ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2786 ともだち
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ankoss
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『ともだち』 36KB
愛で 制裁 自業自得 仲違い 飾り 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 飼いゆ 赤ゆ ゲス 捕食種 希少種 現代 8作品目 今年もよろしくお願いします。
愛で 制裁 自業自得 仲違い 飾り 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 飼いゆ 赤ゆ ゲス 捕食種 希少種 現代 8作品目 今年もよろしくお願いします。
注意書きです。
1 駄文です。
2 希少種優遇です。
3 人間は殆ど出ません。
4 このSSは『anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○?』の続編のような内容になっていますが、内容を知らなくても特に問題はないと思います。
2 希少種優遇です。
3 人間は殆ど出ません。
4 このSSは『anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○?』の続編のような内容になっていますが、内容を知らなくても特に問題はないと思います。
それでもOKという方のみ、どうぞ。
そこは、ゆっくり達が暮らしている何の変哲もない森の中。
只今の時刻は深夜の2時。ゆっくり達だけでなく、他の野生動物のほとんどが寝静まっていました。
昼間のゆっくり達がいるにぎやかな光景とは打って変わって、ただただ、何も無い暗闇に覆われた世界となっていました。
そんな暗い森の中を、人型の生き物がふわふわと飛んでいました。
森の木の隙間から、満月の光が差し込み、その生き物の姿を照らしだします。
その生き物は、どうやら女の子のようです。
黒を基準とした服装。
胸元には銀色に光るバッジ。
口の端から覗く八重歯。
ショートカットの煌びやかな金髪。
お札のような赤いリボン。
そして、その女の子は、
只今の時刻は深夜の2時。ゆっくり達だけでなく、他の野生動物のほとんどが寝静まっていました。
昼間のゆっくり達がいるにぎやかな光景とは打って変わって、ただただ、何も無い暗闇に覆われた世界となっていました。
そんな暗い森の中を、人型の生き物がふわふわと飛んでいました。
森の木の隙間から、満月の光が差し込み、その生き物の姿を照らしだします。
その生き物は、どうやら女の子のようです。
黒を基準とした服装。
胸元には銀色に光るバッジ。
口の端から覗く八重歯。
ショートカットの煌びやかな金髪。
お札のような赤いリボン。
そして、その女の子は、
「おなかがすいたのかー」
と呟きました。
その生き物は、胴付きのゆっくりるーみあだったのです。
このるーみあは森の近くの一軒家に住む愛でお兄さんの飼いゆっくりで、真夜中になるとお兄さんに内緒でこっそりと家を抜けだすのです。
何故真夜中に家を抜け出すのかというと、普段は食べる事が出来ない、自分の好きな『自然の味』がする食べ物を、森の中で探す為でした。
……ですが、るーみあが家を抜け出した理由は、それだけではありませんでした。
「ここらへんなのかー」
るーみあはのほほんとした口調でそう呟き、辺りをキョロキョロと見まわしました。
どうやら何かを探しているようです。
「……きょうはるーみあがはやくきすぎたのかー?」
るーみあはそう呟くと、浮いた状態から地面に着地し、近くの木の根元に腰掛けました。
「ふー。とりあえずまっていたほうがいいのかー」
るーみあは『誰か』を待っているような感じでそう呟きました。
……実は、るーみあには最近、友達と呼べるゆっくりが出来たのです。
今から数か月前に、るーみあはいつも通り森の中を探索していると、偶然そのゆっくりと出会いました。
普通のゆっくりなら、こんな真夜中に自分以外の生き物と出会えば多少は警戒するのですが、るーみあは持ち前の能天気さと危機感の足りなさから、そのゆっくりに挨拶をしました。
……すると、相手のゆっくりもるーみあと同じような性格らしく、るーみあに挨拶を返しました。
似た者同士という事もあり、るーみあとそのゆっくりはあっと言う間に仲良くなりました。
るーみあは当初の目的と時間が経つのを忘れ、そのゆっくりと沢山遊びました。
……そして、夜明けが近づき、家に帰らなければいけない時間になりました。
名残惜しかったのですが、るーみあはそのゆっくりにさよならと告げました。
……その時、そのゆっくりは、るーみあにこう言ったのです。
何故真夜中に家を抜け出すのかというと、普段は食べる事が出来ない、自分の好きな『自然の味』がする食べ物を、森の中で探す為でした。
……ですが、るーみあが家を抜け出した理由は、それだけではありませんでした。
「ここらへんなのかー」
るーみあはのほほんとした口調でそう呟き、辺りをキョロキョロと見まわしました。
どうやら何かを探しているようです。
「……きょうはるーみあがはやくきすぎたのかー?」
るーみあはそう呟くと、浮いた状態から地面に着地し、近くの木の根元に腰掛けました。
「ふー。とりあえずまっていたほうがいいのかー」
るーみあは『誰か』を待っているような感じでそう呟きました。
……実は、るーみあには最近、友達と呼べるゆっくりが出来たのです。
今から数か月前に、るーみあはいつも通り森の中を探索していると、偶然そのゆっくりと出会いました。
普通のゆっくりなら、こんな真夜中に自分以外の生き物と出会えば多少は警戒するのですが、るーみあは持ち前の能天気さと危機感の足りなさから、そのゆっくりに挨拶をしました。
……すると、相手のゆっくりもるーみあと同じような性格らしく、るーみあに挨拶を返しました。
似た者同士という事もあり、るーみあとそのゆっくりはあっと言う間に仲良くなりました。
るーみあは当初の目的と時間が経つのを忘れ、そのゆっくりと沢山遊びました。
……そして、夜明けが近づき、家に帰らなければいけない時間になりました。
名残惜しかったのですが、るーみあはそのゆっくりにさよならと告げました。
……その時、そのゆっくりは、るーみあにこう言ったのです。
『とってもきれいなまんげつのよるのひに、またあおう』
「……きょうはまんげつがでているのかー」
るーみあは森の木の隙間から見える満月を見上げました。
……初めての友達が出来た日に交わした約束。
……今日は、その約束の日。
るーみあは、その友達が現れるのを、心待ちにしていました。
その時です。
るーみあは森の木の隙間から見える満月を見上げました。
……初めての友達が出来た日に交わした約束。
……今日は、その約束の日。
るーみあは、その友達が現れるのを、心待ちにしていました。
その時です。
『だーれだ?』
突然、自分の目の前が真っ暗になったのです。
……ですが、るーみあは慌てませんでした。
……何故なら、その理由は最初から分かっているからです。
……ですが、るーみあは慌てませんでした。
……何故なら、その理由は最初から分かっているからです。
「まっていたのかー」
るーみあは自分の目を覆っている『手』に、自分の手を重ねて、自分の首元に手を下ろし、振り向きました。
自分の後ろにいたのは、女の子のような生き物で。
黒を基準とした服装で。
口の端から八重歯を覗かせて。
ショートカットの煌びやかな金髪をたなびかせて。
頭にはお札のような赤いリボンを付けていて。
……そして、その女の子は。
黒を基準とした服装で。
口の端から八重歯を覗かせて。
ショートカットの煌びやかな金髪をたなびかせて。
頭にはお札のような赤いリボンを付けていて。
……そして、その女の子は。
『やっぱりばれたのかー』
と、口の端から八重歯を覗かせながら、笑いました。
……そう。るーみあの友達とは、自分と殆ど瓜二つの容姿の『ゆっくりるーみあ』だったのです。
……そう。るーみあの友達とは、自分と殆ど瓜二つの容姿の『ゆっくりるーみあ』だったのです。
……これは、仲の良い二人の『ゆっくりるーみあ』の物語です。
「ともだち」
作者:ぺけぽん
「きょうは、なにをしてあそぶのかー?」
るーみあは、目の前の『るーみあ』にそう尋ねました。
『きょうは、ちょっとかわったことをするのかー』
るーみあに尋ねられた『るーみあ』は、そう答えました。
「えー?いったいなんなのかー?おにごっこ?かくれんぼ?」
『それはまえにやったのかー。ついてくればわかるのかー』
『るーみあ』はそう言うと、ふわりと浮かびあがり、るーみあの手を握り、自分が来た道を戻り始めました。
「いったい、なにをするのかー?」
『それは、ないしょなのかー』
「わはー、たのしみなのかー」
るーみあは『るーみあ』の考えた新しい遊びに期待を膨らませていました。
るーみあは、目の前の『るーみあ』にそう尋ねました。
『きょうは、ちょっとかわったことをするのかー』
るーみあに尋ねられた『るーみあ』は、そう答えました。
「えー?いったいなんなのかー?おにごっこ?かくれんぼ?」
『それはまえにやったのかー。ついてくればわかるのかー』
『るーみあ』はそう言うと、ふわりと浮かびあがり、るーみあの手を握り、自分が来た道を戻り始めました。
「いったい、なにをするのかー?」
『それは、ないしょなのかー』
「わはー、たのしみなのかー」
るーみあは『るーみあ』の考えた新しい遊びに期待を膨らませていました。
……数分後。
『ついたのかー』
どうやら目的地に辿りついたらしく、『るーみあ』はその場に着地しました。
「……ここに、なにかあるのかー?」
『ほらほら、あそこなのかー』
るーみあが、『るーみあ』の指差した方向へ顔を向けると、少し離れた所に、ゆっくりの巣の入り口らしき穴がありました。
「あそこは、ゆっくりのすなのかー?たべものをわけてもらうのかー?」
『……まぁ、そーなのか?』
「はっきりしないのかー」
『まーまー、なかにはいったらはっきりするのかー』
どうも釈然としない『るーみあ』の態度に首をかしげながら、るーみあは穴の中へ入っていきました。
どうやら目的地に辿りついたらしく、『るーみあ』はその場に着地しました。
「……ここに、なにかあるのかー?」
『ほらほら、あそこなのかー』
るーみあが、『るーみあ』の指差した方向へ顔を向けると、少し離れた所に、ゆっくりの巣の入り口らしき穴がありました。
「あそこは、ゆっくりのすなのかー?たべものをわけてもらうのかー?」
『……まぁ、そーなのか?』
「はっきりしないのかー」
『まーまー、なかにはいったらはっきりするのかー』
どうも釈然としない『るーみあ』の態度に首をかしげながら、るーみあは穴の中へ入っていきました。
「グゴー……、グガー……、」
