ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3425 びっくり饅頭
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『びっくり饅頭』 19KB
虐待 小ネタ 調理 赤ゆ 独自設定 お久しぶりです。虐待……かな?
虐待 小ネタ 調理 赤ゆ 独自設定 お久しぶりです。虐待……かな?
びっくり饅頭
「ゆっくち! ゆっくち!」
「ちぇん! ゆっくちきょーそーしゅるのじぇ!」
「わきゃるよー! きゃきぇっこなんじゃねー!」
「まりちゃ-!ときゃいはにがんばりゅのよー!」
「むきゅー……みんにゃげんきにぇ……ぱちぇはまどうちょがよみちゃいわ……」
「ちぇん! ゆっくちきょーそーしゅるのじぇ!」
「わきゃるよー! きゃきぇっこなんじゃねー!」
「まりちゃ-!ときゃいはにがんばりゅのよー!」
「むきゅー……みんにゃげんきにぇ……ぱちぇはまどうちょがよみちゃいわ……」
大型の透明な箱の中で、100匹を超えるゆっくりが声をあげていた。
サイズは温州みかんより一回り大きい程度。
植物型妊娠で産み落とされ、3日ほど経った赤ゆっくりだ。
種類はれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん、みょん。
サイズは温州みかんより一回り大きい程度。
植物型妊娠で産み落とされ、3日ほど経った赤ゆっくりだ。
種類はれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん、みょん。
「ちーんぴょ! びっぎゅまりゃぺにちゅ!」
「みょんはちょんなこといっちぇ、ときゃいはじゃにゃいわ!」
「みょーん!? ちーんぴょ! しょーりょー! ほーきぇー!」
「みょんはちょんなこといっちぇ、ときゃいはじゃにゃいわ!」
「みょーん!? ちーんぴょ! しょーりょー! ほーきぇー!」
そのどれもが賑やかに騒ぎ、唄い、踊り、跳ね回っている。
「れーみゅうちゃうよ! ゆ~ゆゆぅ~」
「まりちゃはしゃいしょくっ! なのじぇ! ちぇんにはまけにゃいのじぇ!」
「わきゃるよー! ちぇんみょまきぇにゃいんじゃねー!」
「まりちゃはしゃいしょくっ! なのじぇ! ちぇんにはまけにゃいのじぇ!」
「わきゃるよー! ちぇんみょまきぇにゃいんじゃねー!」
ごはんはたっぷり。水は好きなだけごーくごーく出来る。
最初はトイレの場所が判らず、うんうんして臭い思いもしたが、今はみんなどこでうんうんすべきかもちゃんと理解している。
床はつるつるで、赤ゆっくりの脆弱なあんよでも傷つくことはない。
最初はトイレの場所が判らず、うんうんして臭い思いもしたが、今はみんなどこでうんうんすべきかもちゃんと理解している。
床はつるつるで、赤ゆっくりの脆弱なあんよでも傷つくことはない。
「むきゅー……ぱちぇはゆっくりしちゃきゃべしゃんにしゅーりしゅーりしゅりゅわ」
生まれ落ちて以来、おかあさんにもおとうさんにも会えてはいない。
それは寂しいが、箱の隅にある「ゆっくりしたかべさん」にすーりすーりすると不思議と落ち着いてくる。
つるつるで、すべすべで、ふっくらして暖かな白い壁。
時々ふるふる震えるし、触れると一瞬びくん! と動いたりするが、それでもすーりすーりするとゆっくり出来た。
それは寂しいが、箱の隅にある「ゆっくりしたかべさん」にすーりすーりすると不思議と落ち着いてくる。
つるつるで、すべすべで、ふっくらして暖かな白い壁。
時々ふるふる震えるし、触れると一瞬びくん! と動いたりするが、それでもすーりすーりするとゆっくり出来た。
「しゅーり、しゅーり……むきゅ、ゆっくちー」
「ゆゆっ? ぱちゅりーじゅりゅいよ! れーみゅもしゅーりしゅーりしゅるよ!」
「むきゅ。いいわよれーみゅ、いっちょにゆっきゅりちまちょ?」
「ゆゆーん! ゆっきゅりー!」
「ゆゆっ? ぱちゅりーじゅりゅいよ! れーみゅもしゅーりしゅーりしゅるよ!」
「むきゅ。いいわよれーみゅ、いっちょにゆっきゅりちまちょ?」
「ゆゆーん! ゆっきゅりー!」
ぱちぇりーが「ゆっくりしたかべさん」にすーりすーりしているのを見つけたれいみゅが、ぽいんぽいんと跳ねてくる。
そんなれいみゅに少し場所を譲り、ぱちぇりーはれいみゅと一緒に壁にすーりすーりを続けた。
そんなれいみゅに少し場所を譲り、ぱちぇりーはれいみゅと一緒に壁にすーりすーりを続けた。
