ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3662 川
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ankoss
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『川』 6KB
いじめ 観察 小ネタ 野良ゆ 子ゆ いつもの小ネタです。
いじめ 観察 小ネタ 野良ゆ 子ゆ いつもの小ネタです。
「ゆーん…なんのおとなのじぇ?」
聞きなれない音に子まりさが目を覚ます。
お下げで目を擦りながら、のそのそと這いずり橋の下のダンボールハウスから顔を出す。
お下げで目を擦りながら、のそのそと這いずり橋の下のダンボールハウスから顔を出す。
「ゆぅぅぅ?!なんなのじぇぇぇぇぇぇ?どーなってるのじぇぇぇぇぇ?!」
子まりさは両目をまん丸に見開いて驚く。
そこには今まで見た事のない光景が広がっていた。
そこには今まで見た事のない光景が広がっていた。
轟々と音を立てて流れる茶色の濁流。
橋脚にぶつかり水しぶきを上げる、荒ぶる川の姿。
昨日から降り続く雨のせいで増水した川。
それは子まりさが生まれて初めて見る、大自然の姿であった。
橋脚にぶつかり水しぶきを上げる、荒ぶる川の姿。
昨日から降り続く雨のせいで増水した川。
それは子まりさが生まれて初めて見る、大自然の姿であった。
「ゆぅぅん…どーしたの、おちびちゃん。おそとはあめがふってるから、あんまり…ゆぅぅぅぅ?!」
「どーしちゃの、おとーしゃん。れーみゅ、まだおねむだ………ゆわぁぁぁぁ?!」
子まりさの声で目を覚ました親まりさと子れいむが、ダンボールハウスから顔を出す。
そして子まりさと同じように、川を見て思考停止する。
この親まりさは元飼いゆっくりで、番だった野良のれいむももういない。
お察しくださいといったところの、典型的捨てゆっくり。
野良歴が浅いので、このような川の姿を見るのはこれが初めてだった。
そして子まりさと同じように、川を見て思考停止する。
この親まりさは元飼いゆっくりで、番だった野良のれいむももういない。
お察しくださいといったところの、典型的捨てゆっくり。
野良歴が浅いので、このような川の姿を見るのはこれが初めてだった。
「おとーしゃん、これなんなのじぇ?!どーなってるのじぇ?!」
「きょわいよぉぉぉ!れーみゅ、ゆっくちできにゃいよぉぉぉぉ!!」
「ゆぅ、おちついてね、おちびちゃん。おとーさんがいれば、あんしんだよ!ゆっくりできるよ!!」
二匹の子ゆっくりは涙目で親まりさを見上げると、うねうねと体を動かして親まりさに擦り寄る。
そして揉み上げやお下げで親まりさの体にしがみ付くと、ガタガタと震えながら親まりの目を見つめる。
実際のところ恐怖半分、甘えたいが半分といった感じで親まりさに擦り寄っている。
親まりさの一つしかないお下げで頭を撫で貰いたくて、二匹はワザと大声を出してみたり、尻をブリブリと振ってみせる。
子ゆっくり達はすでに荒川の事などすっかり忘れて、可愛い自分をアピールする事に必死だった。
そうとは知らず、二匹の子ゆっくりに頼りにされていると思い、少しニヤける親まりさ。
何やらしばらく目をつぶって何かを考えると、得意そうに踏ん反り返って子ゆっくり達に語り出す。
そして揉み上げやお下げで親まりさの体にしがみ付くと、ガタガタと震えながら親まりの目を見つめる。
実際のところ恐怖半分、甘えたいが半分といった感じで親まりさに擦り寄っている。
親まりさの一つしかないお下げで頭を撫で貰いたくて、二匹はワザと大声を出してみたり、尻をブリブリと振ってみせる。
