆっくりいじめ 1047 ゆっくりの進化 一 中編
ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半
ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード
ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半
ふたば系ゆっくりいじめ 1230 喧嘩
・ちとあの二人に対抗しようかな。よってHENTAI入ります
・胴付きゆっくりが登場します
・正直どろわにあげるべきではと考えた。
・前回は喜劇でしたが今回は本当に悲劇です
・あれ?虐待はどこだ?
「おにいさぁぁぁぁぁん!!」
「げらげらぁぁぁぁぁ!!」
今日も今日とて我が家のゆっくり達は元気だ。
俺を見つけたら人間砲弾ばりに突撃し、足にしがみつくは背中にしがみつくはで
非常に疲れる。
今日もあの二人の追撃から逃れて部屋でゴロンとしている時だった。
俺はふと寝がえりをうち、本棚の方に視線をやるとふとアルバムが目についた。
「アルバムかぁ…どれどれ」
俺はアルバムを手にとり、一ページ目をめくった。
「あ…」
俺は最初のページの写真を見た瞬間、悲しいあの出来事が頭の中をよぎった。
それは今まで忘れようとしていた楽しくも辛いあの日々…
帰ってこないあの日々
3年前…
普通の男達なら仕事から家に帰ったら家で奥さんとゆったり過ごすか一人でゆっくり過ごす所なのだが
うちはちょっと違う…
ピンポーン!!
「うーだれだど?」
「お兄さんだよ!!」
「おにいさん!?うぅぅ、おねえちゃぁぁん!!おにいさんがかえってきたんだどぉぉぉ!!」
ガチャン!!ギィィィィ…
「おかえりなんだどおにいさん!!」
トタトタ…だき!!
そう、うちはゆっくりを二人飼っているのだ。
二人とも胴つきのゆっくりで種族は違うが同じ親から生まれてきた姉妹だ。
今俺を迎えに来てくれたのは妹のゆっくりれみりゃだ。
生まれた時からこいつはれみりゃからプライドをとって子供っぽい面を前面に押しだしたような
やつで非常に甘えん坊なのだ。
「ただいま。ところでふらんは?」
「うー、おねえちゃんは…」「すきあり!!」「ふぬごぉ!!」
俺の後頭部から誰かが蹴りを入れた。
俺は勢い良く床に顔から叩きつけられた。鼻から血が出てた…。
「おねえちゃぁぁぁん!!おにいさんをいじめたらだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「うー!!ゆだんしてたおにいさんがいけないんだよ!!わかったらおねえさまはだまってて!!」
「うぅぅぅぅ…」
そう、今俺に不意打ちをしたゆっくりこそこのれみりゃの姉であり我が家の飼いゆっくりである
ゆっくりふらんである。
ふらんは妹のれみりゃをお姉さまというがこれは種族としての特有の呼び方で、野生の姉妹でも
このようにいっているのだ。
姉のふらんはれみりゃが受け取らなかったプライドの高さ、攻撃性を全て受け取ったようなゆっくりだった。
「おにいさん!!ふらんにふいうちをくらうようななんじゃくなにんげんさんでいいとおもってるの?
ばかなの?しぬの?そんなことじゃあふらんにすーりすーりするけんりはないよ!!