「いっぴゃいはしっちゃりゃおにゃかへっちゃのじぇ! ちぇん、いっちょにむーちゃむーちゃしゅるのじぇ!」
「わきゃるよー! おにゃかぺこぺこにゃんだにぇー!」
「ごっきゅん! すきゃとろ! ぼちぇびゃりゃー!」
「そうにぇ、ありしゅちゃちもときゃいはにゃでぃにゃーにちまちょ!」
「ちーんぴょ!」
「わきゃるよー! おにゃかぺこぺこにゃんだにぇー!」
「ごっきゅん! すきゃとろ! ぼちぇびゃりゃー!」
「そうにぇ、ありしゅちゃちもときゃいはにゃでぃにゃーにちまちょ!」
「ちーんぴょ!」
餌入れと給水器のある一角では、遊び疲れたまりちゃ達が餌をがっついている。
「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー!」
「ときゃいはー!」
「わきゃるよー!」
「ちーんぴょ! びっきゅまりゃぺにちゅ!」
「ときゃいはー!」
「わきゃるよー!」
「ちーんぴょ! びっきゅまりゃぺにちゅ!」
生き生きとした、沢山の赤ゆっくり。
お父さん達はいなくても、今はとってもゆっくりしている。
そして、これからもずっとゆっくりできるのだと思い込んでいる。
今までがしあわせだったのだから、これからもしあわせに違いない。そうに決まっている。
そんな根拠のない確信を、この赤ゆっくり達は抱いていた。
お父さん達はいなくても、今はとってもゆっくりしている。
そして、これからもずっとゆっくりできるのだと思い込んでいる。
今までがしあわせだったのだから、これからもしあわせに違いない。そうに決まっている。
そんな根拠のない確信を、この赤ゆっくり達は抱いていた。
それが、何の保証もない砂上の楼閣でしかないことを知らず。
自分達がこれから迎える運命も判らずに。
自分達がこれから迎える運命も判らずに。
『ゆっくりしていってね』
「「「「ゆっくりしていってね!」」」」
「「「「ゆっくりしていってね!」」」」
突然頭上から声をかけられ、赤ゆっくり達は反射的に挨拶をした。
見上げると、そこに立っていたのは巨大な影。
初めて見る存在だったが、餡子の中にある親から継承された記憶が、それを「にんげんのおにーさん」だと認識させた。
見上げると、そこに立っていたのは巨大な影。
初めて見る存在だったが、餡子の中にある親から継承された記憶が、それを「にんげんのおにーさん」だと認識させた。
「ゆ? おにーしゃんだりぇ?」
「な、なきゃなきゃときゃいはにゃおにーしゃんにぇっ」
「まりちゃといっちょにゆっきゅりしゅるのじぇ!」
「あしょんでほしいんじゃねー! わきゃってにぇー!」
「な、なきゃなきゃときゃいはにゃおにーしゃんにぇっ」
「まりちゃといっちょにゆっきゅりしゅるのじぇ!」
「あしょんでほしいんじゃねー! わきゃってにぇー!」
男を見上げ、赤ゆっくり達が口々に騒ぐ。
それを眺めつつ、男は近くの机の上に持っていたお盆から様々な道具を移していく。
赤ゆっくりには判らなかったが、それはスプーン、菜箸、何かが入ったボウルふたつ、ガラス瓶……そして注射器だった。
それを眺めつつ、男は近くの机の上に持っていたお盆から様々な道具を移していく。
赤ゆっくりには判らなかったが、それはスプーン、菜箸、何かが入ったボウルふたつ、ガラス瓶……そして注射器だった。
「ゆゆ? おにーしゃん、そりぇにゃに?」
「きっちょゆっくちできりゅおもちゃなんじゃよ!」
「しょりぇはちょっちぇもときゃいはにぇ!」
『ふーん。今回は元気で素直な……ゆっくりしてるおちびちゃんが多いみたいだな』
「「ゆゆ~ん!!」」
「きっちょゆっくちできりゅおもちゃなんじゃよ!」
「しょりぇはちょっちぇもときゃいはにぇ!」
『ふーん。今回は元気で素直な……ゆっくりしてるおちびちゃんが多いみたいだな』
「「ゆゆ~ん!!」」
男の呟きに、赤ゆっくり達は誇らしげに身体を反り返らせた。
ゆっくりしている。
その言葉はゆっくりにとって最高の褒め言葉であり、生きる活力である。
男のひと言で、赤ゆっくり達は今まで以上にきらきらと瞳を輝かせ、文字通りゆっくりした表情を浮かべた。
ゆっくりしている。
その言葉はゆっくりにとって最高の褒め言葉であり、生きる活力である。
男のひと言で、赤ゆっくり達は今まで以上にきらきらと瞳を輝かせ、文字通りゆっくりした表情を浮かべた。
『これなら味の方も期待出来そうだ……どれ』
男が手を伸ばし、トイレを手に取る。
「ゆー? おにーしゃん、おといれしゃんをきれーにちてくれりゅの?」
