あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「トルネコの大冒険・不思議な使い魔」で検索した結果
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トルネコの大冒険・不思議な使い魔
...ネコを召喚 トルネコの大冒険・不思議な使い魔-01 トルネコの大冒険・不思議な使い魔-02 トルネコの大冒険・不思議な使い魔-03 -
トルネコの大冒険・不思議な使い魔-01
前ページ次ページトルネコの大冒険・不思議な使い魔 召喚時に吹きあがった大量の煙が、キュルケの視界を悪くしていた。あのルイズが、ついに何者かを召喚したのだ。キュルケは、からかいがいのある友人の成功に内心喝采を送りたい気分だった。 ルイズの努力も、憤りも、全てがキュルケの好みだった。さんざんからかっておきながら、キュルケは本心ではけしてルイズのことが嫌いではなかった。 ルイズの成功を本心から喜んでいるのは、彼女を除けば担任のコルベールくらいのものだろう。しかし、そこはキュルケだった。喝采のかわりに、何かしらいってルイズをいじってやろうと笑みを浮かべる。 だが、煙の中から現れた影を見て、キュルケはからかいの言葉を呑み込んだ。 キュルケ以外の生徒の反応はもっと露骨なものだった。 固唾を呑んでいた中で、誰かが我慢できないように噴出したのが引き金になった。 ... -
トルネコの大冒険・不思議な使い魔-02
前ページ次ページトルネコの大冒険・不思議な使い魔 学園の責任者であるオールド・オスマンは、美しい秘書をからかうという至福の時を過ごしていた。 秘書のロングビルは清楚で実務能力に優れた才媛であり、さらに目に楽しい曲線を描く腰の線を冷やかしても本気では怒らないという、まさに男にとってひとつの理想の結晶だった。 そんなオスマンのもとに難題を持ち込んだのは、学園の教師の一人であるミスタ・コルベールその人だった。 オスマンは軽く片眉をあげると少し考える表情をし、件の難題と直接向き合うことをコルベールへと伝えた。 つまり、使い魔となった平民、武器屋トルネコとの直接交渉に乗り出したのである。 *** 「なるほど」 トルネコの主張を一通り聞いた後、オールド・オスマンはヒゲをしごきながら思案の表情をして見せた。 場所はトリスティン魔法学園の学園長... -
トルネコの大冒険・不思議な使い魔-03
前ページトルネコの大冒険・不思議な使い魔 学園の人間がトルネコに対して抱く印象は大きく偏りがあった。 大部分は、トルネコをただの商人、平民だととらえている。教師と生徒の大部分は、『あの』ルイズが呼び出した使い魔が平民だという事実に失笑を浮かべるか同情を覚えた。 学園で働く平民は、そのほとんどがトルネコに対して同情した。弱者である平民たちから見ても、トルネコの立場はさらに低いものだったからだ。 そしてごく一部の人間が、トルネコの特異性に気づいていた。 キュルケはトルネコが『旅の武器商人』であるという事実に着目した。 平民が強い国の出だからこそ気がついた。常識的に考えて、そのような職業は成立のしようがないのだ。 武器・防具というのは極めて需要が限られる商品だ。売買や所持について国が制限をかけることも珍しくない。製造から販売にいたるほぼ全... -
長編(五十音順)-04
... 43 (Sat) トルネコの大冒険・不思議な使い魔 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち トルネコ 2008-08-09 12 19 12 (Sat) 使い魔は漆黒の瞳 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-04-18 10 51 28 (Sat) 日替わり使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2011-06-04 17 20 25 (Sat) 魔物使いが使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-05-30 12 46 59 (Sat) ゼロの使い ドラゴンクエスト7(漫画版) メディルの使い 2008-12-19 04 29 21 (Fri) ルイズの大冒険 DRAGON QUEST―ダイの大冒険― ダイ 2009-10-03 21 46 28 (Sat) ドラゴンクエスト外伝―ゼロの家庭教師― DRAGON QU... -
長編(話数順)-01
... 40 (Mon) トルネコの大冒険・不思議な使い魔 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち トルネコ 2008-08-09 12 19 12 (Sat) 使い魔は漆黒の瞳 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-04-18 10 51 28 (Sat) 魔物使いが使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-05-30 12 46 59 (Sat) ルイズの大冒険 DRAGON QUEST―ダイの大冒険― ダイ 2009-10-03 21 46 28 (Sat) 誇り高き使い魔 ドラゴンボール ベジータ 孫悟飯 2008-06-16 05 50 29 (Mon) 伝説のメイジと伝説の使い魔 ドラゴンボール劇場版 ブロリー 2010-11-07 13 34 46 (Sun) ドリフターズゼロ ドリフターズ 島津豊久 2012-01-02 07 5... -
