ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3459 自販機 The day before yesterday
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ankoss
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『自販機 The day before yesterday』 5KB
虐待 小ネタ いたづら 番い 野良ゆ 赤ゆ 都会 現代 小ネタですよ
虐待 小ネタ いたづら 番い 野良ゆ 赤ゆ 都会 現代 小ネタですよ
誰しも子供の頃に生き物で遊んだことはあるだろう。
正確を期する表現を使うなら、決して少なくはない元男子小学生たちは虫などの小動物を玩具として一時の遊
興のために消費した経験があるだろう、ということだ。
残酷、なのだろう。
遊びで殺される生き物たちにとっては、迷惑、などという言葉では生ぬるいにもほどがある仕打ちである。
だが、子供はそうやって生と死を、命の大切さを知っていく、そういう側面もあるには、ある。
正確を期する表現を使うなら、決して少なくはない元男子小学生たちは虫などの小動物を玩具として一時の遊
興のために消費した経験があるだろう、ということだ。
残酷、なのだろう。
遊びで殺される生き物たちにとっては、迷惑、などという言葉では生ぬるいにもほどがある仕打ちである。
だが、子供はそうやって生と死を、命の大切さを知っていく、そういう側面もあるには、ある。
その少年たちの間では、赤ゆっくりや仔ゆっくりを何かに詰める遊びがはやっていた。決してゆっくりには助
け出すことのできない、当然自力では脱出できない場所に詰め込むのだ。
け出すことのできない、当然自力では脱出できない場所に詰め込むのだ。
例えば、自販機の硬貨取り出し口。ここには茎から落ちたばかりの大きさの赤ゆっくりが向いている。しかし
生まれたばかりの赤ゆっくりはとても柔らかくもろい。ほんの少し力加減を間違だけで潰れてしまうので、潰さ
ずに詰めることのできる少年は職人と呼ばれ尊敬を受ける。
生まれたばかりの赤ゆっくりはとても柔らかくもろい。ほんの少し力加減を間違だけで潰れてしまうので、潰さ
ずに詰めることのできる少年は職人と呼ばれ尊敬を受ける。
国道沿いに林立する自動販売機。どう見ても小学校低学年のその少年は、職人の称号を手に入れるための練習
中だった。
中だった。
「やべぢぇぇぇぇ! まりちゃちゅぶれりゅぅぅぅ!」
「うるせー。潰されたくなかったらおとなしく入れ」
「うるせー。潰されたくなかったらおとなしく入れ」
硬貨取り出し口に赤まりさを押し込もうとしている。他にも赤れいむと赤まりさが合計五匹ほどいたのだが、
ことごとく失敗して潰してしまい、この赤ゆっくりが最後の一匹だった。
もっとも、無くなったらまた作らせればいいだけなのだが。
なので親は二匹とも底部を切り裂き、逃げられないようにしてある。
とはいえそれでも一応は最後の挑戦というわけで、慎重に慎重に赤ゆっくりの丸い体をひしゃげさせながら、
僅かな隙間から押し込んでいく。押し込む途中、赤ゆっくりに少しずつ中身を吐かせながらやるのがコツだと、
上手な友人からアドバイスを受けていた。
ことごとく失敗して潰してしまい、この赤ゆっくりが最後の一匹だった。
もっとも、無くなったらまた作らせればいいだけなのだが。
なので親は二匹とも底部を切り裂き、逃げられないようにしてある。
とはいえそれでも一応は最後の挑戦というわけで、慎重に慎重に赤ゆっくりの丸い体をひしゃげさせながら、
僅かな隙間から押し込んでいく。押し込む途中、赤ゆっくりに少しずつ中身を吐かせながらやるのがコツだと、
上手な友人からアドバイスを受けていた。
「やぁぁぁべぇぇぇでぇぇぇぇ! れいぶのあがぢゃんをいじべないでぇぇぇぇ!」
