ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2467 花壇の罠
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ankoss
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『花壇の罠』 8KB
虐待 制裁 自業自得 実験 妊娠 駆除 番い 野良ゆ 赤ゆ 現代
虐待注意でいいのかな 3作目です
頑張ってみたけどどうでしょう
花壇の罠
俺が作った花壇がめちゃくちゃになっていた。野良ゆっくりの仕業だろう。
やつら花を食い荒らし、うんうんとしーしーをそこらに巻き散らしていきやがった。
最初はなんとなくだった。庭が寂しいかなと思い花を数本買ってきて庭に植えただけだった。
しかし手入れは大変だったが、すくすく成長し大きくなっていく花を見るのが楽しくなって
だんだん花の数が増えていき、この秋一念発起して花壇を作った。
耕運機を使い、肥料を入れて、レンガで土どめし、花を植え、丸一日かかって作った花壇だった。
そんな花壇を荒らされたのだ。
許せるはずも無かった。となれば制裁するしかない。
しかしどうやって?
ただの駆除で済ます気はなかったが、俺は虐待なんぞしたことが無い。
あっさり殺さず苦しめる方法が分からない、友人にも虐待派はいない。
分からなければググれとばかりにネットに向かうが、いつの間にか花の情報ばかり検索していた。
そんな中ふとある情報が目に留まる、顔がゆがむ。
今の俺の顔にはいやな笑みが張り付いているだろう。
勝負は来年の春だ、まってろ糞饅頭ども。
春が来た。厳しい冬が終わり糞饅頭共も浮かれているだろうが、俺はもっと浮かれている。
あまりに浮かれすぎて警官に職質されたほどだ。
さあ来い糞饅頭ども。俺の罠に食らいつけ!
「むきゅ やっぱりまたはえてるわね」
「ぱちぇのいうとおりね またおはなさん む~しゃむ~しゃできるね」
「さすがけんじゃなのぜ ぱちぇのいうことに まちがいはないのぜ」
「むきゃっきゃっ それほどでもあるわよ」
待ちに待った糞饅頭どもがきやがった。
れいむ・まりさ・ぱちぇ 基本種ってやつだな。
さて後は罠に食らいつくのを待つだけだな。
「「それじゃあ おうちせんげんすr「だめよ!」ぅ...どうしてそんなこというの!」」
さっそくおうち宣言しようとした二匹をぱちぇが止める。なんだこのぱちぇ頭良いのか?
「むきゅ ここはにんげんのおうちよ ばかなにんげんはおうちせんげんのるーるなんて
こうどすぎてりかいできないわ そしてばかだけどとんでもなくつよいわ
みつかったらえいえんにゆっくりさせられるわ」
...全言撤回。やっぱりゆっくりだ。
「むきゅ まえにもおなじいことおしえたでしょ」
「ゆっ そうだっけ?」
「おぼえてないのぜ」
これが餡子脳ってやつか
「むきゅ~ とっとにかくおうちせんげんはだめよ」
「「ゆっくりりかいしたよ」」
「むきゅ それじゃあ 「「すーぱーむ~しゃむ~しゃたいむはじまるよ」」」...うぜぇ
早速花に食らいつく三匹、それでいい、今回の花はお前等に食わせるために育てたんだからな。
さあどんどん喰え。喰ったら罠を喰らえ。
俺は罠の発動を待ちながらやつらの様子を眺めていた。
れいむが花を押し倒し喰らいつく。
「む~しゃむ~しゃ しっしあわせぇ~~」
まりさが飛び跳ねながら花に食らいつく。
「がふっ これうめぇ まじぱねぇ がふっ がふっ」
ぱちぇが背の低い花に食らいつく
「む~しゃむ~しゃ はふぅ ちてきなあじだわ」
三者...いやいや三匹三様に花を喰らい続ける。
俺はあせり始めていた。罠がなかなか発動しないのだ。
また花が全滅して終わりか?俺が直接こいつら潰すのか?
