あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「メニュー」で検索した結果
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ルイズと無重力巫女さん-56-b
...に席に着いてちょっとメニューを見ていたところで、ようやくルイズと魔理沙がやってきた。 それに気づいた彼女はため息をつきながら、読めない文字だらけのソレから目を離すとルイズの方へ顔を向けた。 「全く、楽しそうな話し合いも程々にしなさいよね。ここはアンタの部屋じゃないんだから」 「何処が楽しそうに見えたのよ、何処が」 「ルイズの言う通りだ。やっぱりお前は冷たい奴だぜ…っと」 嫌味が漂う紅白巫女の言葉にルイズは軽く毒づきながらも反対側の席に座り、魔理沙も続いて言いながら彼女の隣に座った。 二人の返事に霊夢はただただ肩をすくめると、全く読めなかったメニューをルイズの手元に置く。 しかし目の前に置かれたソレを取ることは無く、狭く混雑した通りを歩いてきてようやく腰を落ち着かせる事の出来たルイズは、まず最初に軽い深呼吸を行った。 店内に舞う微かな埃と厨房から漂う食欲をそそる匂... -
wikiの使い方
...ージ左上の@wikiメニューで「新規ページ作成」を選ぶ。 ページ名(作品名)を入力し編集モードを選ぶ(アットウィキモードでお願いします!) 「作成」で次へ。 作品の概要を書き込む(○○「作品名」より××「召喚キャラ名」を召喚、等。なくてもよい) 作品本文を書くページを同様の手順で作る。ページ名は”作品名-01(二桁の半角数字)”という形式にすること(*詳しくはこちらを参照) 先に作った一覧ページを編集して作品内容を書いたページへのリンクを作る。リンクは[[作品ページ名]]で作成できる。 「長編(五十音順)-01」~「長編(五十音順)-11」の中から、登録した作品が該当するページを探して目次から一覧ページへのリンクを必ず追加する。姉妹スレの作品の場合は「お預かり作品」のページにも追加すること。 既に一覧ページが作成されている作品に新しい話を追加する場合 追加する物の前話(「ゼロの使い魔... -
日本一の使い魔-04
...向かうのだが、朝食のメニューが問題なのである。 自分の優位性を満たすためのメニュー。本来召喚されるべき者にだったら効果はあったのかも知れない。相手は早川である。 「さてと朝食に向かうわよ。そう言えばあんたの食事だけど、まさか人間が召喚されるなんて想定外だから用意出来ていないのよ。 悪いけど、厨房で何か貰ってくれる?」 「ああ、出来たご主人様でよかったぜ。さてと飯にしますか。」 うまく地雷を回避出来たルイズと早川は食事へと向かう。 「あんた食事済ませたら、授業があるからここで待ってなさいよ。」 二人は別れ、それぞれ食事を済ませる。 食堂では貴族の食事を出し終わりコック達が一息ついている。 話題は貴族に召喚された平民、早川の事だった。 「へー、シエスタ。貴族の嬢ちゃんに召喚された平民の男と会ったってのか?」 「ええ。ケン・ハヤカワさんって言うんですって... -
プラグイン/ニュース
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共... -
VITアップの使い魔
...ているために急遽そのメニューになったとの話である。 食堂に広がる香ばしい匂い。生徒全員の席に置かれた長方形の皿の上に乗っているのは、直径2サントほどの八つの球体。 ソースがたっぷりとかけられており、その上には海藻を乾燥させて細かく刻んだものがかけられている。 タコ焼き――そうメイドが口にしたのを耳にしたモンモランシーは体を小さく震わせる。 周囲が何やら文句を言っているが彼女の耳には届かない。 食前の祈りが終わり、各々が料理へと手を伸ばす中、モンモランシーはタコ焼きをゆっくりと口へ運ぶ。 カリッとした歯ごたえと、トロリとした舌触り。中にはくにゅくにゅとした物体が仕込まれており、独特のなんとも言えぬ味が口の中に広がる。 ああ、これはあの子だ。私の愛した使い魔――オクトパス。その、なんと無残なことか。 「……ちっちゃ過ぎるわね」 タコ焼きに... -
テンプレ
...ンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。 く7 {_}ハ ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。 ‘ーrtァー’ ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。 姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。 ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。 SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。 レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。 -
S-O2 星の使い魔-12
