ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3830 秋雨とルサンチマン
最終更新:
ankoss
-
view
『秋雨とルサンチマン』 8KB
観察 嫉妬 妬み 家出 家族崩壊 駆除 野良ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 初投稿です 会話・述懐主体
観察 嫉妬 妬み 家出 家族崩壊 駆除 野良ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 初投稿です 会話・述懐主体
「秋雨とルサンチマン」
- 会話主体です
- 一部ゆっくりのしゃべり方が漢字交じりになっています
- 乱文注意
昨日まで冷たいながらも晴れ渡っていた秋の空は見る影も無くなっていた。
昼下がりだと言うのに雲が重く垂れ込み、気温と相まって子まりさを憂鬱な気分にさせる。
昼下がりだと言うのに雲が重く垂れ込み、気温と相まって子まりさを憂鬱な気分にさせる。
憂鬱なのは人間もだろうか?
それは、この街にいるものなら誰でも何でも同じなのだろう。
子まりさは、強くなる雨に当たらないようにシャッターの下りた、誰もいない忘れ去れらた様な通りの硬く閉じられた建物の前にいた。
それは、この街にいるものなら誰でも何でも同じなのだろう。
子まりさは、強くなる雨に当たらないようにシャッターの下りた、誰もいない忘れ去れらた様な通りの硬く閉じられた建物の前にいた。
憂鬱なのは天気のせいではない、今の子まりさの境遇がその気分の大半の理由と言ったところだろう。
子まりさは野良ゆっくりだ。父ゆっくりはまりさだそうだが、子まりさは顔すら見ていない。実ゆっくりの時に「狩り」に出て、満身創痍で帰ってきて息絶えてきた、と聞いている。
母ゆっくりはれいむだ。だがこれが無能を絵に描いたかのような程何もできない。
れいむ種の特性なのだろうか?それ以上にれいむが捨てられたゆっくりである事が大きいのだろう、と子まりさは思う。
子まりさは野良ゆっくりだ。父ゆっくりはまりさだそうだが、子まりさは顔すら見ていない。実ゆっくりの時に「狩り」に出て、満身創痍で帰ってきて息絶えてきた、と聞いている。
母ゆっくりはれいむだ。だがこれが無能を絵に描いたかのような程何もできない。
れいむ種の特性なのだろうか?それ以上にれいむが捨てられたゆっくりである事が大きいのだろう、と子まりさは思う。
それから、妹ゆっくりの子れいむ達がいる。つまりまりさ種は子まりさだけなのだ。
だからこそ、ハンドボールほどの大きさのこの子まりさは、たった一体で「狩り」をしなければならなかった。
「訓えて」くれるものもいない、上手くいかないのは当然だ。
その度に怒る訳でもなく、ただ延々と自分のふがいなさを嘆き、さめざめと泣き、すーりすーりとする。子まりさはそれに対して居心地の悪さをいつも感じていた。
だからこそ、ハンドボールほどの大きさのこの子まりさは、たった一体で「狩り」をしなければならなかった。
「訓えて」くれるものもいない、上手くいかないのは当然だ。
その度に怒る訳でもなく、ただ延々と自分のふがいなさを嘆き、さめざめと泣き、すーりすーりとする。子まりさはそれに対して居心地の悪さをいつも感じていた。
いっそのこと、ゲスゆっくりとはいかないまでも、自分だけで生きていこうか。と考える時がある。
街で生きる野良ゆっくりは、冷酷ともいえるほど非情でなければ生きてはいけない。
だが、子まりさは非情にはなれなかった。恩か?絆か?…そんな陳腐な言葉で言い表せられる程度の薄っぺらい感情が、この漠然として気持ち悪さから開放されずに、鎖のように子まりさの心を縛り付けるのだ。
街で生きる野良ゆっくりは、冷酷ともいえるほど非情でなければ生きてはいけない。
だが、子まりさは非情にはなれなかった。恩か?絆か?…そんな陳腐な言葉で言い表せられる程度の薄っぺらい感情が、この漠然として気持ち悪さから開放されずに、鎖のように子まりさの心を縛り付けるのだ。
そうだ、助け合うのはゆっくりとして当然だ。「みんなで仲良くゆっくりする」のは生きて行く上で当然の事だろう。
その言葉を思い返すと、一人で生きていこうなんておこがましい考えは霧が晴れたように消え去っていった。
割を食っても、他の仲間や家族のために尽くす。助け合う、それがゆっくりとして当然なんだ。