「ありがちょーなんだじぇ!」
『あーはいはい、ゆっくりしていてね』
「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」
「ありがちょーなんだじぇ!」
『あーはいはい、ゆっくりしていてね』
「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」
挨拶を聞き流し、男は赤ゆっくりに背を向けると、トイレに点々と散らばるうんうんを指先ですくった。
ゆっくりには臭気を発する汚物と認識されるうんうんだが、物理的に言えば体外に排出されたゆっくりの内容物でしかない。
だから男は少しの躊躇も見せず、指先に付着したうんうんを舌で舐めた。
ゆっくりには臭気を発する汚物と認識されるうんうんだが、物理的に言えば体外に排出されたゆっくりの内容物でしかない。
だから男は少しの躊躇も見せず、指先に付着したうんうんを舌で舐めた。
『……うん、中身も上々。最近はこいつらもいい赤ゆを用意出来るようになってきたな』
満足そうにそう呟くと、男はトイレの中身をごみ箱に捨てて箱の中に戻す。
「むきゅ! といれしゃんがきりぇいきりぇいになっちゃわ!」
「おにーしゃんありがちょ~! ちょってもときゃいはにぇ!」
「おにーしゃんありがちょ~! ちょってもときゃいはにぇ!」
もみあげやおさげを振り、身体を揺らして男に礼を言う赤ゆっくり達。
『さて、今日は……100個はいけそうだな。手早く済ませるか』
そんな赤ゆっくりを見下ろし、呟き。
男は一匹のれいみゅを手に取った。
男は一匹のれいみゅを手に取った。
「おそりゃをとんじぇるみちゃい!」
「ゆわあぁ~、れいみゅ、うりゃやまちぃのじぇー」
「ちゅぎはちぇんにゃんだにぇー! わきゃっちぇねー!」
「ゆわあぁ~、れいみゅ、うりゃやまちぃのじぇー」
「ちゅぎはちぇんにゃんだにぇー! わきゃっちぇねー!」
持ち上げられてテンプレの台詞を叫ぶれいを見て、赤ゆっくり達が羨ましそうな声をあげる。
それを無視し、男はれいみゅを掌に乗せた。
それを無視し、男はれいみゅを掌に乗せた。
「ゆゆっ? おにーしゃん、にゃにしゅりゅにょ? れいみゅみちぇゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」
れいみゅがつぶらな瞳を向けてくる。
温州みかんサイズの身体を揺らし、何故かキリッとした表情になるれいみゅ。
温州みかんサイズの身体を揺らし、何故かキリッとした表情になるれいみゅ。
『はいはい、ゆっくりゆっくり』
そんなれいみゅを片手でそっと支え、男は金属製のスプーンをれいみゅの口元に押し当てる。
「ゆゆっ? おにーしゃん、にゃに」
そして。
男はスプーンを動かし、れいみゅの口を一気に抉り取った。
男はスプーンを動かし、れいみゅの口を一気に抉り取った。
「~~~~~っっっ!!?」
(にゃにっ!? にゃんにゃにょこりぇえええええ~~っ!? いぢゃい、いぢゃいいぃ!!)
「「………………ゆ?」」
(にゃにっ!? にゃんにゃにょこりぇえええええ~~っ!? いぢゃい、いぢゃいいぃ!!)
「「………………ゆ?」」
一瞬で口を失い、れいみゅの目がカッと見開かれる。
もみあげがピコピコと激しく振られ、わさわさとした毛が大きく広がる。
透明な箱の赤ゆっくり達は目の前で起こったことが理解出来ず、目を見開いたまま固まった。
もみあげがピコピコと激しく振られ、わさわさとした毛が大きく広がる。
透明な箱の赤ゆっくり達は目の前で起こったことが理解出来ず、目を見開いたまま固まった。
『手早くやらないとな……よっと』
そんな赤ゆっくりの反応も気にせず、男はれいみゅの見開かれたおめめにスプーンをあてがう。
「!? ~~!! ~~~~!!!!」
(にゃんでぇ!? にゃんでれいみゅのおくちしゃんにゃくなっちぇるにょおおおぉ~!?)
(にゃんでぇ!? にゃんでれいみゅのおくちしゃんにゃくなっちぇるにょおおおぉ~!?)
口を舌ごと抉られたれいみゅが、涙の流れるおめめでそれを見る。
もるんもるんと身体を振り、男の手から逃れようと暴れ、あがく。
それを片手の指だけで制御し、男はスプーンを押し込んだ。
もるんもるんと身体を振り、男の手から逃れようと暴れ、あがく。
それを片手の指だけで制御し、男はスプーンを押し込んだ。
「!!!!!」
(にゃにしゅりゅの!? やめちぇにぇ! やめちぇにぇ!!)
(にゃにしゅりゅの!? やめちぇにぇ! やめちぇにぇ!!)
