あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロと豹王」で検索した結果
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ゼロと豹王
春の使い魔召喚試験。 才能ゼロの劣等生、ルイズが呼び出したのはボロボロのチンピラだった! 「あんた何よ?」 「あぁ?何なんだテメェは・・・?」 セスタ 背中の刺青、ナンバー6! 「ねえ、ぬこむじょー。マタタビ好き?」 「誰がネコだ誰が!穴あきにすんぞナイチチ!」 ガルガンダ 黒膣が使えない。仕方なくこの世界に留まることになった 浅葱色の不良男!その名もヌコmゲフンゲフン え~ジャガージュンいch(ry その名もグリムジョー・ジャガージャック! 「止めてグリムジョー!もうギーシュのライフはゼロよ!」 「うるせえ!テメェもその眼に焼きつけろ!自分が呼びつけたモンが、どういうものなのかってなあああああ!」 色々あっていつもの展開! ... -
小ネタ-06
...ランケンシュタイン ゼロと豹王 BLEACH グリムジョー・ジャガージャック ゼロメタルパニック! フルメタルパニック! 相良宗介 魔法の国のボン太くん フルメタルパニック?ふもっふ ボン太くん(一小隊分) ブレス オブ ファイア 0 ~虚無ろわざるもの~ ブレス オブ ファイアIV -うつろわざるもの- フォウル ゼロのルイズと大いなる子(ダイジェスト版) ブレンパワード プレート 怠惰な使い魔 封神演義(藤崎竜版) 太上老君 ギーシュが土行孫を召喚したようです 封神演義(藤崎竜版) 土行孫 完全懲悪ダンザイバー・ZERO 予告編 封神領域エルツヴァーユ 神鏡衝(ダンザイバー) ANGEL DUST HELLSING アンデルセン ゼロの伯爵 HELLSING アーカード 虚無の石 ベルセルク ベヘリット(覇王の卵) 使い魔は闇の守護神 MMORPG『ベルアイル』 闇属性のガー... -
ゼロと聖石
「ファイナルファンタジータクティクス」の聖石 参考リンク:ウィキペディア (Wikipedia) フリー百科事典 ファイナルファンタジータクティクスの項より ゼロと聖石-01 ゼロと聖石-02 ゼロと聖石-03 ゼロと聖石-04 ゼロと聖石-05 ゼロと聖石-06 ゼロと聖石-07 ゼロと聖石-08 ゼロと聖石-09 ゼロと聖石-10 ゼロと聖石-外伝 昼下がりの戦い ゼロと聖石-11 ゼロと聖石-12 ゼロと聖石-13 ゼロと聖石-14 ゼロと聖石-15 ゼロと聖石-16 ゼロと聖石-17 ゼロと聖石-18 ゼロと聖石-19 ゼロと聖石-20 ゼロと聖石-21 ゼロと聖石-22 ゼロと聖石-23 -
ゼロと波動
ストリートファイターⅢ RYU FINAL より豪鬼に勝った後日のリュウを召喚 ゼロと波動 第01話 ゼロと波動 第02話 ゼロと波動 第03話 ゼロと波動 第04話 ゼロと波動 第05話 ゼロと波動 第06話 ゼロと波動 第07話 ゼロと波動 第08話 ゼロと波動 第09話 ゼロと波動 第10話 ゼロと波動 第11話 ゼロと波動 BONUS STAGE① -
ゼロと魔王
魔界戦記ディスガイア(ファミ通文庫基準)より、ラハールを召喚 ゼロと魔王-01 ゼロと魔王-02 ゼロと魔王-03 ゼロと魔王-04 ゼロと魔王-05 ゼロと魔王-06 ゼロと魔王-07 ゼロと魔王-08 ゼロと魔王-09 ゼロと魔王-10 ゼロと魔王-11 ゼロと魔王-12 -
ゼロと疾風
GUILTY GEARシリーズよりチップ=ザナフを召喚 ゼロと疾風-01 ゼロと疾風-02 ゼロと疾風-03 ゼロと疾風-04 ゼロと疾風-05 ゼロと疾風-06 -
ゼロと獅子
ファイナルファンタジーⅧよりスコール・レオンハートを召喚 ゼロと獅子-01 1話 召喚された獅子 ゼロと獅子-02 ゼロと獅子-03 ゼロと獅子-04 ゼロと獅子-05 -
ゼロと竜騎士
「バハムート ラグーン」のビュウ ゼロと竜騎士-1 ゼロと竜騎士-2 ゼロと竜騎士-3 ゼロと竜騎士-4 ゼロと竜騎士-5 ゼロと竜騎士-6 ゼロと竜騎士-7 ゼロと竜騎士-8 ゼロと竜騎士-9 -
ゼロと雪姫
「オーバーマン キングゲイナー」のアナ・メダイユとリンク・リンス・リンナ ゼロと雪姫-1 ~ゼロの雪姫~ ゼロと雪姫-2 ~ルイズとアナ~ ゼロと雪姫-3 ~魔法が使えないって、本当かい?~ -
ゼロと伍長
