ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4282 ゆー効利用
最終更新:
ankoss
-
view
『ゆー効利用』 25KB
いじめ 虐待 愛情 自業自得 変態 日常模様 家族崩壊 群れ 野良ゆ 姉妹 現代 人間なし 独自設定 うんしー ぺにまむ お目汚し失礼します。
いじめ 虐待 愛情 自業自得 変態 日常模様 家族崩壊 群れ 野良ゆ 姉妹 現代 人間なし 独自設定 うんしー ぺにまむ お目汚し失礼します。
anko4161 初めての正義の味方
anko4177 熱い夜
anko4177 熱い夜
独自の設定を採用しておりますがご容赦頂ければと存じます。
秋の終わり、公園の紅葉した木々も少しずつその葉を落とし始める。
町のいろどりも褪せ、人々に冬の気配を感じさせる。
多くの生き物が冬に向けた準備を始め、皆どことなく忙しない雰囲気だ。
公園に住み着くゆっくり達も例外ではない。
賢明な個体は冬の飢えや寒さに備え、落ち葉やボロ切れをせっせと集める。
例え今ゆっくりできないとしても、明日のゆっくりのために、明日のそのまた明日のゆっくりのために備えを進める。
一方で冬の備えを怠る個体も確かに存在する。
そのような個体は大概は自滅していくものだが…。
町のいろどりも褪せ、人々に冬の気配を感じさせる。
多くの生き物が冬に向けた準備を始め、皆どことなく忙しない雰囲気だ。
公園に住み着くゆっくり達も例外ではない。
賢明な個体は冬の飢えや寒さに備え、落ち葉やボロ切れをせっせと集める。
例え今ゆっくりできないとしても、明日のゆっくりのために、明日のそのまた明日のゆっくりのために備えを進める。
一方で冬の備えを怠る個体も確かに存在する。
そのような個体は大概は自滅していくものだが…。
「いつまでねてるんだぜぇ!」
「ゆぎっ」
公園の片隅。ダンボールのお家から怒号が聞こえる。
長女のれいむは父まりさにおさげで叩き起こされた。
朝から不機嫌そうにれいむを睨む父まりさに対し、長女れいむは慌てて飛び起き朝の挨拶をする。
長女のれいむは父まりさにおさげで叩き起こされた。
朝から不機嫌そうにれいむを睨む父まりさに対し、長女れいむは慌てて飛び起き朝の挨拶をする。
「ゆ!ゆっくりおはよう!」
「ふんっ!まりさがはやおきしてるのにこどもがゆーちょーにねてるなんてゆっくりのおーさまのつもりなんだぜ?」
父まりさは挨拶も返さずれいむに不満をぶつける。
長女れいむはいつものように身を縮め、下を向いて父まりさの怒気が収まるのを待つ。
長女れいむはいつものように身を縮め、下を向いて父まりさの怒気が収まるのを待つ。
「まったく!まいにちまりさがしぬおもいでかりをしてるっていうのに!おまえたちはおうちでのーのーと!いいごみぶんなんだぜ!」
長女れいむは父まりさが狩りに行くと言って一日外で遊んで回っているのを知っている。
「ごはんさんはおまえらがみんなたべちゃって!まりさはさいきんほとんどなぁ~んにもくちにしていないんだぜ?」
運良く見つけたエサは、マシなものは父まりさが食べてしまって、
残りのまずいエサを申し訳程度持ち帰っているに過ぎないのも長女れいむは知っている。
ご近所のありすが心配して見に来てくれる時に色々聞かされているのだ。
残りのまずいエサを申し訳程度持ち帰っているに過ぎないのも長女れいむは知っている。
ご近所のありすが心配して見に来てくれる時に色々聞かされているのだ。
「おまえたちがまともにいきていられるのはまりさのおかげだって すこしはかんしゃしてもらいたいくらいなんだぜ!」
・・・・・・・・・・
まともなのは自分だけで、あとの二匹の妹達はまともではないじゃないかと、長女れいむはうつむいたまま内心で毒づく。
・・・・・・・・・・
まともなのは自分だけで、あとの二匹の妹達はまともではないじゃないかと、長女れいむはうつむいたまま内心で毒づく。
「あーあ!なんでまりさばっかりたいへんなおもいをしないといけないんだぜ!うんざりっ!なんだぜ!」
長女れいむは表面上は申し訳なさそうな態度を崩さず、早く父まりさが出かけないかな、と白けた頭で考えている。
「はぁ~…じゃあいってくるんだぜ いもうとたちのせわをちゃんとするんだぜ!」
「ゆ!いってらっしゃい!」
父まりさは散々悪態をついた後、のそのそと体を揺らし、ダンボールハウスを出ていく。
何にでも不満をこぼす父まりさが出かけて少しは気分が軽くなる長女れいむだが、妹達の世話のことを考えると暗澹となる。
あれだけ父まりさが騒いでいても妹達は呑気に寝ている。
妹と言っても同じ茎から生まれた姉妹なので年齢は変わらない。体の大きさは長女れいむの方が少し大きいくらいか。
何にでも不満をこぼす父まりさが出かけて少しは気分が軽くなる長女れいむだが、妹達の世話のことを考えると暗澹となる。
あれだけ父まりさが騒いでいても妹達は呑気に寝ている。
妹と言っても同じ茎から生まれた姉妹なので年齢は変わらない。体の大きさは長女れいむの方が少し大きいくらいか。
「いもーとたち!あさだよっ!ゆっくりおはよう!もうおきるじかんだよ!」
「「ゆぴー…ゆきっきゅきゅっ…ゆぴーゆぷりゅ…ゆぴー」」
起きる様子はない。
それどころかだらしなく開いた口から涎をたらたり、しーしーを漏らたりしている。
長女れいむはうんざりしながらも、しかしいつものことなので、二匹とももみあげで少し乱暴にたたいて強引に起こす。
それどころかだらしなく開いた口から涎をたらたり、しーしーを漏らたりしている。
長女れいむはうんざりしながらも、しかしいつものことなので、二匹とももみあげで少し乱暴にたたいて強引に起こす。
