ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko4641 さとれるお兄さんとさとれないさとり 1
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『さとれるお兄さんとさとれないさとり 1』 51KB
愛で 虐待 愛情 差別・格差 改造 駆除 番い 群れ 姉妹 子ゆ ゲス ドスまりさ 希少種 加工場 現代 愛護人間 虐待人間 独自設定 初投稿です。タグ多すぎ?
愛で 虐待 愛情 差別・格差 改造 駆除 番い 群れ 姉妹 子ゆ ゲス ドスまりさ 希少種 加工場 現代 愛護人間 虐待人間 独自設定 初投稿です。タグ多すぎ?
初投稿です。よろしくお願いします。
※注意書き
独自設定満載です。
出てくるお兄さんがチートです。かなりのチートです。
一部のゆっくりは愛でます。
馬鹿みたいに長いです。ていうか前半いらなかったかも…。
シリーズ物のつもりなので、色々とモヤモヤするかもしれませんがご了承ください。
書きたい事書くと、ゆっくりより人間の話メインになりそうで怖い…。
一応虐待も書くつもりですが、ヒャッハーしたい人に物足りないかも…。
出てくるお兄さんがチートです。かなりのチートです。
一部のゆっくりは愛でます。
馬鹿みたいに長いです。ていうか前半いらなかったかも…。
シリーズ物のつもりなので、色々とモヤモヤするかもしれませんがご了承ください。
書きたい事書くと、ゆっくりより人間の話メインになりそうで怖い…。
一応虐待も書くつもりですが、ヒャッハーしたい人に物足りないかも…。
それでもまぁ読んでやるよという方はどうぞ
↓↓↓
さとれるお兄さんとさとれないさとり ー出会いー
季節は秋。夏のうだるような暑さも去り、人もゆっくりも過ごしやすい気温になった。
読書、食事、スポーツなどたくさんすることがある季節だが、忘れてならないのがゆっくりの存在。
この時期のゆっくりは気温も下がり、活動しやすくなったので、おうちから出てくることが多くなる。
子ゆっくり達は公園に出て好き放題し、親ゆっくり達は冬の為だとゴミを漁る。挙句の果てには収穫時期の畑まで荒らす。
無論、そんな行為をすれば即駆除されるので、大抵のゆっくりはそんなことはせず、ひっそりと暮らすはずである。
だが、そこはゆっくりクオリティ。
夏さんがゆっくりできなかったから今はゆっくりするだの、自分はゆっくりしてるから大丈夫だの、馬鹿なゆっくりは後を絶えない。
そういったこともあり、街にはゆっくりと餡子が溢れかえっていた。
読書、食事、スポーツなどたくさんすることがある季節だが、忘れてならないのがゆっくりの存在。
この時期のゆっくりは気温も下がり、活動しやすくなったので、おうちから出てくることが多くなる。
子ゆっくり達は公園に出て好き放題し、親ゆっくり達は冬の為だとゴミを漁る。挙句の果てには収穫時期の畑まで荒らす。
無論、そんな行為をすれば即駆除されるので、大抵のゆっくりはそんなことはせず、ひっそりと暮らすはずである。
だが、そこはゆっくりクオリティ。
夏さんがゆっくりできなかったから今はゆっくりするだの、自分はゆっくりしてるから大丈夫だの、馬鹿なゆっくりは後を絶えない。
そういったこともあり、街にはゆっくりと餡子が溢れかえっていた。
そんな昼下がり。ある一軒の家から大きな怒号が響く。
「ここからさっさとだすんだぜええええええ!!」
「はやくここからだせえええええ!!!それといしゃりょうとしてあまあまもってこいいいいい!!」
「しゃっしゃときょきょきゃらだしゅんだじぇ!!くしょじじい!!」
「ゆううん……。しぇまいよぉぉ……。」
「はやくここからだせえええええ!!!それといしゃりょうとしてあまあまもってこいいいいい!!」
「しゃっしゃときょきょきゃらだしゅんだじぇ!!くしょじじい!!」
「ゆううん……。しぇまいよぉぉ……。」
皆さん御用達の透明の箱の中で騒いでいるのは、テンプレの4ゆん家族。
構成は番のまりさとれいむに、おちびちゃんのまりちゃとれいみゅとありきたりすぎて気持ち悪くなってくる。
構成は番のまりさとれいむに、おちびちゃんのまりちゃとれいみゅとありきたりすぎて気持ち悪くなってくる。
「いやー、久しぶりだなー。こうして虐待すんのも。最近ブリーダーとしての仕事多かったからなぁ…。」
全くゆっくり達の話を聞いていないこのお兄さん、実はプラチナブリーダーである。
プラチナブリーダーというのは、いわばブランド物のことである。
ゆっくりブリーダーというのは日本全国どこにでもいる。それゆえいたるところのペットショップでゆっくりの購入が可能だ。
しかし、その品質を保証するのは難しい。どこの誰が躾をしたのかわからないのは実に不安だという声がかなり聞かれていた。
そこでゆっくりんピースは飼いゆっくり試験に加え、ゆっくりブリーダー試験なるものを作った。
ブリーダーはそこで試験を受け、自分は一流のブリーダーで、自分のしつけたゆっくりの質は良いと証明するようになった。
スーパーの野菜などに書かれている『この野菜はわしが育てた』的なものを参考にしたそうだ。
ランクはゆっくりと一緒で銅、銀、金に分けられる。ブリーダーのランクによってゆっくりの価格も変化する。ゴールドブリーダーのゆっくりは最低でも5万円はする。
そしてその上にプラチナランクというのが存在するが、条件も厳しく、人数は数える程しかいない。
プラチナブリーダーの特権は自分専用のマークを取得することができることだ。
プラチナ免許を持って、ゆっくりんピースに行くとバッチに印刷してもらえ、しかも盗作防止用の特殊な印刷方法をとっているので、偽物もでない。
プラチナマークが付いているゆっくりは、例え銀バッチであろうと、20万円以上する。金バッチだと50万円でも安くないほどだ。
このプラチナマークができると、金持ちのゆっくり愛好家はすぐに買い求めた。
あまりの反響にプラチナマーク付のゆっくりはすぐに売り切れ、生産が追いつかなくなってしまうほどだった。
今はだいぶ落ち着いてきたが、それでも欲しがる客は絶えない。通常の値段の倍は払うから今すぐ欲しいとプラチナブリーダーに直接注文する人も現れるようになった。
そういったこともあり、プラチナブリーダーは多忙ではあるが、裕福な暮らしを送っていた。
プラチナブリーダーというのは、いわばブランド物のことである。
ゆっくりブリーダーというのは日本全国どこにでもいる。それゆえいたるところのペットショップでゆっくりの購入が可能だ。
しかし、その品質を保証するのは難しい。どこの誰が躾をしたのかわからないのは実に不安だという声がかなり聞かれていた。
そこでゆっくりんピースは飼いゆっくり試験に加え、ゆっくりブリーダー試験なるものを作った。
ブリーダーはそこで試験を受け、自分は一流のブリーダーで、自分のしつけたゆっくりの質は良いと証明するようになった。
スーパーの野菜などに書かれている『この野菜はわしが育てた』的なものを参考にしたそうだ。
ランクはゆっくりと一緒で銅、銀、金に分けられる。ブリーダーのランクによってゆっくりの価格も変化する。ゴールドブリーダーのゆっくりは最低でも5万円はする。
そしてその上にプラチナランクというのが存在するが、条件も厳しく、人数は数える程しかいない。
プラチナブリーダーの特権は自分専用のマークを取得することができることだ。
プラチナ免許を持って、ゆっくりんピースに行くとバッチに印刷してもらえ、しかも盗作防止用の特殊な印刷方法をとっているので、偽物もでない。
プラチナマークが付いているゆっくりは、例え銀バッチであろうと、20万円以上する。金バッチだと50万円でも安くないほどだ。
このプラチナマークができると、金持ちのゆっくり愛好家はすぐに買い求めた。
あまりの反響にプラチナマーク付のゆっくりはすぐに売り切れ、生産が追いつかなくなってしまうほどだった。
今はだいぶ落ち着いてきたが、それでも欲しがる客は絶えない。通常の値段の倍は払うから今すぐ欲しいとプラチナブリーダーに直接注文する人も現れるようになった。
そういったこともあり、プラチナブリーダーは多忙ではあるが、裕福な暮らしを送っていた。
閑話休題
そんなお兄さんはかなり大きな家を持っており、さらに防音加工もされているので、ゆっくりが叫んでも外に聞こえることはまずない。
「久々に聞くとやっぱうるさいなぁー。いい感じにフラストレーションが溜まるわー。」
なぜプラチナブリーダーである彼が、これから虐待をしようとしているのか。
答えは簡単。彼は虐待お兄さんでもあるからだ。
元々このお兄さんはゆっくり加工所駆除課に勤務していた。だがある日から人やゆっくりの心が読めるようになってしまった。原因は全く不明だ。
人の心が読めるのはかなり辛いことだと大抵の人は思うだろう。人間不信に陥るかもしれない。しかし、このお兄さんは、
答えは簡単。彼は虐待お兄さんでもあるからだ。
元々このお兄さんはゆっくり加工所駆除課に勤務していた。だがある日から人やゆっくりの心が読めるようになってしまった。原因は全く不明だ。
人の心が読めるのはかなり辛いことだと大抵の人は思うだろう。人間不信に陥るかもしれない。しかし、このお兄さんは、
「心が読めるとか、相手の弱み簡単に握れるなぁ。嫌な事思われてても気にしないし、メリットしかねーや。ばれるとメンドーだし周りには黙っとくか。」
となんともお気楽な性格をしていた。さらに、
「そういえば、ブリーダーって結構儲かるらしいなぁ。面白い力もあるし、副業がてらやってみようかなぁ。」
というお気楽な感じでブリーダーの仕事を始めたのだった。まぁ、お気楽に始めたブリーダーで、素晴らしい成功を収めるあたり、このお兄さんはかなり優秀な人間ではあるのだが。
そんなこんなで加工所に勤め、ゆっくりんピースからも一目置かれるようになったお兄さんは、ブリーダーの仕事が多くなり、さらに一斉駆除という機械作業のようなこともしなければならず、虐待をしている暇がなかった。
そしてついに仕事が無くなると、すぐに虐待用のゆっくりの調達をした。
ブリーダーであるので、見かけたゆっくりを見境なく虐待するのは気が引けるので、人間に対し迷惑をかけたゆっくりを対象としている。
そこで窓を全開にし、お菓子を用意しておき、勝手に入ってきたゆっくりを捕獲するのが、お兄さんの主な調達方法となっている。
あれっ?でもそれってお兄さんが誘導しt……細けぇこたぁいいんだよ!!
そんなこんなで罠にかかったのが冒頭の4匹である。
そんなこんなで加工所に勤め、ゆっくりんピースからも一目置かれるようになったお兄さんは、ブリーダーの仕事が多くなり、さらに一斉駆除という機械作業のようなこともしなければならず、虐待をしている暇がなかった。
そしてついに仕事が無くなると、すぐに虐待用のゆっくりの調達をした。
ブリーダーであるので、見かけたゆっくりを見境なく虐待するのは気が引けるので、人間に対し迷惑をかけたゆっくりを対象としている。
そこで窓を全開にし、お菓子を用意しておき、勝手に入ってきたゆっくりを捕獲するのが、お兄さんの主な調達方法となっている。
あれっ?でもそれってお兄さんが誘導しt……細けぇこたぁいいんだよ!!