...しい。 メニューを開けば、ケーキにパイ、クレープ等のお菓子に、各種パスタといった定番メニュー……と呼ぶには怪しいものも幾つか。 『ファイナルチャーハン』『戦慄のグラタン』『落涙のリゾット』といった、嫌に物々しいもの。 『渚の贈り物』『忘れられない思い出』など、何がなにやらさっぱり解らない代物まで。 果ては、何やらちょいと怪しげな銘柄のワイン(時価)まで置いてあるようだ。 「私はクックベリーパイと紅茶!」 「あんたってホントそれしかないわねぇ……じゃ、私はツナサラダで」 「……ハリケーントースト」 「じゃあ、僕はこの胸のときめきってのを一つ」 四者四様に注文を済ませる。当然、伝えるのはクロードである。 注文を受けてカウンターに戻る際、ウェイトレスの唇の端に生暖かい笑みが浮かんでいたように見えたのは気のせいだろうか。 ... -
よいこのこわ~い食育SS 学食の飯田さん
...るわ……。今全体的にメニューの質が下がってる……。量も……。『払わない家の子は食べさせない』となったとすれば、それが1番楽なのだろうけど……」 「ええ……。でも私達はみんなの笑顔が見たくて食堂手伝わせてもらってるのよ!! 私達がもっと頑張れば何とかなるはずよ!! 払わない家も私達が行って話せば考えてくれるかもしれないし……」 「あとはより安価かつ安全な食材の開拓と……」 2人がそんな会話を交わしているうちに夕食の準備が整った。 『いただきます』 「あ、手紙まだ読んでなかった!」 飯田さんはペーパーナイフで封筒の封を切って手紙を出そうと傾ける。 しかし封筒の中から転がり出てきたのは、ゴキブリの死骸だった! 「きゃっ!」 「マ……、マリコルヌ……?」 封筒に同封されていたマリコルヌからの手紙には、 『給食費払わねー貧乏人のとばっちりは正直勘弁っす。ミス・イイ... -
豆粒ほどの小さな使い魔-2
...けに、気持ちは朝食のメニューに飛びそうだけど、でも段取りを考えておかないと。 食事より先に、コルベール先生にハヤテのことを話す。コロボックルなんていう今まで見たこともないような使い魔だ。 先生にどう判断されるか想像ができない。噂のアカデミーみたいに解剖だなんて言い出さないといいんだけど。 内緒にしておくことも考えたけど、それだと私が落第してしまう。 いつもぎりぎりの時間に飛び出す私だけど、今日は時間に余裕がある。 廊下の外もまだ静かだ。 この時間なら、キュルケと鉢合わせずに済むと分かったのはいいけど、明日から起きられるかというと自信がない。 「ミスタ・コルベール、お時間を少々よろしいでしょうか」 「ああミス・ヴァリエール、どうしたのかね?」 コルベール先生を食堂の入り口で待ち構えて、隅っこに引っ張っていく。 「サモンサーヴァントのことなん... -
絶望の街の魔王、降臨 - 16
...軍事訓練だった。訓練メニューはジルが提案し、それをウェールズ経由でアルビオン貴族達に教え、彼等は生徒に訓練を施す。 「ジルもいないし……どうしようかしら」 ジルはこの訓練に参加していない。彼女の教え子であるギーシュは、日々淡々とジルに与えられた訓練メニューをこなしていた。訓練中は砂鉄の入った50kgの背嚢を背負い、早朝の50リーグマラソン、各種筋トレ、格闘訓練。時々、手合わせをするくらいか、 ジルが干渉するのは。 「こんな時にも関わらず、コルベール先生は……」 研究小屋から煙が昇っている。彼がそこで何かをしている証拠だ。 キュルケは彼を軽蔑していた。彼女が誇る、何よりも攻撃に特化している火の系統を、土の補助であると言わんばかりに使い、その術を研究しているのだ。この前も妙な機械を教室に持ってきて総スカンを喰らっていた。そして気弱でヘタレで、同じ火の使い 手と... -
ゼロの騎士団-09a
...のぉ、これはどの様なメニューだ」 喜色の顔を浮かべながら、出された料理の食べ方を聞く。 「それは、こうですわ」 そう言ってキュルケが、あいた方の手で、チュレルの顔を氷の器に押しあてる。 「何をする、冷たいではもごあこあ」 「当店自慢のサービスです」 もう片方の腕をキュルケと同じように、タバサがロックする。 「もがはがあ………お前たちこんな事をして、ただで済むと思うなよ!」 杖を取り出し、魔法の詠唱をする。しかし、杖は手元から先がなかった。 「デルフ、切れ味もなかなかだ」 「そう言ってもらえると嬉しいぜ」 切断した杖の断面を見ながら、ゼータがデルフを褒める。 「貴様ら、こんな事をしてただで済むと思うなよ!私には「見つけたわよ!アンタ達!」」 扉をあけ、ルイズとニューが中に入ってくる。 「何だ小娘ひっこ「アンタは黙ってなさい!」」 ルイズが気迫で黙らせる。 ... -
理想的民主国家トリステイン社会主義連邦
...であった。 今日のメニューは油っこくて灰色のシチュー(具材不明)と合成タンパクに各種調味料・香料を添加して作られた合成ニシン。 水っぽいのにパサパサした黒パンとチューブ入りの練りサラダ。更に色付きぬるま湯みたいな大麦コーヒーが付くという豪華なものだ。 味がイマイチな事に関しては、自動調理器の民主的かつ主体的な発展が望まれる所である。 同志労働者達はアンリエッタ同士主席に感謝を捧げると、黙々と食べ黙々と席を立った。 「ありがとうございましたー。次は民主主義ベアリング工場の皆様どうぞー」 かくしてベルトコンベアにのった工業製品のように同士労働者の食事ノルマはこなされてゆく。 万が一食事中に、元貴族のぽっちゃり系少年労働者が 「相変わらずマズなぁ、ここの食事」 などと反国家的な思想を口にしても、たちまち警報が鳴り響き、カラシニコフを携えた戦旗忠誠心高揚中隊の憲兵が駆けつけ... -