「ゆふふ……、れいむは……、かわいい……」
「「「ゆぴぃ……、ゆぴぃ……」」」
「「だじぇ……、だじぇ……」」
「ゆふふ……、れいむは……、かわいい……」
「「「ゆぴぃ……、ゆぴぃ……」」」
「「だじぇ……、だじぇ……」」
二人が穴の中に入ると、バスケットサイズの成体れいむと成体まりさが一匹ずつ、ソフトボールサイズより少し小さめな赤れいむが三匹、赤まりさが二匹、計七匹のゆっくりが寝ていました。
さらに、れいむの頭の上には緑色の茎が生えており、その茎から実ゆサイズのれいむとまりさが二匹ずつ実っていました。
「こんばんはなのかー!」
『あ……』
るーみあは爆睡しているゆっくり親子に大きな声で挨拶をしました。
『るーみあ』はそれを制止しようとしましたが、時既に遅し。
「……ゆーん……、なんなのぜぇ……?」
「ゆわあぁ……、せっかくのむしさんがぁ……」
「「「きゃわいいれいみゅをおこしゅのはだりぇ……?」」」
「「だじぇ~……」」
るーみあの挨拶に、ゆっくり親子は全員ほぼ同時に目が覚めました。
『あーあ、めんどくさいことになったのかー』
「どういうことなのかー?」
『るーみあ』がそれ程面倒ではないような口調でそう言い、るーみあはその意味が分からず、キョトンと首を傾げました。
「ゆゆっ!?なんなのぜ、おまえら!?ここはまりさたちのおうちなのぜ!?でていくのぜっ!!」
「そうだよっ!!かってにはいってきて、なんのつもりなの!?ばかなの!?しぬの!?」
「「「ゆりゅしてほしかっちゃら、ごはんしゃんもってきちぇにぇ!!」」」
「「もっちぇきょにゃいんだったりゃ、しぇーしゃいしゅりゅんだじぇ!!」」
突然の侵入者に、ゆっくり親子は二人に出ていくよう言ったり、食糧を持ってくるよう言ったりし始めました。
『こういうふうになるのかー。こうさわいでいると、うるさくてしかたがないのかー』
「……わはー、ごめんなのかー。……こういうたいぷのゆっくりにあうのもひさびさだから、すっかりわすれてたのかー」
「むしするんじゃないのぜおまえらあぁぁぁぁっ!!いたいめをみたいのかだぜえぇぇぇぇっ!?」
「れいむのいってること、りかいできないの!?おおばかものなの!?しにたいの!?」
「「「むちちゅりゅなあぁぁぁぁっ!!」」」
「「ころちゅぞこのくちょゆっくりいぃぃぃぃっ!!」」
自分達の話を全く聞こうともしない二人のるーみあに、ゆっくり親子は怒り心頭です。
『あー。……ごめんなさいなのかー。かってにはいってきて、わるかったのかー』
ゆっくり親子に馬鹿だの死ねだの言われた『るーみあ』は怒る訳でもなく、深々と頭を下げました。
「ゆへっ!!とうぜんなのぜ!!おまえらは、とんでもないことをしたのぜぇ?」
「あやまるのがとうぜんだよ!!いまのところは、とりあえずほりゅうにしておいてあげるよ!!」
「「「びゃーかびゃーか!!」」」
「「けっこうなこころぎゃまえだじぇ!!」」
『るーみあ』の低姿勢な態度に気を良くしたのか、ゆっくり親子の態度も段々エスカレートしてきました。
『わはー。『るーみあ』はとんでもないことをしてしまったのかー。これはえらいことなのかー。いったいどうすればいいのかー』
散々死ねだの殺すだの言われ続けている『るーみあ』は、何故か怒る訳でもなく、それどころかうろたえ始めました。
……と言っても、その口調に緊迫感などは微塵の欠片もなかったのですが。
「わはー?『るーみあ』、いったいなにをしてるのかー?」
るーみあはうろたえ始めた『芝居』をしている『るーみあ』に対し、そう尋ねました。
(しー、なのかー)
『るーみあ』はゆっくり親子に気付かれないように口に指を当てて、るーみあに小声で呟きました。
(るーみあも、いっしょにやるのかー)
「わはー?……、わ、わー、こまったのかー。いったいどうすれば、ゆるしてもらえるのかー?」
『るーみあ』が何をしたいのかはさっぱり分かりませんでしたが、『るーみあ』に言われた通り、とりあえず乗ってみることにしました。
「ゆっへっへ!!まりさたちも、それほどおにってわけじゃないのぜ!!おまえらのこころがけしだいでゆるしてやるのぜぇ?……そうだぜ!まりささまのせんぞくどれいになるのぜ!!」
「ゆふふっ!!れいむにはかわいいおちびちゃんがいるからね!とりあえずおいしいたべものさん、ちょうだいね!!」
「「「れいみゅたちもごはんしゃんほちいよ!ごはんしゃんくれれば、ゆるちてあげりゅ!!」」」
「「まりちゃしゃまはしゅっきりー!ちたいのじぇ!!おまえたちでしゅっきりー!!しゃしぇりゅのじぇ!!」」
食い物よこせ、奴隷になれ、すっきりさせろ、……ゆっくり親子は、普通ならば殴り飛ばされても文句を言えない位の要求をしてきました。
「わ、かりましたのかー。るーみあ、るーみあのもっているあまあまさんを、れいむおちびさまたちにさしあげるのかー」
「……?……わかったのかー」
るーみあはとりあえずポケットの中に入れていた飴玉を、赤れいむ達に差し出しました。
「「「ぺーりょぺーりょ、ちちちちあわちぇ~!!」」」
今まで一度も食べたことがない甘味に、赤れいむ達は喜びに打ち震えました。
「「ゆっへっへ!おい、そきょのきんぴきゃどみょ!!まりちゃしゃまをしゅっきりー!しゃしぇりゅのじぇ!!」
「わはー、わ、わかりましたのかー、……それじゃあとりあえず、そこのしろくろのすっきりー!をてつだいますのかー」
『るーみあ』は丁寧口調でそう言いながら、赤まりさを一匹持ち上げました。
……途中で赤まりさを白黒呼ばわりしていたことには、幸いゆっくり親子の中で誰も気づいてはいませんでした。
「それじゃあ、はじめますのかー」
そう言うと『るーみあ』は、赤まりさの下腹部を優しく撫で始めました。
「ゆ、ゆほぉっ……、にゃ、にゃかにゃかのてくにしゃんにゃのじぇ……」
『るーみあ』の愛撫であっという間に興奮した赤まりさは、下腹部からとてつもなく小さいぺにぺにを、ピン、と勃てました。
『るーみあ』はそのぺにぺにを優しく擦りだしました。
「きもちいいですのかー?」
「ゆほほっ……、い、いいのじぇ……!」
赤まりさは口から涎を垂らし、すっかりヘブン状態です。
「るーみあも、てつだうのかー」
『るーみあ』は赤まりさのぺにぺにを擦りながら、るーみあにそう言いました。
「わはー、わかったのかー」
とりあえず『るーみあ』と同じことをしようと思ったるーみあは、もう一匹の赤まりさを持ち上げ、軽く振動させました。
「ゆっ、ゆゆっ……、き、きもちいいのじぇ……!」
「ゆへへっ……、まりさにそっくりのおちびちゃん、とてもゆっくりしているのぜぇ……」
「ゆゆ~ん、れいむにそっくりのおちびちゃん、とってもゆっくりしているよぉ~……」
れいむとまりさは、自分の娘達が美味しいものを食べたり、アヘ顔で快感を得ている姿を見て、ゆっくりした眼差しで見ていました。
……傍から見れば、赤れいむ達はともかく、赤まりさ達のアヘ顔にゆっくり出来る要素など、微塵も感じられないのですが。
「ゆっ、ちゅ、ちゅっきりしゅるのじぇ……!!」
先に『るーみあ』にぺにぺにを愛撫されていた赤まりさが、絶頂を迎えようとしていました。
「いいですのかー。おもいっきり、すっきりー!してくださいなのかー」
『るーみあ』のぺにぺにを擦る速度も、徐々に速まってきました。
「ゆっ、ゆっ!!ちゅ、ちゅっき……!!」
赤まりさは産まれて初めての絶頂を体験しようとし……。
さらに、れいむの頭の上には緑色の茎が生えており、その茎から実ゆサイズのれいむとまりさが二匹ずつ実っていました。
「こんばんはなのかー!」
『あ……』
るーみあは爆睡しているゆっくり親子に大きな声で挨拶をしました。
『るーみあ』はそれを制止しようとしましたが、時既に遅し。
「……ゆーん……、なんなのぜぇ……?」
「ゆわあぁ……、せっかくのむしさんがぁ……」
「「「きゃわいいれいみゅをおこしゅのはだりぇ……?」」」
「「だじぇ~……」」
るーみあの挨拶に、ゆっくり親子は全員ほぼ同時に目が覚めました。
『あーあ、めんどくさいことになったのかー』
「どういうことなのかー?」
『るーみあ』がそれ程面倒ではないような口調でそう言い、るーみあはその意味が分からず、キョトンと首を傾げました。
「ゆゆっ!?なんなのぜ、おまえら!?ここはまりさたちのおうちなのぜ!?でていくのぜっ!!」
「そうだよっ!!かってにはいってきて、なんのつもりなの!?ばかなの!?しぬの!?」
「「「ゆりゅしてほしかっちゃら、ごはんしゃんもってきちぇにぇ!!」」」
「「もっちぇきょにゃいんだったりゃ、しぇーしゃいしゅりゅんだじぇ!!」」
突然の侵入者に、ゆっくり親子は二人に出ていくよう言ったり、食糧を持ってくるよう言ったりし始めました。
『こういうふうになるのかー。こうさわいでいると、うるさくてしかたがないのかー』
「……わはー、ごめんなのかー。……こういうたいぷのゆっくりにあうのもひさびさだから、すっかりわすれてたのかー」
「むしするんじゃないのぜおまえらあぁぁぁぁっ!!いたいめをみたいのかだぜえぇぇぇぇっ!?」
「れいむのいってること、りかいできないの!?おおばかものなの!?しにたいの!?」
「「「むちちゅりゅなあぁぁぁぁっ!!」」」
「「ころちゅぞこのくちょゆっくりいぃぃぃぃっ!!」」
自分達の話を全く聞こうともしない二人のるーみあに、ゆっくり親子は怒り心頭です。
『あー。……ごめんなさいなのかー。かってにはいってきて、わるかったのかー』
ゆっくり親子に馬鹿だの死ねだの言われた『るーみあ』は怒る訳でもなく、深々と頭を下げました。
「ゆへっ!!とうぜんなのぜ!!おまえらは、とんでもないことをしたのぜぇ?」
「あやまるのがとうぜんだよ!!いまのところは、とりあえずほりゅうにしておいてあげるよ!!」
「「「びゃーかびゃーか!!」」」
「「けっこうなこころぎゃまえだじぇ!!」」
『るーみあ』の低姿勢な態度に気を良くしたのか、ゆっくり親子の態度も段々エスカレートしてきました。
『わはー。『るーみあ』はとんでもないことをしてしまったのかー。これはえらいことなのかー。いったいどうすればいいのかー』
散々死ねだの殺すだの言われ続けている『るーみあ』は、何故か怒る訳でもなく、それどころかうろたえ始めました。
……と言っても、その口調に緊迫感などは微塵の欠片もなかったのですが。
「わはー?『るーみあ』、いったいなにをしてるのかー?」
るーみあはうろたえ始めた『芝居』をしている『るーみあ』に対し、そう尋ねました。
(しー、なのかー)
『るーみあ』はゆっくり親子に気付かれないように口に指を当てて、るーみあに小声で呟きました。
(るーみあも、いっしょにやるのかー)
「わはー?……、わ、わー、こまったのかー。いったいどうすれば、ゆるしてもらえるのかー?」
『るーみあ』が何をしたいのかはさっぱり分かりませんでしたが、『るーみあ』に言われた通り、とりあえず乗ってみることにしました。
