あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロとアニキ」で検索した結果
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ゼロとアニキ
天元突破グレンラガン よりカミナを召喚 ゼロとアニキ-01 -
ゼロとアニキ-01
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 通称、ゼロのルイズは喜んでいた。 目の前に赤く、巨大なゴーレムが鎮座していた。 『サモン・サーヴァント』に私は完全に成功したのだ! 「ふ、ふ、ふ、ははは、あーっはっは!」 思わず高い笑い声が出てしまう。てゆうか、笑い声が止まらない。やっぱりわたしは天才ね! 「あのルイズが魔法を成功させた!?」 「な、なんだあのゴーレム。すっげぇ強そうだ!」 「そんな馬鹿な!」 外野の声がうるさい。なんとでも言いなさい、わたしはもうゼロじゃないのよ! と口笛でも吹き出したくなるような気分でルイズは『コンクラント・サーヴァント』を済ませるためにゴーレムに 近寄った――ところで凍りついた。 ゴーレムの口の中に血にまみれた男が座っていた。 で、今に繋がるワケで。... -
ゼロと雪姫
「オーバーマン キングゲイナー」のアナ・メダイユとリンク・リンス・リンナ ゼロと雪姫-1 ~ゼロの雪姫~ ゼロと雪姫-2 ~ルイズとアナ~ ゼロと雪姫-3 ~魔法が使えないって、本当かい?~ -
ゼロと聖石
「ファイナルファンタジータクティクス」の聖石 参考リンク:ウィキペディア (Wikipedia) フリー百科事典 ファイナルファンタジータクティクスの項より ゼロと聖石-01 ゼロと聖石-02 ゼロと聖石-03 ゼロと聖石-04 ゼロと聖石-05 ゼロと聖石-06 ゼロと聖石-07 ゼロと聖石-08 ゼロと聖石-09 ゼロと聖石-10 ゼロと聖石-外伝 昼下がりの戦い ゼロと聖石-11 ゼロと聖石-12 ゼロと聖石-13 ゼロと聖石-14 ゼロと聖石-15 ゼロと聖石-16 ゼロと聖石-17 ゼロと聖石-18 ゼロと聖石-19 ゼロと聖石-20 ゼロと聖石-21 ゼロと聖石-22 ゼロと聖石-23 -
ゼロと波動
ストリートファイターⅢ RYU FINAL より豪鬼に勝った後日のリュウを召喚 ゼロと波動 第01話 ゼロと波動 第02話 ゼロと波動 第03話 ゼロと波動 第04話 ゼロと波動 第05話 ゼロと波動 第06話 ゼロと波動 第07話 ゼロと波動 第08話 ゼロと波動 第09話 ゼロと波動 第10話 ゼロと波動 第11話 ゼロと波動 BONUS STAGE① -
ゼロと魔王
魔界戦記ディスガイア(ファミ通文庫基準)より、ラハールを召喚 ゼロと魔王-01 ゼロと魔王-02 ゼロと魔王-03 ゼロと魔王-04 ゼロと魔王-05 ゼロと魔王-06 ゼロと魔王-07 ゼロと魔王-08 ゼロと魔王-09 ゼロと魔王-10 ゼロと魔王-11 ゼロと魔王-12 -
ゼロと疾風
GUILTY GEARシリーズよりチップ=ザナフを召喚 ゼロと疾風-01 ゼロと疾風-02 ゼロと疾風-03 ゼロと疾風-04 ゼロと疾風-05 ゼロと疾風-06 -
ゼロと獅子
ファイナルファンタジーⅧよりスコール・レオンハートを召喚 ゼロと獅子-01 1話 召喚された獅子 ゼロと獅子-02 ゼロと獅子-03 ゼロと獅子-04 ゼロと獅子-05 -
ゼロと竜騎士
「バハムート ラグーン」のビュウ ゼロと竜騎士-1 ゼロと竜騎士-2 ゼロと竜騎士-3 ゼロと竜騎士-4 ゼロと竜騎士-5 ゼロと竜騎士-6 ゼロと竜騎士-7 ゼロと竜騎士-8 ゼロと竜騎士-9 -
ゼロと伍長
「パンプキンシザーズ」よりランデル・オーランド伍長を召喚 ゼロと伍長-前編 ゼロと伍長-後編 -
ゼロと人形遣い
「からくりサーカス」より阿紫花 英良を召喚 ゼロと人形遣い-1 ゼロと人形遣い-2 ゼロと人形遣い-3 ゼロと人形遣い-4 ゼロと人形遣い-5 ゼロと人形遣い-6 ゼロと人形遣い-7 ゼロと人形遣い-8 ゼロと人形遣い-9 ゼロと人形遣い-10 -
ゼロと損種実験体
