ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1268 虐待鬼意山の流儀
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ankoss
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ゆっくりにとって火とは、強大な脅威である。
灼熱の炎はお飾りを焼き、髪の毛を燃え上がらせ、皮膚をただれさせ、全身を燃え殻に変える−
たとえゆっくりが人語を操り、人と会話をすることがあっても、
ゆっくりが火を文明を利器として利用することは決してない。
----------------------
「「ここはまりさとれいむのおうちだよ!ゆっくりしていってね!」」
青年が買い物から家に帰ると、そこではおうち宣言の真っ最中だった。
一人暮らしをしているその部屋は、決して片付いている方ではないが、今はいつもよりも一層ゴミゴミとして見える。
絨毯の上に散乱したガラス片。窓ガラスを突き破ったであろう石。
そして、その石を投げたであろう−ゆっくり一家がリビングを占領していた。
「なにしてんだよクズ共・・・」
「ゆゆっ!れいむたちはくずじゃないよ」「くずだなんてゆっくりできないんだぜ!」
思わず毒づいた青年に、親れいむと親まりさが反論する。
侵入してきたのは、典型的なまりさ種とれいむ種の番だった。
よく見ると子連れで、子れいむ2匹と子まりさ1匹が、それぞれ両親に寄り添っている。
「にんげんしゃんはゆっくりあやみゃってね!」
「ゆっきゅりしにゃいではやきゅでていっちぇね!」
「みゃりしゃしゃみゃにあみゃあみゃをみょっちぇきゅりゅにょじぇ!」
子ゆっくりたちも、両親に同調して声を上げるが、青年は言葉を返さない。
ため息をつきながら、入ってきた「クズ共」を見つめる。
(・・・ガラスとかは後で片付けるにしても、こいつらをどうするかな・・・殺すことは殺すんだけど)
さっきはつい毒づいてしまったが、ゆっくりと会話することは青年のポリシーに反することだった。
会話とは、対等かつ理解し合える関係でのみ成り立つものである。
ゆっくりには人間の話を理解する知能がないし、そもそも理解しようとしない。
無理にゆっくりと会話をしようとすれば、一方的にゆっくりの言うことを聞くだけになる。人間が、饅頭の言う事をだ。
そんなわけで、「ゆっくりとは会話をしない」のがこの青年の流儀の一つだった。
「くしょじじい!」
先程あまあまを要求した子まりさ −口調や大きさから見て、どうやら末っ子らしい− が、さらに声を張り上げる。
無視されたことに腹が立ったのだろう。
「ひゃやくあみゃあみゃをみょっちぇきょい!ききょえにゃいにょ!?びゃきゃにゃにょ!?しにゅにょ!!??」
(・・・あ、そうだ。火鉢がある)
青年は早速準備に取り掛かった。
----------------------
「「ゆっくりできないいぃぃぃぃぃぃ!」」
ゆっくり達の悲鳴の上がる中、青年は一通りの準備を終えていた。
まずは、火鉢−
炭火を使った伝統的な暖房器具である。
買い物にいく前から火は入れてあったので、ほとんど準備は必要なかった。
次に、ゆっくり一家−
専用の箱がなかったので、透明なビニール袋 −もちろん口はしっかりと縛ってある− に閉じ込めた。
袋は合計で3つ。親まりさ、親れいむ、子ゆっくりたち、という分け方である。
最後に、鉄製の串−
本数は3本。主にバーベキューに使われるものである。
今すぐに使うわけではないが、今回、青年の流儀のために必要となった。
「よし、じゃあ始めるか」
青年がそう言って手を鳴らす。ゆっくりに話しかけることはないので、これは独り言である。
「まずは観客を用意しないとな」
そう言ってから、親まりさを袋から取り出す。
「なななにをするんだぜ!?はなすんだぜ!まりさはつよいんだぜ!」
「そのまま火鉢の中へゴー!」