わかったらはやくからださんをきたえてね!!じゃないとふらんがいつまでたってもすーりすーり
できないよ!!よわいよわいがうつるなんてゆっくりできないよ!!」
思いっきり素直じゃない子です…。そして妹思いな面も見せるのであった。
「いいおねえさま!!このよはじゃくにくきょうしょくなのよ!!よわいおにいさんに
そんなにすーりすーりばっかりしようとしたらよわいよわいがうつるよ!!」
「なにいっでるのおねえちゃぁぁぁぁん!!そういうおねえちゃんだっておにいさんのぱんつさんで…」
「…いったらなぐるよ…」
「いやぁぁぁぁ!!でびりゃをなぐらないでぇぇぇぇぇ!!」
…そんなこんなもあるが基本的に中の良い姉妹だ。
そんな二人はいつも帰って来てから俺にかまってくるのであった。
例えば食事時では…
「うーおにいさん!!れみりゃにあーんしてほしいんだどぉ!!」
れみりゃが口を大きく開けた。俺はれみりゃの皿を見るとそこにはれみりゃの好物が少々と
れみりゃの嫌いな物が大量にあった。
おれはれみりゃの嫌いな物を何個を串のように刺すと、それをれみりゃに近づけた。
れみりゃは何が口に入れられるのか気付いてすごくいやそうな顔をした。
「うぅぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…」
「はーいちゃんと美味しくたべるんだ…あ」
よこからふらんが食べ物を奪った。
口で食べ物を横取りするとそれを少し嫌そうな顔をしながら30回以上噛んでから飲み込んだ。
「はいよくできまし…ぶげぇ!!」
ふらんの蹴りが俺の腹に直撃した
「おにいさん!!れみりゃのたべれないごはんさんをむりやりたべさせないで!!
それにふらんはこどもじゃないんだからどんなたべものさんでもたべられるんだよ!!
いつまでもおこさまあつかいしないでね!!あーんさせるんならふらんにしてね!!」
「うーおねえちゃん…そのおかおさんでいってもあんまりせっとくさんができないんだどぉ…」
「そうだそうだ!!素直にお兄さん大好きってい…ぐぶぅ!!」
「ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」
余計な事を言うとふらんさんが俺の腹をサッカボールのように蹴ります…。
一度あまりに痛くて食ったものを吐いた事があるんだけど、その時はれみりゃだけが必死にないて
くれると思ったらあのふらんが必死に蹴っていた所をすーりすーりしたりなでなでしたりしながら
「ごべんなざいぃぃぃ!!じなないでぇぇぇ!!」と泣きながら叫んでいたなぁ…。
あの時の光景は今でも忘れられないね!!あれから一週間はやたら素直だったのがさらに良かった
まあ一週間後には元に戻ってしまったけど…
風呂に入っている時には…
「おにいさぁぁん!!いっしょにはいるだどぉぉぉぉ!!」
「いいよ、それじゃあごふぅ!!」
ふらんの蹴りがアレの脇腹に直撃した。
「なにやってるのおねえさま!!おにいさんはろりっこんなのよ!!きっとおふろさんにはいっている
ときに「おててがすべっちゃったー」といってまむまむさんやおっぱいさんにいたずらするよ!!
ふらんはおとなのれでぃーだしろりーじゃないからおふろでおにいさんをおふろでしょけいするよ!!
ろりこんなおにいさんはかくごしてね!!」
そう言ってお兄さんに追撃をかけるふらん。だがその顔は実にうれしそうだった。
「おねえちゃぁぁぁん!!おねえちゃんがいっしょにはいりたいだけなんだどぉぉぉぉ!!」
「なにいってるのぉぉぉ!!ふらんはおにいさんのぼうさんをさいきふのうにするために
いっしょにはいるんだよぉぉぉ!!もいだらぷれぜんとしてあげるからここでまっててね!!」
「ぞんなのいらないよぉぉぉ!!ぬけがけしておにいさんとすっきりーしないでねぇぇぇ!!」
れみりゃの言葉にふらんは顔を真っ赤にした。…なんか目がぐるぐるしているのは気のせいでしょうか…
「!!!!!…だれがろりっこんなおにいさんとす、すす、すすすすすすすっきりなんかするかぁぁ!!」
「おねえちゃん!!たまにはすなおになるんだどぉ!!」
「うるさいぃぃぃ!!」ボカァ!!「いだいどぉぉぉぉ!!おねえぢゃんがぶっだぁぁぁぁ!!」
結局おれは二人をなだめて一人で入ることにした。
その間扉の外から声が聞こえるのだが俺はしらんぷりをしている。
そしてこれが何より大事だ。それは寝るときは必ず部屋に鍵をかけてから寝ることだ。
でないと大変な事が起こるのだ…。
ベッドに入り、寝ようとしたその時間帯にやつらはやってくる。
トントン…
「おにいさん…おきているんだどぉ?」
れみりゃだ。
「おにいさん…れみりゃ、きょうはこわいこわいゆめさんをみちゃったんだどぉ。
だからおへやにいれてほしいんだど…。」
昨日は大きなねずみが出てきたといってたくせに…
そう、うちのゆっくり達はやたら俺の部屋に入ろうとしたがるのだ。
「おにいさん…おねがいだど…ここをあけてほしいんだど…」
とてもよわよわしく、だが必死に媚びるような声をあげるれみりゃ。
だがお兄さんはHENTAIではないのでここは無視だ。
「いやぁぁぁぁ!!おにいざぁぁぁぁんあげでぇぇぇぇぇ!!