「パンプキンシザーズ」よりランデル・オーランド伍長を召喚 ゼロと伍長-前編 ゼロと伍長-後編 -
ゼロと人形遣い
「からくりサーカス」より阿紫花 英良を召喚 ゼロと人形遣い-1 ゼロと人形遣い-2 ゼロと人形遣い-3 ゼロと人形遣い-4 ゼロと人形遣い-5 ゼロと人形遣い-6 ゼロと人形遣い-7 ゼロと人形遣い-8 ゼロと人形遣い-9 ゼロと人形遣い-10 -
ゼロと迷宮職人
ダンジョンメーカー 魔法のシャベルと小さな勇者 より、アレンを召喚 ゼロと迷宮職人-01 第一「階」 ダンジョン作れます ゼロと迷宮職人-02 第二「階」 これからのご主人様にはダンジョンがあります ゼロと迷宮職人-03 第三「階」 拳で、決着をつけましょう ゼロと迷宮職人-04 第四「階」 みんなでダンジョン行きましょう ゼロと迷宮職人-05 第五「階」 ぼくもはじめは怖かったです ゼロと迷宮職人-06 第六「階」 よろしく、デルフリンガー ゼロと迷宮職人-07 第七「階」 ぼくもご家族を助けるの手伝います! -
ゼロとヲタ少女
「らき☆すた」の世界に手違いでルイズが転移する話 ゼロとヲタ少女 01 ゼロとヲタ少女 02 ゼロとヲタ少女 03 ゼロとヲタ少女 04 -
ゼロと損種実験体
「強殖装甲ガイバー」からアプトムを召喚 ゼロと損種実験体-01 ゼロと損種実験体-02 ゼロと損種実験体-03 ゼロと損種実験体-04 ゼロと損種実験体-05 ゼロと損種実験体-06 ゼロと損種実験体-07 ゼロと損種実験体-08a ゼロと損種実験体-08b ゼロと損種実験体-09 ゼロと損種実験体-10 ゼロと損種実験体-11 ゼロと損種実験体-12 ゼロと損種実験体-13 ゼロと損種実験体-14 ゼロと損種実験体-15 ゼロと損種実験体-16 ゼロと損種実験体-17 ゼロと損種実験体-18 ゼロと損種実験体-19 ゼロと損種実験体-20 ゼロと損種実験体-21 ゼロと損種実験体-22 ゼロと損種実験体-23 -
ゼロと黒蛇
「BLACK BLOOD BROTHERS」より、カーサ(九龍転化前)を召喚 ゼロと黒蛇-01 -
ゼロとアニキ
天元突破グレンラガン よりカミナを召喚 ゼロとアニキ-01 -
ゼロと波導の勇者
劇場版「ポケットモンスター」「ミュウと波導の勇者ルカリオ」のルカリオが召喚される話。 ゼロと波導の勇者 1 ゼロと波導の勇者 2 -
ゼロと魔獣のような悪魔
株式会社フライト・プランより PSゲーム「サモンナイト2」。 呼び出されるのは 敵方、大悪魔メルギトスの配下の悪魔ビーニャ。 ゼロと魔獣のような悪魔-00 ゼロと魔獣のような悪魔-01 ゼロと魔獣のような悪魔-02 ゼロと魔獣のような悪魔-03 -
ゼロと帽子と本の使い魔
「ヤミと帽子と本の旅人」のコゲが召喚される話 ゼロと帽子と本の使い魔01 ゼロと帽子と本の使い魔02 -
ゼロとヲタ少女 01
前ページ次ページゼロとヲタ少女 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!神聖で、美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!!」 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの詠唱に応え、眼前に 鏡のような門が開いた。彼女の魔法は成功したのである。後はこの門をくぐり、召喚に 応じた使い魔が現れるのを待つのみ。ルイズは期待に満ちた目で門を見つめる。周囲の 生徒と教師も、彼女が初めて成功させた魔法の結果が出るのを固唾を飲んで見守ってい る。 待つ。変化なし。 まだ待つ。さらに変化なし。 まだまだ待つ。やはり変化なし。 まだまだまだ…。 「あーもう! さっさと出てきなさい!!」 いつまで経っても出てこない使い魔にルイズは癇癪を起こし、つかつかと門に歩み寄 っていく。門を覗き込も... -
ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~