「ゆっへっへ!!まりさたちも、それほどおにってわけじゃないのぜ!!おまえらのこころがけしだいでゆるしてやるのぜぇ?……そうだぜ!まりささまのせんぞくどれいになるのぜ!!」
「ゆふふっ!!れいむにはかわいいおちびちゃんがいるからね!とりあえずおいしいたべものさん、ちょうだいね!!」
「「「れいみゅたちもごはんしゃんほちいよ!ごはんしゃんくれれば、ゆるちてあげりゅ!!」」」
「「まりちゃしゃまはしゅっきりー!ちたいのじぇ!!おまえたちでしゅっきりー!!しゃしぇりゅのじぇ!!」」
食い物よこせ、奴隷になれ、すっきりさせろ、……ゆっくり親子は、普通ならば殴り飛ばされても文句を言えない位の要求をしてきました。
「わ、かりましたのかー。るーみあ、るーみあのもっているあまあまさんを、れいむおちびさまたちにさしあげるのかー」
「……?……わかったのかー」
るーみあはとりあえずポケットの中に入れていた飴玉を、赤れいむ達に差し出しました。
「「「ぺーりょぺーりょ、ちちちちあわちぇ~!!」」」
今まで一度も食べたことがない甘味に、赤れいむ達は喜びに打ち震えました。
「「ゆっへっへ!おい、そきょのきんぴきゃどみょ!!まりちゃしゃまをしゅっきりー!しゃしぇりゅのじぇ!!」
「わはー、わ、わかりましたのかー、……それじゃあとりあえず、そこのしろくろのすっきりー!をてつだいますのかー」
『るーみあ』は丁寧口調でそう言いながら、赤まりさを一匹持ち上げました。
……途中で赤まりさを白黒呼ばわりしていたことには、幸いゆっくり親子の中で誰も気づいてはいませんでした。
「それじゃあ、はじめますのかー」
そう言うと『るーみあ』は、赤まりさの下腹部を優しく撫で始めました。
「ゆ、ゆほぉっ……、にゃ、にゃかにゃかのてくにしゃんにゃのじぇ……」
『るーみあ』の愛撫であっという間に興奮した赤まりさは、下腹部からとてつもなく小さいぺにぺにを、ピン、と勃てました。
『るーみあ』はそのぺにぺにを優しく擦りだしました。
「きもちいいですのかー?」
「ゆほほっ……、い、いいのじぇ……!」
赤まりさは口から涎を垂らし、すっかりヘブン状態です。
「るーみあも、てつだうのかー」
『るーみあ』は赤まりさのぺにぺにを擦りながら、るーみあにそう言いました。
「わはー、わかったのかー」
とりあえず『るーみあ』と同じことをしようと思ったるーみあは、もう一匹の赤まりさを持ち上げ、軽く振動させました。
「ゆっ、ゆゆっ……、き、きもちいいのじぇ……!」
「ゆへへっ……、まりさにそっくりのおちびちゃん、とてもゆっくりしているのぜぇ……」
「ゆゆ~ん、れいむにそっくりのおちびちゃん、とってもゆっくりしているよぉ~……」
れいむとまりさは、自分の娘達が美味しいものを食べたり、アヘ顔で快感を得ている姿を見て、ゆっくりした眼差しで見ていました。
……傍から見れば、赤れいむ達はともかく、赤まりさ達のアヘ顔にゆっくり出来る要素など、微塵も感じられないのですが。
「ゆっ、ちゅ、ちゅっきりしゅるのじぇ……!!」
先に『るーみあ』にぺにぺにを愛撫されていた赤まりさが、絶頂を迎えようとしていました。
「いいですのかー。おもいっきり、すっきりー!してくださいなのかー」
『るーみあ』のぺにぺにを擦る速度も、徐々に速まってきました。
「ゆっ、ゆっ!!ちゅ、ちゅっき……!!」
赤まりさは産まれて初めての絶頂を体験しようとし……。
プチッ……。
「ゆ……?」
自分の下腹部から、何かが取れてしまったような音が聞こえ、先程まで感じていた快楽が、一瞬で醒めてしまいました。
「ゆ……、ぴ……?」
赤まりさは、恐る恐る自分の下腹部を見ました。
……赤まりさは、本当は理解していました。
自分の下腹部が、一体どういう状況になっているのか。
だからこそ、認めたくはありませんでした。
自分の下腹部から、何かが取れてしまったような音が聞こえ、先程まで感じていた快楽が、一瞬で醒めてしまいました。
「ゆ……、ぴ……?」
赤まりさは、恐る恐る自分の下腹部を見ました。
……赤まりさは、本当は理解していました。
自分の下腹部が、一体どういう状況になっているのか。
だからこそ、認めたくはありませんでした。
……つい先程までそそり勃っていた(笑)ぺにぺにがなくなり、そこから空いた穴から、これから射精される筈だったであろう、精子餡がダラダラと漏れ出していることに。
「あー、ちからかげんをまちがえちゃったのかー」
そう呟いたるーみあの指先には、赤まりさの千切れたぺにぺにがくっ付いていました。
「ぴ……、ぴゃあぁぁぁぁっ!?いじゃいっ!?いじゃいのじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさはぺにぺにが千切れた激痛で悲鳴を上げました。
「おちびいぃぃぃぃっ!?」
「いったいなにをしているんだおまえらあぁぁぁぁっ!?」
れいむとまりさは、自分の娘のぺにぺにが千切られてしまったショックで大声を上げました。
「「「ぺーりょぺーりょ、ちあわちぇだにぇ!!」」」
「ゆふふぅっ……!!きんもちいぃぃぃぃ……」
赤れいむ達は飴玉を舐めることで、もう一匹の赤まりさは快楽でヘブン状態によることで、赤まりさの悲鳴など頭に入っていませんでした。
「『るーみあ』、だいじょうぶなのかー?」
「だいじょうぶなのかー。……まりさおちびさま、とりあえずきずぐちをふさがせていただきますのかー」
「はやきゅちろおぉぉぉぉっ!!」
『るーみあ』は赤まりさの下腹部の穴が開いた部分を、思い切り摘まみました。
「ひぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「じっとしててくださいなのかー」
赤まりさの悲鳴も余所に、『るーみあ』は傷口周辺の皮をこねくり回したり、無理矢理引っ張ったりしました。
「はぎいぃぃぃぃっ!?いぢゃあぁぁぁぁっ!?やべりゅんだじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさはあまりの激痛に、頭や尻をブリンブリンと振りだしました。
そう呟いたるーみあの指先には、赤まりさの千切れたぺにぺにがくっ付いていました。
「ぴ……、ぴゃあぁぁぁぁっ!?いじゃいっ!?いじゃいのじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさはぺにぺにが千切れた激痛で悲鳴を上げました。
「おちびいぃぃぃぃっ!?」
「いったいなにをしているんだおまえらあぁぁぁぁっ!?」
れいむとまりさは、自分の娘のぺにぺにが千切られてしまったショックで大声を上げました。
「「「ぺーりょぺーりょ、ちあわちぇだにぇ!!」」」
「ゆふふぅっ……!!きんもちいぃぃぃぃ……」
赤れいむ達は飴玉を舐めることで、もう一匹の赤まりさは快楽でヘブン状態によることで、赤まりさの悲鳴など頭に入っていませんでした。
「『るーみあ』、だいじょうぶなのかー?」
「だいじょうぶなのかー。……まりさおちびさま、とりあえずきずぐちをふさがせていただきますのかー」
「はやきゅちろおぉぉぉぉっ!!」
『るーみあ』は赤まりさの下腹部の穴が開いた部分を、思い切り摘まみました。
「ひぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「じっとしててくださいなのかー」
赤まりさの悲鳴も余所に、『るーみあ』は傷口周辺の皮をこねくり回したり、無理矢理引っ張ったりしました。
「はぎいぃぃぃぃっ!?いぢゃあぁぁぁぁっ!?やべりゅんだじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさはあまりの激痛に、頭や尻をブリンブリンと振りだしました。
ブチッ……。
「あ」
赤まりさが暴れてしまったせいで、『るーみあ』が摘まんでいた皮が千切れてしまいました。
それにより、さらに命の餡子が漏れ出す量が増えてしまいました。
「ぴいぃぃぃぃっ!?はなちぇ!はなちえぇぇぇぇっ!!」
「きんぴかあぁぁぁぁっ!!おちびをはなすんだぜえぇぇぇぇっ!!」
ようやくまりさが、赤まりさを救出すべく、『るーみあ』に体当たりを仕掛けました。
……ですが、まりさの体当たりは難なく避けられてしまいました。
「ゆぎぎぎっ!!もういっぱつ……」
まりさは再び『るーみあ』に体当たりを仕掛けようとしましたが……。
「おとなしくしてるのかー」
まりさが再び飛び跳ねるよりも早く、『るーみあ』がまりさの頭の上を踏み付けました。
「ゆぐっ!?ど、どけるんだぜえぇぇぇぇっ!!」
まりさは『るーみあ』の足の束縛から逃れようとしていましたが、全く動けません。
「……そろそろなのかー。るーみあ、こいつ、たべてみるのかー」
『るーみあ』はそう言うと、手に持っていた赤まりさを、るーみあへ投げて寄こしました。
「おちょらをとんでるみちゃいぃぃぃぃっ!?」
「よっと、なのかー」
るーみあは間抜けな感想を言いながらこちらへ投げられた赤まりさを受け止めました。
「……たべていいのかー?」
るーみあは赤まりさをそのまま食べる事に少々戸惑っているようです。
「たべちゃっていいのかー」
「やべりょおぉぉぉぉっ!?まりちゃはたべものじゃないぃぃぃぃっ!!」
「……わはー。……それじゃあ、ためしにひとくち、なのかー」
『るーみあ』の許可を貰い、るーみあは赤まりさの頭部を一齧りしました。
「ぴいぃぃぃぃっ!?」
「むーしゃむーしゃ……。……!?」
「どうなのかー?」
「……う、うまい!うまいのかー!!いつもたべているあかゆよりも、ずっとずっとうまいのかー!!」
るーみあは目を輝かせながらそう言いました。
るーみあにとって、赤れいむや赤まりさなどは、いつも『食べ慣れている』味。
この赤まりさも、いつも通りの味だろうと、るーみあは思っていました。
……ところが、この赤まりさの味は、自分が知っている味とは段違いに甘く、蕩けるような美味さだったのです。
「『るーみあ!なんでこんなにおいしいのかー!?」
今までに食べたことがない甘味に、るーみあはすっかり興奮状態です。
「かんたんなのかー。ただいためつけただけなのかー」
「それはわかるのかー!!るーみあも、いつもあかゆをたべるときは、こうしていためつけてるのかー!!」
ゆっくりを痛めつけると、甘味が増すことはるーみあも知っていました。
しかし、今まで自分が痛めつけた後に食べる赤ゆの味は、こんな美味さではなかったのです。
「そのまえのじゅんびがひつようなのかー。ゆっくりは、いちどちょうしにのらせて、しあわせー、なじょうたいからひどいめにあわせると、さらにうまくなるのかー」
「そ、そうなのかー……」
「いわゆる、あげておとすってやつなのかー」
「さんこうになったのかー……」
「はなちえぇぇぇぇっ!!これいじょうまりちゃをたべりゅなあぁぁぁぁっ!!」
るーみあが『るーみあ』の講義を受けている間、頭部を齧られた赤まりさはるーみあの手から逃れようとしましたが、全くの無意味でした。
「はやめにたべたほうがいいのかー。ほっとくと、だんだんあじがおちていくのかー」
「そ、それはたいへんなのかー!」