ピノキオの大冒険-01
前ページ次ページピノキオの大冒険 「宇宙の果ての何処かにいる私の僕よ! 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに答えなさい!」 少女の高らかで力強い詠唱と共に、サモン・サーヴァントは行われた。 直後、爆発音と共に舞い上がった土煙が広場を覆う。風に煽られ、少女の桃色の髪は荒々しく舞いあがり、黒マントの下の真っ白なブラウスとグレーのブリーツスカートが土埃で汚れる。 しかし、それはいつものこと。少女にとって、そして周りのものたちにとって見慣れた光景、結果は魔法の失敗。しかし、今回はどうやら違うようだ。 舞い上がる土煙を払いながら、少女は爆発地点へと目を向けた。すると、そこに黒い影を見つけた。その光景を少女は歓喜の笑みを浮かべ、周りの者たちは驚愕した。 「やった……」 少女、ルイズは小さく誰にも気づかれないように、拳を... -
凄絶な使い魔
戦国無双2猛将伝より、長曾我部元親(クリア後)を召喚 凄絶な使い魔‐01 凄絶な使い魔‐02 凄絶な使い魔‐03 凄絶な使い魔‐04 凄絶な使い魔‐05 凄絶な使い魔‐06 凄絶な使い魔‐07 凄絶な使い魔‐08 凄絶な使い魔‐09 -
ご立派な使い魔
「真・女神転生II」の魔王マーラ 卑猥表現有り 閲覧注意? ご立派な使い魔-01 ご立派な使い魔-02 ご立派な使い魔-03 ご立派な使い魔-04 ご立派な使い魔-05 ご立派な使い魔-06 ご立派な使い魔-07 ご立派な使い魔-08 ご立派な使い魔-09 ご立派な使い魔-10 ご立派な使い魔-11 ご立派な使い魔-12 ご立派な使い魔-13 ご立派な使い魔-14 ご立派な使い魔-15 ご立派な使い魔-16 ご立派な使い魔-17 ご立派な使い魔-18 スーファミソフト「真・女神転生II」の中ボスで、魔界にあるコクマの塔というダンジョンの主、魔王マーラ様。 コクマの塔の中に居る魔界人は「この塔の主はごりっぱなマーラさまだよ」とその威容を称える。 中ボスだが戦闘不可避ではなく、主人公の属性がカオスであり知力も十分高かった場合は話し... -
ご立派な使い魔-02
前ページ次ページご立派な使い魔 「やめて、返してぇぇぇぇぇ!」 「グワッハッハッハ! 遠慮はいらぬぞ小娘、真っ白になるまで洗ってくれるでな!」 「あんたがそれを持って寮内を爆走するのが嫌なのよー! 返せぇぇぇぇ!」 朝も早くから、ルイズはマーラを追って寮内を走り回っていた。 明け方まで眠れなかったルイズは、ようやくうとうとし始めたところでマーラに昨日脱いだ下着を奪われてしまったのだ。 奴はその下着を頭に載せて、廊下を走り回っている。 この魔王にも手はあるのでそこに持てばよさそうなものだが、何故そんな場所に……被っているのか。 下着にゴム素材が使われているからだろうか? 「いやぁぁぁぁぁ! そんな姿で! 私のぱんつ被って走り回るなぁぁぁぁ! 「こっちの方が持ちやすいでな! さあ洗い場はどこかのう!」 「やめろぉぉぉぉぉ!」 マーラが頭にル... -
無から来た使い魔 外伝 猫耳タバサの冒険
おまけ この物語は、本編となにも関係はありません。 「ふにゃ…ふにゃ!?」 ドン! コロン ルイズがサモン・サーヴァントと成功させ、青年が落下しときその衝撃で彼の持っていた水晶の欠片がタバサの足元に転がる。 「なに?」 青い髪の少女、タバサはそれが青年が持っていたものとは、気づかずに拾い上げこっそりと拾う。 その後、色々とあったが、一日が終わり自分が召喚した風竜が風韻竜であった事に驚きつつも「シルフィード」と名づけ、 眠る前に本を読もうとした時、彼女のふところから水晶の欠片が落ちる。 タバサは落とした水晶の欠片を拾い上げると思わず見つめる。 「拾った時には気づかなかった。けど、不思議な感じがする・・・」 しばらく彼女は、水晶の欠片を見つめていると何処からとも無く声が聞こえる。 欠片に眠りし・・・勇者の魂・... -
ウボァーな使い魔
FF2よりマティウス皇帝陛下召喚 ウボァーな使い魔-01 ウボァーな使い魔-02 ウボァーな使い魔-03 ウボァーな使い魔-04 ウボァーな使い魔-05 ウボァーな使い魔-06 ウボァーな使い魔-07 -
ルイズの大冒険
「DRAGON QUEST―ダイの大冒険―」のダイ ルイズの大冒険-1 ルイズの大冒険-2 -
いぬかみっな使い魔
「いぬかみっ!」より、川平啓太 1話は没になったので第2話からです(涙) いぬかみっな使い魔-02 いぬかみっな使い魔-03 いぬかみっな使い魔-04 いぬかみっな使い魔-05 いぬかみっな使い魔-06 いぬかみっな使い魔-07 いぬかみっな使い魔-08 いぬかみっな使い魔-09 いぬかみっな使い魔-09.5 いぬかみっな使い魔-10 いぬかみっな使い魔-11 いぬかみっな使い魔-12 いぬかみっな使い魔-13 いぬかみっな使い魔-14 いぬかみっな使い魔-15 いぬかみっな使い魔-16 いぬかみっな使い魔-17 いぬかみっな使い魔-18 いぬかみっな使い魔-19 いぬかみっな使い魔-20 いぬかみっな使い魔-21 いぬかみっな使い魔-22 -