「戦国ランス」から「ランス、シィル・プライン、上杉謙信」を召喚 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-01 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-02 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-03 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-04 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-05 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-06 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-07 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-08 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-09 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-10 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-11 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-12 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-13 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-14 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-15 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-16 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-17 -
ゼロと運命の剣-01
前ページ次ページゼロと運命の剣 その少女の魔法は例外なく爆発する。例外がないということはつまり今回も、だ。 しかし少女の瞳はあきらめていない。今度こそ成功したと言う実感が(例えそれが数秒後に消えるものだとしても)あったし、それが気のせいだと思いたくはなかった。 そしてその声は、聞こえた。 『おいそこの女、我の声が聞こえるか』 「成功した!」 少女は煙の中を駆け出した。念願の使い魔だ。契約さえ済めば、これでゼロと馬鹿にされる事もなくなる。 しかし少女の希望は、一瞬の後に疑問に変わり、直後に落胆に変わる事になる。 「…………剣?」 そこにあったのは、確かに剣であった。大地に突き立っている。 やや刀身の長く、刃が広い長剣で、柄に奇妙な装飾がついていた。あまり実用的な剣とも思えないし、それにしては装飾が真新しいわけでもない、古... -
ゼロと雪姫-2
前ページ次ページゼロと雪姫 アナ・メダイユはウルグスクをおさめるメダイユ侯の末娘。八歳で、好奇心旺盛。地元ではおてんば姫として知られている。 しかし、時には知的な一面を見せ、その言葉の前には大人はひれ伏し、家名に恥じぬ、指導者の才を持っていた。 とある理由でエクソダス請負人ゲイン・ビジョウと出会う。これがきっかけで〈哀れな人質〉という名目で、〈ヤーパンの天井〉に参加。東の国ヤーパンを目指しエクソダスしていた。 ところが、異世界ハルケギニアの少女、ルイズに呼び出され、彼女の生活は一転する事になる。 ~ルイズとアナ~ サモン・サーヴァンの翌朝、アナは大きな目をパチリと開ける。体を起こし、両目を小さな手で擦り、辺りを見回す。 「ここはどこ?」 覚めきっていない、ぼんやりとした頭でアナは人の気配を感じて、横を顔を向ける。そこにはピンク色の長い髪... -
ゼロと桃色の魔法使い
「魔法戦隊マジレンジャー」から、小津芳香(マジピンク) ゼロと桃色の魔法使い-01 -
ゼロとヲタ少女 02
前ページ次ページゼロとヲタ少女 夜、いつものようにネットゲームに興じていたこなたの部屋に突如として出現した鏡 のようなものが現れ、女の子が飛び出してきて自分と激突するという異常事態に遭遇し たこなたは、ルイズと名乗った女の子を連れて、父である泉そうじろうへ相談するべく 部屋を出た。そうじろうは招いた覚えのないルイズの存在とその格好をいぶかしんだが、 ルイズは美少女なので相好を崩して応対した。こなたは父親の様子を生温かく見つめ、 耳打ちする。そのままルイズを置き去りにして密談を始めた。最初は大人しくしていた ルイズだったが、自分を無視して密談されて面白いはずもなく、無礼を怒鳴りつけよう とした矢先に密談は終了し、おもむろにそうじろうはルイズに向けて宣言した。 「あなたは異世界から来たんですよ!!」 「な、なんだってー!?」 そうじろうの叫びに... -