でびりゃごわぐでじんじゃうよぉぉぉぉぉ!!」
ドンドン!!ドンドン!!
ここで並みの愛でお兄さんならかわいそうにと言って入れてしまうだろう。
だがうちのゆっくりは捕食種なのだ。
並々ならぬ性欲をもっているのだ。一瞬で食われてしまう…
そう判断してからは俺は諦めるまでこうやって耐えるのだ。
「うう…おにいさん…おにいさん…」
トテトテ…
ふうやっといってくれたか…
これはまだ前哨戦だ。強敵はこれからくるのだ。
ドドドドド…来た!!
バン!!バン!!
「おにいさぁぁん!!ゆっくりころしにきてあげたよ!!ゆっくりりかいしたならはやくあけてね!!
きょうこそそのぼうさんをかみきってあげるよ!!にどとふらんいがいによくじょうできないように
ちょうっきょうしてあげるよ!!だからあけてね!!あけてね!!あけろぉぉぉぉぉ!!」
うちのふらんは夜になるといつもより過激になる。
しかもちょっとヤンデレになるのだ。
「はやくあげろぉぉぉぉぉ!!おにいさんのぼうさんをせいっさいするんだぁぁぁぁ!!
はやぐあげろぉぉぉぉぉ!!」
バン!!バン!!
これが30分程続くのだ…。まったく執念ぶかいんだから。
こうして俺の夜は過ぎていくのだった。
これがいつもの日常だった。あの日、俺がうっかりしなければ
それはある晩の事だった。
俺は仕事に疲れきって部屋に鍵をかけるのを忘れたままそのまま眠りに付いた。
あいつらが少し騒いでいたがあんまり気にすることもなく眠りに付けた。
眠りに付いてから俺は今まで感じたことのない違和感に気付いて目が覚めた
う…ん?変だな、妙にスースーするぞ。ちゃんと寝巻を着ているのに…。
あれ?なにかが俺の上にのしかかっているみたいだ…しかもなんだろう、やたら温かい…
ん、俺の体をだれかがなめてるのか?犬でもいるのか…って!!
「お前達なにやってんだぁぁぁぁ!!」
俺の意識がようやく覚醒し俺の目に入ってきた光景は俺が今まで一番回避したかった光景だった。
ふらんとれみりゃの姉妹が全裸になって俺をパンツ一丁にして俺の体をなめまわしていたのだ。
しかも俺の上に体をすりつけるようにしてだ。
「うぅぅぅぅ!!おねえちゃぁぁん!!おにいさんがおきちゃったんだどぉぉぉ!!」
「うー…おきてくれたほうがこうつごうだよ!!さあおにいさん!!こんやこそ
ふらんとおねえさまのすっきりどーるになってね!!」
「ふ・ざ・け・る・なぁぁぁぁぁぁ!!」
おれは全力を出して二人をひっぺはがし、全裸の状態のままベッドの前に立たせた。
「何度もいっているだろうが!!俺はHENTAIじゃないんだよ!!なのに…」
「うぅぅ…そんなことわかっているんだどぉぉぉぉぉ!!」
れみりゃが叫んだ。
今まで臆病で甘えん坊だったれみりゃが今まで出した事のないような声で叫んだのだ。
「れみりゃは…れみりゃはね…おにいさんがだいすきなんだど!!すきですきでしょうがないんだど!!
