ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1842 伝える
最終更新:
ankoss
-
view
注意書
- 駄文です
- 2作目です
- 直接的な虐待はありません
- 希少種が出ます
- 希少種が死にますので苦手な方はUターンを
- 誤字脱字、読み難い箇所があるかもしれませんがご容赦を
『伝える~氷華と向日葵~』
ある所にゆっくりゆうかとゆっくりちるのが居ました。
ゆうかは胴付き銀バッチの飼いゆ、ちるのは野良でした。
ゆうかは胴付き銀バッチの飼いゆ、ちるのは野良でした。
ゆうかは野良が嫌いでした。
頭が悪く、ちょっとした事ですぐ死んでしまうほど弱く
自分の身に危険が訪れれば兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚く
それでいて自尊心だけは人一倍強い『ナマモノ』
それが野良のゆっくりだと育ったペットショップで教えられたからです。
実際、ゆうかの花壇に来た野良の殆どは教えられた通りの『ナマモノ』でした。
頭が悪く、ちょっとした事ですぐ死んでしまうほど弱く
自分の身に危険が訪れれば兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚く
それでいて自尊心だけは人一倍強い『ナマモノ』
それが野良のゆっくりだと育ったペットショップで教えられたからです。
実際、ゆうかの花壇に来た野良の殆どは教えられた通りの『ナマモノ』でした。
ちるのはゆうかが大好きでした。
自分には無い四肢を持ち、賢く、ゲス共を簡単に永遠にゆっくりさせれるほど強かったのも好きな理由でしたが
ゆうかの育てた花は見ているだけでゆっくりできるほど綺麗で、
その花を見て微笑んでいるゆうかを見ていると更にゆっくり出来たからです。
そんなゆうかに会う為にちるのは雨の日以外は毎日ゆうかの花壇に向かいます。
自分には無い四肢を持ち、賢く、ゲス共を簡単に永遠にゆっくりさせれるほど強かったのも好きな理由でしたが
ゆうかの育てた花は見ているだけでゆっくりできるほど綺麗で、
その花を見て微笑んでいるゆうかを見ていると更にゆっくり出来たからです。
そんなゆうかに会う為にちるのは雨の日以外は毎日ゆうかの花壇に向かいます。
ゆうかは困っていました。
ある日を境に毎日のように花壇に訪れる野良が現れたからです。
しかし、他の野良と違い花壇を荒らそうとはせず何時も楽しそうに微笑みながらこちらを見ているだけ
こちらに話しかけて来たと思っても同じ単語をイントネーションを変えて言って来るだけで何を言いたいのか伝わりません。
バッチ試験で野良とのコミュニケーションは禁止されていたのでゆうかは無視することにしました。
しかし、ある日ちょっとした気紛れで適当に返事を返すとその野良はとても嬉しそうな笑顔を見せたのです。
その笑顔を見たゆうかはペットショップで教えられた『ナマモノ』とはちょっと違うこの野良に興味が湧きました。
ある日を境に毎日のように花壇に訪れる野良が現れたからです。
しかし、他の野良と違い花壇を荒らそうとはせず何時も楽しそうに微笑みながらこちらを見ているだけ
こちらに話しかけて来たと思っても同じ単語をイントネーションを変えて言って来るだけで何を言いたいのか伝わりません。
バッチ試験で野良とのコミュニケーションは禁止されていたのでゆうかは無視することにしました。
しかし、ある日ちょっとした気紛れで適当に返事を返すとその野良はとても嬉しそうな笑顔を見せたのです。
その笑顔を見たゆうかはペットショップで教えられた『ナマモノ』とはちょっと違うこの野良に興味が湧きました。
ちるのはとても幸せでした。
ゆうかの育てた鮮やかな花を見てゆっくりでき、その花を愛でるゆうかを見て更にゆっくりできたからです。
ゆうかの花壇に通うようになってちるのはどうしてもゆうかと会話がしたくなってしまいました。
ちるの種は『あたい』としか喋れず、ちるのは他の野良に今まで馬鹿にされてきました。
もしかしたら、ゆうかにも馬鹿にされるかも知れません。
けれど大好きなゆうかに少しでも近づきたいちるのは意を決してゆうかに話しかけました。
結果は酷いものでした、ちょっとの間こちらを見ただけで後は無視されたのです。
しかし、ちるのは諦めずに何日もゆうかに話しかけました。