子まりさはこの雨が上がればいち早く帽子の中にある食料を、母れいむや妹れいむ達に上げようと決意した。自分は道中食ったとでも言えば良い。全てを上げて「助けよう」。雨が上がれば…
その言葉を思い返すと、一人で生きていこうなんておこがましい考えは霧が晴れたように消え去っていった。
割を食っても、他の仲間や家族のために尽くす。助け合う、それがゆっくりとして当然なんだ。
子まりさはこの雨が上がればいち早く帽子の中にある食料を、母れいむや妹れいむ達に上げようと決意した。自分は道中食ったとでも言えば良い。全てを上げて「助けよう」。雨が上がれば…
雨は一層激しさを増し、飛沫が子まりさの頬に当たる。
この「庇(ひさし)」の中に、同じようにバスケットボールほどのゆっくりが飛び跳ねて入ってきた。
この「庇(ひさし)」の中に、同じようにバスケットボールほどのゆっくりが飛び跳ねて入ってきた。
「ゆふー…ゆふー…疲れたわぁぁ…!ゆゆ?」
「ゆ…れいぱーだ…!」
「ゆ…れいぱーだ…!」
子まりさは凍りついた。今自分の目の前にいるのが、追いかけられたら最後、すっきりされて衰弱死させられるれみりゃとならぶ「捕食種」とも言える存在、れいぱーありすなのだから。
背部から砂糖水の汗が噴出す、息が激しくなって目の前が白くなっていく。
逃げられる場所は無い。だが、不思議なことにそのありすはぼさぼさの砂糖細工の髪の毛を振り回すとこちらを見下ろして落ち着いているのだ。
背部から砂糖水の汗が噴出す、息が激しくなって目の前が白くなっていく。
逃げられる場所は無い。だが、不思議なことにそのありすはぼさぼさの砂糖細工の髪の毛を振り回すとこちらを見下ろして落ち着いているのだ。
「ゆはっ…!ゆはっ…!ゆふぅ…!まりしゃににゃにもしにゃいの…?」
「ありすはれいぱーなんかじゃないわ、それに」
「…それに?」
「れいぱーなんて田舎者な事をするのは、それをするしか生きる術を知らないからなのよ」
「ありすはれいぱーなんかじゃないわ、それに」
「…それに?」
「れいぱーなんて田舎者な事をするのは、それをするしか生きる術を知らないからなのよ」
子まりさは心に平穏が戻ってくるのを確かに感じていた。
今、目の前にいるそのありすの風貌は野良ゆっくりらしく薄汚いそのものだ。
子まりさが凝視しながら庇の端まで距離をとっていることを見透かしながら、そのありすはポツリポツリと話を始めた。
今、目の前にいるそのありすの風貌は野良ゆっくりらしく薄汚いそのものだ。
子まりさが凝視しながら庇の端まで距離をとっていることを見透かしながら、そのありすはポツリポツリと話を始めた。
「ありすは元飼いゆっくりなのよ。他にこの街で生きていく術なんて幾らでも知っているわ」
子まりさは、ありすのカチューシャの端が少し切れている事に気がついた。
何かをちぎったような後ではある。そんな事を気にしながらありすの話を不思議と聞き入っていた。
何かをちぎったような後ではある。そんな事を気にしながらありすの話を不思議と聞き入っていた。
「まりさもそうなんでしょう?こんな時間にこんな所にいるのは狩りをしたからでしょうし…まぁそんな事はありすにとってはどうでも良いんだけれど」
「…ありしゅはひちょりぼっちなの?」
「…ありしゅはひちょりぼっちなの?」
子まりさは、このありすに何かシンパシーの様な物を感じていた。
子まりさはその瞳を知っている。孤独を望んでいる目だ。いや、「孤独なほうが邪魔されずに自分の力を発揮できる」と言い換えたほうが良いだろう。
子まりさの言葉を聴きありすは吹き出した。上品だが、どこか野趣を感じるような笑い声が、雨の音に吸われて消えていく。
子まりさはその瞳を知っている。孤独を望んでいる目だ。いや、「孤独なほうが邪魔されずに自分の力を発揮できる」と言い換えたほうが良いだろう。
子まりさの言葉を聴きありすは吹き出した。上品だが、どこか野趣を感じるような笑い声が、雨の音に吸われて消えていく。
「”ひとりぼっち”のどこが悪いのかしら?少なくとも、ありすもまりさもひとりぼっちの方が気楽だし、色々と生きやすいんでしょう?」
子まりさはムっとした。それは詭弁だ。ゆっくりは助け合わなければ生きてはいけない。そうできている。そうなっている。「みんなで仲良くゆっくりする」のは生きて行く上で当然の事だろう、と。
それを見透かしたかのようにありすは言葉を紡ぐ。雨の音は、聞こえなくなっていった。