ピノキオの大冒険
「人造人間キカイダー」からキカイダーを召喚 ピノキオの大冒険-01 ピノキオの大冒険-02 ピノキオの大冒険-03 ピノキオの大冒険-04 -
狂信的な使い魔
ルイズは強力な使い魔を召喚することに成功していた。 その力は凄まじく、今回は裏切り者でスクウェアメイジであるワルドすら圧倒していた。 しかし、今その使い魔の様子がおかしい。とりあえず声をかけてみる。 「すごいじゃない、プフ、ありがとう」 すると彼はいきなり天を仰ぎ、クネクネしながら泣き始めてしまった。 「ありがとう!!?私にはもったいない言葉です!!!私は使い魔失格です!!!!」 「へ?」正直何がなんだか分からない 「私のつまらぬ愚考によって主を危険なめにあわせてしまったのです」 「私も皇太子様もみんな貴方によって救われたのよ、プフ」 とりあえず落ち着かせよう。 「元使い魔のプフ、あぁプフ、私はなんて無能なのでしょう。 愚か者です、使い魔失格です。まさに無能以下の屑ですね?」 「あなたは無能じゃないわよ、プフ」 「使い魔失格なのは、ほんの... -
ゼロの超インチキな使い魔
ルイズが召喚したのはよく分からない薄い箱だった。両手で掴むとしっくり来る程度のサイズで、ツルツルしているのにガラスのような硬度は無い不思議な感触。 コルベールが言うには天地が吹っ飛ぶほどの魔力が込められているらしく、呆然として契約してしまった後でオスマンまで一緒になって調べていた。 まあとにかく凄い使い魔だということで、相変わらず魔法は使えずともゼロだのなんだのとは言われなくなったのだが、学校のメイジ全員をかき集めても使い方が判らないというのだけが問題だ。 研究だ何だと理由をつけて取り上げられてしまっていたが、召喚の儀式から2回の虚無の曜日を挟み、今さっき渋い顔をしたコルベールが部屋に持ってきてくれた。 「ミス・ヴァリエール。ともかく凄い使い魔なのだから、大切にしなさい……」 と言っていたが、ならいきなり取り上げる事は無いんじゃないかなと思うルイズである。ともかくまず... -
ゼロのチェリーな使い魔
FF2よりフリオニール召喚 ゼロのチェリーな使い魔-01 ゼロのチェリーな使い魔-02 ゼロのチェリーな使い魔-03 ゼロのチェリーな使い魔-04 ゼロのチェリーな使い魔-05 ゼロのチェリーな使い魔-06 ゼロのチェリーな使い魔-07 ゼロのチェリーな使い魔-08 ゼロのチェリーな使い魔-09 ゼロのチェリーな使い魔-10 ゼロのチェリーな使い魔-11 ゼロのチェリーな使い魔-12 ゼロのチェリーな使い魔-13 ゼロのチェリーな使い魔-14 ゼロのチェリーな使い魔-15 ゼロのチェリーな使い魔-16 ゼロのチェリーな使い魔-17 ゼロのチェリーな使い魔-18 ゼロのチェリーな使い魔-19 ゼロのチェリーな使い魔-20 ゼロのチェリーな使い魔-21 -
Maximusな使い魔
THE KING OF FIGHTERSシリーズよりマキシマを召喚 参考リンク:マキシマ プロフィール Maximusな使い魔 プロローグ/B Maximusな使い魔 第01話 Maximusな使い魔 第02話 Maximusな使い魔 第03話 Maximusな使い魔 第04話 Maximusな使い魔 第05話 Maximusな使い魔 第06話 Maximusな使い魔 第07話 -
瀟洒な使い魔‐01
前ページ次ページ瀟洒な使い魔 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは困っていた。 それはもう実家で粗相をして一番上の姉や母にどう弁明しようか考えていた時と同じくらい困っていた。 何をそんなに困っているのかと言えば、それは先日自身が召喚した使い魔のことである。 火を出そうが、水を出そうが、錬金をしようが、どんな魔法を使ってもロクに発動せず、 爆発と言う失敗でしか魔法を使えたためしのない『ゼロのルイズ』。 そんな自分でも、あの日は(何度も失敗したが)『サモン・サーヴァント』に成功し、 『コントラクト・サーヴァント』をも成功させる事ができた。 コモンマジックすら失敗するいつもの自分からしてみればあの日は絶好調といえただろう。 確かに高望みをしたかもしれない。 どんな使い魔でもいい、召喚されてくれと投げやりに思ったか... -
豆粒ほどの小さな使い魔
コロボックル物語 より ハヤテ(クルミノヒメ)を召喚 豆粒ほどの小さな使い魔-1 豆粒ほどの小さな使い魔-2 豆粒ほどの小さな使い魔-3 豆粒ほどの小さな使い魔-4 豆粒ほどの小さな使い魔-5 豆粒ほどの小さな使い魔-6 豆粒ほどの小さな使い魔-7 豆粒ほどの小さな使い魔-8 豆粒ほどの小さな使い魔-9 豆粒ほどの小さな使い魔-10 豆粒ほどの小さな使い魔-11 豆粒ほどの小さな使い魔-12 豆粒ほどの小さな使い魔-13 豆粒ほどの小さな使い魔-14 豆粒ほどの小さな使い魔-15 豆粒ほどの小さな使い魔-16 豆粒ほどの小さな使い魔-17 豆粒ほどの小さな使い魔-18 豆粒ほどの小さな使い魔-19 豆粒ほどの小さな使い魔-20 豆粒ほどの小さな使い魔-21 用語説明 【コロボックル】 平均身長は3センチとちょっと。人... -
