ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3845 ゆっくりとなかよくゆっくりするよ
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ankoss
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『ゆっくりとなかよくゆっくりするよ』 14KB
いじめ いたづら 日常模様 野良ゆ 子ゆ 現代 ゆっくりしてもらえたらうれしいです。
いじめ いたづら 日常模様 野良ゆ 子ゆ 現代 ゆっくりしてもらえたらうれしいです。
ある秋の晴れた日のこと。
お姉さんは散歩の途中に近所の公園に立ち寄った。
今日は気分がいい。
こんな日はゆっくりと遊んでみようかな。
そう思いながらあたりを見回した。
お姉さんは散歩の途中に近所の公園に立ち寄った。
今日は気分がいい。
こんな日はゆっくりと遊んでみようかな。
そう思いながらあたりを見回した。
少し離れたところに揉み上げでビー玉をころころと転がして遊ぶ子れいむを発見した。
お姉さんはゆっくりと近づいて行った。
子れいむが持っているビー玉はラムネの空きビンからでも近所の子どもが取り出したものでも拾ったのだろう。
無色透明のただのガラス玉である。
最も今は薄汚れてはいるが。
お姉さんはゆっくりと近づいて行った。
子れいむが持っているビー玉はラムネの空きビンからでも近所の子どもが取り出したものでも拾ったのだろう。
無色透明のただのガラス玉である。
最も今は薄汚れてはいるが。
「こんにちは。ゆっくりしていってね。」
お姉さんは子れいむに声をかけた。
お姉さんは子れいむに声をかけた。
『ゆっくりとなかよくゆっくりするよ』
「ゆゆっ!?・・・ゆっくりしていってね?」
いきなり声をかけられて子れいむは驚いたようだった。
いきなり声をかけられて子れいむは驚いたようだった。
「うわぁ~。とってもゆっくりした物を持っているのね。」
お姉さんは子れいむの持っているビー玉をじっと見た。
お姉さんは子れいむの持っているビー玉をじっと見た。
「ゆん。ほめてくれちぇ、ゆっくちありがちょう。このいしさんはきらきらしていてとってもゆっくちできるの。れいみゅのたからものさんだよ。」
子れいむがお姉さんににっこりほほ笑んだ。
ゆっくり愛で派の人ならQNQNしてしまいそうな笑顔だ。
子れいむがお姉さんににっこりほほ笑んだ。
ゆっくり愛で派の人ならQNQNしてしまいそうな笑顔だ。
「そっかぁ~。とってもゆっくりできそうな『いしさん』だね。自分で見つけたの?」
「ゆ・・・おともだちのまりちゃが・・・、れいみゅにぷれぜんとしてくれたの・・・。」
れいみゅの表情に暗い影が落ちた。
れいみゅの表情に暗い影が落ちた。
「いいお友達ね。いつも一緒に遊んでいるの?」
「まりちゃはね・・・そにょ・・・にんげんさんのすぃーにつぶされてえいえんにゆっくちしちゃったの・・・ゆっぐゆっぐ。
おおきくなったられいみゅといっしょにずーっとゆっくちしようねってやくそくしてたのに・・・。ゆーん!ゆーん!」
どうやらまりちゃの話はれいみゅにとって『地雷』だったようだ。
れいみゅはゆんゆんと泣きはじめた。
おおきくなったられいみゅといっしょにずーっとゆっくちしようねってやくそくしてたのに・・・。ゆーん!ゆーん!」
どうやらまりちゃの話はれいみゅにとって『地雷』だったようだ。
れいみゅはゆんゆんと泣きはじめた。
「そう・・・・それは(車のタイヤが汚れたドライバーが)可哀そうだったね。」
お姉さんは口もとがニヤけそうになるのをこらえる。
お姉さんは口もとがニヤけそうになるのをこらえる。
「ゆっぐ、ゆっぐ。だかりゃ・・・れいみゅね・・・、まりちゃのぶんまでもっともっとゆっくちすることにしたの・・・。」