牙狼~黄金の遣い魔 第7話(Bパート)
...を振り払い、ルイズはメニューを抱えて引き返してきた。 今度妙な事をしたらただでは済まさない、実力行使をすることすら辞さない。そんな威嚇を込めて睨みながらメニューを渡すルイズをよそに、青年はのほほんとメニューをめくっていった。そうして、注文を始める。 「まず、この『サツマイモがごろごろ入ったガトー・クラシック』」 「えっと……はい」 よりによって、居酒屋でスイーツ(笑)!それも男が? ププッ!と噴き出しそうになるのを堪えて、ルイズは注文表にメモした。 『魅惑の妖精亭』の品揃えの中には、実はスイーツのメニューがある。 これはこの店を訪れたとき、最初に出会った『アネモネ』と言う名の女給が中心となって用意したものだ。なんでも、元々はパティシエ志望だったらしい。 対象は元来女性。それもこのチクトンネ界隈で夜働く女性たちを目当てとしたものだった。最近では夜半過ぎ、一仕事終えた彼女... -
ぷぎゅるいず-04
...ーストフードのサイドメニューを頼むかのようなオスマンに コルベールの大切な髪の毛が数本抜け落ちました 神の左手、メイドのチェコちゃん メイドと言う名の究極生命体(アルティメットシング) 神の右手はなかいまさひろ わさびじょうゆで美味しく頂く 神の頭脳はカナトママ すべて力づくで解決する そして記することすら憚られる・・・・・・・・・・・・・・エロ保険医 この四人にひきづられて私はこの世界にやってきた 誰か私の名前を聞いて下さい ○○○・ブリミル・○○○・ま○○○○ 第5話予告 強大な敵が次々と少女達の目の前に現れては強敵(友)として倒れてゆく その屍と涙の先に彼女たちは何を見るのか? 次回:明日を掴む為に今日を撃て!!に続く 前ページ次ページぷぎゅるいず -
ルイズと無重力巫女さん-98
...あったが、それぞれのメニューは豊富だ。 最初の屋台は肉料理系の屋台で、いかにも屋台モノの食べやすい料理が一通り揃っており、香ばしい匂いが鼻をくすぐってくる。 スペアリブや鶏もも肉のローストはもちろんの事、何故かおまけと言わんばかりにタニアマスの塩焼きまで並んでいる。 もう一つはそんなガッツリ系と対をなすデザート系で、今の季節にピッタリの冷たいデザートを売っているようだ。 今平民や少女貴族たちの間で流行っているというジェラートの他にも、キンキンに冷やした果物も売りの商品らしい。 横ではその果物を冷やしているであろう下級貴族が冷やしたてだよぉー!と声を張り上げている姿は何故か哀愁漂うが印象的でもある。 下手な魔法は使えるが碌な学歴が無い彼らにとって、こういう時こそが一番の稼ぎ時なのであった。 「さてと、メインとなるとこの屋台しか無いが、うぅむ……どのメニュ... -
ゼロの黒魔道士-51
...店員さんの代わりに、メニュー持ってきてくれる?」 「あ、う、うん……」 厨房に走りながらも、震えるルイズおねえちゃんの様子が気になって、ついつい耳がそっちに向いてしまう。 「いや~……しかし……案外似合うものだな、うん」 これは、ギーシュの声。どうやら、ルイズおねえちゃんの服を見て言っているらしい。 似合うよね、やっぱり?嫌がっている理由、ボクにはよく分からないんだけどなぁ……? 「ギぃぃいシュぅぅぅうう!やっぱりあんた、そういう目的でこの店に!」 こっちはモンモランシーおねえちゃんの声。 ……うーん、女の人と男の人で、“趣味が違う”、とかそういうことなのかなぁ?デルフの言葉を借りるんだったら。 「ち、違うよ!ほら、普段学院では制服姿しか見ないから!」 「辛うじて色気が出たってところね。学院でもそっちの服着てたら、ルイズ?」 これは、キュルケおねえちゃんの... -
Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia-11
...。 みんな好みのメニューも違うし、好きなものを食べられるようにいろいろと並べてあるだけなの。 食べたいものを食べて満腹になったらおしまいよ、残ったものは使用人のまかないとか使い魔、の……」 椅子を引いて座りながらそこまで話すと、ルイズは何かに気が付いたようにディーキンの方を見た。 ディーキンはといえば、ルイズと並んで席に座ろうなどとはせずに少し後ろの方にちょこんと立って控えている。 「……ごめん、そういえば昨夜はいろいろあったから、あんたの食事を手配しとくのを忘れてたわ……」 ディーキンはそれを聞いて、軽く頷く。 食事の用意をしていないと聞いても、特に不平そうな様子はなかった。 今までにした使い魔としての仕事と言えば、せいぜい少々の雑用をこなしただけ。 昨夜の夜食と寝床を提供してもらっただけでも、十分今までにした仕事の対価以上には値する。 今... -
ウルトラ5番目の使い魔、第二部-58
...セルフサービス方式でメニューをとり、長テーブルに座る。こういうところは地球の安ホテルと あまり変わりなく、才人には慣れ親しみやかった。 逆にそわそわして落ち着かないのがルクシャナだった。女だけの軍隊である銃士隊に興味を持って、近場の 隊員たちにあれこれと質問をしたりしている。才人たちは最初止めようと思ったが、ふとした思い付きから、 おのぼりさんということにすれば多少の奇行も問題ないので今はほってある。 やがて全員が席につくと、アニエスが音頭をとって祈りの言葉が唱和された。 「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ。今朝も我らにささやかな糧を与えたことを感謝いたします」 そうしてようやく穏やかな時間が訪れ、才人たちも食事をほうばりはじめた。魔法学院の食堂と違い、 ほんとうにささやかな糧ではあったものの、体操で体を目覚めさせていたから驚くほどすいすい食べられる。 才人は... -