「「ゆぴっ!ゆきゅきゅっゆぴぴぴっゆっきゃー」」
二匹の妹達は目を覚ます。
おはようの挨拶もない。
ゆっくりとして当たり前の「ゆっくりしていってね」の挨拶もできない。
ただ意味不明な言葉を喚き散らすだけ。
ついでに涎としーしーもまき散らしている。
それを掃除するのは長女であるれいむの仕事だ。
二匹の妹達は両方とも未熟なゆっくりであった。
おはようの挨拶もない。
ゆっくりとして当たり前の「ゆっくりしていってね」の挨拶もできない。
ただ意味不明な言葉を喚き散らすだけ。
ついでに涎としーしーもまき散らしている。
それを掃除するのは長女であるれいむの仕事だ。
二匹の妹達は両方とも未熟なゆっくりであった。
野良ゆっくり達のエサは主に生息地域付近の雑草や落ち葉などの植物。れいむ種などでも簡単に手に入れられる。
「むーしゃむーしゃ…ぱーさぱーさ…ゆぅぅ…にがいよ…おくちのなかがきれていたいよ…」
次に死にかけの虫や芋虫などの動き遅い虫。これは同じく主食としている野鳥に食べられてしまう危険性が高くなる。
「いもむしさんまってねっまりさのごはんざっゆぎぃぃぃなばぁんでぇぇぇどり゛ざんんんん
まりざをづづがないでぇぇぇゆぎっゆがっぎっぎびゃっ…」
まりざをづづがないでぇぇぇゆぎっゆがっぎっぎびゃっ…」
後は近くにごみ置き場があればそこで生ゴミを漁って食べる。これも人間に見つかって駆除されるリスクが高い。
「ゆゆっ!きょうはごはんさんがたくさんてにはいぎびっっっ!ごのぐぞじじぃぃぃ…だに゛をずるだぁぁぁゆる゛ざんっ」
どれも不衛生極まりないが、特に人間の出す生ゴミは酷い。
普通の家庭では生ゴミは毎日発生するものであるが、生ゴミの回収日は決まっている。
必然、その決められた回収日にまとめて出す家庭は多い。
となれば、次の回収日までに発生した生ゴミはさぞかし細菌の繁殖が盛んだろう。
場合によっては家庭用洗剤等が付着しているものもある。
それらがゴミ置き場に出され、野良ゆがそれを漁る。
野良ゆは舌を使って、えづきながら、時にあんこを吐きながら、涙を流して惨めにゴミを漁る。
余りに腐ってしまっているものは野良ゆも避けるが、
その日のエサも満足に手に入れられない野良ゆ達には腐っているものでも食べないと生きていけない状況がままある。
普通の家庭では生ゴミは毎日発生するものであるが、生ゴミの回収日は決まっている。
必然、その決められた回収日にまとめて出す家庭は多い。
となれば、次の回収日までに発生した生ゴミはさぞかし細菌の繁殖が盛んだろう。
場合によっては家庭用洗剤等が付着しているものもある。
それらがゴミ置き場に出され、野良ゆがそれを漁る。
野良ゆは舌を使って、えづきながら、時にあんこを吐きながら、涙を流して惨めにゴミを漁る。
余りに腐ってしまっているものは野良ゆも避けるが、
その日のエサも満足に手に入れられない野良ゆ達には腐っているものでも食べないと生きていけない状況がままある。
不衛生なものばかり食べている野良ゆ達がどうなるか。
安定した体内環境ではないため、飼いゆに比べて未熟ゆの出生確率が高いのだ。
野生においては、未熟な個体は生まれてすぐに間引かれる。
健常な個体でさえ毎日の生活が困難なのに、まともにエサを取ったり、
身の回りのこともできない未熟ゆは早々に間引いた方が双方ともに幸せであるとゆっくり達は考えている。
しかしゆっくり達の間では同族を殺すことは重罪とされる。
未熟ゆに関しては、暗黙の了解があるが、公然と殺すとなると周囲の非難は免れない。
そのため生まれた直後に内密に始末をつけるのだ。
安定した体内環境ではないため、飼いゆに比べて未熟ゆの出生確率が高いのだ。
野生においては、未熟な個体は生まれてすぐに間引かれる。
健常な個体でさえ毎日の生活が困難なのに、まともにエサを取ったり、
身の回りのこともできない未熟ゆは早々に間引いた方が双方ともに幸せであるとゆっくり達は考えている。
しかしゆっくり達の間では同族を殺すことは重罪とされる。
未熟ゆに関しては、暗黙の了解があるが、公然と殺すとなると周囲の非難は免れない。
そのため生まれた直後に内密に始末をつけるのだ。
「ゆげぇぇぇしーしーぐざいぃぃぃ でもおそうじしないとおとーさんにまたふまれるよ…ぺーろぺーろ うぶぅげぇぇぇ」
長女れいむは吐き気を催しながらも、未熟ゆの妹達がまき散らしたしーしーや涎を掃除し始める。
その間、お掃除のためにお家の外に一時的に出された妹達は、奇怪な声をあげながら歪なもみあげを振り回して同じ場所をグルグルと回っている。
未熟な妹達は、片方が一応れいむで、もう片方が一応はまりさだ。
未れいむはもみあげが右側の一本しか生えておらず、生えている位置も少し後ろの方に生えている。
リボンも左右対称ではなく右側が小さく、左側が大きい。
下が緩いらしく、よくしーしーを漏らしてしまう。
ゆっくりしてない。
未まりさは髪の毛は金髪にも関わらず、おさげだけ色が黒い。
帽子は歪で、捻じれている。
歯並びがガタガタで、口をうまく閉じられず、いつも涎を垂らしている。
ゆっくりしてない。
もうすぐ冬がくるのでその準備をしないといけないのだが、未熟な妹達が毎日のようにトラブルを起こすのでその時間が取れない。
最後に心の底からゆっくりできたのはいつだろう。
お家のお掃除をしながら長女れいむは今は亡き母れいむに向けて恨み言をもらす。
その間、お掃除のためにお家の外に一時的に出された妹達は、奇怪な声をあげながら歪なもみあげを振り回して同じ場所をグルグルと回っている。
未熟な妹達は、片方が一応れいむで、もう片方が一応はまりさだ。