「そうなのかー(ぶっちゃけどうでもいいわ)。」
れいみゅはゆぐゆぐ泣いていたが2,3分で泣きやんだ。
そしてまたもみあげでビー玉を転がし遊びはじめた。
そしてまたもみあげでビー玉を転がし遊びはじめた。
「ねえ、れいみゅちゃん。そのいしさんとってもゆっくりしてるよね。」
「ゆぅ。とってもゆっくちしてるよ。」
「じゃあ、そのゆっくりした石さん、お姉さんに頂戴ね。」
「ゆゆっ!?」
「頂戴ね。そのゆっくりした石さんをお姉さんに頂戴ね。もらってあげる。すぐでいいよ。」
「ゆ・・・ゆゆ!?だ・・・だみぇだよ!これはれいみょのだいじなだいじなたからものさんなの!まりちゃからもらっただいじな・・・。」
「いいなぁ~。ゆっくりした石さんいいなぁ~。」
お姉さんはれいみゅに顔を近づけて舐めまわすようにビー玉を見る。
お姉さんはれいみゅに顔を近づけて舐めまわすようにビー玉を見る。
「でみょ・・・でみょ・・・、これはれいみゅのたからもにょ・・・。」
次の瞬間お姉さんはれいみゅの目を見て睨みつけ、そしてどなった。
「あっそ!れいみゅちゃんはゆっくりできるものを独り占めするんだ!独り占めはゆっくりできないんだよ!」
「ひとりじめじゃなくちぇ・・・これはれいみゅの・・・。」
れいみゅがいまにも泣きそうな顔をする。
れいみゅがいまにも泣きそうな顔をする。
「ゆっくりできるものを独り占めするゆっくりはゲスだよ!」
「でみょ・・・これは・・・まりちゃが・・・」
れいみゅの目に涙がにじむ。
れいみゅの目に涙がにじむ。
「ゲスなゆっくりはゆっくりできないね!ゆっくりできないゆっくりにはお仕置きが必要だよ!」
「れいみゅはゲスじゃな・・・、れいみゅの・・・たからもにょ・・・ゆ・・・ゆーん!ゆーん!」
れいみゅはどうしたらいいのかわからなくなりしーしーを漏らしながら再び泣きはじめた。
れいみゅはどうしたらいいのかわからなくなりしーしーを漏らしながら再び泣きはじめた。
ゆーゆーと泣き叫ぶれいみゅの声を聞きつけたのだろう。
向こうからぽよんぽよんと母まりさがあわてて跳ねてきた。
向こうからぽよんぽよんと母まりさがあわてて跳ねてきた。
「おちびちゃん!どうかしたの!どこかいたいの!ゆっくりしてね!ゆっくりしていってね!」
「ゆーん!ゆーん!おきゃーしゃーん!ゆっくち!ゆっくちぃぃぃ!」
「まりさがこのれいむのお母さん?」
お姉さんはまりさを睨んだ。
お姉さんはまりさを睨んだ。
「ゆゆ!にんげんさん!ゆっくりしていってね!そうだよまりさがれいむのおかあさんだよ。
あの・・・まさか・・・れいむがにんげんさんにしつれいなことをしたの・・・・?」
母まりさはビクビクしながらお姉さんに尋ねた。
あの・・・まさか・・・れいむがにんげんさんにしつれいなことをしたの・・・・?」
母まりさはビクビクしながらお姉さんに尋ねた。
このあたりの野良ゆっくりは人間の怖さを理解している。
ゆっくりがたくさん集まって戦っても一人の人間にすら絶対に勝つことはできないということ。
自分たちゆっくりが少しでも人間が不快に思うようなことをすればすぐに加工所に連絡されること。
そして一斉駆除によって関係のないゆっくりまで多くのゆっくりが永遠にゆっくりさせられていまうということ。
ゆっくりがたくさん集まって戦っても一人の人間にすら絶対に勝つことはできないということ。
自分たちゆっくりが少しでも人間が不快に思うようなことをすればすぐに加工所に連絡されること。
そして一斉駆除によって関係のないゆっくりまで多くのゆっくりが永遠にゆっくりさせられていまうということ。
「そのれいむがゆっくりを独り占めしてるの。私に『きれいな石さん』をくれないし、とってもゆっくりしてないれいむね。」
「だっちぇ、だっちぇ、これはれいみゅの・・・。」