「やべで! やべでにんげんざんやべで! がわいいおぢびぢゃんなんでず! まりざどれいぶのはじべでのお
ぢびぢゃんなんでずぅぅぅぅ!」
「うるせー気が散る。…こいつなかなか吐かねー」
「ちゅびゅっ! まぢ…ぢゃ…ちゅぶ…ちゅ…ぢゅびぇ……びゅっ」
「あー」
「…も…ぢょ…ゆ…ぐぢ…」
「やべで! やべでにんげんざんやべで! がわいいおぢびぢゃんなんでず! まりざどれいぶのはじべでのお
ぢびぢゃんなんでずぅぅぅぅ!」
「うるせー気が散る。…こいつなかなか吐かねー」
「ちゅびゅっ! まぢ…ぢゃ…ちゅぶ…ちゅ…ぢゅびぇ……びゅっ」
「あー」
「…も…ぢょ…ゆ…ぐぢ…」
赤まりさの目玉を押さえていた指先がほんの少しだけずれた。
直後、圧力に耐えかねて赤まりさの目玉が飛び出した。
赤まりさは中身を吐くまいと死にものぐるいで歯を食いしばっていた。そのことがかえって災いした格好であ
る。
歯を食いしばったまま叫べる理由は誰にも分からない。
直後、圧力に耐えかねて赤まりさの目玉が飛び出した。
赤まりさは中身を吐くまいと死にものぐるいで歯を食いしばっていた。そのことがかえって災いした格好であ
る。
歯を食いしばったまま叫べる理由は誰にも分からない。
無意識に舌打ちが出る。
「てめーらが騒ぐから、失敗したじゃんか…よっ!」
「ゆぶぉっ!」
「ゆぶぉっ!」
少年は腹いせに親れいむの顔の中心を思い切り蹴りとばす。
れいむを選んだ理由は特にない。強いて言えば、仔を産んだのがれいむだから、程度の理由になるのだろう。
蹴りとばされたれいむは何度もバウンドしながら車道に転がり出た。タイミング良く走ってきたトラックのタ
イヤに巻き込まれる。
断末魔の悲鳴は上がらなかった。
れいむは潰れた。自分の体がタイヤとアスファルトの間で踏みにじられ引き伸ばされ押し潰されすり潰され、
道路上にはじけた小麦粉と餡子の混合物と化したことも気がつかないまま。
タイヤの溝に詰め込まれた役立たずのゆっくりだったモノは、シルクスクリーンよろしくアスファルトに等間
隔でタイヤパターンを刻印するインクの役目を、しばらくは果たすだろう。
れいむを選んだ理由は特にない。強いて言えば、仔を産んだのがれいむだから、程度の理由になるのだろう。
蹴りとばされたれいむは何度もバウンドしながら車道に転がり出た。タイミング良く走ってきたトラックのタ
イヤに巻き込まれる。
断末魔の悲鳴は上がらなかった。
れいむは潰れた。自分の体がタイヤとアスファルトの間で踏みにじられ引き伸ばされ押し潰されすり潰され、
道路上にはじけた小麦粉と餡子の混合物と化したことも気がつかないまま。
タイヤの溝に詰め込まれた役立たずのゆっくりだったモノは、シルクスクリーンよろしくアスファルトに等間
隔でタイヤパターンを刻印するインクの役目を、しばらくは果たすだろう。
少年は赤まりさが潰れた直後から呆けた顔のままで硬直している親まりさの帽子で、手にこびりついた赤まり
さだったモノをぬぐう。その帽子が学校の防火バケツに四六時中引っかかっている雑巾より汚いことに今さらな
がら気がついて、少年は顔をしかめながら自販機の上に帽子を投げ上げた。ふわりと自販機がまりさの帽子をか
ぶる。
しばらくはその自販機に挨拶をするゆっくりが何匹もいることだろう。
さだったモノをぬぐう。その帽子が学校の防火バケツに四六時中引っかかっている雑巾より汚いことに今さらな
がら気がついて、少年は顔をしかめながら自販機の上に帽子を投げ上げた。ふわりと自販機がまりさの帽子をか
ぶる。
しばらくはその自販機に挨拶をするゆっくりが何匹もいることだろう。
帽子を取られたことでようやく再起動のスイッチが入ったのだろうか、まりさが動揺と狼狽を驚愕と恐怖を混
ぜ合わせた表情で周りを見た。
ぜ合わせた表情で周りを見た。
「ゆっ? え? え? おちび? おぼうし? まりさの? おちび? ゆえ? れいむ? おぼうしのおちび?