未れいむはもみあげが右側の一本しか生えておらず、生えている位置も少し後ろの方に生えている。
リボンも左右対称ではなく右側が小さく、左側が大きい。
下が緩いらしく、よくしーしーを漏らしてしまう。
ゆっくりしてない。
未まりさは髪の毛は金髪にも関わらず、おさげだけ色が黒い。
帽子は歪で、捻じれている。
歯並びがガタガタで、口をうまく閉じられず、いつも涎を垂らしている。
ゆっくりしてない。
もうすぐ冬がくるのでその準備をしないといけないのだが、未熟な妹達が毎日のようにトラブルを起こすのでその時間が取れない。
最後に心の底からゆっくりできたのはいつだろう。
お家のお掃除をしながら長女れいむは今は亡き母れいむに向けて恨み言をもらす。
「おかーさん…なんであんないもーとたちをうんだの…あのいもーとたちはゆっくりしていないしれいむやおとーさんもゆっくりさせてくれないよ…」
父まりさは誕生直後の未熟ゆ達を慣例通り間引こうとした。
しかし母れいむは断固として反対し、父まりさにこう告げた。
しかし母れいむは断固として反対し、父まりさにこう告げた。
「まりさ あのおちびちゃんたちはたしかにゆっくりしていないよ…ずっとあのままかもしれないよ…
でも…よくみてあげてほしいよ
おおきくなってもむじゃきなままで…きっとゆっくりしたおとなになるよ
そう!まさにてんしなんだよ!まっしろなてんしさんだよ!ゆゆ~んとってもゆっくりできるよ~
やっぱりおちびちゃんはゆっくりできるね!ゆ~ゆゆ~ゆ~♪」
でも…よくみてあげてほしいよ
おおきくなってもむじゃきなままで…きっとゆっくりしたおとなになるよ
そう!まさにてんしなんだよ!まっしろなてんしさんだよ!ゆゆ~んとってもゆっくりできるよ~
やっぱりおちびちゃんはゆっくりできるね!ゆ~ゆゆ~ゆ~♪」
父まりさは反論するも、母れいむに押し切られ、二匹の未熟なゆっくりは間引かれず、周囲の家庭にも挨拶をして回った。
誕生したことを周囲にお披露目した以上、始末するわけにもいかない。
父まりさは湧き出てくる将来への不安を止められなかった。
誕生したことを周囲にお披露目した以上、始末するわけにもいかない。
父まりさは湧き出てくる将来への不安を止められなかった。
最初の内は、例え未熟なゆっくりでも立派に育ててみせると宣言した番として、群から賞賛を浴びた。
母れいむは群れの中で最も母性あふれるゆっくりとして皆から尊敬の的となり、ご満悦である。
母れいむは群れの中で最も母性あふれるゆっくりとして皆から尊敬の的となり、ご満悦である。
「ゆっふ~ん♪やっぱりれいむのぼせいはなによりもいだいってしょうめいされたよ~ゆゆ~ん♪せいぼさまでごめんねっ!」
また、長女れいむは礼儀正しく成長し、未れいむも未まりさもエサが豊富な季節であることも手伝って順調に成長した。
しかしある時事件が起きた。
未れいむと未まりさが群の幼い赤ゆっくりを襲ったのだ。
たまたま大人たちが目を離した隙に、二匹の未熟ゆはじゃれついていた赤ゆっくりを組み伏せてまむまむを舐めたり、
自分達のまむまむをこすり付けるなどの行為を始めた。
赤ゆっくりは自分のまむまむや顔に体をこすりつけられて恐怖で叫び声をあげる。
しかしある時事件が起きた。
未れいむと未まりさが群の幼い赤ゆっくりを襲ったのだ。
たまたま大人たちが目を離した隙に、二匹の未熟ゆはじゃれついていた赤ゆっくりを組み伏せてまむまむを舐めたり、
自分達のまむまむをこすり付けるなどの行為を始めた。
赤ゆっくりは自分のまむまむや顔に体をこすりつけられて恐怖で叫び声をあげる。
「ゆっぴゃぁぁにゃんにゃのぉぉぉしゅしゅしゅきもちわりゅいよぉぉぉゆぁぁぁぁしょんなとこりょこしゅりゃにゃいでぇぇぇ!」
未熟ゆは奇声をあげつつ赤ゆに体をこすりつけている。
異常な事態に気づいた大人のゆっくり達に取り押さえられ周囲から罵倒されるも、未れいむも未まりさも変わらず奇怪な声を発するだけであった。
異常な事態に気づいた大人のゆっくり達に取り押さえられ周囲から罵倒されるも、未れいむも未まりさも変わらず奇怪な声を発するだけであった。
「「ゆっきゃゆぴっぴゆぴゅっゆゆゆゆきゅっ」」
幸い赤ゆは妊娠することなく無事だった。
しかし嫌なことは忘れ易いゆっくりにしては珍しくトラウマを負い、親以外のゆっくりには近づかなくなってしまった。
将来的に番を作れるかどうかはわからない。
赤ゆっくりが妊娠せずにすんだのは、どうやら未熟ゆ二匹にはまむまむはあるが、ぺにぺにを出すことができないらしい。
一方、群では未熟ゆ二匹の処遇が話し合われ、やはり未熟ゆは間引くのが正しいとの結論に達した。
赤ゆのゆんせいを狂わせておきながら、お咎めなしでは理不尽である、という意見と今後何をしでかすかわからないという意見が大勢を占めたからだ。
父まりさに異論はなかったが、母れいむは猛反発をした。
しかし嫌なことは忘れ易いゆっくりにしては珍しくトラウマを負い、親以外のゆっくりには近づかなくなってしまった。
将来的に番を作れるかどうかはわからない。
赤ゆっくりが妊娠せずにすんだのは、どうやら未熟ゆ二匹にはまむまむはあるが、ぺにぺにを出すことができないらしい。
一方、群では未熟ゆ二匹の処遇が話し合われ、やはり未熟ゆは間引くのが正しいとの結論に達した。
赤ゆのゆんせいを狂わせておきながら、お咎めなしでは理不尽である、という意見と今後何をしでかすかわからないという意見が大勢を占めたからだ。
父まりさに異論はなかったが、母れいむは猛反発をした。
「れいむのおちびちゃんはあんなにもむじゃきなんだからわるぎがあったわけじゃないんだよっ!ゆっくりりかいしてね!