れいみゅは母まりさをすがるような目でみた。
お母さんなら自分を助けてくれると期待しながら。
れいみゅは母まりさをすがるような目でみた。
お母さんなら自分を助けてくれると期待しながら。
「おちびちゃん!そのいしさんをおねえさんにゆっくりあげてね!ゆっくりをひとりじめするのはゲスすることだよ!」
この母まりさはもちろんビー玉が子れいむにとって大事なものだと理解していた。
友達だったまりさの形見なのだから。
それに1つのビー玉を2つにわけることはできない。
そのまま渡すしかないこともわかっていた。
この母まりさはもちろんビー玉が子れいむにとって大事なものだと理解していた。
友達だったまりさの形見なのだから。
それに1つのビー玉を2つにわけることはできない。
そのまま渡すしかないこともわかっていた。
「やじゃぁ!やじゃやじゃやじゃぁ~~~!これはれいみゅのものなの!まりさからもらったたいっせちゅなものなにょにぃぃぃ!」
れいみゅにとっては本当に大切なものなのだ。
絶対に渡したくなどはなかった。
れいみゅにとっては本当に大切なものなのだ。
絶対に渡したくなどはなかった。
「くちごたえはゆっくりできないんだよ!」
まりさはおさげで子れいむを叩いた。
もちろんかなり手加減して叩いたのだが、自分の味方をしてくれると思っていた母から叩かれたことはれいみゅの心を深く傷つけたのだった。
まりさはおさげで子れいむを叩いた。
もちろんかなり手加減して叩いたのだが、自分の味方をしてくれると思っていた母から叩かれたことはれいみゅの心を深く傷つけたのだった。
「ゆ・・・。ゆえ~ん!ゆえ~ん!」
れいみゅが絶望の中泣き叫んだ。
自分の味方がいないのだ。
れいみゅが絶望の中泣き叫んだ。
自分の味方がいないのだ。
母まりさだって本当は子れいむの大切にしているきれいないしさんを人間のお姉さんに渡したくなどなかった。
でもそれはできない。
人間さんは怖い。
逆らったら子れいむは永遠にゆっくりさせられてしまうかもしれない。
人間さんはとても強い。
もし人間がおちびちゃんに何かしようとしても助けてあげることはできないだろう。
それにここで人間さんがおちびちゃんの宝物をとるのをやめて帰ったとしても、
なにかの理由をつけられて加工所に連絡されるかもしれない。
そしたら一斉駆除によって無関係なこの公園に住むゆっくりも永遠にゆっくりさせられてしまう可能性だってあるのだ。
ここは『おちびちゃんのきれいないしさん』を渡して納得してもらうのが一番丸く収まるはずなのだ。
もちろんきれいないしさんがおちびちゃんにとって大切なものだと理解している。
でも仕方がないのだ。
あとで自分は可哀そうなおちびちゃんに素敵なプレゼントをしてあげよう。
そうして慰めてあげよう。
それが最も穏便に済ませる方法に違いないのだ。
でもそれはできない。
人間さんは怖い。
逆らったら子れいむは永遠にゆっくりさせられてしまうかもしれない。
人間さんはとても強い。
もし人間がおちびちゃんに何かしようとしても助けてあげることはできないだろう。
それにここで人間さんがおちびちゃんの宝物をとるのをやめて帰ったとしても、
なにかの理由をつけられて加工所に連絡されるかもしれない。
そしたら一斉駆除によって無関係なこの公園に住むゆっくりも永遠にゆっくりさせられてしまう可能性だってあるのだ。
ここは『おちびちゃんのきれいないしさん』を渡して納得してもらうのが一番丸く収まるはずなのだ。
もちろんきれいないしさんがおちびちゃんにとって大切なものだと理解している。
でも仕方がないのだ。
あとで自分は可哀そうなおちびちゃんに素敵なプレゼントをしてあげよう。
そうして慰めてあげよう。
それが最も穏便に済ませる方法に違いないのだ。
「ほら、ゆっくりおねえさんにあげようね。そのほうがおねえさんもおちびちゃんもゆっくりできるんだよ。」