そんなこんなで罠にかかったのが冒頭の4匹である。
「さっさとここからだせっていってるのがわからないのぜえええええええええ!!!???」
箱の中でつばを飛ばしながら親まりさが叫ぶ
「うるさいなー。お前らが人の家に勝手に入ってきてお菓子食うのが悪いんだろうが。」
「はあああああああ??れいむたちがさきにみつけたんだかられいむたちのでしょうがああああ!!!!
じじいはさっさとれいむたちのゆっくりプレイスからでていけええええええ!!!」
「ホントうるさいなー。まぁ、その自分が最高っていう考えが絶望に変わる心のゆれを聞くのが気持ちいいんだよなぁ」
「はあああああああ??れいむたちがさきにみつけたんだかられいむたちのでしょうがああああ!!!!
じじいはさっさとれいむたちのゆっくりプレイスからでていけええええええ!!!」
「ホントうるさいなー。まぁ、その自分が最高っていう考えが絶望に変わる心のゆれを聞くのが気持ちいいんだよなぁ」
どんなに叫ばれても不快な顔をせず、いや、むしろ喜んでもいるような顔で、お兄さんは携帯を取り出した。
「おい。お前ら。これが何かわかるか?」
お兄さんは携帯を見せながら言う。
「そんなことはどうでもいいでしょおおおおお!!!さっさとれいむたちをだせえええええ!!!」
「しょーだ、しょーだ。くしょじじいはしゃっしゃとちんでね!!!」
「しょーだ、しょーだ。くしょじじいはしゃっしゃとちんでね!!!」
親れいむに続けて、子まりちゃも叫ぶ。
「ああ、そうだった。まずは話を聞かせないと。いやーブランクブランク。」
そう言いながら、お兄さんは赤い液体の入った瓶、もといタバスコを取り出す。
「俺の言うこと聞かないと痛いことするぞー。」
「じじいがまりさたちのいうことをきくんだぜえええええええ!!!」
「………。あっそう。ほいっ。」
「じじいがまりさたちのいうことをきくんだぜえええええええ!!!」
「………。あっそう。ほいっ。」
お兄さんは叫んでいる親まりさの口目掛けてタバスコを2、3滴かける。
「ッッッッ!!!!!ゆがああああああ!!!がらいいいいいいい!!!!」
「まりさいたいよ、あばれないでね!!!!」
「おちょーしゃんいたいんだじぇええええ!!!」
「おちょーしゃん、ゆっくりしちぇね!!」
「おお…、活きがいいな…。」
「まりさいたいよ、あばれないでね!!!!」
「おちょーしゃんいたいんだじぇええええ!!!」
「おちょーしゃん、ゆっくりしちぇね!!」
「おお…、活きがいいな…。」
タバスコだけで箱の中は阿鼻叫喚の渦に包まれた。
「おーい。言うこと聞く気になったかー?」
「ふざけるなああああああ!!!まりさにこんなことしてゆるされるとおもtt…がらいいいいいいいいい!!いだいいいいいいいい!!」
「おきゃーしゃんやめちぇね!!!れいみゅいたいいたいだよおお!!」
「ふざけるなああああああ!!!まりさにこんなことしてゆるされるとおもtt…がらいいいいいいいいい!!いだいいいいいいいい!!」
「おきゃーしゃんやめちぇね!!!れいみゅいたいいたいだよおお!!」
今度は親れいむにタバスコをかける。親まりさと親れいむは痛みのあまり、おちびちゃんの声も届いていない様子だ。
「おーい。言うこと聞く気になったかー?」
お兄さんは同じような口調で言う。
「ゆはあ……ゆはあ……。よくもまりささまにひどいことしてくれたんだぜええええ!!!せいっさいっしてやr…!!!!」
「おっ!?なんだ、意外とまわりが見えてるじゃないか。人間の家に入ったことを除くと、意外と賢いんじゃないか?」
「おっ!?なんだ、意外とまわりが見えてるじゃないか。人間の家に入ったことを除くと、意外と賢いんじゃないか?」
お兄さんがタバスコを落とす仕草をすると、親まりさは口を閉ざした。
「今度こそ、言うこと聞く気になったか?」
瓶をちらつかせながら、お兄さんは穏やかに聞いた。
「ゆぎぎぎぎ………わかったから、からいからいさんはどっかにやるのぜ…。」
「はあああああああ???まりさなにいってるのおおおおお???れいむがひどいめにあったんだから
さっさとあのくそじじいをせいっさいっしてね!!!???いますぐしろおおおおっっっ!!!!!がらいいいいいいいいい!!!」
「んー、ちょっとでいぶっぽいなぁ。でいぶも久しぶりだなー。」
「やめちぇえええええ!!いちゃいよおおお!!!」
「はあああああああ???まりさなにいってるのおおおおお???れいむがひどいめにあったんだから
さっさとあのくそじじいをせいっさいっしてね!!!???いますぐしろおおおおっっっ!!!!!がらいいいいいいいいい!!!」
「んー、ちょっとでいぶっぽいなぁ。でいぶも久しぶりだなー。」
「やめちぇえええええ!!いちゃいよおおお!!!」
他力本願に必死な親れいむに、お兄さんは軽く笑いながらタバスコをかける。子れいみゅはとばっちりを受けている。
「まりさ。そのでいぶだまらせろ。」
少し声色を変えてお兄さんがまりさに言った。
「れいむ……。とりあえずいまはじじいのいうことをきくんだぜ。そうしないとおちびちゃんがいたいいたいなのぜ。」
(クソガキのことなんてどうでもいいけど、れいむにあばれられるのはゆっくりできないのぜ)
「ゆぐぐぐ……。……わかったよ!!!おちびちゃんのためだからね!!!」
(ふんっっっ!!つかえないまりさだよ!!こんなくそじじいもせいっさいっできないなんて。
それに、おちびちゃんなんてどうでもいいでしょうが!!!れいむだけたいせつにすればいいんだよ!!)
「ゆうううん……。ごみぇんにぇ…。おちょーしゃん、おきゃーしゃん………。れいみゅのしぇいで……。」
「いうこちょきいちゃあちょにしぇいっしゃいしてやるのじぇえええええ!!!」
(クソガキのことなんてどうでもいいけど、れいむにあばれられるのはゆっくりできないのぜ)
「ゆぐぐぐ……。……わかったよ!!!おちびちゃんのためだからね!!!」
(ふんっっっ!!つかえないまりさだよ!!こんなくそじじいもせいっさいっできないなんて。
それに、おちびちゃんなんてどうでもいいでしょうが!!!れいむだけたいせつにすればいいんだよ!!)
「ゆうううん……。ごみぇんにぇ…。おちょーしゃん、おきゃーしゃん………。れいみゅのしぇいで……。」
「いうこちょきいちゃあちょにしぇいっしゃいしてやるのじぇえええええ!!!」
「んー、まぁ、なんというか、可哀想な子供達だな。」
お兄さんは親の心の声に呆れつつ説明を始めた。
「やっと言うこと聞く気になったな。じゃあ、説明するぞ。
これは携帯といって、録音することができるんだ。試しになんか喋ってみろ。」
これは携帯といって、録音することができるんだ。試しになんか喋ってみろ。」
ピッ
「ゆうううう…。なにをいってるんだぜ…。いみがわからないのぜ…。」
「ゆんっっ!!!やっぱりくそじじいはゆっくりしてないからあたまもわるいんだね!!!」
「りょくおんってにゃんにゃの?」
「しゃっしゃとしぇいっしゃいしゅるのじぇええええ!!!」
「ゆんっっ!!!やっぱりくそじじいはゆっくりしてないからあたまもわるいんだね!!!」
「りょくおんってにゃんにゃの?」
「しゃっしゃとしぇいっしゃいしゅるのじぇええええ!!!」
ピッ
「よし。じゃあ、お前ら。よく聞いとけよ。」
ピッ
「ゆうううう…。なにをいってるんだぜ…。いみがわからないのぜ…。」
「ゆんっっ!!!やっぱりくそじじいはゆっくりしてないからあたまもわるいんだね!!!」
「りょくおんってにゃんにゃの?」
「しゃっしゃとしぇいっしゃいしゅるのじぇええええ!!!」
「ゆんっっ!!!やっぱりくそじじいはゆっくりしてないからあたまもわるいんだね!!!」
「りょくおんってにゃんにゃの?」
「しゃっしゃとしぇいっしゃいしゅるのじぇええええ!!!」
「「「「!!!!!!!!!」」」」
驚きのあまり、家族一同は10秒ほど固まった。
「どういうことなんだぜ……。なんでまりさたちのこえがするんだぜ?」
やっとの思いで親まりさが口を開く。
「これが録音な。お前らの言ったことをそっくりそのまま再生できるのさ。ゆっくりしていってね!」
ピッ
「「「「ゆっく(きゅ)りして(ちぇ)いって(ちぇ)ね(にぇ)!!!!!」」」」
ピッ
ゆっくりは、ゆっくりしていってねと言われると、条件反射的にゆっくりしていってねと言い返すのだ。
「ほら。お前らの挨拶だ。」
ピッ
「「「「ゆっく(きゅ)りして(ちぇ)いって(ちぇ)ね(にぇ)!!!!!」」」」
「「「「ゆっく(きゅ)りして(ちぇ)いって(ちぇ)ね(にぇ)!!!!!」」」」
「いちいち反応すんな。…これでわかったか。お前らの言ったことは後で全部聞けるんだぞ。」
「だったら、なんだっていうんだz……おそらをとんでるみたゆべえ!!」
「「「「ゆっく(きゅ)りして(ちぇ)いって(ちぇ)ね(にぇ)!!!!!」」」」
「いちいち反応すんな。…これでわかったか。お前らの言ったことは後で全部聞けるんだぞ。」
「だったら、なんだっていうんだz……おそらをとんでるみたゆべえ!!」
お兄さんは言い終えると、箱を乱暴にひっくり返した。
中のゆっくり達は仲良く床とちゅっちゅした。
中のゆっくり達は仲良く床とちゅっちゅした。
「いちゃいんだじぇえええええ!!!!ゆええええええん!!!」
「ゆううううう……。いちゃいよう…。」
「れいむになにするんだくそじじいいいいいい!!!!まりさがせいっさいっするよおおおおお!!!!」
「いたたたた、おちつくんだぜ、れいむ。」
「お前じゃなくてまりさがするのな。せめて、おちびちゃんにぺーろぺーろとかしてあげろよ。」
「ゆううううう……。いちゃいよう…。」
「れいむになにするんだくそじじいいいいいい!!!!まりさがせいっさいっするよおおおおお!!!!」
「いたたたた、おちつくんだぜ、れいむ。」
「お前じゃなくてまりさがするのな。せめて、おちびちゃんにぺーろぺーろとかしてあげろよ。」
子供達は痛みに慣れていないのか、泣くことと呻くことしかできないようだ。親れいむにいたっては、後ろから親まりさを体当たりしてお兄さんの方に動かそうとしている。
「でいぶのくせにアグレッシブな頼み方だな。」
お兄さんは呆れ気味に言う。親れいむには聞こえていないようだ。
「じゃあ、人の家に勝手に入った悪いゆっくりは制裁しないとな。」
お兄さんはタバスコの瓶の蓋を閉めながら言った。
「はあああああ?????れいむたちがさきにみつけたんだから、れいむたちのでしょおおおおお!!!