ゼロの騎士団-18
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 8 「決闘と光芒(こうぼう)」 「では、始めよう」 その言葉と共に、ワルドはあらかじめ唱えておいたエアハンマーを放つ。 (いきなりか! やる気は充分と言ったところだな) 間を取ろうともせず始めるワルドに、胸中で毒づきながら、ニューは横に跳んでかわす。 「ファン」 横に跳びながらも、直撃すれば人間が気絶する電撃を放つ。 (どうする?) 相手の実力が分からにだけに、ワルドの対応を見る。 「錬金」 ワルドはそれを読んでいたかの様に地面を錬金し、壁を作り電撃をやり過ごす。 茶色い壁に空気の振動が揺れる。 (はやい!) 自身とそう変わらないような詠唱の速さにニューも驚く。 内心、自分の魔法よりも詠唱の速さで絶対的有利を確信していただけに、 ワルドの魔法での対応は素直に驚き... -
ゼロの騎士団-17
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 7 「旅立ちと焦り」 トリステイン魔法学院 まだ朝日も昇らない時間 世界から音を奪う闇の時間。 本来、人が居ないであろう学院の入り口には、二つの声が聞こえていた。 「……眠い」 ルイズは目をこすりながら、不機嫌な顔で呟く。 朝がそれほど強いと言う訳でも無く、任務の重要性、昨日見た夢などもあり、ルイズは充分な睡眠をとれているとは言えなかった。 だが、不機嫌の理由はそれだけでは無かった。 「しかも、何でこんな恰好なのよ」 彼女の服はいつもの制服では無く、シエスタに頼んで用意してもらった平民の服に、長旅用の使い古されたボロボロのローブであった。 シエスタの服では大きすぎるので彼女の友人のメイドの服を借りたのだが、それでもルイズには胸の部分も含め大きく感じられた。 「当たり前だ... -
ゼロの騎士団-02
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリスティン-2 ルイズがコルベールに死刑宣告された時、三人の会話はいったん途切れかけていた。 「ところで君、さっきから、気になったのだが契約や使い魔とは一体何の事だい?」 先ほどの会話の中で疑問に思ったことをニューがルイズに問いかける。 「聞いてなかったの!?アンタは私の使い魔になるのよ!」 「なんでだい?」「私があなたを召喚したからよ!」 二人の会話は落とし所の見つからない堂々めぐりになりかけていた。 (――気絶している間に契約しとけばよかった。) 二人の判断が正しかったことを悔やむ、ルイズにコルベールが助け船を出す。 「ミス・ヴァリエールいきなり説明もなしに契約というのは……私はこのトリスティン魔法学園の教師をしているジャン…コルベールと申します。あなた方三人のお名前をよろしいで... -
ゼロの騎士団-15
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 5 「夢芝居と落ちこぼれ」 ルイズはその時、乾いた金属音を聞いた。 その音の方向を見ると、そこには彼女の知っている人物が片膝をついていた。 (ニュー!) ルイズの声は届かずに、ニューは片膝を着きながら、衝撃で痺れた手を押さえていた。 その様子を見ていた、一人が声をあげる。 「勝負あり、そこまで!」 審判を務めていたであろう者は、ニューと同じような人物だった。 少なくとも人間には見えない。 ルイズにはいきなりの状況に、訳が分からなかったが、近くにもう一人見知った顔が居た。 (ん、何をやっているのかしら?あ、あれはゼータじゃない) 気付かなかったが、対戦相手は彼女の友人の使い魔のゼータであった。 おそらく、練習試合なのだろう――訓練場の様な場所を見てルイズはそう考える。 ... -
ゼロの騎士団-12
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 2 「祈祷書と動き出す歯車」 夜、ルイズの自室 明日の使い魔の品評会の前に、ルイズは溜息をついていた。 「せっかく姫様が来てくれたのに、明日の品評会に出られないなんて」 ルイズは、この品評会でニューの魔法を披露しアンリエッタから言葉を頂きたかったのだが、自身の使い魔の存在が、ルイズの晴れ舞台を阻止したのだ。 「仕方ないだろう、オスマン殿が言った事なのだから」 ニューが、何度も聞いているのか、投げやりな態度で応える。 ルイズ達、三人の使い魔は既に学園内での認知はされていたが、さすがに、王女相手にニュー達を見せる訳にはいかなかった。 特に、ニューの魔法は下手をすれば、アカデミーが手を出すかも知れないので、ルイズは自身の姉を思い浮かべ、渋々それに従った。 もっとも、キュルケとタバ... -
ゼロの騎士団-03