物知りな使い魔
「魔法少女育成計画ACES」より「物知りみっちゃん」 物知りな使い魔-01 -
ご立派な使い魔-10
前ページ次ページご立派な使い魔 オスマンはただじっと黙って、報告を受けていた。 秘書として雇ったロングビルが、まさかフーケだったというこの事実を扱いかねているのだろうか。 重々しい雰囲気を放つこの老人から、ルイズやキュルケらの若い者達は目が離せない。 「なるほどのう。うむ、了解した」 が、意外にも、オスマンはフーケのことについてはあまり触れようとはせず、すぐに穏やかな顔に戻る。 「ミス・ロングビルを雇い入れたのは私の失敗だったようじゃな。反省するとしよう」 「は……はあ」 コルベールもいささか首を傾げた。 見ている限りでは、オスマンのロングビルへのセクハラぶりも相当なものだったと思うのだが。 それが失われたというのに妙な落ち着きぶりである。 そういうコルベール自身が、それなりに懸命に彼女を口説いていたということもあって、ますます不思... -
雅な使い魔
世の中には天才と言う物が存在する。各々、己の得意分野をリードし、世の中の発展に大きく寄与する天才。だが、真の天才という物は、おおよそにして常人とはかけ離れた思考回路の持ち主であるという。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが召喚してしまったのは、正しくそうした真の天才であった。 その青年はまず、風体から変わっていた。 異国風の装束はまだ良い。解らないのはその頭部。巻かれたターバンの上に鎮座するのは、何故か鳥の卵。さらにその周りを極楽鳥の羽が取り巻いている。 ルイズは召喚の後、何者かを問う前に思わずその風体について問いただす。得られた答えはただ一つ。 「雅であろう?」 全く意味不明だ。 それからも、この使い魔は意味不明な行動をとり続けルイズは頭痛に悩まされる事となる。 例えば、ギーシュの落とした香水瓶をそのまま己の... -
瀟洒な使い魔
『東方Project』より 十六夜咲夜 第一話 「完全で瀟洒な使い魔」 第二話 「メイドと青銅のドットメイジ」 第三話 「トリスタニア・ブルドンネ街を行く」 第四話 「時色マスタースパーク」 第五話 「少女ルイズ~Mage Zero」 第六話 「M.O.サウスゴータは彼女なのか?」 第七話‐1 「レミリアお嬢様に叱られるから」 第七話‐2 「レミリアお嬢様に叱られるから」 第八話 「住職が見たガリアの原風景」 第九話 「牛頭親父とハイカラ住職」 第十話 「亡き弟の為のセプテット」 第十一話 「トリステイン紅茶館 ~ Phalkeginia Tea」 -
計算外な使い魔
「世界樹の迷宮III 星海の来訪者」よりオランピアを召喚 計算外な使い魔-01 -
使い魔は神様?-0
前ページ次ページ使い魔は神様? 昔々― トリステインに使い魔として召喚された1匹の犬がいました ラ・ヴァリエール公爵家が三女、ルイズ・フランソワーズによって召喚されたその犬は あちらこちらを無遠慮に徘徊し、他の使い魔たちとじゃれあったり、食べ物をひっきりなしにせがんだりと それはもうたいへんなお調子者でした アマテラスと名付けられたその使い魔は 雪のように白く(※1)、俊敏で(※2)、どこか抜けた、しかしどこか憎めない愛嬌のある性格をしていたそうな アマテラスは主ルイズによく尽くし、その学友たちと騒がしくも穏やかな日々を送っていました ※1 アマテラスの風体については諸説あり。 平民の目にはただの白い犬にしか見えなかった。 メイジの目にはその真っ白な体に赤い化粧が施されていた。 という説が長年信じられてきたが、 この説は当時の平民と貴族の格差を... -
長編(話数順)
... 40 (Mon) トルネコの大冒険・不思議な使い魔 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち トルネコ 2008-08-09 12 19 12 (Sat) 使い魔は漆黒の瞳 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-04-18 10 51 28 (Sat) 魔物使いが使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-05-30 12 46 59 (Sat) ルイズの大冒険 DRAGON QUEST―ダイの大冒険― ダイ 2009-10-03 21 46 28 (Sat) 誇り高き使い魔 ドラゴンボール ベジータ 孫悟飯 2008-06-16 05 50 29 (Mon) 伝説のメイジと伝説の使い魔 ドラゴンボール劇場版 ブロリー 2010-11-07 13 34 46 (Sun) ドリフターズゼロ ドリフターズ 島津豊久 2012-01-02 07 5... -
リファインな使い魔
「宇宙のっ!!」 ドッカーーン!!! 毎度お馴染み、春の使い魔召還の儀。テンプレ通り、ルイズは爆発を起こし続けていた。 「ルイズ、プゲラ。」 周囲の生徒達もまともな台詞で馬鹿にするのも飽きたのかぞんざいな事を言う。 だが、ルイズは決して諦めない。 なぜならファーストキスから始まる二人の恋のヒストリーが来る事を体内に刻まれた虚無の力が教えているからだ。 これが長編や恋愛重視の短編ならいいのだが、如何せんここは滑稽無糖なギャグ短編。 ルイズの期待は最悪な形で裏切られるのである。 ドッカーーン!!! 爆発と共に凄まじい存在感が周囲に発生する。 思わず杖を構えてしまったタバサは首を傾げる。 感じたのは存在感である。威圧感ではなく、殺気でもなく、ただの存在感。 (存在感にしては、大きすぎる気もするけど) 爆煙はいまだに残っており、何が召還された... -