おうちせんげんだってしたでしょおおおおおお???」
「おうち宣言は俺が途中で止めただろうが、餡子脳。お前らは今俺の家に無断で入ってんだよ。だから制裁されるの。理解できる?」
おうちせんげんだってしたでしょおおおおおお???」
「おうち宣言は俺が途中で止めただろうが、餡子脳。お前らは今俺の家に無断で入ってんだよ。だから制裁されるの。理解できる?」
そういうとお兄さんは瓶を元の場所に戻しに行った。虐待の途中で片付けとは、しっかりしているのか、抜けているのか…。
「まりさああああ!!!あのじじいをさっさとせいっさいっしてね!!!今すぐでいいよ!!!」
「まかせるのぜ。いまならじゃまなかべさんもいないのぜ!!」
「まかせるのぜ。いまならじゃまなかべさんもいないのぜ!!」
親れいむ達がそう言ってる間にもお兄さんが戻ってきた。
「やい!!くそじじい!!!いまからまりささまがじきじきにせいっさいしてやるのぜ!!!」
「いけええええ!!まりさああああ!!!」
「ゆっぐ……。いちゃいんだじぇぇぇぇ……。」
「だいじょうびゅ?いもーちょ、ぺーりょぺーりょ。」
「なんで俺が制裁される側になるんだ。聞かなくてもわかるけど。てか、親よりも子供の方がしっかりしてんな。」
「いけええええ!!まりさああああ!!!」
「ゆっぐ……。いちゃいんだじぇぇぇぇ……。」
「だいじょうびゅ?いもーちょ、ぺーりょぺーりょ。」
「なんで俺が制裁される側になるんだ。聞かなくてもわかるけど。てか、親よりも子供の方がしっかりしてんな。」
お兄さんが感心してる間に、親まりさが体当たりを仕掛ける。
「くらうんだぜええええ!!!!まりさだいなまいとすぺしゃるううううう!!!」
なんともお粗末なダイナマイトであることか。しかし、
「ぐあー(棒)いたいー(棒)」
お兄さんはかなり痛がっているようだ。(親まりさ視点)
「いいよ、まりさ!!!そのままやっちゃってね!!!!」
「いっきにたたみかけてやるのぜ!!!くらえ!!!!!れんぞくあたっく!!!!」
「いっきにたたみかけてやるのぜ!!!くらえ!!!!!れんぞくあたっく!!!!」
ポスンッ ポスンッ
虚しい音が響く。
「いたいー(棒)しんじゃうよー(棒)」
お兄さんはもう虫の息。立っているのもやっとだ。(親まりさ視点)
「おちょーしゃんしゅごいのじぇええええ!!!」
「そのまましんでしまうのぜえええええ!!!!」
「そのまましんでしまうのぜえええええ!!!!」
ピッ
「どうしてこんなことするのー?(棒)人間だって必死に生きてるんだよー(棒)大切にしなきゃいけないんだよー(棒)」
もはやお兄さんは命乞いをするしかなくなっている。(親まり(ry)
「ゆんっっっ!!!!まりさはゆっくりなのぜ!!!!にんげんごときのいのちなんてどうでもいいんだぜ!!!!」
「もし立場が逆になったらどうするのー?(棒)人間もゆっくりの命どうでもいいって言っちゃうかもよー?(ぼ(ry)」
「ゆはははは!!そんなことになるわけないのぜ!!!!もしなったとしてもまりささまはいのちごいなんてみっともないまねぜず、うつくしくちってやるのぜ!!!!」
「もし立場が逆になったらどうするのー?(棒)人間もゆっくりの命どうでもいいって言っちゃうかもよー?(ぼ(ry)」
「ゆはははは!!そんなことになるわけないのぜ!!!!もしなったとしてもまりささまはいのちごいなんてみっともないまねぜず、うつくしくちってやるのぜ!!!!」
ピッ
「あっそう。じゃあそうしてもらおっかな。」
「なにいってるのぜ?じじいはいまからしぬのぜっっっっがばあああああ!!!!」
「なにいってるのぜ?じじいはいまからしぬのぜっっっっがばあああああ!!!!」
親まりさの口にお兄さんのトゥーキックが命中。6割ぐらいの歯が粉々になり、家族の頭上を飛び越え、親まりさは壁に叩きつけられた。
「ゆが……がああ…」
「やば。ちょっと強すぎたかな?」
「「「…………ゆ?」」」
「やば。ちょっと強すぎたかな?」
「「「…………ゆ?」」」
壁からズルリと落ちた親まりさは痛いと叫ぶことすらできず、ただ呻くことしかできない。他の3匹は突然の事で固まってしまった。
お兄さんは慌てて親まりさにオレンジジュースをかける。
お兄さんは慌てて親まりさにオレンジジュースをかける。
「死ぬのは早いっつうの。」
「ゆ……が……????あまあま!!!あまあまなんだぜ!!!」
「ゆ……が……????あまあま!!!あまあまなんだぜ!!!」
ついさっきまで虫の息だった親まりさが元気に叫ぶ。
「まりささまふっかつなんだぜ!!!!よくもやってくれたな!!!!くそじzゆげえええええ!!!」
次はお兄さんのグーパンチがまりさの頬に炸裂した。今度は親まりさの髪を帽子ごと掴み、吹っ飛ばないようにしている。
「はなすんだぶげっっ!!!いだい!!!!やめろっごおおおおお!!!やめでぐええええ!!!やめでぐだざぼおおおお」
殴る!殴る!とにかく殴る!
「おねがっっぶぐううう!!しんぢゃう!!!!ばりざじんぢゃううえええええ!!!!」
「まり……さ…?」
「おちょーしゃん……?」×2
「まり……さ…?」
「おちょーしゃん……?」×2
お兄さんは致命傷にならないよう、かつ、かなり痛く親まりさを殴り続ける。
親れいむ達は信じられない光景のようで、困惑しっぱなしだ。
親れいむ達は信じられない光景のようで、困惑しっぱなしだ。
……………………。
「ふー、ちょっと休憩。」
その後約5分間殴り続けたお兄さんは、親まりさに少しオレンジジュースをかけると手を止め、近くの椅子に腰掛けた。
「まりさ!!!しっかりして!!!!ぺーろぺーろ。」
(なにまけてるの!!!ダメまりさ!!!!おまえがせいっさいっするんだよ!!!れいむはなにもしたくないよ!!!)
「おちょーしゃん!!!ちにゃにゃいぢぇ!!!!ぺーりょぺーりょ。」
(おちょーしゃんがちんじゃうよおおお!!!)
「…………。」
(なんぢぇなんだじぇ……?おちょーしゃんはしゃいきょーなのじぇ…?)
「ゆぐうう…。」
(なにがおこったんだぜ…。まりささまはじじいをえいえんにゆっくりさせたはずだったのぜ…。)
(なにまけてるの!!!ダメまりさ!!!!おまえがせいっさいっするんだよ!!!れいむはなにもしたくないよ!!!)
「おちょーしゃん!!!ちにゃにゃいぢぇ!!!!ぺーりょぺーりょ。」
(おちょーしゃんがちんじゃうよおおお!!!)
「…………。」
(なんぢぇなんだじぇ……?おちょーしゃんはしゃいきょーなのじぇ…?)
「ゆぐうう…。」
(なにがおこったんだぜ…。まりささまはじじいをえいえんにゆっくりさせたはずだったのぜ…。)
親まりさの顔は赤く晴れ上がり、口の中は折れた歯でズタズタに、右目が陥没しており、体も全く動かせないほど衰弱していた。
周りには抜けた髪が散乱している。抜けては掴み直し、抜けては掴み直しを繰り返していたからだ。
親れいむとれいみゅは必死で親まりさを舐めている。必死さの方向性は違うようだが。
子まりちゃは最強()のお父さんがやられたことがまだ信じられない様子だ。
周りには抜けた髪が散乱している。抜けては掴み直し、抜けては掴み直しを繰り返していたからだ。
親れいむとれいみゅは必死で親まりさを舐めている。必死さの方向性は違うようだが。
子まりちゃは最強()のお父さんがやられたことがまだ信じられない様子だ。
「さて、そろそろ再開するか」
「「「!!!!!!」」」
(このままじゃれいむまでひどいことされるよ!!!さっさと立て!!くそまりさ!!!!)
(ゆううう……。おちょーしゃんがまたいじめらりぇちゃうよぉ…。)
(もういたいのはいやなんだぜ……。)
「「「!!!!!!」」」
(このままじゃれいむまでひどいことされるよ!!!さっさと立て!!くそまりさ!!!!)
(ゆううう……。おちょーしゃんがまたいじめらりぇちゃうよぉ…。)
(もういたいのはいやなんだぜ……。)
お兄さんが立ち上がると、3匹はビクッとはねた。子まりちゃは気づいていない。
「なんか心折れんの早いなー。まるでSSの尺を気にしているかのようd……げふんげふん。
さっさと殺すかなー。」
「ごべんなざい…。あやまるからゆるしてほしんだぜ……。」
(ここはとりあえずあやまってにげるんだぜ……。まりささまがやられたのはくそじじいがひきょうなてつかったからにちがいないのぜ…。)
「逆にゆっくり相手に卑怯な手を使う場面を教えて欲しいくらいだ。
あっ、ちなみに謝っても許さないから。人の家に勝手に入って、人間を攻撃するようなゆっくりはちゃんと殺さないと、他の人の迷惑になっちゃうからね」
「ゆぐぐ……。それなら……。」
さっさと殺すかなー。」
「ごべんなざい…。あやまるからゆるしてほしんだぜ……。」
(ここはとりあえずあやまってにげるんだぜ……。まりささまがやられたのはくそじじいがひきょうなてつかったからにちがいないのぜ…。)
「逆にゆっくり相手に卑怯な手を使う場面を教えて欲しいくらいだ。
あっ、ちなみに謝っても許さないから。人の家に勝手に入って、人間を攻撃するようなゆっくりはちゃんと殺さないと、他の人の迷惑になっちゃうからね」
「ゆぐぐ……。それなら……。」
普通に謝っても許されないとわかると、ゆっくりが言う言葉は自ずと決まってくる。人間の良心に訴えかけるあの言葉である。
「どぼじでこんなごどずるの……?ゆっくりだっていきてるんだぜ…。生き物はたいせつにしなきゃいけないんだぜ……。」
(ゆぷぷぷぷ。これでくそじじいはてもあしもでないんだぜ……。)
(ゆぷぷぷぷ。これでくそじじいはてもあしもでないんだぜ……。)
テンプレありがとうございます。
「確かにそうだなー。俺はそう思うんだけど、まりささっき何て言ったっけ?」
「ゆっ?」
「ゆっ?」
ピッ
「どうしてこんなことするのー?(棒)人間だって必死で生きてるんだよー(棒)大切にしなきゃいけないんだよー(棒)」
「ゆんっっっ!!!!まりさはゆっくりなのぜ!!!!にんげんごときのいのちなんてどうでもいいんだぜ!!!!」
「もし立場が逆になったらどうするのー?(棒)人間もゆっくりの命どうでもいいって言っちゃうかもよー?(ぼ(ry)」
「ゆはははは!!そんなことになるわけないのぜ!!!!もしなったとしてもまりささまはいのちごいなんてみっともないまねぜず、うつくしくちってやるのぜ!!!!」
「ゆんっっっ!!!!まりさはゆっくりなのぜ!!!!にんげんごときのいのちなんてどうでもいいんだぜ!!!!」
「もし立場が逆になったらどうするのー?(棒)人間もゆっくりの命どうでもいいって言っちゃうかもよー?(ぼ(ry)」
「ゆはははは!!そんなことになるわけないのぜ!!!!もしなったとしてもまりささまはいのちごいなんてみっともないまねぜず、うつくしくちってやるのぜ!!!!」
ピッ
お兄さんは、さっき録音した音を流す。
「ゆっ?」
親まりさはまだわかっていないようだ。
「だから、これはさっきまりさが言ったことだろ?だから俺はお前を殺さないといけないんだけど。」
「ゆっ!?」
「ゆっ!?」
親まりさはようやく理解したようだ。
「なっ、なにをいってるんだぜええええ!!!いみのわからないことをいうななのぜえええええ!!!!」
(まずいんだぜ!!!あれはろくおんさんなのぜ!!!!ここはわすれたふりをしてごまかすんだぜ!!)