れいむのまりさ? ゆあっ? おちびのれいむのおちび? おぼうしのまりさ? おちびおちびちびまりまりさ
れいむおぼうちおぼうちおぼうちまりちゃまりまりまりゅゅあああああああああ!?」
「はぁ? なに言ってんのかわかんね」
れいむのまりさ? ゆあっ? おちびのれいむのおちび? おぼうしのまりさ? おちびおちびちびまりまりさ
れいむおぼうちおぼうちおぼうちまりちゃまりまりまりゅゅあああああああああ!?」
「はぁ? なに言ってんのかわかんね」
少年は子供ながら器用に片方の眉を跳ね上げ、さらには二度三度と小刻みに上下する。
ゆっくりは同時に複数の事象を認識、理解することができないとされる。潰れた赤ゆっくりと蹴りとばされた
ツガイと取られた帽子、意識の再起動まではなんとか済ませたものの、それらはまりさの認識可能な範囲を軽く
越えていた。あっさりとオーバーフローを起こしたまりさの思考回路は、長い長い逡巡の末、ようやく一つの解
決策を見いだす。
ゆっくりは同時に複数の事象を認識、理解することができないとされる。潰れた赤ゆっくりと蹴りとばされた
ツガイと取られた帽子、意識の再起動まではなんとか済ませたものの、それらはまりさの認識可能な範囲を軽く
越えていた。あっさりとオーバーフローを起こしたまりさの思考回路は、長い長い逡巡の末、ようやく一つの解
決策を見いだす。
「どぼじでえええええええええ!」
すなわち、思考そのものを放棄し短絡的に解答を誰かに教えてもらう、という解決方法を。
だが、無論、いない。
答えてくれるものなどいない。
答えてくれるものなどいない。
このまりさに限らず、ゆっくりの疑問に答えてくれる人間など、よほどの博愛主義者か、よほどの暇人か、あ
るいは言葉でゆっくりを追い詰めることを好む人間くらいだろう。
当然ながらこの少年も答えたりはしない。
るいは言葉でゆっくりを追い詰めることを好む人間くらいだろう。
当然ながらこの少年も答えたりはしない。
だって。
子供は忙しいから。
おもしろいこと、楽しいこと、おかしいこと、うれしいこと、くやしいこと、難しいこと、興味があること。
やること、やりたいこと、次から次と現れて尽きることはない。
だからゆっくりの疑問などというどうでもいいことは、本当にどうでもいい。
それは存在していないのと同義だった。
やること、やりたいこと、次から次と現れて尽きることはない。
だからゆっくりの疑問などというどうでもいいことは、本当にどうでもいい。
それは存在していないのと同義だった。
「んーと、次は何すっかな。マンホールの穴に詰めるかなぁ。それか踏切の隙間に詰めるかなぁ」
それっきりまりさへの興味を失ったのだろう、いっけねーまた赤ゆつかまえなきゃ、などと少年はぶつぶつと
つぶやきながら歩き始める。その少年の背中に、やや斜めにずれた視線を送ったまま、まりさはつぶやき続けた。
つぶやきながら歩き始める。その少年の背中に、やや斜めにずれた視線を送ったまま、まりさはつぶやき続けた。
どぼじで。
どぼじで。
どぼじで。
どぼじで。
どぼじで。
つぶやき続けていた。
応えるものは、無い。
思いがけなく挿絵をいただいてから、何か書かねばと思っているのですが
なかなか筆が進みませぬ。ネタばっかり溜まっていく…
なかなか筆が進みませぬ。ネタばっかり溜まっていく…
なのでスミマセン。セルフパロディっぽくでっち上げてしまいました。
書いたモノ
anko3400 自販機
anko3403 WP
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