ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4283 大きいことは良いことだ
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ankoss
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『大きいことは良いことだ』 23KB
愛で いじめ 制裁 ギャグ 小ネタ 変態 希少種 現代 虐待人間 独自設定 久々のSS
愛で いじめ 制裁 ギャグ 小ネタ 変態 希少種 現代 虐待人間 独自設定 久々のSS
- このSSには愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりが出てきます
- 一部の賢いゆっくりは漢字を使って話します
- 作者に都合のよい独自設定があります
- これをかいたのはHENTAIあきだよ!それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!!
近頃ゆっくり好きの間で不思議なゆっくりが流行している。
不思議といってもゆっくり自体が不思議の塊のようであり、どんなゆっくりでも大抵はゆっくりだからで済まされるが。
ゆっくりを売り出す企業にとって、新たなゆっくりの品種改良は常日頃のことである。
このゆっくりもまた、ある企業の研究員によって企画され、計画が始まった。
不思議といってもゆっくり自体が不思議の塊のようであり、どんなゆっくりでも大抵はゆっくりだからで済まされるが。
ゆっくりを売り出す企業にとって、新たなゆっくりの品種改良は常日頃のことである。
このゆっくりもまた、ある企業の研究員によって企画され、計画が始まった。
「最近はエコだか何だかで、商品はどんどん小型化している!そこで常識に囚われない逆のアプローチをしてみた。」
「だからってこれは無理だろ、常識的に考えて・・・。」
「無理なんて決めつけてどうすんだよ!誰も考えてないことをやってこそが成功に繋がるんだ!」
「誰も考えないのと、考えてもやらないことはまったく違うだろ。」
「だからってこれは無理だろ、常識的に考えて・・・。」
「無理なんて決めつけてどうすんだよ!誰も考えてないことをやってこそが成功に繋がるんだ!」
「誰も考えないのと、考えてもやらないことはまったく違うだろ。」
熱く語る発案者に対して、同期である研究員が呆れ顔で反論する。
今ここでは新たなゆっくりの販売プロジェクトについて話し合われていた。
今ここでは新たなゆっくりの販売プロジェクトについて話し合われていた。
「確かにゆっくりの小型化は成功した、小型化すれば餌代もかからず見た目も愛嬌ある小動物的な可愛さを売りに出来る。」
「ただし死にやすく飼育が困難で、餌代もかからないからあんまり儲けにはならなかったけどな。」
「それでこんどは小型化でなく逆に巨大化させて、大型のゆっくりの販売をしてみようと。」
「ただし死にやすく飼育が困難で、餌代もかからないからあんまり儲けにはならなかったけどな。」
「それでこんどは小型化でなく逆に巨大化させて、大型のゆっくりの販売をしてみようと。」
会議場の全員がテーブルにいる、プロジェクトのサンプルであるゆっくりに視線を向ける。
そこにはバランスボール程の大きさのゆっくりめーりんが視線を向けられ、不安そうに体を動かしていた。
そこにはバランスボール程の大きさのゆっくりめーりんが視線を向けられ、不安そうに体を動かしていた。
「じゃお~ん・・・。」
「大丈夫だぞめーりん、この人たちはお前の愛くるしい姿に目を奪われているんだ。」
「確かに丸々として可愛いけど・・・。」
「これって本当にまだ子ゆっくりなのか?すでに成体よりでかいぞ。」
「見た感じ太ったって訳でもなく、そのまま大きくなったみたいだな。」
「大丈夫だぞめーりん、この人たちはお前の愛くるしい姿に目を奪われているんだ。」
「確かに丸々として可愛いけど・・・。」
「これって本当にまだ子ゆっくりなのか?すでに成体よりでかいぞ。」
「見た感じ太ったって訳でもなく、そのまま大きくなったみたいだな。」
見た人間の率直な感想が口々に漏れている。
信じられないという人間もいるが、このめーりんまだ子ゆであり成体ではないのだ。
だというのにすでにその体躯は成体以上であり、肥満によって無理やり大きくなったという違和感もない。
そのまま体だけが大きくなっただけで、中身はまだ親の庇護下にいる子供というアンバランスな雰囲気が出ていた。
信じられないという人間もいるが、このめーりんまだ子ゆであり成体ではないのだ。
だというのにすでにその体躯は成体以上であり、肥満によって無理やり大きくなったという違和感もない。
そのまま体だけが大きくなっただけで、中身はまだ親の庇護下にいる子供というアンバランスな雰囲気が出ていた。
「どうですかこのギャップ、見た目は立派なのに甘えん坊で俺にべったりなんですよ。」
「それはいいけど、このめーりんどれぐらいの大きさになりそうなんですか?」
「今のところ予想では一メートル以上の大きさになると思います。」
「下手したら小型のドスぐらいになるのね、そんなゆっくりにじゃれつかれるのは危険なのでは?」
「それにこれだけの大きさだと食費も馬鹿にならんぞ、どう見ても欠陥商品です、本当にありがとうございました。」
「テレビでライオンやトラがじゃれつく姿は可愛いが、実際自分がやるとなると怖いよな。」
「それはいいけど、このめーりんどれぐらいの大きさになりそうなんですか?」
「今のところ予想では一メートル以上の大きさになると思います。」
「下手したら小型のドスぐらいになるのね、そんなゆっくりにじゃれつかれるのは危険なのでは?」
「それにこれだけの大きさだと食費も馬鹿にならんぞ、どう見ても欠陥商品です、本当にありがとうございました。」
「テレビでライオンやトラがじゃれつく姿は可愛いが、実際自分がやるとなると怖いよな。」