ぐりゅっ。
れいみゅの身体がびくんと跳ね、スプーンを通じて微かな弾力が男の手に伝わってくる。
次の瞬間、男のスプーンはれいみゅのおめめを抉り取っていた。
れいみゅの身体がびくんと跳ね、スプーンを通じて微かな弾力が男の手に伝わってくる。
次の瞬間、男のスプーンはれいみゅのおめめを抉り取っていた。
「~~~~~!!!!」
(ゆっぎゃああああああぁ~~っ!! いじゃい! れーみゅのおみぇみぇ! おみぇみぇぎゃあああぁ!?)
(ゆっぎゃああああああぁ~~っ!! いじゃい! れーみゅのおみぇみぇ! おみぇみぇぎゃあああぁ!?)
残った片方のおめめから滝のように涙を流し、れいみゅが声にならない絶叫をあげる。
だが、男はそれを気にした様子もなく、淡々とスプーンを動かしていった。
残る片目にスプーンを押し当て、同じように抉り取る。
だが、男はそれを気にした様子もなく、淡々とスプーンを動かしていった。
残る片目にスプーンを押し当て、同じように抉り取る。
「!! !!!! ~~!!!!!!」
(ゆぎゅううう! くりゃいよ! いちゃいよ! にゃんにもみえにゃいよ! きょわいいい!!)
(ゆぎゅううう! くりゃいよ! いちゃいよ! にゃんにもみえにゃいよ! きょわいいい!!)
口と両目を抉られ、れいみゅがぐーねぐーねと暴れる。
しーしー穴からはおそろちーちーが溢れ、男の掌を濡らす。
しーしー穴からはおそろちーちーが溢れ、男の掌を濡らす。
『おっと、いかんいかん。目の前にこっちやるべきだったな』
それに気付いた男は指先でれいみゅの体勢を変え、しーしー穴とあにゃる、そしてまむまむが見えるように角度を調整した。
(にゃんにゃのおおぉ!? こんじょはにゃにしゅりゅのおおぉ!? にゃんでれーみゅがこんにゃめにあうにょおおぉ!?)
心の中で叫ぶれいみゅ。
ついさっきまでゆっくりしていたのに、ほんの少しの間に口を、目を抉り取られた。
ついさっきまでゆっくりしていたのに、ほんの少しの間に口を、目を抉り取られた。
(にゃんにもみえにゃいよ! にゃんにもちゃべりぇにゃいよ! ゆっくち! ゆっくちぃ! ゆっくちできにゃいい!!)
れいみゅにとってはまったく理不尽な行為。
その痛みとゆっくりできない感覚に悶絶していると、れいみゅのしーしー穴に冷たく固いモノが当たった。
その痛みとゆっくりできない感覚に悶絶していると、れいみゅのしーしー穴に冷たく固いモノが当たった。
「……!?」
(にゃにっ!? きょんじょはにゃんにゃのおおぉ!? ましゃか……ましゃきゃ……!?)
『よっ……と』
(にゃにっ!? きょんじょはにゃんにゃのおおぉ!? ましゃか……ましゃきゃ……!?)
『よっ……と』
ぐりゅん!
ぐりゅりゅん!
ぐりゅりゅん!
「~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!」
(うっぎゃああああああああぁ~っ! れーみゅのしーしーあにゃぎゃ! まむまむぎゃ! あにゃりゅぎゃああああ~っ!!)
(うっぎゃああああああああぁ~っ! れーみゅのしーしーあにゃぎゃ! まむまむぎゃ! あにゃりゅぎゃああああ~っ!!)
蛍光灯に照らされたスプーンが二度閃き、れいみゅのあにゃるとしーしー穴、ついでにまむまむが抉り取られた。
(いぢゃいっ! いぢゃいよおおぉ! くりゅちいよおぉ! あんごでりゅ、でぢゃうよおおぉ!!)
ビクビクと痙攣するれいみゅ。
その抉られた部分からはじわりと餡子が溢れてきている。
その抉られた部分からはじわりと餡子が溢れてきている。
『うーん、やっぱりまだ完全に餡子を漏らさないようにするのは難しいなあ……修行積まないと』
そう呟くと、男はスプーンを机に置くとカミソリを手に取り、慣れた手つきでれいみゅの髪の毛を剃り始めた。
(にゃにいいいい!? にゃにぎゃおきょってるにょおおおお!? れいみゅのあちゃましゃんじょーりじょーりしちぇりゅううう!!)
『っと、リボンは取っておかないとな』
『っと、リボンは取っておかないとな』
リボンだけを器用に外し、机の上に置く。
そして残りの髪の毛ともみあげを綺麗に剃り落とすと、男は軽くれいみゅの身体を指で撫でた。
そして残りの髪の毛ともみあげを綺麗に剃り落とすと、男は軽くれいみゅの身体を指で撫でた。
『うん、綺麗に剃れたな……つるつるだ』
(ちゅりゅちゅりゅ……? れーみゅ、かみのけしゃんなきゅなっちゃの……? ゆんやー! やぢゃ、やぢゃああ!!)
