ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3347 道路さんはゆっくりできない
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ankoss
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『道路さんはゆっくりできない』 7KB
いじめ 日常模様 現代 D.Oリハビリ用・虐待成分小
いじめ 日常模様 現代 D.Oリハビリ用・虐待成分小
SSの書き方とか忘れちゃったーひゃっほーい
『道路さんはゆっくりできない』
D.O
D.O
「「「「「おねーさん!ゆっくりしていってね!」」」」」
『ひゃうっ!?驚いた!』
『ひゃうっ!?驚いた!』
夕食の材料を買うため家を出ると、家のすぐ近くの公園入り口前、歩道上の白線の上に、
家族と思われるゆっくり達が並んでいた。
家族と思われるゆっくり達が並んでいた。
公園側から見ると、全員が綺麗に横一列に並んでいる。
中央には成体れいむ、おそらく一家の母親かな?
その右脇には赤れいむ、左脇には赤まりさ。
中央には成体れいむ、おそらく一家の母親かな?
その右脇には赤れいむ、左脇には赤まりさ。
今にも公園に向かっておうち宣言しそうなポジショニングだけど、何だか様子がおかしい。
『なに泣きそうな顔してんの、あんた達』
「ゆ…ゆぐ、おねーざん…」
「ゆっくちたすけちぇ…」
「ゆ…ゆぐ、おねーざん…」
「ゆっくちたすけちぇ…」
野良ゆっくりに何かを懇願されることなど日常茶飯事ではあるが、
しかしこのれいむ達の場合、別に栄養状態も悪くなさそうだし、怪我した様子も無い。
私はゆっくりなど好きでも嫌いでもないけども、こうなってみると興味が湧いてきた。
しかしこのれいむ達の場合、別に栄養状態も悪くなさそうだし、怪我した様子も無い。
私はゆっくりなど好きでも嫌いでもないけども、こうなってみると興味が湧いてきた。
「……くろいじめんさんは、ゆっぐぢできないんだよぉぉおお!!」
「「ゆっくちおうちにかえりちゃいよぉぉおおお!!」」
『…は?』
「「ゆっくちおうちにかえりちゃいよぉぉおおお!!」」
『…は?』
黒い地面と言うのはアスファルト舗装されたこの歩道のことだろう。
……なんか、面白いことになっているようだ。
……なんか、面白いことになっているようだ。
「ゆぐ、ゆぅ…れいむたち、ゆっくりぷれいすでゆっくりしてたのに、ゆぅ…」
『ほうほう』
「へんなおにーしゃんが、『こうえんのそとであしょぼう』って…」
『ふむふむ、鬼意山がね』
「それで、このしろいじめんしゃんに、れいみゅたちをおろしちぇ…」
『うんうん、白線の上にね』
『ほうほう』
「へんなおにーしゃんが、『こうえんのそとであしょぼう』って…」
『ふむふむ、鬼意山がね』
「それで、このしろいじめんしゃんに、れいみゅたちをおろしちぇ…」
『うんうん、白線の上にね』
「「「このくろいじめんさんにさわったら、ゆっぐぢできなくなるよっていって、どっがいっちゃったのぉぉおお!!」」」
『…ふ~ん』
『…ふ~ん』
れいむ一家の視線の先は、先ほどの公園。
そこそこ大きな公園だし、この一家は公園の外に出たこともなかったのだろうか。
街中に住んでいながら、アスファルト舗装の道路にすら出たことが無かったとは、よほどこの公園は餌が豊富らしい。
そんな無知で純粋で、平和に暮らしていたれいむ一家に、
その鬼意山は、舗装された道路=触れるとゆっくりできなくなる地面、と吹きこんでいったようである。
まあ、ゆっくりにとっては道路自体死亡フラグなんだから、まんざら間違ってるとも言えないけど。
そこそこ大きな公園だし、この一家は公園の外に出たこともなかったのだろうか。
街中に住んでいながら、アスファルト舗装の道路にすら出たことが無かったとは、よほどこの公園は餌が豊富らしい。
そんな無知で純粋で、平和に暮らしていたれいむ一家に、
その鬼意山は、舗装された道路=触れるとゆっくりできなくなる地面、と吹きこんでいったようである。
まあ、ゆっくりにとっては道路自体死亡フラグなんだから、まんざら間違ってるとも言えないけど。
「「「ゆっぐぢたすけちぇぇぇえええ!!」」」
「おねーしゃん…まりしゃたちをゆっくちたすけちぇにぇ」
「おねがいじまず!このしろいじめんさんから、そっちのゆっくりぷれいすまではこんでぐだざい!!」
『ふーん』
「おねがいじまず!このしろいじめんさんから、そっちのゆっくりぷれいすまではこんでぐだざい!!」
『ふーん』
白い地面、路側帯の白線の上だけが安全な地面ということらしい。
なるほど。ゆっくりの力でこの白線の上から公園まで、黒い地面を踏まずにたどり着くのは無理そうだ。
…ていうか、母れいむのあんよ、すでに白線からはみ出してるけど、これは大丈夫なのかな?