そんな事を考えていると、ついにその時がきた。
まずはまりさだった。
「ゆっ.. ゆっ.. ゆげぇーー」
盛大に餡子を口から吐き出した。つづけてあにゃるから液状の餡子が吹き出る。
「ゆっ まりさ どうしたの... どうしてあんこさんはいてるのーーー」
「むきゅ しっかりしなさい まりさ あんこもどしちゃだめよ!」
くっくっ、きたきた。たしかまりさが喰ってた花はデルフィニュムだったな。
食べると下痢や嘔吐を引き起こす。さあじっくりくるしんでね。
「ゆげぇー ゆっゆげぇーー」
嘔吐を繰り返し、下痢を噴出しながら、まりさがのたうつ。
まりさは上と下から餡子を吐き出しながら苦しんでいた。
そして此の儘だと出餡多量で永遠にゆっくりしてしまうと気が付いた。
だがどうしようもない、自分の力じゃ止められない。止まるはずが無い。
ぱちゅと愛しいれいむに助けを求めようとしたが、嘔吐が止まらず声が出ない。
{いやだ いやだ こんなとこでしにたくない たすけて れいむ ぱちゅ}
そんなまりさを見てれいむはがたがた震え、ぱちぇはエレエレとクリームを吐いていた。
{もっと ゆっくり したかっ......}
中身を噴出しすぎたまりさは見る影も無くしぼみそして息絶えた。
「まっまりざぁ~ どぼじでごんなごどに~~」
れいむは嘆き悲しみ
「エレエレエレ」
ぱちぇはいまだ吐いていた。っとよく見ると小刻みに痙攣していた。
どうやらぱちぇも発動したようだ。こいつが喰っていたのはビオラ。
嘔吐、神経麻痺、心臓麻痺を起こす。ゆっくりに神経や心臓が有るのか知らないが。
「ばっばじゅりーー じっがりじでーー ぐりーぶはいじゃだめーー」
れいむが呼びかけるがぱちゅはもはや目はうつろになり、段々痙攣が大きくなり、クリームを吐き続けた。
ぱちぇは恐怖に震えていた。痙攣が止まらないのだ。痙攣するたびにクリームがどんどん出て行く。
{むきゅ こわいこわいわ くりーむさんがとまらない ふるえがとまらない こわい}
このままだとまりさの様に永遠にゆっくりしてしまう。
{むきゅ~ ぱちぇがここでしんだら ゆっくりとってじゅうだいなそんしつになるわ
だからくりーむさんゆっくりしないでもどって ぱちぇはしにたくない しにたくないーー}
そして一際大きく痙攣し、クリームを噴出し動かなくなった。
「ゆっ ゆっ なんだかっ くっくるしっ いよっ れいっ むはっ にげるっ よっ」
どうやられいむも発動したな。れいむが喰ったのはルピナス。
呼吸困難、昏睡などを起こす。
れいむはふらふらとしながらも逃げようとしたが、中毒症状のためか同じところをぐるぐる回っている。
れいむは考えていた、どうしてこんな事になったんだろうか?
愛しいまりさは苦しみながら餡子を吐き出し死んでいった。
賢いぱちゅは痙攣しながらクリームを吐き出し死んでいった。
自分も餡子を吐き出し死んでしまうのかそう思うと怖かった。
{まりさ たすけて くるしいよ こわいよ ぱちゅ おしえて どうしたらいいの こわいよ}
{いやだ れいむはしにたくないよ こわいよ まりさ まりさ}
「ぐっふーっ ぐっふーっ 」
呼吸困難の為か、もはやまともにしゃべれていない。
さて、そろそろいい頃合かな?