るーみあは慌てて赤まりさの体を食べ始めました。
「……ゆぎっ!?……びっ!?……や、やべっ!?」
「むーしゃむーしゃなのかー!」
るーみあの食べるスピードは速く、赤まりさの体はどんどんるーみあの腹の中へ収められていきます。
「……も……、ぢょ、ゆ……ぎゅっ!?」
「ごくん……。おいしかったのかー!」
「おちびいぃぃぃぃっ!?」
「おちびちゃあぁぁぁぁんっ!?」
辞世の句も最後まで言いきれず、赤まりさはるーみあに食べられました。
れいむとまりさは、自分の娘が食べられたことにショックを受け、悲痛な叫び声をあげましたが、るーみあはお構いなしです。
「るーみあ、そのあかまりさも、おなじようにやってみるのかー」
『るーみあ』はるーみあの手の上でヘブン状態になっている、もう一匹の赤まりさを指差しました。
「わかったのかー!」
るーみあはさっそく、赤まりさを掴み、邪魔な帽子を摘まんで捨てました。
「ゆっ!?まりちゃのおぼ……、ひぎぃっ!?」
そして赤まりさの髪の毛を掴みギチギチと引っ張り出しました。
「やべりゅんだじえぇぇぇぇっ!?まりちゃのしゃらしゃらへあーに、にゃにしゅりゅんだじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさは叫び声を上げましたが、るーみあの髪の毛を引っ張る力は弱まりません。
赤まりさの頭部から、ミチミチと嫌な音が聞こえ始め、そして……。
赤まりさが暴れてしまったせいで、『るーみあ』が摘まんでいた皮が千切れてしまいました。
それにより、さらに命の餡子が漏れ出す量が増えてしまいました。
「ぴいぃぃぃぃっ!?はなちぇ!はなちえぇぇぇぇっ!!」
「きんぴかあぁぁぁぁっ!!おちびをはなすんだぜえぇぇぇぇっ!!」
ようやくまりさが、赤まりさを救出すべく、『るーみあ』に体当たりを仕掛けました。
……ですが、まりさの体当たりは難なく避けられてしまいました。
「ゆぎぎぎっ!!もういっぱつ……」
まりさは再び『るーみあ』に体当たりを仕掛けようとしましたが……。
「おとなしくしてるのかー」
まりさが再び飛び跳ねるよりも早く、『るーみあ』がまりさの頭の上を踏み付けました。
「ゆぐっ!?ど、どけるんだぜえぇぇぇぇっ!!」
まりさは『るーみあ』の足の束縛から逃れようとしていましたが、全く動けません。
「……そろそろなのかー。るーみあ、こいつ、たべてみるのかー」
『るーみあ』はそう言うと、手に持っていた赤まりさを、るーみあへ投げて寄こしました。
「おちょらをとんでるみちゃいぃぃぃぃっ!?」
「よっと、なのかー」
るーみあは間抜けな感想を言いながらこちらへ投げられた赤まりさを受け止めました。
「……たべていいのかー?」
るーみあは赤まりさをそのまま食べる事に少々戸惑っているようです。
「たべちゃっていいのかー」
「やべりょおぉぉぉぉっ!?まりちゃはたべものじゃないぃぃぃぃっ!!」
「……わはー。……それじゃあ、ためしにひとくち、なのかー」
『るーみあ』の許可を貰い、るーみあは赤まりさの頭部を一齧りしました。
「ぴいぃぃぃぃっ!?」
「むーしゃむーしゃ……。……!?」
「どうなのかー?」
「……う、うまい!うまいのかー!!いつもたべているあかゆよりも、ずっとずっとうまいのかー!!」
るーみあは目を輝かせながらそう言いました。
るーみあにとって、赤れいむや赤まりさなどは、いつも『食べ慣れている』味。
この赤まりさも、いつも通りの味だろうと、るーみあは思っていました。
……ところが、この赤まりさの味は、自分が知っている味とは段違いに甘く、蕩けるような美味さだったのです。
「『るーみあ!なんでこんなにおいしいのかー!?」
今までに食べたことがない甘味に、るーみあはすっかり興奮状態です。
「かんたんなのかー。ただいためつけただけなのかー」
「それはわかるのかー!!るーみあも、いつもあかゆをたべるときは、こうしていためつけてるのかー!!」
ゆっくりを痛めつけると、甘味が増すことはるーみあも知っていました。
しかし、今まで自分が痛めつけた後に食べる赤ゆの味は、こんな美味さではなかったのです。
「そのまえのじゅんびがひつようなのかー。ゆっくりは、いちどちょうしにのらせて、しあわせー、なじょうたいからひどいめにあわせると、さらにうまくなるのかー」
「そ、そうなのかー……」
「いわゆる、あげておとすってやつなのかー」
「さんこうになったのかー……」
「はなちえぇぇぇぇっ!!これいじょうまりちゃをたべりゅなあぁぁぁぁっ!!」
るーみあが『るーみあ』の講義を受けている間、頭部を齧られた赤まりさはるーみあの手から逃れようとしましたが、全くの無意味でした。
「はやめにたべたほうがいいのかー。ほっとくと、だんだんあじがおちていくのかー」
「そ、それはたいへんなのかー!」
るーみあは慌てて赤まりさの体を食べ始めました。
「……ゆぎっ!?……びっ!?……や、やべっ!?」
「むーしゃむーしゃなのかー!」
るーみあの食べるスピードは速く、赤まりさの体はどんどんるーみあの腹の中へ収められていきます。
「……も……、ぢょ、ゆ……ぎゅっ!?」
「ごくん……。おいしかったのかー!」
「おちびいぃぃぃぃっ!?」
「おちびちゃあぁぁぁぁんっ!?」
辞世の句も最後まで言いきれず、赤まりさはるーみあに食べられました。
れいむとまりさは、自分の娘が食べられたことにショックを受け、悲痛な叫び声をあげましたが、るーみあはお構いなしです。
「るーみあ、そのあかまりさも、おなじようにやってみるのかー」
『るーみあ』はるーみあの手の上でヘブン状態になっている、もう一匹の赤まりさを指差しました。
「わかったのかー!」
るーみあはさっそく、赤まりさを掴み、邪魔な帽子を摘まんで捨てました。
「ゆっ!?まりちゃのおぼ……、ひぎぃっ!?」
そして赤まりさの髪の毛を掴みギチギチと引っ張り出しました。
「やべりゅんだじえぇぇぇぇっ!?まりちゃのしゃらしゃらへあーに、にゃにしゅりゅんだじえぇぇぇぇっ!?」
赤まりさは叫び声を上げましたが、るーみあの髪の毛を引っ張る力は弱まりません。
赤まりさの頭部から、ミチミチと嫌な音が聞こえ始め、そして……。
ブチィッ!!
「はぎゃあぁぁぁぁっ!?」
……赤まりさの髪の毛は全て引き千切られました。
……それと同時に、頭皮の役目を果たしている皮まで一緒に引き千切られ、赤まりさの頭部は穴が空いている状態になり、そこから命の餡子が直接外の空気に晒されていました。
「それじゃさっそく、いただきますなのかー!」
るーみあはそう言うなり、赤まりさに齧り付きました。
「ぴゃあぁぁぁぁっ!?」
「むーしゃむーしゃ……。……あれ?さっきよりおいしくないのかー?」
「いきなりすぎるのかー。もっとなぶりごろしにするようにしないと、あまみはでないのかー」
「そーなのかー……。それじゃ……、えい、なのかー」
ズブッ……。
「ゆぎょげあぁぁぁぁっ!?」
『るーみあ』からアドバイスを受けたるーみあは、赤まりさの頭部の穴に、自分の指を差し込みました。
「ねーる、ねーる、ねればねるほどー、なのかー」
るーみあは赤まりさの命の餡子を掻き混ぜるようにして、指を回しました。
「ぶvんでおこrfふrdjmc@!?」
自分の筋肉であり、内蔵であり、血液である命の餡子を乱暴にかき回され、赤ゆっくりの精神はあっという間に崩壊してしまいました。
……そして、数回ビクン、ビクン、と震えると、それっきり動かなくなってしまいました。
「あれ……?」
「あー……、ちょっとらんぼうすぎたのかー。ゆっくりって、しんじゃうと、あまみもおちるのかー。そいつはたべないほうがいいのかー」
「そーなのかー。……でも、ちょっともったいないのかー」
るーみあは赤まりさの死骸を一口だけ齧ると、足元にポイ、と投げ捨てました。
「ばりざにぞっぐりなおぢびをごろじやがっでえぇぇぇぇっ!!ごろじでやるうぅぅぅぅっ!!」
「やめてね!!れいむにそっくりなおちびちゃんはころさないでね!!」
「「「ぺーりょぺーりょ、ちあわちぇ~!!」」」
「『るーみあ』、どうするのかー?あのあかれいむも、おなじようにするのかー?」
「……いや、ちょっとちがうやりかたでするのかー」
「?」
『るーみあ』の言葉の意味が分からず、るーみあは首を傾げました。
「るーみあ、ちょっとこのまりさをおさえてほしいのかー」
『るーみあ』は自分が踏みつけているまりさを指差しました。
「おやすいごようなのかー」
るーみあはまりさの頭を踏みつけ、『るーみあ』はまりさの頭から足をどけると、まだ飴玉を舐めている赤れいむ達へ近づきました。
「やめろおぉぉぉぉっ!!れいむににたおちびちゃんにてをだすなあぁぁぁぁっ!!」
れいむは自分の娘に近づくなと大声で威嚇しましたが、『るーみあ』にとっては何の意味もありません。
……と、言うよりも、先程かられいむは大声を上げはしますが、自分からは全く動きません。
それもその筈。れいむの頭の茎には実ゆっくりが実っており、下手に暴れたりすると茎が折れてしまい、実ゆっくり全員が死んでしまうからです。
……まぁ、例え実ゆっくりがいなかったとしても、自分から行動するかどうかは疑問なのですが。
「「「ぺーりょぺーりょ……」」」
『るーみあ』は赤れいむ達の中から一匹を摘まみました。
「ぺーry……、ゆっ!?おちょらをとんでry」
すると、『るーみあ』は慣れた手つきで赤れいむの髪飾りをブチッと取りました。
「ゆっ!?れいみゅのおかzy」
赤れいむの髪飾りを取った『るーみあ』は、何故かすぐに赤れいむを手放しました。
「ゆぺっ!」
地面に落ちた赤れいむの悲鳴もよそに、『るーみあ』は他の赤れいむにも同じようなことをしました。
「「ゆわ~い!おちょらw」」
ブチッ……。
「「ゆゆっ!?れいみゅのおかじゃりsy」」
ポイッ……。
「「ゆぺぇ!」」
髪飾りを取られ、地面に落ちた痛みで赤れいむ達は暫く震えているだけでしたが……。
「ゆゆ……、ゆ!?にゃんにゃのこいちゅ!?おかじゃりしゃんがにゃいよ!?」
「にゃにいっちぇりゅにょ!?おかじゃりしゃんがにゃいのはしょっちでしょ!?」
「おかじゃりしゃんがにゃいにゃんて、ゆっくちできにゃいゆっくちだにぇ!!」
痛みから回復した赤れいむ達は、何故か互いに罵倒し始めました。
「ゆっ!?なんなのぜ!?あのゆっくりできなさそうなクソチビは!?」
「ゆゆっ!?れいむににたおちびちゃんはどこ!?」
目の前に自分の娘達がいるというのに、何故かれいむとまりさは全く気付いていません。
「……『るーみあ』、なんでこいつらけんかしてるのかー?……というより、こいつらのおやも、なんかおかしいのかー」
「ゆっくりはじぶんのかみかざりであいてをにんしきするのかー。かみかざりをとられると、じぶんのかぞくでも、あいてがだれなのかまったくわからなくなるのかー」
「へー……。そーなのかー」
「とくにあかゆっくりなんかは、めのまえでとられてもまったくきづかないのかー。……おとなのゆっくりはさすがにわかるはずだけど……、このれいむとまりさ、よそういじょうにばかなのかー」