「ゆぅぅ~。」
れいみゅはもみあげでビー玉をころがすと、そっとお姉さんのほうに差し出した。
れいみゅはもみあげでビー玉をころがすと、そっとお姉さんのほうに差し出した。
「え?くれるの?れいむちゃんの大切なものなのに?れいむちゃんはとってもゆっくりしてるね。催促したようで悪いわね~。」
お姉さんはとってもうれしそうな表情をした。
お姉さんはとってもうれしそうな表情をした。
まりさはお姉さんをゆっくりしていない目で見つめた。
お前が催促したんじゃないかと。
お前が催促したんじゃないかと。
「・・・おねえさん、これはれいみゅのたからもにょだったの。・・・・・たいせつにしてね。」
れいむの砂糖水の涙でうるんだ目は真っ赤だった。
れいむの砂糖水の涙でうるんだ目は真っ赤だった。
その様子を見ながら母まりさは心の中で子れいむに謝った。
きれいな石さんを守ってあげられなくてごめんねと。
おちびちゃんをゆっくりさせてあげられなくてごめんねと。
きれいな石さんを守ってあげられなくてごめんねと。
おちびちゃんをゆっくりさせてあげられなくてごめんねと。
お姉さんはれいみゅの持っていた。ビー玉をつまみあげた。
「やったー!すごくすごくすごくゆっくりできる石さんだよ!これは私のものだよ!」
お姉さんは汚いビー玉をきれいだなんて思ってなどいない。
れいみゅに見せつけているのだ。
「やったー!すごくすごくすごくゆっくりできる石さんだよ!これは私のものだよ!」
お姉さんは汚いビー玉をきれいだなんて思ってなどいない。
れいみゅに見せつけているのだ。
再びゆんゆんなきだすれいむ。
「でもこれだと1つしかない『きれいな石さん』を私が独り占めすることになってしまうね。独り占めはゆっくりできないしどうしようかな~。」
「「ゆゆっ!?」」
母まりさと子れいむはお姉さんを期待を込めた目で見上げた。
もしかしてビー玉をを子れいむに返してくれるのかもしれないと。
母まりさと子れいむはお姉さんを期待を込めた目で見上げた。
もしかしてビー玉をを子れいむに返してくれるのかもしれないと。
「そうだ!この『きれいな石さん』をたくっさん!にすればいいんだわぁ!かしこくってごめんねぇ~!」
そういうとお姉さんはビー玉を、
そういうとお姉さんはビー玉を、
アスファルトの地面におもいきり叩きつけた。
ビー玉は粉々にはじけ飛んだ。
目を丸くする母まりさと子れいむ。
そして数十秒の硬直の後、
「ゆっ・・・。
・・・・・・・・・ゆっ!?
ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!
ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ・・・・・・。
ゆぶ!
ゆぶっ!!
ゆぶぶぶぶぶっ!!!
ゆっげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビー玉が破壊されたのを見た子れいむはショックのあまり餡子を吐き出し始めた。
そして数十秒の硬直の後、
「ゆっ・・・。
・・・・・・・・・ゆっ!?
ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!
ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ・・・・・・。
ゆぶ!
ゆぶっ!!
ゆぶぶぶぶぶっ!!!
ゆっげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビー玉が破壊されたのを見た子れいむはショックのあまり餡子を吐き出し始めた。
「ゆげぇ!ゆっげぇ~~!」
「ゆんやぁっ!だめだよおちびちゃん!あんこさんはいちゃだめだよぉ!
