ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4279 のうかりんとまりさ
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ankoss
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『のうかりんとまりさ』 27KB
制裁 戦闘 同族殺し 駆除 群れ ゲス 現代 独自設定 7本目です。駄文乱文の上に長いです
制裁 戦闘 同族殺し 駆除 群れ ゲス 現代 独自設定 7本目です。駄文乱文の上に長いです
のうかりんとまりさ(anko4230 少女の目覚めの登場人物が出ています)
「…お爺ちゃん。私が何を言いたいか分かる?」
「…分からんのぅ」
『おねえさん、そんなに見つめられちゃオラ照れるっぺよ』
「はぁ…畑仕事を手伝ってくれるゆっくりって言うからゆうかにゃんかと思ったらまさかのうかりんとはね…」
事の始まりはこうだ
「儂一人で畑仕事するの辛いからゆっくりを飼うぞ!」
「そりゃ良いけどどうすんの?並みのゆっくりじゃ野菜を食い荒らしてお仕舞いよ?」
「分かっとるわい!だからエキスパートを飼うんじゃよ!」
(エキスパート…ねぇ…)
「…分からんのぅ」
『おねえさん、そんなに見つめられちゃオラ照れるっぺよ』
「はぁ…畑仕事を手伝ってくれるゆっくりって言うからゆうかにゃんかと思ったらまさかのうかりんとはね…」
事の始まりはこうだ
「儂一人で畑仕事するの辛いからゆっくりを飼うぞ!」
「そりゃ良いけどどうすんの?並みのゆっくりじゃ野菜を食い荒らしてお仕舞いよ?」
「分かっとるわい!だからエキスパートを飼うんじゃよ!」
(エキスパート…ねぇ…)
「まぁのうかりんも可愛いから良いけどさ。お爺ちゃん?言っておきたいことがあるんだけど良いかしら?」
「何じゃ?」
「のうかりんにHENTAI行為を行なった場合の身の安全は保証デキナイワヨ?」
「………」
ちょっと…なに長考してるんですかお爺様?!
「ワカットルヨ?ワシハソンナコトシナイヨ??」
このジジイ後でシメとこうかな…
『おねえさん、HENTAIって何だべ?』
「のうかりんは知らなくていいことよ…それじゃ畑まで案内してあげるね。一番興味のある所はそこでしょ?」
「畑」と言う単語を聞いて耳と尻尾をピコピコ動かすのうかりん。くそぅ可愛いな
「何じゃ?」
「のうかりんにHENTAI行為を行なった場合の身の安全は保証デキナイワヨ?」
「………」
ちょっと…なに長考してるんですかお爺様?!
「ワカットルヨ?ワシハソンナコトシナイヨ??」
このジジイ後でシメとこうかな…
『おねえさん、HENTAIって何だべ?』
「のうかりんは知らなくていいことよ…それじゃ畑まで案内してあげるね。一番興味のある所はそこでしょ?」
「畑」と言う単語を聞いて耳と尻尾をピコピコ動かすのうかりん。くそぅ可愛いな
『す、すごいっぺよ!オラこんな畑見たの初めてだよ!』
「お爺ちゃんが道楽でやってる畑だけどね」
専業農家と言うわけでもないのでそこまでの大きさではないがのうかりんにしてみれば大きくて凄い畑なんだろう
「道楽とは酷いのぅ…結構真面目にやっとるんじゃよ?」
「出来たもの全部売りもしないでご近所に配っちゃってるじゃない。そんな事してるから農協のオジサン達に睨まれてるんでしょ?」
「知らんよそんな事。あいつらは一々煩いんじゃよ。農薬使えだの肥料や苗は農協から買えだのと」
「ま、露骨な実力行使に出たら然るべき対応をとればいいんじゃない?」
『おねえさん、何のお話だっぺ?』
「ん~…人間は色々と面倒が多いね。って話よ」
「お爺ちゃんが道楽でやってる畑だけどね」
専業農家と言うわけでもないのでそこまでの大きさではないがのうかりんにしてみれば大きくて凄い畑なんだろう
「道楽とは酷いのぅ…結構真面目にやっとるんじゃよ?」
「出来たもの全部売りもしないでご近所に配っちゃってるじゃない。そんな事してるから農協のオジサン達に睨まれてるんでしょ?」
「知らんよそんな事。あいつらは一々煩いんじゃよ。農薬使えだの肥料や苗は農協から買えだのと」
「ま、露骨な実力行使に出たら然るべき対応をとればいいんじゃない?」
『おねえさん、何のお話だっぺ?』
「ん~…人間は色々と面倒が多いね。って話よ」
その後も色々とのうかりと話をして楽しい時間を過ごしていたが…奴らがまた来た
『にんげんがひとりじめしてるおやさいぷれいすについたのぜ!』
『おちょーしゃん、はやくむーちゃむーちゃしちゃいのじぇ!』
『おちびちゃんおやさいはにげないよ?ゆっくりたべようね?』
『れーみゅおにゃきゃすいちゃよぉ!』
まりさとれいむの番に子れいむ1子まりさ1か…獲物としちゃちょっと物足りないけど……
「あんた達はここで何をやってるのかしら?」
『ゆっ?なんなのぜばばあ!ここはまりさとれいむとおちびのゆっくりぷれいすなのぜ!ばばあはさっさと…ゆげぇ!』
「ババアですって?私はまだ16だっての!」
とりあえず一発蹴って黙らせる。16歳の乙女に向かってババアとは何事だ
『にゃにしゅるのじぇくしょばばあ!おちょーしゃんのかたきぃ!』
ぽむぽむと私の足に体当たりをするもマッサージにすらならない
『ぜぇ…ぜぇ…!どうなのじぇ!もうこうっさんっするのかじぇ!?』
「今何かしたの?全然痛くも痒くもないんだけど?」
『う、うしょいうにゃ!もういちゃいいちゃいってないちぇもいいのじぇ!?』
「それじゃ今度は私の番だね。えいっ☆」
『ゆぼぁ!?まりしゃしゃまのうちゅくしいまっしろなはがぁああああああ!?』
思いっきり手加減したつもりだったのだが予想以上に脆くまりしゃしゃま()の歯が何本か折れた
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!おちびちゃんのゆっくりしたしろいはがぁあああああああ!!!このくそばばあ!まりさとおちびちゃんのかたきぃいいいいいい!!』
獣のような叫び声を上げて両方のもみあげをブンブン振り回しながら突進してくるれいむ、何でゆっくりってこんな攻撃が人間に通用すると思ってんだか…さっさと自分だけでも逃げればいいのに
ぺちぺちと私の足にもみあげが当たる。当然痛みなどある訳もない
『ゆん!ゆん!ゆん!ゆん!さぁくそにんげんめ!あやまってもゆるさないぞ!』
「あー…もういいわ。あんたから死になさい」
『ゆぎっ!』
『おきゃぁしゃあああああん!』
近くに置いてあった鍬を手に取りれいむの脳天に叩きつけてゆっくりさせてあげた
『お、お姉さん!やりすぎだっぺよ!』
「のうかりん?覚えておきなさいな。野良=ゲスよ」
『で、でも…』
「デモもストも無いわ。こいつらは野良。ただの醜く蠢く饅頭の化け物よ。だからこうやって駆除しないと…ね!」
『ゆぴ!』
餡子の塊になった母親に寄り添い泣きわめくれいみゅを母親と同じように鍬の一撃でゆっくりさせてあげた
「さて、あとはそこに居るゲス2匹ね」
『ひぃっ!?おちょーしゃんおきりゅのじぇ!にんげんがくりゅのじぇ!』