「きいて・・ゆ?・・・ゆぎゃぁぁぁあああああああああああああああぁぁ!!!!!」
火鉢の灰にあんよを押し付けられ、まりさが絶叫する。
ちなみに、熱さに気がつくまでにたっぷり5秒かかった。
「まりさぁああああああ!れいむのまりさぁああああああああああ!!やめろぉ!まりさをはなせぇえええええええ!」
「「「おきゃーしゃんゆっくりしてぇぇえええええええ!」」」
一家の悲鳴がこだまする中、炭火の熱がじっくりとまりさのあんよを焼く。
「あづい!あづいぃいいいいいいい!!だずげ、だずげで!まりさのあんよがぁあああああああ!!!」
「足焼きはまあ、こんなもんかな」
青年はまりさを火鉢から取り出し、また袋に戻す。
まりさはもう動けないので、袋の口を縛る必要はない。
「おっと、こっちも観客だったな」
次に青年は親れいむに手を伸ばす。今度は親れいむが絶叫する番だった。
「は、はなしてね!やめてね!ゆっく・・・ゆぎゃぁああああぁああああああああああああああああ!!!!!」
----------------------
「観客」2匹の準備を終えた青年は、いよいよ今日の主役たちに手を伸ばす。
言うまでもなく、子ゆっくりたちだ。
「ひゃにゃちぇ!ひゃにゃちゅんだじぇ!」
「おきゃーしゃん!りぇいむたちをたちゅけちぇね!」
「もうおうちきゃえるー!」
彼らがもうおうちに帰ることはない。子ゆっくりたちはこれから、青年の流儀の犠牲になるのだ。
「に、にんげんさん!おちびちゃんたちをゆるしてあげてね!かわいいおちびちゃんにいたいことしないでね!」
「おちびちゃんたちはなにもわるいことしてないのぜ!はなしてあげてほしいのぜ!おねがいなのぜ!」
観客となった親れいむと親まりさは、台の上に置かれ、火鉢を見下ろしている。
先程、ついでに火鉢でお飾りを燃やされたので、足焼きと相まって全くゆっくりできていないが、
それでも、子供達が一番に心配らしい。
ぷすっ
「いちゃいのじぇえええええええええええええええええええええええ!!!!!」
親ゆっくり達の懇願もむなしく、末っ子まりさが激痛に悶える。
青年が鉄製の串を、まりさに突き刺したのだ。
ぷすっ
ぷすっ
「ゆぎぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「ぃいじゃぁぁぁあああああああああぁぁいいいいいいぃ!!!」
程なくして、子ゆっくりたち全員に串が刺された。
いずれの串も背中から突き刺されており、子ゆっくりたちを完全に貫通している。
「「おちびぢゃあぁぁぁあああああああああんんん!」」
3本のバーベキューの串の様になってしまった子ゆっくりたちの姿に、親ゆっくり達が絶望する。
「それじゃ、拷問スタートだ」
----------------------
青年は、火鉢の中に3本の鉄製の串が立てた。
それぞれの串の中程に、1匹づつ子ゆっくりが刺さっている。
「いちゃいのじぇ・・・」「あづい・・・」「おきゃあしゃぁん・・・」
背中から腹を貫かれた子ゆっくり達は、火鉢の灰と向き合う形になった。
炭火からは距離があるものの、その熱はじりじりを皮膚を焼いてくる。
「おちびちゃんたち!あきらめちゃだめなのぜ!」
「そうだよ!ひさんはゆっくりできないけど、じかんがたてばいつかきえるよ!そしたらまたゆっくりできるよ!」
「「「ゆぅ・・・」」」
ぽたぽた
「「「ゆっ?」」」
体は弱り、心も折れかけていた子ゆっくり達は、突如背中に水滴が落ちるのを感じた。
ぽたぽた
ぽたぽたぽた
「ゆーん、ちゅめたくてゆっくりできるよ!」
「しょれになんだきゃりぇいむ、げんきになっちぇきちゃよ!」
「みゃりしゃもなのじぇ!」
元気を取り戻した子ゆっくり達に、親ゆっくりも安心した表情を見せる。
その原因は−他ならぬ青年の手に握られていた。
(・・・オレンジジュースで回復するなんて、単純な奴らだよなぁ)
そんなことを思いながら、ぽたぽたとスポイトで子ゆっくりの背中にオレンジジュースを垂らす。