当たり前だが、巨大ゆっくりに対しての問題点が次々と出てくる。
ゆっくりとはよく食べる、それこそ自分の体と同じ程度の量の食事が必要なものもいる。
それに体が大きいことはそれだけでも脅威になってくる。
ドス程ではないにしろ、その巨体で押しつぶされれば人間も危険であろう。
ゆっくりとはよく食べる、それこそ自分の体と同じ程度の量の食事が必要なものもいる。
それに体が大きいことはそれだけでも脅威になってくる。
ドス程ではないにしろ、その巨体で押しつぶされれば人間も危険であろう。
「あくまで赤ゆの時点では普通と変わりません、小さい頃から育てていれば飼い主に危害を加えることはないはず。」
「いや、危害を加えるつもりはなくても怪我させることはあるだろ。」
「買う時点でそのことに関して誓書させれば良い。そうすりゃ捨てられても特定が楽になる。」
「まあこんなゆっくり飼うなんて物好きじゃなきゃ飼わんか。」
「餌も大量に必要なら栄養価の高い専用の餌も販売すれば一石二鳥になるかも。」
「だけどやっぱりこれ売れないって、こんなにでかかったらむしろ怖い。」
「いや、危害を加えるつもりはなくても怪我させることはあるだろ。」
「買う時点でそのことに関して誓書させれば良い。そうすりゃ捨てられても特定が楽になる。」
「まあこんなゆっくり飼うなんて物好きじゃなきゃ飼わんか。」
「餌も大量に必要なら栄養価の高い専用の餌も販売すれば一石二鳥になるかも。」
「だけどやっぱりこれ売れないって、こんなにでかかったらむしろ怖い。」
肯定的な意見も出るが、やはり不安感があるのか会議は中々進まない。
それでも発案者は熱意ある言葉でプレゼンを続ける。
それでも発案者は熱意ある言葉でプレゼンを続ける。
「おっぱいと同じなんだよ!!!大きいおっぱいには夢が詰まってるのと同じで、このゆっくりにも夢があるんだ!」
「た、確かにそうかもしれん。」
「そう言われると何だかこの触り心地は癖になりそうだ。」
「じゃ、じゃお?」
「いやいや、俺はちっぱいの方が好きだね。」
「そうだそうだ!大きければ良いなんて誰が決めたんだ!」
「た、確かにそうかもしれん。」
「そう言われると何だかこの触り心地は癖になりそうだ。」
「じゃ、じゃお?」
「いやいや、俺はちっぱいの方が好きだね。」
「そうだそうだ!大きければ良いなんて誰が決めたんだ!」
男にとって決して妥協できない事柄を例に出され、会議室に一瞬即発の空気が流れ出す。
それでも一部の者だけはまともに会議を進行させようと発言する。
それでも一部の者だけはまともに会議を進行させようと発言する。
「みんな落ち着け、今はおっぱい談義じゃなく、この巨大ゆっくり販売についての話し合いだぞ。」
「うるせぇ!おめーの嫁さんPAD疑惑出てるだろ、小さいのに見栄を張るな!」
「ああ!?嫁(胴付きさくや)は関係ねぇだろ、嫁は!?」
「リーダーはどう思いますか!?」
「うるせぇ!おめーの嫁さんPAD疑惑出てるだろ、小さいのに見栄を張るな!」
「ああ!?嫁(胴付きさくや)は関係ねぇだろ、嫁は!?」
「リーダーはどう思いますか!?」
これまで一言も発言していなかった責任者である上司に話が振られる。
一言も発せず、その眉間には深いしわが浮かんでいた。
一言も発せず、その眉間には深いしわが浮かんでいた。
「やっぱり大きくて吸って色々と出た方が良いですよね!」
「小ぶりでも感度抜群で吸われるたびについ声が漏れちゃう方が良いに決まってます!」
「「「リーダー、ご決断を!!!」」」
「・・・そんな脂肪の塊より、りぐるんのぺにぺにをちゅーぱちゅーぱする方が良いだろ。」
「小ぶりでも感度抜群で吸われるたびについ声が漏れちゃう方が良いに決まってます!」
「「「リーダー、ご決断を!!!」」」
「・・・そんな脂肪の塊より、りぐるんのぺにぺにをちゅーぱちゅーぱする方が良いだろ。」
結局肉体言語を使った話し合いの結果、巨大ゆっくり推進派の勝利により限定的に販売が決定される。
なお上司は一人孤軍奮闘するも、最後は両者から袋叩きにされ再起不能(リタイア)となった。
なお上司は一人孤軍奮闘するも、最後は両者から袋叩きにされ再起不能(リタイア)となった。
こうした経緯で販売されるようになった巨大ゆっくり、でかゆっくりは少数の限定販売として売られるようになった。
その巨体からやはり危険性があるとされた為、販売されるのは大人しい温厚なゆっくりのみだ。
そうするとやはり通常種では難しく、そのほとんどがめーりんやてるよといった希少種となり値段も比例して大きくなってしまった。
それでもこのでかゆっくりを買う者は存在した。
その巨体からやはり危険性があるとされた為、販売されるのは大人しい温厚なゆっくりのみだ。
そうするとやはり通常種では難しく、そのほとんどがめーりんやてるよといった希少種となり値段も比例して大きくなってしまった。
それでもこのでかゆっくりを買う者は存在した。
「てるよー、飯だぞー。」
ビッグサイズの餌皿にでかゆ専用のゆっくりフードを山盛りにして、飼い主が巨大な黒い毛玉の前に置く。
もぞもぞと毛玉が揺れるが、またすぐに動かなくなってしまう。
溜息を吐く飼い主が毛玉の後ろに回り込むと、そこには何故か盆栽が置かれていた。
もぞもぞと毛玉が揺れるが、またすぐに動かなくなってしまう。
溜息を吐く飼い主が毛玉の後ろに回り込むと、そこには何故か盆栽が置かれていた。
「ごーはーん、盆栽眺めてないでさっさと食べろ。」
「・・・めどい。」
「・・・めどい。」
てるよは一瞬ちらりと目をあけるが、すぐにまた目を閉じてしまう。
元々てるよ種は動くことが少なく狩りや運動もすることなく、ひたすらじっとしていることが多い。
その為でかゆの候補にも選ばれたわけなのだが、巨体になり栄養を蓄えることが出来るようになりその傾向がさらに強くなってしまった。
元々てるよ種は動くことが少なく狩りや運動もすることなく、ひたすらじっとしていることが多い。
