ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3644 ゆうかの花壇(完)
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ankoss
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『ゆうかの花壇(完)』 6KB
虐待 制裁 現代 独自設定 エピローグ的なものです
虐待 制裁 現代 独自設定 エピローグ的なものです
anko3622 ゆうかの花壇(後)の続き、というかエピローグです。
後編なのに続いてしまって不快な気分にさせてしまって本当に申し訳ないです。
後編なのに続いてしまって不快な気分にさせてしまって本当に申し訳ないです。
『ゆうかの花壇(完)』
「あいつらの様子はどうだったかしら?」
「それなんだけどな、あいつらはもう限界みたいだ」
「そう・・・」
「それなんだけどな、あいつらはもう限界みたいだ」
「そう・・・」
手にゆっくりショップの袋をぶら下げたとしあきが、あの部屋から出てくる。
今日来てもらったのは、あのゆっくり達の健康状態を調べてもらう為だ。
あれから約半年間、あの装置に固定した状態で数々の虐待を行い続け、傷付けば砂糖水で回復させ、非ゆっくり症になれば気つけ薬を打ち続けた。
その結果、いくらゆっくり達に砂糖水をかけても栄養剤を打っても回復しなくなってしまったのだ。
今日来てもらったのは、あのゆっくり達の健康状態を調べてもらう為だ。
あれから約半年間、あの装置に固定した状態で数々の虐待を行い続け、傷付けば砂糖水で回復させ、非ゆっくり症になれば気つけ薬を打ち続けた。
その結果、いくらゆっくり達に砂糖水をかけても栄養剤を打っても回復しなくなってしまったのだ。
「お前の腕の問題じゃぁない。こればかりは仕方ないさ。ゆっくりは脆いからな、いつか壊れる」
「そうね・・・」
「そんな落ち込むなよ。それにしてもすげぇな。ちょっと味見してみたけど、市場でも中々出回らない高級品クラスの味だったぞ。お前ならこっちの世界で食っていけるかもしれないぞ?」
「いえ、えんりょしておくわ。あいつら以外のゆっくりを虐待する理由もないしね」
「そうね・・・」
「そんな落ち込むなよ。それにしてもすげぇな。ちょっと味見してみたけど、市場でも中々出回らない高級品クラスの味だったぞ。お前ならこっちの世界で食っていけるかもしれないぞ?」
「いえ、えんりょしておくわ。あいつら以外のゆっくりを虐待する理由もないしね」
あの野良ゆっくり達に限界が来た今、私にもうゆっくりを虐待する理由は無い。
いや、理由を作るのが怖いのだ。
元から私は「ゆうかの仇討ち」のためではなく、憂さ晴らしや自己満足であいつらを虐待したのだ。
それが生活の一部になるにつれて、今では終わったその生活が充実していたものにすら思えてしまっていた。
いや、理由を作るのが怖いのだ。
元から私は「ゆうかの仇討ち」のためではなく、憂さ晴らしや自己満足であいつらを虐待したのだ。
それが生活の一部になるにつれて、今では終わったその生活が充実していたものにすら思えてしまっていた。
苦悶、絶望の表情。懇願、諦め、自暴自棄。そしてあの悲鳴。
全てが私の嗜虐心をくすぐって仕方が無かった。
全てが私の嗜虐心をくすぐって仕方が無かった。
「あ、あぁ。後ね、あのれみりゃ、もう要らないからあなたにあげるわ」
「え?でもこの広い家に一人暮らしは寂しいだろ?あいつは有能だし、置いていても・・・」
「いいからいいから、私、あんまりれみりゃ好きじゃないし。道具もありがとうね、返すわ」
「え?でもこの広い家に一人暮らしは寂しいだろ?あいつは有能だし、置いていても・・・」
「いいからいいから、私、あんまりれみりゃ好きじゃないし。道具もありがとうね、返すわ」
家においておくと、何か些細な粗相であの道具達を使ってしまいそうだから。
「で、その袋は何?」
話を無理やり終わらせて、としあきの持っている袋に話を移す。
ゆっくりショップの袋は大きく膨らんでいて、袋の持ち手の部分が重力に引っ張られて伸びている。
ゆっくりショップの袋は大きく膨らんでいて、袋の持ち手の部分が重力に引っ張られて伸びている。