子ゆっくり達はすでに荒川の事などすっかり忘れて、可愛い自分をアピールする事に必死だった。
そうとは知らず、二匹の子ゆっくりに頼りにされていると思い、少しニヤける親まりさ。
何やらしばらく目をつぶって何かを考えると、得意そうに踏ん反り返って子ゆっくり達に語り出す。
「ゆぅぅ…おちびちゃん、だいじょうぶだよ。ゆっくりしてね!あれはね、えぇっと…そうだ!こーひーぎゅうにゅうさんなんだよ!!」
『ゆゆっ?!ひーしーぎゅーじゅーしゃん?』
子ゆっくり達は不思議そうに首を傾げるような仕草をして、親まりさの話に聞き入る。
「そうだよ!あれはおとーさんがかいゆっくりだったころ、のんだことがある、とーってもあまあまな、おいしいのみものなんだよ!」
『ゆゆっ?!あみゃあみゃ!!』
親まりさは目の前のゆっくり出来ない川の様子を、かつての飼いゆっくり時代のゆっくり出来た思い出の品として語る。
ゆっくり出来る物だと教えれは、子ゆっくり達の恐怖心が紛れると思ったのだ。
親まりさの目論み通り、その話を聞いた子ゆっくり達は、あまあまという言葉に反応してキラキラと目を輝かせる。
揉み上げとお下げをブンブン振りまわして、涎を垂らし始める。
ゆっくり出来る物だと教えれは、子ゆっくり達の恐怖心が紛れると思ったのだ。
親まりさの目論み通り、その話を聞いた子ゆっくり達は、あまあまという言葉に反応してキラキラと目を輝かせる。
揉み上げとお下げをブンブン振りまわして、涎を垂らし始める。
「ゆゆ!あまあまといっても、ちょっとにがみのある、おとなのあまあまだよ!おちびちゃんたちには、まだはやいよ!」
「ゆゆぅぅ?!おとーしゃんのいじわりゅ!まりちゃ、あみゃあみゃのみちゃい!のみちゃい!のみちゃぁぁぁい!!」
「まりちゃだけじゅるいよ!れーみゅも!れーみゅも!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!!」
子ゆっくりの川に対する恐怖心を取り除く事には成功したが、今度は食欲を煽ってしまった親まりさ。
二匹を必死になだめ様とするが、興奮した二匹は止まらない。
二匹を必死になだめ様とするが、興奮した二匹は止まらない。
「おとーしゃんのけち!こーしーぎゅーじゅーしゃん、のみちゃい!まりちゃ、じゅーぶんおとななのじぇ!ぷんぷんぷん!!」
「れーみゅものみちゃい!ゆっくちしちゃい!がまんできにゃいよぉぉぉぉ!!」
「ゆぅぅぅぅ?!れーみゅ!ずるいのじぇぇぇぇぇ!!」
子れいむが膨れ上がり親まりさを威嚇すると、揉み上げをわさわさと動かしながらダンボールから飛び出した。
それを見た子まりさも、慌てて後を追いかける。
それを見た子まりさも、慌てて後を追いかける。
「ゆゆ?!おちびちゃぁぁぁん!そっちはかわさんなんだよぉぉぉぉぉ!!ゆっくりできないんだよぉぉぉぉ!!」
親まりさも慌てて子ゆっくり達を追いかけて跳ねていく。
だが橋の下の平地はすぐに終わり、コンクリートで舗装された斜面がまっていた。
子れいむはその事に気がつかないのか、コンクリートの斜面を勢いよく飛び跳ねる。
そしてバランスを崩して転がり始める。
だが橋の下の平地はすぐに終わり、コンクリートで舗装された斜面がまっていた。
子れいむはその事に気がつかないのか、コンクリートの斜面を勢いよく飛び跳ねる。
そしてバランスを崩して転がり始める。
「ゆっびゃぁぁぁぁ?!おめめがまわ 『ザパッ!』 びゅぼぉぉぉぉ?!ごべべぇぇ?!ゆごぼごべぇぇぇ………」
子れいむはあっという間に増水した川の流れに消えていった。
「ゆぅぅぅ?!おちびちゃん!おとびちゃんはどこにいったのおぉぉぉぉ?!」
