ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3725 ゆっくりみすちー哀の歌 短い小ネタです
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ankoss
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『ゆっくりみすちー哀の歌 短い小ネタです』 11KB
愛で ギャグ パロディ 小ネタ 自業自得 変態 日常模様 飼いゆ 希少種 現代 独自設定 二作目です。胴付きが登場します。
愛で ギャグ パロディ 小ネタ 自業自得 変態 日常模様 飼いゆ 希少種 現代 独自設定 二作目です。胴付きが登場します。
御注意
- 本SSでは語り手がHENTAIかつ残念な脳の持ち主となっております。
『ゆっくりみすちー哀の歌 短い小ネタです』
俺は限界を迎えつつある。
一日の労働を終えて帰宅した身にとって、風呂は心身の疲れを癒す極楽のひとときだ。
ましてや・・・愛らしい美少女といっしょの入浴ともなれば!
そう。強く、強く主張しよう。
うちの胴付き『ゆっくりみすちー』は、美少女である!! と。
ましてや・・・愛らしい美少女といっしょの入浴ともなれば!
そう。強く、強く主張しよう。
うちの胴付き『ゆっくりみすちー』は、美少女である!! と。
「ああ、おふろって、とてもゆっくりできます・・・」
ほんわかと暖かな湯気に満たされた浴室のなかで、今、俺の目の前に、みすちーはその小柄な肢体を惜しげもなく
さらしている。
ボディーシャンプーを含ませた柔らかい海綿で、気持ちよさそうに身体を洗うみすちーの、なんという艶姿。
俺はいま、湯船に浸かりつつ、斜め後方45度からの熱い凝視を絶賛継続中なのだ。
みすちーの、すっと伸ばされた二の腕の下に見える・・・おおおお、見えるっ・・・すばらしい曲線を描いて上品に
膨らんだ、胸。
その胸、新雪のようなボディーシャンプーの白い泡に覆われた胸の頂上に、ちらりとのぞく、ちいさな桜色。
たまらん。
まばたきなんぞしているひまはない。
なんでかって? あのな、ほんの一瞬のまばたきが、ほんの一瞬みすちーの姿を掻き消してしまうではないか。
それは、かけがえのない我が人生に、決して恢復し得ない損失を与えることに他ならないのである。
というわけで、眼ン球の白目が血走るぐらい、なんの不都合があろうか。
俺は、みすちーの裸身を眼球に焼き付け続ける。くそっ、脳内の記憶を外部ストレージにバックアップ保存する技術が
なぜ実用化されていないのだッ!? 神さまの意地悪ッ!! あんたそんなに俺とみすちーとのラブラブハニースイート
ライフが妬ましいかッ!!
ほんわかと暖かな湯気に満たされた浴室のなかで、今、俺の目の前に、みすちーはその小柄な肢体を惜しげもなく
さらしている。
ボディーシャンプーを含ませた柔らかい海綿で、気持ちよさそうに身体を洗うみすちーの、なんという艶姿。
俺はいま、湯船に浸かりつつ、斜め後方45度からの熱い凝視を絶賛継続中なのだ。
みすちーの、すっと伸ばされた二の腕の下に見える・・・おおおお、見えるっ・・・すばらしい曲線を描いて上品に
膨らんだ、胸。
その胸、新雪のようなボディーシャンプーの白い泡に覆われた胸の頂上に、ちらりとのぞく、ちいさな桜色。
たまらん。
まばたきなんぞしているひまはない。
なんでかって? あのな、ほんの一瞬のまばたきが、ほんの一瞬みすちーの姿を掻き消してしまうではないか。
それは、かけがえのない我が人生に、決して恢復し得ない損失を与えることに他ならないのである。
というわけで、眼ン球の白目が血走るぐらい、なんの不都合があろうか。
俺は、みすちーの裸身を眼球に焼き付け続ける。くそっ、脳内の記憶を外部ストレージにバックアップ保存する技術が
なぜ実用化されていないのだッ!? 神さまの意地悪ッ!! あんたそんなに俺とみすちーとのラブラブハニースイート
ライフが妬ましいかッ!!