ゼロと聖石-01
前ページ次ページゼロと聖石 私が召喚したものはたった一つの石だった。 周囲からは『ゼロ』と囃し立てられ、私が再召喚の申請をしても監督の教師はそれを認めなかった。 契約の儀式を済ませると、その石に一つの模様が刻まれる。 ルーン文字とは違うその模様が、私の人生に影響を与えるなんて今の時点の私にはわからなかった。 私は悔しくて、悔しくて、涙で枕を濡らした。 私をゼロと罵る声が。 今まで応援してくれた先生の期待を裏切ってしまったこと。 なによりも、魔法が使えないこと。 それら全てが悲しくて、涙を流した。 石が、光を放った。 寝てしまったのか、目を覚ますとそこは廃墟だった。 いや、魔法陣の中に入った記憶がある。 つまりここは現実、感覚も全てはっきりしている。 ポケットの... -
ゼロと疾風-02
前ページ次ページゼロと疾風 ゼロと疾風 ルイズの壁 朝になるといろいろなものが動き出す。 その動きをチップは感じ取り眼を覚ました。 チップは大きなあくびをして、頭をかいた。 「さて、ルイズを起こしにいくか」 昨日はあんなこと言ったが、チップはルイズを起こすことにした。 部屋に着いたが、ルイズはまだ眠っている。 とりあえず、毛布をはいだ。 「な,何!!というかあんた誰よ」 「チップだ!せっかく起こしに来てやったのに、なんだ?その態度」 「あ・・・昨日召喚したんだっけ、忘れてた」 「忘れんな。それに、みんなもう起き始めているぜ」 ルイズは起き上がると、チップに命令をした。 「服」 「自分でとれ」 そう言うとチップは部屋の外に出て行った。 「外で待っているから、早く出てこい」 廊下に出ると結構な人間が行き来しているのがチップの眼に入っ... -
ゼロと雪姫-1
前ページ次ページゼロと雪姫 ゼロの雪姫 「宇宙の果てのどこかにいる私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!」 少女が詠唱を終えて杖を振ると爆発が起きて煙が舞い上がる。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは何十回やったかも覚えてない『サモン・サーヴァント』はまたも失敗かと誰もが思った。 が、そうでは無かった。 煙からルイズの元に何かが走って来た。 身体の大きさはリンゴ2つ分、白と黒が混じった体毛に長い尻尾を持ったリスの様なイタチの様な生き物だった。 ルイズは足下に寄ってきたその生き物を両手で優しく掴み、ひょいっと自分の顔の近くまで持ってきた 「やっ、やったわ!初めて魔法を成功させた!」 ルイズは涙と声を出して喜んだ。 自分がイメージして... -
ゼロと聖石-11
前ページ次ページゼロと聖石 聖堂。 テンプルとも言うニューカッスル城のそこは、城にふさわしい規模を誇っていた。 絢爛豪華に造られた其処は、アルビオンにおける生誕から葬儀まで喜びと悲しみを見届けた場所。 ここだけ空気が澄んでいる気がする。 同時に死者の臭いも感じることが出来る不思議な空間だ。 そんな神聖な場所の祭壇前にウェールズ皇子が祈りを捧げていた。 私もそれに習い、始祖に祈りを捧げる。 祈るのは私にとっての平穏な日常。 ちょうど、あの時のやさしい夢。 全員がほほえましく笑いながら過ごしたあの夢を。 不意に、ウェールズ皇子が立ち上がり、指から指輪を抜いた。 それを私に握らせ、 「これを、アンに。これを渡せば分かってくれるはずだから」 泣きそうな私を叱責し、その指輪を懐に収める。 必ず、アンリエッタ様に、何があっても渡そう。そ... -
ゼロと聖石-03
前ページ次ページゼロと聖石 ギーシュは怯えていた。 目の前のゼロに、先ほどまで格下だと疑わなかった存在に。 ルイズはしらけていた。 試したいことの半分も消化しないうちにギーシュが杖を手放したから。 杖を突きつける者と突きつけられる者の彼我が逆転した瞬間だった。 ギーシュが去った直後、私は部屋に駆け込む。 装飾された儀式用のきらびやかな杖、ヴァリエール家の家紋を象った杖を取り出す。 アルテマの知識が教えてくれた大切な事項。 ―――魔法とは杖によって発動するのではなく、 武器や大気に篭った魔力を糧として自身を媒介にして放つもの――― その観点から引っ張り出したのがこの杖だ。 どこかの霊木に水のメイジが精霊からもらった水で磨き、土のメイジが加工した銀を聖水で加護をした特注... -