『ゆぅ…に、にげるのぜ!おちびはそこでにんげんのあしどめをするのぜ!』
『ゆんやぁああああ!にゃんでまりしゃをおいちぇにげりゅのじぇええええええ!!』
『何やってるっぺあのまりさ…おちびを置いて逃げたっぺよ…』
「あれがゲスってナマモノよ。ショップ生まれのあなたにはちょっと刺激が強すぎたかしら?」
「芽衣…お前恐ろしい奴じゃの…」
「何言ってんのよ?あいつら放置しといたら今度は他所を狙うわよ?今ここで潰さないと…ね!」
そう言うと私は最高の笑顔(多分)で足元に落ちていた石を逃げる親まりさの尻にブチ当てる
『ゆぎぃ!?までぃざのうつくしいあにゃるがぁあああああああ!!』
「お父さんが子供を置いて逃げちゃダメでしょ?」
『ひ、ひぃ!おでがいじばず!おぢびはどうなっでもがまいばぜん!までぃざだけでぼだずげでぐだじゃい!』
『どぼぢでぞんあごどいうにょおおおおおおおおお!』
「2匹とも仲良く地獄に落ちてね!うちの畑を狙ったのが運の尽きよ?」
『『どぼぢでぇえええええええええ!!』』
『にんげんがひとりじめしてるおやさいぷれいすについたのぜ!』
『おちょーしゃん、はやくむーちゃむーちゃしちゃいのじぇ!』
『おちびちゃんおやさいはにげないよ?ゆっくりたべようね?』
『れーみゅおにゃきゃすいちゃよぉ!』
まりさとれいむの番に子れいむ1子まりさ1か…獲物としちゃちょっと物足りないけど……
「あんた達はここで何をやってるのかしら?」
『ゆっ?なんなのぜばばあ!ここはまりさとれいむとおちびのゆっくりぷれいすなのぜ!ばばあはさっさと…ゆげぇ!』
「ババアですって?私はまだ16だっての!」
とりあえず一発蹴って黙らせる。16歳の乙女に向かってババアとは何事だ
『にゃにしゅるのじぇくしょばばあ!おちょーしゃんのかたきぃ!』
ぽむぽむと私の足に体当たりをするもマッサージにすらならない
『ぜぇ…ぜぇ…!どうなのじぇ!もうこうっさんっするのかじぇ!?』
「今何かしたの?全然痛くも痒くもないんだけど?」
『う、うしょいうにゃ!もういちゃいいちゃいってないちぇもいいのじぇ!?』
「それじゃ今度は私の番だね。えいっ☆」
『ゆぼぁ!?まりしゃしゃまのうちゅくしいまっしろなはがぁああああああ!?』
思いっきり手加減したつもりだったのだが予想以上に脆くまりしゃしゃま()の歯が何本か折れた
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!おちびちゃんのゆっくりしたしろいはがぁあああああああ!!!このくそばばあ!まりさとおちびちゃんのかたきぃいいいいいい!!』
獣のような叫び声を上げて両方のもみあげをブンブン振り回しながら突進してくるれいむ、何でゆっくりってこんな攻撃が人間に通用すると思ってんだか…さっさと自分だけでも逃げればいいのに
ぺちぺちと私の足にもみあげが当たる。当然痛みなどある訳もない
『ゆん!ゆん!ゆん!ゆん!さぁくそにんげんめ!あやまってもゆるさないぞ!』
「あー…もういいわ。あんたから死になさい」
『ゆぎっ!』
『おきゃぁしゃあああああん!』
近くに置いてあった鍬を手に取りれいむの脳天に叩きつけてゆっくりさせてあげた
『お、お姉さん!やりすぎだっぺよ!』
「のうかりん?覚えておきなさいな。野良=ゲスよ」
『で、でも…』
「デモもストも無いわ。こいつらは野良。ただの醜く蠢く饅頭の化け物よ。だからこうやって駆除しないと…ね!」
『ゆぴ!』
餡子の塊になった母親に寄り添い泣きわめくれいみゅを母親と同じように鍬の一撃でゆっくりさせてあげた
「さて、あとはそこに居るゲス2匹ね」
『ひぃっ!?おちょーしゃんおきりゅのじぇ!にんげんがくりゅのじぇ!』
『ゆぅ…に、にげるのぜ!おちびはそこでにんげんのあしどめをするのぜ!』
『ゆんやぁああああ!にゃんでまりしゃをおいちぇにげりゅのじぇええええええ!!』
『何やってるっぺあのまりさ…おちびを置いて逃げたっぺよ…』
「あれがゲスってナマモノよ。ショップ生まれのあなたにはちょっと刺激が強すぎたかしら?」
「芽衣…お前恐ろしい奴じゃの…」
「何言ってんのよ?あいつら放置しといたら今度は他所を狙うわよ?今ここで潰さないと…ね!」
そう言うと私は最高の笑顔(多分)で足元に落ちていた石を逃げる親まりさの尻にブチ当てる
『ゆぎぃ!?までぃざのうつくしいあにゃるがぁあああああああ!!』
「お父さんが子供を置いて逃げちゃダメでしょ?」
『ひ、ひぃ!おでがいじばず!おぢびはどうなっでもがまいばぜん!までぃざだけでぼだずげでぐだじゃい!』
『どぼぢでぞんあごどいうにょおおおおおおおおお!』
「2匹とも仲良く地獄に落ちてね!うちの畑を狙ったのが運の尽きよ?」
『『どぼぢでぇえええええええええ!!』』
「これで…よしっと」
ゲス饅頭2匹は杭にぶっ刺してカカシとして再利用した。これで暫くは薄汚い野良は寄ってこないだろう
『だ…ず……げ…で…』『ごにょ……くしょ………や』
何か呻いてる。まぁ杭にぶっ刺したあとオレンジジュースで中途半端に治療したからなぁ
『お姉さん…なしてあんな酷い事出来るっぺよ…ゆっくりだって生きてるっぺよ!』
「ん~…それはあなたのような飼いゆっくりにのみ適用される言葉ね。あいつら野良は生きてすらいないわ。動いて喋ってるだけの生ゴミよ?」
『でもおちびまでひどい目に合わせる必要は…!』
「アレを放っておいたらまた増えるわ。子供だから許すなんてことは絶対にしない。あいつらはゴキブリと同じよ。1匹放っておいたらどんどん増えるわ」
「あなたもこの畑をお爺ちゃんから預かるなら覚えておきなさい。『野良ゆっくりは問答無用で処分』ってのをね。あなたは捕食種なんだし余裕でしょ?」
『…………』
あれ?何この反応?のうかりんもゆうかやゆうかにゃんと同じで基本畑を荒らすゆっくりに対しては問答無用で処分するんじゃないの?!
「お爺ちゃん。ひょっとしてこののうかりんって『訳あり』って奴?」
「うむ…捕食種としての本能が全くないんじゃよ。それ以外は問題ないんじゃが…」
またこの爺さんは何て面倒なものを引き取ったんだか…
ゲス饅頭2匹は杭にぶっ刺してカカシとして再利用した。これで暫くは薄汚い野良は寄ってこないだろう
『だ…ず……げ…で…』『ごにょ……くしょ………や』
何か呻いてる。まぁ杭にぶっ刺したあとオレンジジュースで中途半端に治療したからなぁ
『お姉さん…なしてあんな酷い事出来るっぺよ…ゆっくりだって生きてるっぺよ!』
「ん~…それはあなたのような飼いゆっくりにのみ適用される言葉ね。あいつら野良は生きてすらいないわ。動いて喋ってるだけの生ゴミよ?」
『でもおちびまでひどい目に合わせる必要は…!』
「アレを放っておいたらまた増えるわ。子供だから許すなんてことは絶対にしない。あいつらはゴキブリと同じよ。1匹放っておいたらどんどん増えるわ」
「あなたもこの畑をお爺ちゃんから預かるなら覚えておきなさい。『野良ゆっくりは問答無用で処分』ってのをね。あなたは捕食種なんだし余裕でしょ?」
『…………』
あれ?何この反応?のうかりんもゆうかやゆうかにゃんと同じで基本畑を荒らすゆっくりに対しては問答無用で処分するんじゃないの?!