れいむのおちびちゃんはすこしたりないところもあるけど
れいむのおちびちゃんのあいてをすることで ほかのおちびちゃんたちはたすけあうことのたいせつさをしることができるよっ
れいむのおちびちゃんはむれのざいさんなんだよっ むれのきぼうだよっ そんなおちびちゃんをつぶすなんてみんなゆっくりしてないねっ!」
れいむのおちびちゃんはすこしたりないところもあるけど
れいむのおちびちゃんのあいてをすることで ほかのおちびちゃんたちはたすけあうことのたいせつさをしることができるよっ
れいむのおちびちゃんはむれのざいさんなんだよっ むれのきぼうだよっ そんなおちびちゃんをつぶすなんてみんなゆっくりしてないねっ!」
母れいむは持論を一方的にまくし立てる。
ゆっへん!と胸(下膨れの腹)を張り何もはばかるところがない。
聞いている他のゆっくりは、父まりさを含め、開いた口が塞がらない。
呆れ果てた群のゆっくり達はもうこの一家には関わるまいと、話し合いを解散し、それぞれのお家へ帰って行った。
またしても自分のぼせいが皆に認められたのだ、と母れいむは満足気にお家へ帰る。
父まりさは群の皆に嫌われて、明日からどうやって生きていくのだ、と頭を抱えた。
ゆっへん!と胸(下膨れの腹)を張り何もはばかるところがない。
聞いている他のゆっくりは、父まりさを含め、開いた口が塞がらない。
呆れ果てた群のゆっくり達はもうこの一家には関わるまいと、話し合いを解散し、それぞれのお家へ帰って行った。
またしても自分のぼせいが皆に認められたのだ、と母れいむは満足気にお家へ帰る。
父まりさは群の皆に嫌われて、明日からどうやって生きていくのだ、と頭を抱えた。
この一件以降、一家の群での立場は微妙なものになる。
表だって非難されることや危害を加えられることはないが、群の皆が一家に対してどこかよそよそしい態度である。
父まりさが他のゆっくりに、 声をかけようとしたら、舌打ちをしてどこかへ行ってしまった…。
そんな険悪な雰囲気も母れいむは気づかないらしく、他の子ゆっくり達が集まって遊んでいる所へ長女れいむと未熟ゆ姉妹を連れて行っては煙たがれる。
長女れいむからすれば、未熟な妹達と同じように避けられて、いい迷惑である。
表だって非難されることや危害を加えられることはないが、群の皆が一家に対してどこかよそよそしい態度である。
父まりさが他のゆっくりに、 声をかけようとしたら、舌打ちをしてどこかへ行ってしまった…。
そんな険悪な雰囲気も母れいむは気づかないらしく、他の子ゆっくり達が集まって遊んでいる所へ長女れいむと未熟ゆ姉妹を連れて行っては煙たがれる。
長女れいむからすれば、未熟な妹達と同じように避けられて、いい迷惑である。
そんな日々が続いたある日、母れいむが死んだ。
発見された時には蟻にたかられていたが、まだ生きていたようだ。
母れいむは悲惨な有様だった。
少し離れた場所にちぎれた舌が落ちていて、口のなかには石が詰め込まれている。
引き抜かれたもみあげがまむまむにねじ込まれ、目玉にはたくさんの砂粒が擦り込まれていて実にグロテスクだ。
群では犯人はゆっくりだろうと結論付けた。
人間なら虐待したゆっくりはきちんと片づけるからだ。
しかし群の誰も本気で犯人を捜す気はない。
父まりさも長女れいむも少し悲しい気持ちではあったが犯人を恨む気にはならなかった。
発見された時には蟻にたかられていたが、まだ生きていたようだ。
母れいむは悲惨な有様だった。
少し離れた場所にちぎれた舌が落ちていて、口のなかには石が詰め込まれている。
引き抜かれたもみあげがまむまむにねじ込まれ、目玉にはたくさんの砂粒が擦り込まれていて実にグロテスクだ。
群では犯人はゆっくりだろうと結論付けた。
人間なら虐待したゆっくりはきちんと片づけるからだ。
しかし群の誰も本気で犯人を捜す気はない。
父まりさも長女れいむも少し悲しい気持ちではあったが犯人を恨む気にはならなかった。
こうして父まりさ、長女れいむ、未れいむ、未まりさが残されて現在に至る。
長女れいむは未れいむ達のしーしーを片づけ終えるが、自分の体が薄汚れてしーしー臭くなっていることに気づき、あまりにも惨めな自分に泣きたくなる。
しかし一息つく間もなくお家の外から怒声が聞こえ、慌てて長女れいむは飛び出す。
長女れいむは未れいむ達のしーしーを片づけ終えるが、自分の体が薄汚れてしーしー臭くなっていることに気づき、あまりにも惨めな自分に泣きたくなる。
しかし一息つく間もなくお家の外から怒声が聞こえ、慌てて長女れいむは飛び出す。
「こんなところにうんうんをおいとくなんてなにかんがえるのぜぇぇ?まりさのおちびがうんうんまみれなのぜぇ!ふざけるんじゃないのぜっ!」
「ゆぁぁんくしゃいのじぇぇ にゃんでこんにゃところにうんうんがあるのじぇ
まりしゃのとーじきのようなみるくいろのおはだがへどろのようなうんうんでけがされたのじぇぇぇ」
まりしゃのとーじきのようなみるくいろのおはだがへどろのようなうんうんでけがされたのじぇぇぇ」
どうやら未れいむ達がしたうんうんを、通りすがりのまりさ親子の内、子まりさが踏んでしまったようだ。
飛び出してきた長女れいむに気づき、親まりさは他のゆっくり達にも聞こえるようわざとらしく大声で言う。
飛び出してきた長女れいむに気づき、親まりさは他のゆっくり達にも聞こえるようわざとらしく大声で言う。
「うんうんはきめられたばしょでするってまりさのおちびでもしってるのぜぇ!ずうたいばかりおおきくなってうんうんもちゃんとできないのかぜぇ?
これだからゆっくりしてないたりないゆっくりはこまるのぜぇ!いいかげんにしてほしいのぜ!」
これだからゆっくりしてないたりないゆっくりはこまるのぜぇ!いいかげんにしてほしいのぜ!」
長女れいむは地面に顔をこすりつけてひたすら謝る。
「ごめんなざいぃぃぃすぐにかたづけまずぅぅぅ」
「しゃざいなんていらないのぜぇ!さっさとまりさのおちびをきれいきれいするのぜ!おちびがへんなびょうきになったらどうしてくれるのぜっっ!」
親まりさの剣幕に怯えつつ、長女れいむは子まりさについた泥交じりのうんうんを舌で舐め取る。
「ゆぅぅぅくさぃぃじゃーりじゃーりげろまずぅ…ぺーろぺーろ…ゆげっ」
「ゆぴゅぴゅっ!くしゅぐったいのじぇ おとーしゃん!このれいみゅまりしゃについたうんうんなめちぇるのじぇ!おおぶじゃまぶじゃまなのじぇ!」
「っぶーーーぶっざっまっすぎてぽんぽんがいたいのぜぇーっへっへっへー!