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリスティン-3 トリステイン魔法学院 夜 太陽も完全に落ちて、三人は明日、この学園の責任者でもあるオールド・オスマンと会談する事になった。 コルベールはゼータとダブルゼータのルーンのメモを取り、自室へと戻ってしまった。 一応、三人はそれぞれ召喚された三人の部屋に泊まることになった。ルイズと話す必要性のあるニューと取り敢えず疲れたので休みたいというダブルゼータはそれで異論はなかった。 だが、一人がその流れに難色を示した。ゼータである。 アルガスの騎士としてゼータは女性、しかも嫁入り前の少女と一緒に泊まるのは問題があると抗議したのであった。 「何を恥ずかしがっているのよ?アンタはゴーレムでしょ?それに使い魔が主人と一緒の部屋で寝るのは、なにもおかしな事じゃないわよ」 当然のこと... -
ゼロの騎士団外伝-03a
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団-外伝 「使い魔 感謝の日」 トリステイン魔法学院 昼 季節も初夏を迎え、生徒達には春に比べ薄着した者もあらわれる。 その中の一席ルイズ達は昼食をとっていた。 その中で、弾む会話に一区切りがついた所で、少女が新しい話題を提供する。 「そういえば、もうそろそろ、感謝の日ですね」 黒髪のメイド服を着た少女――シエスタがその言葉を口にする。 彼女はメイド故に、一緒に食事する訳ではなく、デザートを運び終えた帰りであった。 「感謝の日、何だ、それは?」 ルイズの隣に座っているニューが、デザートに手をつけながら聞く。 彼にしてみれば、まだ、この学院――世界には解らないことだらけであり、 当たり前の様に話す事が理解できない事もある。 しかし、ニューと違い、1年間をここで生きてきたルイズはその言葉に思い当たるのか。 思... -
ゼロの騎士団-19
前ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 9 「到着と再会」 「……ここは?」 かき消えそうな声と共に、ニューは目を開ける。 (どうなっているのだ? ……私は確か、ソーラ・レイ撃った後、意識を失って倒れた筈だ) 自分が目を開ける事があけたことへの事実と共に、意識が途切れる前の事を考える。 少なくとも、ニューが気絶する寸前の視界に、真駆参がマチルダを連れていく所が映っている気がした。 おそらく、二人は退避したのだろう。 その後、こうやって起きていると言う事。真駆参達は撤退して、ニューに止めを刺さなかったのだろう。 (恐らく、あの時の一撃で撃退できたのだろう。しかし、倒れるとは……あの時と同じだ) 視界は天井の白い壁に塞がれている、と言う事は屋内だと言う事は起動し始めた頭でも理解できた。 しかし、体の方は自分のすべき命令を理... -
ゼロの騎士団外伝-03b
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団-外伝 「真・使い魔感謝の日」 もし、貴方の悩み事を相談して下さいと言われれば、こう答える――主がおかしいのです。 正確には仮の主だが、それでも、ここ最近の自分の主が変だと感じる。 それまで、自分にとっての主とは、主より遅く起きたら鞭で叩かれ、 魔法の失敗を笑うと吹き飛ばされ、少し主の身体的冗談を言っただけで拳が飛び、 身の回りの世話もどきをさせられる……。 言ってから悲しくなったが、それが自分にとってのこの世界の主と言う物だ。 異変は最初、この間の飲み会で遅くなり、部屋に帰って朝寝過した時だった。 「……起きて、ニュー」 少女の声でぼんやり目を開けると、見慣れた少女の顔――ルイズの顔が見える。 自分の顔を覗き込んでいるのだろう、彼女の髪の匂いが自分の嗅覚から脳へと伝達する。 ……しまった! ... -
SnakeTales Z 蛇の使い魔-03
...起きなかったが メニューの確認でもと思い付いていくことにした 「あ、スネークさん」 可愛らしい声に振り向いてみればシエスタが給仕をしている 「ああ、シエスタ。朝はすまなかった」 「いえいえ。あの位のこと…あ、そうだ、昼も来ませんか?いつもあまっちゃって大変なんです」 「いいのか?」 「ええ、もちろん」 「すまない、助かる。お礼といっては何だが…仕事を手伝わせてくれ」 給仕の仕事をしていると数多く居る貴族の中で、金色の巻き髪、フリルの付いたシャツを着たきざな貴族が目に付いた 確かにいい男なのだが、どうしてもカッコよく見えない 「おいギーシュ、今は誰と付き合ってるんだいよ?」 「付き合う?僕にそのような特定の女性は居ないのだ 薔薇は多くの人を楽しませるために咲くものだからね」 頭がおかしいんじゃないだろうか こんなことを... -
ゼロの騎士団-04
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン4 トリステイン魔法学園 朝 ゼータが目を覚ました時まだ、日が明け始めたばかりであった。 時間の流れが完全ではないが、恐らく一昨日までは自分は日にちの概念がないムーア界にいた。しかし、今はスダ・ドアカワールドと、さほど変わらない昼も夜もある。 (感覚が少し麻痺しているのか?) ゼータは意識を覚醒させつつ、ベッドで寝ている青髪の少女に視線を移す。 (私は、彼女に呼ばれたのだな) ゼータは昨日を振り返る。ムーア界でジーク・ジオンを倒した後、光に包まれ、この異世界に呼ばれたのだ。 (異世界というものは信じたくはないのだがな……しかし、我々三人がいるのなら、どうして団長は私たちの周りにいないのだろう?) あの戦いで、自分達とアレックスはそう離れてはいなかった。しかし、昨日の場... -