「そーなのかー」
……赤まりさの髪の毛は全て引き千切られました。
……それと同時に、頭皮の役目を果たしている皮まで一緒に引き千切られ、赤まりさの頭部は穴が空いている状態になり、そこから命の餡子が直接外の空気に晒されていました。
「それじゃさっそく、いただきますなのかー!」
るーみあはそう言うなり、赤まりさに齧り付きました。
「ぴゃあぁぁぁぁっ!?」
「むーしゃむーしゃ……。……あれ?さっきよりおいしくないのかー?」
「いきなりすぎるのかー。もっとなぶりごろしにするようにしないと、あまみはでないのかー」
「そーなのかー……。それじゃ……、えい、なのかー」
ズブッ……。
「ゆぎょげあぁぁぁぁっ!?」
『るーみあ』からアドバイスを受けたるーみあは、赤まりさの頭部の穴に、自分の指を差し込みました。
「ねーる、ねーる、ねればねるほどー、なのかー」
るーみあは赤まりさの命の餡子を掻き混ぜるようにして、指を回しました。
「ぶvんでおこrfふrdjmc@!?」
自分の筋肉であり、内蔵であり、血液である命の餡子を乱暴にかき回され、赤ゆっくりの精神はあっという間に崩壊してしまいました。
……そして、数回ビクン、ビクン、と震えると、それっきり動かなくなってしまいました。
「あれ……?」
「あー……、ちょっとらんぼうすぎたのかー。ゆっくりって、しんじゃうと、あまみもおちるのかー。そいつはたべないほうがいいのかー」
「そーなのかー。……でも、ちょっともったいないのかー」
るーみあは赤まりさの死骸を一口だけ齧ると、足元にポイ、と投げ捨てました。
「ばりざにぞっぐりなおぢびをごろじやがっでえぇぇぇぇっ!!ごろじでやるうぅぅぅぅっ!!」
「やめてね!!れいむにそっくりなおちびちゃんはころさないでね!!」
「「「ぺーりょぺーりょ、ちあわちぇ~!!」」」
「『るーみあ』、どうするのかー?あのあかれいむも、おなじようにするのかー?」
「……いや、ちょっとちがうやりかたでするのかー」
「?」
『るーみあ』の言葉の意味が分からず、るーみあは首を傾げました。
「るーみあ、ちょっとこのまりさをおさえてほしいのかー」
『るーみあ』は自分が踏みつけているまりさを指差しました。
「おやすいごようなのかー」
るーみあはまりさの頭を踏みつけ、『るーみあ』はまりさの頭から足をどけると、まだ飴玉を舐めている赤れいむ達へ近づきました。
「やめろおぉぉぉぉっ!!れいむににたおちびちゃんにてをだすなあぁぁぁぁっ!!」
れいむは自分の娘に近づくなと大声で威嚇しましたが、『るーみあ』にとっては何の意味もありません。
……と、言うよりも、先程かられいむは大声を上げはしますが、自分からは全く動きません。
それもその筈。れいむの頭の茎には実ゆっくりが実っており、下手に暴れたりすると茎が折れてしまい、実ゆっくり全員が死んでしまうからです。
……まぁ、例え実ゆっくりがいなかったとしても、自分から行動するかどうかは疑問なのですが。
「「「ぺーりょぺーりょ……」」」
『るーみあ』は赤れいむ達の中から一匹を摘まみました。
「ぺーry……、ゆっ!?おちょらをとんでry」
すると、『るーみあ』は慣れた手つきで赤れいむの髪飾りをブチッと取りました。
「ゆっ!?れいみゅのおかzy」
赤れいむの髪飾りを取った『るーみあ』は、何故かすぐに赤れいむを手放しました。
「ゆぺっ!」
地面に落ちた赤れいむの悲鳴もよそに、『るーみあ』は他の赤れいむにも同じようなことをしました。
「「ゆわ~い!おちょらw」」
ブチッ……。
「「ゆゆっ!?れいみゅのおかじゃりsy」」
ポイッ……。
「「ゆぺぇ!」」
髪飾りを取られ、地面に落ちた痛みで赤れいむ達は暫く震えているだけでしたが……。
「ゆゆ……、ゆ!?にゃんにゃのこいちゅ!?おかじゃりしゃんがにゃいよ!?」
「にゃにいっちぇりゅにょ!?おかじゃりしゃんがにゃいのはしょっちでしょ!?」
「おかじゃりしゃんがにゃいにゃんて、ゆっくちできにゃいゆっくちだにぇ!!」
痛みから回復した赤れいむ達は、何故か互いに罵倒し始めました。
「ゆっ!?なんなのぜ!?あのゆっくりできなさそうなクソチビは!?」
「ゆゆっ!?れいむににたおちびちゃんはどこ!?」
目の前に自分の娘達がいるというのに、何故かれいむとまりさは全く気付いていません。
「……『るーみあ』、なんでこいつらけんかしてるのかー?……というより、こいつらのおやも、なんかおかしいのかー」
「ゆっくりはじぶんのかみかざりであいてをにんしきするのかー。かみかざりをとられると、じぶんのかぞくでも、あいてがだれなのかまったくわからなくなるのかー」
「へー……。そーなのかー」
「とくにあかゆっくりなんかは、めのまえでとられてもまったくきづかないのかー。……おとなのゆっくりはさすがにわかるはずだけど……、このれいむとまりさ、よそういじょうにばかなのかー」
「そーなのかー」
「「「おかじゃりしゃんがにゃいゆっくちは、しぇいっしゃいっ!してやりゅうぅぅぅぅ!!」」」
とうとう赤れいむ達の口喧嘩は殺し合いにまで発展しました。
「うわー……、……いくらなんでも、あれはないのかー」
るーみあはただ髪飾りがないというだけで平気で殺し合いをしている赤れいむ達に少し引いていました。
「たいていのゆっくりはそれがふつうなのかー。ゲスが『せいっさいっ』ということばをめんざいふにして、リンチをするなんていうのは、めずらしいことじゃないのかー」
「そーなのかー……」
「ゆぴいっ!?れいみゅのきゅーてぃきゅりゅにゃもみあげしゃんにかみちゅくにゃあぁぁぁぁっ!?」
「ゆぷぷっ!ざまぁみりょ!……ゆぴゃあ!?れいみゅのあんよしゃんぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「ぴいぃぃぃぃっ!?れいみゅのだいやもんどのようなおべべがあぁぁぁぁっ!?いぢゃいぃぃぃぃっ!!」
るーみあが感心している間に、赤れいむ達の殺し合いは混沌を極めていました。
「『るーみあ』、こいつら、ほっといたらしんじゃうのかー。たべなくてもいいのかー?」
「それでいいのかー。ゆっくりは、じぶんがゆっくりするのとおなじくらいに、よわいものいじめやせいっさいっしたりするのが、おなじくらいにゆっくりできるのかー」
「へー……」
「ほんとうは、このあかゆたちのおやがねているあいだに、あかゆたちのおかざりをとって、ころしあいをさせて、のこったあかゆをたべたかったのかー」
「あ……、だから、るーみあがあいさつしようとしたのをとめたのかー。……ごめんなのかー」
「あやまらなくてもだいじょうぶなのかー。……こいつらのけっちゃくがつくのは、まだじかんがかかるのかー」
「それじゃあゆっくりするのかー。……よっこらしょ、なのかー」
立ちっぱなしでまりさを踏みつけているのに疲れたるーみあは、まりさの頭の上に腰掛けました。
「ゆぎぎぎっ……!!」
まりさは先程の倍以上の重さに、必死の形相で耐えていました。
「るーみあ、ゆっくりはこいつらだけじゃないのかー」
『るーみあ』はそう言うと、れいむを獲物を狙っているような目で見ました。
「ひっ……!?」
れいむは標的が自分になったことに恐怖を感じ、まむまむからおそろしーしーを漏らし出しました。
「えー?……『るーみあ』、おとなのゆっくりはおいしくないのかー。このまえもいためつけてたべたけど、あんまりおいしくなかったのかー」
るーみあの言う通り、ゆっくりは成長するにつれ、中身も段々と古くなり、旨味も落ちてきます。
「……それ、どのぶぶんをたべたのかー?」
「……え?……ふつうに、あんことか、おめめとか……」
「それはそんをしているのかー。おとなのゆっくりのおいしいところは、そこじゃないのかー」
「えー?どこなのかー?」
「まぁ、みてるのかー」
『るーみあ』はそう言うなり、れいむに近付き、れいむの頭から生えている茎を思い切り引っ張り出しました。
「やべろおぉぉぉぉっ!?おちびちゃんがしぬだろうがあぁぁぁぁっ!!」
れいむがそうこう言っている内に……。
「うわー……、……いくらなんでも、あれはないのかー」
るーみあはただ髪飾りがないというだけで平気で殺し合いをしている赤れいむ達に少し引いていました。
「たいていのゆっくりはそれがふつうなのかー。ゲスが『せいっさいっ』ということばをめんざいふにして、リンチをするなんていうのは、めずらしいことじゃないのかー」
「そーなのかー……」
「ゆぴいっ!?れいみゅのきゅーてぃきゅりゅにゃもみあげしゃんにかみちゅくにゃあぁぁぁぁっ!?」
「ゆぷぷっ!ざまぁみりょ!……ゆぴゃあ!?れいみゅのあんよしゃんぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「ぴいぃぃぃぃっ!?れいみゅのだいやもんどのようなおべべがあぁぁぁぁっ!?いぢゃいぃぃぃぃっ!!」
るーみあが感心している間に、赤れいむ達の殺し合いは混沌を極めていました。
「『るーみあ』、こいつら、ほっといたらしんじゃうのかー。たべなくてもいいのかー?」
「それでいいのかー。ゆっくりは、じぶんがゆっくりするのとおなじくらいに、よわいものいじめやせいっさいっしたりするのが、おなじくらいにゆっくりできるのかー」
「へー……」
「ほんとうは、このあかゆたちのおやがねているあいだに、あかゆたちのおかざりをとって、ころしあいをさせて、のこったあかゆをたべたかったのかー」
「あ……、だから、るーみあがあいさつしようとしたのをとめたのかー。……ごめんなのかー」
「あやまらなくてもだいじょうぶなのかー。……こいつらのけっちゃくがつくのは、まだじかんがかかるのかー」
「それじゃあゆっくりするのかー。……よっこらしょ、なのかー」
立ちっぱなしでまりさを踏みつけているのに疲れたるーみあは、まりさの頭の上に腰掛けました。
「ゆぎぎぎっ……!!」
まりさは先程の倍以上の重さに、必死の形相で耐えていました。
「るーみあ、ゆっくりはこいつらだけじゃないのかー」
『るーみあ』はそう言うと、れいむを獲物を狙っているような目で見ました。
「ひっ……!?」
れいむは標的が自分になったことに恐怖を感じ、まむまむからおそろしーしーを漏らし出しました。
「えー?……『るーみあ』、おとなのゆっくりはおいしくないのかー。このまえもいためつけてたべたけど、あんまりおいしくなかったのかー」
るーみあの言う通り、ゆっくりは成長するにつれ、中身も段々と古くなり、旨味も落ちてきます。
「……それ、どのぶぶんをたべたのかー?」
「……え?……ふつうに、あんことか、おめめとか……」
「それはそんをしているのかー。おとなのゆっくりのおいしいところは、そこじゃないのかー」
「えー?どこなのかー?」
「まぁ、みてるのかー」
『るーみあ』はそう言うなり、れいむに近付き、れいむの頭から生えている茎を思い切り引っ張り出しました。
「やべろおぉぉぉぉっ!?おちびちゃんがしぬだろうがあぁぁぁぁっ!!」
れいむがそうこう言っている内に……。
ブチンッ!!