それを見透かしたかのようにありすは言葉を紡ぐ。雨の音は、聞こえなくなっていった。
「今は食べていくだけで精一杯なのよ。生きていくために協力することはあれ、無償でゆっくりさせるなんてする方もされる方もおこがましいと思わないの?どれだけ強がってても中途半端にみんなで仲良くゆっくりしよう、でも鬱陶しいなんて考えるのはルサンチマンだとか馬鹿と言うのよ」
子まりさはその言葉を言い返せない。「るさんちまん」なんて言葉は知らない。だがありすの言っているニュアンスは理解できる。
雨は止んで、雲は少し切れ目ができた。と言っても青空なんかは見えてはいないが、雨の降りそうな暗い雲の色ではない。
雨は止んで、雲は少し切れ目ができた。と言っても青空なんかは見えてはいないが、雨の降りそうな暗い雲の色ではない。
ありすは子まりさの前からいなくなっていた。袖触れ合うのも多生の縁、とは言わないまでもせめて別れくらいは告げるべきなのではないか?と子まりさは思った。
とぼとぼと、子ありすは庇から出て、寂れたシャッター街を後にする。
母れいむ達のいる路地裏の手前、「ゆっくり忌避剤」を持った男が立っていた。
子まりさは急いで植木鉢が無造作に置かれた木箱の影に隠れて様子を伺う。
とぼとぼと、子ありすは庇から出て、寂れたシャッター街を後にする。
母れいむ達のいる路地裏の手前、「ゆっくり忌避剤」を持った男が立っていた。
子まりさは急いで植木鉢が無造作に置かれた木箱の影に隠れて様子を伺う。
遠めに観てもわかるほどに怒っている。静かに、淡々と。
そして微かに聞こえてくるのは、聞きなれた声だった。
そして微かに聞こえてくるのは、聞きなれた声だった。
「ゆゆ!おちびちゃんたち、もうちょっとでおちびちゃんがごはんさんをもってきてくれるからね!」
「ゆぅ~…!おきゃあしゃん…!しゃむいよぉぉ…!」
「かちかちにきょぎょえしょうだよぉぉ…!」
「ゆぅ~…!おきゃあしゃん…!しゃむいよぉぉ…!」
「かちかちにきょぎょえしょうだよぉぉ…!」
もはや襤褸切れとも呼べる古びたタオルを敷いただけの段ボール箱、子まりさ達の「おうち」だ。
母れいむ達は気づいていない。男の存在に。
今ここで、飛び跳ねて危険を知らせれば逃げおおせることはできるのだろうか?
自分を犠牲にすれば母れいむ達を確実に助けられる。いや、もれなく自分も助かるかもしれない。
よし、助けよう。大声を上げて逃げるように促すんだ。それが「ゆっくりさせる」と言うことだ。
そう考えていると、あのありすの言葉がのどの奥に刺さった魚の骨の様に引っかかる。
母れいむ達は気づいていない。男の存在に。
今ここで、飛び跳ねて危険を知らせれば逃げおおせることはできるのだろうか?
自分を犠牲にすれば母れいむ達を確実に助けられる。いや、もれなく自分も助かるかもしれない。
よし、助けよう。大声を上げて逃げるように促すんだ。それが「ゆっくりさせる」と言うことだ。
そう考えていると、あのありすの言葉がのどの奥に刺さった魚の骨の様に引っかかる。
「ゆ!おちびちゃんたち!おかあさんにくっついてね!たおるさんもよそってね!おかあさんはさむくないからへいきだよ!」
「ゆゆ~!ちょっちぇもあちゃちゃかいにぇ!おきゃあしゃん!」
「みゃみゃ!しゅーりしゅーり!」
「「「すーりすーり!」」」
「ゆゆ~!ちょっちぇもあちゃちゃかいにぇ!おきゃあしゃん!」
「みゃみゃ!しゅーりしゅーり!」
「「「すーりすーり!」」」
嗚呼、そうとも。あの「おうち」の中にはサイズ的に子まりさは入れない。タオルもよそえない。
子まりさの心の奥から由来のわからない怒りが込み上げて来た。涙すら流すほどに悔しい。
居場所なんて最初から無かった喪失感、自分だけが責をおって与えられる幸せを感謝もしない妹れいむ達への嫉妬、そんな醜悪な感情を抱いた自分への怒り、だがそれすらもどこかで肯定してしまうみっともなさ。
そうだ、誰が悪い。何が悪い。れいむ、何が「寒くないから平気だよ」だ。自分がいなければそんな優しさを見せる暇すら無いだろうに、自分だけ良い所を取る。薄っぺらい感謝の言葉だけで納得するとでも思ったか。思ったのか。自覚の無い最低の下衆ゆっくりめ。
子まりさの心の奥から由来のわからない怒りが込み上げて来た。涙すら流すほどに悔しい。
居場所なんて最初から無かった喪失感、自分だけが責をおって与えられる幸せを感謝もしない妹れいむ達への嫉妬、そんな醜悪な感情を抱いた自分への怒り、だがそれすらもどこかで肯定してしまうみっともなさ。
