ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1553 でいぶの島
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ankoss
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ここは某島国の領土の一つ、その中でも最も南に位置する島。
一年中暖かい気候のため、寒さに弱い生物にとっては正に楽園であった。
それは寒さに弱いゆっくりのとっても同じだった。
「くそ!またやられたか!これじゃ野菜が売り物にならんな…」
「こっちはサトウキビをやられたぞ!糞でいぶめ!」
このようにゆっくりの被害は深刻なものになっていた。
ゆっくりの数が増えるほど、農業や自然界への影響が大きくなっていった。
そのゆっくりの中でも最も蔓延っていた種があった。
「いたぞ!赤いリボンが見えた!」
「逃がすなよ!叩き潰せ!」
「ゆぷぷ!むのうなにんげんがこっちにくるよ!れいむはうんうんしてにげるよ!」
れいむはうんうんをすると、そのまま飛び跳ねながら逃げていく。
男達葉その姿を見て慌てて追いかけて行く。
「おらぁぁ!逃がさねえぞぉぉ! 『ズルッ!』 あっと!」
「おい!だいじょうぶか?!」
「くそ!うんうんで滑ったぜ……くっ!逃げられたか?」
「やられたな…ったく妙な知恵つけやがって…」
そう、生物の底辺であるゆっくりの中でも、更に下を行くれいむ種がこの島では蔓延っていたのだ。
もっとも、この島のれいむ種は「でいぶ」と呼ばれるほど、太っていて厚かましい奴らであったのだが…
元々この島にはゆっくりなどは居なかった。
人間が食用兼愛玩用で島に持ち込んだものが野生化し、島の気候に適応してあっという間に増えていった。
特にその中でもれいむ種は、己の無能さ故に本来ならば淘汰されそうではあるのだが、
醜いまでの自己愛、種を繋ぐ為の闘争本能のお陰で他のゆっくりを踏みにじり、この島の生態系の頂点に立ったのだ。
まあ、あくまでゆっくりの生態系ではあるが。
他の動物に捕食される事もあるのだが、無駄に増えるゆっくりの繁殖力に加え、れいむ種独特の自己愛、
同族愛の性で増加に歯止めが掛からなくなっていった。
「おやさいやおはなは、れいむにたべられるためにはえてくるんだよ!」
農作物や貴重な野草を食い荒らし、
「むしさんは、れいむにたべられることをかんしゃしてね!」
希少な昆虫類を食い荒らし、
「むのうなくずゆっくりは、れいむのためにしんでね!」
他のゆっくりを犯し、殺し、食らい増えていき、
「きにいったよ!ここをれいむのおうちにするよ!」
民家はおろか、歴史的に貴重な建造物等へのおうち宣言、
「このしまはれいむのものだよ!にんげんや、ほかのどうぶつはでていってね!」
今やこの島は我が物とばかりに思っていた。
だが島民もやられてばかりではなかった。
罠や毒入りの餌等ででいぶ駆除を試みたが、他の動物や希少なゆっくりにも影響が出てしまう。
そこで導入されたのが「ゆるさなえ」という種類のゆっくりだった。
「ゆるさなえ」というゆっくりはさなえ種の亜種のゆっくりで、何故かれいむ種を敵視している。
れいむ種にとっての天敵なのだが、捕食種と違って他のゆっくりには無害であるのだが、希少種なので数が少ない。
それでも何とか20匹ほどを導入してでいぶ駆除にあてた。
「ゆん?なんなの?さなえのくせに………ゆっぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃ!どぼじでれいむをいじめるのぉぉぉぉ?!」
「ゆるさなえ!ゆるさなえ!!」
「ゆぎぎ…ぐるじぃぃぃぃぃ!がわいいれいぶがじんじゃうぅぅぅぅぅ!!」
「ゆるさなえ!!」
ゆるさなえはれいむ種を見つけると、でいぶだろうが、れいむだろうがお構い無しに攻撃を加えていった。
これにより、比較的知能の高いれいむは町や畑に近づこうとはしなかったが、
でいぶや、知能の低いれいむは懲りずに人前に姿を晒していた。
ゆるさなえも順調に数を増やしていき、農家等で飼われる様にもなったのだが、
れいむを追いかけてそのまま山や森に消えて行き、そのまま野生化する者が現れた。