おにいさんがいないとおかじぐなっちゃうぐらいなんだどぉぉぉぉ!!
おねえちゃんもいつもあんなたいどだども…だども…おにいさんからもらったおしゃしんさんを
あのとくだいおにんぎょうさんのかおさんにつけていっつもいっつもだきだきしているんだどぉぉぉ!!」
「おねえさまぁぁぁ!!ふらんはそんなことやってないぃぃぃ!!」
「おねえちゃん!!きょうぐらいはすなおになったらどうだどぉ!!」
「!!!!」
ふらんは顔を真っ赤にした。だがみるみる顔がいつもの顔に戻っていき、
逆に頬の方にうっすらと赤みが付いた顔になった。
「おにいさん…ふらんのおむねさん…みて…」
ふらんはお兄さんの手を掴み、自分の胸に押しつけた。
ふんわりとふくらんだ胸の感触が心地よく、その中央に占める豆はその存在をアピールするかの
なっていた。
だがそんな事よりもフランから聞こえてくる鼓動が強く、激しくなっている事に俺は気が付いた。
「ふらんね…おにいさんといっしょにいるだけでおむねさんがくるしくなるの…
ちょっとまえまでだったらね…がまんできたんだよ…でもね…もうくるしくてくるしくて
もうがまんができないの…おにいさん」
ふらんが涙目になりながら俺の顔を見つめてきた。正直言ってかわいすぎ。
「ふらんのくるしいのとって…とってくれないとゆっくりできないよ…」
ふらんが抱きついてきた。俺の胸の部分にふらんの顔が辺り、腹の所に胸が当たる。
肩まで届く身長ではないふらんの体温が俺の体を包み込む。
「うー…れみりゃも…おねえちゃんも…もうがまんできないんだど…
おねがいだどぉ…すっきり…」
れみりゃが背中から俺を抱きしめてきた。ふらんとさほど差がなく、当たる部分もほぼ
変わらないが、れみりゃの体温が確実に俺を包み込んでいた。
この時、俺は自分を押さえこんで彼女達をはがすべきだったと後に後悔することになった。
俺は、彼女達に誘惑されきったまま選択をしてしまった。
「分かった…でも今回だけだぞ…」
俺は彼女達をベッドに横たわらせた。彼女達は願いがかなった少女のような顔で
泣きながら俺に抱きつき、頬にキスをした。
ふらんが俺のパンツを下げ、まずはその口で…
ここから先は上映できないよ!!代わりにゲスとでいぶの交尾シーンでも見ててね!!
「ゆっへっへっへ!!いいしまりなんだ…ぜ!!」
「ざっざどうごげぇぇぇぇ!!ごのむのうがぁぁぁぁぁ!!」
ブチン!!