「お爺ちゃん。ひょっとしてこののうかりんって『訳あり』って奴?」
「うむ…捕食種としての本能が全くないんじゃよ。それ以外は問題ないんじゃが…」
またこの爺さんは何て面倒なものを引き取ったんだか…
翌朝のうかりんは早速畑仕事に精を出している…と妙な声がする。のうかりんは目を凝らし確認してみるとまたゆっくりの襲撃だ
ちぇんにありすに子まりさだ。親子と言うわけでもなさそうだが
『はやくおやさいをとってくるんだよーわかれよー』
『まったくとんでもないいなかものね!さっさとしなさい!だれがそだててやったとおもってるの!』
『にんげんさんのおやさいぷれいすにはいったらころされちゃうのぜ…』
『いいからいけっていってるんだよー!』
親らしきちぇんに突き飛ばされ畑に顔面から着地する子まりさ。泣き声を上げそうになるのをグッと堪えた
『はやくとってこないとせいっさいっだよーわかれよー』
『おめえさんたち何やってるっぺよ!』
『ゆうかだわ!にげるわよ!』
『にげるよー!』
のうかりんが声をかけると人間を呼ばれると思ったのか直ぐに逃げ出した。子まりさを置いて
『おちびちゃん、大丈夫だか?ケガはしてねぇか?』
『ゆぴぃ!?こ、ころさないで!!』
『大丈夫だよ。オラは何もしねぇっぺよ…あのちぇんとありすはおちびのとうちゃんとかあちゃんだか?』
『ちがうのぜ…まりさのおとうさんもおかあさんもあのげすにころされちゃったのぜ…』
『そうだか…おめえさん行くところは無いんだか?』
『いくところなんてないのぜ…おうちはあのゲスにとられたし、いもうとのれいむもあいつらにころされちゃったのぜ…』
『そうだか…』
のうかりんは何とかしてこのまりさを助けたいと思った。しかしショップでは『野良に関わってはいけない』と教わっている
それにお姉さんが許さないだろう。あのお姉さんは飼いゆっくりには優しいが野良には悪魔の様な態度で接するからだ
『飼いゆっくり』にしてもらうと言う手はどうだろうか?…無理だろう。野良が飼いゆっくりになるなど西から太陽が登るくらい有り得ない
だが一つだけ方法が無くはない。このまりさが人間の役に立つという証明が出来ればいい
『おめえさんオラの仕事を手伝う気はねぇだか?』
『ゆ?おしごと?』
『オラはおめえさんと違って胴付なもんだから草抜いたり野菜に付いてる虫を取るのに苦労するんだよ。だからおめえさんに取ってもらいてぇわけだよ』
『それくらいならかんたんなのぜ!』
『おめえさんが頑張れば人間さんに認められて、もしかすたら飼いゆっくりにしてもらえるかも知れねえべさ。そうすればもうあんな怖い思いはしなくていいっぺよ!』
そしてのうかりんとまりさは一緒に畑仕事を頑張ったのだが…
ちぇんにありすに子まりさだ。親子と言うわけでもなさそうだが
『はやくおやさいをとってくるんだよーわかれよー』
『まったくとんでもないいなかものね!さっさとしなさい!だれがそだててやったとおもってるの!』
『にんげんさんのおやさいぷれいすにはいったらころされちゃうのぜ…』
『いいからいけっていってるんだよー!』
親らしきちぇんに突き飛ばされ畑に顔面から着地する子まりさ。泣き声を上げそうになるのをグッと堪えた
『はやくとってこないとせいっさいっだよーわかれよー』
『おめえさんたち何やってるっぺよ!』
『ゆうかだわ!にげるわよ!』
『にげるよー!』
のうかりんが声をかけると人間を呼ばれると思ったのか直ぐに逃げ出した。子まりさを置いて
『おちびちゃん、大丈夫だか?ケガはしてねぇか?』
『ゆぴぃ!?こ、ころさないで!!』
『大丈夫だよ。オラは何もしねぇっぺよ…あのちぇんとありすはおちびのとうちゃんとかあちゃんだか?』
『ちがうのぜ…まりさのおとうさんもおかあさんもあのげすにころされちゃったのぜ…』
『そうだか…おめえさん行くところは無いんだか?』
『いくところなんてないのぜ…おうちはあのゲスにとられたし、いもうとのれいむもあいつらにころされちゃったのぜ…』
『そうだか…』
のうかりんは何とかしてこのまりさを助けたいと思った。しかしショップでは『野良に関わってはいけない』と教わっている
それにお姉さんが許さないだろう。あのお姉さんは飼いゆっくりには優しいが野良には悪魔の様な態度で接するからだ
『飼いゆっくり』にしてもらうと言う手はどうだろうか?…無理だろう。野良が飼いゆっくりになるなど西から太陽が登るくらい有り得ない
だが一つだけ方法が無くはない。このまりさが人間の役に立つという証明が出来ればいい
『おめえさんオラの仕事を手伝う気はねぇだか?』
『ゆ?おしごと?』
『オラはおめえさんと違って胴付なもんだから草抜いたり野菜に付いてる虫を取るのに苦労するんだよ。だからおめえさんに取ってもらいてぇわけだよ』
『それくらいならかんたんなのぜ!』
『おめえさんが頑張れば人間さんに認められて、もしかすたら飼いゆっくりにしてもらえるかも知れねえべさ。そうすればもうあんな怖い思いはしなくていいっぺよ!』
そしてのうかりんとまりさは一緒に畑仕事を頑張ったのだが…
「駄目よ」
夕方学校から帰ってきたお姉さんにまりさを紹介したが見事に断られた
『でもこのおちびは頑張れる子だよ!』
「うん、でも駄目」
『なしてだべ!』
「だって野良でしょ?いつゲス化するか分かったもんじゃないわ」
『ゆうかおねえさんありがとうなのぜ。でももういいのぜ。まりちゃはのらだからしかたがないのぜ…くささんとむしさんたべさせてくれてありがとうなのぜ。もうまりさはいくのぜ…』
「行かせないわよ?あんたはここで潰す。最後にいい思いができたんだから十分『しあわせー!』だったでしょ?」
『このおちびはまだゲスじゃねぇべさ!』
「野良=ゲスよ?まぁそういうことだから恨むなら野良に産んだアンタの親を恨みなさい」
『わかったのぜ…でもゆうかおねえさんにひどいことはしないでほしいのぜ。のらのまりさにやさしくしてくれたとってもやさしいゆっくりなのぜ…』
「あら、随分物分りがいいじゃない?それじゃすぐに終わらせてあげるわ」
『そのおちびをつぶすならオラもつぶすべさ!』
「ショップで買われたゆっくりの分際で何人間に逆らってんの?馬鹿なの?死ぬの?分かった。望み通りにしてあげるわ」
そう言うと芽衣は携帯電話を取り出しどこかへ連絡を取り始めた
「もしもし、加工所ですか?引き取っていただきたいゆっくりが…はい、胴付ののうかりんと糞袋…じゃなくて子まりさが一匹です…はい、お願いします」
加工所。野良のまりさは嫌というほどそこが恐ろしい場所ということを知っている。多くの友人がそこへ連れていかれ永遠に戻ってこなかった
問題なのは自分だけでなく優しくしてくれたのうかりんまで連れて行かれるということだ
『まってね!ゆっくりまってね!ゆうかおねえさんはかこうじょにつれていかないでね!』
「人間に逆らったゆっくりは飼いゆっくりですらない。ただの糞袋よ。そこの猫耳糞饅頭も人間に逆らったんだから当然の報いよ」
『かこうじょにいくのはまりちゃだけにしてほしいのぜ!ゆうかおねえさんはなにもわるくないのぜ!!』
まりさの必死の説得に芽衣は少し考え込み…
夕方学校から帰ってきたお姉さんにまりさを紹介したが見事に断られた
『でもこのおちびは頑張れる子だよ!』
「うん、でも駄目」
『なしてだべ!』
「だって野良でしょ?いつゲス化するか分かったもんじゃないわ」
『ゆうかおねえさんありがとうなのぜ。でももういいのぜ。まりちゃはのらだからしかたがないのぜ…くささんとむしさんたべさせてくれてありがとうなのぜ。もうまりさはいくのぜ…』
「行かせないわよ?あんたはここで潰す。最後にいい思いができたんだから十分『しあわせー!』だったでしょ?」
『このおちびはまだゲスじゃねぇべさ!』
「野良=ゲスよ?まぁそういうことだから恨むなら野良に産んだアンタの親を恨みなさい」
『わかったのぜ…でもゆうかおねえさんにひどいことはしないでほしいのぜ。のらのまりさにやさしくしてくれたとってもやさしいゆっくりなのぜ…』
「あら、随分物分りがいいじゃない?それじゃすぐに終わらせてあげるわ」
『そのおちびをつぶすならオラもつぶすべさ!』
「ショップで買われたゆっくりの分際で何人間に逆らってんの?馬鹿なの?死ぬの?分かった。望み通りにしてあげるわ」
そう言うと芽衣は携帯電話を取り出しどこかへ連絡を取り始めた
「もしもし、加工所ですか?引き取っていただきたいゆっくりが…はい、胴付ののうかりんと糞袋…じゃなくて子まりさが一匹です…はい、お願いします」
加工所。野良のまりさは嫌というほどそこが恐ろしい場所ということを知っている。多くの友人がそこへ連れていかれ永遠に戻ってこなかった
問題なのは自分だけでなく優しくしてくれたのうかりんまで連れて行かれるということだ
『まってね!ゆっくりまってね!ゆうかおねえさんはかこうじょにつれていかないでね!』