「わはー。とれたのかー」
実ゆっくりが実った茎はれいむの頭から離れ、母体からの栄養源を失った実ゆっくり達は次第に苦しそうな表情になってきました。
「うわあぁぁぁぁっ!?れいむのおちびちゃあぁぁぁぁんっ!?」
そして、『るーみあ』は殺し合いの最中の赤れいむ達の中から、片目が潰れて、虫の息状態の赤れいむを摘まみました。
「ゆ……、ぴゅ……」
「……おまえ、たべものをよこせっていってたのかー?」
「それがどうしたあぁぁぁぁっ!?おちびちゃんたちをはなせえぇぇぇぇっ!?」
れいむは目を血走らせ、大口を開けて『るーみあ』に娘達を解放するよう命令しました。
「わかったのかー」
『るーみあ』はとてもあっさりと、実ゆっくりの実っている茎と、赤れいむを手放しました。
それらが落ちた先は……、……れいむの口の中でした。
「ゆっ!?おちびちゃん!おかーさんのくちのなかならあんぜ」
「よーくかんでたべるのかー」
『るーみあ』はれいむの頭を上から思い切り押しました。
実ゆっくりが実った茎はれいむの頭から離れ、母体からの栄養源を失った実ゆっくり達は次第に苦しそうな表情になってきました。
「うわあぁぁぁぁっ!?れいむのおちびちゃあぁぁぁぁんっ!?」
そして、『るーみあ』は殺し合いの最中の赤れいむ達の中から、片目が潰れて、虫の息状態の赤れいむを摘まみました。
「ゆ……、ぴゅ……」
「……おまえ、たべものをよこせっていってたのかー?」
「それがどうしたあぁぁぁぁっ!?おちびちゃんたちをはなせえぇぇぇぇっ!?」
れいむは目を血走らせ、大口を開けて『るーみあ』に娘達を解放するよう命令しました。
「わかったのかー」
『るーみあ』はとてもあっさりと、実ゆっくりの実っている茎と、赤れいむを手放しました。
それらが落ちた先は……、……れいむの口の中でした。
「ゆっ!?おちびちゃん!おかーさんのくちのなかならあんぜ」
「よーくかんでたべるのかー」
『るーみあ』はれいむの頭を上から思い切り押しました。
グチャッ……。
「ゆ……?」
……それにより、れいむの口の中の実ゆっくり達と赤れいむは、れいむの歯によって、噛み千切られる形となりました。
「ゆ……、ゆわあぁぁぁぁ……」
「ほーら、おいしいあまあまなのかー。よくかんで、あじわってたべるのかー」
自分の娘達を噛み殺してしまったれいむは、絶望と至福の両方が混じったような表情をしていました。
「しあわせー、なのかー?じぶんのこどもをくいころして、しあわせー、なのかー?」
『るーみあ』のその言葉が、れいむに更なる追い討ちをかけます。
「ち……、ちがう……、れいむは……、しあわせなんかじゃ……」
「そんなことはないのかー。だって……」
……それにより、れいむの口の中の実ゆっくり達と赤れいむは、れいむの歯によって、噛み千切られる形となりました。
「ゆ……、ゆわあぁぁぁぁ……」
「ほーら、おいしいあまあまなのかー。よくかんで、あじわってたべるのかー」
自分の娘達を噛み殺してしまったれいむは、絶望と至福の両方が混じったような表情をしていました。
「しあわせー、なのかー?じぶんのこどもをくいころして、しあわせー、なのかー?」
『るーみあ』のその言葉が、れいむに更なる追い討ちをかけます。
「ち……、ちがう……、れいむは……、しあわせなんかじゃ……」
「そんなことはないのかー。だって……」
「だっていま、わらっているのかー」
れいむは認めたくありませんでした。
自分が赤ちゃんを、娘を殺してしまったことに。
れいむは認めたくありませんでした。
自分の口の中に広がっている甘味に、幸福を感じていることに。
れいむは、美味しい物を食べると『しあわせー』と感じてしまう、ゆっくりの本能に逆らうことが出来ませんでした。
自分の子供達の死による怒りと悲しみよりも、自分の口の中に広がる甘味による幸福感の方が、れいむの感情を支配していました。
自分が赤ちゃんを、娘を殺してしまったことに。
れいむは認めたくありませんでした。
自分の口の中に広がっている甘味に、幸福を感じていることに。
れいむは、美味しい物を食べると『しあわせー』と感じてしまう、ゆっくりの本能に逆らうことが出来ませんでした。
自分の子供達の死による怒りと悲しみよりも、自分の口の中に広がる甘味による幸福感の方が、れいむの感情を支配していました。
れいむはしあわせ?
おちびちゃんをころして、しあわせ?
れいむは……、おちびちゃんをたべて……、……しあわせ?
おちびちゃんをころして、しあわせ?
れいむは……、おちびちゃんをたべて……、……しあわせ?
れいむは考え、考え、考え……、……そして。
「ゆ……、ゆひぇっ……、ゆひぇひぇっ……、おちびちゃん……、おいしかった……、ゆひぇひぇっ……、れいむ、しあわせー……」
れいむは、考えることを、やめました。
「……こわれたのかー」
『るーみあ』は、もはやケタケタと笑うだけのれいむを見て、つまらなさそうにそう言いました。
「……まぁ、これでやりやすくなったのかー。るーみあ、みているのかー」
『るーみあ』はれいむの頭を押さえつけると、ポケットから何かを取り出しました。
……それは、鋭く研ぎ澄まされた、ナイフのような形をした石でした。
『るーみあ』は、何の躊躇いもなく、れいむの額にその石を突き立てました。
「ゆぎっ!?」
『るーみあ』は突き立てた石を下の方へ引き、れいむの額の切り口をさらに広げました。
そして石を引き抜き、その切り口を両手で強引に横に広げました。
「ゆ……、ぎ……、い、い……!!」
『るーみあ』は服の袖を捲くり上げ、れいむの額の切り口に、腕を突っ込みました。
「はぎぃっ……!?」
れいむは白目を剥き、ビクン、ビクン、と震えましたが、中身が漏れ出さなければ、まず死なないという、ゆっくり特有の生命力の強さ故に死ぬまでは至りませんでした。
れいむが痙攣している間、『るーみあ』の腕はズブズブと奥の方へ入って行きます。
「……お、あったのかー」
そう言うと、『るーみあ』はれいむの餡子の中から、餡子まみれの腕を引っこ抜きました。
……その手には、黒い何かが握られていました。
「ゆっ……!!」
『るーみあ』が腕を引き抜くと同時に、れいむは大きくビクン!と痙攣した後、全く動かなくなりました。
「るーみあ、これ、たべてみるのかー」
『るーみあ』は、黙って『るーみあ』のやっていることを見ていたるーみあに、手に持っていた黒い何かを投げて寄こしました。
「『るーみあ』、……これ、いったいなんなのかー?」
「ゆっくりの『ちゅうすうあん』なのかー。これをつぶされるか、ひっこぬかれるかすると、ゆっくりはしんじゃうのかー」
「そーなのかー……。……るーみあにも、この『ちゅうすうあん』があるのかー?」
「あるのかー。どうつきだったら、だいたいむねのぶぶんにあるのかー」
「そーなのかー。……ところで、これ、うまいのかー?」
るーみあはゆっくりの中枢餡を見ながら、半信半疑で『るーみあ』に尋ねました。
「みためはわるいけど、うまいのかー」
「……それじゃ、いただきますなのかー」
るーみあは騙されたと思って、その中枢餡を口の中に放り込みました。
「むーしゃむーしゃ……。……!!……うまい……。……うまいのか……」
るーみあの口の中に広がったのは、先程の赤まりさとは比べ物にならない位の、とろけるような、それでいて、しつこくない甘味。
あまりの美味さに、るーみあの目からホロリと涙がこぼれ落ちました。
「おとなのゆっくりのいちばんおいしいところは、そのちゅうすうあんなのかー。あかゆとおなじで、いためつければいためつけるほど、さらにおいしくなるのかー」
「……さんこうになったのかー……」
「あ、そろそろなのかー」
そう言って『るーみあ』が目をやったのは、先程から殺し合いを続けていた赤れいむ達の方でした。
見ると、頬に噛み痕が付いている赤れいむが、あんよやら背中やらから餡子が漏れ出ている赤れいむの上で、何度も跳ねていました。
「ちにぇっ!!ちにぇっ!!ちにえぇぇぇぇっ!!」
「ゆ……、ぴ……」
頬に噛み傷の付いている赤れいむは瀕死の赤れいむの上で何度も跳ね……、……そして、瀕死の赤れいむは口から大量の命の餡子を吐きだし、永遠にゆっくりしました。
「ゆ……、ゆゆ~ん!!ゆっくちできにゃいくじゅをゆっくちできにゃくしちゃよ!!れいみゅ、ちゅよくっちぇごめんにぇ!!」
自分の姉妹を殺した生き残りの赤れいむは、歯茎をむき出しにして笑いながら、勝利宣言をしました。
「ごくろうさまなのかー」
……そして、『るーみあ』に掴まれ、笑顔のまま、『るーみあ』の口の中に放り込まれました。
「うーん、ほどよいあまさ、なのかー」
「わはー。そーなのかー」
二人は楽しそうに笑いました。
「……こわれたのかー」
『るーみあ』は、もはやケタケタと笑うだけのれいむを見て、つまらなさそうにそう言いました。
「……まぁ、これでやりやすくなったのかー。るーみあ、みているのかー」
『るーみあ』はれいむの頭を押さえつけると、ポケットから何かを取り出しました。
……それは、鋭く研ぎ澄まされた、ナイフのような形をした石でした。
『るーみあ』は、何の躊躇いもなく、れいむの額にその石を突き立てました。
「ゆぎっ!?」
『るーみあ』は突き立てた石を下の方へ引き、れいむの額の切り口をさらに広げました。
そして石を引き抜き、その切り口を両手で強引に横に広げました。
「ゆ……、ぎ……、い、い……!!」
『るーみあ』は服の袖を捲くり上げ、れいむの額の切り口に、腕を突っ込みました。
「はぎぃっ……!?」
れいむは白目を剥き、ビクン、ビクン、と震えましたが、中身が漏れ出さなければ、まず死なないという、ゆっくり特有の生命力の強さ故に死ぬまでは至りませんでした。
れいむが痙攣している間、『るーみあ』の腕はズブズブと奥の方へ入って行きます。
「……お、あったのかー」
そう言うと、『るーみあ』はれいむの餡子の中から、餡子まみれの腕を引っこ抜きました。
……その手には、黒い何かが握られていました。
「ゆっ……!!」
『るーみあ』が腕を引き抜くと同時に、れいむは大きくビクン!と痙攣した後、全く動かなくなりました。
「るーみあ、これ、たべてみるのかー」
『るーみあ』は、黙って『るーみあ』のやっていることを見ていたるーみあに、手に持っていた黒い何かを投げて寄こしました。
「『るーみあ』、……これ、いったいなんなのかー?」
「ゆっくりの『ちゅうすうあん』なのかー。これをつぶされるか、ひっこぬかれるかすると、ゆっくりはしんじゃうのかー」