もちろん、みすちーと俺とは、はじめて出会ったときから今日この瞬間にいたるまで、まったくもって健全きわまりない
清い関係、もとい、ただの御主人様とペットという仲である。えっちな意味での例えではなく、文字通りの間柄で、だ。
清い関係、もとい、ただの御主人様とペットという仲である。えっちな意味での例えではなく、文字通りの間柄で、だ。
だからこそ。
俺は、限界を迎えつつあった。
みすちー・・・
もう、この沸き上がる情熱を押しとどめることはできない・・・っ!!
『ゆっくりみすちー』は歌唱力の高さで知られているゆっくりだが、俺のみすちーも例外ではない。
胴付きゆっくり、しかも希少種、穏やかな性格かつ礼儀正しい物腰、そして聴き惚れずにはいられない美声の主と
あって、みすちーの御近所における評判はすこぶる良い。
ゆっくりのおうた、というと、ゆっくりれいむ種ががなり立てる「こもりうた」などの迷惑騒音が思い起こされるが、
みすちー種のそれは人間にとって心地よい、本物の歌である。
しかも、みすちー種の歌は、ただの歌ではない。
それは聴かせる相手の精神に直に作用する、特定の『意識』を叩き込む効力射なのだ。
胴付きゆっくり、しかも希少種、穏やかな性格かつ礼儀正しい物腰、そして聴き惚れずにはいられない美声の主と
あって、みすちーの御近所における評判はすこぶる良い。
ゆっくりのおうた、というと、ゆっくりれいむ種ががなり立てる「こもりうた」などの迷惑騒音が思い起こされるが、
みすちー種のそれは人間にとって心地よい、本物の歌である。
しかも、みすちー種の歌は、ただの歌ではない。
それは聴かせる相手の精神に直に作用する、特定の『意識』を叩き込む効力射なのだ。
俺のみすちーがゆっくり歌手として知られるようになったのも、その歌の能力を活かして町内の野良ゆっくり駆除
ボランティアに貢献していたことがきっかけだ。
そう。ゆっくりみすちー種の歌は、野良ゆっくり対策において武器となる。
みすちー種の『敵意』を込めた歌を野良ゆっくり達に聴かせると、とくに「おうたじょうず」を自尊心の存立基盤と
しているれいむ種は非常に嫌がり、恐慌をきたし、悶え苦しみ、ついには発狂して死ぬ。野良ゆっくりが繁殖を暴走
させる要因はれいむ種の多産能力に負うところが大なので、みすちー種に屋外で歌を披露させるのは直接的にも間接的
にも野良ゆっくり勢力に打撃を与えることになるのだ。
ゆっくり歌手の認定を受けたみすちー種は、さまざまな感情を使い分けて目的に合致する歌を唱うことで、人間社会
の諸活動に貢献している。野良ゆっくり駆除は、その活躍のごく一部に過ぎない。
みすちー種の知名度が高まったおかげで、みすちーを連れて買い物や散歩を楽しんでいても「もしもし警察? なんかね、
若い男が小学生くらいの歳の外国人っぽい女の子を連れ回してるんだけど」などというド迷惑な通報をされることも少なく
なった。
もっとも先日、ふたりで公園を散策していたところ、この町内でミニコミ紙を発行しているとかいう胴付ききめえ丸に
歩道の植え込みの陰からみすちーをローアングルで盗撮される被害に遭ったのには閉口した。アイドル人気が高くなるのも
良し悪しだ。
そいつは「おお、ぱぱらっちぱぱらっち」とシャウトしながら激しく頭をシェイクしてカメラを構えていたので、本来的
な意味での盗み撮りと言えるかどうかは微妙だったが。くそ、きめえ丸め、いったい何枚みすちーのミニスカ生脚ムフフ
写真を撮りやがった? 焼き増しを頼まなきゃいけないじゃないか。
ボランティアに貢献していたことがきっかけだ。
そう。ゆっくりみすちー種の歌は、野良ゆっくり対策において武器となる。
みすちー種の『敵意』を込めた歌を野良ゆっくり達に聴かせると、とくに「おうたじょうず」を自尊心の存立基盤と
しているれいむ種は非常に嫌がり、恐慌をきたし、悶え苦しみ、ついには発狂して死ぬ。野良ゆっくりが繁殖を暴走