そうだ、誰が悪い。何が悪い。れいむ、何が「寒くないから平気だよ」だ。自分がいなければそんな優しさを見せる暇すら無いだろうに、自分だけ良い所を取る。薄っぺらい感謝の言葉だけで納得するとでも思ったか。思ったのか。自覚の無い最低の下衆ゆっくりめ。
「ゆゆ!そうだ!おかあさんがおうたをうたってあげるね!」
「ゆー!れいみゅみゃみゃのおうちゃだいしゅきぢゃよ!」
「れいみゅも!」
「ゆー!れいみゅみゃみゃのおうちゃだいしゅきぢゃよ!」
「れいみゅも!」
…
「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆ~っくり~♪みんなゆ~っくり~♪」
歌が微かに聞こえる。子まりさの涙は止まっていた。男が隠れている場所を通り過ぎるのを確認すると、背を向けて「おうち」を後にした。
もう二度と来る事も無いのだろう。れいむ達の叫び声とともに、蹴っ飛ばされた「おうち」が吹っ飛んだ。訳もわからず右往左往するれいむ達に、容赦なく振り下ろされる拳足。
再び雨が降り始めた街の中を飛び跳ねる子まりさ。…もう姿は見えなかった。
もう二度と来る事も無いのだろう。れいむ達の叫び声とともに、蹴っ飛ばされた「おうち」が吹っ飛んだ。訳もわからず右往左往するれいむ達に、容赦なく振り下ろされる拳足。
再び雨が降り始めた街の中を飛び跳ねる子まりさ。…もう姿は見えなかった。
………
……
……
ひどく雨が続いてようやく秋の青空が戻ってきた。
気分転換に外を歩いていたら、自動販売機の脇でうんうんのシミがこびり付いた汚いあにゃるが目に入った。
子まりさはまじまじとそれを眺める。折り重なって倒れ付しているのは行き倒れたゆっくり親子だろう。
気分転換に外を歩いていたら、自動販売機の脇でうんうんのシミがこびり付いた汚いあにゃるが目に入った。
子まりさはまじまじとそれを眺める。折り重なって倒れ付しているのは行き倒れたゆっくり親子だろう。
直接的には野垂れただけなのだろうが、それにいたるまでには随分と傷を負ったように見える。
恐らく引っつかまれて壁に叩き付けられた衝撃で引きちぎれたのだろう。リボン周辺の砂糖細工の髪の毛が禿げていた。
小麦粉の体も、どうやら凄まじい衝撃を受けたのだろうか、中の餡子が不規則になるほど外部からの衝撃で、青あざの様になっている。それも夥しい数だ。
事切れる直前だから、恐らく前のめりに突っ伏した直後だろう、あにゃるから水のようなうんうんがひり出されている。
うんうんを見れば、なるほどここ数日はロクな物も食べていなかったようだ。砂や小さな砂利に混ざって硬そうな雑草がはみ出ている。
恐らく引っつかまれて壁に叩き付けられた衝撃で引きちぎれたのだろう。リボン周辺の砂糖細工の髪の毛が禿げていた。
小麦粉の体も、どうやら凄まじい衝撃を受けたのだろうか、中の餡子が不規則になるほど外部からの衝撃で、青あざの様になっている。それも夥しい数だ。
事切れる直前だから、恐らく前のめりに突っ伏した直後だろう、あにゃるから水のようなうんうんがひり出されている。
うんうんを見れば、なるほどここ数日はロクな物も食べていなかったようだ。砂や小さな砂利に混ざって硬そうな雑草がはみ出ている。
寄り添うように倒れている子れいむ二体、一体はれいむ種かどうかも危ういが、なぜか子まりさには目の前で動かぬ饅頭と化した子ゆっくりは二体とも子れいむだろうと判断できた。
何せ一体は茶色に焦げ焦げになっている焼き禿げ饅頭だ。もう一体の方はれいむの後ろ髪を噛み締めたまま転げて横たわっている。
他のゆっくりのテリトリーにでも侵入して「せいっさいっ」でも受けたのだろう。
一体の子れいむは寒天の両目に木の枝が突き刺さり、さながらでんでん虫の様になっている。
何せ一体は茶色に焦げ焦げになっている焼き禿げ饅頭だ。もう一体の方はれいむの後ろ髪を噛み締めたまま転げて横たわっている。
他のゆっくりのテリトリーにでも侵入して「せいっさいっ」でも受けたのだろう。
一体の子れいむは寒天の両目に木の枝が突き刺さり、さながらでんでん虫の様になっている。
子まりさはその辺に生えている雑草で、花を蓄えているものを幾つか摘むと行き倒れて動かぬ饅頭となっているれいむ達の目の前に添えると、何事も無かったかのように跳ねて行った。
それ以来、この子まりさを見かけた者はいない。
それ以来、この子まりさを見かけた者はいない。