Ruina 虚無の物語 解説
...ない。 そのくせ、メニュー画面では皆「料理」としか表示されない理不尽。 一応見分ける手段は存在する。 治金技術 ハルケギニアでは原作6巻でコークスが用いられている描写があったのに対し 大河流域では鋼は一部の職人しか作れないという設定が作者のHPに書いてある事等から、 治金技術はハルケギニアの方が上という設定にしてあります。 ただ、訓練次第では超人じみた武術も可能な世界観の大河流域と、 すでに銃や大砲の技術が広まっているハルケギニアとでは剣の需要が異なる事と、 大河流域にはミスリルや竜鋼といった物がある事から 大河流域で作られた剣でも強力な物ならばハルケギニアでも十分通用すると考えております。 識字率 ハルケギニアでは新聞が発行されている描写が烈風の騎士姫にある一方で、 シエスタは平民にしては珍しく文字が読めると言う記述があった気がしたのに対し 大... -
鋼の使い魔-11
... 貴族向けに出されるメニューにも負けない彩りが盛られた皿が置かれていた。 「ギュス。これは俺からのプレゼントだ。マルトー特製ガリア牛のテールスープよ」 魔法学院の食を一手に引き受けるマルトーが、食堂に通さない雑肉の中から最も美味と考えているテール部分を選び、一晩煮込んで作った極上のスープである。 テールから溶け出した旨みが一緒に煮込まれた野菜のエキスと組み合わされ、スープの水面に映る様だ。 ギュスターヴとしては嬉しいものの、困惑を隠しきれない。 「マルトー。気持ちはとても嬉しいが、俺一人でこれを食べるのは忍びないよ。他の皆はいつものメニューじゃないか」 「ギュ~ス、だから言ってるだろう?これは俺からお前への贈り物よ。お前さんは貴族様のせいで何処とも知れねぇところからこんな場所に呼ばれちまったくせに、 俺らでも出来ないような大手柄を取ったんだぜ。それが、俺にとっては何... -
ゼロの騎士団-08
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン8 シエスタ奪還作戦を実施している頃。 当のシエスタは、モット邸の一室にある。浴場で湯浴みをしていた。 モット伯の挨拶はシエスタに、自分があの学園に帰れない事を改めて思い知らされた。 自分はどうなるのだろうか?だが、突然の爆発音に驚く。 「……何が起こったの?」 立ち上がり外を覗く。 そこには、見慣れない仮面をかぶった人間と、見知った顔のゴーレム達であった。 その頃、ゼータは屋内の2階に侵入していた。 「シエスタ!居るか、返事をしてくれ!」 ゼータが呼びかけるが反応は無い。 「どこにいるんだ……「シエスタをお探しかな?」誰だ!?」 あたりが暗い中、廊下に人の気配を感じる。 「賊に名乗るのもなんだが、私はジュール・ド・モットだよ、アルガス騎士団のゼータ」 「何... -
異世界BASARA-18
... 「今年のメニューはゲルマニア産の牛肉を使ったステーキと、はしばみ草のサラダ!!時間は1時間!付け合せのサラダも完食しなければカウントされません!!」 運ばれてくる皿には30サント近い肉と、独特な臭いを放つサラダが盛り付けられている。 皆はそれを必死に食べていた。 だがどうしたことか、出場者の多くは食べる手が進まない。 理由は…付け合せに出されているサラダ…はしばみ草だった。 「ああっと!多くの挑戦者はサラダで苦戦している!やはりあの臭いは我慢が出来ない!!うっぷ、こっちにも臭いが来た……」 その悪臭に司会者も思わず鼻を押さえる。先に言ったように、付け合せも食べなければ皿の枚数はカウントされない。 結果、肉を食べきってもサラダが残ってしまい、中々完食出来ずにいたのだ。 1人を除いて… 「飯ー!!」 「また完食し... -
ゼロの騎士団外伝-02b
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団-外伝 「激闘・鉄鍋レース」 後編 三日後 虚無の日 レース当日 いつもまばらなはずの広場は観客と出場者達で賑わっていた。 「何だって、こんな所に居なければならないのよ・・・」 勝手に参加を表明し、付き合わされたモンモランシーが声を出す。 周りを見回すと出場者達のパートナー達が周りの一つ高い台に集められている。 その様は、見世物その物であった。 「なんでギーシュはこんな馬鹿げた大会に参加したのかしら・・・」 自身の知っているギーシュは普通ではないが、それでもモンモランシーは今回の参加の理由は解らなかった。 3日前、ギーシュが突如この大会に参戦すると言いだし、自身にゴールにいてほしいと言われてあまりの迫力にOKを出してしまった事を今更ながら悔やみ始める。 「あなたがこの間の二股騒動を許して無いから、名誉を回復し... -
ゼロの騎士団-11
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART2 幻魔皇帝 クロムウェル 1 「二人の帰還と、王女の来訪」 フーケと真駆参の逃走から三日後 アルビオン王国サウスゴータ地方、ウエストウッド村。 領主の騒動があってか、この村は孤児達と一人の娘以外はいない。 お昼を過ぎたあたりの頃、付近の住民があまり近寄らないこの村に、二つの足音が近づいていた。 「はぁ……」 ローブにしては比較的動かしやすい格好をした女性が溜息をつく。 (あの娘にバレているなんて……せめて私が、土くれのフーケという事には気付いてほしくないね……) 緑の髪を垂らしながら、自身にとって最悪の状況まで達していない事を祈る。 しかし、自分が後ろめたい事がお互いに知ってしまったのが、マチルダは余計につらく感じていた。 「どうすりゃいいのかねぇ」 「それを、話す為に帰るのだろう」 後ろを歩... -
Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia 解説 - 属性
アライメント(属性)について: D Dの世界において、個々のキャラクターの大雑把な倫理観や人生観を表す指標。 善と悪、秩序と混沌はD D世界では単なる哲学上の概念ではなく、世界の有り様を決める現実の力なのである。 善・中立・悪と、秩序・中立・混沌の組み合わせから成る以下の9種類の属性が存在している。 現実の善悪というのは抽象的で曖昧な物で、おそらく絶対的な物とは言い難いだろう。 しかしD Dにおいてグッド(善)とイーヴル(悪)は確かに存在する、明確に定義されたものである。 その定義は単純に言えば「自分の良心に従い、同時に他者への思いやりを持っているか」だといえる。 どんな勢力に属しているかとか、どんな信仰を持っているかとかいったことは一切関係がない。 見知らぬ人が困っていたら無視せず、真っ先に見返りを考えたりもせず、当然の事として直ちに手を差し伸べられる者が、D Dでは... -
ゼロの騎士団-07
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン7 ルイズが目を覚ますと、光の奔流の中にいた。 「……ここはどこ?」 (ルイズよ、異世界の力ある少女よ) 意識は、完全に覚醒してるとは言い難く、聞こえる声も遠かった。 「……あなたは?」 (ルイズよ、汝の世界は大きな闇に包まれる。汝は戦わねばならん) 光の意思が声となって、ルイズに語りかける。 (力には技を、技には魔法を、魔法には力を、これを忘れるでないぞ) 「何勝手な事言ってるのよ、意味分かんないじゃない。アンタは誰なの答えなさい!」 「我は、異世界の勇者を預かりし者、いずれ汝の前に現れる」 最後の方の声は遠くて、かろうじて聞こえた。 「……何勝手なこと言ってるのよ」 勇者という、自分に最も遠い言葉に、ルイズは溜息をつくばかりだった。 窓からは、朝日はようやく一部... -
Fatal fuly―Mark of the zero―-06
...ど、打ち合わせよ! メニューを組むから!」 そんな彼女の言葉に、特別な異論を挟む事無くロックは安堵の表情で言う。 「こういうので良いなら、いくらでもやるさ」 安堵は安堵だが、実際は諦めである事に、本人ですら気付いていなかった。 前ページ次ページFatal fuly―Mark of the zero― -
ゼロの騎士団-09b
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン9 後編 学院より離れた森の中の小屋 その小屋の中で、フーケは戦利品を眺めていた。 「今回は大量だねぇ、さすが天下のトリステイン魔法学院だよ」 手に入れた物は小物が多く、近くの箱に入れながらフーケは顔をにやける。 「しかし、固定化の壁にヒビが入るなんて、大した馬鹿力だよ」 自身が宝物庫の周りを調べて、この間、ダブルゼータがハリマオスペシャルを叩きつけた部分にヒビが入ったのをフーケが見つけたのは行幸とも言えた。 「さて、問題はこれだね……」 最大の目玉である百獣の斧を見つめる。 フーケが手に持つだけで、何かしらの力がある事を感じる。 しかし、フーケが斧を振ってみるが何も起こる様子がない。 (コイツがすごい物だってのは分かる、しかし、使い方が分からないなんて) このように... -
ゼロの騎士団-10
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン10 ニューの口から出てきた名前に、ルイズは昨日聞いた名前を思い出した。 「ナイトガンダムって……あなたの仲間の……」 そう言いながら、ルイズは凝視する。 「ナイトガンダム殿!ご無事だったのですか!」 ゼータが感極まったように叫ぶ。 「ないとがんだむ?何を言っているんだ?」 だが、目の前の人物はその名に聞き覚えがなかった。 「え!」 それは、三人から同時に発せられた言葉だった。 「俺はないとがんだむでは無い、俺の名は真駆参、天宮の武者、頑駄無真駆参だ! よく解らんが、お前達はどうやら異国の武者の様だな、影舞乱夢か?それとも赤流火穏か?」 ニュー達の知らない地名の同族は同じく知らない地名を聞いてくる。 良く見ると、その武者はナイトガンダムと顔はそっくりであったが見た目... -
ゼロの騎士団-05
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリスティン-5 トリスティン魔法学園 学長室 ロングビルはオスマンの部屋で秘書の仕事を行っていた。 部屋の扉が開く音がするがロングビルは気にも留めない。 「おはようございます、オールド・オスマン」 作業の手を休めずロングビルは挨拶を述べる。 「おはよう、ミス・ロングビル。おっと、失礼」 ロングビルに近づく途中でわざともたつき、椅子に座ったロングビルの太ももに頭を載せる。 「いやぁ、すまん、すまん、年を取ると転びやすくてな」 太ももに頬ずりしながら、オスマンは立ち上がろうとはしない。 「……」 無言のままロングビルはオスマンのこめかみにペンを突き刺す。 「ぐぉっ!ミス・ロングビルいきなり何をするんじゃ!」 オスマンは激痛に思わず飛び退く 「熱湯がよかったですか?」 事... -