その為でかゆの候補にも選ばれたわけなのだが、巨体になり栄養を蓄えることが出来るようになりその傾向がさらに強くなってしまった。
「だーめ、いくら食わなくても良いからって、さすがにそろそろまずいだろ。」
「・・・たべさせて。」
「・・・たべさせて。」
飼い主の催促に、てるよは盆栽を眺めながら口を大きく開ける。
「またかよ、いい加減飯ぐらい自分で食べれるようになれって。」
そう言いながらも飼い主は嬉しそうにてるよの口にゆっくりフードを運んでやる。
ほとんど動くこともせずにじっとしてるてるよとの数少ないコミュニケーションであり、会話できる機会である。
ほとんど動くこともせずにじっとしてるてるよとの数少ないコミュニケーションであり、会話できる機会である。
「どうだ?美味いか?」
「おいしい・・・、もっとちょうだい。」
「おいしい・・・、もっとちょうだい。」
ゆっくりと咀嚼しながら、てるよは次のゆっくりフードを飼い主に求める。
そう言われて飼い主も再びてるよの口にゆっくりフードを運び口の中に入れてやる。
のんびりと時間をかけて、てるよは餌皿に盛られた食事を平らげる。
そう言われて飼い主も再びてるよの口にゆっくりフードを運び口の中に入れてやる。
のんびりと時間をかけて、てるよは餌皿に盛られた食事を平らげる。
「ごちそうさま。」
「はい、お粗末様。」
「はい、お粗末様。」
食事も終わり飼い主が餌皿を片付けに台所に戻ると、てるよは再び盆栽をじっと眺める。
別に盆栽が動くわけでもないが、てるよはただじっと盆栽を見つめている。
何が面白いのかと思われるが、てるよ本人は飽きもせず毎日盆栽を眺めて過ごす。
別に盆栽が動くわけでもないが、てるよはただじっと盆栽を見つめている。
何が面白いのかと思われるが、てるよ本人は飽きもせず毎日盆栽を眺めて過ごす。
「本当にお前それが好きだな、一体何が良いのかこっちは分からないよ。」
「ぜんぶ・・・。」
「ぜんぶ・・・。」
戻ってきた飼い主にてるよは静かに答える。
ちなみにこの盆栽、てるよとセットになって付いてきたものだ。
てるよ種特有なのか、それともこのてるよ自身の趣味なのか、これさえあればこのてるよはゆっくり出来る。
その為販売側としても、ゆっくり不足で病気になっては困るので、生育の過程で盆栽に興味があることに気づきセットで販売したのだ。
ちなみにこの盆栽、てるよとセットになって付いてきたものだ。
てるよ種特有なのか、それともこのてるよ自身の趣味なのか、これさえあればこのてるよはゆっくり出来る。
その為販売側としても、ゆっくり不足で病気になっては困るので、生育の過程で盆栽に興味があることに気づきセットで販売したのだ。
「ところでこの盆栽、こっちがちょっと伸びてないか?少し、切ったほうが良いんじゃないか。」
「・・・ちょっとだけきって、それとこっちもきって・・・。」
「・・・ちょっとだけきって、それとこっちもきって・・・。」
飼い主の提案に少し考えててるよは反対側も切るように言う。
さっそく鋏を持って伸びてきた部分を飼い主が切っていく。
さっそく鋏を持って伸びてきた部分を飼い主が切っていく。
「これぐらいか?」
「もうちょっと。」
「こんな感じ?」
「そんなかんじ。」
「もうちょっと。」
「こんな感じ?」
「そんなかんじ。」
てるよの反応を見ながら飼い主は鋏を動かしていく。
忙しい毎日を過ごす飼い主だが、休日のてるよとのこの時間は毎日の煩わしさを忘れゆっくりと時間を過ごす。
最初こそ飼って失敗したと思っていた飼い主だったが、今では飼って本当に良かったと思っている。
忙しい毎日を過ごす飼い主だが、休日のてるよとのこの時間は毎日の煩わしさを忘れゆっくりと時間を過ごす。
最初こそ飼って失敗したと思っていた飼い主だったが、今では飼って本当に良かったと思っている。
「とりあえず今回はこれで良いか。」
「かっこよくなった。」
「そうか?あんまり変わってない気もするけど。」
「かっこよくなった。」
「そうか?あんまり変わってない気もするけど。」
ちらりと飼い主を見たてるよが少しだけ笑う、分かってないねと言う感じで小馬鹿にするように。
「今馬鹿にしただろ。」
「してない。」
「嘘吐け、そんなやつはこうだ!」
「や、やめて。」
「してない。」
「嘘吐け、そんなやつはこうだ!」
「や、やめて。」
てるよの上に乗って飼い主はてるよの黒髪を撫で回す。
いつもの泰然としたてるよの声に少しだけ焦りが出ている。
笑いながらてるよの髪を弄りながら、飼い主は楽しそうに一日を過ごしていく。
いつもの泰然としたてるよの声に少しだけ焦りが出ている。
笑いながらてるよの髪を弄りながら、飼い主は楽しそうに一日を過ごしていく。
野良ゆの住処となっている自然公園の一角で、なにやら野良ゆが集まって話し合っていた。
いつもは人間に怯えてびくびくとしているというのに、今は自信に満ち溢れている。
いつもは人間に怯えてびくびくとしているというのに、今は自信に満ち溢れている。
「ついにこのときがきたんだね!」
「そうよ、ついにここにもドスがあらわれたんだから!」
「これでにんげんからあまあまをとりかえして、たくさんゆっくりできるんだね!」
「おうちもとりかえすんだぜ!あんなにゆっくりしたおうちににんげんがすむなんてまちがいなんだぜ!」
「わかるよー、ついにちぇんたちのじだいがきたんだねー。」
「そうよ、ついにここにもドスがあらわれたんだから!」
「これでにんげんからあまあまをとりかえして、たくさんゆっくりできるんだね!」
「おうちもとりかえすんだぜ!あんなにゆっくりしたおうちににんげんがすむなんてまちがいなんだぜ!」
「わかるよー、ついにちぇんたちのじだいがきたんだねー。」
嬉しそうに会話を繰り広げているゆっくり達。
先日、このゆっくり達の一部が自分達よりも大きく立派なまりさを見かけたのだ。
餡子に延々と受け継がれているその知識から、発見したゆっくりはそのまりさをゆっくりの守護者であるドスまりさと思った。