「強殖装甲ガイバー」からアプトムを召喚 ゼロと損種実験体-01 ゼロと損種実験体-02 ゼロと損種実験体-03 ゼロと損種実験体-04 ゼロと損種実験体-05 ゼロと損種実験体-06 ゼロと損種実験体-07 ゼロと損種実験体-08a ゼロと損種実験体-08b ゼロと損種実験体-09 ゼロと損種実験体-10 ゼロと損種実験体-11 ゼロと損種実験体-12 ゼロと損種実験体-13 ゼロと損種実験体-14 ゼロと損種実験体-15 ゼロと損種実験体-16 ゼロと損種実験体-17 ゼロと損種実験体-18 ゼロと損種実験体-19 ゼロと損種実験体-20 ゼロと損種実験体-21 ゼロと損種実験体-22 ゼロと損種実験体-23 -
ゼロと迷宮職人
ダンジョンメーカー 魔法のシャベルと小さな勇者 より、アレンを召喚 ゼロと迷宮職人-01 第一「階」 ダンジョン作れます ゼロと迷宮職人-02 第二「階」 これからのご主人様にはダンジョンがあります ゼロと迷宮職人-03 第三「階」 拳で、決着をつけましょう ゼロと迷宮職人-04 第四「階」 みんなでダンジョン行きましょう ゼロと迷宮職人-05 第五「階」 ぼくもはじめは怖かったです ゼロと迷宮職人-06 第六「階」 よろしく、デルフリンガー ゼロと迷宮職人-07 第七「階」 ぼくもご家族を助けるの手伝います! -
ゼロとヲタ少女
「らき☆すた」の世界に手違いでルイズが転移する話 ゼロとヲタ少女 01 ゼロとヲタ少女 02 ゼロとヲタ少女 03 ゼロとヲタ少女 04 -
ゼロと黒蛇
「BLACK BLOOD BROTHERS」より、カーサ(九龍転化前)を召喚 ゼロと黒蛇-01 -
ゼロと波導の勇者
劇場版「ポケットモンスター」「ミュウと波導の勇者ルカリオ」のルカリオが召喚される話。 ゼロと波導の勇者 1 ゼロと波導の勇者 2 -
ゼロとヲタ少女 01
前ページ次ページゼロとヲタ少女 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!!」 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの詠唱に応え、眼前に 鏡のような門が開いた。彼女の魔法は成功したのである。後はこの門をくぐり、召喚に 応じた使い魔が現れるのを待つのみ。ルイズは期待に満ちた目で門を見つめる。周囲の 生徒と教師も、彼女が初めて成功させた魔法の結果が出るのを固唾を飲んで見守ってい る。 待つ。変化なし。 まだ待つ。さらに変化なし。 まだまだ待つ。やはり変化なし。 まだまだまだ…。 「あーもう! さっさと出てきなさい!!」 いつまで経っても出てこない使い魔にルイズは癇癪を起こし、つかつかと門に歩み寄 っていく。門を覗き込も... -
ゼロと雪姫-2
前ページ次ページゼロと雪姫 アナ・メダイユはウルグスクをおさめるメダイユ侯の末娘。八歳で、好奇心旺盛。地元ではおてんば姫として知られている。 しかし、時には知的な一面を見せ、その言葉の前には大人はひれ伏し、家名に恥じぬ、指導者の才を持っていた。 とある理由でエクソダス請負人ゲイン・ビジョウと出会う。これがきっかけで〈哀れな人質〉という名目で、〈ヤーパンの天井〉に参加。東の国ヤーパンを目指しエクソダスしていた。 ところが、異世界ハルケギニアの少女、ルイズに呼び出され、彼女の生活は一転する事になる。 ~ルイズとアナ~ サモン・サーヴァンの翌朝、アナは大きな目をパチリと開ける。体を起こし、両目を小さな手で擦り、辺りを見回す。 「ここはどこ?」 覚めきっていない、ぼんやりとした頭でアナは人の気配を感じて、横を顔を向ける。そこにはピンク色の長い髪... -
ゼロと魔獣のような悪魔
株式会社フライト・プランより PSゲーム「サモンナイト2」。 呼び出されるのは 敵方、大悪魔メルギトスの配下の悪魔ビーニャ。 ゼロと魔獣のような悪魔-00 ゼロと魔獣のような悪魔-01 ゼロと魔獣のような悪魔-02 ゼロと魔獣のような悪魔-03 -
ゼロとヲタ少女 02
前ページ次ページゼロとヲタ少女 夜、いつものようにネットゲームに興じていたこなたの部屋に突如として出現した鏡 のようなものが現れ、女の子が飛び出してきて自分と激突するという異常事態に遭遇し たこなたは、ルイズと名乗った女の子を連れて、父である泉そうじろうへ相談するべく 部屋を出た。そうじろうは招いた覚えのないルイズの存在とその格好をいぶかしんだが、 ルイズは美少女なので相好を崩して応対した。こなたは父親の様子を生温かく見つめ、 耳打ちする。そのままルイズを置き去りにして密談を始めた。最初は大人しくしていた ルイズだったが、自分を無視して密談されて面白いはずもなく、無礼を怒鳴りつけよう とした矢先に密談は終了し、おもむろにそうじろうはルイズに向けて宣言した。 「あなたは異世界から来たんですよ!!」 「な、なんだってー!?」 そうじろうの叫びに... -