おちびはこんなふうになったらいけないのぜぇ こんなていっへん!になったらしあわせーはぜったいにおとずれないのぜ!」
おちびはこんなふうになったらいけないのぜぇ こんなていっへん!になったらしあわせーはぜったいにおとずれないのぜ!」
まりさ親子は何とも愉快そうに長女れいむを嘲っている。
長女れいむは屈辱と未熟な妹達に対する怒りで震えながらも、子まりさについたうんうんを舐めて綺麗にし続けるしかない。
長女れいむは屈辱と未熟な妹達に対する怒りで震えながらも、子まりさについたうんうんを舐めて綺麗にし続けるしかない。
「「っゆきっきゅぴーゆぴゃぴっぴぴゅぴゅぴゅっぴゅきー」」
未れいむと未まりさは何が楽しいのか歪なもみあげを振り乱し、しーしーまみれの体をこすり合わせていた。
ひと騒動の後、長女れいむは未れいむ達をお家に乱暴に押し込め、自分はエサの調達にいく。
と言っても、お家のすぐ近くで草や落ち葉を集めるだけだ。
運が良ければ落ち葉の下に隠れている虫を捕まえられる。
父まりさが持ち帰ってくるエサだけではさすがに足りない。
と言っても、お家のすぐ近くで草や落ち葉を集めるだけだ。
運が良ければ落ち葉の下に隠れている虫を捕まえられる。
父まりさが持ち帰ってくるエサだけではさすがに足りない。
「ゆー…あいつらさえいなければ…れいむだってふつーにりりしいまりさをだんなさまにして
かわいいおちびちゃんをうんで あいしてあいされて…おとーさんだってむかしみたいに…」
かわいいおちびちゃんをうんで あいしてあいされて…おとーさんだってむかしみたいに…」
落ち葉を集めながら昔を思い返す。
昔と言っても人間にとってはほんの数か月前でしかないが。
父まりさは今でこそ長女れいむに未れいむ達の世話を押し付けて、自分はお外でフラフラ遊んでいるだけだが、以前は立派に父の役割を果たしていた。
しかし未れいむ達が赤ゆを襲った事件や群での村八分、母れいむの死を経て長女れいむを含めて子供たちへの興味を失っていったようだった。
最早父まりさは未れいむ達には見向きもしない。
例え未れいむ達が騒いでうるさかったとしても、長女れいむに静かにさせるように言うだけ。
未れいむ達が何かトラブルを起こしても我関せずで、長女れいむがひたすら謝る羽目になる。
この一家はもう限界だった。
昔と言っても人間にとってはほんの数か月前でしかないが。
父まりさは今でこそ長女れいむに未れいむ達の世話を押し付けて、自分はお外でフラフラ遊んでいるだけだが、以前は立派に父の役割を果たしていた。
しかし未れいむ達が赤ゆを襲った事件や群での村八分、母れいむの死を経て長女れいむを含めて子供たちへの興味を失っていったようだった。
最早父まりさは未れいむ達には見向きもしない。
例え未れいむ達が騒いでうるさかったとしても、長女れいむに静かにさせるように言うだけ。
未れいむ達が何かトラブルを起こしても我関せずで、長女れいむがひたすら謝る羽目になる。
この一家はもう限界だった。
季節が季節だけにつるべ落としの如く日が暮れる。
防寒具兼食料の落ち葉を集めた長女れいむはお家に戻る。
集めた落ち葉の一部を未れいむ達の周りに置いておく。
未れいむ達は放っておけば泥だって食べてしまうのでわざわざ食べさせる必要はない。
それよりも未れいむ達がまたもやまき散らしたしーしーの掃除をしなければいけない。
そこで長女れいむはふと気づく。
父まりさの帰りが遅い。
いつもならこれだけ暗くなる頃にはお家に帰ってきているのに、などと考えていると、
防寒具兼食料の落ち葉を集めた長女れいむはお家に戻る。
集めた落ち葉の一部を未れいむ達の周りに置いておく。
未れいむ達は放っておけば泥だって食べてしまうのでわざわざ食べさせる必要はない。
それよりも未れいむ達がまたもやまき散らしたしーしーの掃除をしなければいけない。
そこで長女れいむはふと気づく。
父まりさの帰りが遅い。
いつもならこれだけ暗くなる頃にはお家に帰ってきているのに、などと考えていると、
「れいむちゃん!たいへんだわっ!」
ご近所のありすが長女れいむ達のお家に餡相(?)を変えて駆け込んできた。
慌てたようすのありすに長女れいむは尋ねる。
慌てたようすのありすに長女れいむは尋ねる。
「ゆゆっ?ありすおばさん なにかあったの?」
「とととかいはならおちっおちついてきいてね!あなたの…あなたのおとうさんのまりさが…ころされたの…」
事の経緯はこうだ。
父まりさはいつものように公園内で遊んでいたようだが、そこへ銀バッヂをつけたちぇんが近づいてきて話しかけている。
その後、二匹とも一緒に公園の奥の方に消えていった。
群のゆっくり達が目撃したのはここまでだ。
しばらく後に、家路を急ぐゆっくり達によって変わり果てた父まりさは発見された。
無数の蔦を額から生やし、全身が黒ずんだ無惨な姿だ。
恐らく飼いゆっくりである銀バッヂをつけたちぇんの仕業だろう。
去勢されてはいない飼いゆが野良ゆを慰みものにしてすっきり死させることはままあることであった。
しかし野良ゆは迂闊に飼いゆへ手出しはできない。
もし飼いゆへ危害を加えようものなら問答無用でその群は一斉駆除の憂き目に遭うことになる。
野良ゆはどんなに酷い扱いを受けても、どんなに踏みにじられ、嘲られようとも、ただ涙を呑んで耐える他はないのである。
父まりさはいつものように公園内で遊んでいたようだが、そこへ銀バッヂをつけたちぇんが近づいてきて話しかけている。
その後、二匹とも一緒に公園の奥の方に消えていった。
群のゆっくり達が目撃したのはここまでだ。
しばらく後に、家路を急ぐゆっくり達によって変わり果てた父まりさは発見された。
無数の蔦を額から生やし、全身が黒ずんだ無惨な姿だ。
恐らく飼いゆっくりである銀バッヂをつけたちぇんの仕業だろう。
去勢されてはいない飼いゆが野良ゆを慰みものにしてすっきり死させることはままあることであった。
しかし野良ゆは迂闊に飼いゆへ手出しはできない。
もし飼いゆへ危害を加えようものなら問答無用でその群は一斉駆除の憂き目に遭うことになる。
野良ゆはどんなに酷い扱いを受けても、どんなに踏みにじられ、嘲られようとも、ただ涙を呑んで耐える他はないのである。
「おとーさん…もう…れいむたえられないよ…」