そればかりか、そのまま胴付化した者が出たという情報も飛び交い、
胴付きゆるさなえを探しに、山や森に足を踏み入れては遭難する若者が出たりもした。
そんな中で、島民の一人がゆるさなえに目を付けて、でいぶ対ゆるさなえショーを始めるのだった。
最初は面白半分に、近所の人間にそれを見せて居たのだが、思っていた以上に受けが良かったので、
数名で山狩りをして、でいぶを大量に捕獲してはショーで使うようになった。
「ゆふふふ!どれいこうほのくそにんげんが、いっぱいいるよ!どれにしようかまようよ!」
『おらー!さっさとでいぶをころせー!!』
『さっさとゆるさなえをだせー!でいぶをころせー!!』
「ゆん?なんだかゆっくりできないにんげんがおおいね!こんなやつらじゃ、れいむのどれいにはふさわしくないね!!」
「ゆるさなえ!!」
「ゆん?なんなのこのさなえは?」
『キター!!ゆるさなえだー!!』
『でいぶをころせー!でいぶをころせー!!』
「ゆるさなえ!」
「ゆっぎゃぁぁぁ!やめろぉぉぉぉ!!」
『すっきりぃぃぃぃぃ!!』
何時しかショー目当てに島を訪れる観光客も現れて、島は大いに賑わった。
だが、ここで問題が起こった。
でいぶの捕獲が間に合わなくなってきたのだった。
低脳なでいぶをある程度狩り尽くしてしまった結果、知能の高めなでいぶが残ってしまい、非常に捕まえにくくなったのだ。
そこで島民はショー用のでいぶの養殖を始めた。
時には只甘やかされて、増徴しただけのれいむもショーに使われるようになった。
増やししすぎてしまったでいぶは、干しでいぶや、でいぶの寒天漬けなどに加工されて土産にされた。
中には、でいぶをカラッと油で揚げたお菓子、
「ユンギャーアンダギャー(現地の言葉で、でいぶの唐揚げ)」なるお菓子も登場した。
みやげ物は、より苦悶の表情で死んでいるでいぶの方が好まれたため、加工中に無駄に虐待するものも現れた。
「ゆっぎゃぁぁぁぁ!れいむのまぶたさんがぁぁぁぁ!!」
『うるせーな、どうせ干からびたら瞼なんで意味無いんだから良いだろ?それにしても良い声で鳴くなぁ………
ほら、しっかり太陽をみてひからびるんだぞ!』
「やめろぉぉぉぉぉ!たいようさんはゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!」
『ほら、れいむの大好きな塩さんだぞぉぉぉ!!可愛いおめめにたっぷりぬってあげるよ!』
「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃぃ!やめろくぞにんげんがぁぁぁぁぁぁ!!」
『はっはっは!干しでいぶ作りは楽しいなぁ!』
『ほーら、熱々の寒天だぞー!ゆっくりあじわってね!』
「やべろぉぉぉぉぉ!あついぃぃぃぃぃ!!いきができないぃぃぃぃぃ!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!」
『何言ってるんだこいつは?ゆっくりって息なんてしてるのか?』
「ゆぎぃぃぃぃぃ!ぐるじぃぃぃぃぃ!ゆごぼごぼごごご……」
『もっと苦しんでくれよ!そのほうが良い商品になるからな!』
でいぶ加工所の就職率も大分上がり、正に島はでいぶで栄えていった。
しばらくすると、そんな状況を良く思っていない連中も現れ始めた。
そう、ゆっくり愛護団体がでいぶショーや、でいぶの加工品にクレームを付けて来たのだった。
だがその頃には、でいぶで生計を立てている関係者があまりにも多かった事や、
島の経済がでいぶで潤っている事もあり、結果として「でいぶ対ゆるさなえショー」を無くす事くらいしか出来なかった。
しかし、それでも一部農家は番犬代わりにゆるさなえを飼っており、
農村ではいまだ、でいぶとゆるさなえを戦わせていたりもした。
でいぶによって苦しめられたこの島は、今ではでいぶによって発展していったのである。
「やめてね!れいむはでいぶじゃないよ!ゆっくりりかいしてね!」
『お前がでいぶだろうと、れいむだろうと関係ない。この島のために死ね!』
「どぼじでそんなごどいうのぉぉぉぉぉぉ?!れいむだっていきているんだよぉぉぉぉ!」
『この島で湧いて出たのが不味かったな、まあお前の不運を呪って死んでくれ、むしろ島の発展を祝って死ね!!』