ゼロと帽子と本の使い魔
「ヤミと帽子と本の旅人」のコゲが召喚される話 ゼロと帽子と本の使い魔01 ゼロと帽子と本の使い魔02 -
ゼロと雪姫-1
前ページ次ページゼロと雪姫 ゼロの雪姫 「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!」 少女が詠唱を終えて杖を振ると爆発が起きて煙が舞い上がる。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは何十回やったかも覚えてない『サモン・サーヴァント』はまたも失敗かと誰もが思った。 が、そうでは無かった。 煙からルイズの元に何かが走って来た。 身体の大きさはリンゴ2つ分、白と黒が混じった体毛に長い尻尾を持ったリスの様なイタチの様な生き物だった。 ルイズは足下に寄ってきたその生き物を両手で優しく掴み、ひょいっと自分の顔の近くまで持ってきた 「やっ、やったわ!初めて魔法を成功させた!」 ルイズは涙と声を出して喜んだ。 自分がイメージして... -
ゼロと妖精
ゼロと妖精 あのレコン・キスタとの戦いから二年後のラ・ロシェールの街の酒場。 「……あたしだって…あたしだってこれでも二年前は「土くれ」と呼ばれていた盗賊だったのさ。」 フーケを自称するポニーテールの女性が頼んだウイスキーをクイッと一気飲みしてそう言った。 「フフフ…二年前はいろいろな貴族からいろんな宝盗んだりしてさぁ…」 「お前にとっては、そのときが十分に生き甲斐を感じられた時だったのか?」 隣に座っているフードを被った赤いロングヘアーの女性が酔い覚めのために頼んだ水をちょびっと飲みながら言った。 「ええ、だって私には娘同然の子を養うために大金が必要だったのよ…。でも色々あって……今はまともに働いて養ってるわ。」 「そうか…足を洗ったというわけか。」 ロングヘアーの女性はそう言って水を一気飲みすると... -
長編(五十音順)-04
... 14 (Fri) ゼロとアニキ 天元突破グレンラガン カミナ 2007-12-12 21 22 30 (Wed) 秘密結社ゼロシャイム総統ルイズ 天体戦士サンレッド 怪人組織フロシャイム、正義の味方のサンレッド 2008-05-28 00 21 51 (Wed) 創世の使い魔 天地創造 アーク 2008-08-30 13 59 07 (Sat) ゼロの女帝 天地無用! 神木・瀬戸・樹雷 2010-05-19 19 07 59 (Wed) ゼロの工作員 天になき星々の群れ フリーダ 2008-10-21 13 52 46 (Tue) ゼロと電流 電人ザボーガー ザボーガー 2011-12-16 23 17 05 (Fri) 重攻の使い魔 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム HBV-502 ライデン 2010-11-07 12 48 57 (Sun) ゴーストステップ・ゼロ ... -
ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~
「戦国ランス」から「ランス、シィル・プライン、上杉謙信」を召喚 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-01 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-02 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-03 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-04 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-05 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-06 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-07 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-08 