長女れいむは父まりさを埋められるだけの穴を掘る気力もなく、大雑把に土をかけるだけだ。
父まりさの死を悲しんでいる余裕などない。
これからどうすれば良いのか。
未れいむ達は当然として、長女れいむはろくにエサの取り方や狩場など教わっていない。
父まりさの持ち帰るエサは、まずい上に大した量ではないとはいえ、ないよりはマシであった。
それがなくなる。
群からの援助は期待できない。
ご近所のありすだって自分の生活で手一杯であろう。
もう生きる術がない。
父まりさの死を悲しんでいる余裕などない。
これからどうすれば良いのか。
未れいむ達は当然として、長女れいむはろくにエサの取り方や狩場など教わっていない。
父まりさの持ち帰るエサは、まずい上に大した量ではないとはいえ、ないよりはマシであった。
それがなくなる。
群からの援助は期待できない。
ご近所のありすだって自分の生活で手一杯であろう。
もう生きる術がない。
「あいつらさえ…あのたりないゆっくりのあいつらさえ…」
長女れいむの目に殺意の炎が灯る。
落ちていた枝を拾って長女れいむは駆け出す。
未熟なゆっくりとは言え、同族殺しは許されない。
しかしそれがなんだと言うのだ。
このままでは泥やうんうん、しーしーにまみれて惨めに飢えて死ぬだけだ。
ならばいっそ、奴らを殺し、自分もさっさと楽になりたい。
長女れいむは未熟な妹達のいるお家を目指す。
落ちていた枝を拾って長女れいむは駆け出す。
未熟なゆっくりとは言え、同族殺しは許されない。
しかしそれがなんだと言うのだ。
このままでは泥やうんうん、しーしーにまみれて惨めに飢えて死ぬだけだ。
ならばいっそ、奴らを殺し、自分もさっさと楽になりたい。
長女れいむは未熟な妹達のいるお家を目指す。
目指すお家が見えてきて、長女れいむは歩を緩める。
あの未熟なゆっくり達から抵抗があるとも思えないが、万が一取り逃しでもしたら目も当てられない。
あの未熟なゆっくり達から抵抗があるとも思えないが、万が一取り逃しでもしたら目も当てられない。
「ぬきあしさしあししのびあしっ!だよっ!そろ~りそろ~りそろ~り…」
大声を出しては意味がないのだが「そろ~り」という単語はゆっくり同士なら認識されないのだろうか。
まことに不思議ながら、枝を口に咥えながら「そろ~りそろ~り」と声をあげつつ、長女れいむはお家にゆっくりと、ゆっくりと近づく。
まことに不思議ながら、枝を口に咥えながら「そろ~りそろ~り」と声をあげつつ、長女れいむはお家にゆっくりと、ゆっくりと近づく。
…ハ…ッ…ッ……ンフ…ユ……ヒュ…>
声が聞こえる。
未れいむ達がまた騒いでいるのかもしれない。
未れいむ達がまた騒いでいるのかもしれない。
「そろ~りそろ~り…」
……ユフッユ…キモ…ヨォ…ンホ……キピ>
何かおかしい。
未れいむ達の声だけではないようだ。
長女れいむはお家の前に辿り着く。
何となく警戒心が働いたのか、そっと中を覗いてみる。
未れいむ達の声だけではないようだ。
長女れいむはお家の前に辿り着く。
何となく警戒心が働いたのか、そっと中を覗いてみる。
そ こで見 たものは長 女れい むにとって何 とも おぞましい光景であ った。
すっきりとはゆっくりにとっても生命の営み、愛を育む行為。
そして神聖な行為であり、心に決めた番と粛々と行う大切な大切な営み。
そう信じていた長女れいむには目の前の光景を、目の前の――――を理解できない。
見知らぬまりさとありすが自分のお家の中にいる。
未れいむ達もお家の中にいる。
彼らは重なり合っている。妹達が下だ。
見知らぬまりさとありすは小刻みに体を揺らしている。
未れいむ達もそれに合わせて体を揺らしている。
見知らぬまりさとありすはこちらに背を向けていて、未れいむ達はこちらを向いている。その眼が合っ
そして神聖な行為であり、心に決めた番と粛々と行う大切な大切な営み。
そう信じていた長女れいむには目の前の光景を、目の前の――――を理解できない。
見知らぬまりさとありすが自分のお家の中にいる。
未れいむ達もお家の中にいる。
彼らは重なり合っている。妹達が下だ。
見知らぬまりさとありすは小刻みに体を揺らしている。
未れいむ達もそれに合わせて体を揺らしている。
見知らぬまりさとありすはこちらに背を向けていて、未れいむ達はこちらを向いている。その眼が合っ
「っゆっぎゃぁぁぁぁなんあなんななにをしてるのぉぉぉぉぉ」
余りのおぞましさに長女れいむは軽く吐餡しながらお家の中に乗り込む。
見知らぬまりさとありすは長女れいむを一瞥するも、構わず腰を振り続ける。
見知らぬまりさとありすは長女れいむを一瞥するも、構わず腰を振り続ける。
「ゆふっゆふっゆふっ ちょぉーっとまってるんだぜぇぇぇもっもっもうすこしでぜっっちょうっ!なんだぜぇぇぇ」
「ゆぴっゆききっゆぎゅっぴぴっ」
「ゆぴっゆききっゆぎゅっぴぴっ」
「んほっんほっんほっ おたのしみをじゃまするなんてとかいはじゃないっわねっんほぉっちょっとまってなさいっ」
「ゆぴゃぴっきぎゅきっぴゃぎきっ」
「ゆぴゃぴっきぎゅきっぴゃぎきっ」
二匹は長女れいむを一顧だにせず、自らの快楽に身を委ね続ける。
長女れいむは何を言うこともできず、立ち尽くすことしかできない。
未れいむ達は助けを求めているのだろうか、長女れいむを見続ける。
長女れいむは何を言うこともできず、立ち尽くすことしかできない。
未れいむ達は助けを求めているのだろうか、長女れいむを見続ける。
「ゆっっっほぉぉぉーーー」
「んっっっほぉぉぉーーー」
「「すっきりーーーーー」」
「んっっっほぉぉぉーーー」
「「すっきりーーーーー」」
見知らぬまりさとありすは果てたようだ。
その顔はやりきった顔をしている。
その顔はやりきった顔をしている。
「ゆはーゆはーゆはー…ありす…ないっしゅう」
「ゆふーゆふーゆふー…まりさこそ…ないっしゅう」
「ゆふーゆふーゆふー…まりさこそ…ないっしゅう」
お互いの健闘を称え合っているかのような二匹に長女れいむは詰め寄る。
「れいむのおうちでなにをしているのぉぉぉ!こんな…こんなこと…なんでこんなことしてるのぉぉぉぉ!」
「おいおいちょっとおちつくんだぜーこのおうちはれいむのなんだぜ?