「そーなのかー……。……るーみあにも、この『ちゅうすうあん』があるのかー?」
「あるのかー。どうつきだったら、だいたいむねのぶぶんにあるのかー」
「そーなのかー。……ところで、これ、うまいのかー?」
るーみあはゆっくりの中枢餡を見ながら、半信半疑で『るーみあ』に尋ねました。
「みためはわるいけど、うまいのかー」
「……それじゃ、いただきますなのかー」
るーみあは騙されたと思って、その中枢餡を口の中に放り込みました。
「むーしゃむーしゃ……。……!!……うまい……。……うまいのか……」
るーみあの口の中に広がったのは、先程の赤まりさとは比べ物にならない位の、とろけるような、それでいて、しつこくない甘味。
あまりの美味さに、るーみあの目からホロリと涙がこぼれ落ちました。
「おとなのゆっくりのいちばんおいしいところは、そのちゅうすうあんなのかー。あかゆとおなじで、いためつければいためつけるほど、さらにおいしくなるのかー」
「……さんこうになったのかー……」
「あ、そろそろなのかー」
そう言って『るーみあ』が目をやったのは、先程から殺し合いを続けていた赤れいむ達の方でした。
見ると、頬に噛み痕が付いている赤れいむが、あんよやら背中やらから餡子が漏れ出ている赤れいむの上で、何度も跳ねていました。
「ちにぇっ!!ちにぇっ!!ちにえぇぇぇぇっ!!」
「ゆ……、ぴ……」
頬に噛み傷の付いている赤れいむは瀕死の赤れいむの上で何度も跳ね……、……そして、瀕死の赤れいむは口から大量の命の餡子を吐きだし、永遠にゆっくりしました。
「ゆ……、ゆゆ~ん!!ゆっくちできにゃいくじゅをゆっくちできにゃくしちゃよ!!れいみゅ、ちゅよくっちぇごめんにぇ!!」
自分の姉妹を殺した生き残りの赤れいむは、歯茎をむき出しにして笑いながら、勝利宣言をしました。
「ごくろうさまなのかー」
……そして、『るーみあ』に掴まれ、笑顔のまま、『るーみあ』の口の中に放り込まれました。
「うーん、ほどよいあまさ、なのかー」
「わはー。そーなのかー」
二人は楽しそうに笑いました。
「ゆ……、ひ……」
……るーみあに椅子扱いされているまりさの頭の中は、既に娘や番を殺された怒りや殺意などはとっくの昔に消え去っており、恐怖だけしか残っていませんでした。
……何なんだ、何なんだこいつ等は。
まりさに似たおちびを、れいむに似たおちびを、産まれてくる筈だったおちびを、……そして、れいむを、殺した。
それも、残酷に、一切の慈悲もなく。
……なのに、こいつ等は全く悪びれもなく、……笑っている。
狂っている。
こいつ等は、狂っている。
何も悪くないまりさやれいむ、おちび達を殺して、笑って……。
……一体、何がそんなに楽しいんだ。
分からない。
……まりさには、分からない。
まりさは全く分かりませんでした。
何故こんなことになってしまったのか。
一体どこで、何を間違えてしまったのか。
……しかし、まりさがそんなことを考えても、もはや何の意味もありません。
……何なんだ、何なんだこいつ等は。
まりさに似たおちびを、れいむに似たおちびを、産まれてくる筈だったおちびを、……そして、れいむを、殺した。
それも、残酷に、一切の慈悲もなく。
……なのに、こいつ等は全く悪びれもなく、……笑っている。
狂っている。
こいつ等は、狂っている。
何も悪くないまりさやれいむ、おちび達を殺して、笑って……。
……一体、何がそんなに楽しいんだ。
分からない。
……まりさには、分からない。
まりさは全く分かりませんでした。
何故こんなことになってしまったのか。
一体どこで、何を間違えてしまったのか。
……しかし、まりさがそんなことを考えても、もはや何の意味もありません。
「るーみあ、このいしをかすから、るーみあもやってみるのかー。ちょうど、もういっぴきいるのかー」
「わはー、そーなのかー。それじゃあ、まずはりょうめをつぶしてからやってみるのかー」
「わはー、そーなのかー。それじゃあ、まずはりょうめをつぶしてからやってみるのかー」
……そう長くない内に、まりさも家族の後を追うことになるのですから。
「わはー。あのまりさ、おいしかったのかー」
「それはよかったのかー」
……あれから二人はゆっくり親子の巣を出てから、特に何をする訳でもなく、ふわふわと漂っていました。
「それにしても、『るーみあ』はものしりなのかー。るーみあのしらないことをたくさんしっているのかー」
「よせやいなのかー」
るーみあに褒められた『るーみあ』は照れ臭そうに言いました。
「おとーさんとおかーさんにおしえてもらったのかー?」
「ちがうのかー。ぜんぶ、じぶんでおぼえたのかー。というより、『るーみあ』には、おとーさんもおかーさんもいないのかー」
「そ、そーなのか?」
「そーなのかー。『るーみあ』は、もともとこのもりでうまれたんじゃないのかー」
「どういうことなのかー?」
「なんだかよくわからない……、せまいへやのなかだったのかー。そのせまいへやにはとうめいなかべがあって、そのかべのむこうに、にんげんさんたちがいたのかー」
「にんげんさんがいたのかー?」
「そーなのかー。にんげんさんたちは、『るーみあ』のほうをみるけど、『るーみあ』のしたのほうをみると、なぜかがっかりしたり、ためいきをついたりして、はなれていっちゃうのかー」
「……そーなのかー」
「だいたいきまったじかんになると、にんげんさんがとうめいなかべをどけて、ごはんをくれるのかー。そのあとすぐに、にんげんさんがとうめいなかべをもとにもどしちゃうのかー」
「……」
「『るーみあ』はおそとにでたかったけど、とうめいなかべをいくらおしても、びくともしなかったのかー。にんげんさんがとうめいなかべをどけたときにでようとしたこともあったのかー」
「……それで、どうだったのかー?」
「だめだったのかー。からだのはんぶんがでたところで、にんげんさんにつかまって、もどされちゃうのかー」
「……」
「『るーみあ』は、ずっとこのせまいへやのなかでいきていくんだなっておもったのかー。でも……」
「……でも?」
「あるひのよる、にんげんさんがいつものようにるーみあにごはんをくれて、いつものようにとうめいなかべをもどそうとしたとき、しらないにんげんさんが、にんげんさんにこえをかけたのかー」
「……」
「にんげんさんは、しらないにんげんさんと、すこしはなれたばしょで、たのしそうにおしゃべりしてたのかー。……そのとき、とうめいなかべさんは、あいていたままだったのかー」
「……」
「『るーみあ』は、こっそりへやからでたのかー。にんげんさんは、しらないにんげんさんとのおしゃべりにむちゅうで、こっちをむいていなかったのかー」
「……」
「『るーみあ』はしずかに、にんげんさんがではいりしているかべさんをあけて、はじめて、おそとにでたのかー」
「……」
「そのあと、にんげんさんがおどろいたかおをして、『るーみあ』のことをおいかけてきたのかー。『るーみあ』はそらをとんで、にげたのかー」
「……」
「……そして、そらをとんでいるうちに、いつのまにか、このもりにたどりついたのかー」
「……それは、たいへんだったのかー」
るーみあは『るーみあ』の過去を聞いて、苦労したのだなと心底思いました。
「そのあと、『るーみあ』は、このもりで、いろんなゆっくりとあったのかー」
「そーなのかー」
「でも、なぜか『るーみあ』のことをみて、こわがったり、ゆっくりできないといっておそいかかったりしたのかー」
「……それはわかるのかー。るーみあも、そういうときが、けっこうあるのかー」
「ほんとう、どうしてなのかわからないのかー」
『るーみあ』は首を傾げながらそう言いました。
……本人達は知らないことですが、るーみあ種は能天気な性分とは裏腹に、捕食種に分類されています。
野生や野良のゆっくりの殆どはるーみあ種のことを知らず、見た目がふらん種に少し似ていることから、ふらんと勘違いされたり、自分達とは違う、ゆっくり出来ない奴と見なされることが多々あります。
「ふわあぁ……。……なんだか、ねむくなってきたのかー。……ごめん、るーみあ、きょうはここらへんでかえるのかー」
大分時間が経ち、『遊び』疲れた『るーみあ』は、『るーみあ』にそう言いました。
「わはー。わかったのかー。……それじゃあ、つぎのまんげつのよるに、またここであおうなのかー」
「わはー。わかったのかー。たのしみにしているのかー」
「それじゃ、ばいばいなのかー」
また会う約束を交わした二人は、互いに背を向けて家へと帰るべく、来た道を戻り始めました。
「……あ……、『るーみあ!』」
「……?どうしたのかー」
……かに思えましたが、るーみあは途中で立ち止まり、『るーみあ』を呼び止めました。
「……ききたいことがあるのかー」
「なにをききたいのかー?すりーさいずからぱんつのいろまで、どんとこいなのかー」
『るーみあ』はケラケラと笑いながらそう言いました。
「それはよかったのかー」
……あれから二人はゆっくり親子の巣を出てから、特に何をする訳でもなく、ふわふわと漂っていました。
「それにしても、『るーみあ』はものしりなのかー。るーみあのしらないことをたくさんしっているのかー」
「よせやいなのかー」
るーみあに褒められた『るーみあ』は照れ臭そうに言いました。
「おとーさんとおかーさんにおしえてもらったのかー?」
「ちがうのかー。ぜんぶ、じぶんでおぼえたのかー。というより、『るーみあ』には、おとーさんもおかーさんもいないのかー」
「そ、そーなのか?」
「そーなのかー。『るーみあ』は、もともとこのもりでうまれたんじゃないのかー」
「どういうことなのかー?」
「なんだかよくわからない……、せまいへやのなかだったのかー。そのせまいへやにはとうめいなかべがあって、そのかべのむこうに、にんげんさんたちがいたのかー」
「にんげんさんがいたのかー?」
「そーなのかー。にんげんさんたちは、『るーみあ』のほうをみるけど、『るーみあ』のしたのほうをみると、なぜかがっかりしたり、ためいきをついたりして、はなれていっちゃうのかー」
「……そーなのかー」
「だいたいきまったじかんになると、にんげんさんがとうめいなかべをどけて、ごはんをくれるのかー。そのあとすぐに、にんげんさんがとうめいなかべをもとにもどしちゃうのかー」
「……」
「『るーみあ』はおそとにでたかったけど、とうめいなかべをいくらおしても、びくともしなかったのかー。にんげんさんがとうめいなかべをどけたときにでようとしたこともあったのかー」