俺はオレンジジュースを手に庭へと出て行く。
「うわー、こりゃひどいなー。大方野良が間違えて毒花食っちゃたんだなー」
「あれ、れいむが生き残っているよー。大丈夫かー、しっかりしろー、これを飲めー」
...すべて棒読みだ。自分の演技力に泣けてくる。
しかしれいむは気付く事無く縋る様な目をして、おれの差し出したオレンジジュースを飲んだ。
飲んでは吐き、うんうんとしーしーを出す。これを何度か繰り返しれいむは生き延びた。
「にんげんさん ありがとう」
最初に比べると随分やつれたれいむがお礼を言ってきた。
「気にしなくていいぞ」なんせ俺の仕業だしな。
「まりさ ぱちゅ みんな しんじゃった ぐすっ まりさ~」
「お前とまりさは番だったんだな。れいむお前妊娠してるだろう」
「ゆん なんでしってるの?」
「見ればわかるさ。それでだ番を亡くして身重じゃつらかろう?出産まで俺が保護してやろうか?」
「ゆん いいの? ゆっくりおねがいします」
「ただし!あくまで保護だからな、飼いじゃないぞ。だから家には入れないし
美味しいご飯やあまあまなんてやらないぞ。それでもいいか?」
「ゆ~ん しかたないよ おねがいします」
こいつ結構賢いやつだったか。なんとなく罪悪感が...
「よし、じゃあ庭に安全な場所と家を作ってやる。食事もちゃんとやるからな」
宣言どうりに庭に古い犬小屋を置き、周りを柵で囲ってやた。
食事は野菜くずだ。野良にとってはご馳走かもしれんがまあいいだろう。
「にんげんさん ゆっくりありがとう かわいいおちびちゃんがうまれるように がんばるよ」
「おう がんばれよ」
それからしばらくしてれいむの出産時期を迎えた。
「ゆっゆっ~ん れいむがんばるよ にんげんさん ゆっゆっ~ん」
「よし がんばれ れいむ」
れいむは出産の痛みに耐えながら、おちびちゃんにようやく会える嬉しさを感じていた。
俺もこのおちびちゃんに会えるのが楽しみでしょうがなかった。
この時俺とれいむは同じ気持ちだった。はやくおちびちゃんに会いたい。
お飾りの様な物が見えてきた。
「れいむお飾りが出てきてぞ!もうすぐだ頑張れ!」
子供の出産に立ち会う父親の様な気分だがまあいいか。
「ゆぎぎぎぃー ゆぎぃっ」
ぽーんと気の抜ける様な音がしておちびちゃんが飛び出してきた。
「よし れいむ生まれたぞ良く頑張ったな!」
「ゆ~ん... おちびちゃん」
俺の声に嬉しそうにしながら体を起こし、そして同時におちびちゃんの方に目を向けた。
「ゆじゃbはゆggじぇい」
そこに居たのはとんでもない物だった。
歪なお飾り、疎らに生えた髪、狂った福笑いの様な、いやパーツ自体が狂った福笑いの様な顔をした破れ饅頭だった。
目は左右で大きさがかなり違うし、付いている位置も大きくゆがんでいる。
口は縦に大きく裂け、歯茎が剥き出し、歯の大きさも疎らに飛び出している。
体の皮は所々破れた様になっていて、餡子が滲み出していた。
俺とれいむはぷるぷると震え、そして同時に声を上げた。
「どぼじでーー なんなのーー ごのおじびじゃんばーーー」
れいむは絶望の叫びを、そして俺は
「だははははーーー くっ苦しい腹がよじれる」
腹を抱え笑い転げていた。
まさかここまできっちり狙いどうりとは、いやそれ以上か。
「にっにんげんさん?」
れいむの怪訝そうな声にも笑いすぎで返事ができない。
れいむがあの時食べたルピナスのもうひとつの症状それは、妊娠中の牛が食べると催奇形性を持つということだった。
妊娠中のれいむが運良くルピナスを食べたのを見て、牛とゆっくりは違うが
ちょっと歪な子が生まれたら笑えるかなと思い、あの時れいむだけ助けたのだ。
「にんげんさん どういうことなの? ねえ」
れいむも原因が俺にあることに気がついたようだ。
笑いは落ち着いてきていたが、俺はもう相手にする気は無かった、ただ面白い物を見せてくれたお礼に
「ふんっ」
「ゆべぇ」
苦しまないように一撃で叩き潰してやった。
ふと見ると奇形の子はとっくに死んでいた、あれだけ奇形が激しいとやはり長くは生きられない。
「さて片付けるか」
俺はゴミ袋をとりに家に戻った。
○○あきさん
挿絵ありがとうございます
おかげでモチベが一気にあがりました
同時期にあがってたスクの面白さにしばらくへこんでました。
虐待 制裁 自業自得 実験 妊娠 駆除 番い 野良ゆ 赤ゆ 現代
虐待注意でいいのかな 3作目です
頑張ってみたけどどうでしょう
花壇の罠
俺が作った花壇がめちゃくちゃになっていた。野良ゆっくりの仕業だろう。
やつら花を食い荒らし、うんうんとしーしーをそこらに巻き散らしていきやがった。
最初はなんとなくだった。庭が寂しいかなと思い花を数本買ってきて庭に植えただけだった。
しかし手入れは大変だったが、すくすく成長し大きくなっていく花を見るのが楽しくなって
だんだん花の数が増えていき、この秋一念発起して花壇を作った。
耕運機を使い、肥料を入れて、レンガで土どめし、花を植え、丸一日かかって作った花壇だった。
そんな花壇を荒らされたのだ。
許せるはずも無かった。となれば制裁するしかない。
しかしどうやって?