そんなある日いつもの様にちるのが話しかけるとなんとゆうかが返事をしてくれたのです。
意思の疎通ができていなくてもゆうかと話せたことでちるのはとても嬉しくなりました。
ゆうかの育てた鮮やかな花を見てゆっくりでき、その花を愛でるゆうかを見て更にゆっくりできたからです。
ゆうかの花壇に通うようになってちるのはどうしてもゆうかと会話がしたくなってしまいました。
ちるの種は『あたい』としか喋れず、ちるのは他の野良に今まで馬鹿にされてきました。
もしかしたら、ゆうかにも馬鹿にされるかも知れません。
けれど大好きなゆうかに少しでも近づきたいちるのは意を決してゆうかに話しかけました。
結果は酷いものでした、ちょっとの間こちらを見ただけで後は無視されたのです。
しかし、ちるのは諦めずに何日もゆうかに話しかけました。
そんなある日いつもの様にちるのが話しかけるとなんとゆうかが返事をしてくれたのです。
意思の疎通ができていなくてもゆうかと話せたことでちるのはとても嬉しくなりました。
その日以来、ちるのとゆうかは少しずつだが仲良くなっていきました。
今では意思の疎通もできるようになり、花壇の世話を手伝ってもらうほどに
月日は過ぎ花壇にゆうかが大好きな向日葵が咲き揃う季節になった。
今では意思の疎通もできるようになり、花壇の世話を手伝ってもらうほどに
月日は過ぎ花壇にゆうかが大好きな向日葵が咲き揃う季節になった。
ゆうかはとても幸せでした。
ちるのと一緒に育てたヒマワリが綺麗に咲き、一緒に眺めとてもゆっくりした時間を過ごせることや
飼いゆとして最高の栄誉、金バッチ試験に合格出来たのですから。
バッチ交換の為に飼い主と共に半日ほど花壇を離れることになったのだが
ゆうかは花壇の心配はしなかった、ちるのには花の世話の仕方をきちんと教えていたからである。
念のためにちるのには出掛けて半日は戻らない事を伝え、ちるのへのお土産を考えながら家を出た。
ちるのと一緒に育てたヒマワリが綺麗に咲き、一緒に眺めとてもゆっくりした時間を過ごせることや
飼いゆとして最高の栄誉、金バッチ試験に合格出来たのですから。
バッチ交換の為に飼い主と共に半日ほど花壇を離れることになったのだが
ゆうかは花壇の心配はしなかった、ちるのには花の世話の仕方をきちんと教えていたからである。
念のためにちるのには出掛けて半日は戻らない事を伝え、ちるのへのお土産を考えながら家を出た。
しかし、ゆうかは重要なことを忘れていた。
ちるのも野良であり、ちるの以外にも野良がいる事を・・・
ちるのも野良であり、ちるの以外にも野良がいる事を・・・
ゆうかはとても悲しかった。
バッチの交換が終わり、ちるのへのお土産の銅バッチを飼い主に用意してもらい家に戻ってくると
なにやら花壇の方が騒がしいのだ、嫌な予感がしたゆうかは飼い主と共にちるのが待つはずの花壇へと急いだ。
嫌な予感は当たってしまった。目の前には羽と片目を奪われ、全身とお飾りをズタズタにされたちるのとそれを嘲笑う野良達が居た
ゆうかは傷口から溢れる中身で服が汚れるのもコントロールできない冷気で体が凍えるのも構わずちるのを抱きしめ大声で泣いた。
バッチの交換が終わり、ちるのへのお土産の銅バッチを飼い主に用意してもらい家に戻ってくると
なにやら花壇の方が騒がしいのだ、嫌な予感がしたゆうかは飼い主と共にちるのが待つはずの花壇へと急いだ。
嫌な予感は当たってしまった。目の前には羽と片目を奪われ、全身とお飾りをズタズタにされたちるのとそれを嘲笑う野良達が居た
ゆうかは傷口から溢れる中身で服が汚れるのもコントロールできない冷気で体が凍えるのも構わずちるのを抱きしめ大声で泣いた。
野良は頭が悪い、だからちるのは勝てないと分かっていても逃げることをしなかった。
野良は頭が悪い、だから野良達は後の事を考えずにゆうかが居ないことを知って再び花壇を襲った。
野良はちょっとした事で死んでしまうほど弱い、だからちるのは野良の手によってもうすぐ永遠にゆっくりしてしまう。
野良はちょっとした事で死んでしまうほど弱い、だから野良達は飼い主の手によって潰されて永遠にゆっくりしていく。
兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚い、だから野良達は仲間を見捨てて命乞いをする。
兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚い、だけどちるのはゆうかとの約束を守る為に命を掛けて戦った。
野良は頭が悪い、だから野良達は後の事を考えずにゆうかが居ないことを知って再び花壇を襲った。
野良はちょっとした事で死んでしまうほど弱い、だからちるのは野良の手によってもうすぐ永遠にゆっくりしてしまう。
野良はちょっとした事で死んでしまうほど弱い、だから野良達は飼い主の手によって潰されて永遠にゆっくりしていく。
兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚い、だから野良達は仲間を見捨てて命乞いをする。
兄弟や親ですら平気で裏切るほど意地汚い、だけどちるのはゆうかとの約束を守る為に命を掛けて戦った。
ちるのもとても悲しかった。
羽と片目が無くなったから悲しいのではない。
お飾りがズタズタにされたから悲しいのではない。
ましてや自分が永遠にゆっくりするから悲しいのではない。
残った片目から見えたゆうかが悲しんでいる姿が悲しいのだ。
ゆうかの笑顔が大好きなちるのとってはゆうかを泣かせてしまった事の方がとても悲しいのだ。
キチンと喋ることが出来ず『泣かないで』と伝えることが出来ないことがとても悲しいのだ。
薄れ行く意識の中でちるのは思う、次にゆうかと会うことが出来たらとってもゆっくりさせようと
そしてちるのは二度と目覚めることの無い眠りに付いた。
羽と片目が無くなったから悲しいのではない。
お飾りがズタズタにされたから悲しいのではない。
ましてや自分が永遠にゆっくりするから悲しいのではない。
残った片目から見えたゆうかが悲しんでいる姿が悲しいのだ。
ゆうかの笑顔が大好きなちるのとってはゆうかを泣かせてしまった事の方がとても悲しいのだ。
キチンと喋ることが出来ず『泣かないで』と伝えることが出来ないことがとても悲しいのだ。
薄れ行く意識の中でちるのは思う、次にゆうかと会うことが出来たらとってもゆっくりさせようと
そしてちるのは二度と目覚めることの無い眠りに付いた。
ちるのは二人がお気に入りだった巨木の根元に埋葬されることになった。
そして、ちるのが永遠にゆっくりしてしまってからしばらく経ち、雪が舞い散る冬がやってきた。
今年は例年に無いほどの大寒波がやってきて吹雪が各地で猛威を振るっている。
ゆうかと飼い主もここ2日間は家から出ることが出来ない状態だった。
そして、ちるのが永遠にゆっくりしてしまってからしばらく経ち、雪が舞い散る冬がやってきた。
今年は例年に無いほどの大寒波がやってきて吹雪が各地で猛威を振るっている。
ゆうかと飼い主もここ2日間は家から出ることが出来ない状態だった。
ゆうかは後悔し続けていた。
飼い主に我侭を言ってちるのの銅バッチをお願いせずに早く帰ればちるのは助かったのではないか?
ちるのに花壇の世話を頼まなければちるのは永遠にゆっくりしなくて済んだのではないか?
そして、泣くだけで謝罪も感謝の言葉も伝えられなかったことを・・・・
飼い主に我侭を言ってちるのの銅バッチをお願いせずに早く帰ればちるのは助かったのではないか?
ちるのに花壇の世話を頼まなければちるのは永遠にゆっくりしなくて済んだのではないか?
そして、泣くだけで謝罪も感謝の言葉も伝えられなかったことを・・・・
吹雪が止んだ日にゆうかは飼い主に呼ばれた、それはちるのを埋葬した巨木の前だった。
木は樹氷のようになり枝にはちるのの羽と同じ形の氷の花が無数に咲いていたのだ。
まるで花の無いこの時期にゆうかをゆっくりさせようとするように
ちるのからの思いは伝わった、だからゆうかも伝えよう大切な友人の為に
木は樹氷のようになり枝にはちるのの羽と同じ形の氷の花が無数に咲いていたのだ。
まるで花の無いこの時期にゆうかをゆっくりさせようとするように
ちるのからの思いは伝わった、だからゆうかも伝えよう大切な友人の為に
「ちるの、ゆっくりしていってね」
あとがき
調子に乗って2作目投稿です。
前のSSが皆さんに読んでいただけている様で非常に嬉しいです。
次はきちんとゆ虐する方向に頑張ります。
前のSSが皆さんに読んでいただけている様で非常に嬉しいです。
次はきちんとゆ虐する方向に頑張ります。
今まで書いた物
anko1826 『殴る』
挿絵:我慢あき