「人間に逆らったゆっくりは飼いゆっくりですらない。ただの糞袋よ。そこの猫耳糞饅頭も人間に逆らったんだから当然の報いよ」
『かこうじょにいくのはまりちゃだけにしてほしいのぜ!ゆうかおねえさんはなにもわるくないのぜ!!』
まりさの必死の説得に芽衣は少し考え込み…
「はぁ、私も甘いなぁ……まりさ、付いてきなさい。のうかりんは家で待ってなさい」
『ゆっ?どういうことなのぜ?』
「いいから黙って言うとおりにしなさい」そう言うと自転車のカゴにまりさを突っ込みどこかへと出かけていった
『おちび…オラがよけいな事さ言わねかったら…すまねぇ……』
のうかりんは子まりさが加工所へ連れて行かれたと思い泣き出した
『ゆっ?どういうことなのぜ?』
「いいから黙って言うとおりにしなさい」そう言うと自転車のカゴにまりさを突っ込みどこかへと出かけていった
『おちび…オラがよけいな事さ言わねかったら…すまねぇ……』
のうかりんは子まりさが加工所へ連れて行かれたと思い泣き出した
「ただいまー…ってコラ!ちゃんと足を拭きなさい!」
芽衣と子まりさが出ていって1時間が経った頃芽衣が戻ってきた。誰かに何か注意してるようだが…
『ゆうかおねえさんゆっくりただいま!』
『おちび!無事だったべか?!』
しかもお飾りの帽子には銅バッジが輝いている
「予防接種とバッジ登録してきたのよ。時間ギリギリだったからショップのお姉さんにすごく睨まれたわ」
『お姉さん…ありがとだっぺよ!』
「さて、私はもう一つ仕事をしないとね……ごめんなさい!」
芽衣は流れるような華麗な動作で土下座を行なった
『お、お姉さん?!何してるっぺよ!?』
「いや、だって…ホラあんな酷い事言っちゃったしさ……本当にごめんなさい!!」
『オラ気にしてねぇっぺよ!あれはほら…おちびをお姉さんの飼いゆっくりにする為のしけんさんだべ?オラもショップでやったことあっから分かるべよ』
「よかったぁ…許してくれなかったらどうしようかと思っちゃったわよ…」
『おねえさんゆっくりありがとう!』
「気にしなくていいわよ、アンタ見てたら前に飼ってたありすを思い出しただけよ」
「ただいま…っと何じゃこのまりさは?」
「おかえりお爺ちゃん。今日からこの子も畑で働いてもらうわ。主に草むしりと害虫駆除だけどね」
「そりゃ構わんよ。他所でもゆっくりに雑草処理と害虫処理をやらせとる所はあるしの」
『おじいさんもよろしくなのぜ!』
「はっはっは!ゆっくりしていけよ!」
こうして子まりさは飼いゆっくりとなり両親が死んでから久しく味わったことの無い幸せを得ることとなった
芽衣と子まりさが出ていって1時間が経った頃芽衣が戻ってきた。誰かに何か注意してるようだが…
『ゆうかおねえさんゆっくりただいま!』
『おちび!無事だったべか?!』
しかもお飾りの帽子には銅バッジが輝いている
「予防接種とバッジ登録してきたのよ。時間ギリギリだったからショップのお姉さんにすごく睨まれたわ」
『お姉さん…ありがとだっぺよ!』
「さて、私はもう一つ仕事をしないとね……ごめんなさい!」
芽衣は流れるような華麗な動作で土下座を行なった
『お、お姉さん?!何してるっぺよ!?』
「いや、だって…ホラあんな酷い事言っちゃったしさ……本当にごめんなさい!!」
『オラ気にしてねぇっぺよ!あれはほら…おちびをお姉さんの飼いゆっくりにする為のしけんさんだべ?オラもショップでやったことあっから分かるべよ』
「よかったぁ…許してくれなかったらどうしようかと思っちゃったわよ…」
『おねえさんゆっくりありがとう!』
「気にしなくていいわよ、アンタ見てたら前に飼ってたありすを思い出しただけよ」
「ただいま…っと何じゃこのまりさは?」
「おかえりお爺ちゃん。今日からこの子も畑で働いてもらうわ。主に草むしりと害虫駆除だけどね」
「そりゃ構わんよ。他所でもゆっくりに雑草処理と害虫処理をやらせとる所はあるしの」
『おじいさんもよろしくなのぜ!』
「はっはっは!ゆっくりしていけよ!」
こうして子まりさは飼いゆっくりとなり両親が死んでから久しく味わったことの無い幸せを得ることとなった
~一ヵ月後~
子まりさはのうかりんとも仲良く暮らしている
今日も朝早くから野良仕事に精を出す2匹だったが…
『ここなのかぜ!おやさいをひとりじめしているゲスのゆうかとまりさがいるおやさいぷれいすは!』
1匹の2m級のドスが群れを従えて畑を襲撃してきた。その側にはまりさを奴隷扱いしていたゲスちぇんとゲスありすの姿も有る
『おめえさん、ドスなのになにやってるだべよ!』
のうかりんはショップで学んだ為ある程度他のゆっくりに対しての知識を持っている。ドスとは思慮深く人間の恐ろしさを良く知っている優秀な固体だと聞いていたのだが…
『ゆうかのぶんざいでなまいきなのぜ!おまえはとくにせいっさいっしてやるのぜ!』
だがのうかりんは知らなかった。ドスのゲス、ドゲスが居るということを
『ドスあいつだねーこのおやさいぷれいすをひとりじめしてるのは』
『そうよ!あのいなかものがゲスゆうかよ!』
『そんな…あのむれにドスはいなかったはずなのに!』
まりさの言うことは真実である。長はドスではなくれいむで非常に優秀な長だった
人間には逆らったりあまあまをねだったら制裁 人間の家でおうち宣言をしたら制裁 おやさい盗んだら人間に突き出して制裁してもらう等厳しい掟を設けており、まりさも何度も助けてもらった覚えがある
『おさのれいむはどうしたの!?なんでドスがいるの!!』
『むきょきょきょ!あのゲスれいむならせいっさいっしたわ!さいっこうにぶざまなさいごだったわよ!』
『そうだねーまむまむにえださんをさしたらおちびちゃんみたいにないててさいこうにおもしろかったねー』
『ドスはわたしのおちびちゃんよ!もりのけんじゃであるぱちぇのあんこさんをついださいっこうにゆうしゅうなドスなのよ!むきょきょきょきょ!!』
確かにぱちゅりーにはまりさの子供がいたがまさかドス化するとは夢にも思わなかった
『どうするっぺよ…』
『ゆうかおねえさんはあしがはやいからめいおねえさんかおじいさんをおこしてくるのぜ!それでかこうじょをよんでもらうのぜ!』
『おめえさんはどうするっぺよ!?』
『ここであしどめするのぜ!はやくいくのぜ!!』
『…わかったっぺよ。無茶するでねぇぞ!』
のうかりんなら2本足で歩く分早く呼びに行けるはずだと考えた。間違いではないが敵の数が多過ぎる為あっと言うまに包囲されてしまった
『どこにいこうとしてるのぜ?にがさないのぜ!』
こうなってしまってはこの騒ぎを聞きつけて芽衣かお爺さんかもしくは他所の人間が加工所に通報するのを期待するしかないが早朝では期待出来ない
偶然に賭けるしかない状況となってしまった
『ドス!まずはそのゲスゆうかからいためつけてやるのよ!』
『わかったのぜおかーさん!』
そう言うとドスはその巨体でのうかりん目掛けて飛び跳ねた
『あんなのに当たったらタダじゃ済まねぇべさ…!』
『ゆぷぷ!ドスだけじゃないよ!』
『ぺにす!』
『ここにもいるわよいなかもの!』
何とか回避に成功したもののドスに気を取られていたために数匹のゲスによる枝攻撃を回避できず両足を傷つけられてしまった
『痛っ!』
『ゆうかおねえさん!このゲスがぁあああああ!』
『行くんじゃねぇまりさ!ワナだっぺ!』
頭に血が登ったまりさは周囲が目に入っておらずあっさりとゲスに捕らえられてしまった
『むきょきょきょきょ!さぁドス!そのゲスゆうかをやっておしまいなさい!』
『くっ…そうはさせねぇべさ!』
『むきょ?ていこうするならこのゲスまりさはどうなってもしらないわよ?』
『おねえさん!まりさにかまうひつようはないのぜ!はやくにげるのぜ!』
とは言うものの両足を傷つけられ満足に歩くことすら出来ないのうかりんにはどうすることも出来なかった
『さぁせいっさいのじかんよ!』
子まりさはのうかりんとも仲良く暮らしている
今日も朝早くから野良仕事に精を出す2匹だったが…
『ここなのかぜ!おやさいをひとりじめしているゲスのゆうかとまりさがいるおやさいぷれいすは!』
1匹の2m級のドスが群れを従えて畑を襲撃してきた。その側にはまりさを奴隷扱いしていたゲスちぇんとゲスありすの姿も有る
『おめえさん、ドスなのになにやってるだべよ!』
のうかりんはショップで学んだ為ある程度他のゆっくりに対しての知識を持っている。ドスとは思慮深く人間の恐ろしさを良く知っている優秀な固体だと聞いていたのだが…
『ゆうかのぶんざいでなまいきなのぜ!おまえはとくにせいっさいっしてやるのぜ!』
だがのうかりんは知らなかった。ドスのゲス、ドゲスが居るということを
『ドスあいつだねーこのおやさいぷれいすをひとりじめしてるのは』
『そうよ!あのいなかものがゲスゆうかよ!』