させる要因はれいむ種の多産能力に負うところが大なので、みすちー種に屋外で歌を披露させるのは直接的にも間接的
にも野良ゆっくり勢力に打撃を与えることになるのだ。
ゆっくり歌手の認定を受けたみすちー種は、さまざまな感情を使い分けて目的に合致する歌を唱うことで、人間社会
の諸活動に貢献している。野良ゆっくり駆除は、その活躍のごく一部に過ぎない。
みすちー種の知名度が高まったおかげで、みすちーを連れて買い物や散歩を楽しんでいても「もしもし警察? なんかね、
若い男が小学生くらいの歳の外国人っぽい女の子を連れ回してるんだけど」などというド迷惑な通報をされることも少なく
なった。
もっとも先日、ふたりで公園を散策していたところ、この町内でミニコミ紙を発行しているとかいう胴付ききめえ丸に
歩道の植え込みの陰からみすちーをローアングルで盗撮される被害に遭ったのには閉口した。アイドル人気が高くなるのも
良し悪しだ。
そいつは「おお、ぱぱらっちぱぱらっち」とシャウトしながら激しく頭をシェイクしてカメラを構えていたので、本来的
な意味での盗み撮りと言えるかどうかは微妙だったが。くそ、きめえ丸め、いったい何枚みすちーのミニスカ生脚ムフフ
写真を撮りやがった? 焼き増しを頼まなきゃいけないじゃないか。
みすちーとの生活は、無彩色だった俺の人生を薔薇色に塗り替えつつある。
みすちーの愛らしさ、優しさ、聡明さが、仕事に明け暮れて疲れ果てたあげくに万年床のせんべい布団でひとり寂しく
くたばるだけという一日を漫然と繰り返すばかりだった俺に、生きることの意味を思い出させてくれた。
みすちーは、たしかにペットだ。
ペットだ、というだけの、家族だ。
朝、「いってらっしゃい」と俺を笑顔で送り出し、夜、「おかえりなさい」と俺を笑顔で出迎えてくれる、家族なのだ。
その笑顔。
その優しさ。
そのぬくもり。
日々の仕事への不満、鬱積する遣り場のない苛立ち、将来へのぼんやりとした不安、そんなもろもろの感情が入り混ざった
愚痴にゆっくり耳を傾けてくれるみすちー。
毎日毎日、料理の本を参考にして夕食をつくってくれるみすちー。
天空の音色を奏でるかのような美しい歌を唱ってくれるみすちー。
みすちーの愛らしさ、優しさ、聡明さが、仕事に明け暮れて疲れ果てたあげくに万年床のせんべい布団でひとり寂しく
くたばるだけという一日を漫然と繰り返すばかりだった俺に、生きることの意味を思い出させてくれた。
みすちーは、たしかにペットだ。
ペットだ、というだけの、家族だ。
朝、「いってらっしゃい」と俺を笑顔で送り出し、夜、「おかえりなさい」と俺を笑顔で出迎えてくれる、家族なのだ。
その笑顔。
その優しさ。
そのぬくもり。
日々の仕事への不満、鬱積する遣り場のない苛立ち、将来へのぼんやりとした不安、そんなもろもろの感情が入り混ざった
愚痴にゆっくり耳を傾けてくれるみすちー。
毎日毎日、料理の本を参考にして夕食をつくってくれるみすちー。
天空の音色を奏でるかのような美しい歌を唱ってくれるみすちー。
みすちーの歌。
耳にではなく、心に直に届く歌。
俺への、嘘偽りのない、親愛の情の発露。
耳にではなく、心に直に届く歌。
俺への、嘘偽りのない、親愛の情の発露。
だから。
俺は 。
限 界 を
迎 え つつ あ
「・・・おにいさん?」
みすちーが、俺の方を振り返っていた。
おっと、いかん。俺よだれ垂らしとらんだろうな。
「ん。なにかな、みすちー」
俺は、あくまでも紳士的に笑顔を返す。
「いえ。なんでも、ないです・・・」
みすちーは、ちょっと恥ずかしそうに微笑み、身体を拭う手をふたたび動かしはじめた。
そんな何気ない艶姿を、俺は紳士的に笑顔で見守る。
紳士的に、である。
そう。紳士的に。
紳士的に。
笑顔を。
紳士てきに・・・
笑がおを・・・
しんしてきに・・・・・・
し・・・しんし・・・て・・・
・・・・・・
せなか!! みすちーのかあいらしいせなか! さわらして!! さわらしてね!! たくさんでいいよ!!