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-09 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-10 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-11 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-12 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-13 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-14 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-15 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-16 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-17 -
ゼロと聖石-11
前ページ次ページゼロと聖石 聖堂。 テンプルとも言うニューカッスル城のそこは、城にふさわしい規模を誇っていた。 絢爛豪華に造られた其処は、アルビオンにおける生誕から葬儀まで喜びと悲しみを見届けた場所。 ここだけ空気が澄んでいる気がする。 同時に死者の臭いも感じることが出来る不思議な空間だ。 そんな神聖な場所の祭壇前にウェールズ皇子が祈りを捧げていた。 私もそれに習い、始祖に祈りを捧げる。 祈るのは私にとっての平穏な日常。 ちょうど、あの時のやさしい夢。 全員がほほえましく笑いながら過ごしたあの夢を。 不意に、ウェールズ皇子が立ち上がり、指から指輪を抜いた。 それを私に握らせ、 「これを、アンに。これを渡せば分かってくれるはずだから」 泣きそうな私を叱責し、その指輪を懐に収める。 必ず、アンリエッタ様に、何があっても渡そう。そ... -
ゼロと運命の剣-01
前ページ次ページゼロと運命の剣 その少女の魔法は例外なく爆発する。例外がないということはつまり今回も、だ。 しかし少女の瞳はあきらめていない。今度こそ成功したと言う実感が(例えそれが数秒後に消えるものだとしても)あったし、それが気のせいだと思いたくはなかった。 そしてその声は、聞こえた。 『おいそこの女、我の声が聞こえるか』 「成功した!」 少女は煙の中を駆け出した。念願の使い魔だ。契約さえ済めば、これでゼロと馬鹿にされる事もなくなる。 しかし少女の希望は、一瞬の後に疑問に変わり、直後に落胆に変わる事になる。 「…………剣?」 そこにあったのは、確かに剣であった。大地に突き立っている。 やや刀身の長く、刃が広い長剣で、柄に奇妙な装飾がついていた。あまり実用的な剣とも思えないし、それにしては装飾が真新しいわけでもない、古... -
ゼロと桃色の魔法使い
「魔法戦隊マジレンジャー」から、小津芳香(マジピンク) ゼロと桃色の魔法使い-01 -
ゼロと聖石-01
前ページ次ページゼロと聖石 私が召喚したものはたった一つの石だった。 周囲からは『ゼロ』と囃し立てられ、私が再召喚の申請をしても監督の教師はそれを認めなかった。 契約の儀式を済ませると、その石に一つの模様が刻まれる。 ルーン文字とは違うその模様が、私の人生に影響を与えるなんて今の時点の私にはわからなかった。 私は悔しくて、悔しくて、涙で枕を濡らした。 私をゼロと罵る声が。 今まで応援してくれた先生の期待を裏切ってしまったこと。 なによりも、魔法が使えないこと。 それら全てが悲しくて、涙を流した。 石が、光を放った。 寝てしまったのか、目を覚ますとそこは廃墟だった。 いや、魔法陣の中に入った記憶がある。 つまりここは現実、感覚も全てはっきりしている。 ポケットの... -
ゼロと電流-18
前ページ次ページゼロと電流 ルイズ、アニエス、アンリエッタは一つのテーブルを囲んでいた。 食事ではない。 三人の真ん中には、小さな銃弾が置かれていた。 「これが、弾?」 アニエスは自分の使用している銃の弾をそこに並べていた。 「似ても似つかないな」 「ハルケギニアの銃と、ザボーガーの速射破壊銃を一緒にされても困るわ」 「確かにそうだが」 アニエスは速射破壊銃の銃弾を手にとって、頭上にかざしては見つめる。 「土くれのフーケのゴーレムをあっさりと破壊したと聞いたが、それほどの力が込められているとはな」 「その銃弾そのものにはそこまでの力はないわ。確かに、ハルケギニアの銃弾よりは強いけれど」 ルイズの言葉を聞きながら、アンリエッタは速射破壊銃の弾をアニエスから受け取る。 「それにしても、ずいぶんと精密に作... -