『そんな…あのむれにドスはいなかったはずなのに!』
まりさの言うことは真実である。長はドスではなくれいむで非常に優秀な長だった
人間には逆らったりあまあまをねだったら制裁 人間の家でおうち宣言をしたら制裁 おやさい盗んだら人間に突き出して制裁してもらう等厳しい掟を設けており、まりさも何度も助けてもらった覚えがある
『おさのれいむはどうしたの!?なんでドスがいるの!!』
『むきょきょきょ!あのゲスれいむならせいっさいっしたわ!さいっこうにぶざまなさいごだったわよ!』
『そうだねーまむまむにえださんをさしたらおちびちゃんみたいにないててさいこうにおもしろかったねー』
『ドスはわたしのおちびちゃんよ!もりのけんじゃであるぱちぇのあんこさんをついださいっこうにゆうしゅうなドスなのよ!むきょきょきょきょ!!』
確かにぱちゅりーにはまりさの子供がいたがまさかドス化するとは夢にも思わなかった
『どうするっぺよ…』
『ゆうかおねえさんはあしがはやいからめいおねえさんかおじいさんをおこしてくるのぜ!それでかこうじょをよんでもらうのぜ!』
『おめえさんはどうするっぺよ!?』
『ここであしどめするのぜ!はやくいくのぜ!!』
『…わかったっぺよ。無茶するでねぇぞ!』
のうかりんなら2本足で歩く分早く呼びに行けるはずだと考えた。間違いではないが敵の数が多過ぎる為あっと言うまに包囲されてしまった
『どこにいこうとしてるのぜ?にがさないのぜ!』
こうなってしまってはこの騒ぎを聞きつけて芽衣かお爺さんかもしくは他所の人間が加工所に通報するのを期待するしかないが早朝では期待出来ない
偶然に賭けるしかない状況となってしまった
『ドス!まずはそのゲスゆうかからいためつけてやるのよ!』
『わかったのぜおかーさん!』
そう言うとドスはその巨体でのうかりん目掛けて飛び跳ねた
『あんなのに当たったらタダじゃ済まねぇべさ…!』
『ゆぷぷ!ドスだけじゃないよ!』
『ぺにす!』
『ここにもいるわよいなかもの!』
何とか回避に成功したもののドスに気を取られていたために数匹のゲスによる枝攻撃を回避できず両足を傷つけられてしまった
『痛っ!』
『ゆうかおねえさん!このゲスがぁあああああ!』
『行くんじゃねぇまりさ!ワナだっぺ!』
頭に血が登ったまりさは周囲が目に入っておらずあっさりとゲスに捕らえられてしまった
『むきょきょきょきょ!さぁドス!そのゲスゆうかをやっておしまいなさい!』
『くっ…そうはさせねぇべさ!』
『むきょ?ていこうするならこのゲスまりさはどうなってもしらないわよ?』
『おねえさん!まりさにかまうひつようはないのぜ!はやくにげるのぜ!』
とは言うものの両足を傷つけられ満足に歩くことすら出来ないのうかりんにはどうすることも出来なかった
『さぁせいっさいのじかんよ!』
その頃家の方では
「ん…うるさい……何よもう…」
芽衣は深夜映画『処刑ゆんⅡ 処刑ゆんvsゲス軍団』を見ていたため2時間ほどしか寝ておらず眠りが浅かった
「まったく何であんなバカ映画を見てたんだろう…映画館で観てたら確実に金返せって言ってるレベルだったのに…それにしても騒がしい……んあ?!」
窓から畑の方を見てみるとドスとゆっくりが群れ単位で畑に襲来している。しかものうかりんが両手両足をドスに食いちぎられていた
「………お爺ちゃん!起きて!!」
「何じゃい朝から大声出して……って何じゃありゃ?!」
「加工所に電話!あとのうかりんとまりさを助けに行くわよ!」
「待たんか!相手はドスじゃぞ!」
「知るか!」
そう叫ぶと寝間着のまま畑へ飛び出していった
「ん…うるさい……何よもう…」
芽衣は深夜映画『処刑ゆんⅡ 処刑ゆんvsゲス軍団』を見ていたため2時間ほどしか寝ておらず眠りが浅かった
「まったく何であんなバカ映画を見てたんだろう…映画館で観てたら確実に金返せって言ってるレベルだったのに…それにしても騒がしい……んあ?!」
窓から畑の方を見てみるとドスとゆっくりが群れ単位で畑に襲来している。しかものうかりんが両手両足をドスに食いちぎられていた
「………お爺ちゃん!起きて!!」
「何じゃい朝から大声出して……って何じゃありゃ?!」
「加工所に電話!あとのうかりんとまりさを助けに行くわよ!」
「待たんか!相手はドスじゃぞ!」
「知るか!」
そう叫ぶと寝間着のまま畑へ飛び出していった
『むきょきょきょ!いいざまね!おやさいをひとりじめするゲスにはおにあいよ!』
のうかりんは両腕両足を奪われた痛みで気絶してしまっている
『ゆがぁあああああああ!はなぜぇ!このゲスがぁあああああああ!!』
『だまれよーゲスのぶんざいでちぇんたちにさしずしないでねー』
まりさも体中傷だらけで傷口からは餡子が漏れ出している
『さぁドス!もっとこのゲスゆうかをいためつけてやるのよ!』
『ドス!ありすにいいかんがえがあるの。まむまむをあのれいむのようにずたずたにするのはどうかしら?とってもとかいはだとおもうんだけど』
『それはいいかんがえなんのぜ!ならドスのぺにぺにでしょうってんっさせてからずたずたにしてやるのぜ!』
そう言うとドスは1mはあろうかという巨大なぺにぺにを勃起させのうかりんのまむまむに押し当てようとした……その時だった
「さ!せ!る!かぁああああああああああああああ!!!!!」
何者かによって投擲された鎌がドスのぺにぺにを両断した
『あ゛あ゛あ゛あ゛!!ドスのくろびかりするたくましいぺにぺにがぁあああああああああ!!!』
鎌を投げたのは芽衣だった左手には納屋から持ってきた鉈が握られている
「お爺ちゃんはのうかりんとまりさを病院へ!」
「待たんか!お前ひとりじゃ危ないぞ!」
「ドス程度私一人でなんとかできるから早く!のうかりんとまりさのその様子じゃ長くはもたないわ!」
「分かった…無茶はするなよ!」
のうかりんとまりさを抱えて病院へと向かう祖父を庇うかのように芽衣が立ちはだかる
『よぐもドズのべにべにをぉおおおおおおおおお!!!』
「テメェよくも私の家族に手ェ出してくれたな……死ねぇ!」
左手の鉈を右手に持ち替え横薙ぎに払いドスの腹を切り裂いた。中の餡子がドボドボと溢れ出す
『あ゛あ゛あ゛あ゛!!ドスのあんこさんでないでぇ!!おでがいじばず!だずげでぐだざい!ドスはおかあさんにいわれてきただけなんです!もうこんなことはしません!だからだずげでぇ!』
「駄目。だって母親に言われたからってうちののうかりんの腕や足まで食いちぎる必要があったの?言っとくけど絶対に許さないからね?」
『い゛や゛だぁああああああ!じにだぐないよぉおおおおおおお!!おかあさんたすけてぇ!!!』
しかしドスの惨状を見たゲスの群れは既に逃げ出したあとだった
『むっきゅりしてないでにげるわよ!』
『ゆんやあああああ!ドスがやられちゃったよぉおおおおおお!』
『いんぽおおおおおおお!』
「あら?随分と薄情な連中ね…さて、何か言い残すことはない?聞いてあげるけど」
『おでがいじばず!だずげでぐだざい!』
「ん~…アンタの群れの場所を教えなさい。そうしたらゆっくり専門のお医者様を呼んであげるわ」
『わ、わがりばじだ!ドスたちはじんじゃのうらのおやまからきたんでず!あそこにドスのむれがありばず!だがらだずげで!!』
「おっけ。それじゃ……死んでね?」
『どぼぢでぇえええええ!!』
「何で人間の私がゲスゆっくりとの約束なんて守らなきゃいけないの?バカなの?死ぬの?」
そう言うと芽衣はのうかりんが使っていた鍬を手に取りドスを耕し始めた
『い゛だい゛ぃいいいいいい!!』
「こりゃ中々の重労働ね…」
『やべでぇえええ!じんじゃう!やべでぇええええ!おねえぢゃん!だずげでぇえええええええ!!』
「…お姉ちゃん?……まさか!」
『むきょきょきょ!ドスはひとりだけだとおもったらおおまちがいよ!ドススパークでやってしまいなさいドス!』
「逃げたんじゃなくて一匹のドスを呼びに行っただけだったの!?」
『いもうとのかたきだよ!』
「やっば!もう溜め終わってるじゃない…これはまずいかな……?スパークって1000度の熱線だっけ?こりゃ死ぬなぁ……」
芽衣に向かって撃てばその妹も巻き込むことになるがそんなことはお構いなしに発射態勢に入っている
『やべでぇ!ドスもしんじゃうよぉ!!』
『ゆっ!?でもすぱーくはきゅうにはとめられないよぉ!ごめんね!ごめんねぇええええ!』
今まさに放たれようとしたその時だった
「そぉい!」
『ドススp…ゆべぇ!?』
放たれようとしていたドススパークが見慣れぬ男の放った飛び蹴りによって方向を変えられあらぬ方向へとスパークが放たれた
「へ?」
「よぅ芽衣。でっかくなったなぁ…今16だっけか?」
「信お兄ちゃん?へ?どういうこと??」
「ま、その話は後だ…おいクソ饅頭。よくも俺の妹を殺そうとしてくれたなァ?死ぬ覚悟はできてるか?」