すぐさま群れへと戻りこのことを報告した結果がこれである。
先日、このゆっくり達の一部が自分達よりも大きく立派なまりさを見かけたのだ。
餡子に延々と受け継がれているその知識から、発見したゆっくりはそのまりさをゆっくりの守護者であるドスまりさと思った。
すぐさま群れへと戻りこのことを報告した結果がこれである。
「きたよ!ドスがこっちにきたよ!」
「むきゅ、それじゃさっそくドスをむかえにいくわよ。」
「「「「ゆっゆっおー!!!」」」」
「むきゅ、それじゃさっそくドスをむかえにいくわよ。」
「「「「ゆっゆっおー!!!」」」」
ドスがやってきたとの報告に、長役であるぱちゅりーの指示の元にドスの元へと移動を始めだす。
いつもは人間と接触しないように広場には行かない掟があるが、ドスさえいればこっちのものだと皆考えている。
広場に着くと、散歩用に舗装されている道をゆっくりと跳ねている巨大なまりさがいた。
いつもは人間と接触しないように広場には行かない掟があるが、ドスさえいればこっちのものだと皆考えている。
広場に着くと、散歩用に舗装されている道をゆっくりと跳ねている巨大なまりさがいた。
「「「「ドス、ゆっくりしていってね!!!」」」」
「ゆゆ!?」
「ゆゆ!?」
群れ全員で巨大まりさの前に出てさっそく挨拶をする。
ドスと呼ばれた巨大まりさの方は突然現れたゆっくり達に驚いたのか不思議そうな顔で歩みを止めた。
ドスと呼ばれた巨大まりさの方は突然現れたゆっくり達に驚いたのか不思議そうな顔で歩みを止めた。
「ドス!ぱちぇたちはこのこうえんにすんでいるゆっくりよ。」
「ゆ~?それでまりさに何の用なの?」
「それはね、ドスにぱちぇたちのむれのおさになってほしいの!」
「ゆ~?それでまりさに何の用なの?」
「それはね、ドスにぱちぇたちのむれのおさになってほしいの!」
ぱちゅりーの言葉にまりさは唖然とする。
頭がフリーズでもしてるのかぴくりとも動かないまりさを尻目に、群れのゆっくりは勝手に盛り上がっている。
頭がフリーズでもしてるのかぴくりとも動かないまりさを尻目に、群れのゆっくりは勝手に盛り上がっている。
「やっぱりちかくでみるとドスはすっごくゆっくりしてるよー!」
「こんなにゆっくりしたドスなら、にんげんなんていちころだね!」
「はやくあまあまとにんげんのおうちがほしいんだぜ!」
「ちぇんはにんげんさんにつかまってるらんしゃまをとりもどすんだよー。」
「ゆゆこ様と濃厚ゆっくすしたい。」
「あれ?いまみょんがしゃべらなかった?」
「こんなにゆっくりしたドスなら、にんげんなんていちころだね!」
「はやくあまあまとにんげんのおうちがほしいんだぜ!」
「ちぇんはにんげんさんにつかまってるらんしゃまをとりもどすんだよー。」
「ゆゆこ様と濃厚ゆっくすしたい。」
「あれ?いまみょんがしゃべらなかった?」
好き勝手な妄想を口から垂れ流す野良ゆ達は、その妄想はすぐに実現すると考えていた。
ゆっくりの中のゆっくり、ゆっくりをゆっくりさせるドスがいるのだから。
ようやく我に返った巨大まりさは、ゆっくり達の期待とは異なった答えを出す。
ゆっくりの中のゆっくり、ゆっくりをゆっくりさせるドスがいるのだから。
ようやく我に返った巨大まりさは、ゆっくり達の期待とは異なった答えを出す。
「無理だよ!まりさはドスじゃなくてまりさなんだよ!」
「ゆ~?どういうこと?」
「あわてないで、ドスはけんきょなのよ。」
「け、けんきょ?」
「ほんとうにゆっくりしてるゆっくりは、じぶんでゆっくりしてるなんていわないってことよ。」
「なるほどー、やっぱりドスはすごいね!」
「違うのー!まりさはまりさなのー!」
「ゆ~?どういうこと?」
「あわてないで、ドスはけんきょなのよ。」
「け、けんきょ?」
「ほんとうにゆっくりしてるゆっくりは、じぶんでゆっくりしてるなんていわないってことよ。」
「なるほどー、やっぱりドスはすごいね!」
「違うのー!まりさはまりさなのー!」
お互いにまったく噛み合わない会話を繰り広げるが、話はまったく進展しない。
ひたすら自分に擦り寄ってくるゆっくり達に、ついに巨大まりさはその場から逃げ出してしまう。
ひたすら自分に擦り寄ってくるゆっくり達に、ついに巨大まりさはその場から逃げ出してしまう。
「まってよドスー!どこにいくのー!」
「はやくまりさたちにあまあまとおうちをよこすんだぜー!」
「わかるよー、ドスはちぇんたちをおうちにつれていってくれるんだねー。」
「じらしぷれい!」
「ま、まって、そんないそがれたら、ぱちぇがついていけな・・・。」
「はやくまりさたちにあまあまとおうちをよこすんだぜー!」
「わかるよー、ドスはちぇんたちをおうちにつれていってくれるんだねー。」
「じらしぷれい!」
「ま、まって、そんないそがれたら、ぱちぇがついていけな・・・。」
巨大まりさの後を追いかけ始めるゆっくりの群れ。
長役のぱちゅりーだけ置いていかれるが、そんなことにお構いなく巨大まりさとゆっくり達は進んでいく。
そして巨大まりさは、公園からさほど離れていない民家にたどり着く。
長役のぱちゅりーだけ置いていかれるが、そんなことにお構いなく巨大まりさとゆっくり達は進んでいく。
そして巨大まりさは、公園からさほど離れていない民家にたどり着く。
「お兄さあああああああああああああん!助けてえええええええええええええええええええ!」
大声を上げながらお下げでドアを叩く巨大まりさ。
ただでさえ喧しいゆっくりの声だが、普通よりも巨体なまりさの声は輪をかけて喧しい。
ただでさえ喧しいゆっくりの声だが、普通よりも巨体なまりさの声は輪をかけて喧しい。
「うるっせええええええええええええええええええええ!そんな声出さなくても聞こえてるわああああああああああ!」
「ぶべぇ!」
「ぶべぇ!」
勢いよくドアが開かれ、巨大まりさの顔にクリーンヒットする。
怒鳴りながら顔を出した飼い主は涙目でお下げで顔を撫でているまりさに睨む。
睨まれたまりさは顔を撫でるのもやめて、飼い主に訳を説明しだす。