ゼロと妖精
ゼロと妖精 あのレコン・キスタとの戦いから二年後のラ・ロシェールの街の酒場。 「……あたしだって…あたしだってこれでも二年前は「土くれ」と呼ばれていた盗賊だったのさ。」 フーケを自称するポニーテールの女性が頼んだウイスキーをクイッと一気飲みしてそう言った。 「フフフ…二年前はいろいろな貴族からいろんな宝盗んだりしてさぁ…」 「お前にとっては、そのときが十分に生き甲斐を感じられた時だったのか?」 隣に座っているフードを被った赤いロングヘアーの女性が酔い覚めのために頼んだ水をちょびっと飲みながら言った。 「ええ、だって私には娘同然の子を養うために大金が必要だったのよ…。でも色々あって……今はまともに働いて養ってるわ。」 「そうか…足を洗ったというわけか。」 ロングヘアーの女性はそう言って水を一気飲みすると... -
『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』
ウィザードリィより、アラビク王子を召喚 (設定はベニー松山版) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-1 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-2 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-3(前編) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』-3(後編) -
ゼロと人形遣い-9
前ページゼロと人形遣い ゼロと人形遣い 9 昼時のアルヴィーズの食堂、その裏側。 トリステイン魔法学院では、朝食は全校生徒と教師が同時に食べる規則だが、昼食は食事を取りたい者が時間内に食べに来る事になっている。 そのため、厨房はまさしく戦場と言っても過言ではない忙しさだった。 「おい、おまえら!キリキリ動けよ!料理を冷めさせたりしたら承知しねえぞ!」 「へい!」 この厨房を取り仕切っているコック長マルトーの声が響く。 彼は大の貴族嫌いだが、仕事には一切手を抜いたりすることはない。 「マルトーさん、またメインの追加です!」 「なにっ、またか!このままじゃ、ソースが足りなくなるな・・・」 「親父さん、こっちを見てもらえませんか!」 「ちょっと待ってろ!・・・よし、すぐに代わりを用意するから、その大食らいの貴族に確認を取ってきてく... -
ゼロと云う名のワタリガラス
ルイズは不機嫌だった。 ルイズが召喚した男、 巨大なゴーレムを従えた男はゼロと名乗った。 ただでさえ平民を召喚したというのに、「ゼロのルイズ」の蔑称にあつらえたような男の名前。 当然そのせいで級友にからかわれたというのもあるが、 何よりルイズ自身がその偶然とはいえあまりにもな符合にやり場の無い憤りを感じていた。 しかし、召喚した男、彼が乗るゴーレムは常軌を逸した強さだった。 ゴーレム使いとしては屈指の実力であろうフーケのゴーレムですら敵としなかった。 鳥のような関節の脚を持つ、男のゴーレムの右手の砲が回転しながら唸りをあげると、 凄まじい勢いで次々と吐き出された鉛玉がフーケのゴーレムを粉々に粉砕した。 アルビオンの誇る空中艦隊も、レコンキスタの七万も、ことごとく彼に敵しえなかった。 右手の砲と背後に浮遊する砲から吐き出される鉛玉の雨... -
ゼロと聖石-02
前ページ次ページゼロと聖石 前日から翌日までの話をしよう。 結局誰とも遭遇することなく部屋にたどり着き、着替えを済ます。 30サント浮いた状態で。 食堂で食事を済ませる。 椅子から30サント浮いた状態で。 予習と復習をする。 椅子から30サント浮いた状態で。 眠気が来たので眠る、毛布をかぶってお休みなさい。 ベットから30サント浮いた状態で。 ええ、持続時間は優秀だ。朝も目が覚めたらベッドから30サント浮いていた。 …本当に、レビテーションとして優秀なのか失敗なのか分からないレビテトという魔法だった。 いい加減解除したいなと思った瞬間、新しい魔法の気配。 「風に潜む古の力秘めたる精霊達よ 魔に汚れし空を払え! デスペジャ!」 視線が30サント分下がる。 実に12時間ぶりの地上だ。 効果時... -