まりさたちはおうちせんげんなんかしないからあんしんするんだぜぇ」
まりさたちはおうちせんげんなんかしないからあんしんするんだぜぇ」
「そうよ!まったくしつれいしちゃうわ!
いなかものにいってもしかたないかもしれないけどありすたちはもうおうちなんてもうもっているんだからっ!」
いなかものにいってもしかたないかもしれないけどありすたちはもうおうちなんてもうもっているんだからっ!」
長女れいむが言いたいのはそういうことではなく、何故未れいむ達にのしかかっているのかということだ。
「まりさたちはほかのこうえんさんからこちらにうつってきたばかりなんだぜ
でももうおうちもちゃんときめてむれのおさにもあいさつしてあるんだぜ そんなこわいかおしなくてもいいだぜ?」
でももうおうちもちゃんときめてむれのおさにもあいさつしてあるんだぜ そんなこわいかおしなくてもいいだぜ?」
「そうよ!とかいはらしくごきんじょさんにあいさつをしてまわっていたのよ!」
「ゆあー!もうっ!ちがうよっ!そうじゃなくてっ!れいむのいもーとたちになんてことをしてるのかきいてるんだよっ!」
長女れいむはもみあげを必死に振って怒りをアピールする。
「ゆぅん?このたりないこたちはれいむのいもーとなのねっ いなかものだけどそれなりーによかったわ!」
「なにってすっきりなんだぜ?たりないゆっくりにほかにつかいみちなんてないんだぜ?なにをそんなにおこってるんだぜえ~
れいむだってそのためにたりないゆっくりをかこっているんだぜぇ?」
れいむだってそのためにたりないゆっくりをかこっているんだぜぇ?」
「ゆ?」
長女れいむの理解が追いつかない。
「まえにまりさたちがいたむれでもたりないゆっくりはこんなやくめだったんだぜ~ ほらすくないけどとっておくんだぜ」
そう言って、まりさは長女れいむにキャベツの芯とリンゴの皮一切れを渡す。
「それじゃあおじゃましたわねっ これからもむれのいちいんっとしてなかよくしましょうねっしーゆー」
二匹は満足気な顔で長女れいむのお家を出て行った。
後に残されたのは薄汚れた長女れいむとぐったりとした未れいむと未まりさ、一度も食べたことがない野菜くずだけだった。
後に残されたのは薄汚れた長女れいむとぐったりとした未れいむと未まりさ、一度も食べたことがない野菜くずだけだった。
寒さも厳しくなり、冬の本格的な到来を感じさせる。
木枯らしが吹く度に人間だけでなくゆっくり達も身を縮めて背中を丸くする。元々丸いけど。
そんな中、長女れいむはお家のすぐ傍に、自分より一回り大きい位の土を盛り、
その前面に自分の体の半分ほどの深さの穴をあけて、すっぽり体を収めている。
まるで人間が雪で作るカマクラのようだが長女れいむには知る由もない。
木枯らしが吹く度に人間だけでなくゆっくり達も身を縮めて背中を丸くする。元々丸いけど。
そんな中、長女れいむはお家のすぐ傍に、自分より一回り大きい位の土を盛り、
その前面に自分の体の半分ほどの深さの穴をあけて、すっぽり体を収めている。
まるで人間が雪で作るカマクラのようだが長女れいむには知る由もない。
「ゆ~さむいけどこうしていればすこしはあたたかいよ…」
長女れいむは誰に聞かせるでもなく独りつぶやく。
少し離れた所をゆっくりちぇんの姉妹が寒そうに身を震わせて、けれどどこか楽しげに歩いて行く。
少し離れた所をゆっくりちぇんの姉妹が寒そうに身を震わせて、けれどどこか楽しげに歩いて行く。
「……」
長女れいむはお家の方を見た。
お家からは嬌声や奇声が入り混じって聞こえてくる。
お家からは嬌声や奇声が入り混じって聞こえてくる。
「…さむいよ…」
お家から視線を切り、遠くを見る。
公園の木々がら葉っぱが全て落ち、長女れいむには世界が灰色になったかのような気がする。
公園の木々がら葉っぱが全て落ち、長女れいむには世界が灰色になったかのような気がする。
ススススススッキリーーー>
お家の中から一際大きく絶頂を告げる声が聞こえた。
長女れいむは穴から這い出て、体を振って泥を払落し、お家の中へ入って行った。
長女れいむは穴から這い出て、体を振って泥を払落し、お家の中へ入って行った。
「ひさびさのすっきりーなんだねーわかるよー」
「まあわるくはなかったんじゃないかしら とかいはにはほどとおいけど!」
長女れいむのお家に来ていた群のちぇんとありすは、長女れいむとは目も合わさずに、そそくさと出ていく。
長女れいむは下を向いたまま二匹が出ていくのを待った。
長女れいむは下を向いたまま二匹が出ていくのを待った。
「またのおこしをおまちしているよ…ありがとうございました…」
「「…ゆぴっ…ゆちっ…」」
未れいむと未まりさはもみあげを振り回す気力もなく横になっていた。
二匹ともしーしーや涎に加えて、変な汁にまみれてベタついている。
長女れいむは溜息を尽きつつも未れいむ達の口にエサを放り込み、お家の中を枯葉を使って軽くお掃除する。
未れいむ達にはエサを食べさせておけばその内元気になって、お互いの体を舐め回し始める。
いくらうまくものを考えられない未熟なゆっくりといえど体にまとわりつくベタつきは気持ち悪いらしく、
舐めて綺麗にすることを覚えたようだ。
長女れいむからしたら、自分が彼らの身繕いをせずに済むのは有難い。
二匹ともしーしーや涎に加えて、変な汁にまみれてベタついている。
長女れいむは溜息を尽きつつも未れいむ達の口にエサを放り込み、お家の中を枯葉を使って軽くお掃除する。
未れいむ達にはエサを食べさせておけばその内元気になって、お互いの体を舐め回し始める。
いくらうまくものを考えられない未熟なゆっくりといえど体にまとわりつくベタつきは気持ち悪いらしく、
舐めて綺麗にすることを覚えたようだ。
長女れいむからしたら、自分が彼らの身繕いをせずに済むのは有難い。
「またおきゃくさんがくるかもしれないよ!だからさっさときれいきれいしてねっ!すぐでいいよっ!」
長女れいむは、未れいむと未まりさの体を売って、糊口を凌いでいる。