ゼロと疾風-02
前ページ次ページゼロと疾風 ゼロと疾風 ルイズの壁 朝になるといろいろなものが動き出す。 その動きをチップは感じ取り眼を覚ました。 チップは大きなあくびをして、頭をかいた。 「さて、ルイズを起こしにいくか」 昨日はあんなこと言ったが、チップはルイズを起こすことにした。 部屋に着いたが、ルイズはまだ眠っている。 とりあえず、毛布をはいだ。 「な,何!!というかあんた誰よ」 「チップだ!せっかく起こしに来てやったのに、なんだ?その態度」 「あ・・・昨日召喚したんだっけ、忘れてた」 「忘れんな。それに、みんなもう起き始めているぜ」 ルイズは起き上がると、チップに命令をした。 「服」 「自分でとれ」 そう言うとチップは部屋の外に出て行った。 「外で待っているから、早く出てこい」 廊下に出ると結構な人間が行き来しているのがチップの眼に入っ... -
ゼロと聖石-05
前ページ次ページゼロと聖石 完全に魔力を消耗していた私達にはゴーレムを止める術など無かった。 三人とも地面に座り込んでその光景を眺めるだけだった。 『破壊の三魔銃、確かに頂戴しました フーケ』 そして、所変わって学院長室。 不毛な責任の擦り合いの現場。 キュルケとタバサとシエスタ、私の四人は当事者として呼び出されていた。 当番は誰だったのか。 管理体制に問題は無かったのか。 そもそもそこの平民が壁を破壊するからと、言い争いが醜い。 その言い争い自体はオールド・オスマンの鶴の一声で解決した。 さて、肝心のフーケ討伐で杖を掲げたのは私達三人、それとシエスタ。 先生はというと壊滅状態。 貴族の誇りというか名を挙げるでもいいから杖掲げないかこの野郎ども。 おっと、淑女と思えない心象風景でした。反省反省。 ... -
ゼロと聖石-20
前ページ次ページゼロと聖石 ワルドの杖に篭るエアニードルと、タバサの杖を媒体にしたアイスブランドがぶつかり合う。 交差する瞬間に起こる剣戟。 距離が離れた瞬間に、私はブラストガンを連射。 しかし、そこは流石元魔法衛士隊体長。 風竜の手綱を握り、見えない弾丸を回避。 当たりそうな弾は円錐状に張った障壁でしのぐ。 洗練された動きだ。 「キュルケ」 「ええ、風竜との連携がうまくいっていない。付け入る隙はあるわ」 「じゃあ、よろしく」 え、と思う間も無くジャンプするタバサ。 思考が真っ白になるが、意図に気が付いてブレイズガンを構える。 その間に、シルフィードがものすごい勢いでワルドの風竜に体当たり。 お互いの速度がゼロになった瞬間、私はブレイズガンをワルドの杖に連射。 エアニードルに阻まれて破壊は出来なかったが、杖を持つ手を弾く。 ... -
ゼロと聖石-21
前ページ次ページゼロと聖石 戦いが終結してから、三日が経過した。 あの日、ルイズ様が放ったアルテマを切っ掛けに、レコンキスタを追い払えた。 しかし、その代償は大きかった。 ルイズ様とアルテマの半融合化。 アルテマの魂がルイズ様の魂に混ざり合った。 現在の割合としてアルテマの魂半分、ルイズ様の魂半分。 ベースこそルイズ様だが、髪の毛の色は完全に侵食された形になる。 目が覚めたとき、ルイズ様は、ルイズ様なのだろうか? あの約束を、守ってくれるのだろうか? タイムリミットは近い。 今回の一件で、タルブ村の存在そのものが大きく広まってしまった。 貴族に対抗しうる力を持つ、平民達が住む村。 領主には認められていたが、この戦いでその力が示されてしまった。 近接系のジョブは技術を教えるだけで済むだろうが、魔法... -
ゼロと世界の破壊者-09a
前ページ次ページゼロと世界の破壊者 第9話「王都トリスタニア・後編」 報告に行ったワルドと別れて待たされる事十数分。 ルイズ達は王宮付きの衛士に案内されて謁見の間に通された。 一番奥に置かれている玉座には、紫色のローブを身に纏ったまだ年端も行かぬ少女、アンリエッタ王女殿下が優しく微笑みながら座っていた。 その傍らには灰色のローブに身を包んだ痩せぎすの四十男、宰相のマザリーニが佇み、少し離れた場所にワルドの姿もあった。 その堂々たる面々を前にし、ルイズは今更ながら緊張して唾をごくりと飲み込んだ。 玉座の前までやってくると、ルイズは跪き、頭を垂れた。夏海、ユウスケも見真似で跪く。士だけがぼうと突っ立ってたので、ルイズは服の裾を引っ張って無理矢理跪かせた。 「楽にしてください、皆さん」 アンリエッタに声をかけられ、ルイズ達は顔を上げた。 アン... -