「きょれにゃら、ひさんがきえりゅまで、よゆーだにぇ!」
(・・・まだ死なれちゃ困るしな。せいぜい回復してもらおう)
「ゆっ!?」
元気を取り戻したはずの子ゆっくりに突如 −青年にとっては予定通りの− 異変が訪れる。
最初に異変に気づいたのは、子れいむだった。
「あちゅい、あちゅいよぉぉおおおお・・・」
「れいぶぅぅうう!?どうしちゃのぉぉお!??」
「おにぇーしゃん、ゆっきゅりしちぇにぇ!」
三姉妹の中で、おそらく次女と思われるれいむは、再び熱さに苦しみだした。
しかし、今度は皮膚を焼く熱さではない。あんこを内側から焼くような苦しみが子れいむを襲う。
そう、鉄製の串が火で熱せられているのだ。
「あづい、あぢゅい、あぢゅいぃぃぃいいいいいい!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!!」
「おきゃーしゃんあぢゅいよう!おきゃーしゃん!!おきゃーしゃん!!!」
「あちゅいのじぇぇぇ!!!とっちぇ!きょれとっちぇぇぇえええええええ!!!」
ついに3本の串に熱が伝わり、3匹の子ゆっくりが苦しみだす。
そのもがき方とけたたましい悲鳴は、もはやゆっくりのものとは思えないほどだ。
しかし、3匹がどんなにもがいても、その体を貫いた串が外れることはない。
ぽたぽた
ぽたぽたぽた
「いだい!!あぢゅい!!ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
「おきゃーしゃんだじゅげでぇぇえ!!!もうゆりゅしちぇええええ!!!!」
「ゆきゅりゃりゃりゅあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ぽたぽたぽた
ぽたぽたぽた
「おちびちゃん!ゆっくりして!おちびちゃん!おちびちゃあああああん!!!」
「にんげんさんおねがいします!おちびちゃんをたすけてください!!まりさなんでもいうことききますからぁ!!!」
加速していく苦痛と絶叫 − オレンジジュールによる治療も、青年の思惑通り働いた。
たっぷりと体力を回復した子ゆっくり達は、やはりたっぷりと苦しむことになるのだ。
「ゆっくりは出来る限り苦しませて殺す」−これが青年のもう一つの流儀だった。
----------------------
「ゆあっ・・・・あっ・・・・・ぁ・・・・・・・・・・」
「・・・・ゆ・・ぎ・・・・ぎ・・・・・・・・・・」
「も・・・・ゆっ・・・・く・・・し・・・・・・・・・・・・」
「「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!」」
体の外側から治療され続け、体の内側から焼かれ続けた子ゆっくり達は、およそ30分もの間、延々と悶え苦しみ死んだ。
どんなにか痛かっただろう、どんなにか熱かっただろう、どんなにか苦しかっただろう。
せめて、体を貫かれただけで死ねたなら、
せめて、体を外側から焼かれていたら、
せめて、オレンジジュースを浴びていなかったら、
こんなに苦しむことはなかっただろう。
しかし、その全てはかなわなかった。
出来うる限り残酷な方法で、出来うる限り苦しむように、出来うる限り長く拷問されて死んだ。
「ぐすっ・・・おちびちゃんが・・・かわいいかわいいいちびちゃんがあ・・・」
「なんでぇぇぇ・・・、どうしてぇぇぇ・・・」
その疑問に答えが与えられることはない。与えられるのは、更なる苦痛のみ。
お飾りもあんよも、最愛の子供たちまでも奪われた絶望と悲しみ−それを上回る苦痛を味わって彼らは死ぬ。
なぜならそれが、虐待鬼意山の流儀なのだから。
虐待鬼意山の流儀・完
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
ゆっくりたちの苦痛や絶望が際立つように、
鬼意山の虐待は淡々と書き、ゆっくり達の悲鳴はオーバーに書くようにしてみました。
上手くいっているかどうかは分かりません。