ゼロと聖石-07
前ページ次ページゼロと聖石 久方ぶりの夢を見た。 親には成績が悪いとしかられ、使用人の陰口も聞いてしまった。 私は中庭の池に浮かぶ小船の上で泣いていた。 いつもの夢なんだと理解してしまった。 いつもならここで子爵様が出てくるのだが、今日の夢はいつもと違っていた。 泣くのをやめて舟を漕ぎ、対岸にたどり着く。 そこではキュルケが化粧をしていた。 タバサがシルフィードにもたれて本を読む。 シエスタがデルフと話しながら重り付きの三メイルほどある棒で素振りをしている。 見知らぬ女性とロバの足を持った化物が仲睦まじく話している。 オールド・オスマンがその光景を見て少し引きつっている。 私は皆の元へと走っていった。 そこで、目が覚めた。 私にしては早く目が覚めた、眼下の中庭、シエスタが洗濯物の横で三メイルほどの重り付... -
ゼロと聖石-04
前ページ次ページゼロと聖石 決闘から一週間。 いろいろ変化があった。 まず、謹慎を食らった。一週間も。 相変わらず系統魔法は使えないが、それに変わる魔法が使えるので問題は無い。 ただ一部の人たちが、 『あの使い魔はエルフの魂が篭っていてルイズはそれに乗っ取られている。だから先住魔法が使える』 とかうわさをしている。 いや、先住に近いけれど先住魔法じゃないし。 というかアルテマはエルフじゃなくて聖天使だ。 『一部分だけ白く染まったのがその証拠だ!』と喚いていたヤツにレビテトで三日くらい浮きっぱなしにしておいた。 そんなことを考えながら部屋で勉強している昼下がり、タバサという子がたずねてきた。 「あなたの使った魔法、アレは何?」 そんな彼女とはちょっとだけ秘密を教えた後、すぐに打ち解けられた。 精神... -
ゼロと聖石-08
前ページ次ページゼロと聖石 それぞれが移動手段を講じて出発する。 キュルケとタバサはシルフィードに乗り、ギーシュとシエスタは馬。 ルイズはワルドのグリフォンに乗っていた。 「ワルド様、少しペースを落としましょう? 闇雲に急げばいいわけではないのですし」 出発から三時間ほど、シエスタはともかく、ギーシュはへばっていた。 それならば仕方が無いな、と一旦地上で休憩とする。 シエスタが日傘とシートを広げ、準備してあったポットから紅茶を淹れる。 それに舌鼓を打ちつつ、周囲を見やる。 三時間ぶっ通しで駆け抜けただけあって結構遠くまで来た。 ギーシュは寝転がって腰を押さえ、タバサはシルフィードの背中で本を読み続けている。 キュルケはシルフィードを撫でて、水を飲ませている。 ワルド様はグリフォンを労いながら周囲を警戒している。 ... -
ゼロと聖石-23
前ページ次ページゼロと聖石 店が開いてからの魅惑の妖精亭は修羅場だ。 客にサービスしながらオーダーを取り、場合によっては自分で調理。 隙を見て皿洗いやその他雑用。 店を出るお客様のお会計にお見送り。 忙しい、ああ忙しい、忙しい。 今日も今日とてがんばって働いてます。 と言いたかった所だが――― 「この店の女だってのは分かってるんだ、出て来い!!」 外から響く、無粋な声。 ここはお酒を楽しむところであって、貴族が杖を抜く場所ではない。 ジェシカと目が合い、頷きを持って返す。 ―――万が一の場合はお願い。 ―――了解。 下準備は整ったので、ホールを抜けて店の前に出る。 目の前に居るのは昨日の貴族に、雇われの傭兵達。 その数、しめて十人。 ………あー、人間できることと出来ないことの二種類あるんだよね。... -
ゼロと聖石-12
前ページ次ページゼロと聖石 倒れこんだ状態でハイポーションを使う。 とりあえずは応急処置といった感じか。 同じく倒れこんでいるシエスタにはエクスポーション。 元から体力の桁が違うのだ、材料費が高く回復量も高いものを使うのが道理だ。 それでも完全に回復していないところが怖い、というか化物ですか? さようならエクスポーション。作成費金貨三枚、貴方のことは忘れない。 同じく倒れこんでいるウェールズ皇子の容態を調べる。 リレイズの発動まで後三十秒弱。 これは、皇子がアンリエッタ様に再び会えるように掛けたおまじない。 今ここで使わせるわけにはいかない。 万が一のために用意しておいたフェニックスの尾。 鳥形使い魔の抜け落ちた羽をベースに薬を混ぜて作った気付け薬。 細かく砕いて水と共に飲み込ませる。しめて金貨十枚なり。 即効性が売りの薬だ。効果はすぐに現われ... -
ゼロと聖石-17