ただの駆除で済ます気はなかったが、俺は虐待なんぞしたことが無い。
あっさり殺さず苦しめる方法が分からない、友人にも虐待派はいない。
分からなければググれとばかりにネットに向かうが、いつの間にか花の情報ばかり検索していた。
そんな中ふとある情報が目に留まる、顔がゆがむ。
今の俺の顔にはいやな笑みが張り付いているだろう。
勝負は来年の春だ、まってろ糞饅頭ども。
春が来た。厳しい冬が終わり糞饅頭共も浮かれているだろうが、俺はもっと浮かれている。
あまりに浮かれすぎて警官に職質されたほどだ。
さあ来い糞饅頭ども。俺の罠に食らいつけ!
「むきゅ やっぱりまたはえてるわね」
「ぱちぇのいうとおりね またおはなさん む~しゃむ~しゃできるね」
「さすがけんじゃなのぜ ぱちぇのいうことに まちがいはないのぜ」
「むきゃっきゃっ それほどでもあるわよ」
待ちに待った糞饅頭どもがきやがった。
れいむ・まりさ・ぱちぇ 基本種ってやつだな。
さて後は罠に食らいつくのを待つだけだな。
「「それじゃあ おうちせんげんすr「だめよ!」ぅ...どうしてそんなこというの!」」
さっそくおうち宣言しようとした二匹をぱちぇが止める。なんだこのぱちぇ頭良いのか?
「むきゅ ここはにんげんのおうちよ ばかなにんげんはおうちせんげんのるーるなんて
こうどすぎてりかいできないわ そしてばかだけどとんでもなくつよいわ
みつかったらえいえんにゆっくりさせられるわ」
...全言撤回。やっぱりゆっくりだ。
「むきゅ まえにもおなじいことおしえたでしょ」
「ゆっ そうだっけ?」
「おぼえてないのぜ」
これが餡子脳ってやつか
「むきゅ~ とっとにかくおうちせんげんはだめよ」
「「ゆっくりりかいしたよ」」
「むきゅ それじゃあ 「「すーぱーむ~しゃむ~しゃたいむはじまるよ」」」...うぜぇ
早速花に食らいつく三匹、それでいい、今回の花はお前等に食わせるために育てたんだからな。
さあどんどん喰え。喰ったら罠を喰らえ。
俺は罠の発動を待ちながらやつらの様子を眺めていた。
れいむが花を押し倒し喰らいつく。
「む~しゃむ~しゃ しっしあわせぇ~~」
まりさが飛び跳ねながら花に食らいつく。
「がふっ これうめぇ まじぱねぇ がふっ がふっ」
ぱちぇが背の低い花に食らいつく
「む~しゃむ~しゃ はふぅ ちてきなあじだわ」
三者...いやいや三匹三様に花を喰らい続ける。
俺はあせり始めていた。罠がなかなか発動しないのだ。
また花が全滅して終わりか?俺が直接こいつら潰すのか?