「……………。ていっ!」
(まずいんだぜ!!!あれはろくおんさんなのぜ!!!!ここはわすれたふりをしてごまかすんだぜ!!)
「……………。ていっ!」
必死でごまかす親まりさに再びキックをかます。
「ゆべえええええええええ!!!!」
「覚えてんだろ?俺はごまかせないぞ?それとももっと蹴られたい?」
「覚えてんだろ?俺はごまかせないぞ?それとももっと蹴られたい?」
お兄さんは軽く小突いただけなのだが、ボロボロの親まりさには十分のようだ。
「おぼえてないんd「ってい!」ゆがっっ!!!!」
「ほんとにおぼえt「ってい!」ぐげっっ!!!!」
「もうやめてくだs「ってゐ!」へぶっっ!!!!」
「ほんとにおぼえt「ってい!」ぐげっっ!!!!」
「もうやめてくだs「ってゐ!」へぶっっ!!!!」
お兄さんは何度も何度も蹴り続ける。
「覚えてんだろ?」
「なんにもおぼえt「覚えてんだろっっ!!??」
「なんにもおぼえt「覚えてんだろっっ!!??」
ダンッ!!
お兄さんは親まりさの目の前で思い切り足を振り下ろす。
「覚えてんだろ?」
「おぼえでばず……。」
(どうすればいいんだぜ……。どうすればこいつからにげられるんだぜ……。)
「おぼえでばず……。」
(どうすればいいんだぜ……。どうすればこいつからにげられるんだぜ……。)
親まりさはついに認めた。痛みのせいか、焦りのせいか、かなりの汗をかいているようだ。
「ああ、逃げられないよ?確実に殺すから。だってまりさが言ったんだもんね?」
お兄さんは満面の笑みで親まりさに問いかける。
「ひきょうなてをつかってはずかしくないのかぜ…?せいせいどうどうたたかうんだぜ…。」
(これならまりさにはてもあしもだせないはずだぜ……。)
「………まりさ種ってほんとにそれ好きだな。逆に清々しいわ。
まぁ答えるけど、全く恥ずかしくないよ?だってそれで勝てるんだし。まりさは使わないの?」
「ゆぎぎぎ………。」
(これならまりさにはてもあしもだせないはずだぜ……。)
「………まりさ種ってほんとにそれ好きだな。逆に清々しいわ。
まぁ答えるけど、全く恥ずかしくないよ?だってそれで勝てるんだし。まりさは使わないの?」
「ゆぎぎぎ………。」
予想外の言葉に戸惑う親まりさ。
「まりさはひきょうなてをつかわなくてもじゅうぶんつよいんだz「現在進行形で負けてるよ?」
「ひきょうなてはゆっくりできないんだz「俺はゆっくりしてるよ?それにまりさはボロボロで、とてもゆっくりしているようには見えないけど?」
「ゆーと…ゆーと…。」
(このままじゃころされるのぜ!!!なにかかんがえないと!!!)
「ひきょうなてはゆっくりできないんだz「俺はゆっくりしてるよ?それにまりさはボロボロで、とてもゆっくりしているようには見えないけど?」
「ゆーと…ゆーと…。」
(このままじゃころされるのぜ!!!なにかかんがえないと!!!)
なんとか言い訳を考える親まりさだが、所詮ゆっくり。人間に思考の面において、いや、全ての面において敵うはずがない。
自分が思いついた事をしゃべるだけで、その反論が来るとは思っておらず、言っては考え、言っては考えを繰り返す。
さらに、ゆっくりの考えることなぞみんな同じようなものなので、虐待をかなりしてきたお兄さんには瞬時で返されてしまう。
自分が思いついた事をしゃべるだけで、その反論が来るとは思っておらず、言っては考え、言っては考えを繰り返す。
さらに、ゆっくりの考えることなぞみんな同じようなものなので、虐待をかなりしてきたお兄さんには瞬時で返されてしまう。
「もういいだろ?お前今から死ぬの?これは俺が決めたんじゃなくて、まりさの意志だからね。」
お兄さんは予想通りの展開にかなりニヤついている。
「おでがいでず……。ころさないでくだざい……。」
(しにたくないんだぜ……。たすけてほしんだぜ…。)
「おっ!?いい感じになってきたな。……だから殺すって言ってるだろ。
お前は死ぬの。お前のせいでね。あの時、俺を見逃そうとしたら助けてやったのに。」
(しにたくないんだぜ……。たすけてほしんだぜ…。)
「おっ!?いい感じになってきたな。……だから殺すって言ってるだろ。
お前は死ぬの。お前のせいでね。あの時、俺を見逃そうとしたら助けてやったのに。」
親まりさの心の落ち込みようにご満悦のお兄さんは殴る仕草をして言う。
(まりさは……しぬ……の…?なんで……?にんげんのいえにはいったから……?まりさがへんなこといったから……?
どぼじで……?どぼじでなの……?まりさはしぬ?しぬ……。しぬ…しぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬ)
「あぁ、やっぱり良いなぁ……。この心の悲鳴を聞くのは……。」
どぼじで……?どぼじでなの……?まりさはしぬ?しぬ……。しぬ…しぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬ)
「あぁ、やっぱり良いなぁ……。この心の悲鳴を聞くのは……。」
死という現実に狂っていく親まりさの心を聞き、まるで大好物の苺を食べた時のような顔をしている。
(しぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬ)
「ゆへへへ……。まりさはしぬんだぜ……。ゆはっっ!!ゆはっははっはははははははっははは!!!!!」
「あ……、あれ…?」
「ゆへへへ……。まりさはしぬんだぜ……。ゆはっっ!!ゆはっははっはははははははっははは!!!!!」
「あ……、あれ…?」
今までにないくらいの声量で親まりさが笑い叫ぶ。それに対しお兄さんは戸惑ってしまう。
(しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪)
「ゆへえへへへへっへへへへへへへっへっへっへへへっへへへへへへ」
「あ……れー……、ちょっと狂うの早すぎない?どんだけ豆腐メンタルなんだよ。まるでSSの尺を気にs……げふんげふん」
「ゆへえへへへへっへへへへへへへっへっへっへへへっへへへへへへ」
「あ……れー……、ちょっと狂うの早すぎない?どんだけ豆腐メンタルなんだよ。まるでSSの尺を気にs……げふんげふん」
廃ゆになった親まりさに、お兄さんは落胆してしまう。
(しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪しーぬしぬまりさはしーーぬーー♪)
「ゆへえへへへへっへへへへへへへっへっへっへへへっへへへへへへ」
「んーー。失敗だなぁー。もう少し長く遊ぶつもりだったんだけど……。まさかこんなに精神の弱いやつだと思わなかったなぁ…。」
「まりさ……。どうしたの……?はやくくそじじいをせいっさいっしてね……?」
「おちょーしゃんどうちたの……?」
「おちょーしゃんはにゃんでわりゃってりゅんだじぇ……?」
「ゆへえへへへへっへへへへへへへっへっへっへへへっへへへへへへ」
「んーー。失敗だなぁー。もう少し長く遊ぶつもりだったんだけど……。まさかこんなに精神の弱いやつだと思わなかったなぁ…。」
「まりさ……。どうしたの……?はやくくそじじいをせいっさいっしてね……?」
「おちょーしゃんどうちたの……?」
「おちょーしゃんはにゃんでわりゃってりゅんだじぇ……?」
お兄さんはかなりショックを受けている。今まで親まりさを餌にして逃げ道を探していた親れいむも、あまりの親まりさの豹変ぶりに驚きを隠せない。
ちなみに、子れいみゅは親れいむが親まりさを助ける方法を探していると思い、親れいむの後を追っていた。子まりちゃは親まりさの命乞いに驚き固まっていた。
もう一つちなみに、この部屋は既にお兄さんが出口を全部封鎖しているので、ゆっくりごときでは出ることはできない。
まずは親まりさからと決めていたお兄さんは、他の3匹を無視していたようだ。
ちなみに、子れいみゅは親れいむが親まりさを助ける方法を探していると思い、親れいむの後を追っていた。子まりちゃは親まりさの命乞いに驚き固まっていた。
もう一つちなみに、この部屋は既にお兄さんが出口を全部封鎖しているので、ゆっくりごときでは出ることはできない。
まずは親まりさからと決めていたお兄さんは、他の3匹を無視していたようだ。
「あーあー。なんか冷めちまったなー。もう殺しておく『ピリリりりりり♪』か…ん?」
今回の虐待に飽きてしまったお兄さんが親まりさを殺そうとすると、携帯が鳴った。
「誰だー?って加工所かよー……。今日は休みだろー……。」
急な職場からの電話にお兄さんはさらに落ち込む。まぁ、無視するわけにもいかないので、虐待を行っていた部屋から出て、電話にでた。
ピッ
「もしもし。……。はい、家にいますけど……。えっ?駆除ですか……?でも今日は休日だし、れみりゃ部隊だけ連れていけば…。」
れみりゃ部隊とは、加工所が駆除用に飼育している肉まん達のことだ。
「えっ?そうもいかないって……なんでですか…?………………ドスが2体?一つの群れに?それ本当ですか?
…………はい。……はい。………わかりました。すぐに向かいます。」
…………はい。……はい。………わかりました。すぐに向かいます。」
ピッ
「一つの群れにドスが2体かー。自然発生にしては例がないし、人為的なものか……?