怒鳴りながら顔を出した飼い主は涙目でお下げで顔を撫でているまりさに睨む。
睨まれたまりさは顔を撫でるのもやめて、飼い主に訳を説明しだす。
「あのねお兄さん、まりさお外の子にど」
「ドスに間違えられて困ってる、だろ?」
「ゆゆ!何で分かるの!?」
「お前それ本気で言ってるの?」
「ドスに間違えられて困ってる、だろ?」
「ゆゆ!何で分かるの!?」
「お前それ本気で言ってるの?」
驚き顔のまりさに対して、飼い主は笑顔でまりさの頭に手を置き撫で始める。
飼い主の撫で方にまりさは心地よくなるが、飼い主の撫で方が段々と力強くなっていく。
飼い主の撫で方にまりさは心地よくなるが、飼い主の撫で方が段々と力強くなっていく。
「お!ま!え!は!これで何度目だと思ってるんだあああああああああああああああ!」
「ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!」
「散歩に行く度野良ゆを連れて来るって、お前はハーメルンの笛吹きか!」
「ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!」
「散歩に行く度野良ゆを連れて来るって、お前はハーメルンの笛吹きか!」
途中からもはや撫でるというより擦り付ける感じになっていき、振動でまりさから呻き声が漏れてくる。
そんなことをしてるうち、まりさの跡をつけてきたゆっくり達が到着する。
そんなことをしてるうち、まりさの跡をつけてきたゆっくり達が到着する。
「たいへんだよ!ドスがにんげんにやられてるよ!」
「なにやってるんだぜドス!そんなくそにんげんなんてはやくやっちゃうんだぜ!」
「ふたあな!にけつぷれい!」
「ちぇんたちじゃやくにたたないから、ここでおうえんだけしてるよー、わかってねー。」
「なにやってるんだぜドス!そんなくそにんげんなんてはやくやっちゃうんだぜ!」
「ふたあな!にけつぷれい!」
「ちぇんたちじゃやくにたたないから、ここでおうえんだけしてるよー、わかってねー。」
煩く騒ぎ出すゆっくり達に、ようやく飼い主はまりさから手を離す。
予想よりも多くやってきて騒いでいるゆっくりを見て、飼い主の怒りがまた沸き立ってくる。
予想よりも多くやってきて騒いでいるゆっくりを見て、飼い主の怒りがまた沸き立ってくる。
「まりさ、これは今までの中で一番数が多くないか?」
後ろに隠れているまりさにそう言うが、野良ゆに完全に怯えきっているまりさは涙目で震えているばかり。
飼い主は無言でまりさを置いて家の中へと戻っていく。
置いていかれさらにうろたえるまりさと違い、野良ゆの群れは途端に喝采を上げた。
飼い主は無言でまりさを置いて家の中へと戻っていく。
置いていかれさらにうろたえるまりさと違い、野良ゆの群れは途端に喝采を上げた。
「みてみて、ドスのすごさににんげんさんはにげていったよ!」
「やれやれ、いくらドスがゆっくりしてるからっておそすぎるんだぜ!」
「これがかんぜんしょうりなんだねー、わかるよー。」
「ようやくありすのとかいはなゆんせいがはじまるのね!」
「やれやれ、いくらドスがゆっくりしてるからっておそすぎるんだぜ!」
「これがかんぜんしょうりなんだねー、わかるよー。」
「ようやくありすのとかいはなゆんせいがはじまるのね!」
まりさが飼い主を追い払ったと勘違いしているようである。
しかし、もちろん飼い主は追い払われたのではない。
すぐにまた戻ってきた飼い主の手には一本のスプレー缶が握られていた。
飼い主の持っている物に気づいたまりさは、慌てて家の中へと逃げ込む。
しかし、もちろん飼い主は追い払われたのではない。
すぐにまた戻ってきた飼い主の手には一本のスプレー缶が握られていた。
飼い主の持っている物に気づいたまりさは、慌てて家の中へと逃げ込む。
「汚物は消毒じゃああああああああああああああああああああああああああ!!!」
そう叫んで飼い主はスプレー缶のトリガーをひき、中身を野良ゆ達へ向けて発射する。
飼い主が持ってきたこのスプレー缶、あるゆっくり業者が開発した殺ゆんスプレーなのだ。
ゆっくりにとって毒である唐辛子成分をはじめ、ゆっくりの嫌うしーしー臭、うんうん臭、死臭に加えて、
ゆっくりゆかりの少女臭にゆかりの口臭、風呂上りの体臭、まむまむ臭にゆかりが何週間着続けたゆう服臭。
この製品の半分はゆかりんで出来ていますというコンセプトの元に開発された殺ゆんスプレーの試作品なのだ。
飼い主が持ってきたこのスプレー缶、あるゆっくり業者が開発した殺ゆんスプレーなのだ。
ゆっくりにとって毒である唐辛子成分をはじめ、ゆっくりの嫌うしーしー臭、うんうん臭、死臭に加えて、
ゆっくりゆかりの少女臭にゆかりの口臭、風呂上りの体臭、まむまむ臭にゆかりが何週間着続けたゆう服臭。
この製品の半分はゆかりんで出来ていますというコンセプトの元に開発された殺ゆんスプレーの試作品なのだ。
「ゆ?なにこのにお・・・ゆんぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ゆぎょぼおおおおおおおおおおお!ぐざい!おもにぜんぶがぐざいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「わぎゃるよおおおおおおおおおおおおお!こりぇゆかりしゃまのにおいなんだよおおおおおおお!!!」
「ぐざいじいだいじ、ごんなのとがいばじゃないわあああああああああああああああああああ!!!」
「くっさ!!これめっちゃ臭いじゃねーか!!!」
「ゆぎょぼおおおおおおおおおおお!ぐざい!おもにぜんぶがぐざいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「わぎゃるよおおおおおおおおおおおおお!こりぇゆかりしゃまのにおいなんだよおおおおおおお!!!」
「ぐざいじいだいじ、ごんなのとがいばじゃないわあああああああああああああああああああ!!!」