「ん?あぁ、ゆっくりショップで面白いものを見つけたから買ってきた。新商品らしい」
そういって袋を鳴らしながら中から球体状のものを数個取り出す。
ビー玉程の大きさの、何かの種のようだ。
ビー玉程の大きさの、何かの種のようだ。
「・・・何の花?」
「ゆっくりの花。加工所の新商品さ。ゆっくりの体に埋め込んで成長させるらしい」
「ゆっくりの花。加工所の新商品さ。ゆっくりの体に埋め込んで成長させるらしい」
一体どんな品種改良を施せばそんな薄気味悪い花ができあがるのか甚だ疑問だ。
「で、埋められてるゆっくりを養分に、苦痛の量に比例して花を咲かすんだ。生前の苦痛もプラスされるらしいから、あいつらで試してみたらどうだ?」
あいつらを使ってそんな薄気味の悪い花をこの家の敷地内に咲かすのは猛反対だ。
だが、一つ気がかりな事があった。
だが、一つ気がかりな事があった。
「ねぇ、それ、普通に育てても咲くの?」
「咲くよ、根を張っていくと母体を完全に支配して土からも養分を吸うようになるらしいんだ」
「咲くよ、根を張っていくと母体を完全に支配して土からも養分を吸うようになるらしいんだ」
としあきが悪戯っぽい笑みを浮かべて球根を袋に戻す。
なるほど、としあきの考えが分かった。
あの野良達にはまだまだ利用価値がある、虐待ができると言うわけだ。
なるほど、としあきの考えが分かった。
あの野良達にはまだまだ利用価値がある、虐待ができると言うわけだ。
「ただいま」
服を着替えた後、縁側から庭に出て花壇に向かう。
今までちゃんと手入れはしていたはずだったが、随分と雑草が伸びてしまっている気がした。
一本一本、根っこから引き抜いてゴミ袋に入れていく。
一本抜く毎に、軍手ごしに命を奪う感触が伝わってくる。
今までちゃんと手入れはしていたはずだったが、随分と雑草が伸びてしまっている気がした。
一本一本、根っこから引き抜いてゴミ袋に入れていく。
一本抜く毎に、軍手ごしに命を奪う感触が伝わってくる。
(ざっそうさん、ごめんなさいね)
そういえば、ゆうかは雑草や害虫でも処理するときは申し訳そうに声を出していたっけ。
そんな事を思い出しながら、じょうろに汲んだ水で花壇の土を万遍無く濡らして、栄養剤を土に突き刺す。
そんな事を思い出しながら、じょうろに汲んだ水で花壇の土を万遍無く濡らして、栄養剤を土に突き刺す。
(おはなさん!ゆっくりおおきくなってちょうだい!)
ゆうかは良く、忍び込む野良ゆっくりを仕留めては肥料にしていた。
ゆうかが勇敢に戦ったこの庭は、ゆっくりの死臭がするらしく、未だに忍び込んでくるゆっくりは滅多にいない。
もしかしたらゆうかが守ってくれているのかもしれない。
そう思うと嬉しさと共に、死んだ後もゆうかに頑張らせてしまっているのかと、少し胸が痛んだ。
ゆうかが勇敢に戦ったこの庭は、ゆっくりの死臭がするらしく、未だに忍び込んでくるゆっくりは滅多にいない。
もしかしたらゆうかが守ってくれているのかもしれない。
そう思うと嬉しさと共に、死んだ後もゆうかに頑張らせてしまっているのかと、少し胸が痛んだ。
(おねーさん、このめさんはね、すこしだけせいちょうがおそいの。だからゆっくりできるようにゆうかがそだててあげるのよ!)
ゆうかが一際大事に育てていた、小さな弱々しい芽は、あの時野良ゆっくり達に潰されてしまっていた。
なんとか回復しないかと、ゆうかを埋めたすぐ上に植えてみたのだが、結局無駄だった。
水と肥料をあげすぎないように注意しながら、固定したりしてみたが、残念ながら枯れてしまった。
花も咲かせることが出来ずに、ひっそりと花壇の中心で枯れていた。
なんとか回復しないかと、ゆうかを埋めたすぐ上に植えてみたのだが、結局無駄だった。
水と肥料をあげすぎないように注意しながら、固定したりしてみたが、残念ながら枯れてしまった。
花も咲かせることが出来ずに、ひっそりと花壇の中心で枯れていた。
(ゆわあああん!おはなさんしんじゃったあああ!ごめんなさいいいい!)
好きこそ物の上手なれとは言うが、ゆうか種にも個体差があるらしい。
あのゆうかは結構馬鹿な所があり、花が散った時は花が枯れたと思い込んでしまって良く泣いていた。
あのゆうかは結構馬鹿な所があり、花が散った時は花が枯れたと思い込んでしまって良く泣いていた。
(おねーさんありがとう!これはゆうかのたからものにしてだいじにするわ!)