いぬかみっな使い魔-21
前ページ次ページいぬかみっな使い魔 いぬかみっな使い魔 第21話(実質20話) タイン陣地を撤退したレコンキスタ首脳陣は、敵の追撃をなんとか振り切る ことに成功し、撤退を続けていたものの下がり続ける士気に頭を抱えていた。 「将兵に脱走が相次いでおります!」「いかがいたします、閣下!」 「脱走に歯止めをかけられません!」「かなりが敵に取り込まれております!」 「敵は3万5千ほどにも膨れ上がっている模様です。」 「わがほうの数はすでに2万5千にまで減りました。」 「これ以上の撤退は士気の決定的な低下を引き落とします。」 「さいわいもうすぐスコットランドの主城スコッチ城だ。」 「ここで踏みとどまって反撃するべきだ!」「うむ、そうですな。」 「スコッチ城は防御に適している。」「追撃が迫っているしな。」 レコンキ... -
長編(五十音順)
... 43 (Sat) トルネコの大冒険・不思議な使い魔 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち トルネコ 2008-08-09 12 19 12 (Sat) 使い魔は漆黒の瞳 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-04-18 10 51 28 (Sat) 日替わり使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2011-06-04 17 20 25 (Sat) 魔物使いが使い魔 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 主人公(リュカ) 2009-05-30 12 46 59 (Sat) ゼロの使い ドラゴンクエスト7(漫画版) メディルの使い 2008-12-19 04 29 21 (Fri) ルイズの大冒険 DRAGON QUEST―ダイの大冒険― ダイ 2009-10-03 21 46 28 (Sat) ドラゴンクエスト外伝―ゼロの家庭教師― DRAGON QU... -
凄絶な使い魔‐06
前ページ次ページ凄絶な使い魔 第六話 「噂の使い魔」 ルイズが出て行ってすぐ、入れ違いになるように入ってきた女に元親は見覚えがあった。 先日、初めてこの世界に呼び込まれた時に目が合った少女。 燃えるような髪の色と、小麦色の肌が印象的で覚えている。 「はぁい、私はキュルケ、微熱のキュルケよ、……それにしても随分と刺激的な格好ね」 キュルケはじろじろと物珍しげに元親を見つめながら自分の名を名乗った。 別に裸だからと動じる元親ではないが、こうもあからさまにジロジロと見物されるとさすがにうんざりする。 「……目の毒ならさっさと部屋から出て行く事だ」 「あら、目の毒なんて言ってないわ、むしろ楽しんでるし」 元親は三味線の調子を合わせる作業をしながら、ちらりとキュルケの方を向くと、半ば呆れたような声を出す。 「... -
凄絶な使い魔‐07
前ページ次ページ凄絶な使い魔 第七話 「凄絶なルイズ」 自分の部屋のドアをたたき壊す勢いで開け放つと、ルイズの目に飛び込んできたのは、 先日使い魔となった元親、そしてキュルケの姿だった。 元親は使用人から借り受けたシャツとズボンを身につけているが、シャツのボタンが止められていない。 その開いたシャツのボタンをキュルケが留めてあげている時にルイズが現れたのだ。 「あらルイズおかえり」 「ななな何がおかえりよ、キュルケあんた、一体なにやってるのよ!!」 烈火の如く怒鳴り散らすルイズに、キュルケはやれやれと言った風に肩をすくめる。 「別にぃ、彼がボタンの止め方を知らなかったから、教えてあげただけよ、ねぇ」 「ああ……、こちらの服の着方を俺は知らん」 「そんな事、私が教えてあげるわよ!、そんな事よりなんで私の部屋にツェル... -
凄絶な使い魔‐02
前ページ次ページ凄絶な使い魔 第二話「学院長室」 元親はコルベールとルイズの後をついて、そびえ立つ魔法学院校舎へと向かって行った。 石造りの建物は戦国武将であった元親にとって大変興味深いものであった。 最初、学園内に入る時、前方をいく2人が履物を脱がずに入って行った事に驚いたが、ここではそれが普通なのであろう。 これだけの大量の石材を使用して作った城は元親が知る内では秀吉が建てた大阪城ぐらいである。 あれは元親が知る限り、最も堅牢で難攻不落、そして最も豪奢な城である。 それに比べると、この建物は城として見るより、神社などの形式だった建物のように見える。 元親はあちこち見て回りたい気もしたが、さすがに前の二人を見失うわけにはいかない為先を急いだ。 3人は階段を登りつつ、上の階へと進んでいった。 その事に気づいたルイズがこの先の部屋に... -
ご立派な使い魔-01