「くっさ!!これめっちゃ臭いじゃねーか!!!」
野良ゆだけでなくスプレーを撒いた飼い主までもが臭いで悶絶する。
人間でさえこれであり、臭いに敏感であるゆっくりにとってはまさに地獄の悪臭であろう。
のた打ち回りながら体中の穴という穴から中身を吐き出すものや、悶絶のあまりに体が千切れるもの。
臭いに耐えられず壊れたように地面に頭を叩きつけ自殺を図ったり、逆に完全に壊れてケタケタと笑い始めるのもいた。
人間でさえこれであり、臭いに敏感であるゆっくりにとってはまさに地獄の悪臭であろう。
のた打ち回りながら体中の穴という穴から中身を吐き出すものや、悶絶のあまりに体が千切れるもの。
臭いに耐えられず壊れたように地面に頭を叩きつけ自殺を図ったり、逆に完全に壊れてケタケタと笑い始めるのもいた。
「おうぇぇぇ・・・、ようやく臭いがマシになったか。」
そこはまさに地獄の光景であったと言ってもおかしくなかった。
一体何があればこんな表情になるのかという苦悶の表情を浮かべたゆっくり達の死体が転がっているのだから。
食いしばり過ぎて歯が砕けていたり、ミイラのように中身を絞りつくしペラペラになったゆっくり。
無理やりねーじねーじをされたように千切れた死体の横で、奇声を上げ続けるゆっくり。
一体何があればこんな表情になるのかという苦悶の表情を浮かべたゆっくり達の死体が転がっているのだから。
食いしばり過ぎて歯が砕けていたり、ミイラのように中身を絞りつくしペラペラになったゆっくり。
無理やりねーじねーじをされたように千切れた死体の横で、奇声を上げ続けるゆっくり。
「お兄さん、終わった?」
「あ!?テメェまりさ!何一人で逃げてやがるんだ!」
「だって会社のお兄さんがアレを出したらすぐ逃げろって言ってたから・・・。」
「あの野郎、完全に欠陥品だって分かってたんじゃねーか。」
「あ!?テメェまりさ!何一人で逃げてやがるんだ!」
「だって会社のお兄さんがアレを出したらすぐ逃げろって言ってたから・・・。」
「あの野郎、完全に欠陥品だって分かってたんじゃねーか。」
試作品を渡した友人の顔を思い浮かべ、飼い主の額に青筋が浮かんでくる。
元々このまりさも通常種のでかゆ販売の第一号として、モニター代わりに飼ってくれて言われ押し付けられたものだ。
報酬は出されているが、最近では割に合わないのではないかと真剣に考え出している。
元々このまりさも通常種のでかゆ販売の第一号として、モニター代わりに飼ってくれて言われ押し付けられたものだ。
報酬は出されているが、最近では割に合わないのではないかと真剣に考え出している。
「あーもう!まりさ、お前ロデオマシンの刑な。」
「そんなあああああああああ!まりさ何も悪いことしてないのにいいいいいいいいいいいいいい!」
「うるせぇ、文句言わずに早速開始だからな!」
「そんなあああああああああ!まりさ何も悪いことしてないのにいいいいいいいいいいいいいい!」
「うるせぇ、文句言わずに早速開始だからな!」
嫌がるまりさをつれて家の中へと戻る飼い主。
数分後、まりさの喘ぎ声と共に飼い主の嬌声が響くのだった。
数分後、まりさの喘ぎ声と共に飼い主の嬌声が響くのだった。
予想以上のでかゆの売り上げに、開発企業はでかゆを希少種に限定して販売することを止めた。
通常種でも気性の大人しいものを選別し、通常種のでかゆを販売することを決定した。
これまでの限定的な販売によって希少価値が高まっていたでかゆが一般販売されると、それまで以上にでかゆの売り上げは伸びた。
でかゆを発案した研究員は自分の机でニヤニヤと笑みを浮かべていた。
通常種でも気性の大人しいものを選別し、通常種のでかゆを販売することを決定した。
これまでの限定的な販売によって希少価値が高まっていたでかゆが一般販売されると、それまで以上にでかゆの売り上げは伸びた。
でかゆを発案した研究員は自分の机でニヤニヤと笑みを浮かべていた。
「やっぱり俺の考えは間違ってなかったな。」
「そんなお前にお知らせがあるぞ。」
「おや?でかゆ販売の時には反対した同期君じゃないか。」
「イヤミか貴様ッ!まあいい、それより落ち着いて聞け。」
「ふふん、今の俺ならどんなことでもこのコーヒーを飲みながら優雅に聞けるぞ。」
「でかゆが胴付きになった。」
「そんなお前にお知らせがあるぞ。」
「おや?でかゆ販売の時には反対した同期君じゃないか。」
「イヤミか貴様ッ!まあいい、それより落ち着いて聞け。」
「ふふん、今の俺ならどんなことでもこのコーヒーを飲みながら優雅に聞けるぞ。」
「でかゆが胴付きになった。」
コーヒーが研究員の口と鼻から逆流して出てくる。
咽る研究員が落ち着くまで待ち、同期は事情を説明する。
咽る研究員が落ち着くまで待ち、同期は事情を説明する。
「どうも初期の希少種の販売で売れたゆゆこが胴付きになったらしいぞ。」
「ちょっと待て!最初に開発した俺のとこのめーりんはそんなことにはならなかったぞ!?」
「飼い主から直接電話があったらしい、どうにも焦ってた様子で詳しい様子は分からないらしい。」
「ちょっと待て!最初に開発した俺のとこのめーりんはそんなことにはならなかったぞ!?」
「飼い主から直接電話があったらしい、どうにも焦ってた様子で詳しい様子は分からないらしい。」
想定外のことの為、でかゆの発案者であり最も詳しい研究員に連絡が来たのだ。
同期と共に連絡のあったゆゆこの元へと車で向かう。
同期と共に連絡のあったゆゆこの元へと車で向かう。
「すいませーん、連絡があったので来たんですけどー。」
「・・・返事がないな、何処か出かけてるのか?」
「・・・返事がないな、何処か出かけてるのか?」
ドアノブに手をかけると鍵はかかっておらず、ドアが抵抗なく開く。
ドアの隙間から微かに何かが聞こえてくる、二人にはそれは何かをすすっている様に聞こえた。
ドアの隙間から微かに何かが聞こえてくる、二人にはそれは何かをすすっている様に聞こえた。
「おい、これまさか・・・。」