おっおっおねがいぃいいぃいいっいいいいぃいいいいっいいいいっ!!!!
・・・・・・
浴室の鏡に映ったみすちーと、視線が交差する。
もちろん、この俺の胸のなかで荒れ狂うパーフェクトストームな懊悩は、おくびにも出さない。
みすちーは、にこっと笑う。
そして、俺は言ったのだ。
「よし、背中を洗ってあげよう」
ぱっと笑顔を明るくするみすちー。
しかし、
「あ、でも。だいじょうぶですよ」
あくまでも俺に手間を掛けさせようとしない。
遠慮の返事にも、みすちーの俺に対する信頼が感じられる。
わたしをたいせつにしてくれる、やさしいおにいさん――という信頼が。
みすちーが、俺の方を振り返っていた。
おっと、いかん。俺よだれ垂らしとらんだろうな。
「ん。なにかな、みすちー」
俺は、あくまでも紳士的に笑顔を返す。
「いえ。なんでも、ないです・・・」
みすちーは、ちょっと恥ずかしそうに微笑み、身体を拭う手をふたたび動かしはじめた。
そんな何気ない艶姿を、俺は紳士的に笑顔で見守る。
紳士的に、である。
そう。紳士的に。
紳士的に。
笑顔を。
紳士てきに・・・
笑がおを・・・
しんしてきに・・・・・・
し・・・しんし・・・て・・・
・・・・・・
せなか!! みすちーのかあいらしいせなか! さわらして!! さわらしてね!! たくさんでいいよ!!
おっおっおねがいぃいいぃいいっいいいいぃいいいいっいいいいっ!!!!
・・・・・・
浴室の鏡に映ったみすちーと、視線が交差する。
もちろん、この俺の胸のなかで荒れ狂うパーフェクトストームな懊悩は、おくびにも出さない。
みすちーは、にこっと笑う。
そして、俺は言ったのだ。
「よし、背中を洗ってあげよう」
ぱっと笑顔を明るくするみすちー。
しかし、
「あ、でも。だいじょうぶですよ」
あくまでも俺に手間を掛けさせようとしない。
遠慮の返事にも、みすちーの俺に対する信頼が感じられる。
わたしをたいせつにしてくれる、やさしいおにいさん――という信頼が。
でも!
でもね!!
みすちー!!! このままじゃ、おにいさんが、だいじょうぶじゃなくなるのおおおおおおっ!!!!
でもね!!
みすちー!!! このままじゃ、おにいさんが、だいじょうぶじゃなくなるのおおおおおおっ!!!!
俺は、みすちーに迫った。
「遠慮するもんじゃない。翼の付け根のところ、洗いにくいだろ?」
あくまで笑顔だけは、理性的。
「遠慮するもんじゃない。翼の付け根のところ、洗いにくいだろ?」
あくまで笑顔だけは、理性的。
ちょっとためらったあと、みすちーは嬉しそうにコクンと頷いた。
・・・・
ふ・・・
ふ・・・ふふ・・・ふふふ・・・
ふは、ふはははっ、ふははははははははーッ!!