『よぐもドズのおかおにぃいいい!!』
「黙れ」
信の放った回し蹴りがドスに炸裂し歯がほぼ全部飛んでいった
『ドスのこころのようにまっしろなはがぁああああああ!』
『おねえぢゃああああん!!』
「何が真っ白な心だこのドゲスが!」
『ドスはゲスじゃないいいいいいいいいい!』
「人間を殺そうとした時点でゲス確定だろ。アホかお前」
『おやさいぷれいすをひとりじめしてるゲスはそっちでしょぉおおおおおおおおお!ゆっくりできるものはみんなでわけあうんだよぉおおお!』
「御高説痛み入るね…で、だ。死ぬ準備はいいか?芽衣、お前はそっちの死に損ない頼むわ」
「へ?あ、うん。分かった」
「まぁアレだ。人間に逆らうとどうなるか思い知ってくれや」
『『じにだぐない゛ぃいいいいいい!だずげでおがあざあああああん!!』』
『むっきゅりしてたらころされるわね…にげるわ!もりのけんじゃであるぱちぇはかんたんにしんではいけないのよ!』
『『どぼぢでにげるのおおおお!!』』
『ごめんなさいねおちびちゃんたち!でもぱちぇがつまかるわけに…むぎゅ!なんなのいだいなもりのけんじゃであるぱちぇをじゃまするのはどこのおろかものよ!』
もりけん()が逃げ出した先では祖父が呼んだ加工所職員が待ち構えていた
「おはようございます!加工所です。さっそく始末してしまいますね」
「あ、来てくれたんですね。朝早くからごめんなさい。お願いしますね」
『むぎゅううううううううううう!?なんでかこうじょが!?エレエレエレエレ…』
そう叫ぶとあっさりともりけん()はショック死してしまった
「何だ爺さんが加工所呼んでたのな。んじゃ任せるか。何か疲れたし…あぁ眠ぃ…悪いけど少し寝させてくれ」
「別にいいけど…お兄ちゃん今まで何してたんだろう……」
加工所の職員は早速処理に取り掛かっている。ドス2匹は無様な命乞いを続けているが加工所職員も慣れているのかまったく耳を貸そうとはしない
「この2匹のドスで全部でしょうか?」
「何か神社の裏山に群れがあるとか言ってたんでそこに普通種の連中が居るみたいです」
「あー…今丁度市のゆっくり対策課が作業にかかってるところなんで心配する必要はないと思いますよ?」
「そうですか…あとはお任せしてもいいですか?」
「ええ構いませんよ。何かありましたらお呼びするとは思いますが」
「それじゃお願いします……ね、眠い………」
そう呟くとヨロヨロと家の方に戻っていった
のうかりんは両腕両足を奪われた痛みで気絶してしまっている
『ゆがぁあああああああ!はなぜぇ!このゲスがぁあああああああ!!』
『だまれよーゲスのぶんざいでちぇんたちにさしずしないでねー』
まりさも体中傷だらけで傷口からは餡子が漏れ出している
『さぁドス!もっとこのゲスゆうかをいためつけてやるのよ!』
『ドス!ありすにいいかんがえがあるの。まむまむをあのれいむのようにずたずたにするのはどうかしら?とってもとかいはだとおもうんだけど』
『それはいいかんがえなんのぜ!ならドスのぺにぺにでしょうってんっさせてからずたずたにしてやるのぜ!』
そう言うとドスは1mはあろうかという巨大なぺにぺにを勃起させのうかりんのまむまむに押し当てようとした……その時だった
「さ!せ!る!かぁああああああああああああああ!!!!!」
何者かによって投擲された鎌がドスのぺにぺにを両断した
『あ゛あ゛あ゛あ゛!!ドスのくろびかりするたくましいぺにぺにがぁあああああああああ!!!』
鎌を投げたのは芽衣だった左手には納屋から持ってきた鉈が握られている
「お爺ちゃんはのうかりんとまりさを病院へ!」
「待たんか!お前ひとりじゃ危ないぞ!」
「ドス程度私一人でなんとかできるから早く!のうかりんとまりさのその様子じゃ長くはもたないわ!」
「分かった…無茶はするなよ!」
のうかりんとまりさを抱えて病院へと向かう祖父を庇うかのように芽衣が立ちはだかる
『よぐもドズのべにべにをぉおおおおおおおおお!!!』
「テメェよくも私の家族に手ェ出してくれたな……死ねぇ!」
左手の鉈を右手に持ち替え横薙ぎに払いドスの腹を切り裂いた。中の餡子がドボドボと溢れ出す
『あ゛あ゛あ゛あ゛!!ドスのあんこさんでないでぇ!!おでがいじばず!だずげでぐだざい!ドスはおかあさんにいわれてきただけなんです!もうこんなことはしません!だからだずげでぇ!』
「駄目。だって母親に言われたからってうちののうかりんの腕や足まで食いちぎる必要があったの?言っとくけど絶対に許さないからね?」
『い゛や゛だぁああああああ!じにだぐないよぉおおおおおおお!!おかあさんたすけてぇ!!!』
しかしドスの惨状を見たゲスの群れは既に逃げ出したあとだった
『むっきゅりしてないでにげるわよ!』
『ゆんやあああああ!ドスがやられちゃったよぉおおおおおお!』
『いんぽおおおおおおお!』
「あら?随分と薄情な連中ね…さて、何か言い残すことはない?聞いてあげるけど」
『おでがいじばず!だずげでぐだざい!』
「ん~…アンタの群れの場所を教えなさい。そうしたらゆっくり専門のお医者様を呼んであげるわ」
『わ、わがりばじだ!ドスたちはじんじゃのうらのおやまからきたんでず!あそこにドスのむれがありばず!だがらだずげで!!』
「おっけ。それじゃ……死んでね?」
『どぼぢでぇえええええ!!』
「何で人間の私がゲスゆっくりとの約束なんて守らなきゃいけないの?バカなの?死ぬの?」
そう言うと芽衣はのうかりんが使っていた鍬を手に取りドスを耕し始めた
『い゛だい゛ぃいいいいいい!!』
「こりゃ中々の重労働ね…」
『やべでぇえええ!じんじゃう!やべでぇええええ!おねえぢゃん!だずげでぇえええええええ!!』
「…お姉ちゃん?……まさか!」
『むきょきょきょ!ドスはひとりだけだとおもったらおおまちがいよ!ドススパークでやってしまいなさいドス!』
「逃げたんじゃなくて一匹のドスを呼びに行っただけだったの!?」
『いもうとのかたきだよ!』
「やっば!もう溜め終わってるじゃない…これはまずいかな……?スパークって1000度の熱線だっけ?こりゃ死ぬなぁ……」
芽衣に向かって撃てばその妹も巻き込むことになるがそんなことはお構いなしに発射態勢に入っている
『やべでぇ!ドスもしんじゃうよぉ!!』
『ゆっ!?でもすぱーくはきゅうにはとめられないよぉ!ごめんね!ごめんねぇええええ!』
今まさに放たれようとしたその時だった
「そぉい!」
『ドススp…ゆべぇ!?』
放たれようとしていたドススパークが見慣れぬ男の放った飛び蹴りによって方向を変えられあらぬ方向へとスパークが放たれた
「へ?」
「よぅ芽衣。でっかくなったなぁ…今16だっけか?」
「信お兄ちゃん?へ?どういうこと??」
「ま、その話は後だ…おいクソ饅頭。よくも俺の妹を殺そうとしてくれたなァ?死ぬ覚悟はできてるか?」
『よぐもドズのおかおにぃいいい!!』
「黙れ」
信の放った回し蹴りがドスに炸裂し歯がほぼ全部飛んでいった
『ドスのこころのようにまっしろなはがぁああああああ!』
『おねえぢゃああああん!!』
「何が真っ白な心だこのドゲスが!」
『ドスはゲスじゃないいいいいいいいいい!』
「人間を殺そうとした時点でゲス確定だろ。アホかお前」
『おやさいぷれいすをひとりじめしてるゲスはそっちでしょぉおおおおおおおおお!ゆっくりできるものはみんなでわけあうんだよぉおおお!』
「御高説痛み入るね…で、だ。死ぬ準備はいいか?芽衣、お前はそっちの死に損ない頼むわ」
「へ?あ、うん。分かった」
「まぁアレだ。人間に逆らうとどうなるか思い知ってくれや」
『『じにだぐない゛ぃいいいいいい!だずげでおがあざあああああん!!』』
『むっきゅりしてたらころされるわね…にげるわ!もりのけんじゃであるぱちぇはかんたんにしんではいけないのよ!』
『『どぼぢでにげるのおおおお!!』』
『ごめんなさいねおちびちゃんたち!でもぱちぇがつまかるわけに…むぎゅ!なんなのいだいなもりのけんじゃであるぱちぇをじゃまするのはどこのおろかものよ!』
もりけん()が逃げ出した先では祖父が呼んだ加工所職員が待ち構えていた
「おはようございます!加工所です。さっそく始末してしまいますね」
「あ、来てくれたんですね。朝早くからごめんなさい。お願いしますね」
『むぎゅううううううううううう!?なんでかこうじょが!?エレエレエレエレ…』
そう叫ぶとあっさりともりけん()はショック死してしまった
「何だ爺さんが加工所呼んでたのな。んじゃ任せるか。何か疲れたし…あぁ眠ぃ…悪いけど少し寝させてくれ」
「別にいいけど…お兄ちゃん今まで何してたんだろう……」
加工所の職員は早速処理に取り掛かっている。ドス2匹は無様な命乞いを続けているが加工所職員も慣れているのかまったく耳を貸そうとはしない
「この2匹のドスで全部でしょうか?」