「ゆ?!…………………ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
今日も島のあちこちで、でいぶの悲鳴が聞える。
完
コンペ用に書いていましたが、アウトっぽいので普通に上げておきます。
徒然あき
一年中暖かい気候のため、寒さに弱い生物にとっては正に楽園であった。
それは寒さに弱いゆっくりのとっても同じだった。
「くそ!またやられたか!これじゃ野菜が売り物にならんな…」
「こっちはサトウキビをやられたぞ!糞でいぶめ!」
このようにゆっくりの被害は深刻なものになっていた。
ゆっくりの数が増えるほど、農業や自然界への影響が大きくなっていった。
そのゆっくりの中でも最も蔓延っていた種があった。
「いたぞ!赤いリボンが見えた!」
「逃がすなよ!叩き潰せ!」
「ゆぷぷ!むのうなにんげんがこっちにくるよ!れいむはうんうんしてにげるよ!」
れいむはうんうんをすると、そのまま飛び跳ねながら逃げていく。
男達葉その姿を見て慌てて追いかけて行く。
「おらぁぁ!逃がさねえぞぉぉ! 『ズルッ!』 あっと!」
「おい!だいじょうぶか?!」
「くそ!うんうんで滑ったぜ……くっ!逃げられたか?」
「やられたな…ったく妙な知恵つけやがって…」
そう、生物の底辺であるゆっくりの中でも、更に下を行くれいむ種がこの島では蔓延っていたのだ。
もっとも、この島のれいむ種は「でいぶ」と呼ばれるほど、太っていて厚かましい奴らであったのだが…
元々この島にはゆっくりなどは居なかった。
人間が食用兼愛玩用で島に持ち込んだものが野生化し、島の気候に適応してあっという間に増えていった。
特にその中でもれいむ種は、己の無能さ故に本来ならば淘汰されそうではあるのだが、
醜いまでの自己愛、種を繋ぐ為の闘争本能のお陰で他のゆっくりを踏みにじり、この島の生態系の頂点に立ったのだ。
まあ、あくまでゆっくりの生態系ではあるが。
他の動物に捕食される事もあるのだが、無駄に増えるゆっくりの繁殖力に加え、れいむ種独特の自己愛、
同族愛の性で増加に歯止めが掛からなくなっていった。
「おやさいやおはなは、れいむにたべられるためにはえてくるんだよ!」
農作物や貴重な野草を食い荒らし、
「むしさんは、れいむにたべられることをかんしゃしてね!」
希少な昆虫類を食い荒らし、
「むのうなくずゆっくりは、れいむのためにしんでね!」
他のゆっくりを犯し、殺し、食らい増えていき、
「きにいったよ!ここをれいむのおうちにするよ!」
民家はおろか、歴史的に貴重な建造物等へのおうち宣言、
「このしまはれいむのものだよ!にんげんや、ほかのどうぶつはでていってね!」
今やこの島は我が物とばかりに思っていた。
だが島民もやられてばかりではなかった。
罠や毒入りの餌等ででいぶ駆除を試みたが、他の動物や希少なゆっくりにも影響が出てしまう。
そこで導入されたのが「ゆるさなえ」という種類のゆっくりだった。
「ゆるさなえ」というゆっくりはさなえ種の亜種のゆっくりで、何故かれいむ種を敵視している。
れいむ種にとっての天敵なのだが、捕食種と違って他のゆっくりには無害であるのだが、希少種なので数が少ない。
それでも何とか20匹ほどを導入してでいぶ駆除にあてた。
「ゆん?なんなの?さなえのくせに………ゆっぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃ!どぼじでれいむをいじめるのぉぉぉぉ?!」
「ゆるさなえ!ゆるさなえ!!」
「ゆぎぎ…ぐるじぃぃぃぃぃ!がわいいれいぶがじんじゃうぅぅぅぅぅ!!」
「ゆるさなえ!!」
ゆるさなえはれいむ種を見つけると、でいぶだろうが、れいむだろうがお構い無しに攻撃を加えていった。
これにより、比較的知能の高いれいむは町や畑に近づこうとはしなかったが、
でいぶや、知能の低いれいむは懲りずに人前に姿を晒していた。
ゆるさなえも順調に数を増やしていき、農家等で飼われる様にもなったのだが、
れいむを追いかけてそのまま山や森に消えて行き、そのまま野生化する者が現れた。
そればかりか、そのまま胴付化した者が出たという情報も飛び交い、
胴付きゆるさなえを探しに、山や森に足を踏み入れては遭難する若者が出たりもした。
そんな中で、島民の一人がゆるさなえに目を付けて、でいぶ対ゆるさなえショーを始めるのだった。