「………れーみゅ?…どこいったの…じぇ?………ゆぅぅぅ?!ましゃか!こーしーしゃんを、ひとりじめしてるのじぇ?!ゆるしぇないのじぇぇぇぇ!!」
子れいむを見失った親まりさは慌てて周囲を見渡すが、子まりさはあまあまを独り占めしていると勝手に勘違いして怒り始める。
頬に空気をため込んで膨れ上がりながら、ズリズリと這いずって水際までやってくる。
頬に空気をため込んで膨れ上がりながら、ズリズリと這いずって水際までやってくる。
「まりちゃも、あまあまこーしーしゃんを、ごーくごーくしゅるのじぇ!このこーしーしゃんは、ぜーんぶまりちゃのものなのじぇ!!」
ゆっくりする事とあまあまの事に関しては、どこまでも貪欲なゆっくり。
子まりさは、目の前に広がる壮大な量の濁流の全てを自分の物だと宣言すると、眉毛を吊り上げて満足そうに仰け反った。
子まりさは、目の前に広がる壮大な量の濁流の全てを自分の物だと宣言すると、眉毛を吊り上げて満足そうに仰け反った。
「ゆぅぅぅぅ?!おちびちゃん!そんなところにいたら、あぶないよぉぉぉぉ!!はやくこっちにもどってきてねぇぇぇ!!」
「ゆゆぅ?!なんなのじぇ、おとーしゃん?…ゆゆぅ?!もしかして、まりちゃのあまあまをうばうきなのじぇ?!だめなのじぇ!だめなのじぇぇぇ!!」
子まりさは、呼びかける親まりさに向かってぷくーっと膨れ上がり威嚇すると、川の水を飲もうと体を屈める。
だが、斜面で前のめり気味に顔を下げたせいでバランスを崩し、そのまま川に落ちてしまう。
だが、斜面で前のめり気味に顔を下げたせいでバランスを崩し、そのまま川に落ちてしまう。
「ゆっぶぅぅぅ?!つめちゃい!にゃにこれぇぇぇ?!つちしゃんのあじがしゅぶげぼぉぉぉぉぉ!!」
子まりさは川の水を大量に飲み込んで泣き叫びながら、もがく間もなく川の流れに消えていった。
「ゆっわぁぁぁぁぁ?!おちびちゃんがぁぁぁぁぁ?!どぼじでぇぇぇぇぇ!!」
それを見た親まりさは慌てて水際まで降りてくる。
そして帽子を脱ぐと、それを水面に浮かべる。
そして帽子を脱ぐと、それを水面に浮かべる。
「おちびちゃん、いますぐたすけにいく………ゆっがぁぁぁぁぁぁ?!までぃざのすてきなおぼうしがぁぁぁぁぁ?!」
眉毛をりりしく吊り上げて、いざ帽子に飛び乗ろうとする親まりさ。
だが帽子は流れに乗って、凄まじい速さで親まりさの元から遠ざかっていく。
親まりさは大声で泣き叫びながら、帽子を取ろうと必死に舌を伸ばす。
だが帽子は流れに乗って、凄まじい速さで親まりさの元から遠ざかっていく。
親まりさは大声で泣き叫びながら、帽子を取ろうと必死に舌を伸ばす。
「おぼうしぃぃぃ!どぼしでいっちゃうのぉぉぉぉ!まってよぉぉぉぉ!まりさがゆっくりできないでしょぉぉぉぉ!!」
もはや子ゆっくりの事など眼中に無く、どんどん遠ざかっていく自分の帽子を見ながら悔しそうにその場を飛び跳ねる。
「おぼうしぃぃぃぃぃ!!ゆっく 『ザバッ』 ゆぼぉぉぉぉ!!ゆぶごべごぼべべぇ?!おぼうじぃぃぃ!ゆっぼじぃぃぃ!!」
子ゆっくりの様に泣きながら飛び跳ねていた親まりさは、そのままバランスを崩して川の中へ落ちる。
親まりさはお下げをブンブンと振り回しながら、転がるように流されていく。
親まりさはお下げをブンブンと振り回しながら、転がるように流されていく。
「ごべぼぶごぶぼぼぉぉぉ!げぼががぎべべぶばぁ?!がばっ!ぼごっ!」
しばらく川下りを楽しんだ親まりさだったが、大型饅頭が何時までも浮いていられる訳もなく、子ゆっくり達同様に川に飲み込まれていった。
川は何事も無かったかのように、轟々と流れ続けていた。
川は何事も無かったかのように、轟々と流れ続けていた。
完
徒然あき