まあ、実際はゆっくりが道路を歩いてるなんて良く見かけるし、害なんて無いんだろうけど。
なるほど。ゆっくりの力でこの白線の上から公園まで、黒い地面を踏まずにたどり着くのは無理そうだ。
…ていうか、母れいむのあんよ、すでに白線からはみ出してるけど、これは大丈夫なのかな?
まあ、実際はゆっくりが道路を歩いてるなんて良く見かけるし、害なんて無いんだろうけど。
『でも無理』
「どうしちぇぇぇえええ!?」
「どうしちぇぇぇえええ!?」
なんか泣き顔が可愛く思えてきたからだよ。
『いや、私腕力無いから運べないよ』
「ゆ、ゆわぁぁああん!れいむの、みわくのぼでぃらいんがわざわいしたよぉぉおお!!」
「ゆ、ゆっくち!?まりしゃは?すれんだーなまりしゃならはこべりゅ?」
『う~ん、でも、この靴の上って、私一人でもギリギリ浮いてられるところだから…
おちびちゃんが乗ると沈んじゃうかも』
「ゆ、ゆがーん!!」
「ゆ、ゆわぁぁああん!れいむの、みわくのぼでぃらいんがわざわいしたよぉぉおお!!」
「ゆ、ゆっくち!?まりしゃは?すれんだーなまりしゃならはこべりゅ?」
『う~ん、でも、この靴の上って、私一人でもギリギリ浮いてられるところだから…
おちびちゃんが乗ると沈んじゃうかも』
「ゆ、ゆがーん!!」
赤ゆっくり100匹抱えても、靴が道路に沈むはず無いんだけどね。
「し、しずむのはゆっくりできないよ…」
『それに、持ち上げる時うっかり黒い地面さん触っちゃったら、私が死んじゃうかも』
「しょ、しょんなにゆっぐぢでぎにゃいのぉぉおおお!?」
『それに、持ち上げる時うっかり黒い地面さん触っちゃったら、私が死んじゃうかも』
「しょ、しょんなにゆっぐぢでぎにゃいのぉぉおおお!?」
無害だよ。多分。
「も…ぢょ、ゆっぐぢ…エレエレ…」
「お、おちびちゃん、あんこさんはいちゃだめぇぇええ!?」
「ゆぐ、ゆ…、みゃみゃ、れいみゅゆっくちしちゃいよぉ」
「おちびちゃん、ゆっくりできるから!すーりすーり、もうすぐゆっくりできるからね!」
「ちゅーり、ちゅーり…ちあわちぇ…」
「お、おちびちゃん、あんこさんはいちゃだめぇぇええ!?」
「ゆぐ、ゆ…、みゃみゃ、れいみゅゆっくちしちゃいよぉ」
「おちびちゃん、ゆっくりできるから!すーりすーり、もうすぐゆっくりできるからね!」
「ちゅーり、ちゅーり…ちあわちぇ…」
さっそく赤れいむの精神が限界を越えたようだ。可愛い。
…ところで赤まりさは?