「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!しまりずぎでばりざざまのびっぐまぶなむがぁぁぁぁぁ!!」
「ちょっどりきんだだげでもげるなんてとんだたまなしだね!!」
やっぱ辞めよう…
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「うー、うー、うー」
「すっきり…したわ…」
俺と二人はあの後思いっきりすっきりした。
彼女達は捕食種なだけあって求めてきた性欲にまるで終わりがなく、結局俺は
腰が立たなくなるまですっきりする羽目になってしまった。
一方の彼女達も今まで貯めこんでいた性欲を一気に解放した事もあって満たされた顔で
俺の胸の中に倒れこんでいた。
「もう…まんぞくか?」
「うー、まんぞくなんだどぉ…」
「うー…ここでかんべん…してやる」
ふらんの奴め、完全にグロッキーじゃないか。
まあいいか、もう疲れたから寝るか。
「じゃあ俺は疲れたから「おにいさん…」ん?」
れみりゃが割り込んできた。
「れみりゃをだきだきしながらねてほしいんだど…おにいさんのぬくもりをかんじながら
すーやすーやしたいんだど…」
今まで控えめだったれみりゃが今日はやけに積極的だな。
まあいいや。
「分かった。ふらんはどうする?」
「うー、やりたかったらやれば…」「おねえちゃん!!」
「まあまあじゃあすきにするよ」
俺は二人の背中に腕をまわして二人を顔の所まで動かした。
「うぅ!!」
「ほらあったかいだろ?」「…うー…」
ふらんは観念したかの顔になった。
ふたりは俺の首の所に腕をまわしてきた。
「これならもっとあたたかいだど」
「うー、かぜをひいたらしけい。」
体にかかる彼女達のぬくもりと肌と肌がこすれあう感触が心地よい。
俺は彼女達の胸の中で眠るような心地で眠りについた。
「ねえおねえちゃん…」「うー?」
「いっぱいすっきりーできたね」「うー…あれはいきおいで」
「そうゆうことにしとくだど」「う…」
「おねえちゃん…」「うー…こんどはなに?」
「れみりゃ…とってもねむい…からだがおもくかんじるほどねむいだどぉ…」
「それはふらんも。あんなにすっきりーするからいけない…」
「…それもどうだどぉ。ねるまえにおにいさんにちゅっちゅしてからねるどぉ」
「くちびるはだめ。くちふさいじゃったらえいえんにゆっくりしちゃうから?」
「うぅぅぅぅ…じゃあどうすれば」
「ここ、ここならだいじょうぶ」
「すごいどぉ、さすがおねえちゃんだどぉ」
チュ!!
二人はお兄さんの頬にキスをした。とても長いキスだった。
まるでお兄さんの味をもう一度味わうかの如く長い長いキスをした
「うー…まんぞくなんだどぉ」
「それじゃあねる」
「「おやすみなさい。おにいさん(だどぉ)」」
翌朝…
俺は寒さで目が覚めた。
「…っつ、寒い」
俺は何でこんなに寒いか辺りを見回した。
俺は全裸の状態のまま二人を抱きしめながら寝ていた。その二人は俺の胸の中で幸せそうな顔で
寝ていた。
とりあえずこんなに寒い理由が分からないので二人をどかして起きようとした
「おーい、そろそろどい…て…く」
俺はこんなに寒い理由を、二人に触れた事で理解した。
俺は頭の片隅で理解をしていたのかも知れない…だが俺は認めたくなかったのだ。
だから俺は別の要因がないか周りを見回していたのかも知れない。
「ふらん…れみりゃ…」
二人は俺の胸の中で冷たくなっていた。
幸せそうな顔をしながら、二人は永遠にゆっくりしていた。
俺は目の前が真っ暗になった。
なんでこいつらが死んでいるんだ?昨日あんなに生き生きしていたのになんで朝になって死んでいるんだ?
なんでだ?俺のせいかなのか?俺があいつらにやった行為のどれかにあいつらを殺しえる行為が混じっていたのか?
そんな…そんな…
「ふらん!!れみりゃ!!目を開けてくれ!!」
気付いたら俺は二人に覆いかさばるような体勢で二人に叫んでいた。
「ほらふらん!!俺にこんな体勢をとられているんだぞ!!悔しいだろ!!
悔しかったら俺に反撃してみろよ!!ほら!!ほら!!」
だがふらんは応えない
「れみりゃ!!いま起きたらお前の大好物のプリンを毎日食べさせてやる!!
だから起きろ!!今起きてくれ!!頼む!!れみりゃ!!」
だがれみりゃは顔色一つ変えずに眠りについたままだった。
「嘘だ…ウソだ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俺は二人を抱きかかえると彼女達の冷たくなった胸の中で泣いていた…
俺は二人をこのまま埋葬してはかわいそうだと思い、今日着る予定だった服を着させた。
下着、リボン、帽子…これら一つ一つ着けていく度にあの日々の記憶が頭の中をよぎった。
(ほらここに足を通して)
(うぅぅ…うわぁぁぁ)ズデン!!(びえぇぇぇぇぇぇ!!)