先日の他の公園から移ってきたまりさとありすの一件で思いついたのだ。
未れいむと未まりさには生殖機能がないらしい。
過去に赤ゆを襲った時、ぺにぺにを生やすことができないということは判明していた。
そして先日、引っ越しまりさとありすによるすっきりの後に、いつまでたっても妊娠の兆候がないことに長女れいむは気づいてしまった。
長女れいむにはこれが幸運なのか不幸なのかはわからない。
料金は先払いで、何か食べられるものとしている。
勿論、長女れいむでも取れる草や落ち葉以外の食べ物だ。
長女れいむは、罵倒されるのも覚悟で、群のゆっくりにこの話を持ちかけてみると、意外にもあっさり受け入れられる。
皆どことなく気まずそうに視線を逸らしがちだ。
未熟なゆっくりを慰みものにすることに後ろめたさを禁じ得ないのだろう。
ゆっくりは年中発情可能な饅頭だ。
とは言え、冬の間はエサも十分には取れない為、多くの番では子作りを春まで我慢をする。
しかしゆっくりにとって我慢するということは、ゆっくりできないことであるので、
場合によっては発狂して目につく他ゆんをれいぷする程のストレスが溜まるのだ。
そんな群のゆっくり達にとって、有料ではあるが自由にすっきりできる売ゆん宿の提案は渡りに船であった。
先日の他の公園から移ってきたまりさとありすの一件で思いついたのだ。
未れいむと未まりさには生殖機能がないらしい。
過去に赤ゆを襲った時、ぺにぺにを生やすことができないということは判明していた。
そして先日、引っ越しまりさとありすによるすっきりの後に、いつまでたっても妊娠の兆候がないことに長女れいむは気づいてしまった。
長女れいむにはこれが幸運なのか不幸なのかはわからない。
料金は先払いで、何か食べられるものとしている。
勿論、長女れいむでも取れる草や落ち葉以外の食べ物だ。
長女れいむは、罵倒されるのも覚悟で、群のゆっくりにこの話を持ちかけてみると、意外にもあっさり受け入れられる。
皆どことなく気まずそうに視線を逸らしがちだ。
未熟なゆっくりを慰みものにすることに後ろめたさを禁じ得ないのだろう。
ゆっくりは年中発情可能な饅頭だ。
とは言え、冬の間はエサも十分には取れない為、多くの番では子作りを春まで我慢をする。
しかしゆっくりにとって我慢するということは、ゆっくりできないことであるので、
場合によっては発狂して目につく他ゆんをれいぷする程のストレスが溜まるのだ。
そんな群のゆっくり達にとって、有料ではあるが自由にすっきりできる売ゆん宿の提案は渡りに船であった。
「おじゃまするよっ れいむがすっきりしにきたよっ はやくしてね! すぐでいいよ!」
「ゆ まずはごはんさんを「これでいいんでしょ!はやくしてね!」」
「ゆゆ つぎはれいむかまりさをえらん「まりさでいいよ!じゃまものははやくでていってね!」」
群のれいむが相当たまっているのか若干血走った目でまくし立てる。
後ろめたさと恥ずかしさからか、目はキョロキョロと泳いでおり、もみあげもわさわさと忙しない。
このれいむは普段品行方正なゆっくりなのだが見る影もない。
ゆっくりであっても自分の後ろめたい行為を他ゆんに見られるのはゆっくりできないようだ。
後ろめたさと恥ずかしさからか、目はキョロキョロと泳いでおり、もみあげもわさわさと忙しない。
このれいむは普段品行方正なゆっくりなのだが見る影もない。
ゆっくりであっても自分の後ろめたい行為を他ゆんに見られるのはゆっくりできないようだ。
「まりささまがすっきりしにきたのぜぇ ごはんさんはめぐんでやるからさっさとすっきりさせるのぜぇ」
そこへ別のまりさがすっきりしにきた。
こちらのまりさは普段は他ゆんの顔色を窺ってばかりいる卑屈で弱気なまりさだ。
持ってきたエサを放り投げ、未れいむに覆いかぶさる。
長女れいむは黙ってエサを拾い集め、大人しくお家の外へ出ていく。
出る時にちらりと振り返ると未れいむと未まりさが、のしかかられながらも長女れいむをじっと見つめてくる。
こちらのまりさは普段は他ゆんの顔色を窺ってばかりいる卑屈で弱気なまりさだ。
持ってきたエサを放り投げ、未れいむに覆いかぶさる。
長女れいむは黙ってエサを拾い集め、大人しくお家の外へ出ていく。
出る時にちらりと振り返ると未れいむと未まりさが、のしかかられながらも長女れいむをじっと見つめてくる。
「…」
長女れいむはお家を出て、盛り土にあけた穴に背中を埋めて、報酬のエサを食べる。
未れいむ達の分はお家の中に残してある。
未れいむ達の分はお家の中に残してある。
「むーしゃ…むーしゃ……むー…しゃ…しあ……せー…」
売ゆん宿は繁盛している。
昔に比べ、長女れいむも未熟な妹達もお腹一杯エサが食べられる。
昔に比べ、長女れいむも未熟な妹達もお腹一杯エサが食べられる。
「……ゆっくり……ゆっくりしていってね……」
あれだけ苦しめられた未熟な妹達のおかげで、今は生きていられる。
あの時に、妹達を殺した方が良かったのかどうか長女れいむはいくら考えてもわからなかった。
あの時に、妹達を殺した方が良かったのかどうか長女れいむはいくら考えてもわからなかった。
この公園の群では奇妙な病が大流行した。
厳しい冬を越えられた数少ないゆっくり達は春を迎えると、子作りをして新たな生命の誕生と、春の訪れを祝うものだが、
この公園の群は春になっても病のために多くの番が子作りもできなくなってしまい、春を謳歌することはなかった。
厳しい冬を越えられた数少ないゆっくり達は春を迎えると、子作りをして新たな生命の誕生と、春の訪れを祝うものだが、
この公園の群は春になっても病のために多くの番が子作りもできなくなってしまい、春を謳歌することはなかった。
<がゆぃいぃぃいぃがゆがゆいぃぃぃまでぃざのべでぃべでぃがぁぁぁぁ
なななぁんでぇぇぇぇでいぶのばぶばぶがぁっぁはぁぁぼろぼろにぃぃひぃ>
<わぎっわがだだいよぉぉぢぇんのべにべにざんでてきでぇぇぇ
んほぉぉぉんほっんんんっほぉぉぉぉぉ…>
終
特に他意はありません。