ついにッ!!
ついに同意を得たァーッ!!
みすちーにさわれるッ!! はだかのみすちーにッ!! この俺の手でッ!!
ざまあみろおッ!! 心ゆくまで嫉妬するがいいっ、神ぃーッ!!
ふ・・・
ふ・・・ふふ・・・ふふふ・・・
ふは、ふはははっ、ふははははははははーッ!!
ついにッ!!
ついに同意を得たァーッ!!
みすちーにさわれるッ!! はだかのみすちーにッ!! この俺の手でッ!!
ざまあみろおッ!! 心ゆくまで嫉妬するがいいっ、神ぃーッ!!
歓喜のあまり踊りだしかねなかった俺は必死に自分を抑え、この胸の高鳴りを意識しつつ、いそいそと、不自然に
思われないようにごくさりげなく、しかし出来る限り素早く湯船を出て、みすちーの背後に坐ったのである。
そして。
いま。
俺は。
この手で。
みすちーの背中を。
洗っているううううううう・・・ッ!!!!
そのとき、みすちーの、吐息混じりの声。
「きもちいいです、おにいさん」
「・・・それはよかった」
うん。すごくよかったよ、みすちー。
――きもちいいです、おにいさん――
鼻血が出るかと思った。
みすちー。いまの言葉、心のなかで永遠にエンドレス再生するからね。
やさしく丁寧に海綿を滑らせ、みすちーのしみひとつない柔肌を撫でていく。
「はぁん・・・」
聞こえた。
みすちーの、かすかな溜め息。
それは衝撃波のように俺の聴覚を刺し貫いた・・・ッ!!
「あ・・・はぁ・・・」
正面の化粧鏡に映っているのは、みすちーの無邪気な笑顔だった。
「あ・・・ん・・・」
その無邪気な笑顔が、俺の手の動きにあわせて、ほのかに上気して、とろけていく。
「ん・・・」
うっとりとしたまなざしを宙にさまよわせ、あえかな囁きを、とぎれとぎれに口ずさみはじめる。
思われないようにごくさりげなく、しかし出来る限り素早く湯船を出て、みすちーの背後に坐ったのである。
そして。
いま。
俺は。
この手で。
みすちーの背中を。
洗っているううううううう・・・ッ!!!!
そのとき、みすちーの、吐息混じりの声。
「きもちいいです、おにいさん」
「・・・それはよかった」
うん。すごくよかったよ、みすちー。
――きもちいいです、おにいさん――
鼻血が出るかと思った。
みすちー。いまの言葉、心のなかで永遠にエンドレス再生するからね。
やさしく丁寧に海綿を滑らせ、みすちーのしみひとつない柔肌を撫でていく。
「はぁん・・・」
聞こえた。
みすちーの、かすかな溜め息。
それは衝撃波のように俺の聴覚を刺し貫いた・・・ッ!!
「あ・・・はぁ・・・」
正面の化粧鏡に映っているのは、みすちーの無邪気な笑顔だった。
「あ・・・ん・・・」
その無邪気な笑顔が、俺の手の動きにあわせて、ほのかに上気して、とろけていく。
「ん・・・」
うっとりとしたまなざしを宙にさまよわせ、あえかな囁きを、とぎれとぎれに口ずさみはじめる。
あ
も お
た ま ら ん
「みっ・・・」
「?」
「みすちー・・・」
「はい」
「みすちー・・・!!」
「はい?」
「みすちーいいいいいぃいいいぃイぃいいぃいいいイいいぃイィイイィイいィいいいイいいいぃイぃッ!!!!!!」
「はいいいいいいいいいい!?!?」
俺は、みすちーをしっかりと抱きしめる。
「みっみっみっみすちーっ!! おっおおっおっおれのおれのおれのっかわいいみすちーっ!!」
「おっおにいさん!? どどどどーしたんですかいきなりっ!?」
「みすちー! だいすきだよみすちー!」
「えっ!? あっそっそれはそのわたしもおにいさんのことだいすきですけど!?」
「ちがうんだよ! みすちーの『だいすき』はおにいさんもよーっくわかってるよ! でも! でもっでもっでもね!