ゼロと聖石-03
前ページ次ページゼロと聖石 ギーシュは怯えていた。 目の前のゼロに、先ほどまで格下だと疑わなかった存在に。 ルイズはしらけていた。 試したいことの半分も消化しないうちにギーシュが杖を手放したから。 杖を突きつける者と突きつけられる者の彼我が逆転した瞬間だった。 ギーシュが去った直後、私は部屋に駆け込む。 装飾された儀式用のきらびやかな杖、ヴァリエール家の家紋を象った杖を取り出す。 アルテマの知識が教えてくれた大切な事項。 ―――魔法とは杖によって発動するのではなく、 武器や大気に篭った魔力を糧として自身を媒介にして放つもの――― その観点から引っ張り出したのがこの杖だ。 どこかの霊木に水のメイジが精霊からもらった水で磨き、土のメイジが加工した銀を聖水で加護をした特注... -
ゼロと雪姫-3
前ページゼロと雪姫 使い魔として異世界ハルケギニアに呼び出されて一日目。 朝から色々大変な事が起きました。 私の主になったルイズ、彼女のお友達のキュルケに火を吐くトカゲのサラマンダー。 宙を浮く人を見たり、朝御飯の前に喧嘩が起きたり。 めちゃくちゃな事ばかりで、それは、私のこれからの生活を示すような朝でした。 ~魔法が使えないって、本当かい?~ 食事を終えたルイズはアナを連れて教室へと向かった。教室の中に入ると先に教室に入っていた生徒達はクスクスと笑い始める。 皆、様々な使い魔を連れていた。猫、犬、蛇とアナの世界でもごくごく普通にいる動物たちもいた。 しかし、好奇心旺盛なアナにとってもっと目を引いたのは。 「ルイズ!あれ!廊下で見た大きな目玉!」 「バグベアーね。」 「あの蛸お化けは!?初めて見るわ!」 「スキ... -
ゼロと電流-10
前ページ次ページゼロと電流 「第十話」 ルイズはデルフリンガーを構える。 彼女の前に立ちはだかるのはギーシュ、キュルケ。 「まったく、ゼロの癖に調子に乗るからだよ」 「本当、目障りなんだから」 「何よ、なによなによ! あんたたち、集団で! 二人がかりなんて!」 「仕方ねえだろ? 嫌われ者なんだから。俺だって、お前さんになんか使われたくなんかねえよ」 手元からの声。デルフリンガーの言葉に、ルイズは剣を睨みつける。 「そう睨むなよ。俺だけじゃねえ。お前さんみたいな無能に使われるなんてまっぴら御免だとさ、ザボーガーも」 その言葉に周りを見渡すが、ザボーガーの姿はない。 いつの間にか、被っていたヘルメットもなくなっている。 「ここ」 キュルケの背後でマシンザボーガーに乗っているタバサ。 「何やってるの... -
ゼロと魔王-07
前ページ次ページゼロと魔王 ゼロと魔王 第7話 聖剣杯 前日 なんだかんだで時が流れて聖剣杯一日前、今日はアンリエッタが来ると言う事で生徒のほとんどが門の前で待機していた。 「おいギーシュ、なんだこの集まりは?」 「ん?ああ、もうそろそろアンリエッタ王女殿下が来るからね、生徒で出迎えという訳さ」 (そういえば、オレ様はどこかへ行って出迎えられたことがあったか?) 「そして、その後に開会式だよ」 「開会式ねぇ~・・・聖剣杯ねぇ~・・・」 ラハールに無理やり聖剣杯に出させられることになったルイズがやる気のない感じで言っている。 「随分やる気がないな君は・・・」 「あたり前でしょ、私は本来出る気がなかったんだから」 「あきらめるしかないだろう、ラハールに逆らうのは面倒だしな・・・・」 この短期間にラハールがどのような人物か把握し... -
ゼロと云う名のワタリガラス
ルイズは不機嫌だった。 ルイズが召喚した男、 巨大なゴーレムを従えた男はゼロと名乗った。 ただでさえ平民を召喚したというのに、「ゼロのルイズ」の蔑称にあつらえたような男の名前。 当然そのせいで級友にからかわれたというのもあるが、 何よりルイズ自身がその偶然とはいえあまりにもな符合にやり場の無い憤りを感じていた。 しかし、召喚した男、彼が乗るゴーレムは常軌を逸した強さだった。 ゴーレム使いとしては屈指の実力であろうフーケのゴーレムですら敵としなかった。 鳥のような関節の脚を持つ、男のゴーレムの右手の砲が回転しながら唸りをあげると、 凄まじい勢いで次々と吐き出された鉛玉がフーケのゴーレムを粉々に粉砕した。 アルビオンの誇る空中艦隊も、レコンキスタの七万も、ことごとく彼に敵しえなかった。 右手の砲と背後に浮遊する砲から吐き出される鉛玉の雨... -