ゆうかは、祖母との思い出が詰まったこの家 花壇 祖母から受け取った簪 私に貰った麦藁帽子 祖母 私
を宝物だと言ってくれた。
ゆうかの宝物である、この花壇を守れなかった無力感が今も私の胸に残っている。
せめて、私がここに居られるうちは、ゆうかが守ろうとした花壇を守っていきたいと思っている。
を宝物だと言ってくれた。
ゆうかの宝物である、この花壇を守れなかった無力感が今も私の胸に残っている。
せめて、私がここに居られるうちは、ゆうかが守ろうとした花壇を守っていきたいと思っている。
決意新たに花壇の手入れを終えて、縁側で靴を脱いで家に上がる。
すると玄関から騒がしい声が聞こえてきた。
すると玄関から騒がしい声が聞こえてきた。
私は玄関先に出て、塀の脇にある花を見る。
あのゆっくり達をあの種を使って出来た花だ。
案の定、私の虐待によって多くの苦痛を受けていたゆっくり達は、すぐに大きな花をいくつも咲かせてくれた。
見た目は悪くないどころかむしろ綺麗な方だ。
あのゆっくり達をあの種を使って出来た花だ。
案の定、私の虐待によって多くの苦痛を受けていたゆっくり達は、すぐに大きな花をいくつも咲かせてくれた。
見た目は悪くないどころかむしろ綺麗な方だ。
そして、少し面白い発見があった。
「ゆ?このゆっくりはなんだかゆっくりしてないね!」
「ゆぷぷ!ゆっくりしてないゆっくりはまりささまがせいっさいっするのぜ!」
「ゆぷぷ!ゆっくりしてないゆっくりはまりささまがせいっさいっするのぜ!」
近くを通ったゆっくり達は、この花を見ると決まってゆっくりしてないと言うのだ。
どうやらゆっくり達にはこの花が、お飾りの無い変な形のゆっくりに見えるらしい。
通りすがりのゆっくり達は花に向かって罵声を浴びせて、鉢に体当たりを繰り返した後、満足気に去っていった。
どうやらゆっくり達にはこの花が、お飾りの無い変な形のゆっくりに見えるらしい。
通りすがりのゆっくり達は花に向かって罵声を浴びせて、鉢に体当たりを繰り返した後、満足気に去っていった。
私はその一連の流れを見守った後、野良ゆっくりの花に手を伸ばす。
葉っぱを音を立てて勢い良く千切ってやると、植木鉢の土が少し動いた。
完全に支配されたゆっくりはどうやらまだ生きているようだ。
花の根が少しずつ伸び、栄養を吸収するたびに母体のゆっくり達がどんな苦痛を受けるのかは分からないが。
身動きが取れず、視界は真っ暗で、体を通じて何かが通過していくのはさぞ不思議で恐ろしい感覚だろう。
葉っぱを音を立てて勢い良く千切ってやると、植木鉢の土が少し動いた。
完全に支配されたゆっくりはどうやらまだ生きているようだ。
花の根が少しずつ伸び、栄養を吸収するたびに母体のゆっくり達がどんな苦痛を受けるのかは分からないが。
身動きが取れず、視界は真っ暗で、体を通じて何かが通過していくのはさぞ不思議で恐ろしい感覚だろう。
としあきの話だと、このゆっくり達の耐久力は限界に達しているらしいが、寿命はもう少し先らしい。
この花が枯れるまでは、中のゆっくり達が生きている証拠だそうだ。
この花が枯れるまでは、中のゆっくり達が生きている証拠だそうだ。
花が枯れた時に、このゆっくり達の命が終わる。
今はまだその時ではないが、その時が来たら、私の胸に何故か残る靄は晴れるのだろうか。
それとも増幅して広がっていくのだろうか。
もしそれで晴れたなら、もう一度ゆうかを飼ってみよう。
あのゆうかの代わりにはなれないだろうが、気休め程度にはなるだろう。
今はまだその時ではないが、その時が来たら、私の胸に何故か残る靄は晴れるのだろうか。
それとも増幅して広がっていくのだろうか。
もしそれで晴れたなら、もう一度ゆうかを飼ってみよう。
あのゆうかの代わりにはなれないだろうが、気休め程度にはなるだろう。
そしてもし晴れなければ、その時はまた・・・。
私は軽い自己嫌悪を感じつつ、家の中に戻った。
完
今まで書いたもの
anko2360 『馬鹿一家と賢いぱちゅりー』
anko2376 『ゆっくりショップの事情』
anko2654 『ゴキゆ』
anko3317 『さくらさんはゆっくりできる』
anko3348 『もコンロ』
anko3532 『工作ゆ虐』
anko3540 『砂場さんはゆっくりできる?』
anko3557 『非ゆっくり症』
anko3571 『ゆうかの花壇(前)』
anko3622 『ゆうかの花壇(後)』
anko2376 『ゆっくりショップの事情』
anko2654 『ゴキゆ』
anko3317 『さくらさんはゆっくりできる』
anko3348 『もコンロ』
anko3532 『工作ゆ虐』
anko3540 『砂場さんはゆっくりできる?』
anko3557 『非ゆっくり症』
anko3571 『ゆうかの花壇(前)』
anko3622 『ゆうかの花壇(後)』