前ページ次ページご立派な使い魔 結論から言おう。 ルイズの呼びかけに、確かにそれは答えたのだ。 宇宙の果てのどこかから、神聖…なのかはともかく、(ある意味)美しく、強大で雄雄しく凛々しい使い魔が、彼女の呼びかけに答えた。 爆発の向こうに見えた姿は、一見すると巨大な異形だった。 ぼんやりと見える輪郭に一抹の不安を覚えつつも、ルイズは思わず快哉を叫ぶ。 「ほら、見なさいよ! あんなに大きくて、立派な幻獣……が……」 その叫びは煙が収まるとともに消えていく。 煙が消えて、その先に見えた姿は、ルイズの想像を圧倒していた。 「た……確かに、ご立派だ……」 「ゼロのルイズが……こんな、ご立派な……」 「ゼロのルイズじゃなくてエロのルイズだろ……常識的に考えて……」 周囲で見守る同級生も、呻くばかりである。 何しろその煙の先に見えた姿は、これはどう... -
おねがい☆メイジっ!
ルイズが召喚したのは平民の人間、背の高い赤い髪の女性だった 「あんた…何…?」 「…わたしは風見みづほ・・・・・・17歳♪」 その場が 凍りついた 遠くでミス・ロングビルが小さく「オイオイ」と呟く 他の並行世界の使い魔同様に、彼女もまたギーシュとの決闘をする事になった 「ゆけ!青銅のゴーレム!あの平民女をアレしてコレしてあーしちゃいなさい!」 ゴーレムに囲まれ攻撃を受ける寸前、使い魔は小さく「おねがい、マリエ」とと囁いた 突然、ギーシュの目の前に使い魔が現れた、ギーシュは薔薇の杖を構えるが 次の瞬間、彼はその使い魔の持つ武器、そしてその攻撃の恐ろしさを身をもって知ることになる ぽふっ 「…グラモンくん……女のコはね、とっても柔らかくて、強くて…でも…壊れやすいも... -
ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~
「戦国ランス」から「ランス、シィル・プライン、上杉謙信」を召喚 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-01 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-02 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-03 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-04 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-05 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-06 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-07 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-08 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-09 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-10 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-11 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-12 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-13 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-14 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-15 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-16 ランス外伝~ゼロと鬼畜な使い魔~-17 -
ドSな使い魔-01
前ページ次ページドSな使い魔 ドSな使い魔 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ! 強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 例によって例のごとく、すべての物語はここから始まる。 物語の舞台となる時空で紡がれた魔法の言葉は、別の時空、現代世界のごく一部に干渉し、一つの個体をその時空から消し去った。 そして、この時空に現れて新たなる歴史を創造してゆく…… ここ日本の何処にでもいるような平凡な高校生、平賀才人は、その日少しだけ非凡な出来事に遭遇した。 往来の真ん中に現れた謎の物体。一見すると鏡のように見える。 ただ一点異なるのは、それが何の支えもなく空中に浮いている所だ。 パソコンのやりすぎでついに目に異常が出たかと目をこするも、そのナニカは一向... -
ネコミミの使い魔-02