「何か神社の裏山に群れがあるとか言ってたんでそこに普通種の連中が居るみたいです」
「あー…今丁度市のゆっくり対策課が作業にかかってるところなんで心配する必要はないと思いますよ?」
「そうですか…あとはお任せしてもいいですか?」
「ええ構いませんよ。何かありましたらお呼びするとは思いますが」
「それじゃお願いします……ね、眠い………」
そう呟くとヨロヨロと家の方に戻っていった
加工所職員は芽衣が家の中に入って行ったのを横目で見つつドスの処理作業を開始しようとしていた
『ひっ!ひぃいいいいいいい!こないでぇえええええ!』
『おでがいじばず!なんでぼじばずがらいのぢだけはぁああああああああ!!』
加工所職員は2匹のドスが完膚なきまでに叩きのめされているのを見て驚きを隠しきれないようだ
「こっちのズタズタになってるドスってあの娘がやったんスかね?」
「あぁ多分そうじゃねーか?管先生のお孫さんだ十分有り得る。同級生だったから知ってるがあの子のお母さんも相当なモンだったからな」
「人は見かけによらねーもんなんスね。あんなに可愛いのに」
「妙な気起こすなよ?この街で管先生怒らせたら生きていけねーぞ?」
「は?あの爺さん相当凄いんスね、畑いじりが趣味の変な爺さんとしか思ってなかったっス」
「しっかしこっちのドスも酷ぇな。どんな力でヤったんだこりゃ?歯が全部吹っ飛んでやがる。ゴリラ並みだな…」
「そろそろやっちまいましょうよ。夜勤の定時も過ぎてるんですし」
「そうだな。んじゃ車回してくるからお前処理しとけ」
「ういっス。任せといてください」
若い職員は背中に背負った小型の火炎放射器のノズルをドスに向けトリガーを引いた
「汚物は消毒だぁああああああああ!」
『い゛や゛だぁああ!ゆっぐりでぎないぃいいいいいいいいい!』
『あ゛づいよぉおおおおお!だずげでぇえええええええ!!』
信にボコられた方のドスはまだ飛び跳ねるだけの余裕があったのだが炎の熱さと加工所職員への恐怖でそんな事は完全に失念してしまっている
5分後には真っ黒な炭となったドスの残骸が残されるのみとなった
「お、終わったみたいだな…ドス2匹分だと炭の量も半端じゃねぇな。ドス2匹じゃ袋の容量が足りるか心配だな…」
「それならさっき応援呼んどきましたよ?ドス一匹分しか用意してなかったんで必要かと思って」
「でかした。それじゃさっさと片付けるぞ」
10分後には応援も到着しドスの成れの果ての炭はあっという間に処理されてしまった
『ひっ!ひぃいいいいいいい!こないでぇえええええ!』
『おでがいじばず!なんでぼじばずがらいのぢだけはぁああああああああ!!』
加工所職員は2匹のドスが完膚なきまでに叩きのめされているのを見て驚きを隠しきれないようだ
「こっちのズタズタになってるドスってあの娘がやったんスかね?」
「あぁ多分そうじゃねーか?管先生のお孫さんだ十分有り得る。同級生だったから知ってるがあの子のお母さんも相当なモンだったからな」
「人は見かけによらねーもんなんスね。あんなに可愛いのに」
「妙な気起こすなよ?この街で管先生怒らせたら生きていけねーぞ?」
「は?あの爺さん相当凄いんスね、畑いじりが趣味の変な爺さんとしか思ってなかったっス」
「しっかしこっちのドスも酷ぇな。どんな力でヤったんだこりゃ?歯が全部吹っ飛んでやがる。ゴリラ並みだな…」
「そろそろやっちまいましょうよ。夜勤の定時も過ぎてるんですし」
「そうだな。んじゃ車回してくるからお前処理しとけ」
「ういっス。任せといてください」
若い職員は背中に背負った小型の火炎放射器のノズルをドスに向けトリガーを引いた
「汚物は消毒だぁああああああああ!」
『い゛や゛だぁああ!ゆっぐりでぎないぃいいいいいいいいい!』
『あ゛づいよぉおおおおお!だずげでぇえええええええ!!』
信にボコられた方のドスはまだ飛び跳ねるだけの余裕があったのだが炎の熱さと加工所職員への恐怖でそんな事は完全に失念してしまっている
5分後には真っ黒な炭となったドスの残骸が残されるのみとなった
「お、終わったみたいだな…ドス2匹分だと炭の量も半端じゃねぇな。ドス2匹じゃ袋の容量が足りるか心配だな…」
「それならさっき応援呼んどきましたよ?ドス一匹分しか用意してなかったんで必要かと思って」
「でかした。それじゃさっさと片付けるぞ」
10分後には応援も到着しドスの成れの果ての炭はあっという間に処理されてしまった
夕方。まりさを連れて祖父が帰ってきた
「ただいま…おぉ信来とったのか。こうやって顔を突き合わせるのは久しぶりじゃの」
「おう、久しぶり爺さん」
「おかえりお爺ちゃん。のうかりんとまりさは大丈夫だったの?」
「まりさの方は直ぐに治ったわ。しかしのうかりんがかなり酷くての…暫く入院することになったわい」
「そう…まぁあれだけのケガで生きててくれただけでも奇跡よ」
「のうかりん?あぁ爺さんが飼うって言ってたけどマジだったのか……HENTAI行為だけは慎めよ?もういい歳なんだからよ」
「お前まで…ワシどんだけ信用されてないんじゃ……」
しばらく話し込んでいた所祖父の隣に置かれていたケージがカタカタと揺れ出した
「まりさ?起きたんだ。気分はどう?」
目覚めたまりさは虚ろな眼で何かブツブツ呟いている
『……った』
「どうしたの?」
『まもれながった…!ゆうかおねえざんをまぼれながっだ……!』
まりさは大粒の涙をボロボロと零しながら自分の無力さを嘆いていた
あの状況では普通種のゆっくりではどうしようもない。戦闘能力の高いゆっくりすいかやゆっくりかなこの様な希少種でもどうなっていたか分かったものではない
それでもまりさは何もできなかった自分が許せないでいた
「仕方ないってあの状況じゃ」
『でぼ…!でぼ…!!』
「ん~…まぁアレだ。自分が弱いってことを自覚できただけでも儲けもんだぞ?お前らゆっくりは自分の強さを図ることが全く出来ない欠陥生物なんだからな」
『…!』
「昔の偉い人はこう言った「自分の中にある弱さを知れば本当のヒーローになれる」ってな」
『まりさは『ひーろーさん』になれるのかぜ?』
「お前が今持ってるその悔しさと強くなりたいって気持ちを忘れなければな」
自信を失っていたまりさの虚ろな瞳に光が戻る。信の言葉がまりさを再び立ち上がらせた
「あのさお兄ちゃん。良いこと言ってるつもりなんだろうけどソレ昔テレビでやってた特撮ヒーローの歌の歌詞じゃない!」
「いいじゃねーか。まりさは納得したようだぞ?」
「まぁいいけど…って、そうだ!お兄ちゃん!今まで何やってたのよ!」
「あ、やっぱソレ言わなきゃダメ?」
「当然」
「話すと長くなるが…まぁアレだ。家を叩き出された俺は爺さんの家に世話になって大学行かせてもらって教師になってクビになって現在に至る…って感じだ」
「…は?お爺ちゃん?お兄ちゃんのことは知らないって言ってたよね?アレは何だったの?」
「信に口止めされてたからな。まぁ正直、スマンカッタ」
「はぁ…まぁいいわ、生きててくれたんだし…それでどれくらいまでこの家に居るの?」
「正直分からん。再就職しようにも教師に戻れるか怪しいしなぁ。ちょっとお偉いさんを怒らせちまったもんで」
「何やったのよ…」
「それはまた別の話って事で」
「どの程度の「お偉いさん」か知らんがある程度までならなんとかしてやれん事もないぞ?」
そう聞いた信は華麗な土下座を見せ「お願いしますお爺様」と頼み込んだ
「そこまでして教師に戻りたいんなら今度は自重するんじゃな」
「肝に銘じとくよ」
「ただいま…おぉ信来とったのか。こうやって顔を突き合わせるのは久しぶりじゃの」
「おう、久しぶり爺さん」
「おかえりお爺ちゃん。のうかりんとまりさは大丈夫だったの?」
「まりさの方は直ぐに治ったわ。しかしのうかりんがかなり酷くての…暫く入院することになったわい」
「そう…まぁあれだけのケガで生きててくれただけでも奇跡よ」
「のうかりん?あぁ爺さんが飼うって言ってたけどマジだったのか……HENTAI行為だけは慎めよ?もういい歳なんだからよ」
「お前まで…ワシどんだけ信用されてないんじゃ……」
しばらく話し込んでいた所祖父の隣に置かれていたケージがカタカタと揺れ出した
「まりさ?起きたんだ。気分はどう?」
目覚めたまりさは虚ろな眼で何かブツブツ呟いている
『……った』
「どうしたの?」
『まもれながった…!ゆうかおねえざんをまぼれながっだ……!』
まりさは大粒の涙をボロボロと零しながら自分の無力さを嘆いていた
あの状況では普通種のゆっくりではどうしようもない。戦闘能力の高いゆっくりすいかやゆっくりかなこの様な希少種でもどうなっていたか分かったものではない
それでもまりさは何もできなかった自分が許せないでいた
「仕方ないってあの状況じゃ」
『でぼ…!でぼ…!!』
「ん~…まぁアレだ。自分が弱いってことを自覚できただけでも儲けもんだぞ?お前らゆっくりは自分の強さを図ることが全く出来ない欠陥生物なんだからな」