小説(?)を書いたのは初めてなのですが、拷問道具にちなんで「火鉢あき」と名乗りたいと思います。
ご感想をいただければ幸いです。
火鉢あき
灼熱の炎はお飾りを焼き、髪の毛を燃え上がらせ、皮膚をただれさせ、全身を燃え殻に変える−
たとえゆっくりが人語を操り、人と会話をすることがあっても、
ゆっくりが火を文明を利器として利用することは決してない。
----------------------
「「ここはまりさとれいむのおうちだよ!ゆっくりしていってね!」」
青年が買い物から家に帰ると、そこではおうち宣言の真っ最中だった。
一人暮らしをしているその部屋は、決して片付いている方ではないが、今はいつもよりも一層ゴミゴミとして見える。
絨毯の上に散乱したガラス片。窓ガラスを突き破ったであろう石。
そして、その石を投げたであろう−ゆっくり一家がリビングを占領していた。
「なにしてんだよクズ共・・・」
「ゆゆっ!れいむたちはくずじゃないよ」「くずだなんてゆっくりできないんだぜ!」
思わず毒づいた青年に、親れいむと親まりさが反論する。
侵入してきたのは、典型的なまりさ種とれいむ種の番だった。
よく見ると子連れで、子れいむ2匹と子まりさ1匹が、それぞれ両親に寄り添っている。
「にんげんしゃんはゆっくりあやみゃってね!」
「ゆっきゅりしにゃいではやきゅでていっちぇね!」
「みゃりしゃしゃみゃにあみゃあみゃをみょっちぇきゅりゅにょじぇ!」
子ゆっくりたちも、両親に同調して声を上げるが、青年は言葉を返さない。
ため息をつきながら、入ってきた「クズ共」を見つめる。
(・・・ガラスとかは後で片付けるにしても、こいつらをどうするかな・・・殺すことは殺すんだけど)
さっきはつい毒づいてしまったが、ゆっくりと会話することは青年のポリシーに反することだった。
会話とは、対等かつ理解し合える関係でのみ成り立つものである。
ゆっくりには人間の話を理解する知能がないし、そもそも理解しようとしない。
無理にゆっくりと会話をしようとすれば、一方的にゆっくりの言うことを聞くだけになる。人間が、饅頭の言う事をだ。
そんなわけで、「ゆっくりとは会話をしない」のがこの青年の流儀の一つだった。
「くしょじじい!」
先程あまあまを要求した子まりさ −口調や大きさから見て、どうやら末っ子らしい− が、さらに声を張り上げる。
無視されたことに腹が立ったのだろう。
「ひゃやくあみゃあみゃをみょっちぇきょい!ききょえにゃいにょ!?びゃきゃにゃにょ!?しにゅにょ!!??」
(・・・あ、そうだ。火鉢がある)
青年は早速準備に取り掛かった。
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「「ゆっくりできないいぃぃぃぃぃぃ!」」
ゆっくり達の悲鳴の上がる中、青年は一通りの準備を終えていた。
まずは、火鉢−
炭火を使った伝統的な暖房器具である。
買い物にいく前から火は入れてあったので、ほとんど準備は必要なかった。
次に、ゆっくり一家−
専用の箱がなかったので、透明なビニール袋 −もちろん口はしっかりと縛ってある− に閉じ込めた。
袋は合計で3つ。親まりさ、親れいむ、子ゆっくりたち、という分け方である。
最後に、鉄製の串−
本数は3本。主にバーベキューに使われるものである。
今すぐに使うわけではないが、今回、青年の流儀のために必要となった。
「よし、じゃあ始めるか」
青年がそう言って手を鳴らす。ゆっくりに話しかけることはないので、これは独り言である。
「まずは観客を用意しないとな」
そう言ってから、親まりさを袋から取り出す。
「なななにをするんだぜ!?はなすんだぜ!まりさはつよいんだぜ!」
「そのまま火鉢の中へゴー!」
「きいて・・ゆ?・・・ゆぎゃぁぁぁあああああああああああああああぁぁ!!!!!」
火鉢の灰にあんよを押し付けられ、まりさが絶叫する。
ちなみに、熱さに気がつくまでにたっぷり5秒かかった。