(もう、おねえさまはぱんつさんもろくにはけないの?ふらんはおとなのれでぃーだから…あ)ズデン!!
(うぅぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅ…)
(おい大丈夫…ぶげぇ!!)
(うぅぅぅぅ!!みるなぁぁぁぁ!!みるなぁぁぁぁ!!)
(でもみえちゃいけない所はもっとまるぶごぉ!!)
(もっどみるなぁぁぁぁ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!)
(ぶえぇぇぇぇぇ!!おねえちゃんがおにいさんをころしたどぉぉぉぉぉ!!)
(はい万歳して)
(ばんざいだどぉぉぉぉ!!)
(はいよくできました!!じゃあつぎはふらんのばんだぞ。はいばんざぼぉ!!)
(うぅ!!ふらんはいらない!!ひとりでやれるもん!!ゆんしょ。ゆんしょ)
(おにいさん、いまがちゃんすなんだど)(よしきた)
こちょこちょこちょこちょ
(ゆひゃひゃひゃひゃ、こらおねえさま!!おにいさんっひゃひゃひゃひゃ!!)
(そーれもっとだ、お兄さんの逆襲をおとなしくくらえ♪)
(うーなんかたのしいだど)
お着替え完了
(うぅぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしねぇぇぇぇぇぇぇ!!)
(おねえちゃぁぁぁぁんおこったらだめなんだどぉぉぉぉぉこわいんだどぉぉぉぉぉ!!)
(うお、また蹴られてたまるか!!俺は逃げるぞ!!)
(おにいさぁぁぁん!!れみりゃをみすてないでぇぇぇぇ!!おにいさぁぁぁぁん!!)
(すまんれみりゃよ、墓標に愛らしいれみりゃここに眠ると書いてやる…ってなんでお兄さんばっかり
ねらうのぉぉぉぉ!!)
(うぅぅぅぅぅ!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!)
(れみりゃ!!俺を助けてくれ!!)
(うっうー!!れみりゃをみすてたおにいさんはおねえちゃんにおこられればいいんだどぉ!!)
(いいだしっぺはお前だろうが!!)
(ゆっくりしねぇぇぇぇぇ!!)
(あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)
一つ一つの記憶が頭の中をよぎり、そのたびに俺は耐えた。
着替えさせて俺のベッドで横たわらせている間に俺は棺を買いにいった。
ゆっくり用のペットショップで売られていた棺はどう頑張っても彼女達を折りたたまないといけない
程小さかった。
おれはそれに我慢できず、葬儀屋までいって子供用の棺を譲ってもらった。
俺は彼女達を棺に入れ、その周りに彼女達が大好きだったおもちゃや服を一緒に入れた。
もう俺には必要ないからだ。
棺に蓋をし、庭に掘った穴に入れ、俺は一人で土をかけて行った。
一回かける度に彼女達の笑顔がよぎっていった。
そして、その度に消えていった。
これはのちに分かった事だが、胴つきのゆっくりには初期型と後期型の二種類が存在し、
ふらん達初期型は体の内部が中身で覆い尽くされており、そこに生命力のある因子
例えば精子を混ぜ合わせると中身の生命力が精子の生命力に負け、中身の生命活動の力を奪い
生命活動を停止させてしまうという事が分かった。
つまり、俺が彼女たちを殺したということだ。
俺はそれからしばらく魂の抜けた亡骸のような生活をしていた。
仕事に行き、働き、そして誰もいない家に帰りすぐ寝る。そんな日々が一か月ほど過ぎた。
そんなある日だ。俺の知り合いでゆっくりの保護を仕事にしている奴が俺に頼みこんできたのだ。
「野良のゆっくりに差別されて過ごしてきたゆっくり二体を引き取ってくれないか?