『…!』
「昔の偉い人はこう言った「自分の中にある弱さを知れば本当のヒーローになれる」ってな」
『まりさは『ひーろーさん』になれるのかぜ?』
「お前が今持ってるその悔しさと強くなりたいって気持ちを忘れなければな」
自信を失っていたまりさの虚ろな瞳に光が戻る。信の言葉がまりさを再び立ち上がらせた
「あのさお兄ちゃん。良いこと言ってるつもりなんだろうけどソレ昔テレビでやってた特撮ヒーローの歌の歌詞じゃない!」
「いいじゃねーか。まりさは納得したようだぞ?」
「まぁいいけど…って、そうだ!お兄ちゃん!今まで何やってたのよ!」
「あ、やっぱソレ言わなきゃダメ?」
「当然」
「話すと長くなるが…まぁアレだ。家を叩き出された俺は爺さんの家に世話になって大学行かせてもらって教師になってクビになって現在に至る…って感じだ」
「…は?お爺ちゃん?お兄ちゃんのことは知らないって言ってたよね?アレは何だったの?」
「信に口止めされてたからな。まぁ正直、スマンカッタ」
「はぁ…まぁいいわ、生きててくれたんだし…それでどれくらいまでこの家に居るの?」
「正直分からん。再就職しようにも教師に戻れるか怪しいしなぁ。ちょっとお偉いさんを怒らせちまったもんで」
「何やったのよ…」
「それはまた別の話って事で」
「どの程度の「お偉いさん」か知らんがある程度までならなんとかしてやれん事もないぞ?」
そう聞いた信は華麗な土下座を見せ「お願いしますお爺様」と頼み込んだ
「そこまでして教師に戻りたいんなら今度は自重するんじゃな」
「肝に銘じとくよ」
~蛇足 その日の夜~
「今日は私と寝ましょうかまりさ」
『いいのかぜ?』
「いつものうかりんと一緒に寝てるから誰か隣にいたほうがまりさも良いでしょ?」
『ゆ゛っ!?なんでしってるのぜ!?』
「私はなんでも知っている。それじゃおやすみなさいまりさ」
ここだけの話のうかりんの寝姿を盗撮したりのぞき見したりしていたのは秘密だ
『おやすみなのぜ、めいおねえさん』
(まりさはもっとつよくなりたいのぜ…まりさもどうつきだったらのぶおにいさんに『からて』をおしえてもらえるのに………)
『いいのかぜ?』
「いつものうかりんと一緒に寝てるから誰か隣にいたほうがまりさも良いでしょ?」
『ゆ゛っ!?なんでしってるのぜ!?』
「私はなんでも知っている。それじゃおやすみなさいまりさ」
ここだけの話のうかりんの寝姿を盗撮したりのぞき見したりしていたのは秘密だ
『おやすみなのぜ、めいおねえさん』
(まりさはもっとつよくなりたいのぜ…まりさもどうつきだったらのぶおにいさんに『からて』をおしえてもらえるのに………)
翌朝、芽衣はベッドの中で違和感を感じ目が覚めた
「ん……あれ?なんか柔らかいものが………あったかい……んア?!」
驚いて飛び起きるとそこには一糸纏わぬ金髪の少女の姿があった
『まりさもうたべられないのぜ……ゆうかおねえさんもたべるのぜぇ…』
「まりさ!起きなさい!あなた今とんでもない事になってるわよ!」
『なんなのぜおねえさん…まだねむいのぜ……まりさはまだすーやすーやしたいのぜ……』
「いいから鏡を見なさい!」
『かがみ?……ゆわぁ!?なななななななんなのぜぇええええええ!!』
まりさも自分の変貌をみて驚きを隠せない。動揺のあまり大声で叫んでしまう
「なんじゃ全く騒がしいのぅ……おぉ…ブラボー…おおブラボー!!」
「何だまりさ、うるせぇなぁ……はァ?」
『まりさはどうつきになっちゃったのぜぇええ!!』
「何でこんな事に…何これ?」
「ゆっくりってのは思い込みで何でも出来ちまう生物だからなぁ…胴付になりたいって念じたらこうなったってトコじゃねーの?」
「まぁ有り得なくはないけど……っていつまで見てんのよ!このスケベ男共!!」
「ん……あれ?なんか柔らかいものが………あったかい……んア?!」
驚いて飛び起きるとそこには一糸纏わぬ金髪の少女の姿があった
『まりさもうたべられないのぜ……ゆうかおねえさんもたべるのぜぇ…』
「まりさ!起きなさい!あなた今とんでもない事になってるわよ!」
『なんなのぜおねえさん…まだねむいのぜ……まりさはまだすーやすーやしたいのぜ……』
「いいから鏡を見なさい!」
『かがみ?……ゆわぁ!?なななななななんなのぜぇええええええ!!』
まりさも自分の変貌をみて驚きを隠せない。動揺のあまり大声で叫んでしまう
「なんじゃ全く騒がしいのぅ……おぉ…ブラボー…おおブラボー!!」
「何だまりさ、うるせぇなぁ……はァ?」
『まりさはどうつきになっちゃったのぜぇええ!!』
「何でこんな事に…何これ?」
「ゆっくりってのは思い込みで何でも出来ちまう生物だからなぁ…胴付になりたいって念じたらこうなったってトコじゃねーの?」
「まぁ有り得なくはないけど……っていつまで見てんのよ!このスケベ男共!!」
何だか面倒というか厄介と言うか…のうかりんが戻ってきたら驚くだろうなぁ…
後書きの様なもの
切りどころが分からず何だかこんな事に。ホントスミマセン
信お兄さんは元ネタ通り故人にしようかとも思いましたが出しました
のうかりんの口調はこんなもんなんでしょうか?
加工所は24時間市民の通報を受付中という事になってます。夜型のゲスも居るかもしれませんので
オチも特には無いですゴメンナサイ
切りどころが分からず何だかこんな事に。ホントスミマセン
信お兄さんは元ネタ通り故人にしようかとも思いましたが出しました
のうかりんの口調はこんなもんなんでしょうか?
加工所は24時間市民の通報を受付中という事になってます。夜型のゲスも居るかもしれませんので
オチも特には無いですゴメンナサイ
出てきた人とゆっくり
双葉芽衣(16)♀ 職業:高校生
野良=ゲスの持論を展開し徹底的に駆除するようになったがまだまだ甘い。本作では異常な戦闘能力を見せていますがキレたら強いってことで一つ
双葉芽衣(16)♀ 職業:高校生
野良=ゲスの持論を展開し徹底的に駆除するようになったがまだまだ甘い。本作では異常な戦闘能力を見せていますがキレたら強いってことで一つ
双葉信(24)♂ 職業:無職(元教師) 特技:空手
イケメン。しかし筋力はゴリラ。死んだわけではなくただ単に妹には自分のことを伏せていたかっただけの模様。アニメや特撮の名言を偉人の言葉と称して人に聞かせる癖がある
イケメン。しかし筋力はゴリラ。死んだわけではなくただ単に妹には自分のことを伏せていたかっただけの模様。アニメや特撮の名言を偉人の言葉と称して人に聞かせる癖がある
管理人(かん まさと) (71)♂ 職業:???
名前の通り何か凄い大物らしいけどそんな事を感じさせない気さくなお爺さん。一文字替えるだけで現実に居る人と同じ名前になっちゃいますが偶然です
名前の通り何か凄い大物らしいけどそんな事を感じさせない気さくなお爺さん。一文字替えるだけで現実に居る人と同じ名前になっちゃいますが偶然です
のうかりん(1) 等級:金バッジ
無事に退院。胴付となったまりさと仲良く畑仕事をしている
無事に退院。胴付となったまりさと仲良く畑仕事をしている
まりさ(0歳2ヶ月) 等級:銅バッジ
奇跡の胴付への進化を成し遂げ、目下ニート中の信に空手を教わっている。ゆっくりの手足で繰り出される蹴りや正拳突きにどれほどの威力があるかは不明
奇跡の胴付への進化を成し遂げ、目下ニート中の信に空手を教わっている。ゆっくりの手足で繰り出される蹴りや正拳突きにどれほどの威力があるかは不明
ドゲス姉妹(0歳11ヶ月) 等級:野良
何故ドスになれたかは不明。母ぱちゅりーの言いなりなのでほぼ母ぱちゅりーが長と言っていい…が双葉兄妹と加工所職員によって制裁された今ではどうでもいい事
何故ドスになれたかは不明。母ぱちゅりーの言いなりなのでほぼ母ぱちゅりーが長と言っていい…が双葉兄妹と加工所職員によって制裁された今ではどうでもいい事
信と芽衣の母(故人)
2人の産みの親。芽衣を産んですぐにこの世を去った。加工所職員(上司)の話では喧嘩の腕っ節は相当なモノだった模様。anko4230のお母さんは継母という奴です
2人の産みの親。芽衣を産んですぐにこの世を去った。加工所職員(上司)の話では喧嘩の腕っ節は相当なモノだった模様。anko4230のお母さんは継母という奴です
今まで書いたモノ
anko4214 処刑ゆん anko4218 餌付け anko4230 少女の目覚め anko4239 おかあさんのけっかい anko4250 本当にいいのか? anko4275 素直すぎるが故に
anko4214 処刑ゆん anko4218 餌付け anko4230 少女の目覚め anko4239 おかあさんのけっかい anko4250 本当にいいのか? anko4275 素直すぎるが故に