「……それで、どうだったのかー?」
「だめだったのかー。からだのはんぶんがでたところで、にんげんさんにつかまって、もどされちゃうのかー」
「……」
「『るーみあ』は、ずっとこのせまいへやのなかでいきていくんだなっておもったのかー。でも……」
「……でも?」
「あるひのよる、にんげんさんがいつものようにるーみあにごはんをくれて、いつものようにとうめいなかべをもどそうとしたとき、しらないにんげんさんが、にんげんさんにこえをかけたのかー」
「……」
「にんげんさんは、しらないにんげんさんと、すこしはなれたばしょで、たのしそうにおしゃべりしてたのかー。……そのとき、とうめいなかべさんは、あいていたままだったのかー」
「……」
「『るーみあ』は、こっそりへやからでたのかー。にんげんさんは、しらないにんげんさんとのおしゃべりにむちゅうで、こっちをむいていなかったのかー」
「……」
「『るーみあ』はしずかに、にんげんさんがではいりしているかべさんをあけて、はじめて、おそとにでたのかー」
「……」
「そのあと、にんげんさんがおどろいたかおをして、『るーみあ』のことをおいかけてきたのかー。『るーみあ』はそらをとんで、にげたのかー」
「……」
「……そして、そらをとんでいるうちに、いつのまにか、このもりにたどりついたのかー」
「……それは、たいへんだったのかー」
るーみあは『るーみあ』の過去を聞いて、苦労したのだなと心底思いました。
「そのあと、『るーみあ』は、このもりで、いろんなゆっくりとあったのかー」
「そーなのかー」
「でも、なぜか『るーみあ』のことをみて、こわがったり、ゆっくりできないといっておそいかかったりしたのかー」
「……それはわかるのかー。るーみあも、そういうときが、けっこうあるのかー」
「ほんとう、どうしてなのかわからないのかー」
『るーみあ』は首を傾げながらそう言いました。
……本人達は知らないことですが、るーみあ種は能天気な性分とは裏腹に、捕食種に分類されています。
野生や野良のゆっくりの殆どはるーみあ種のことを知らず、見た目がふらん種に少し似ていることから、ふらんと勘違いされたり、自分達とは違う、ゆっくり出来ない奴と見なされることが多々あります。
「ふわあぁ……。……なんだか、ねむくなってきたのかー。……ごめん、るーみあ、きょうはここらへんでかえるのかー」
大分時間が経ち、『遊び』疲れた『るーみあ』は、『るーみあ』にそう言いました。
「わはー。わかったのかー。……それじゃあ、つぎのまんげつのよるに、またここであおうなのかー」
「わはー。わかったのかー。たのしみにしているのかー」
「それじゃ、ばいばいなのかー」
また会う約束を交わした二人は、互いに背を向けて家へと帰るべく、来た道を戻り始めました。
「……あ……、『るーみあ!』」
「……?どうしたのかー」
……かに思えましたが、るーみあは途中で立ち止まり、『るーみあ』を呼び止めました。
「……ききたいことがあるのかー」
「なにをききたいのかー?すりーさいずからぱんつのいろまで、どんとこいなのかー」
『るーみあ』はケラケラと笑いながらそう言いました。
「……ひとりぼっちで、さみしくないのか?」
「……」
るーみあのその言葉に『るーみあ』は笑うのを止め、黙ってるーみあを見つめました。
「……やっぱり、『るーみあ』は、ひとりぼっちでさみしいとおもうのかー。るーみあは、『るーみあ』といっしょにいたいのかー」
「……」
「るーみあ、おにいさんにたのんでみるのかー。『るーみあ』といっしょにくらしたいって。……おにいさんは、だめだっていうかもしれないけど……、……でも……」
「るーみあ、ありがとうなのかー。でも、『るーみあ』はだいじょうぶなのかー」
「……」
「るーみあのきもちはうれしいけど、にんげんさんといっしょなのは、ちょっといやなのかー」
「……」
「ここならすきなだけあそべるし、すやすやできるし、むーしゃむーしゃできるし、しあわせー、なのかー。……そう、……『じゆう』、なのかー」
……『自由』。
……それは、『るーみあ』がこの世に産まれ落ちてから、ずっと求め続けていたものでした。
だからこそ、今、『自由』の中にいる彼女は決して不幸ではなく、幸せの中にいるのです。
「それに、『るーみあ』はひとりぼっちじゃないのかー。るーみあがともだちだから、ぜんぜんさみしくなんかないのかー」
「……わかったのかー。……かってなことをいって、ごめんなのかー」
「わはー。だいじょうぶなのかー。……それじゃ、こんどこそ、ばいばいなのかー」
「……うん!ばいばいなのかー!」
るーみあは手を振って、『るーみあ』の背中を見送り続けました。
……やがて、『るーみあ』の姿が闇の中に消え、完全に見えなくなりました。
るーみあのその言葉に『るーみあ』は笑うのを止め、黙ってるーみあを見つめました。
「……やっぱり、『るーみあ』は、ひとりぼっちでさみしいとおもうのかー。るーみあは、『るーみあ』といっしょにいたいのかー」
「……」
「るーみあ、おにいさんにたのんでみるのかー。『るーみあ』といっしょにくらしたいって。……おにいさんは、だめだっていうかもしれないけど……、……でも……」
「るーみあ、ありがとうなのかー。でも、『るーみあ』はだいじょうぶなのかー」
「……」
「るーみあのきもちはうれしいけど、にんげんさんといっしょなのは、ちょっといやなのかー」
「……」
「ここならすきなだけあそべるし、すやすやできるし、むーしゃむーしゃできるし、しあわせー、なのかー。……そう、……『じゆう』、なのかー」
……『自由』。
……それは、『るーみあ』がこの世に産まれ落ちてから、ずっと求め続けていたものでした。
だからこそ、今、『自由』の中にいる彼女は決して不幸ではなく、幸せの中にいるのです。
「それに、『るーみあ』はひとりぼっちじゃないのかー。るーみあがともだちだから、ぜんぜんさみしくなんかないのかー」
「……わかったのかー。……かってなことをいって、ごめんなのかー」
「わはー。だいじょうぶなのかー。……それじゃ、こんどこそ、ばいばいなのかー」
「……うん!ばいばいなのかー!」
るーみあは手を振って、『るーみあ』の背中を見送り続けました。
……やがて、『るーみあ』の姿が闇の中に消え、完全に見えなくなりました。
「……また、あえるのかー。……だから、さみしくないのかー。……うん、そーなのかー」
るーみあは少しだけ微笑んでそう言いながら、ふわふわと浮かんで、元来た道を戻り始めました。
「わはー。つぎのまんげつのよるがたのしみなのかー」
……そこは、暗闇に覆われた森の中。
その暗闇の世界の中に、一人のゆっくりるーみあが、ふわふわと浮かんでいました。
「わはー。ついたのかー」
彼女は無事、自分の棲み処の巣穴に辿り着き、その巣穴にもぞもぞと潜りました。
……彼女は、両親の顔を知りません。
……彼女は、姉妹の顔を知りません。
……彼女は、家族の顔を知りません。
……ですが、彼女はちっともさみしいとは感じていません。
何故なら彼女には、『二つ』の友達がいるからです。
一つは、自分と瓜二つの、心優しいゆっくりるーみあ。
そしてもう一つは……。
「それじゃあ、おやすみなさいなのかー」
彼女が目覚めている間、自分の傍にいる存在。
彼女が眠りにつくまでの間、自分の傍にいる存在。
彼女が目覚めた時、自分の傍にいる存在。
その暗闇の世界の中に、一人のゆっくりるーみあが、ふわふわと浮かんでいました。
「わはー。ついたのかー」
彼女は無事、自分の棲み処の巣穴に辿り着き、その巣穴にもぞもぞと潜りました。
……彼女は、両親の顔を知りません。
……彼女は、姉妹の顔を知りません。
……彼女は、家族の顔を知りません。
……ですが、彼女はちっともさみしいとは感じていません。
何故なら彼女には、『二つ』の友達がいるからです。
一つは、自分と瓜二つの、心優しいゆっくりるーみあ。
そしてもう一つは……。
「それじゃあ、おやすみなさいなのかー」
彼女が目覚めている間、自分の傍にいる存在。
彼女が眠りにつくまでの間、自分の傍にいる存在。
彼女が目覚めた時、自分の傍にいる存在。
彼女は目の前の存在……、……『闇』に向かって、そう呟きました。
そして彼女は、ゆっくりと目を閉じ、すぐに寝息を立て始めました。
そんな彼女を見守り、寄り添うように、そして、優しく包み込むように。
『闇』は、今日も彼女の傍に居続けるのでした。
END
あとがき
反省点です。
1 二人のるーみあの会話が混濁しすぎました。
2 後半辺り、何が言いたいのかよく分からない文章になったと思います。
3 闇が友達って、どこの中二病だよ。
結論
新年明けましておめでとうございます。
前回のリハビリ作品のおかげで、ある程度コツを取り戻せた感じがしてきました。
唐突ですが、私はるーみあが大好きです。
とにかくるーみあが大好きなんです。
そんな私の今年の願いは、「るーみあブームが来ますように」です。
こんな訳の分からないSSを書く私ですが、これからもどうかよろしくお願いします。
1 二人のるーみあの会話が混濁しすぎました。
2 後半辺り、何が言いたいのかよく分からない文章になったと思います。
3 闇が友達って、どこの中二病だよ。
結論
新年明けましておめでとうございます。
前回のリハビリ作品のおかげで、ある程度コツを取り戻せた感じがしてきました。
唐突ですが、私はるーみあが大好きです。
とにかくるーみあが大好きなんです。
そんな私の今年の願いは、「るーみあブームが来ますように」です。
こんな訳の分からないSSを書く私ですが、これからもどうかよろしくお願いします。
今までに書いたSS
anko1656 クズとゲス
anko1671 うにゅほのカリスマ求道記
anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○?
anko1788 そんなの常識ですよ?
anko1926~1928 二人はW ~Yは二度と帰らない~
anko2079 しんぐるまざー
anko2750 無意識だから
anko1656 クズとゲス
anko1671 うにゅほのカリスマ求道記
anko1767 あなたは、食べてもいい○○○○?
anko1788 そんなの常識ですよ?
anko1926~1928 二人はW ~Yは二度と帰らない~
anko2079 しんぐるまざー
anko2750 無意識だから
挿絵:さなえあき