前ページ次ページネコミミの使い魔 わたしが目覚めて一番最初に目についたのは、桃色が混じったブロンドの髪を持った綺麗な女の人だった。 そういえば昨日召喚されて、一緒に眠ったんだっけ。それと回復の魔法を使ったけどソウルジェムが全く曇ってないのを確認する。 やっぱり変だ、グリーフシードの気配も感じられないし、ココはやっぱり異世界なんだろう。 キョーコやマミお姉ちゃんとはもう出会えないのかな。 そう思うと涙が出そうに鳴る。 わたしが動いたのを感じて、ルイズのお姉ちゃんが身動ぎした。 「目を、覚ましたのね……わたしも起きないと」 そう言って身体を起こす。 清々しい朝の日差しに包まれて、髪の毛がキラキラと輝く。 やっぱり綺麗な人だな、と思った。 「ねえ、ゆま、わたしの使い魔」 「うん!」 「……あなたに仕事を言い渡すわ、できるかしら?」 「がんば... -
Maximusな使い魔-03
前ページ次ページMaximusな使い魔 まず、自分に何が起こっているのかを確かめる。 この日彼は、親友の墓参りに行くことにした。 特に彼の命日だとかではなく、ただなんとなくだ。 「よう相棒、お嬢ちゃん。何か買ってきて欲しい物はあるか?」 行儀良くテレビの前に座っている少女と、机に足を投げ出してソファに座り、ダーツを 投げている少年に声を掛ける。 「おじさん!どこか出かけるの?」 栗色の髪をした少女が元気良く質問をする。 ああ、ちょっとな と返答すると 「じゃあアイス買ってきて!いっぱいね!絶対ね!」 「わかったわかった」 苦笑気味に答えてから少年にも聞くが、 「別にねぇな……」 と、興味もなさそうにダーツを投げている。 前よりも下手になっている気がするが…。 ちなみにダーツのボードは、訳あってドアから壁... -
ドSな使い魔-04
前ページ次ページドSな使い魔 ヴェストリの広場には、決闘の噂を聞いて早くも大勢の生徒が駆けつけていた。 刺激の少ない学園内においては、こういった突発的なイベントの話は、時として信じがたい速度で生徒間に伝播する。 勿論この場合も例外ではなく、決闘の話は、瞬く間にほぼ全ての生徒の知ることとなった。……当人たちの意思とは裏腹に。 ギーシュ・ド・グラモンは、軋むような頭の痛みに耐えつつ、気付くとどこかの廊下に立っていた。 「う……ここはどこだ?」 「気がついたか?」 見れば、周りを囲むのは殆どが彼の友人たち。若干知らない生徒もいたが、ギーシュの様子が元通りになったのを見届けると、そそくさとその場を去っていった。 何故か、空気が重い。皆の目がギーシュを攻め立てているように感じる。 「どうしたんだい、皆そんな目で僕を見て。まるで僕が何かしでかした... -
計算外な使い魔-01
前ページ計算外な使い魔 ここは地球とも、世界樹と「魔」が飛来したとある星とも異なる世界ハルケギニア。そして、その中の王国の一つであるトリステインに存在する魔法学院。 その名の通り、魔法を扱う者――――メイジたちの学院であるここでは今、メイジがその生涯を共にする存在である使い魔を召喚する、召喚の儀が行われていた。 「また失敗かよ!いい加減諦めろって!」 ――――数度目の失敗、そして起こる爆発。 既に幾度も繰り返された失敗を見飽きたか、誰かが野次を飛ばす。 この儀の監督者たる魔法学院の教師コルベールは、現在使い魔召喚の魔法…… サモン・サーヴァントの失敗を繰り返している少女が、この儀式に際しどれ程の努力をしてきたかを知っている。 知っているが故に続けさせてやりたいと思ってはいるのだが、教師という立場上それは許される事ではなく。 「ミス・ヴァ... -
ドSな使い魔-02
前ページ次ページドSな使い魔 ――――――ドSな使い魔 第2話 主【つかいま】 春の使い魔召喚儀式の場は、異様な空気に包まれていた。 教師であるコルベールを始め幾人かのメイジが、召喚された者に対して警戒の姿勢を取っている。残りの大多数も、状況は読めないものの険悪な雰囲気を察して静かに見守っている。 そして最後に、ふいんき←なぜか読めない なごく一部の人間が「平民召喚とかwwwwwねーよwwwww」などと厨な事をしている。主に太ましい男子生徒とか。 そして呼び出されし者もまた、周囲の人間に対し警戒と困惑の念を抱いていた。 彼は諸事情により目立つような行動を避けなければならなかったのだが、ここに着いて早々大勢の注目の的になってしまったのでは台無しだ。 この場の人間全員を抹殺してなかった事にするという、まさに外道なプランを考えたのは、困惑のあま... -
ご立派な使い魔-06
前ページ次ページご立派な使い魔 ルイズは思う。 夢は夢のままであり続けるから美しいのだ。 夢が現実になってしまえば、それはたちまち輝きを失ってしまうのだと。 あれだけ望んでいた、誰からも一目置かれる強力な使い魔を、いざ手に入れてみればどうしたことか。 なるほど誰からも一目置かれている。が、それがなんだというのだ。 『ゼロのルイズ』の名は今や消えたといってもいい。……これも、夢見ていたことなのに。 今、彼女を呼ぶ名はひとつ。 そう…… 『ご立派なルイズ』、と。 「私本人は立派じゃないわよぉぉぉ!」 ルイズの悲痛な叫びが、部屋に木霊した。 「はぁはぁ……落ち着くのよ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 あれをどうにかするためには、いつだってクールでないといけないわ。 それだけ強大な相手なんだから」 ... -
豆粒ほどの小さな使い魔-18