おにいさんの『だいすき』はみすちーの『だいすき』とはちがう『だいすき』なんだよ! ゆっくりりかいしてね!!」
「は、はあ・・・あの・・・それって・・・つまり・・・」
「みすちー!! おれのこいびとさんになってね!! いますぐでいいよ!!」
みすちーのつぶらな両目が、驚愕のあまり丸くなる。
「そ・・・そんな!! そんなのだめです!!」
「だめなことなんかないよ!! あいっじょうはこのよでもっともゆっくりしてるとうとくてしんせいにしてふかしんな
たましいのむすびつきなんだよ!! しゅぞくのちがいなんてぜんぜんかんけいないよ!! だからにくたいてきにも
ふかくてながくてきもちいいむすびつきをゆっくりはたそうね!! いますぐでいいよ!!」
しかし、みすちーは悲しそうに目をそらした。
「わ・・・わたし、ゆっくりだけど・・・にんげんのおにいさんのこと・・・ずっと、ほんとうのおにいさんのように
おもっていて・・・」
義理の妹萌えッ!!
「おにいさんだってみすちーのこと、じつのいもうとみたいにおもってたよ!! でも、もう、ちのつながっていない
なかよしきょうだいっていうなまごろしなかんけいをつづけるくらしでは・・・おにいさんはっ・・・おにいさんはっ・・・
にんげんてきにけんぜんなしゃかいせいかつをおくれなくなっちゃったんだよ!! そんなせいてきにけしからんみすちーは、
せいてきにゆっくりせきにんをとってね!! おにいさんもおとこらしくせきにんをとるよ!!」
「そんなっ・・・そんなこといわないで!! みすちーを、おにいさんのいもうとでいさせて!!」
「おにいさんはねっ・・・おにいさんはねっ・・・みすちーが、ほしいんだよ!!」
「だめです・・・だめなのに・・・っ!!」
「おにいさんは、みすちーのことを、こころからあいしてるよ!! それがおにいさんのほんしんだよ!! だからみすちーも、
うそいつわりないほんしんを、ゆっくりきかせてね!!」
「みすちーの・・・ほんとうのきもち・・・」
「そうだよ!! みすちーは、ほんとうのきもちをつたえるとき、おうたをうたってきかせるでしょ!? きかせてね!!
みすちーのほんとうのきもちをつたえるおうた、ゆっくりきかせてね!! いますぐでいいよ!!」
みすちーは、しばらくのあいだ黙っていた。
やがて、
「・・・わかりました。だいすきなおにいさんに、いままでずっとかくしつづけていた、うそいつわりのない、このきもちを
「?」
「みすちー・・・」
「はい」
「みすちー・・・!!」
「はい?」
「みすちーいいいいいぃいいいぃイぃいいぃいいいイいいぃイィイイィイいィいいいイいいいぃイぃッ!!!!!!」
「はいいいいいいいいいい!?!?」
俺は、みすちーをしっかりと抱きしめる。
「みっみっみっみすちーっ!! おっおおっおっおれのおれのおれのっかわいいみすちーっ!!」
「おっおにいさん!? どどどどーしたんですかいきなりっ!?」
「みすちー! だいすきだよみすちー!」
「えっ!? あっそっそれはそのわたしもおにいさんのことだいすきですけど!?」
「ちがうんだよ! みすちーの『だいすき』はおにいさんもよーっくわかってるよ! でも! でもっでもっでもね!