(ちゅりゅちゅりゅ……? れーみゅ、かみのけしゃんなきゅなっちゃの……? ゆんやー! やぢゃ、やぢゃああ!!)
男の言葉に、自分の身体がどうなったのか理解したれいみゅ。
もりゅんもりゅんとお尻を振り、身体をくねらせて嘆く。
もりゅんもりゅんとお尻を振り、身体をくねらせて嘆く。
『っと、活きがいいのはいいけどこれじゃ餡子が洩れるな。早くコーティングしないと』
手の中で震えるれいみゅをそっと押さえ、男は脇に置かれたボウルのひとつにれいみゅを放り込んだ。
(ゆびゃっ!? にゃ、にゃにきょれええぇ!? にゅりゅにゅりゅしゅるう! おめめにぃ、おくちにはいっちぇきゅるう!)
ボウルの中には乳白色の粘液が半分ほど入っており、それが暴れるれいみゅの身体に絡みついてくる。
ぬるぬるとした粘液が全身を包み、抉られた部分に流れ込んでくる感触にれいみゅはボウルの中をごーろごーろと悶えた。
ぬるぬるとした粘液が全身を包み、抉られた部分に流れ込んでくる感触にれいみゅはボウルの中をごーろごーろと悶えた。
『よしよし、活きはいいな』
(くるちいよ! れいみゅくるちいよ! まみゅまみゅにみょあにゃりゅにみょどーりょどーりょしゃんはいっちぇくりゅよお!!)
(くるちいよ! れいみゅくるちいよ! まみゅまみゅにみょあにゃりゅにみょどーりょどーりょしゃんはいっちぇくりゅよお!!)
抉られたれいみゅの穴を、粘液が満たしていく。
その度に餡子が粘液に触れ、じんわり都心にまで響く痛みがれいみゅを襲った。
その度に餡子が粘液に触れ、じんわり都心にまで響く痛みがれいみゅを襲った。
(にゅーりゅにゅーりゅじゃよお! れーみゅにゅーりゅにゅーりゅじぇきみょちわりゅいいいい!!)
『そろそろか』
『そろそろか』
男が箸でれいみゅを摘み、引き上げる。
「ゆっ……れいみゅ……?」
「ど、どこにいっちゃのじぇ?」
「ど、どこにいっちゃのじぇ?」
引き上げられたモノを見て、赤ゆっくり達がゆーゆーと身体を傾けた。
それも当然だろう。
なにしろ、男が摘んでいるれいみゅは……れいみゅだったモノは、白い粘液に包まれていたのだから。
髪の毛もお飾りも目も口もしーしー穴もまむまむもあにゃるもない、ただの白く濡れたお饅頭。
それが今のれいみゅだった。
それも当然だろう。
なにしろ、男が摘んでいるれいみゅは……れいみゅだったモノは、白い粘液に包まれていたのだから。
髪の毛もお飾りも目も口もしーしー穴もまむまむもあにゃるもない、ただの白く濡れたお饅頭。
それが今のれいみゅだった。
(みんにゃああああ! れいみゅはきょきょじゃよおおお! きょきょにいりゅよおおお!!)
何も見えない中、辛うじて聞こえる仲間達の声に、必死に応えようとするれいみゅ。
だが抉られ埋められた口は音ひとつ発することなく、ただ震えるだけ。
そしてそんな、ゆっくりの面影など欠片もない饅頭を赤ゆっくり達がれいみゅだと認識出来るはずもなかった。
だが抉られ埋められた口は音ひとつ発することなく、ただ震えるだけ。
そしてそんな、ゆっくりの面影など欠片もない饅頭を赤ゆっくり達がれいみゅだと認識出来るはずもなかった。
『うん、綺麗に埋まったな』
れいみゅの身体を眺め、満足そうに男が呟く。
『しかし不思議なもんだ。小麦粉と餅粉を溶いた水につけるだけで、抉った穴が勝手に塞がって痕も残らないなんて』
さすが不思議饅頭だよなーと独りごち、男は箸で摘んだれいみゅを別のボウルに投げ入れた。
(ゆげっ!? い、いちゃい……ゆ? にゃんじゃかふわふわしゅるよ?)