『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』
ウィザードリィより、アラビク王子を召喚 (設定はベニー松山版) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-1 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-2 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-3(前編) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-3(後編) -
ゼロと人形遣い-9
前ページゼロと人形遣い ゼロと人形遣い 9 昼時のアルヴィーズの食堂、その裏側。 トリステイン魔法学院では、朝食は全校生徒と教師が同時に食べる規則だが、昼食は食事を取りたい者が時間内に食べに来る事になっている。 そのため、厨房はまさしく戦場と言っても過言ではない忙しさだった。 「おい、おまえら!キリキリ動けよ!料理を冷めさせたりしたら承知しねえぞ!」 「へい!」 この厨房を取り仕切っているコック長マルトーの声が響く。 彼は大の貴族嫌いだが、仕事には一切手を抜いたりすることはない。 「マルトーさん、またメインの追加です!」 「なにっ、またか!このままじゃ、ソースが足りなくなるな・・・」 「親父さん、こっちを見てもらえませんか!」 「ちょっと待ってろ!・・・よし、すぐに代わりを用意するから、その大食らいの貴族に確認を取ってきてく... -
ゼロと聖石-02
前ページ次ページゼロと聖石 前日から翌日までの話をしよう。 結局誰とも遭遇することなく部屋にたどり着き、着替えを済ます。 30サント浮いた状態で。 食堂で食事を済ませる。 椅子から30サント浮いた状態で。 予習と復習をする。 椅子から30サント浮いた状態で。 眠気が来たので眠る、毛布をかぶってお休みなさい。 ベットから30サント浮いた状態で。 ええ、持続時間は優秀だ。朝も目が覚めたらベッドから30サント浮いていた。 …本当に、レビテーションとして優秀なのか失敗なのか分からないレビテトという魔法だった。 いい加減解除したいなと思った瞬間、新しい魔法の気配。 「風に潜む古の力秘めたる精霊達よ 魔に汚れし空を払え! デスペジャ!」 視線が30サント分下がる。 実に12時間ぶりの地上だ。 効果時... -
ゼロと聖石-07
前ページ次ページゼロと聖石 久方ぶりの夢を見た。 親には成績が悪いとしかられ、使用人の陰口も聞いてしまった。 私は中庭の池に浮かぶ小船の上で泣いていた。 いつもの夢なんだと理解してしまった。 いつもならここで子爵様が出てくるのだが、今日の夢はいつもと違っていた。 泣くのをやめて舟を漕ぎ、対岸にたどり着く。 そこではキュルケが化粧をしていた。 タバサがシルフィードにもたれて本を読む。 シエスタがデルフと話しながら重り付きの三メイルほどある棒で素振りをしている。 見知らぬ女性とロバの足を持った化物が仲睦まじく話している。 オールド・オスマンがその光景を見て少し引きつっている。 私は皆の元へと走っていった。 そこで、目が覚めた。 私にしては早く目が覚めた、眼下の中庭、シエスタが洗濯物の横で三メイルほどの重り付... -
ゼロと聖石-23
前ページ次ページゼロと聖石 店が開いてからの魅惑の妖精亭は修羅場だ。 客にサービスしながらオーダーを取り、場合によっては自分で調理。 隙を見て皿洗いやその他雑用。 店を出るお客様のお会計にお見送り。 忙しい、ああ忙しい、忙しい。 今日も今日とてがんばって働いてます。 と言いたかった所だが――― 「この店の女だってのは分かってるんだ、出て来い!!」 外から響く、無粋な声。 ここはお酒を楽しむところであって、貴族が杖を抜く場所ではない。 ジェシカと目が合い、頷きを持って返す。 ―――万が一の場合はお願い。 ―――了解。 下準備は整ったので、ホールを抜けて店の前に出る。 目の前に居るのは昨日の貴族に、雇われの傭兵達。 その数、しめて十人。 ………あー、人間できることと出来ないことの二種類あるんだよね。... -
ゼロと聖石-04