まぁいいや。とりあえず行かないと。っっと、その前に……。」
まぁいいや。とりあえず行かないと。っっと、その前に……。」
電話を切ると、お兄さんは再び虐待を行っていた部屋に戻る。
「ゆへえへへへへっへへへへへへへっへっへっへへへっへへへへへへ」
「おちょーしゃんちっかりちてよーー!!!」
「おちょーしゃんはしゃいきょーなんだじぇえええ!!!ゆへへへへへへ!!!」
「今だよ!!!!くそじじいはど…おそらをとんでるみたい!!」
「おちょーしゃんちっかりちてよーー!!!」
「おちょーしゃんはしゃいきょーなんだじぇえええ!!!ゆへへへへへへ!!!」
「今だよ!!!!くそじじいはど…おそらをとんでるみたい!!」
ドアを開けると親れいむは即座に逃げようとしたが、お兄さんにリボンを掴まれ持ち上げられてしまった。
子れいみゅは親まりさに呼びかけており、子まりちゃは親まりさの横で同じように笑っている。
子れいみゅは親まりさに呼びかけており、子まりちゃは親まりさの横で同じように笑っている。
「お前重いなー。運動しろよ。つか、なんで子まりさまでそうなってんだ。どうなってんだよこの家族は。
まぁいいや。急な用事ができたから、お前ら殺すのは帰ってきてからな。
子れいみゅは使えそうだし、あいつに渡すか。俺じゃもう躾られねーだろうし。」
「なにいってるの???さっさとれいむをはなしてね!!!!!」
まぁいいや。急な用事ができたから、お前ら殺すのは帰ってきてからな。
子れいみゅは使えそうだし、あいつに渡すか。俺じゃもう躾られねーだろうし。」
「なにいってるの???さっさとれいむをはなしてね!!!!!」
お兄さんは親れいむを無視し、透明の箱に子れいみゅ以外を入れて、別の部屋に向かう。
「まっちぇ!!!れいみゅをおいちぇきゃないぢぇええ!!!」
「ゆっがあああああ!!!!ここからだせくそじじいいいいいい!!!!なんであいつだけほっとくんだあああああ!!!!」
「ゆへへへへへへへへっへへへへ」
「ゆううう……。おにぇーちゃん……。」
「ゆっがあああああ!!!!ここからだせくそじじいいいいいい!!!!なんであいつだけほっとくんだあああああ!!!!」
「ゆへへへへへへへへっへへへへ」
「ゆううう……。おにぇーちゃん……。」
親れいむは本当におちびちゃんのことはどうでもいいようだ。子まりちゃは乱暴に投げ入れられたので、意識がはっきりし、姉と離れ離れになっていることに不安を覚えている。
「さあーて、どこに置いとこうか……あれ?」
お兄さんは透明な箱を持って別の部屋に入るとあるものを見つける。
「これ、死んでるなぁ…。………………………あ!そういえば仕事終わってすぐ虐待できるようにって捕まえといたんだっけ。
完全に忘れていたでござる。悪いことしたなぁ…。っっと、んなことより急がないと!」
完全に忘れていたでござる。悪いことしたなぁ…。っっと、んなことより急がないと!」
どうやら捕まえていた虐待用ゆっくりを忘れていたようだ。準備しておくのはしっかりしているが、忘れてしまうとは、やはりどこか抜けているようだ。
「ゆぎいいいいいい!!!くざいいいいいいいい!!!!」
「ゆへへへへへへhっへへへへへっへっへっへえっへ」
「くちゃいよぉぉ……。おにぇーちゃんどこにゃんだじぇぇ……。」
「じゃ、俺は急ぐから!!大丈夫!!!今度はちゃんと覚えておくから!!!安心しろ!!!!」
「ゆへへへへへへhっへへへへへっへっへっへえっへ」
「くちゃいよぉぉ……。おにぇーちゃんどこにゃんだじぇぇ……。」
「じゃ、俺は急ぐから!!大丈夫!!!今度はちゃんと覚えておくから!!!安心しろ!!!!」
そう言うとお兄さんはそそくさと出て行った。
「ゆがあああああああ!!!!まてええええええええ!!!!くそじじいいいいいいいいい!!!!
れいむをここからだせええええええええ!!!」
「ゆへへへへへへへへhっへえへへへへhっへへ」
「おにゃきゃへっちゃのじぇぇ……。」
れいむをここからだせええええええええ!!!」
「ゆへへへへへへへへhっへえへへへへhっへへ」
「おにゃきゃへっちゃのじぇぇ……。」
ドアを閉めると、親れいむの叫び声が部屋の中で響くだけになった。
お兄さんはすぐに出かける準備をし、子れいみゅを連れて車に乗った。
お兄さんはすぐに出かける準備をし、子れいみゅを連れて車に乗った。
「にんぎぇんしゃん、どきょいきゅにょ?いもーちょちゃちは?」
「んー?お前は今から飼いゆっくりになるために頑張るんだよー。家族はゲスだったから処分されるよー。」
「んー?お前は今から飼いゆっくりになるために頑張るんだよー。家族はゲスだったから処分されるよー。」
お兄さんは運転しながら答える。虐待していた時とは違い、本当に穏やかな口調だ。
「みんにゃはげしゅじゃにゃいよ?………………にんぎぇんしゃん?」
お兄さんは何も喋らなくなった。これ以上話をしても意味がないと判断したようだ。
……………………。
子れいみゅを知り合いのブリーダーに渡したお兄さんは、駆除の対象である群れがいる山に向かった。
お兄さんの家から車を走らせて約50分ほどすると目的地に着いた。
れみりゃ部隊はもう到着しているようだ。
お兄さんの家から車を走らせて約50分ほどすると目的地に着いた。
れみりゃ部隊はもう到着しているようだ。
「あれっ?お前らだけ?誰かいないのか?」
「うー☆、おにいさんひさしぶりなんだどー。にんげんさんはうんてんしゅさんしかいないど?それとひさしぶりにすーりすーりしてほしんだどー。」
「うー☆、おにいさんひさしぶりなんだどー。にんげんさんはうんてんしゅさんしかいないど?それとひさしぶりにすーりすーりしてほしんだどー。」
この胴付れみりゃはれみりゃ部隊のリーダーで、お兄さんの教育を受けたプラチナマーク付だ。
お兄さんに対してはかなりの甘えん坊だが、数の多いれみりゃ部隊をまとめるリーダーシップも持ち合わせている。
ちなみに運転手さんとは、れみりゃ部隊をトラックで運ぶ人のことだ。運転手さんはその名の通り運転しかせず、駆除には参加しない。
お兄さんに対してはかなりの甘えん坊だが、数の多いれみりゃ部隊をまとめるリーダーシップも持ち合わせている。
ちなみに運転手さんとは、れみりゃ部隊をトラックで運ぶ人のことだ。運転手さんはその名の通り運転しかせず、駆除には参加しない。
「まさか……俺だけ……?…マジでありえないんですけどー。あたい、ハメられちゃったのかなー?それとすーりすーりはしない。」
現場の一番近くに住んでいたお兄さんだけしか来ていないようだ。実際は駆除には数人の人が必要なのだが、お兄さんは運動神経がかなり良く、一人で数人分動くことができる。
このことを知っている同僚は、『あいつ一人でいいんじゃないかな?今日は休日だし、一人が犠牲になり、多くの人が休むべきだ』という理由でサボっている。
信頼されているのか、いいように扱われているのかわからない、なんとも可哀想なお兄さんである。
このことを知っている同僚は、『あいつ一人でいいんじゃないかな?今日は休日だし、一人が犠牲になり、多くの人が休むべきだ』という理由でサボっている。
信頼されているのか、いいように扱われているのかわからない、なんとも可哀想なお兄さんである。
「まぁいいか……。どうせサボってんだろうし、今度おごらせるか。
んで、れみりゃ、群れの状態は?」
んで、れみりゃ、群れの状態は?」
早速諦めのついたお兄さんは胴付れみりゃに現在の状況を聞いた。
「うー…、むれのきぼはちいさいんだどー。こども、おとなあわせても70もいないんだどー。
でも、ドスがにひきもいるからちゅういするんだどー。あとすーりすーりがだめなら、あたまをなーでなーでしてほしいんだどー。」
「なるほどな。普通なら駆除対象になるような群れじゃないが、ドスが2体もいると話は別だな。
なーでなーではしないが、ボーコボーコにしてもいいぞ。」
「うー……、ひどいんだどー……。」
でも、ドスがにひきもいるからちゅういするんだどー。あとすーりすーりがだめなら、あたまをなーでなーでしてほしいんだどー。」
「なるほどな。普通なら駆除対象になるような群れじゃないが、ドスが2体もいると話は別だな。
なーでなーではしないが、ボーコボーコにしてもいいぞ。」
「うー……、ひどいんだどー……。」
落ち込む胴付れみりゃをよそに、お兄さんは顎に手を当て、少し考える。
(………ドスが2体。しかもこんな小規模な群れに……。こりゃなにかあるな…。れみりゃ達に駆除させる前に調べないと。)
「……、れみりゃ。お前らは群れを取り囲んで待機しとけ。まずは俺が一人で様子を見てくる。」
「……、れみりゃ。お前らは群れを取り囲んで待機しとけ。まずは俺が一人で様子を見てくる。」
お兄さんはしばしの思考の後、少し真剣な顔で胴付れみりゃに命令する。
「でもそれじゃおにいさんがあぶないんだどー。ドスが2ひきいるんだどー。」
「だからお前らを待機させるんだろ。第一、俺がドスにやられるわけないだろ。」
「だからお前らを待機させるんだろ。第一、俺がドスにやられるわけないだろ。」
お兄さんは何度もドスを駆除している。たとえドススパークやのしかかりを不意打ちでしてきても、お兄さんには当たらない。
お兄さんは自分に向けられた他人、他ゆんの感情を読み取る事に長けている。特に、殺気に対しては敏感だ。
それに加え、かなりの身体能力を兼ね備えているので、ゆっくりどころか、人間ですら、お兄さんを傷つけるのは困難なのだ。
お兄さんは自分に向けられた他人、他ゆんの感情を読み取る事に長けている。特に、殺気に対しては敏感だ。
それに加え、かなりの身体能力を兼ね備えているので、ゆっくりどころか、人間ですら、お兄さんを傷つけるのは困難なのだ。
「危なくなったら合図するから……、ほら早く行った行った。」
「うー…、わかったんだどー。きをつけるんだどー。
………みんなー、さくせんかいしなんだどー!!!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「うー…、わかったんだどー。きをつけるんだどー。
………みんなー、さくせんかいしなんだどー!!!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
胴付れみりゃの号令をきっかけに、トラックから20匹ほどのれみりゃが元気な掛け声と共に飛び出してくる。
「じゃあ、俺は先行っとくぞ。一匹も逃げられないようにしろよ。」
そう言うとお兄さんは車からリュックと小さなおもちゃの拳銃を取り出すと、群れの場所に行くため、綺麗に紅葉した森の中を進んでいった。
「いってらっしゃいなんだどー!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
……………………。
胴付れみりゃの指示をする声が聞こえなくなって約5分、お兄さんは森の中を進んでいた。
「綺麗な紅葉だなー。写真でも撮っとくかな……ん?」
(れみ…………くさんいる………、かく……きゃ……。)
(れみ…………くさんいる………、かく……きゃ……。)
のんきに携帯を構えていたお兄さんは、すこし聞き耳を立てる。
(このちか………みりゃはいない……なのに……。いそ…でおうちにもど……。やっぱり………………ないとつらいなぁ……。)
「少し遠いな……。でもこれは通常種じゃないな……。希少種の報告はないし、群れとは関係ないか……。」
「少し遠いな……。でもこれは通常種じゃないな……。希少種の報告はないし、群れとは関係ないか……。」
お兄さんは心の声をたくさん聞いてきたので、心の声で人間、通常種のどの種類かを判断できる。
だが、希少種は絶対数が少ないので、心を読む機会が少ない。なので未だに判別はつかない。
だが、希少種は絶対数が少ないので、心を読む機会が少ない。なので未だに判別はつかない。
「まぁ…ほっといてもいいかな。」
……………………。
さらに進むこと5分。やっと群れを発見した。
「あった、あった。ここだな。れみりゃ達はどうだー?」
群れを発見したお兄さんは、一度足を止め、れみりゃ達がいるか確認する。
(おにいさんだいじょうかなぁ?しんぱいなんだどー……。おにいさんになにかあったらぜんいんくるしめてころすんだどー)
(*1)))))))))))))))))))
「ちゃんといるな。よし!じゃあ行ってみますか!」
(*1)))))))))))))))))))
「ちゃんといるな。よし!じゃあ行ってみますか!」
確認が取れると、お兄さんは群れの中に入っていった。
……………………。
「ドスううううううううう!!!!たいへんだよおおおおおお!!!!」
大きな声で叫びながら、ちぇんがドスのおうちに駆け込んできた。
「ゆああああん???!!!なんなのぜ???!!!ドスたちはいましょくじちゅうなのぜ!!!」
「まったく……。ぜんぜんゆっくりしてないのぜ……。なにがあったんだぜ…?」
「まったく……。ぜんぜんゆっくりしてないのぜ……。なにがあったんだぜ…?」
おうち、大きめの洞窟のなかには2~3Mほどのドスが2体おり、食事を邪魔されたことに腹を立てている。
「それがたいへんなんだよおおおおお!!!!にんげんがきたんだよおおおおお!!!」
「にんげんさん……?さっそくおやさいさんをけんじょうしにきたの?」
「にんげんさん……?さっそくおやさいさんをけんじょうしにきたの?」
ドスが2体もいることもあり、人間が来た程度では驚かないようだ。
「ちがうんだよおおおお!!!!にんげんがドスにあわせろっていってみんなをころしてるんだよおおおおおお!!!」
「「ゆっ!!!!」」
「「ゆっ!!!!」」
しかし、人間が暴力行為を働くことにはかなり驚いたようだ。
……………………。
「よくもやってくれたみょん!!!!くそにんげん!!!!みょんのはくろーけんをゆぶええっっっ!!!」
「早くこないかなー。このままじゃ、俺一人で全滅させちまいそうだ。」
「早くこないかなー。このままじゃ、俺一人で全滅させちまいそうだ。」
お兄さんはドスが来るのを待ちながら、群れのゆっくり達を駆除していた。
殺してはいるが、群れのゆっくりに逃げられないように、動かず、かつ、最小限の攻撃をし、群れのゆっくりに勝機があるように思わせている。
殺してはいるが、群れのゆっくりに逃げられないように、動かず、かつ、最小限の攻撃をし、群れのゆっくりに勝機があるように思わせている。
「「なにしてるんだぜええええええ!!!!!」」
「おっ!」
「おっ!」
大きな叫び声と共に現れたドス2体に、お兄さんは喜びの表情を浮かべる。
「よくもやってくれたな!!!!くそにんげん!!!さっそくドスがせいっさいっしてやるううう!!!!」
「ばかなにんげんだね!!!!こっちはドスがふたりもいるんだよ!!!!」
「ばかなにんげんだね!!!!こっちはドスがふたりもいるんだよ!!!!」
今にも飛びかかってきそうな勢いのドスに対し、お兄さんは冷静に言った。
「いやいや、先に攻撃してきたのはそっちだしね。正当防衛だよ。俺は君たちと仲良くなりたくて来たんだ。
ほら。証拠のあまあまだよ。」
ほら。証拠のあまあまだよ。」
お兄さんは持ってきたリュックから、大量のお菓子を取り出した。
「ゆっ!!!!だっっだまされないのぜええええ!!!!そんなわけないのぜええええ!!!!」
(あれはあまあまだよ!!!!せいっさいっよりもはやくたべたいよ!!!!)