そのボウルに入っていたのは白い粉。
ハピ粉や危ない薬……ではなく、小麦粉だ。
ハピ粉や危ない薬……ではなく、小麦粉だ。
(ゆゆーん、れいみゅこーろこーろしゅりゅよ~)
目も口も抉られたことも忘れ、その上等なふわふわとした感触にれいみゅが自分からこーろこーろとボウルの中を転がる。
すると、れいみゅの身体に小麦粉がまぶされ……見る間にれいみゅを包んでいた粘液も乾いていった。
(ゆー、とっちぇもきみょちいー。れーみゅしゅべしゅべしゃんじゃよー)
『自分から転がって小麦粉まぶしてくれるのは楽でいいなあ。それに、溶き粉もすぐ乾くし』
『自分から転がって小麦粉まぶしてくれるのは楽でいいなあ。それに、溶き粉もすぐ乾くし』
小麦粉のきめ細やかな感触と濡れていた身体が乾いていく心地よさに、れいみゅがゆっくりを取り戻す。
もしかしたら、埋められた穴を通して小麦粉がれいみゅの餡子に達し、トリップしているだけかも知れない。
それでも、今のれいみゅは確かにゆっくりしていた。
もしかしたら、埋められた穴を通して小麦粉がれいみゅの餡子に達し、トリップしているだけかも知れない。
それでも、今のれいみゅは確かにゆっくりしていた。
『よしよし、落ち着いてきたみたいだな』
男が注射器を手に取る。
『それじゃ、仕上げだ』
そういうと、男は瓶に注射器の先端を差し込み、中身を吸い上げた。
ややオレンジ色をした粘液を注射器に満たすと、小麦粉ボウルの中でこーろこーろを続けていたれいみゅをそっと持ち上げる。
ややオレンジ色をした粘液を注射器に満たすと、小麦粉ボウルの中でこーろこーろを続けていたれいみゅをそっと持ち上げる。
(ゆ? れいみゅ、おしょらとんじぇる?)
突然襲った浮遊感に、存在しないもみあげをぴこぴこするように身体を震わせるれいみゅ。
その小麦粉がまぶされたつるつるもちもちの肌に、男は注射器の針を突き刺した。
その小麦粉がまぶされたつるつるもちもちの肌に、男は注射器の針を突き刺した。
(ゆっっ!? い、いぢゃああああああああああぁぁっ!!!)
れいみゅの小さな身体が硬直する。
それに構わず、男は突き刺した注射器の中身をれいみゅの中に注入していく。
それに構わず、男は突き刺した注射器の中身をれいみゅの中に注入していく。
(ゆっ……ゆげえええぇ! にゃにきゃはいっちぇくりゅううう! れいみゅのぽんぽんしゃんにはいっちぇきゅりゅよおおお!!)
体内餡子を圧迫する異物に身悶えるれいみゅ。
だがその反応とは裏腹に、れいみゅの肌はさっきより更にもちもちのすべすべになっていく。
だがその反応とは裏腹に、れいみゅの肌はさっきより更にもちもちのすべすべになっていく。
『うん、やっぱりオレンジ蜂蜜を入れると艶が違うな』
(ゆげえええぇ! きもちわりゅい! きもちわりゅいよおお! ぬいちぇ! これぬいちぇええええ!!)
(ゆげえええぇ! きもちわりゅい! きもちわりゅいよおお! ぬいちぇ! これぬいちぇええええ!!)
れいみゅの必死の哀願も空しく、男は注射器の中身……オレンジ蜂蜜を残らず注入していく。
(ゆっ……ゆっ……くりゅちいよ……れいみゅ、くるちいよ……)
ゆっくりにとっては至高のあまあまである筈のオレンジ蜂蜜。
しかし口もなく、直接餡子に注入されたれいみゅはそれを味わう事もしあわせーすることも出来ず、ただ圧迫感に苦しむだけだ。
しかし口もなく、直接餡子に注入されたれいみゅはそれを味わう事もしあわせーすることも出来ず、ただ圧迫感に苦しむだけだ。
(うんうん……しちゃいよ……ちーちー……しちゃいよ……でみょ、でにゃいよ……にゃにも、だしぇないよ……)
しーしー穴もあにゃるも抉られ埋められ、異物を排出する方法もない。
ただその高い栄養価がれいみゅを生かし、赤ゆっくりだったとき以上にぷにぷにつやつやした饅頭へと変えていく。
ただその高い栄養価がれいみゅを生かし、赤ゆっくりだったとき以上にぷにぷにつやつやした饅頭へと変えていく。
『……うん、なかなかだな』
そんなれいみゅを掌に乗せてしばし眺めていた男が、満足げに頷いてれいみゅを机の上にある箱にそっと入れた。
(ゆ……ゆうう……)
腹を圧迫する異物感に、れいみゅは箱の中でぐったりとしている。
それを横目に眺め、男は壁に掛かっている時計を見上げた。
それを横目に眺め、男は壁に掛かっている時計を見上げた。
『んー、1分超えたか……何とか1分は切りたいなあ』
腕組みする男に、赤ゆっくり達が声をかけた。
「に、にんげんしゃん……」
『うん?』
「れいみゅは……どこにいっちゃの?」
「むきゅ……ぱちゅたちは、どうなりゅの?」
『あー。うん、何も心配することはないよ』
『うん?』
「れいみゅは……どこにいっちゃの?」
「むきゅ……ぱちゅたちは、どうなりゅの?」
『あー。うん、何も心配することはないよ』
にっこりと。
男は赤ゆっくりに笑いかけた。
男は赤ゆっくりに笑いかけた。
『みんなすぐ、れいみゅと同じようにしてあげるから』
街の片隅にある小さな和菓子屋。
男は店の奥でぼーっとノートパソコンの液晶画面を眺めていた。
男は店の奥でぼーっとノートパソコンの液晶画面を眺めていた。
『いらっしゃいませー』
からからと引き戸が開く音に、男が顔をあげる。
そこにいるのは中年の女性。
そこにいるのは中年の女性。
『びっくり饅頭を5つ戴けるかしら?』
『はい、びっくり饅頭5つですね』
『はい、びっくり饅頭5つですね』
応えて、男はガラスケースの中に手を差し入れた。
ガラスケースの中には色とりどりの和菓子が並んでいる。
ただし、一番下の段には大きな水槽のようなケースが入っていて、そこには白いすべすべの饅頭達が入れてあった。
ただし。
その饅頭はそれぞれにぴょんぴょんと跳ねたり、ぐーねぐーねと動いたり、もるんもるんと震えたりしていたが。
ガラスケースの中には色とりどりの和菓子が並んでいる。
ただし、一番下の段には大きな水槽のようなケースが入っていて、そこには白いすべすべの饅頭達が入れてあった。
ただし。
その饅頭はそれぞれにぴょんぴょんと跳ねたり、ぐーねぐーねと動いたり、もるんもるんと震えたりしていたが。
(みえにゃい! にゃんにもみえにゃいよおおお!)