前ページ次ページゼロと聖石 話は酒場での結果報告より遡る。 仕事も終わり、意気揚々と帰還している最中だった。 森の中に石造りの建物があった。 部屋が一つだけの簡素な造り。 中には朽ち果てた船が一隻。 大きさから見て二人から三人乗りの船だろう。 船体に刻まれていた文字はエンタープライズ、船の名前だろう。 しかし、ギーシュが触るだけで船体が軋み、所によって割れる。 これが、未知の技術で作られていることはすぐにわかった。 なぜなら、風石が無い上によくわからない棒が付いている。 極めつけは中に積んであった黒い塊。 『魔力変換式空冷エンジン・銀鍵守護機関過渡期Ver.Dr.West』 とりあえず、名前とかそういったものには一切触れないで置こう。 なんだか検閲されそうだし。 よく解らないが、そういったと... -
ゼロと人形遣い-8
前ページ次ページゼロと人形遣い ゼロと人形遣い 8 トリステイン魔法学院2年生の教室。 そこでは、昨日念願の春の使い魔召喚の儀式を行なったばかりの生徒達が、授業前の時間を利用して話しに花を咲かしていた。 当然、昨日の事で盛り上がっている・・・かと思いきや、実際は別の話題で盛り上がっていた。 「おい、見たかよ。食堂の」 「当たり前だろ。それにしても」 「あの時のルイズの顔といったら」 「さすがはゼロよね~」 「あんなのが公爵家の」 「本当に笑わせてくれるよ」 そう、生徒達の話題の大半は朝の食堂での事件だった。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 通称「ゼロのルイズ」と呼ばれる彼女は 、貴族のみが通えるトリステイン魔法学院の中でも特に身分が高い名門ヴァリエール家の三女である。 なぜ彼女がこのような悪口を言わ... -
ゼロと疾風-04
前ページ次ページゼロと疾風 ゼロと疾風 決闘 HEVENN OR HELL キュルケの声が広場に響く。貴族の連中は黙ってチップとギーシュを見ている。 チップは今まで怒りに燃えていたが、それをすべて思考の外に捨て去った。 目の前の敵を倒す。考えるのはただそれだけ。 敵が強かろうが、弱かろうが関係ない。最速の攻撃を叩き込む。ただそれだけだ。 LET’S! LOCK!! その合図とともにチップは駆け出した。目標はギーシュ本体。ゴーレムはすべて無視だ。 ゴーレムの間を器用に潜り抜け、あっという間にギーシュの懐にもぐりこむ。 ギーシュはいまだにチップのいたところを見ている。ギーシュはチップの動きを目ですら追えていない。ゴーレムはギーシュが操る。そのギーシュが反応できないのならば、ゴーレムは何にも出来ない。 ここまで... -
ゼロと魔王-01
前ページ次ページゼロと魔王 ゼロと魔王 第1話 召喚された魔王 そこはどんな海よりも深く、どんな闇よりも暗い場所にあるという。 闇に魅入られた禍々しい者どもが集う暗黒世界――――― 彼の地がどこにあるのか。 それは定かではない。 しかし、誰もがその存在を信じ、畏れていた。 それが魔界。 天界、そして、人間界と共に3界を構成する闇の世界。 長い間そう信じられてきた。 もっともこれは、魔界で起きる事件ではなく、とある魔王が、ゼロと呼ばれる少女に召喚されるお話である。 ラハールは、雲の中を飛んでいた。 というのも、誰かに仕事をさぼって抜け出ていたことを知られるのは都合が悪いからだ。 「いくら今魔王城にエトナやフロン、そしてシャスとサクラがおらんとは言え誰かに見られて、抜け出ていたことがエトナにバレたら、何を言われるか... -
ゼロと聖石-10
前ページ次ページゼロと聖石 ワルド様が必死になって風石の代わりに魔力を使っている。 その姿を見つつ私はティータイムとしゃれ込んでいた。 シエスタは紅茶を淹れたあと、床で『メイソウ』とかいう精神統一法を行っている。 シエスタ曰く、『見えなかったものが見える』そうだ。 視野を切り替えるとかそういったものだろうか? そんな風に過ごしていると、船員が慌しく走り回る。 事情を聞くと、空賊が現れたみたい。 甲板に上がり、その姿を確認する。 黒塗りの船体、側舷についている二十数門の大砲。 ―――これは勝てないわ。アレだけの規模ならメイジ乗っていそうだし。 完全アルテマで吹き飛ばしていいが、それだと…最悪乗っ取られる。 やめよう、聖天使の力を引き出して正気でいられるか分からないし、まだ死にたくも無い。 その数分後、空賊たちが乗り込んできた... -
ゼロと魔王-06