…ところで赤まりさは?
「ま、まりしゃはゆっくちにげりゅよ!」
道路の上にお帽子を浮かべ(?)、公園までお帽子の船で渡ろうということらしい。
小さな木の枝をオール代わりにして、なかなか本格的な船乗りまりさの雰囲気を醸し出している。
小さな木の枝をオール代わりにして、なかなか本格的な船乗りまりさの雰囲気を醸し出している。
「ゆっくちのっちゃよ!ゆっく!ゆっく…どうしちぇすすまにゃいのぉぉお!?」
やっぱ無理だよねー。
まあ、帽子の下は水面じゃなくて、アスファルト舗装された地面だしね。
地面に必死でオールを突き立て、お帽子船を進めようと必死な姿は微笑ましいけど、
このまま放っておいても退屈かな…うん。
まあ、帽子の下は水面じゃなくて、アスファルト舗装された地面だしね。
地面に必死でオールを突き立て、お帽子船を進めようと必死な姿は微笑ましいけど、
このまま放っておいても退屈かな…うん。
『ああ!?まりさ、大きな波が来たよ!!』
「ゆ、ゆっぴゃぁぁぁああん!?お、おちりゅぅぅうう!!」
「ゆ、ゆっぴゃぁぁぁああん!?お、おちりゅぅぅうう!!」
ポテッ!
あ、落ちた。
当然路面に波など無い。勝手にバランス崩しただけです。
当然路面に波など無い。勝手にバランス崩しただけです。
赤まりさは、仰向けにアスファルトの地面に倒れている。
最初は放心状態だったけど、徐々に顔が赤くなり、青くなり、土気色に変色していく。
信号機のように見事な変色で、実に興味深い。
最初は放心状態だったけど、徐々に顔が赤くなり、青くなり、土気色に変色していく。
信号機のように見事な変色で、実に興味深い。
「お、おちびちゃん…?だ、だいじょう、ぶ?」
「ゆ」
『ゆ?』
『ゆ?』
「ゆっぴゃぁぁぁああああ!?ま、まりしゃ、ゆっぐぢできなくなっぢゃうぅぅうう!?」
「おねえぢゃぁぁあん!ゆっぐぢぢでぇぇえええ!」
「おぢびぢゃん!はやぐ、はやぐもどっでぎでぇぇえええ!!」
「おねえぢゃぁぁあん!ゆっぐぢぢでぇぇえええ!」
「おぢびぢゃん!はやぐ、はやぐもどっでぎでぇぇえええ!!」
母れいむが舌でも伸ばせば届く距離なんだけど、叫ぶだけで助けないのはいかにもゆっくりらしい。
「ゆっぐぢ!?ゆっぐぢ!!ゆぐぢぃぃいいいい!!」
赤まりさはその間も、目玉が飛び出すほど両目を見開き、苦悶の表情で転げまわっている。
「いじゃい!いじゃいぃぃいいいい!?ゆっぐぢできにゃいぃぃいいい!!」
どうやら全くの無事故だったと言う訳ではなく、
良く見ると、背中(後頭部?)に小さなガラス片が食いこんでいた。
良く見ると、背中(後頭部?)に小さなガラス片が食いこんでいた。
『ああ~痛そ』
「なにか、なにかまりしゃにささっちぇるぅぅううう!?きょわいよぉぉおおお!」
「おぢびぢゃぁあああん!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢだよぉおお!」
「ゆぁぁん!おにぇーちゃんが、ゆっくちしちぇにゃいよぉぉおお!」
「なにか、なにかまりしゃにささっちぇるぅぅううう!?きょわいよぉぉおおお!」
「おぢびぢゃぁあああん!!ゆっぐぢ、ゆっぐぢだよぉおお!」
「ゆぁぁん!おにぇーちゃんが、ゆっくちしちぇにゃいよぉぉおお!」
こうして、私がれいむ一家の家族の絆に触れて暖かい気持ちになっている間に、
赤まりさは苦痛と恐怖から逃れるために地面を転げ回り続け、
勝手に全身をアスファルト路面で傷つけて餡子をこぼしていった。
そして、
赤まりさは苦痛と恐怖から逃れるために地面を転げ回り続け、