おにいさんの『だいすき』はみすちーの『だいすき』とはちがう『だいすき』なんだよ! ゆっくりりかいしてね!!」
「は、はあ・・・あの・・・それって・・・つまり・・・」
「みすちー!! おれのこいびとさんになってね!! いますぐでいいよ!!」
みすちーのつぶらな両目が、驚愕のあまり丸くなる。
「そ・・・そんな!! そんなのだめです!!」
「だめなことなんかないよ!! あいっじょうはこのよでもっともゆっくりしてるとうとくてしんせいにしてふかしんな
たましいのむすびつきなんだよ!! しゅぞくのちがいなんてぜんぜんかんけいないよ!! だからにくたいてきにも
ふかくてながくてきもちいいむすびつきをゆっくりはたそうね!! いますぐでいいよ!!」
しかし、みすちーは悲しそうに目をそらした。
「わ・・・わたし、ゆっくりだけど・・・にんげんのおにいさんのこと・・・ずっと、ほんとうのおにいさんのように
おもっていて・・・」
義理の妹萌えッ!!
「おにいさんだってみすちーのこと、じつのいもうとみたいにおもってたよ!! でも、もう、ちのつながっていない
なかよしきょうだいっていうなまごろしなかんけいをつづけるくらしでは・・・おにいさんはっ・・・おにいさんはっ・・・
にんげんてきにけんぜんなしゃかいせいかつをおくれなくなっちゃったんだよ!! そんなせいてきにけしからんみすちーは、
せいてきにゆっくりせきにんをとってね!! おにいさんもおとこらしくせきにんをとるよ!!」
「そんなっ・・・そんなこといわないで!! みすちーを、おにいさんのいもうとでいさせて!!」
「おにいさんはねっ・・・おにいさんはねっ・・・みすちーが、ほしいんだよ!!」
「だめです・・・だめなのに・・・っ!!」
「おにいさんは、みすちーのことを、こころからあいしてるよ!! それがおにいさんのほんしんだよ!! だからみすちーも、
うそいつわりないほんしんを、ゆっくりきかせてね!!」
「みすちーの・・・ほんとうのきもち・・・」
「そうだよ!! みすちーは、ほんとうのきもちをつたえるとき、おうたをうたってきかせるでしょ!? きかせてね!!
みすちーのほんとうのきもちをつたえるおうた、ゆっくりきかせてね!! いますぐでいいよ!!」
みすちーは、しばらくのあいだ黙っていた。
やがて、
「・・・わかりました。だいすきなおにいさんに、いままでずっとかくしつづけていた、うそいつわりのない、このきもちを
- せいいっぱい、うたわせてもらいます」
こほん、と咳払いをして、みすちーは歌い始めた。
♪はだかーのーきょうだいがー へーんたいでっ
♪おおきーくーたーてーたー ナニみっせーるっ
♪おおきーくーたーてーてー なにをっすーるっ?
♪ぎーりーのーいもうとのー みすちーにーっ?
♪ちんちん ちんちん ちんちーんちんちんっ
♪ちんちん ちんちん ちんちーんちんちんっ
♪だーけーどー おおきーくー なーってーもーっ
♪たんしょうは た・ん・しょ・う
♪ちんちん
「どぼぢでぞんなごどいう゛のおおおおおおおおおおおおおッ!?」
俺は、鮮血の涙を流して慟哭した。
みすちーは、慰めるように言った。
「だって、短い小ネタですから」
追記
みすちーはその後もゆっくり歌手としての名声を高めていったが、あるとき、せんべい布団の万年床で俺と一緒に
昼寝していた姿をあの胴付ききめえ丸に盗撮され、その写真を奴が発行しているミニコミ紙『ニャンニャン。新聞』
で暴露されたために、アイドル生命を断たれた。
昼寝していた姿をあの胴付ききめえ丸に盗撮され、その写真を奴が発行しているミニコミ紙『ニャンニャン。新聞』
で暴露されたために、アイドル生命を断たれた。
おしまい
前作:anko3029『しろくろつけるよ! ゆっくりえいき』