「馬鹿!いくらでかくなったからってゆゆこがそんなことするわけ・・・。」
「馬鹿!いくらでかくなったからってゆゆこがそんなことするわけ・・・。」
二人の脳内に考えたくもないことが浮かんでくる。
緊急事態と感じすぐさま二人は家の中へと進入する。
緊急事態と感じすぐさま二人は家の中へと進入する。
「大丈夫ですか!今助けにきました!」
そこには巨大な人形に抱きかかえられ、人形に舌で舐められている男性がいた。
「た、助かった・・・。」
「こぼね~?」
「こぼね~?」
唾液でべとべとになって安堵する飼い主と、突然やってきた二人を不思議そうに眺めるゆゆこ。
何が起きているのかまったく理解できない研究員と同期はその場に立ち尽くしてしまう。
何が起きているのかまったく理解できない研究員と同期はその場に立ち尽くしてしまう。
「ええっと、すいません勝手に入って来ちゃって。」
同期がようやく発した第一声がこれだ。
研究員の方は飼い主を抱きかかえているゆゆこをしげしげと眺めて観察しだす。
でかゆの胴付きになったゆゆこは、でかゆと同じように胴付きがそのまま巨大化したようだった。
ざっと見た感じでは二メートル程度の大きさであり、それこそ巨大なぬいぐるみのようである。
そんな大きさのゆゆこにがっちりと抱きかかえられた飼い主は身動きがほぼとれない。
研究員の方は飼い主を抱きかかえているゆゆこをしげしげと眺めて観察しだす。
でかゆの胴付きになったゆゆこは、でかゆと同じように胴付きがそのまま巨大化したようだった。
ざっと見た感じでは二メートル程度の大きさであり、それこそ巨大なぬいぐるみのようである。
そんな大きさのゆゆこにがっちりと抱きかかえられた飼い主は身動きがほぼとれない。
「ゆゆこ、お客さんも来てるしいい加減離してくれ?な?」
「こぼねー!」
「こぼねー!」
飼い主がそう言うが、ゆゆこは頬を膨らましてより飼い主をきつく抱きしめる。
「ちょ!?大丈夫ですか!?」
「あ、慌てないで、あんまり苦しくはないので。」
「そうですか・・・。」
「あ、慌てないで、あんまり苦しくはないので。」
「そうですか・・・。」
慌てる同期を何故か抱きしめられている飼い主本人が落ち着かせる。
ゆゆこの体は柔らかいのか、飼い主の体を包むように密着させている。
ゆゆこの体は柔らかいのか、飼い主の体を包むように密着させている。
「急にこうなっちゃってとりあえず電話したんですが、なんとかなりません?」
「いやなんとかって・・・、それより何でそんなことに?」
「家のゆゆこ大切なものはこんな感じで体を擦り付けて舐める癖があって。」
「いやなんとかって・・・、それより何でそんなことに?」
「家のゆゆこ大切なものはこんな感じで体を擦り付けて舐める癖があって。」
ゆゆこに舐められながらもそう説明する飼い主。
朝起きてみればゆゆこが胴付きになって寝ており、すぐさま電話をかけたのだが途中でゆゆこが起きてこうなったのだ。
朝起きてみればゆゆこが胴付きになって寝ており、すぐさま電話をかけたのだが途中でゆゆこが起きてこうなったのだ。
「とりあえず、どうしようか?」
「まかせろ、俺に良い考えがある。」
「まかせろ、俺に良い考えがある。」
自信満々にそう言う研究員を、同期は不安そうな目で見つめる。
フレンドリーな笑顔を浮かべながら、研究員はゆゆこに近づいていく。
フレンドリーな笑顔を浮かべながら、研究員はゆゆこに近づいていく。
「ゆゆこちゃん安心してね、お兄さん達は決して怪しい人じゃないから。」
「こぼね~?」
「その証拠にほら!お近づきの印にこの飴をあげようじゃないか!」
「こぼね~?」
「その証拠にほら!お近づきの印にこの飴をあげようじゃないか!」
そう言って取り出した飴をゆゆこに見せ付けるように揺らす。
飼い主を舐めるのも止めてゆゆこの視線は研究員が持っている飴に釘付けになる。
飼い主を舐めるのも止めてゆゆこの視線は研究員が持っている飴に釘付けになる。
「こ、こぼねー!」
「ん?そうか知らない人に物を貰っちゃ駄目か、大丈夫飼い主さんも良いって言うよ。」
「ん?そうか知らない人に物を貰っちゃ駄目か、大丈夫飼い主さんも良いって言うよ。」
研究員の言葉に飼い主も首を縦に振る。
飼い主からの許可も出て、ゆゆこはカメレオンのように舌で研究員の手から飴を受け取る。
飼い主からの許可も出て、ゆゆこはカメレオンのように舌で研究員の手から飴を受け取る。
「おい、餌付けしてどうする。機嫌取って飼い主を離してもらうように説得するつもりか。」
「安心しろ、あれはラムネ粉末がたっぷりとその他色々の俺特性のゆっくり睡眠薬だから。」
「なるほど、ゆゆこを寝かせるわけか。」
「安心しろ、あれはラムネ粉末がたっぷりとその他色々の俺特性のゆっくり睡眠薬だから。」
「なるほど、ゆゆこを寝かせるわけか。」
こそこそと会話しながら飴の効き目が出るのを待つ二人。
しかし、普通であればすぐさま効果が出るはずなのにいつまで経ってもゆゆこは寝る気配が無い。
しかし、普通であればすぐさま効果が出るはずなのにいつまで経ってもゆゆこは寝る気配が無い。
「おい、全然眠らないじゃないか!」
「いやそんなはず無いんだが・・・、これドスでさえ立ち待ちおねむの特性飴なのに。」
「こぼね!」
「いやそんなはず無いんだが・・・、これドスでさえ立ち待ちおねむの特性飴なのに。」
「こぼね!」
逆に飴を気に入ったのかさらに飴を要求してくるゆゆこ。
研究員はやけくそ気味にさらに飴を与えるが、それでもゆゆこは眠らない。
結局ゆゆこは飴を五粒ほど平らげた後にようやく眠った。
ゆゆこが寝付き、ようやく飼い主はゆゆこから逃れることが出来た。
研究員はやけくそ気味にさらに飴を与えるが、それでもゆゆこは眠らない。
結局ゆゆこは飴を五粒ほど平らげた後にようやく眠った。
ゆゆこが寝付き、ようやく飼い主はゆゆこから逃れることが出来た。
「「本当にすいませんでした!!!」」
「そんなに謝らないで下さい、こっちはどうすれば良いのか困って電話したんですから。」