ゆっくりおくちをとじてね!のみこむんだよ!ごっくんだよ!ごっくしてねぇぇぇ!」」
母まりさはあわてて子れいむに餡子を飲ませようとする。
ゆっくりおくちをとじてね!のみこむんだよ!ごっくんだよ!ごっくしてねぇぇぇ!」」
母まりさはあわてて子れいむに餡子を飲ませようとする。
「ごっく・・・ゆげぇ!ごっくん、ゆぶぶぶ・・・ごっく・・・ゆげぇ~。」
子れいむのショックは大きく嘔吐はなかなか止まらない。
子れいむのショックは大きく嘔吐はなかなか止まらない。
「おちびちゃん!ゆっくりだよ!ゆっくりあんこさんをのみこ・・・あんこさんはいちゃだめでしょぉぉぉぉ!?」
大慌てする母まりさ。
大慌てする母まりさ。
お姉さんはニコニコしながらこう言った。
「これで独り占めしなくてすんだわぁ。でも粉々になったガラス玉なんてやっぱりいらないなぁ。すっきり~。じゃあまたね~。」
そしてお姉さんはすがすがしい笑顔で母まりさと子れいのむ前から去って行った。
「これで独り占めしなくてすんだわぁ。でも粉々になったガラス玉なんてやっぱりいらないなぁ。すっきり~。じゃあまたね~。」
そしてお姉さんはすがすがしい笑顔で母まりさと子れいのむ前から去って行った。
お姉さんの後方ではまりさがれいみゅをなんとかしようと必死になっていた。
「おちびちゃん!ゆっくりしてね!ゆっくりしてね!ほら、ぺーろぺーろしてあげるよぉ!ぺーろぺーろ!
もうこれいじょうあんこさんはいちゃだめだよぉぉぉ!ゆっくりしてねぇぇぇ!ゆっくりぃ!ゆっくりぃぃぃぃ!」
現時点でれいみゅは致死量ギリギリの餡子を吐いてしまっていた。
はたして子れいむは助かるのだろうか。
「おちびちゃん!ゆっくりしてね!ゆっくりしてね!ほら、ぺーろぺーろしてあげるよぉ!ぺーろぺーろ!
もうこれいじょうあんこさんはいちゃだめだよぉぉぉ!ゆっくりしてねぇぇぇ!ゆっくりぃ!ゆっくりぃぃぃぃ!」
現時点でれいみゅは致死量ギリギリの餡子を吐いてしまっていた。
はたして子れいむは助かるのだろうか。
まりさはお姉さんの背中に向かって
「どぼじでごんな゛ごどずる゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?」
と叫んだのだった。
「どぼじでごんな゛ごどずる゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!?」
と叫んだのだった。
「さ~てと、次はどのゆっくりとゆっくりしようかな~?」
とお姉さんが歩いていると向こうのほうにぱちゅりー種がのろのろとずーりずーりと這っているのを見つけた。
とお姉さんが歩いていると向こうのほうにぱちゅりー種がのろのろとずーりずーりと這っているのを見つけた。
「ぱちゅりー、ゆっくりしていってね。」
「むきゅぅっ!?ゆ・・・ゆっくりしていって!・・・ね?」
ぱちゅりーは突然人間のお姉さんにこえをかけられて驚いた。
この公園のゆっくりは人間とそれなりにうまくやっている方だが、
それでも人間はやっぱり怖い。
最大限の警戒と敬意を忘れてはならないのだ。
ぱちゅりーは突然人間のお姉さんにこえをかけられて驚いた。
この公園のゆっくりは人間とそれなりにうまくやっている方だが、
それでも人間はやっぱり怖い。
最大限の警戒と敬意を忘れてはならないのだ。
「あのね、ぱちゅりー?」
お姉さんはバッグの中から1枚のチラシを取りだした。
お姉さんはバッグの中から1枚のチラシを取りだした。
「むきゅ?な・・・、なにかしら。」
「今日はぱちゅりーにプレゼントの魔導書をもってきたのよ。はい、どうぞ。」
お姉さんはチラシをぱちゅりーに差し出した。
お姉さんはチラシをぱちゅりーに差し出した。
「むきゅ。ありだとう、お姉さん・・・。」
ぱちゅりーは元飼いゆっくりだった。
銀バッジを持ったゆっくりだったが無責任な飼い主に捨てられてしまったのだ。