(わきゃらないよー! らんしゃまああ、ぢょこおおぉ!?)
(まりちゃのおみぇみぇ! おみぇめ! おぼうちどきょー!?)
(ちょきゃいはじゃにゃいわああああああああ!!)
(むきゅ……えりぇえりぇできにゃい……)
『おたくのびっくり饅頭はいつ来ても活きがいいわねえ』
『ありがとうございます』
(わきゃらないよー! らんしゃまああ、ぢょこおおぉ!?)
(まりちゃのおみぇみぇ! おみぇめ! おぼうちどきょー!?)
(ちょきゃいはじゃにゃいわああああああああ!!)
(むきゅ……えりぇえりぇできにゃい……)
『おたくのびっくり饅頭はいつ来ても活きがいいわねえ』
『ありがとうございます』
感心したように呟く中年女性に愛想笑いで応え、男はトングを使って饅頭を紙袋に放り込んでいく。
(にゃあああ!? にゃんではしゃまれてりゅのおぉ? わきゃらないいいい!!)
(はなしゅんだじぇ! まりちゃをはにゃしゅんだじぇええええ!)
(ゆんやー! にゃにきょれええ! ゆっきゅりできにゃいいい!)
(はなしゅんだじぇ! まりちゃをはにゃしゅんだじぇええええ!)
(ゆんやー! にゃにきょれええ! ゆっきゅりできにゃいいい!)
袋の中でじたばたと暴れる饅頭。
それはかつてまりちゃやれいみゅやありしゅだったモノ。
それはかつてまりちゃやれいみゅやありしゅだったモノ。
『オレンジ蜂蜜入りですからこのままでも三日は持ちますけど、出来るだけ早く食べて下さいね』
『大丈夫よ、うちは子供も旦那もこれが大好きだから』
『そうですか、それは嬉しいですねえ……っと、5つで300円になります』
『はいはい。美味しいし、動いてる間はカビも生えないし、安いし……本当、いいお饅頭よねえ』
『そりゃ、食用ゆっくりが元ですからね。手間は少しかかりますがこうすれば食べるのに抵抗もないでしょう?』
『そうよねー、ゆっくりって美味しいけれどあの顔と声がねー……その点、このお饅頭は動くだけだもの』
『動きも封じようかって意見はあったんですけど、この方が新鮮な感じでいいだろうって思いまして』
『そうよねえ。饅頭の躍り食いなんて新鮮で美味しかったわー……それじゃ、また明日来るわね』
『お待ちしてます』
『大丈夫よ、うちは子供も旦那もこれが大好きだから』
『そうですか、それは嬉しいですねえ……っと、5つで300円になります』
『はいはい。美味しいし、動いてる間はカビも生えないし、安いし……本当、いいお饅頭よねえ』
『そりゃ、食用ゆっくりが元ですからね。手間は少しかかりますがこうすれば食べるのに抵抗もないでしょう?』
『そうよねー、ゆっくりって美味しいけれどあの顔と声がねー……その点、このお饅頭は動くだけだもの』
『動きも封じようかって意見はあったんですけど、この方が新鮮な感じでいいだろうって思いまして』
『そうよねえ。饅頭の躍り食いなんて新鮮で美味しかったわー……それじゃ、また明日来るわね』
『お待ちしてます』
上機嫌で店を出て行く中年女性を見送り、男は大きく伸びをした。
『ん~……予想外に売れるなあ、びっくり饅頭……元は俺の和菓子修行用だったのに』
ガラスケースの一番下にある大きな水槽。
そこにはこんな紙が貼られていた。
そこにはこんな紙が貼られていた。
【びっくり饅頭 1ヶ60円
・ゆっくりを元にした饅頭です。
・髪の毛も目も口も取って食べやすくしてあります。
・動きますので袋から出すときはご注意を。
・口の中で動く饅頭の新食感をお楽しみ下さい!