勝手に全身をアスファルト路面で傷つけて餡子をこぼしていった。
そして、
「も…ぐぢ…」
「おぢびぢゃぁぁあああん!!」
「おぢびぢゃぁぁあああん!!」
最後は苦痛から逃れるためだろう、餡子を大量に吐いて、自殺のような最後を迎えて永遠にゆっくり
『は、かわいそうだから餡子戻すね』
「ゆ、ゆぐ…や、やべぢぇ…あにゃるにいれにゃいで…」
「おちびちゃん…ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ、ゆっぐぢしてね…」
「ゆ、ゆぐ…や、やべぢぇ…あにゃるにいれにゃいで…」
「おちびちゃん…ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ、ゆっぐぢしてね…」
死なせるのは可愛そうなので吐いた餡子はあにゃるから戻してあげた。
ケガの方も、背中のガラス片を取り除いて白線の上に戻したら落ち付いて来たようで、
母れいむのぺーろぺーろで回復したようだ。
ああ、楽しかった。
ケガの方も、背中のガラス片を取り除いて白線の上に戻したら落ち付いて来たようで、
母れいむのぺーろぺーろで回復したようだ。
ああ、楽しかった。
「まりしゃ…ゆっくち、しちゃい…」
「ゆぅ。みゃみゃ…れいみゅたち、もうちぬの…?ゆっくちできにゃいの…?」
「おちびちゃん……ゆぅ…」
「ゆぅ。みゃみゃ…れいみゅたち、もうちぬの…?ゆっくちできにゃいの…?」
「おちびちゃん……ゆぅ…」
れいむ一家は万策尽きたという表情で、楽天家のゆっくりらしくもなく、
永遠に未来を失ってしまった悲しみに、全身を包んでいた。
それにしてもこの一家との時間は、実に楽しいひと時だった。
永遠に未来を失ってしまった悲しみに、全身を包んでいた。
それにしてもこの一家との時間は、実に楽しいひと時だった。
『ひょいひょい、ひょいっと。じゃーねー。』
と言う訳で、十分に堪能させてもらったので、私はささっとれいむ一家を白線から持ち上げ、
公園の入り口に置いてやり、その場を去ったのだった。
3匹の
公園の入り口に置いてやり、その場を去ったのだった。
3匹の
「「「ぽかーん」」」
という表情は、驚きの表情とも、喜びや感謝の表情とも違う、実に面白い表情であった。
私も今回の件で、多少ゆっくりが好きになった。
今度飼う事も検討してみようかな。
私も今回の件で、多少ゆっくりが好きになった。
今度飼う事も検討してみようかな。
ところでこの数分後、今度は塀の上に仲良く並べられているまりさ一家がいた。
赤ゆっくりが元は20匹くらいいたのだろうが、ほとんど地面に落下したのか、
枝から落ちた柿のように潰れた跡が塀の下に大量にあり、
両脇を赤まりさ一匹づつに囲まれた親まりさは、涙も枯れ果て放心状態だった。
赤ゆっくりが元は20匹くらいいたのだろうが、ほとんど地面に落下したのか、
枝から落ちた柿のように潰れた跡が塀の下に大量にあり、
両脇を赤まりさ一匹づつに囲まれた親まりさは、涙も枯れ果て放心状態だった。
さすがに可愛そうなので、親まりさだけは塀の下におろして、
近くのゴミ捨て場でゴミを漁っていたありすとすっきり―させてあげたら泣いて喜んでいたが、
私はこれをやった虐待鬼意山に出会ったとしたら、こういってやりたい。
近くのゴミ捨て場でゴミを漁っていたありすとすっきり―させてあげたら泣いて喜んでいたが、
私はこれをやった虐待鬼意山に出会ったとしたら、こういってやりたい。
『死なせる内は修行が足らん。未熟者め』と。
挿絵:
挿絵:ラブリーぺろんぺろんあき
挿絵: