ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1255 いつもの風景
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ankoss
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『いつもの風景』
D.O
「ゆぴゃぁぁああ!!れいみゅのあんよがぁぁあ!?」
「おちびちゃん、ゆっくりしてね!ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ!」
とある町の歩道で、母れいむと赤れいむの親子が泣き叫んでいた。
鋭い小石で赤れいむがあんよを怪我してしまったのだ。
怪我はかなり重症で、あんよは半分ほど裂けてしまっており、
餡子もトロリと流れ出している。
こうなってしまうと、母れいむのぺーろぺーろ程度ではもはや手に負えない。
母れいむは最後の希望、ゆっくりには不可能な事を可能にする、人間さんの手を借りるしかないと考えた。
「おねーさん!」
「ん、なぁに?あら、おちびちゃん、酷い怪我。大丈夫?」
運よく、ゆっくりしたお姉さんに声をかけることができたようだった。
「おねーさん、だいじょうぶじゃないよ!おちびちゃん、このままじゃえいえんにゆっくりしちゃうよ!」
「あら。大変だわ。早く手当てしないと。」
「おねーさん、はやくてあてしてあげてね!」
「・・・ん?なんで?」
「ゆ・・・おちびちゃんがけがしてるんだよ!?かわいそうなんだよ!」
「そうね。とっても痛そう。」
「かわいそうならゆっぐぢぢないでだずげでぇえええ!!」
お姉さんもその整った顔立ちに憐れみを浮かべ、赤れいむのもみあげをそっとなでる。
「ゆ・・・ゆぴぇ、ゆっくちさせちぇ・・・。」
「れいむちゃん。がんばってね。痛いだろうけど、がんばって!」
「ゆぴぅぅ・・・」
そしてお姉さんはすっと立ち上がると、去っていこうとした。
「お、おねえざぁぁあああん!!どうぢでいっぢゃうのぉぉぉおお!?」
「ごめん私、もう行かないと・・・。」
「ゆぁああああぁぁぁぁ!?」
「辛い事もあると思うけど、れいむもがんばってね!」
お姉さんはギュッと握りこぶしを作りれいむの顔の前に掲げると、
『がんばれ!』というようにこぶしを2~3回揺らし、そしてそのまま去っていった。
「ゆ、どうぢで・・・」
「ゆぴ・・・ゆ・・・」
「おぢびぢゃぁぁああん!!」
だが、ここで諦めてはおちびちゃんは助からない。
母れいむは気を取り直して、おちびちゃんの方を向いて辛そうな顔をしている、
ゆっくりできそうなお兄さんに声をかけた。
「おにーざん!!おぢびぢゃんをだずげでぐだざい!!」
「うぅん、これは痛そうだな。かわいそうに・・・。」
「おぢびぢゃんは、とっでもゆっぐぢした、かわいいおぢびぢゃんなんでず!だずげでぐだざい!」
お兄さんは、赤れいむの苦しそうに汗ばんだ額をなでてやりながら、
ゆっくりとした声で語りかける。
「なあ、チビれいむ・・・」
「ゆぴぅ・・・ゆぴゅぅ・・・?・・・」
「痛みなんかに、負けるなよ。」
「・・・ゆ?・・・」
「精一杯ゆっくりするんだ。お前ならできる!がんばれ!」
そういって、とてもゆっくりしたお兄さんは去っていった。
「どうぢで・・・どうぢで、だれもだずげでぐれないのぉぉおお!?」
答えは返ってこなかった。そして・・・
「も・・・ぢょ・・ゆっくち・・・しちゃ・・かっちゃ・・・」
「ゆぁああああ!おぢびぢゃん!おぢびぢゃぁぁあああん!?」
赤れいむは、出餡多量で、誰からも治療を受けることなく、その短い生涯を終えたのであった。
「ゆぁぁあああ!?なんでぇええ!?ゆっぐぢぢでだのに!ゆっぐぢぃぃいいいああああ!?」
母れいむの慟哭は、町中にいつまでも響き続けた。
そして、通行人の中にその声を騒音、迷惑だなどと思った者は一人としていなかった。
通行人たちは一様に、おちびちゃんの遺体の前で泣き叫び続ける母れいむの背後で、
手を合わせたり、十字を切ったり、それぞれの形ではあったが、
全員が、赤れいむの短い生涯をあわれみ、その冥福を祈ったのであった。
D.O
「ゆぴゃぁぁああ!!れいみゅのあんよがぁぁあ!?」
「おちびちゃん、ゆっくりしてね!ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろ!」
とある町の歩道で、母れいむと赤れいむの親子が泣き叫んでいた。
鋭い小石で赤れいむがあんよを怪我してしまったのだ。
怪我はかなり重症で、あんよは半分ほど裂けてしまっており、
餡子もトロリと流れ出している。
こうなってしまうと、母れいむのぺーろぺーろ程度ではもはや手に負えない。
母れいむは最後の希望、ゆっくりには不可能な事を可能にする、人間さんの手を借りるしかないと考えた。
「おねーさん!」
「ん、なぁに?あら、おちびちゃん、酷い怪我。大丈夫?」
運よく、ゆっくりしたお姉さんに声をかけることができたようだった。
「おねーさん、だいじょうぶじゃないよ!おちびちゃん、このままじゃえいえんにゆっくりしちゃうよ!」
「あら。大変だわ。早く手当てしないと。」
「おねーさん、はやくてあてしてあげてね!」
「・・・ん?なんで?」
「ゆ・・・おちびちゃんがけがしてるんだよ!?かわいそうなんだよ!」
「そうね。とっても痛そう。」
「かわいそうならゆっぐぢぢないでだずげでぇえええ!!」
お姉さんもその整った顔立ちに憐れみを浮かべ、赤れいむのもみあげをそっとなでる。
「ゆ・・・ゆぴぇ、ゆっくちさせちぇ・・・。」
「れいむちゃん。がんばってね。痛いだろうけど、がんばって!」
「ゆぴぅぅ・・・」
そしてお姉さんはすっと立ち上がると、去っていこうとした。
「お、おねえざぁぁあああん!!どうぢでいっぢゃうのぉぉぉおお!?」
「ごめん私、もう行かないと・・・。」
「ゆぁああああぁぁぁぁ!?」
「辛い事もあると思うけど、れいむもがんばってね!」
お姉さんはギュッと握りこぶしを作りれいむの顔の前に掲げると、
『がんばれ!』というようにこぶしを2~3回揺らし、そしてそのまま去っていった。
「ゆ、どうぢで・・・」
「ゆぴ・・・ゆ・・・」
「おぢびぢゃぁぁああん!!」
だが、ここで諦めてはおちびちゃんは助からない。
母れいむは気を取り直して、おちびちゃんの方を向いて辛そうな顔をしている、
ゆっくりできそうなお兄さんに声をかけた。
「おにーざん!!おぢびぢゃんをだずげでぐだざい!!」
「うぅん、これは痛そうだな。かわいそうに・・・。」
「おぢびぢゃんは、とっでもゆっぐぢした、かわいいおぢびぢゃんなんでず!だずげでぐだざい!」
お兄さんは、赤れいむの苦しそうに汗ばんだ額をなでてやりながら、
ゆっくりとした声で語りかける。
「なあ、チビれいむ・・・」
「ゆぴぅ・・・ゆぴゅぅ・・・?・・・」
「痛みなんかに、負けるなよ。」
「・・・ゆ?・・・」
「精一杯ゆっくりするんだ。お前ならできる!がんばれ!」
そういって、とてもゆっくりしたお兄さんは去っていった。
「どうぢで・・・どうぢで、だれもだずげでぐれないのぉぉおお!?」
答えは返ってこなかった。そして・・・
「も・・・ぢょ・・ゆっくち・・・しちゃ・・かっちゃ・・・」
「ゆぁああああ!おぢびぢゃん!おぢびぢゃぁぁあああん!?」
赤れいむは、出餡多量で、誰からも治療を受けることなく、その短い生涯を終えたのであった。
「ゆぁぁあああ!?なんでぇええ!?ゆっぐぢぢでだのに!ゆっぐぢぃぃいいいああああ!?」
母れいむの慟哭は、町中にいつまでも響き続けた。
そして、通行人の中にその声を騒音、迷惑だなどと思った者は一人としていなかった。
通行人たちは一様に、おちびちゃんの遺体の前で泣き叫び続ける母れいむの背後で、
手を合わせたり、十字を切ったり、それぞれの形ではあったが、
全員が、赤れいむの短い生涯をあわれみ、その冥福を祈ったのであった。