ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3161 どーしてくれないの?
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ankoss
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『どーしてくれないの?』 3KB
小ネタ 駆除 小ねたです
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「おやさいのひとりじめは、ゆっくりできないよ!ぜんぶ、れいむたちにちょうだいね!」
「やい、くそにんげん!ここはまりささまのための、ゆっくりぷれいすなのぜ!さっさと、はたけさんからでていくのぜ!」
畑の周りに集まって騒ぐゆっくり達、その数はざっと30くらいだろうか?
大小さまざまなゆっくりが、畑の周りに張り巡らされた対ゆっくり用ネットの向こうで大騒ぎをしている。
一枚の薄っぺらなネットの向こうに広がる、壮大なキャベツ畑の前で悔しそうに、苛立っているゆっくり達の群れ。
大小さまざまなゆっくりが、畑の周りに張り巡らされた対ゆっくり用ネットの向こうで大騒ぎをしている。
一枚の薄っぺらなネットの向こうに広がる、壮大なキャベツ畑の前で悔しそうに、苛立っているゆっくり達の群れ。
これは野生のゆっくりの定番とも言える行動の一つだ。
単独で押しかけてきて、畑の所有権を主張する者も居れば、今回のように群単位で現れ、まるでデモでもやっているかのように騒ぎ立てる。
当然の事ながら、人間はその主張を聞き入れる事などない。
単独で押しかけてきて、畑の所有権を主張する者も居れば、今回のように群単位で現れ、まるでデモでもやっているかのように騒ぎ立てる。
当然の事ながら、人間はその主張を聞き入れる事などない。
「なにしてるのぜ!いたいめにあいたくなかったら、さっさとたちさるのぜ!」
「むきゅ!なんてみがってな、にんげんなのかしら?ここはみんなのものよ!さっさとでていきなさい!」
「おやいはみんなのものだよ!れいむがぜんぶたべてあげるから、ゆっくりかんしゃしてね!!」
ゆっくり達はネットの前で、叫んだり、跳ねたりの、大騒ぎを続ける。
ネットに体当たりをしたり、枝や石でネットに攻撃するものもいるが、そんな事ではネットは破れはしなかった。
ネットに体当たりをしたり、枝や石でネットに攻撃するものもいるが、そんな事ではネットは破れはしなかった。
ガタガダガタガタガタ………
「ゆゆ?なんなのぜ、このおとは?なんだかゆっくりできないんだぜ!」
「ゆ~ん?なんなの?どこからきこえてくるの?」
ゆっくり達は、突然聞こえてきた異音を不振がる。
野生の暮らしでは、まず聞くことのない機械音。
ネットを壊そうとしていたゆっくり達も、音に気がついて作業を止める。
野生の暮らしでは、まず聞くことのない機械音。
ネットを壊そうとしていたゆっくり達も、音に気がついて作業を止める。
「ゆっがぁぁぁぁ?!なんなのぜ、あのすぃーは?!」
「うるさいんだねーゆっくりできないんだねーわかるよー!」
「むきゅ!あのすぃーに、むちなにんげんがのっているわ!むきゅきゅ!わかったわ!ほかのだゆっくりはごまかせても、ぱちぇはごまかせないわ!」
「ゆーん?いったい、なにがわかったの?それとれいむは『だゆっくり』じゃないよ!ていせいしてね!」
「むきゅ…あれは、にんげんのすぃーよ!ぱちぇは、じぶんのおどろくべき、ぶれいんさんが、ときどきこわくなるわ!」
「ゆっがぁぁぁ!にんげんのくせに、すぃーにのるなんて、なまいきだぜぇぇぇ!!」
ガタガタガタガタガタ…
グチャ!ベキッ!バキッ!
グチャ!ベキッ!バキッ!
ゆっくり達が下らない会話をしている間に、「にんげんのすぃー」こと、トラクターがキャベツを踏み潰していく。
それに気がついたゆっくり達は、何が起こっているのか理解出来ずにしばし固まる。
それに気がついたゆっくり達は、何が起こっているのか理解出来ずにしばし固まる。
「………ゆは?…ゆっがぁぁぁ!!なにやってるんだぜぇぇぇぇぇ!!」
「むっきょぉぉぉぉ?!しんじられないわぁぁぁぁぁ!どぼじでおやざいを、つぶじでるのぉぉぉ?!むぎょ!エレエレエレエレ…」
「にゃがぁぁぁぁ?!わがらないよぉぉぉぉぉぉ!!」
そして事の重大さに気がついた時、ゆっくり達は火がついた様に騒ぎ始める。
各ゆっくりが口々に抗議の声を上げ、集団でネットに体当たりを始める。
各ゆっくりが口々に抗議の声を上げ、集団でネットに体当たりを始める。
「よし!いまだっぺ!」
トラクターに乗った人間の合図と共に、急にネットが取り払われる。
怒りに任せたゆっくり達は、野菜に目もくれず、一斉にトラクターに飛び掛った。
怒りに任せたゆっくり達は、野菜に目もくれず、一斉にトラクターに飛び掛った。
「やめろぉぉぉぉぉ!まり 『グチャ!』 ゆげっ!」
「やめてねぇぇぇ!れいむのおや 『グチャ!』 ゆぶっ!」
「おやざいをつぶすなんて、わがらなぁぁ 『グチャ!』 にゃぶ!」
「くそにんげんは、すみやかに、はたけをあけわた 『グチャ!』 むびゅ!」
キャベツと共に、次々に踏み潰されていくゆっくり達。
たちまち、周囲には甘い匂いが漂い始める。
こうして1時間もしない内に、畑のキャベツと集まっていたゆっくり達は、すべて潰されて土に混ざっていた。
たちまち、周囲には甘い匂いが漂い始める。
こうして1時間もしない内に、畑のキャベツと集まっていたゆっくり達は、すべて潰されて土に混ざっていた。
「げびょ…ゆぎ…どぼじで…ごんな…つぶすなら…わけてぐれても…ぎぎ…ゆが…」
死に損なった1匹のゆっくりが、悲しそうな、悔しそうな顔で、誰に言うでもなく呟く。
そんな呟きを、たまたま耳にした人影が、その問いに答えた。
そんな呟きを、たまたま耳にした人影が、その問いに答えた。
「むずかしいことは、わからねぇけんど…やさいをつくりすぎると、もうからねぇっぺよ…」
「ゆぎぎ…そんなの…わがら…ゆっぐ…どぼじ……ぼじで……ど…じ…て」
潰れかけて何のゆっくりかも解らなくなったそれは、悔しそうに歯軋りをすると動かなくなった。
「ほんとうは、ゆうかだって、こんなことはしたくねえっぺよ…でも、しかたねえんだ…にんげんさんに、くわしてもらってから…のうかのつごうがあるっぺよ…」
寂しそうな背中はそう呟くと、何も無くなった畑を後にした。
完
徒然あき