前ページ / 豆粒ほどの小さな使い魔 / 次ページ ヴァリエール家までは、シルフィードが乗せて行ってくれる。 キュルケとシエスタはそこで一泊、次の日に故郷に向かうって。だから手荷物だけにして、嵩張るものは先にそれぞれのお家に送ることになってる。 まだ二日あるのに、ガッコウの中、どこか浮ついてるみたい。授業中なのに、ざわめきが収まらない。先生も、諦めてるのかな。簡単なおさらいだけ。 「ハヤテも、家に帰りたいわよね……」 「帰リタイケド、今ジャナクテモイインダ」 少し強がって、笑ってみた。 「旅行好キナ人間ノ『トモダチ』ニナッタころぼっくるモネ、長イ間帰ッテコナカッタヨ。ソレデ、旅行記書イテタ」 私も読んだことがある。私が書き溜めてる手紙が、私の旅行記になるのかな。 だから、寂しくなんてないよ。 * * 懐かしいヴァリエールの屋敷が、どんどん... -
おかしな使い魔
ルイズはこの上なく緊張していた。 この儀式、サモン・サーヴァントだけは失敗するわけにはいかない。サモン・サーヴァントさえ失敗するようなら、 皆が…なによりルイズ自身が、ルイズを魔法使いだとは認められなくなってしまう。 「始祖ブリミルよ…私は今まで、誰よりも真面目に勉強しました。魔法の修練だって、一日も休まずにこなしてきました」 ルイズは桃色の髪を翻らせて、杖を掲げる。 「だから、この儀式だけは、サモン・サーヴァントだけは!成功させてください!」 ルイズは呪文を唱えて、勢いよく杖を振り下ろした。 あたりに、盛大な爆音が響き渡る。 煙の中から、こんもりした何かの山が姿を現した。 またいつもの通り失敗か。そう思って口を開こうとした生徒達の間に、ざわめきが生まれた。 「見ろよ、ゼロのルイズが…何だあれ?」 「マジックアイテムか?石か何かみたい... -
のんきな使い魔
「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ 神聖で美しく強力な使い魔よ 私は心より求め訴えるわ 我が導きに答えなさい!」 BOGOOOOOOOON! ルイズの必死の思いを込めた詠唱は、実に漫画チックな爆発の前に掻き消された。 「バッカヤロー 殺す気か!?」 「いい加減にしろ ゼロのルイズ!」 立ち込める黒煙の中、周囲の罵倒が徐々に拡大していく。 屈辱に身を震わせるルイズ……と、その時、 「あり~? もしかして、また迷子かな」 爆発の中心から響いてきた謎の声に、不意に喧騒が止む。 やがて、煙が晴れた先に、銀色のゲートが姿を見せた。 「使い魔のゲート」 「サモン・サーヴァントは成功していたのね」 「やった! スゴイ スゴイわ! 言葉がしゃべれる使い魔なんて、もしかして韻獣! それとも亜人!」 「韻獣だって?」「あの... -
〇な使い魔
ント小ネタ あれは何なんだろう? 爆発の煙が晴れてようやく見えてきたのは、赤くてウサギの耳みたいなのがついたちっちゃいゴーレムみたいなもの。 というより、動くのこれ? 私、錬金使えないのよ!? 「おい、ルイズが変なゴーレム召喚したぞ」 「どうせ動かせないんだから意味ないじゃん」 黙れ外野! ……落ち着くのよルイズ。今は外野に構っている時間はないわ。とりあえず、現状を確認すると 1・召喚には成功した。 2・でも動かない。 3・生物じゃない=使い魔として機能しない。 ……うん。現状確認終了。次にやることは決まっているわね。 「ミスタ・コル――」 「契約しなさい」 即答!? ……いえ、諦めては駄目よルイズ。一生がかかっているんだから。 つまりはもう一度、サモン・サーヴァントを行えるように説得すればいいの... -
ご立派な使い魔-03
前ページ次ページご立派な使い魔 そして時は少しだけ流れて、ようやく授業となった。 どの生徒も、呼び出したばかりの使い魔を連れて、誇らしげな表情である。 自らの系統を証明するものだし、何より自分ともっとも繋がりの深いものなのだから、そう思うのも自然と言える。 やがて、ルイズがその使い魔とともに教室に入ってくる。すると。 「あ……ル、ルイズだ」 「やっぱり、あの使い魔……」 「朝も早くからあんなに立派に……」 意外というべきか。嘲りや軽蔑の視線はひとつもなかった。 それどころか、畏怖と尊敬の視線を感じる。 「なのにちっとも嬉しくないだなんて」 こうなる日を、夢見ていなかったと言えば嘘になる。 誰もが恐れるような凄い使い魔を召喚して、もう二度とゼロのルイズなんて呼ばれなくて…… この間までは、そんな夢を見てもいたのだ。 その夢は、こ... -
物知りな使い魔-01
前ページ物知りな使い魔 サモン・サーヴァントとは、メイジが一生の内に使えるために契約する使い魔を呼び出す神聖な儀式だ。神聖な事から、よほどの事が無い限り、やり直すなんてことはあってはならない。一度契約すれば主人が死ぬまでお仕えする事を破ることは出来ない。それでも、この結果は、あんまりではないか。 同級生が様々な使い魔を呼び出す中、ついに最後となった、メイジであるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが呼び出した使い魔は、目の前で倒れている、一人の少女だった。 由緒正しき家筋の出のルイズが呼び出したのが、目の前の白衣で体を覆われ、被っていたであろう黒い帽子を地面に転がしている少女だ。杖らしきものは周りに見当たらない。マントも見えない。少女は平民だった。 これは悪夢なのか。否、これは現実である。それは、周りの同級生たちと一人の男性教諭からの冷たい視... - @wiki全体から「トルネコの大冒険・不思議な使い魔」で調べる