「そうなんだぜ……?なっっならいただくんだぜ……。」
(ゆへへへ。らっきーだよ。むれのなんゆんかしんだだけであまあまがたべられるよ!!!!)
(あれはあまあまだよ!!!!せいっさいっよりもはやくたべたいよ!!!!)
「そうなんだぜ……?なっっならいただくんだぜ……。」
(ゆへへへ。らっきーだよ。むれのなんゆんかしんだだけであまあまがたべられるよ!!!!)
ドスが2体いることで自分達が新世界の神とでも思っているのか、この2匹、かなりのゲスのようだ。
「うっわー……。めちゃくちゃ簡単に釣れたなー。もう少し群れを大切にしようとしろっての。
こんな馬鹿なドス初めてだな。やっぱ2体いるせいかな。」
こんな馬鹿なドス初めてだな。やっぱ2体いるせいかな。」
ドスのクズっぷりに若干引いたお兄さんはお菓子をリュックに戻すと、話を続けた。
「……はい。このお菓子を食べるのは俺の話を聞いてからね。」
「さっさとわたすんだぜええええ!!!!」
「………………。」
(こっちはふたりいるけど、にんげんさんはにげあしがはやいよ。このきょりじゃにげられちゃうよ。
ドススパークじゃおかしごとせいっさいっしちゃうよ……。)
「さっさとわたすんだぜええええ!!!!」
「………………。」
(こっちはふたりいるけど、にんげんさんはにげあしがはやいよ。このきょりじゃにげられちゃうよ。
ドススパークじゃおかしごとせいっさいっしちゃうよ……。)
片方は心からお菓子を欲し、もう片方は黙り込み考えを巡らす。
「おお、片方は頭が回るみたいだな。まったくもってその通りだ。言う手間が省けたよ。
んでっ、どうだ?ちょっと話を聞くだけであまあまが食べられるんだぞ?」
んでっ、どうだ?ちょっと話を聞くだけであまあまが食べられるんだぞ?」
お兄さんは相手を刺激しないような優しい口調で話す。
「おまえをころせばいいだけなんだz「しんドス!!!!おちつくんだぜ!!!!」
未だに高圧的な態度をとるドスに、もう片方のドスが止めにはいった。
「ここはにんげんさんのいうことをきくんだぜ!!!!」
「はああああああ!!!???なにいってるんだぜええええ!!!???」
「そうだよ!!!きゅうドス!!!はやくこのくそにんげんをせいっさいっしてよ!!!!」
「しんドス?きゅうドス?…………あぁ、新ドスと旧ドスってことね。わかりやすいな。」
「はああああああ!!!???なにいってるんだぜええええ!!!???」
「そうだよ!!!きゅうドス!!!はやくこのくそにんげんをせいっさいっしてよ!!!!」
「しんドス?きゅうドス?…………あぁ、新ドスと旧ドスってことね。わかりやすいな。」
旧ドスの突然の言葉に、新ドスは怒り心頭のようだ。周りのゆっくりも納得していない。
お兄さんは新旧の呼び分けに感心しつつ、事の成り行きをみるつもりだ。
お兄さんは新旧の呼び分けに感心しつつ、事の成り行きをみるつもりだ。
「たしかにこのにんげんさんはみんなをえいえんにゆっくりさせちゃったよ!!!!
でもそれはこっちもすこしだけわるいよ!!!!このにんげんさんはみんなにあまあまをもってきただけだよ!!!!
それをかんちがいしてこうげきしたゆっくりはしかたないよ!!!!かわいそうだけど、いまみんなができることは
えいえんにゆっくりしたみんなのためにあまあまをたべて、ゆっくりすることだよ!!!!!
だからこのにんげんさんにはさらにおおくのあまあまをもってこさせることでゆるしてあげるよ!!!!」
でもそれはこっちもすこしだけわるいよ!!!!このにんげんさんはみんなにあまあまをもってきただけだよ!!!!
それをかんちがいしてこうげきしたゆっくりはしかたないよ!!!!かわいそうだけど、いまみんなができることは
えいえんにゆっくりしたみんなのためにあまあまをたべて、ゆっくりすることだよ!!!!!
だからこのにんげんさんにはさらにおおくのあまあまをもってこさせることでゆるしてあげるよ!!!!」
旧ドスはキリッとした表情で言い終えた。すると、黙って聞いていた周りのゆっくり達が口を開きだした。
「さすがドス……。かんっだいっなんだぜ………。」
「むきゅー、ドスはすごいわ……。それならみんなすくわれるわ……。」
「ちぇんはみんなのぶんまでゆっくりするよー」
「れいむのあまあまは???!!ねえ!!!??れいむのあまあまは???!!!!」
「ドスがそういうならしかたないみょん……。」《ちんぽ、ちんぽ、ちーんぽ、びっぐまら……。》←訳
「みょん。いってることとやくされてることがぎゃくよ………。」
「ゆぎぎぎ……。」
「むきゅー、ドスはすごいわ……。それならみんなすくわれるわ……。」
「ちぇんはみんなのぶんまでゆっくりするよー」
「れいむのあまあまは???!!ねえ!!!??れいむのあまあまは???!!!!」
「ドスがそういうならしかたないみょん……。」《ちんぽ、ちんぽ、ちーんぽ、びっぐまら……。》←訳
「みょん。いってることとやくされてることがぎゃくよ………。」
「ゆぎぎぎ……。」
新ドスは納得していないようだが、周りは賛成一色なので、反論できないようだ。
(ゆふふふふ。これであまあまがたべられるよ。くそにんげんはあとでゆだんしたときにでもころせば、しんドスもなっとくするよ!!
きゅうドスったら、かしこくってごめーんねっ☆)
きゅうドスったら、かしこくってごめーんねっ☆)
旧ドスは完全勝利したような顔をしている。
「旧ドスの方は頭の回転が良いな。なかなか良い餡子が取れそうだ。
……じゃあ、話を聞いてくれるね?」
「なんでもきいてね!!!!さっさときいてね!!!!」
……じゃあ、話を聞いてくれるね?」
「なんでもきいてね!!!!さっさときいてね!!!!」
旧ドスは自分の完璧()な作戦に絶対の自信があり、あまあまが食べられると確信しているのか、かなり急かしてくる。
「まぁー、そう焦るな。聞きたいことは新ドスがドスになる前に、ここに人間が来たかどうかなんだが、覚えてるか?」
「ゆぐっっ!!!!」
「ゆぐっっ!!!!」
先ほどの余裕っぷりが一転、かなり動揺しているようだ。
「なっっなんのことかわからないんだぜ………。」
(あのくろいにんげんさんたちはなにもいうなっていってたのぜ……。)
(あのくろいにんげんさんたちはなにもいうなっていってたのぜ……。)
旧ドスの心の声に、お兄さんの口元が少し緩む。
「そうだなー。例えば、黒い服の人間が新ドスに何かしていった、とかいうことはなかったか?」
「ゆっっ!!!!」
「ゆっっ!!!!」
お兄さんは何も知らないように、とぼけた口調で話す。
「そ………そんなこと……なかったんだぜ……。」
(なっっなんでわかったんだぜ?しんドスにちくちくさんをさしたことをしっているのかぜ……?!)
(なっっなんでわかったんだぜ?しんドスにちくちくさんをさしたことをしっているのかぜ……?!)
旧ドスは全く動揺を隠せず、冷や汗を垂れ流し、目が北島康○並に泳いでいる。
(ちくちくさん…?注射の事か……?後は……。)
「もし新ドスに何かしていったとしたら、どんな人間でどんな目的を持ってるんだろうな?
旧ドスはどう思う?」
「ゆううう……。」
「もし新ドスに何かしていったとしたら、どんな人間でどんな目的を持ってるんだろうな?
旧ドスはどう思う?」
「ゆううう……。」
お兄さんは少し考え、またも同じような口調で話す。
「ゆ、ゆっと、よくわからないんだぜ……。」
(にんげんさんたちはばらせばかこうじょをよぶといってすぐかえったのぜ……。
たぶんばらすなっていったのは、ドスがふたりもいるとほかのむれがしっとするからなのぜ!!)
(にんげんさんたちはばらせばかこうじょをよぶといってすぐかえったのぜ……。
たぶんばらすなっていったのは、ドスがふたりもいるとほかのむれがしっとするからなのぜ!!)