今まで野良に奴隷のように扱われてきたせいか酷く怯えていてな、種特有の性格が一切見られないんだ。
お前はどういうわけか今まで問題だらけだったあの姉妹をうまく導いたんだ。お前ならあいつらを
救ってやれる。頼む」
俺はすぐに断る旨を伝えようとしたが、どういうわけか体がしんどくなりすぐ寝ることにした。
その日に限って、俺はベッドに入るや否やすぐに眠りに付けた。
俺はベッドで何かに覆いかぶさるような体勢でいた。
何に覆いかぶさっているんだ?俺は目を向けた
「「おにいさん…」」
ふらんとれみりゃがいた。
「お前達…俺をたたり殺す気できたのか?おれはそんな覚悟いつでも「ばか!!」」
ふらんが咆えた。いつもなら拳が飛んでくる所なのだが拳は飛んでこなかった。
「ふらんもれみりゃもおにいさんにいっぱいちゅっちゅしてもらえてしあわせーなんだよ!!
えいえんにゆっくりするまえだってたくさんおにいさんとすっきりできてとてもうれしかったんだよ!!
なのになんでそんなこというの!!ばかなの!!しぬの!!」
「おにいさん…れみりゃがきらいになっちゃったからそんなこというの?…いやだど…
れみりゃはいまでもおにいさんがだいすきなんだどぉ…だからきらいに…ならないで…」
二人とも俺に抱きついていた。
そのぬくもりは冷たい物ではなかった。
「だからおにいさん、まえにすすんで…ふらんたちのぶんまでまえにすすんで」
ふらんのこの言葉同時に俺はベッドから遠くなっていった。
気が付くと俺は朝を迎えていた。
どうやら俺は夢を見ていたようだ。だが、とても良い夢だった。
それから数日後…
「こ…こんにちわ…てんこは…てんこだよ…」
「げら…げら…」
保護された二人が知り合いと一緒にやってきた。
二人は扉の影に隠れながら俺の様子をうかがっていた。二人とも明らかに怯えきっていた。
俺はそんな二人に笑顔で返しながらこう言った
「ゆっくりしていってね!!」
「はあ、ついうっかりアルバムを全部見て泣いちまった。」
俺はアルバムを読み終えてからそう一人呟いた。
あれからてんことうどんげが心を開いて俺に懐くようになるまでに酷く時間がかかったが今となっては
良い思い出だ。
少し問題があるとすれば…
「おにいざぁぁぁぁん!!はやくからさんからでてきてぇぇぇぇぇ!!」
「ゲラゲラ!!(お元気のでるお薬を作ったよ!!)」
バンバン!!バンバン!!
俺に懐きすぎたことだ。
いや、冗談抜きそろそろ天に召されてもおかしくないぐらい体が色々やばいんですけど
「ゆ!!こうなったらあいかぎさんのでばんだよ!!」
「ゲラゲラ!!(さすがてんこだよ!!よういしゅうとうだね!!)」
えぇぇぇ!!なんでそんなの用意してるんですか!!というか何時の間に!!
ああ神よ!!我に救いを下さい!!救いを下さい!!
ガチャ!!
「おにいさん!!てんことうどんげの合作おくすりさんをのんでげんきになっていっぱいあそんでね!!」
「げらげら!!(一杯元気になれるよ!!)」
ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ゆごぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
えと、そのお薬さんもしかしてどこかの地獄につながっていませんか?
なぜかゆっくりの悲鳴がよく聞こえてくるんですが?