それでも元銀バッジである。多少の文字は読めるのだ。
ぱちゅりーはこの紙が「まどうしょ」なのではないことはわかった。
これはにんげんさんの「ちらしさん」というものだ。
「ちらしさん」というのはどんなお野菜が安いとか、どんなあまあまさんが安いとか書いてある紙のことだ。
野良の自分に使い道はない。
読んだところで必要な情報は何も得られない。
ぱちゅりーは元飼いゆっくりだった。
銀バッジを持ったゆっくりだったが無責任な飼い主に捨てられてしまったのだ。
それでも元銀バッジである。多少の文字は読めるのだ。
ぱちゅりーはこの紙が「まどうしょ」なのではないことはわかった。
これはにんげんさんの「ちらしさん」というものだ。
「ちらしさん」というのはどんなお野菜が安いとか、どんなあまあまさんが安いとか書いてある紙のことだ。
野良の自分に使い道はない。
読んだところで必要な情報は何も得られない。
お姉さんはぱちゅりーの様子をじっと見つめた。
「あれ?ぱちゅりー、その魔導書気に入らなかった?」
ぱちゅりーの目を覗き込みながらお姉さんは尋ねた。
ぱちゅりーの目を覗き込みながらお姉さんは尋ねた。
「むきゅ・・・、えっと、とってもゆっくりできるまどうしょだわ。むっきゅりありがとう。」
すこしひきつった笑顔で答えるぱちゅりー。
すこしひきつった笑顔で答えるぱちゅりー。
「どういたしまして。喜んでもらえて私もうれしいわ。」
にっこりとほほ笑むお姉さん。
にっこりとほほ笑むお姉さん。
「それで、その魔導書にはどんなことが書いてあるのかしら?」
「・・・・・・・・・む・・・・・・・きゅ・・・・・・・・?」
ぱちゅりーの饅頭皮の肌に砂糖水の汗がにじみはじめる。
どう答えればいいのだろうか。
これはチラシであって魔導書なんかじゃないというべきか。
いや、だめだ。
そんなことを言ったらせっかく『魔導書』をくれたお姉さんを怒らせてしまうかもしれない。
人間さんを怒らせてはいけない。
人間さんをおこらせてゆっくりした結果になることなど絶対にないのだ。
ぱちゅりーの饅頭皮の肌に砂糖水の汗がにじみはじめる。
どう答えればいいのだろうか。
これはチラシであって魔導書なんかじゃないというべきか。
いや、だめだ。
そんなことを言ったらせっかく『魔導書』をくれたお姉さんを怒らせてしまうかもしれない。
人間さんを怒らせてはいけない。
人間さんをおこらせてゆっくりした結果になることなど絶対にないのだ。
「ん~?どうしたの、ぱちゅりー?
・・・もしかしてその魔導書ぱちゅりーには理解できないものだった?」
・・・もしかしてその魔導書ぱちゅりーには理解できないものだった?」
「むきゅ・・・そんなことないわ。」
チラシだとわかっているのに理解できないと発言することはぱちゅりーのプライドが許さなかった。
しかしそれでも本当のことは言いにくい。
結果的にぱちゅりーは自分で自分自身を追い詰めてしまったのだった。
チラシだとわかっているのに理解できないと発言することはぱちゅりーのプライドが許さなかった。
しかしそれでも本当のことは言いにくい。
結果的にぱちゅりーは自分で自分自身を追い詰めてしまったのだった。
「そっかぁ~。よかったわぁ~。
ぱちゅりーは賢い賢いゆっくりだものねぇ。
それじゃあ、
ぱちゅりーは賢い賢いゆっくりだものねぇ。
それじゃあ、
・・・・・お姉さんになんて書いてあるか教えてくれるかしら?」
ぱちゅりーは今にもストレスで嘔吐しそうだった。
甘酸っぱい生クリームが舌の付け根まで上がってくる。
「えっと、・・・ゆっぷ、その・・・・、そうだわ!なんっかいっ!なまほうさんのことがかいてあるわ。」
甘酸っぱい生クリームが舌の付け根まで上がってくる。
「えっと、・・・ゆっぷ、その・・・・、そうだわ!なんっかいっ!なまほうさんのことがかいてあるわ。」
「へ~、難解な魔法のことが書いてあるのね?