最初は面白半分に、近所の人間にそれを見せて居たのだが、思っていた以上に受けが良かったので、
数名で山狩りをして、でいぶを大量に捕獲してはショーで使うようになった。
「ゆふふふ!どれいこうほのくそにんげんが、いっぱいいるよ!どれにしようかまようよ!」
『おらー!さっさとでいぶをころせー!!』
『さっさとゆるさなえをだせー!でいぶをころせー!!』
「ゆん?なんだかゆっくりできないにんげんがおおいね!こんなやつらじゃ、れいむのどれいにはふさわしくないね!!」
「ゆるさなえ!!」
「ゆん?なんなのこのさなえは?」
『キター!!ゆるさなえだー!!』
『でいぶをころせー!でいぶをころせー!!』
「ゆるさなえ!」
「ゆっぎゃぁぁぁ!やめろぉぉぉぉ!!」
『すっきりぃぃぃぃぃ!!』
何時しかショー目当てに島を訪れる観光客も現れて、島は大いに賑わった。
だが、ここで問題が起こった。
でいぶの捕獲が間に合わなくなってきたのだった。
低脳なでいぶをある程度狩り尽くしてしまった結果、知能の高めなでいぶが残ってしまい、非常に捕まえにくくなったのだ。
そこで島民はショー用のでいぶの養殖を始めた。
時には只甘やかされて、増徴しただけのれいむもショーに使われるようになった。
増やししすぎてしまったでいぶは、干しでいぶや、でいぶの寒天漬けなどに加工されて土産にされた。
中には、でいぶをカラッと油で揚げたお菓子、
「ユンギャーアンダギャー(現地の言葉で、でいぶの唐揚げ)」なるお菓子も登場した。
みやげ物は、より苦悶の表情で死んでいるでいぶの方が好まれたため、加工中に無駄に虐待するものも現れた。
「ゆっぎゃぁぁぁぁ!れいむのまぶたさんがぁぁぁぁ!!」
『うるせーな、どうせ干からびたら瞼なんで意味無いんだから良いだろ?それにしても良い声で鳴くなぁ………
ほら、しっかり太陽をみてひからびるんだぞ!』
「やめろぉぉぉぉぉ!たいようさんはゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!」
『ほら、れいむの大好きな塩さんだぞぉぉぉ!!可愛いおめめにたっぷりぬってあげるよ!』
「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃぃぃ!やめろくぞにんげんがぁぁぁぁぁぁ!!」
『はっはっは!干しでいぶ作りは楽しいなぁ!』
『ほーら、熱々の寒天だぞー!ゆっくりあじわってね!』
「やべろぉぉぉぉぉ!あついぃぃぃぃぃ!!いきができないぃぃぃぃぃ!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!」
『何言ってるんだこいつは?ゆっくりって息なんてしてるのか?』
「ゆぎぃぃぃぃぃ!ぐるじぃぃぃぃぃ!ゆごぼごぼごごご……」
『もっと苦しんでくれよ!そのほうが良い商品になるからな!』
でいぶ加工所の就職率も大分上がり、正に島はでいぶで栄えていった。
しばらくすると、そんな状況を良く思っていない連中も現れ始めた。
そう、ゆっくり愛護団体がでいぶショーや、でいぶの加工品にクレームを付けて来たのだった。
だがその頃には、でいぶで生計を立てている関係者があまりにも多かった事や、
島の経済がでいぶで潤っている事もあり、結果として「でいぶ対ゆるさなえショー」を無くす事くらいしか出来なかった。
しかし、それでも一部農家は番犬代わりにゆるさなえを飼っており、
農村ではいまだ、でいぶとゆるさなえを戦わせていたりもした。
でいぶによって苦しめられたこの島は、今ではでいぶによって発展していったのである。
「やめてね!れいむはでいぶじゃないよ!ゆっくりりかいしてね!」
『お前がでいぶだろうと、れいむだろうと関係ない。この島のために死ね!』
「どぼじでそんなごどいうのぉぉぉぉぉぉ?!れいむだっていきているんだよぉぉぉぉ!」
『この島で湧いて出たのが不味かったな、まあお前の不運を呪って死んでくれ、むしろ島の発展を祝って死ね!!』
「ゆ?!…………………ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
今日も島のあちこちで、でいぶの悲鳴が聞える。
完
コンペ用に書いていましたが、アウトっぽいので普通に上げておきます。
徒然あき