前ページ次ページゼロと聖石 決闘から一週間。 いろいろ変化があった。 まず、謹慎を食らった。一週間も。 相変わらず系統魔法は使えないが、それに変わる魔法が使えるので問題は無い。 ただ一部の人たちが、 『あの使い魔はエルフの魂が篭っていてルイズはそれに乗っ取られている。だから先住魔法が使える』 とかうわさをしている。 いや、先住に近いけれど先住魔法じゃないし。 というかアルテマはエルフじゃなくて聖天使だ。 『一部分だけ白く染まったのがその証拠だ!』と喚いていたヤツにレビテトで三日くらい浮きっぱなしにしておいた。 そんなことを考えながら部屋で勉強している昼下がり、タバサという子がたずねてきた。 「あなたの使った魔法、アレは何?」 そんな彼女とはちょっとだけ秘密を教えた後、すぐに打ち解けられた。 精神... -
ゼロと聖石-08
前ページ次ページゼロと聖石 それぞれが移動手段を講じて出発する。 キュルケとタバサはシルフィードに乗り、ギーシュとシエスタは馬。 ルイズはワルドのグリフォンに乗っていた。 「ワルド様、少しペースを落としましょう? 闇雲に急げばいいわけではないのですし」 出発から三時間ほど、シエスタはともかく、ギーシュはへばっていた。 それならば仕方が無いな、と一旦地上で休憩とする。 シエスタが日傘とシートを広げ、準備してあったポットから紅茶を淹れる。 それに舌鼓を打ちつつ、周囲を見やる。 三時間ぶっ通しで駆け抜けただけあって結構遠くまで来た。 ギーシュは寝転がって腰を押さえ、タバサはシルフィードの背中で本を読み続けている。 キュルケはシルフィードを撫でて、水を飲ませている。 ワルド様はグリフォンを労いながら周囲を警戒している。 ... -
ゼロと電流-12
前ページ次ページゼロと電流 「第十二話」 気がつくと夜明け前。 横にはギーシュ。前にはタバサとキュルケ。そのさらに前にはシルフィード。そして後ろにいるのは姫殿下と学院長。肩に乗っているのはロビン。 いつの間に? いや、意識はしっかりあったし休憩もしっかり取った。別に意識を失っていたわけでも自我を失っていたわけでもない。 それにしても、どうしてこんなことに。 モンモランシーはじっくり考える。 「ルイズが行方不明!?」 「部屋にいるんじゃなかったんですか」 学院長の説明に、最初に声を上げたのはキュルケである。 次いで、ギーシュ。 タバサは無言のままで、モンモランシーの場合は声にならない驚き。 「何処へ行ったんですか? まさか、実家に帰ったとか」 「行き先の想像はついておる。おそらくは……アルビオン」 「ああ、アル... -
ゼロと人形遣い-8
前ページ次ページゼロと人形遣い ゼロと人形遣い 8 トリステイン魔法学院2年生の教室。 そこでは、昨日念願の春の使い魔召喚の儀式を行なったばかりの生徒達が、授業前の時間を利用して話しに花を咲かしていた。 当然、昨日の事で盛り上がっている・・・かと思いきや、実際は別の話題で盛り上がっていた。 「おい、見たかよ。食堂の」 「当たり前だろ。それにしても」 「あの時のルイズの顔といったら」 「さすがはゼロよね~」 「あんなのが公爵家の」 「本当に笑わせてくれるよ」 そう、生徒達の話題の大半は朝の食堂での事件だった。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 通称「ゼロのルイズ」と呼ばれる彼女は 、貴族のみが通えるトリステイン魔法学院の中でも特に身分が高い名門ヴァリエール家の三女である。 なぜ彼女がこのような悪口を言わ... -
ゼロと聖石-17
前ページ次ページゼロと聖石 話は酒場での結果報告より遡る。 仕事も終わり、意気揚々と帰還している最中だった。 森の中に石造りの建物があった。 部屋が一つだけの簡素な造り。 中には朽ち果てた船が一隻。 大きさから見て二人から三人乗りの船だろう。 船体に刻まれていた文字はエンタープライズ、船の名前だろう。 しかし、ギーシュが触るだけで船体が軋み、所によって割れる。 これが、未知の技術で作られていることはすぐにわかった。 なぜなら、風石が無い上によくわからない棒が付いている。 極めつけは中に積んであった黒い塊。 『魔力変換式空冷エンジン・銀鍵守護機関過渡期Ver.Dr.West』 とりあえず、名前とかそういったものには一切触れないで置こう。 なんだか検閲されそうだし。 よく解らないが、そういったと... - @wiki全体から「ゼロとアニキ」で調べる