「もしかしてのんでくれないの?てんこなんかもういらないの?」
「ゲラゲラ…(嘘だよね?飲んでくれないなんて嘘だよね!?)」
…ああ神よ、悪魔とはどうやら身近にいたようです…。
私はあの世で待ってくれている二人の元へ行きます。さようならてんこ、うどんげ。
お兄さんはあの世で二人を見守っているよ…
ゴクン…すぅぅぅぅぅ…
ああ、お花畑が広がっているよ。すぐ横にはお川がある。
ああ、二人が迎えに来てくれたみたいですね。
「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」
今行きますよ二人とも。あの世で仲良く過ごしましょうね。
「うーおにいさぁぁぁん!!こっちにきちゃだめなんだどぉぉぉぉ!!」
「こっちにきちゃだめぇぇぇ!!」
あはは、寂しがり屋ですね。今行くからちょっとまってて…ん?ふらん?
すごい速さでこっちに走ってきて、俺に甘えたいんだな?
さあお兄さんのお胸に「うぅぅぅぅぅ!!」ん?
「こっちにくるなつってるだろうがばかおにいさぁぁぁぁん!!」
「ぐげらぁぁぁぁぁぁ!!」
ああ、ナイスキックです。
「なんで!!そうやって!!こっちに!!きたがるの!!このばか!!
そんなんで!!ふらんたちが!!よろこぶと!!おもってるの!!」
ぐふぅ!!ぼげぇ!!あ、あのふらんさん?マウンテンポジションで私をタコ殴りにするのはやめて
欲しいのですが。幽霊なのにすごく痛いんですが
「お、おねえちゃん…おにいさんほんとうにし」
「うるざいぃぃぃ!!いのちをだいじにしないばかおにいさんにおせっきょうしているのぉぉ!!
じゃましたらおねえさまもおせっきょう!!」
「いやだどぉぉぉぉ!!おせっきょうはいやだどぉぉぉぉぉ!!」
いや、ほんと、もう反省しましたから「まだおわってないぃぃぃぃ!!」はい、すみません。
10分後…
「これで!!ゆっくりりかいできたら!!いのちをだいじにしながら!!あと50ねんはくるなぁぁぁ!!」
「どわぁぁぁぁぁぁ!!」
ああナイスキックだふらん。俺、今お空を飛んで…
ん、あれ?また光に引きずりこまれる…
「は!?」
「お兄さんがおきたよ!!今元気ハツラツだよね?だよね!?」
「げらげら(一杯遊べるよね!!遊べるよね!!)」
「い…いや、今そんな気分じゃあ」
「な、なんだってー!!お兄さんは元気がないんだよ!!こうなったら全部飲ませるよ!!」
「や、やめ、やめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ(ガク)」
「うぅぅぅぅぅ!!なんでまたこっちくるのぉぉぉぉ!!しかも1じかんもたってないよぉぉぉぉ!!
もうそんなにしにたいならふらんがいんどうをわだじでやるぅぅぅぅぅ!!ゆっぐりじねぇぇぇぇ!!」
「おにいざぁぁぁん!!にげてぇぇぇぇ!!おねえちゃんあたまぷっつんしちゃったぁぁぁぁ!!」
いやぁぁぁぁ!!そんなおっかない物でお兄さんを追いかけないでね!!追いかけないでね!!
「ゆっくりじねぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
完
あとがき
HENTAIであの二人に対抗しようとしたら…あれ、なんかおかしい。
まあいいや、これでいいのだ!!
ブレあきでございます。なんかあの二人の作品見てたらあの二人に少し張り合いたくなり
予定していなかった続編を書くことになりました。
まあキッカケはコメントの所にあった「ふらんとれみりゃの姉妹がなんか気になる」
なんでしたが。
一応餡コンペに出す作品はそれなりに順調に執筆中ですので皆さまお楽しみに。
ではではたくさん感想頂戴ね!!たくさんくれたらいっぱいSSさん作るよ!!
良い意見も悪い意見も待ってます
どこかおかしい作者:ブレあき
どこかおかしい作品達
ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章
ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~
ふたば系ゆっくりいじめ 955 ゆっくりの進化 一 前半
ふたば系ゆっくりいじめ 1047 ゆっくりの進化 一 中編
ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半
ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード
ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半
ふたば系ゆっくりいじめ 1230 喧嘩