(知らないみたいだな………。もういいか。十分だ。れみりゃ達も腹空かしてるだろうし。)
お兄さんは、ふぅ…っとため息をつくと、おもちゃの拳銃をポケットから取り出した。賢者タイムというわけではない。
「ゆっっ?話は終わりかぜ?じゃああまあm『パンッ、パンッ』ゆぎっ!!!」
「ゆぎゃっっ!!!」
「ゆぎゃっっ!!!」
お兄さんは、新ドス、旧ドスに対し一発ずつ発泡すると、今度は首からぶら下げていた笛を吹いた。
ピイィィィィィィィィィィィィィィィィ
「あいずだどー!!!!みんないくどーー!!!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うーー☆うーー☆」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
笛を吹くと、お兄さん達の四方八方かられみりゃの声が響く。
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「れ、れみりゃだああああああああ!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「「なんなんだぜええええええ!!!!!」」
「「なんなんだぜええええええ!!!!!」」
群れのゆっくりは一斉に叫び、新旧ドスは急なれみりゃの大群に体を動かすことができない。
否。原因はれみりゃではない。
否。原因はれみりゃではない。
「「からだがうごかないんだぜえええええええ!!!」」
「そりゃそうだ。加工所特製急性餡子硬化剤だからな。2日くらい動けねーよ。」
「そりゃそうだ。加工所特製急性餡子硬化剤だからな。2日くらい動けねーよ。」
そう。さっきおもちゃの拳銃から放たれた弾だった。急性餡子硬化剤入りの弾は、ゆっくりに当たれば、ものの数秒で運動に必要な餡子を固まらせ、動けなくするものだ。
「よぐもだましたなああああああ!!!ごろしてやるうううううう!!!!!」
「なんでうごけないんだぜええええええ!!!!しになくないんだぜええええええ!!!!!!!」
「なんでうごけないんだぜええええええ!!!!しになくないんだぜええええええ!!!!!!!」
旧ドスは状況を把握しすぐさまお兄さんを殺そうとするが、体が全く動かない。話すことはできるが、ドススパーク用のキノコまで舌が届かない。
新ドスはれみりゃから逃げようとするが、やはり体が動かない。大勢のれみりゃとはいえ、これほど怯えるのはドスになってから日が浅いのだろう。
新ドスはれみりゃから逃げようとするが、やはり体が動かない。大勢のれみりゃとはいえ、これほど怯えるのはドスになってから日が浅いのだろう。
「あっ!俺一人でどうやってドスの餡子持って帰るんだよ。
…………れみりゃ達に食べさせても問題ないよな?」
…………れみりゃ達に食べさせても問題ないよな?」
ドスの餡子はまだまだ研究しなければならないとの声があがり、数年前にドスの餡子は持ち帰ることが義務付けられた。
同時期に希少種も発見次第連れ帰れと言われたこともあったが、乱獲が原因でさらに希少種の数が減ってしまうということで現在は行われていない。
お兄さんは今までキチンと守ってきていたが、今回は一人。しかも休日ということもあり、ずいぶん投げやりになっている。
同時期に希少種も発見次第連れ帰れと言われたこともあったが、乱獲が原因でさらに希少種の数が減ってしまうということで現在は行われていない。
お兄さんは今までキチンと守ってきていたが、今回は一人。しかも休日ということもあり、ずいぶん投げやりになっている。
「れみりゃ達が勝手に食べちゃったことにしよう。喋れるのはお前だけだし、バレないだろ。
俺は悪くねぇ……。俺は悪くねえ!!!!というわけでよろしくな。」
「はいはい、わかったんだどー。そのかわりあとですーりすーりしてもらうんだどー。」
「はいはい、やりますよーと。」
俺は悪くねぇ……。俺は悪くねえ!!!!というわけでよろしくな。」
「はいはい、わかったんだどー。そのかわりあとですーりすーりしてもらうんだどー。」
「はいはい、やりますよーと。」
盛大に言い訳をかましたお兄さんに呆れつつ、胴付れみりゃはみんなにドスも食べていいと指示を出す。
「やめろおおおおおお!!!!!きたらころすぞおおおお!!!!!いだいいいいいいいい!!!!
あんこさんをすうなあああああ!!!!!!やめっっっっ!!!!!があああああああ!!!!!」
「こっちにこないでね!!!!まりさはおいしくないよ!!!!!たべるなら、あっちのドスをぎゃあああああああああ!!!!
いだいいいだいいいい!!!!やめでえええええ!!!!!しにたくないよおおおおお!!!!!」
あんこさんをすうなあああああ!!!!!!やめっっっっ!!!!!があああああああ!!!!!」
「こっちにこないでね!!!!まりさはおいしくないよ!!!!!たべるなら、あっちのドスをぎゃあああああああああ!!!!
いだいいいだいいいい!!!!やめでえええええ!!!!!しにたくないよおおおおお!!!!!」
胴付れみりゃの指示を聞くと数匹のれみりゃがドス達に喰らいつく。相当腹が減っていたようだ。
「やべろおおおおおお!!!!!ほかのやつをくええええええ!!!!!だれかドスをたすけろおおおおお!!!!」
「やめでぐだざいいいいいい!!!!ほんとにしんじゃうよおおおお!!!
もうやべでぐだざっっっい”き”い”い”………もっとゆっくりしたかっ………。」
「やめでぐだざいいいいいい!!!!ほんとにしんじゃうよおおおお!!!
もうやべでぐだざっっっい”き”い”い”………もっとゆっくりしたかっ………。」
旧ドスは般若の形相で叫び続ける。しかし、ものすごい顔のわりに体が一切動いていないので、かなりシュールな絵になっている。
新ドスは体の中を食べ進んでいたれみりゃに中枢餡を食べられ、死んでしまった。
新ドスは体の中を食べ進んでいたれみりゃに中枢餡を食べられ、死んでしまった。
「まりさをたべるならこっちのれいむをたべてね!!!」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおお!!!!!」
「まりさはまだしにたくないのぜ!!!れいむがおとりにnゆぎゅあああああ!!!!」
「ふんっっ!!いい気味だよっっ!!!れいむはゆっくりにげrゆぐがあああああ!!!!」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおお!!!!!」
「まりさはまだしにたくないのぜ!!!れいむがおとりにnゆぎゅあああああ!!!!」
「ふんっっ!!いい気味だよっっ!!!れいむはゆっくりにげrゆぐがあああああ!!!!」
「ここはみょんがちんぽ!!!だからありすはにげちんぽっぽ!!!」《ちーんぽちんぽくいとめるみょん!!!ちんぽぺにすびっぐまぐなるみょん!!!》←訳
「もういってることとやくされてることがごっちゃになっていみわからないわよおおおお!!!!しかもこっちきてるうううう!!!!」
「「ゆぎゃああああああ!!!!」」《かなりでかいおいなりさん!!!!》←訳
「もういってることとやくされてることがごっちゃになっていみわからないわよおおおお!!!!しかもこっちきてるうううう!!!!」
「「ゆぎゃああああああ!!!!」」《かなりでかいおいなりさん!!!!》←訳
「ちぇんはに”ゃああああああああ!!!!まだなにもいってないよおおおおお!!!!」
「えれえれえれえれえれえれえれえれ」
「今日は早く帰れそうだなー。「うあーーー!!」ん?」
群れがカオスな状態の中、一匹のれみりゃが悲鳴を上げる。
見ると一匹のみょんがれみりゃを木の枝で切り裂いていた。
見ると一匹のみょんがれみりゃを木の枝で切り裂いていた。
「なんだぁ?」
さらによく見るとそのみょんはまるできめぇまるのような動きでれみりゃ達をかく乱している。
「素早いみょんだなぁ。ありゃ、れみりゃじゃ厳しいかな。」
そう言うとお兄さんは、きめぇまるもどきの如き動きをするみょんに近づいていった。
「おお、おそいおそい。みょん。ぜんいんかえりうちにしてあげますよ。みょん。」
「語尾の使い方が下手だな。」
「語尾の使い方が下手だな。」
冷静に突っ込むお兄さんだが、内心かなり驚いている。
速い動きの嫌いなゆっくりは、きめぇまるの動きを見るだけで餡子を吐いてしまうほどだ。
それなのに、そのみょんの動きはきめぇまるの動きをそっくりそのままトレースしているようだった。
速い動きの嫌いなゆっくりは、きめぇまるの動きを見るだけで餡子を吐いてしまうほどだ。
それなのに、そのみょんの動きはきめぇまるの動きをそっくりそのままトレースしているようだった。
「おお、あらてあらて。みょん。こんどはにんげんさんがみょん。あいて?」
「もう語尾を付けるのはやめたらいいんじゃないか?」
「おにいさん!!!そいつほんとうにはやいんだどー!!!!あぶないんだどー!!!!」
「もう語尾を付けるのはやめたらいいんじゃないか?」
「おにいさん!!!そいつほんとうにはやいんだどー!!!!あぶないんだどー!!!!」
胴付れみりゃが警告するが、きめぇみょんはお兄さんの周りをグルグル回り始める。
「おお、かいてんかいてん。あなたにこのうごきがみえますか?みょん。みょん。」
「そうきたか……。二つの意味で。」
(しかし、本当に速いな……。どうなってんだ……。黒い服の連中が関係してんのか?)
「そうきたか……。二つの意味で。」
(しかし、本当に速いな……。どうなってんだ……。黒い服の連中が関係してんのか?)
きめぇみょんに探りを入れようとするお兄さんより、きめぇみょんが先に動く。
「おお、とつげきとつげき。これでもくらいなさい。みょん。みょぐええええ!!!!」
「あっ……。」
「あっ……。」
きめぇみょんは後ろから木の枝で串刺しにしようとしたが、それを読んでいたお兄さんの後ろ蹴りが命中。
さらに、きめぇみょんの咥えていた枝にクリーンヒットし、きめぇみょんが串刺しになってしまった。
さらにさらに、見事中枢餡に会心の一撃。きめぇみょんは即死した。
さらに、きめぇみょんの咥えていた枝にクリーンヒットし、きめぇみょんが串刺しになってしまった。
さらにさらに、見事中枢餡に会心の一撃。きめぇみょんは即死した。
「おいおい…。結局なんだったんだ…。この群れのみょんはギャグ担当か?」
「おにいさんだいじょうぶ?それにもうたべおわっちゃったんだどー」
「おにいさんだいじょうぶ?それにもうたべおわっちゃったんだどー」
お兄さんがきめぇみょんと戯れているうちに駆除は終わったようだ。
……………………。
「ゆがああ……。だれか……たすけろぉぉ……。」
結局旧ドスは食べきれなかったようで、その場に置いて行くことにした。
……………………。
「うあー☆うあー☆うーーうーー☆」
「…………。」
(ずるいんだどー………。)
「もう元気みたいだな。よかったよかった。よしよーし」
「…………。」
(ずるいんだどー………。)
「もう元気みたいだな。よかったよかった。よしよーし」
上から順に説明すると、きめぇみょんにやられたれみりゃがお兄さんに手厚く看護され、抱っこされながら撫でられてるのをかなり喜んでおり、
胴付れみりゃがそれを見て、声には出さないが、かなり羨ましそうにしており、
その胴付れみりゃの内心を知りながら、わざと大げさに甘やかしているお兄さんという構成だ。
胴付れみりゃがそれを見て、声には出さないが、かなり羨ましそうにしており、
その胴付れみりゃの内心を知りながら、わざと大げさに甘やかしているお兄さんという構成だ。
「おにいさん、そろそろやくそくのすーりすーりしてほしんだどー。」
「えー、どうしよっかなー?」
「うあー☆うあー☆」
「えー、どうしよっかなー?」
「うあー☆うあー☆」
意を決して言った胴付れみりゃに対し、お兄さんはとぼけた口調で話し、さらに抱いてるれみりゃを撫で回すという返事をかえした。
「うーーー、ドスをもちかえらなかったことばらすんだどおおおおおおお!!!!」
そんなお兄さんに怒りが有頂天になったのか、胴付れみりゃは涙を流しながら叫ぶ。
「あっはっはっは!!ごめんごめん!!ちょっとやりすぎたな。………もう大丈夫だろ?トラック入りな。
ほら、れみりゃ、おいでー。」
ほら、れみりゃ、おいでー。」
さすがにまずいと思ったお兄さんは、れみりゃをトラックに入れ、胴付れみりゃを迎える。
「うあーー☆☆☆おにいさーーん☆☆☆すーりすーりだどー☆☆☆」
「はいはい、すーりすーり。」
「はいはい、すーりすーり。」
お兄さんは胴付れみりゃを抱き上げると、頬ずりをしてあげた。
「うあーー☆すごくゆっくりできるんだどー☆すーりすーり☆☆」
「はいはい、お前は甘えん坊だなー。」
(しかし、黒い服は何が目的なんだ……?奴らがドスを人工的に作っているのは間違いないだろう…。
ドスを作れるなんて聞いたことないな。……ということは俺も知らないような研究所があるのか……?