「まりさぁああああああ!れいむのまりさぁああああああああああ!!やめろぉ!まりさをはなせぇえええええええ!」
「「「おきゃーしゃんゆっくりしてぇぇえええええええ!」」」
一家の悲鳴がこだまする中、炭火の熱がじっくりとまりさのあんよを焼く。
「あづい!あづいぃいいいいいいい!!だずげ、だずげで!まりさのあんよがぁあああああああ!!!」
「足焼きはまあ、こんなもんかな」
青年はまりさを火鉢から取り出し、また袋に戻す。
まりさはもう動けないので、袋の口を縛る必要はない。
「おっと、こっちも観客だったな」
次に青年は親れいむに手を伸ばす。今度は親れいむが絶叫する番だった。
「は、はなしてね!やめてね!ゆっく・・・ゆぎゃぁああああぁああああああああああああああああ!!!!!」
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「観客」2匹の準備を終えた青年は、いよいよ今日の主役たちに手を伸ばす。
言うまでもなく、子ゆっくりたちだ。
「ひゃにゃちぇ!ひゃにゃちゅんだじぇ!」
「おきゃーしゃん!りぇいむたちをたちゅけちぇね!」
「もうおうちきゃえるー!」
彼らがもうおうちに帰ることはない。子ゆっくりたちはこれから、青年の流儀の犠牲になるのだ。
「に、にんげんさん!おちびちゃんたちをゆるしてあげてね!かわいいおちびちゃんにいたいことしないでね!」
「おちびちゃんたちはなにもわるいことしてないのぜ!はなしてあげてほしいのぜ!おねがいなのぜ!」
観客となった親れいむと親まりさは、台の上に置かれ、火鉢を見下ろしている。
先程、ついでに火鉢でお飾りを燃やされたので、足焼きと相まって全くゆっくりできていないが、
それでも、子供達が一番に心配らしい。
ぷすっ
「いちゃいのじぇえええええええええええええええええええええええ!!!!!」
親ゆっくり達の懇願もむなしく、末っ子まりさが激痛に悶える。
青年が鉄製の串を、まりさに突き刺したのだ。
ぷすっ
ぷすっ
「ゆぎぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「ぃいじゃぁぁぁあああああああああぁぁいいいいいいぃ!!!」
程なくして、子ゆっくりたち全員に串が刺された。
いずれの串も背中から突き刺されており、子ゆっくりたちを完全に貫通している。
「「おちびぢゃあぁぁぁあああああああああんんん!」」
3本のバーベキューの串の様になってしまった子ゆっくりたちの姿に、親ゆっくり達が絶望する。
「それじゃ、拷問スタートだ」
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青年は、火鉢の中に3本の鉄製の串が立てた。
それぞれの串の中程に、1匹づつ子ゆっくりが刺さっている。
「いちゃいのじぇ・・・」「あづい・・・」「おきゃあしゃぁん・・・」
背中から腹を貫かれた子ゆっくり達は、火鉢の灰と向き合う形になった。
炭火からは距離があるものの、その熱はじりじりを皮膚を焼いてくる。
「おちびちゃんたち!あきらめちゃだめなのぜ!」
「そうだよ!ひさんはゆっくりできないけど、じかんがたてばいつかきえるよ!そしたらまたゆっくりできるよ!」
「「「ゆぅ・・・」」」
ぽたぽた
「「「ゆっ?」」」
体は弱り、心も折れかけていた子ゆっくり達は、突如背中に水滴が落ちるのを感じた。
ぽたぽた
ぽたぽたぽた
「ゆーん、ちゅめたくてゆっくりできるよ!」
「しょれになんだきゃりぇいむ、げんきになっちぇきちゃよ!」
「みゃりしゃもなのじぇ!」
元気を取り戻した子ゆっくり達に、親ゆっくりも安心した表情を見せる。
その原因は−他ならぬ青年の手に握られていた。
(・・・オレンジジュースで回復するなんて、単純な奴らだよなぁ)
そんなことを思いながら、ぽたぽたとスポイトで子ゆっくりの背中にオレンジジュースを垂らす。
「きょれにゃら、ひさんがきえりゅまで、よゆーだにぇ!」
(・・・まだ死なれちゃ困るしな。せいぜい回復してもらおう)