そんなことがわかるぱちゅりーはすごいわね!」
お姉さんはぱちゅりーの目を凝視しながらぱちゅりーを褒めた。
そんなことがわかるぱちゅりーはすごいわね!」
お姉さんはぱちゅりーの目を凝視しながらぱちゅりーを褒めた。
ぱちゅりーはものすごくストレスを感じていた。
穏やかな口調でお姉さんは喋っていたが目は全く笑っていなかった。
自分が嘘をついたことでお姉さんを怒らせてしまったのだろうか。
本当は自分には何が書いてあるのかわからないと嘘をついたほうがよかったのだろうか。
ぱちゅりーは自分のゴミのようなプライドをそのときはすごく恨めしく思った。
もし、気を抜けばエレエレと体の中身を全て吐き出してしまいそうな嘔吐感が波のようにぱちゅりーを襲った。
穏やかな口調でお姉さんは喋っていたが目は全く笑っていなかった。
自分が嘘をついたことでお姉さんを怒らせてしまったのだろうか。
本当は自分には何が書いてあるのかわからないと嘘をついたほうがよかったのだろうか。
ぱちゅりーは自分のゴミのようなプライドをそのときはすごく恨めしく思った。
もし、気を抜けばエレエレと体の中身を全て吐き出してしまいそうな嘔吐感が波のようにぱちゅりーを襲った。
「むきゅぅ、エレ・・・ごきゅん。エ・・・むごきゅん。」
お姉さんはずっとぱちゅりーの目を見ている。
ぱちゅりーが横を向こうとするとお姉さんもそれと一緒に移動し、ぱちゅりーが目をそらすことを許さない。
ぱちゅりーが横を向こうとするとお姉さんもそれと一緒に移動し、ぱちゅりーが目をそらすことを許さない。
一瞬お姉さんの顔が無表情になった。
そしてお姉さんは・・・・・・・・・・・・・・・・笑い出した。
「あはははははははははははははははははははは!」
「む!、むきゅぅ!?」
「あははは、このぱちゅりーおばかさん過ぎるわ。
このチラシが・・・ププッ!難解な魔導書で魔法のことが書いてあるぅ!?
あはははははははっ!おもしろすぎるわ!このぱちゅりー!ププッ!!!!
プププッ!!!さすがぱちゅりー種はもりけん(笑)ねぇ!!!」
このチラシが・・・ププッ!難解な魔導書で魔法のことが書いてあるぅ!?
あはははははははっ!おもしろすぎるわ!このぱちゅりー!ププッ!!!!
プププッ!!!さすがぱちゅりー種はもりけん(笑)ねぇ!!!」
お姉さんは、ぱちゅりーを盛大に馬鹿にし始めた。
そしてぱちゅりーはものすごく馬鹿にされたショックでものすごい勢いで吐きはじめた。
「むきゅっきゅっ・・・・エレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレ。」
滝のように流れる生クリームは止まらない。
「むきゅっきゅっ・・・・エレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレ。」
滝のように流れる生クリームは止まらない。
「おお、おろかおろか!ププッ!おお、もりけん(笑)もりけん(笑)!プププッ!おお、ゲロ袋ゲロ袋!」
「エレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレエレ!。」
数十秒でぱちゅりーは生クリームをすべて吐き出し饅頭皮だけになってしまった。
「あはは!たまには野良と戯れるのも悪くないわね。楽しませてくれてありがとー。」
お姉さんは携帯をみて時間を確認する。
「・・・・・・さ~てと。こんな時間かぁ。お昼食べて帰ろうかな・・・。
あ!やっぱり何かテイクアウトしておうちでゆうかにゃんと一緒に食べよっと!」
あ!やっぱり何かテイクアウトしておうちでゆうかにゃんと一緒に食べよっと!」
そして公園から去って行ったのだった。
おしまい
過去作
anko3694『野良れいみゅは飼いゆっくちになりちゃい』
anko3697 れいみゅがおそうじするよっ!
anko3704 おねえさんのゆうかにゃんに対する教育のようなもの
anko3825 ぱたれいむはゆっくりできるね
anko3697 れいみゅがおそうじするよっ!
anko3704 おねえさんのゆうかにゃんに対する教育のようなもの
anko3825 ぱたれいむはゆっくりできるね