それにドスを作って何になるんだ……。ダメだ。情報が少なすぎるな……。これ以上考えても無駄か。)
「はいはい、お前は甘えん坊だなー。」
(しかし、黒い服は何が目的なんだ……?奴らがドスを人工的に作っているのは間違いないだろう…。
ドスを作れるなんて聞いたことないな。……ということは俺も知らないような研究所があるのか……?
それにドスを作って何になるんだ……。ダメだ。情報が少なすぎるな……。これ以上考えても無駄か。)
天国にいるような顔の胴付れみりゃとは裏腹に、真剣な表情で今回の考察をしながらすーりすーりするお兄さんは、はたから見れば異様である。
そんな時また、あの声が聞こえる。
そんな時また、あの声が聞こえる。
(…みりゃがいなく……たみたい…。はやく………のごはんさ……さがさな…と。)
またも声が途切れ途切れ聞こえてくる。
(………。少し気になるな。今日はまだまだ時間あるし、探してみるか。)
お兄さんはそう決めると、すーりすーりをやめ、胴付れみりゃをトラックに入れる。
「うあ?もうおわりなんだどー?もっとしたいんだどー。」
「ダメダメ。今日は終わり。また今度な。」
「ダメダメ。今日は終わり。また今度な。」
お兄さんは駄々をこねる胴付れみりゃを押さえつけ、トラックの扉を閉める。
「じゃあ、後よろしくお願いします。」
「……………Σd( ̄_ ̄)」
「……………Σd( ̄_ ̄)」
お兄さんの言葉に、運転手は無言の親指で答えると、とんでもないスピードでトラックを走らせていった。
「相変わらず気の毒だなぁ、あいつら……。………さて。」
れみりゃ部隊を哀れに思いつつ、お兄さんは声のする方へと向かった。
………………………。
(木の実さんだ……。これは食べられそうね。この時期は木の実が多くて助かるわ。)
「かなり近いな。」
「かなり近いな。」
森の中を歩き続けること10分、お兄さんはターゲットが近くにいるのを感じた。
「こっちのほうに………あっ!」
「ん?何か音がしたみたいだけど、気のせいかしら。」
「ん?何か音がしたみたいだけど、気のせいかしら。」
お兄さんはターゲットを見つけると慌てて身を隠した。その際ガサガサと音を立てたが、気づかれずに済んだ。
(あれって、胴付のさとり……だよな……?初めて見たな……。)
なんとターゲットは胴付のさとりであった。ごはんにするのか、木の実を集めているところだった。
「ゆーんしょ、ふう…。やっぱり野生は大変ね……。」
(珍しいな……。野生のさとりってだけでも珍しいのに、胴まで付いてる。
??…………。でもなんか違和感があるなぁ……。)
(珍しいな……。野生のさとりってだけでも珍しいのに、胴まで付いてる。
??…………。でもなんか違和感があるなぁ……。)
お兄さんは初めて見たさとりに興奮しつつ、少し違和感を覚えた。しかし、はっきりしないため、もう少し近くで見ようとした時、
バキッッ!!
(やべっっ!?)
物珍しいさとりを見た興奮で注意力が散漫なっていたせいか、足元の枝を割ってしまったのだ。
「誰っっっ??!!
!!??に……人間さん………?!」
!!??に……人間さん………?!」
さとりはお兄さんを見てかなり怯えているようだ。
「大丈夫だよ。お兄さんは何もしないから。安心して。ね?」
「来ないでください!!!!」
「来ないでください!!!!」
優しい口調で話すも、さとりは警戒を解かない。
「要件があるならその場で話してください……。ないならどこかへ行ってください……。」
強気な態度で話すが、人間に対しての恐怖は隠せない。
「要件はないけど、俺、今オレンジジュースとかゆっくりを治療するものを持ってるんだ。
君、ボロボロだろ……?手当してあげようか?」
君、ボロボロだろ……?手当してあげようか?」
さとりが怯えているので、お兄さんはとても優しく語りかける。
「信じられません!!!!そう言ってまたひどいことをするんでしょう!!???」
しかし、一向にさとりは警戒を解かない。
「またって……、何かあったのかい?お願いだ、お兄さんの言うことを信じ……て……。」
そこまで言いかけてお兄さんは口を止める。気づいてしまったからだ。違和感の正体を。
まず一つ目は漢字を使っていること。これは今はどうでもいい。
二つ目はお兄さんの言ってる事の真偽がわかっていないこと。さとりは心が読めるはずなので、嘘をつけば、すぐにわかるはずである。
……………そして三つ目。そのさとりは足りないのだ。ゆっくりさとりとして決定的なものが足りない。
……………そう。“さーどあい”がないのだ。
「……………………えっ?」
これがさとれるお兄さんとさとれないさとりの出会いだった…。
……………………。
場面は変わり、例の一斉駆除から1日経ったとある施設。
「……それで、ドスのサンプルは回収できたのか?」
「いんや、だめだったね。注射した方のドスは全部喰われてたよ。」
「いんや、だめだったね。注射した方のドスは全部喰われてたよ。」
男2人と女1人がテーブルを囲んで話をしている。
「あんた、またゆっくり達を無駄死にさせたわね。ちゃんと働きなさいよ。」
「うるせーな。ドスが二匹に増えた途端、農家に協定とか言って脅しをかけに行ったあいつらの自業自得だろうが。
そりゃすぐに、駆除されるわ。嫌ならてめーが行けよ。馬鹿女が。」
「……………。」
「うるせーな。ドスが二匹に増えた途端、農家に協定とか言って脅しをかけに行ったあいつらの自業自得だろうが。
そりゃすぐに、駆除されるわ。嫌ならてめーが行けよ。馬鹿女が。」
「……………。」
若い男と若い女はかなりヒートアップしている。もう一人の中年の男は黙り込んでいる。
「ゆっくりに直接ひどいことするなんて嫌よ。それはあんたの仕事でしょ?
私は研究材料の調達で忙しいの。あんたの無能っぷりで迷惑かけるのはやめてくれない?」
「はっ!何がひどいことは嫌だよ。研究材料がどんな扱いを受けてるか知ってるだろうが。
完璧な偽善者だな!お前んとこはそんな奴の集まりなんだろ?」
「なんですって?」
「んだよ?」
私は研究材料の調達で忙しいの。あんたの無能っぷりで迷惑かけるのはやめてくれない?」
「はっ!何がひどいことは嫌だよ。研究材料がどんな扱いを受けてるか知ってるだろうが。
完璧な偽善者だな!お前んとこはそんな奴の集まりなんだろ?」
「なんですって?」
「んだよ?」
バンッッ!!!
「「!!!」」
テーブルに乗り出し、今にも取っ組み合いそうな二人は、中年の男の机を叩く音で落ち着きを取り戻す。
「悪かった。」
「ごめんなさい。」
「ふむ。それで、計画は漏れていないだろうな?」
「ごめんなさい。」
「ふむ。それで、計画は漏れていないだろうな?」
中年の男は静かに若い男に聞く。
「それは問題ねぇ。元々いたドスがかろうじて生き残っていて、話を聞いてみたら何も喋らなかったそうだ。」
「それは本当だろうな?」
「あぁ、嘘をつけば助けてやらないって脅したし、あの状態で嘘をつく余裕なんてなかっただろうしな。」
「そうか……。それで、そのドスは?」
「ちゃんと処分したぜ。あの時のあいつの絶望した顔、あんたにも見せたかったぜ。助かると思った後のあの顔…サイコーだったぜ。」
「あんたはサイテーね」
「それは本当だろうな?」
「あぁ、嘘をつけば助けてやらないって脅したし、あの状態で嘘をつく余裕なんてなかっただろうしな。」
「そうか……。それで、そのドスは?」
「ちゃんと処分したぜ。あの時のあいつの絶望した顔、あんたにも見せたかったぜ。助かると思った後のあの顔…サイコーだったぜ。」
「あんたはサイテーね」
若い男と女は、今度は睨み合いを始めた。中年の男はまたも黙り込む。
「「「………………。」」」
しばしの静寂の後、中年の男が口を開く。
「まぁ良い。私達の計画はバレてしまえば元も子ない。着実に、そして慎重に事を進めるんだ。
そうすれば、私達は大きな利益を得ることができる。」
「わかってるよ。だから何年もかかってるんだろ?」
「そうね、でもそろそろ報われてもいいんじゃないかしら?」
そうすれば、私達は大きな利益を得ることができる。」
「わかってるよ。だから何年もかかってるんだろ?」
「そうね、でもそろそろ報われてもいいんじゃないかしら?」
中年の男は立ち上がり、部屋のドアまで歩くと、他の二人には聞こえない声でつぶやく。
「必ず成功させる。あいつの為に………。」
そしてそのまま部屋を出た。
第一話 完 続く
あとがき
どうも、はじめまして。さとりが好きです。初めてSSを書いたのですが、いかがだったでしょうか?
自分で読み返してみて思いました。
大失敗だと!!
本当は家族を皆殺しにする予定が、長々と書いたせいで、思っていたよりも尺が伸びてしまい、あのような中途半端な状態で終わらせてしまいました。
続編でキチンとけじめをつけるつもりなので、ヒャッハーしたかった人はもう少し我慢してください。すみませんでした。
しかも、さとりを愛でるつもりが、結局お兄さんとさとりも出会っただけになってしまいました。
なんという計画性の無さ……。
話の大まかな流れは決まっているのでなんとか温かい目で見守ってください……。
自分で読み返してみて思いました。
大失敗だと!!
本当は家族を皆殺しにする予定が、長々と書いたせいで、思っていたよりも尺が伸びてしまい、あのような中途半端な状態で終わらせてしまいました。
続編でキチンとけじめをつけるつもりなので、ヒャッハーしたかった人はもう少し我慢してください。すみませんでした。
しかも、さとりを愛でるつもりが、結局お兄さんとさとりも出会っただけになってしまいました。
なんという計画性の無さ……。
話の大まかな流れは決まっているのでなんとか温かい目で見守ってください……。
あと、初めてのSSという事で、右も左もわからないまま書いてしまいました。質問をしたくてもどこに行けばいいのかわからずじまいです。
感想掲示板のようなところは見つけたのですが、書き込みすらできませんでした。(泣笑)
できたらですので、そういった場所を教えていただけたら幸いです。
感想掲示板のようなところは見つけたのですが、書き込みすらできませんでした。(泣笑)
できたらですので、そういった場所を教えていただけたら幸いです。
感想をお待ちしております。