「ゆっ!?」
元気を取り戻したはずの子ゆっくりに突如 −青年にとっては予定通りの− 異変が訪れる。
最初に異変に気づいたのは、子れいむだった。
「あちゅい、あちゅいよぉぉおおおお・・・」
「れいぶぅぅうう!?どうしちゃのぉぉお!??」
「おにぇーしゃん、ゆっきゅりしちぇにぇ!」
三姉妹の中で、おそらく次女と思われるれいむは、再び熱さに苦しみだした。
しかし、今度は皮膚を焼く熱さではない。あんこを内側から焼くような苦しみが子れいむを襲う。
そう、鉄製の串が火で熱せられているのだ。
「あづい、あぢゅい、あぢゅいぃぃぃいいいいいい!!ゆっくりできないぃぃぃぃぃ!!!」
「おきゃーしゃんあぢゅいよう!おきゃーしゃん!!おきゃーしゃん!!!」
「あちゅいのじぇぇぇ!!!とっちぇ!きょれとっちぇぇぇえええええええ!!!」
ついに3本の串に熱が伝わり、3匹の子ゆっくりが苦しみだす。
そのもがき方とけたたましい悲鳴は、もはやゆっくりのものとは思えないほどだ。
しかし、3匹がどんなにもがいても、その体を貫いた串が外れることはない。
ぽたぽた
ぽたぽたぽた
「いだい!!あぢゅい!!ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
「おきゃーしゃんだじゅげでぇぇえ!!!もうゆりゅしちぇええええ!!!!」
「ゆきゅりゃりゃりゅあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ぽたぽたぽた
ぽたぽたぽた
「おちびちゃん!ゆっくりして!おちびちゃん!おちびちゃあああああん!!!」
「にんげんさんおねがいします!おちびちゃんをたすけてください!!まりさなんでもいうことききますからぁ!!!」
加速していく苦痛と絶叫 − オレンジジュールによる治療も、青年の思惑通り働いた。
たっぷりと体力を回復した子ゆっくり達は、やはりたっぷりと苦しむことになるのだ。
「ゆっくりは出来る限り苦しませて殺す」−これが青年のもう一つの流儀だった。
----------------------
「ゆあっ・・・・あっ・・・・・ぁ・・・・・・・・・・」
「・・・・ゆ・・ぎ・・・・ぎ・・・・・・・・・・」
「も・・・・ゆっ・・・・く・・・し・・・・・・・・・・・・」
「「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああんん!!!!!」」
体の外側から治療され続け、体の内側から焼かれ続けた子ゆっくり達は、およそ30分もの間、延々と悶え苦しみ死んだ。
どんなにか痛かっただろう、どんなにか熱かっただろう、どんなにか苦しかっただろう。
せめて、体を貫かれただけで死ねたなら、
せめて、体を外側から焼かれていたら、
せめて、オレンジジュースを浴びていなかったら、
こんなに苦しむことはなかっただろう。
しかし、その全てはかなわなかった。
出来うる限り残酷な方法で、出来うる限り苦しむように、出来うる限り長く拷問されて死んだ。
「ぐすっ・・・おちびちゃんが・・・かわいいかわいいいちびちゃんがあ・・・」
「なんでぇぇぇ・・・、どうしてぇぇぇ・・・」
その疑問に答えが与えられることはない。与えられるのは、更なる苦痛のみ。
お飾りもあんよも、最愛の子供たちまでも奪われた絶望と悲しみ−それを上回る苦痛を味わって彼らは死ぬ。
なぜならそれが、虐待鬼意山の流儀なのだから。
虐待鬼意山の流儀・完
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
ゆっくりたちの苦痛や絶望が際立つように、
鬼意山の虐待は淡々と書き、ゆっくり達の悲鳴はオーバーに書くようにしてみました。
上手くいっているかどうかは分かりません。
小説(?)を書いたのは初めてなのですが、拷問道具にちなんで「火鉢あき」と名乗りたいと思います。
ご感想をいただければ幸いです。
火鉢あき