・中身は粒あん、こし餡、カスタード、生クリーム、チョコレート、ホワイトチョコ。
・どれがあたるかは食べてからのお楽しみ!
・栄養たっぷりオレンジ蜂蜜入りです!】
・ゆっくりを元にした饅頭です。
・髪の毛も目も口も取って食べやすくしてあります。
・動きますので袋から出すときはご注意を。
・口の中で動く饅頭の新食感をお楽しみ下さい!
・中身は粒あん、こし餡、カスタード、生クリーム、チョコレート、ホワイトチョコ。
・どれがあたるかは食べてからのお楽しみ!
・栄養たっぷりオレンジ蜂蜜入りです!】
『赤ゆっくりなんて原価はタダみたいなものだし、使ってる小麦粉も米粉も店の和菓子に比べれば大した量じゃないし……』
独りごちつつ、男は水槽から赤ゆっくり……びっくり饅頭をひとつ摘みあげる。
(ゆっゆっゆっ……くりゃいよ、きょわいよ、くりゅちいよ……)
それは今日男が最初に『加工』したれいみゅだった。
もちろん、男はそれに気付かない。
もちろん、男はそれに気付かない。
『オレンジ蜂蜜だけは買ってるけど、1kgあれば1000個は作れるからなあ……それがこの値段で売れるんだから、いい饅頭だぜ』
(ゆっ……れいみゅ、おまんじゅうじゃにゃいよ……)
(ゆっ……れいみゅ、おまんじゅうじゃにゃいよ……)
微かに震えて抗議するれいみゅ。
(にゃんで、こんにゃことしゅりゅの……? れいみゅたちじゃって、いきてりゅんじゃよ……いちゃいいちゃいじゃよ……?)
オレンジ蜂蜜の効果か、れいみゅは赤ゆっくりにしてははっきりとした思考を続けている。
なんで自分達はこうなったのか。
なんでゆっくりできないのか。
どうして親は助けに来てくれないのか。
理不尽さに嘆き、何も見えず、何も喋れない苦しさに震えるれいみゅ。
なんで自分達はこうなったのか。
なんでゆっくりできないのか。
どうして親は助けに来てくれないのか。
理不尽さに嘆き、何も見えず、何も喋れない苦しさに震えるれいみゅ。
『……っと、そろそろ明日の仕込みをしなきゃな』
(ゆっ……!)
(ゆっ……!)
そんなれいみゅを咥え、男は立ち上がった。
饅頭をもぐもぐと頬張り、れいみゅだったものの断末魔の痙攣を味わいながら工房に入る。
饅頭をもぐもぐと頬張り、れいみゅだったものの断末魔の痙攣を味わいながら工房に入る。
工房の片隅にある透明な箱。
片隅にはえさ箱と給水器とトイレが置かれ、壁の一方には白い壁が並んでいる。
そこに近づくと……男は白い壁の上にある蓋を取った。
片隅にはえさ箱と給水器とトイレが置かれ、壁の一方には白い壁が並んでいる。
そこに近づくと……男は白い壁の上にある蓋を取った。
『よー、お前ら、ゆっくりしてるかー?』
「…………」
「…………」
そこにいるのは白い大きな饅頭。
れいみゅと同じ……目も口も髪もお飾りもない、かつてゆっくりだったもの。
違うのは、オレンジジュースを点滴する管が刺さっていることだけだ。
れいみゅと同じ……目も口も髪もお飾りもない、かつてゆっくりだったもの。
違うのは、オレンジジュースを点滴する管が刺さっていることだけだ。
『それじゃ今日もスッキリして、饅頭種をいっぱい作ってくれよー』
そう言って、男が箱を揺らし始める。
のっぺらぼうの饅頭達は少しの間嫌がるように身体をぐねぐねくねらせ……。
やがて諦めたように、お互いに激しくすーりすーりを始めた。
のっぺらぼうの饅頭達は少しの間嫌がるように身体をぐねぐねくねらせ……。
やがて諦めたように、お互いに激しくすーりすーりを始めた。
「……! ……!!」
のっぺらぼう饅頭の頭に蔓が生え、蓋をされていた上部からするすると透明な箱の方へ伸びていく。
そこに沢山の実ゆっくりが下がっているのを眺め……男は満足げに頷くと、れいみゅをごくりと飲み込んだ。
そこに沢山の実ゆっくりが下がっているのを眺め……男は満足げに頷くと、れいみゅをごくりと飲み込んだ。
(も……っど、ゆっぎゅり……)
過去作品
anko2043 夏のゆっくりお姉さん
anko2057 夏のゆっくり先生
anko2151 夏のゆっくり山守さん(前編)
anko2154 夏のゆっくり山守さん(後編)
anko2193 夏のゆっくり山歩き
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