そんな事を考えていると、ついにその時がきた。
まずはまりさだった。
「ゆっ.. ゆっ.. ゆげぇーー」
盛大に餡子を口から吐き出した。つづけてあにゃるから液状の餡子が吹き出る。
「ゆっ まりさ どうしたの... どうしてあんこさんはいてるのーーー」
「むきゅ しっかりしなさい まりさ あんこもどしちゃだめよ!」
くっくっ、きたきた。たしかまりさが喰ってた花はデルフィニュムだったな。
食べると下痢や嘔吐を引き起こす。さあじっくりくるしんでね。
「ゆげぇー ゆっゆげぇーー」
嘔吐を繰り返し、下痢を噴出しながら、まりさがのたうつ。
まりさは上と下から餡子を吐き出しながら苦しんでいた。
そして此の儘だと出餡多量で永遠にゆっくりしてしまうと気が付いた。
だがどうしようもない、自分の力じゃ止められない。止まるはずが無い。
ぱちゅと愛しいれいむに助けを求めようとしたが、嘔吐が止まらず声が出ない。
{いやだ いやだ こんなとこでしにたくない たすけて れいむ ぱちゅ}
そんなまりさを見てれいむはがたがた震え、ぱちぇはエレエレとクリームを吐いていた。
{もっと ゆっくり したかっ......}
中身を噴出しすぎたまりさは見る影も無くしぼみそして息絶えた。
「まっまりざぁ~ どぼじでごんなごどに~~」
れいむは嘆き悲しみ
「エレエレエレ」
ぱちぇはいまだ吐いていた。っとよく見ると小刻みに痙攣していた。
どうやらぱちぇも発動したようだ。こいつが喰っていたのはビオラ。
嘔吐、神経麻痺、心臓麻痺を起こす。ゆっくりに神経や心臓が有るのか知らないが。
「ばっばじゅりーー じっがりじでーー ぐりーぶはいじゃだめーー」
れいむが呼びかけるがぱちゅはもはや目はうつろになり、段々痙攣が大きくなり、クリームを吐き続けた。
ぱちぇは恐怖に震えていた。痙攣が止まらないのだ。痙攣するたびにクリームがどんどん出て行く。
{むきゅ こわいこわいわ くりーむさんがとまらない ふるえがとまらない こわい}
このままだとまりさの様に永遠にゆっくりしてしまう。
{むきゅ~ ぱちぇがここでしんだら ゆっくりとってじゅうだいなそんしつになるわ
だからくりーむさんゆっくりしないでもどって ぱちぇはしにたくない しにたくないーー}
そして一際大きく痙攣し、クリームを噴出し動かなくなった。
「ゆっ ゆっ なんだかっ くっくるしっ いよっ れいっ むはっ にげるっ よっ」
どうやられいむも発動したな。れいむが喰ったのはルピナス。
呼吸困難、昏睡などを起こす。
れいむはふらふらとしながらも逃げようとしたが、中毒症状のためか同じところをぐるぐる回っている。
れいむは考えていた、どうしてこんな事になったんだろうか?
愛しいまりさは苦しみながら餡子を吐き出し死んでいった。
賢いぱちゅは痙攣しながらクリームを吐き出し死んでいった。
自分も餡子を吐き出し死んでしまうのかそう思うと怖かった。
{まりさ たすけて くるしいよ こわいよ ぱちゅ おしえて どうしたらいいの こわいよ}
{いやだ れいむはしにたくないよ こわいよ まりさ まりさ}
「ぐっふーっ ぐっふーっ 」
呼吸困難の為か、もはやまともにしゃべれていない。
さて、そろそろいい頃合かな?
俺はオレンジジュースを手に庭へと出て行く。
「うわー、こりゃひどいなー。大方野良が間違えて毒花食っちゃたんだなー」
「あれ、れいむが生き残っているよー。大丈夫かー、しっかりしろー、これを飲めー」
...すべて棒読みだ。自分の演技力に泣けてくる。
しかしれいむは気付く事無く縋る様な目をして、おれの差し出したオレンジジュースを飲んだ。
飲んでは吐き、うんうんとしーしーを出す。これを何度か繰り返しれいむは生き延びた。
「にんげんさん ありがとう」
最初に比べると随分やつれたれいむがお礼を言ってきた。
「気にしなくていいぞ」なんせ俺の仕業だしな。
「まりさ ぱちゅ みんな しんじゃった ぐすっ まりさ~」
「お前とまりさは番だったんだな。れいむお前妊娠してるだろう」
「ゆん なんでしってるの?」
「見ればわかるさ。それでだ番を亡くして身重じゃつらかろう?出産まで俺が保護してやろうか?」
「ゆん いいの? ゆっくりおねがいします」
「ただし!あくまで保護だからな、飼いじゃないぞ。だから家には入れないし
美味しいご飯やあまあまなんてやらないぞ。それでもいいか?」
「ゆ~ん しかたないよ おねがいします」
こいつ結構賢いやつだったか。なんとなく罪悪感が...
「よし、じゃあ庭に安全な場所と家を作ってやる。食事もちゃんとやるからな」
宣言どうりに庭に古い犬小屋を置き、周りを柵で囲ってやた。
食事は野菜くずだ。野良にとってはご馳走かもしれんがまあいいだろう。
「にんげんさん ゆっくりありがとう かわいいおちびちゃんがうまれるように がんばるよ」
「おう がんばれよ」
それからしばらくしてれいむの出産時期を迎えた。
「ゆっゆっ~ん れいむがんばるよ にんげんさん ゆっゆっ~ん」
「よし がんばれ れいむ」
れいむは出産の痛みに耐えながら、おちびちゃんにようやく会える嬉しさを感じていた。
俺もこのおちびちゃんに会えるのが楽しみでしょうがなかった。
この時俺とれいむは同じ気持ちだった。はやくおちびちゃんに会いたい。
お飾りの様な物が見えてきた。
「れいむお飾りが出てきてぞ!もうすぐだ頑張れ!」
子供の出産に立ち会う父親の様な気分だがまあいいか。
「ゆぎぎぎぃー ゆぎぃっ」
ぽーんと気の抜ける様な音がしておちびちゃんが飛び出してきた。
「よし れいむ生まれたぞ良く頑張ったな!」
「ゆ~ん... おちびちゃん」
俺の声に嬉しそうにしながら体を起こし、そして同時におちびちゃんの方に目を向けた。
「ゆじゃbはゆggじぇい」
そこに居たのはとんでもない物だった。
歪なお飾り、疎らに生えた髪、狂った福笑いの様な、いやパーツ自体が狂った福笑いの様な顔をした破れ饅頭だった。
目は左右で大きさがかなり違うし、付いている位置も大きくゆがんでいる。
口は縦に大きく裂け、歯茎が剥き出し、歯の大きさも疎らに飛び出している。
体の皮は所々破れた様になっていて、餡子が滲み出していた。
俺とれいむはぷるぷると震え、そして同時に声を上げた。
「どぼじでーー なんなのーー ごのおじびじゃんばーーー」
れいむは絶望の叫びを、そして俺は
「だははははーーー くっ苦しい腹がよじれる」
腹を抱え笑い転げていた。
まさかここまできっちり狙いどうりとは、いやそれ以上か。
「にっにんげんさん?」
れいむの怪訝そうな声にも笑いすぎで返事ができない。
れいむがあの時食べたルピナスのもうひとつの症状それは、妊娠中の牛が食べると催奇形性を持つということだった。
妊娠中のれいむが運良くルピナスを食べたのを見て、牛とゆっくりは違うが
ちょっと歪な子が生まれたら笑えるかなと思い、あの時れいむだけ助けたのだ。
「にんげんさん どういうことなの? ねえ」
れいむも原因が俺にあることに気がついたようだ。
笑いは落ち着いてきていたが、俺はもう相手にする気は無かった、ただ面白い物を見せてくれたお礼に
「ふんっ」
「ゆべぇ」
苦しまないように一撃で叩き潰してやった。
ふと見ると奇形の子はとっくに死んでいた、あれだけ奇形が激しいとやはり長くは生きられない。
「さて片付けるか」
俺はゴミ袋をとりに家に戻った。
○○あきさん
挿絵ありがとうございます
おかげでモチベが一気にあがりました
同時期にあがってたスクの面白さにしばらくへこんでました。