前ページ次ページゼロと魔王 ゼロと魔王 第6話 聖剣杯 ラハールとギーシュの決闘の後、普通に授業が始まったのだが。 その授業の最中にルイズが錬金を失敗して教室をめちゃくちゃにしたので、今はラハールとルイズとギーシュとで片付けをしていた。 「普通錬金でこんなことになるものかね」 「なったんだから仕方ないでしょう」 「だからってオレ様までなぜこんな事をせねばならんのだ・・・」 ものすごく嫌そうなラハールだったが、しぶしぶと言った感じで片付けている。 ちなみにギーシュは普通に教室から出ようとしたところを、ラハールに捕まって一緒に片付けさせられている。 「まったく、朝は決闘で負け、今度は教室の後片付けか・・・」 「負けたのはあんたが悪いんでしょうが」 「グッ!痛い所を・・・」 「なんでもいいから手を動かせ、そろそろ腹が減ったぞ」 ... -
ゼロと魔獣のような悪魔-00
前ページ次ページゼロと魔獣のような悪魔 プロローグ 激しい激戦の前に見るも無残に破壊されたギエン砦。 虚言と姦計をつかさどる大悪魔メルギトス。 その配下として、気の向くままに暴れ、壊し、殺しを行っていた 悪魔ビーニャ。 彼女はそこで因果応報という形で、最後の時を迎えようとしていた。 呼び出した手駒の魔獣をことごとく失い 召喚のすべとなる魔力も尽きて そして体からとめどなく流れる血 「レイムさまぁ・・・っ アタシを・・・たすッけ・・・ ぎッ!?ヤあアァぁ~ッ!!」 自分達だけが最高なのだと 他は利用して 弄んで 壊して 捨ててしまえばいい それだけを考えて生きてきた なのに 「戻ってきただけだよビーニャ・・・ アナタが魔獣達に与えた苦しみが回りまわって、戻ってきたの・・・」 ... -
ゼロと聖石-09
前ページ次ページゼロと聖石 二人の決闘が終わったあと、私は町を散策していた。 ヴァルゴを見てもいつもの様に静かな光を湛えるだけ。 アルテマは何も言わない。 空は、雲が飛んでいるだけだった。 そして、夜。 さすがに昨晩ははしゃぎ過ぎたので今晩は静かに過ごす。 反省を生かし、ガチンコ! 雑学コラム対決をやっている時に事件は起きた。 いきなり地震が起きたのだ。 いや、地震というよりはゴーレムが動くような――― 入り口から外を確認しようとした瞬間、シエスタが入り口に向かってテーブルを投げつけて入り口をふさぐ。 先ほどまで食事をしていたテーブルは黒壇製の頑丈かつ非常に重たいものだ。 それを投げつけるなんてなんという腕力、シエスタ恐るべし。 次の瞬間、テーブルに何かを叩きつける音が響く。 メイジと傭兵の混成部隊、狙いはアンリエッタ様から預かった密書と見る... -
ゼロと疾風-03
前ページ次ページゼロと疾風 ゼロと疾風 食堂での出来事 掃除は思ったより早く終わり、二人は昼飯を食べに食堂に来ている。 とりあえず、チップは目に前のものを見て考えていた。 ルイズが言うには、最初、俺のことを完全な無能と思っていたらしく、まともな食事を用意してなかった。次からはこれよりはまともな食事が出るらしい。 ストリート育ちのチップから見たら、たいていの物は『まともな食事』である。 しかし、いまチップの目の前にあるのは黒いパンの形をした物体とスープらしい液体だ。 これが食べ物か?さすがのチップも首をかしげる。 目の前の物体からは変な臭いを発している。一応、黒い物体はコゲや炭ではない。 試しに口に入れて噛み千切る事にした。うまく噛み千切れない。前にアンジの所で食べたSURUMEのようだ。 何とかして噛み千切る。口の中で噛んでみるが口の中の水分がどんどん... -
ゼロと雪姫-3
前ページゼロと雪姫 使い魔として異世界ハルケギニアに呼び出されて一日目。 朝から色々大変な事が起きました。 私の主になったルイズ、彼女のお友達のキュルケに火を吐くトカゲのサラマンダー。 宙を浮く人を見たり、朝御飯の前に喧嘩が起きたり。 めちゃくちゃな事ばかりで、それは、私のこれからの生活を示すような朝でした。 ~魔法が使えないって、本当かい?~ 食事を終えたルイズはアナを連れて教室へと向かった。教室の中に入ると先に教室に入っていた生徒達はクスクスと笑い始める。 皆、様々な使い魔を連れていた。猫、犬、蛇とアナの世界でもごくごく普通にいる動物たちもいた。 しかし、好奇心旺盛なアナにとってもっと目を引いたのは。 「ルイズ!あれ!廊下で見た大きな目玉!」 「バグベアーね。」 「あの蛸お化けは!?初めて見るわ!」 「スキ... - @wiki全体から「ゼロと豹王」で調べる