「そんなに謝らないで下さい、こっちはどうすれば良いのか困って電話したんですから。」
頭を下げて謝罪する二人に、飼い主は頭を上げるように言う。
ようやく落ち着いて話し合いが出来る状態になり、このゆゆこをどうするかを三人は話し合う。
ようやく落ち着いて話し合いが出来る状態になり、このゆゆこをどうするかを三人は話し合う。
「家で引き取ると言うことも出来ますよ、詫び代わりと言うのも変ですが新しいゆっくりにそれ相応のお礼もしますが?」
「いやそれは出来ませんよ、ゆゆこは僕の大切なゆっくりですから代わりのゆっくりを渡されても困ります。」
「いやそれは出来ませんよ、ゆゆこは僕の大切なゆっくりですから代わりのゆっくりを渡されても困ります。」
でかゆの胴付きと言う貴重なゆゆこをぜひ引き取りたいと言う二人に、飼い主はそれは出来ないと断る。
しかし、でかゆの胴付きなど今回が初めてであり、飼い主が適切な行動を取れるとも限らない。
妥協案としてゆゆこはこれまでどうりに飼い主が飼うが、その経過を一定期間企業に連絡するということになった。
企業側も月に何度か研究員とブリーダーの人間を派遣し、ゆゆこの体調管理を行う。
飼い主にも協力してもらう形になるので報酬を支払い、企業にも胴付きでかゆの情報が手に入る形になった。
しかし、でかゆの胴付きなど今回が初めてであり、飼い主が適切な行動を取れるとも限らない。
妥協案としてゆゆこはこれまでどうりに飼い主が飼うが、その経過を一定期間企業に連絡するということになった。
企業側も月に何度か研究員とブリーダーの人間を派遣し、ゆゆこの体調管理を行う。
飼い主にも協力してもらう形になるので報酬を支払い、企業にも胴付きでかゆの情報が手に入る形になった。
「とりあえず、ブリーダーさん呼んでゆゆこの抱き癖を何とかしないいけませんね。。」
「そうしてもらうと助かります、ゆゆこが起きてまた同じことになったら困りますから。」
「そうしてもらうと助かります、ゆゆこが起きてまた同じことになったら困りますから。」
すやすやと気持ちよさそうに眠るゆゆこを見ながら苦笑する飼い主。
夢の中で飼い主を抱きしめているのか、ゆゆこは舌で口周りを舐めていた。
夢の中で飼い主を抱きしめているのか、ゆゆこは舌で口周りを舐めていた。
おまけ ゆっくり布団
「ああ~癒されるわ。まりさ、お前飼ってようやく正解だったと感じるね。」
「それは良いけど、お兄さんいい加減まりさの上で寝るのは止めてね!お兄さんのお布団さんはあっちでしょ?」
「嫌だ、ほのかに暖かくてそのうえこんな良い香りのする布団で寝たら、普通の布団じゃ満足できない。」
「じゃ、じゃあ、せめてお洋服さんを着せてね!何でいつもまりさ裸なの!?」
「断固として拒否する、服着てたらこの感触が味わえないだろうが。」
「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
「良いからもう喋るな、俺明日も仕事でいい加減眠いし。」
「それは良いけど、お兄さんいい加減まりさの上で寝るのは止めてね!お兄さんのお布団さんはあっちでしょ?」
「嫌だ、ほのかに暖かくてそのうえこんな良い香りのする布団で寝たら、普通の布団じゃ満足できない。」
「じゃ、じゃあ、せめてお洋服さんを着せてね!何でいつもまりさ裸なの!?」
「断固として拒否する、服着てたらこの感触が味わえないだろうが。」
「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
「良いからもう喋るな、俺明日も仕事でいい加減眠いし。」
胴付きになったまりさの上に乗ってそう言う飼い主は、そのまま眠りに就いたのか寝息を立て始める。
まりさはうつ伏せで自分の体で寝る飼い主を困り顔で見つめる。
時おり飼い主の手が無意識に体を弄り、まりさは声を上げそうになるが必死に口を噛み締めて耐えた。
耐え続けるまりさだが、突然飼い主に甘噛みをされ遂に声を上げてしまった。
起こしてしまったかと飼い主を見るが、飼い主は起きるそぶりも見せずに眠ったままだ。
ほっとするのも束の間、こんどは飼い主の足が体の敏感な部分に当たってきた。
再び声を漏らさぬように必死になって耐えるまりさ、まだまだ夜は終わらない。
まりさはうつ伏せで自分の体で寝る飼い主を困り顔で見つめる。
時おり飼い主の手が無意識に体を弄り、まりさは声を上げそうになるが必死に口を噛み締めて耐えた。
耐え続けるまりさだが、突然飼い主に甘噛みをされ遂に声を上げてしまった。
起こしてしまったかと飼い主を見るが、飼い主は起きるそぶりも見せずに眠ったままだ。
ほっとするのも束の間、こんどは飼い主の足が体の敏感な部分に当たってきた。
再び声を漏らさぬように必死になって耐えるまりさ、まだまだ夜は終わらない。
後書き
皆さんお久しぶりです、覚えている人がいるか不安ですがHENTAIあきです。
ようやく新生活にも慣れて多少の余裕が出てきたのでまたSSを書いてみました。
正直ここに来るのも久しぶりだったので、移転したことにも気づかず探し当てるのに苦労しました。
久しぶりすぎて何書こうかと思いましたがいつもどうりに想うがままに書いたのがこれです。
これからもちょくちょくSSを書いていこうと思うHENTAIあきでした。
皆さんお久しぶりです、覚えている人がいるか不安ですがHENTAIあきです。
ようやく新生活にも慣れて多少の余裕が出てきたのでまたSSを書いてみました。
正直ここに来るのも久しぶりだったので、移転したことにも気づかず探し当てるのに苦労しました。
久しぶりすぎて何書こうかと思いましたがいつもどうりに想うがままに書いたのがこれです。
これからもちょくちょくSSを書いていこうと思うHENTAIあきでした。
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P・S ばや汁あきさん二周年おめでとうございます、ふとちゃん可愛い!