ゼロの黒魔道士-47
...提案は、ただの食事のメニューのように聞こえた。 「あまり美味しそうには聞こえませんが?」 教皇はやや顔をしかめる。 言葉だけならば、ただ好き嫌いを言っているように聞こえなくもなかった。 「味よりも、いかに食べがいがあるか、だと思いますけどね。それに滋養と―― あぁ、こらこら!食べちゃ駄目って言ったじゃないか……」 バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン 骨をその強靭な顎の力で噛み砕き、とろけるような脳髄や臓物を、一心不乱に食べる風竜。 教皇は竜のそんな姿に一切の動揺や関心も見せず、ただそれを当然の行為であるかのように目の端に留めながら、 ジュリオの提案するところの『滋養たっぷりで食べ応えのあるメニュー』について試案していた。 「極楽鳥――といえば火龍山脈ですか……ガリア王配下の方々のお力もお借りしましょうか?」 「そうですね。それが最適かと存じ上げます... -
ゼロの騎士団-06
前ページ次ページゼロの騎士団 ゼロの騎士団 PART1 始まりの地 トリステイン6 「うおぉっしゃあぁー!!!」 ダブルゼータが拳を振り上げる。 「ウソ……アイツ勝っちゃった……」 あまりの逆転劇にルイズは、それ以上声が出なかった。 「……儲かった」 その割には、タバサの表情は変わらない。 ニューとゼータが二人に近寄っていく。 「幾等なんでも、投げるか普通。」 ゼータが呆れながら、ダブルゼータの肩を後ろからつかむ 「いてっ!一応、ケガしてんだから、労れよ!おい、ニュー回復してくれ」 ダブルゼータが痛みをこらえながら、ニューに催促する。よく見るとハリマオスペシャルの炎に触れており、数か所が火傷している。しかし、ニューは近くに倒れている。ハリマオスペシャルの様子を見る。 「お前は後だ、そのくらい我慢しろ、ミディア」 ニューが素早く呪文を唱える。途端... -
白き使い魔への子守唄 第5話 ゲルマニアの女
...らず床で食べているしメニューも貧しい。 使い魔として認められた事で、一応パンとスープの量が増えはしたが。 その後ルイズの部屋を掃除したり、服や下着を洗濯したりと、気分はすっかり主夫である。 それでも変わった事があるとすれば、やはり厨房関係のものだろうか。 第5話 ゲルマニアの女 「『我等の仮面』が来たぞ!」 ルイズから与えられる貧しい食事のため腹を空かせると、ハクオロは厨房を訪れる。 最初はシエスタから余り物を分けてもらうつもりだったのだが、 料理長のマルトーという気前のいい男に気に入られていた。 彼は魔法を使って威張る貴族を毛嫌いしており、ギーシュに勝ったハクオロを大歓迎する。 余り物などではない、焼き立てのパンや肉のたっぷり入ったシチューをご馳走してくれる。 最初は貴族に出す食事以上に豪勢なメニューをそろえてくれたが、... -
豆粒ほどの小さな使い魔-12
...す。楽しみのために、メニューは当日まで内緒だって言われました。 何が入っているか、ハヤテと賭けをしています。 だから私は、先生に飲み込まれたりしません。 先生はいつも、私がゼロと呼ばれるのを止めようとしてくれましたよね。 去年質問をしたとき、わざわざ本を取り寄せてくれたこと、感謝しています。 「先生。私の失敗魔法は、先生の爆発魔法と同じですか?」 「いや、違う」 「でしたら、研究がお好きなミスタ・コルベールにとって、格好の研究材料だと思いませんか?」 マメイヌ隊の副隊長さんも、やっぱり髪の毛が薄いのかな。 「ミス・ヴァリエールは……それで、いいんですか?」 「いいもなにも、私の方がお願いする立場なんですけど。授業の合間を縫って、耳が痛くなるような爆発にたっぷりと付き合っていただこうとお願いに窺ったんですから」 先生のお話の殆どは、私じゃない誰かに向けて話してたと... -
僕らは、恋をして生きていく-03
...直そう。 今日のメニューは、っと、ああ、パインサラダがある。 そういえば幼い頃、モンモランシーが初めて僕につくってくれた手料理がやっぱりパインサラダだった。 ……はしばみ草が混じっていて、美味しそうに食べるのが大変だったけどね。 「なあ、ギーシュ! お前、今は誰とつきあっているんだよ!」 「誰が恋人なんだ? ギーシュ!」 「いっつも、薔薇だ薔薇だって言ってるもんなぁ! モテモテなんだろ!?」 恋愛談議をしていた友人達が、僕の周りに集まってくる。 まあ、確かにこのメンツで、実際に女の子と付き合っているのは僕だけだろうけど。 やれやれ、現実は非情なものだね。 しかし、事実をそのまま話して、美少女二人と付き合っていて、その他、 教師・秘書・先輩・後輩・同級生にメイドたちから熱い視線で見られて困ってしまうなんてこと、 正直に言ったら彼らが可哀... -
デュッデュワ~ピンク髪-01
...の椅子に座らせて同じメニューを与えている。無碍にはしません。 しかしよく見ると普通にナイフとフォーク使ってます。もしかしたら亜人かもしれない。 ハァイ、ヴァリエール、と声を掛けてきたのは、私のライバルというか目の上のタンコブというかそのでかいダブルコブゥが私に深遠の何かを見せてくれそうな女、キュルケ・以下略・ツェルプストーだ。彼女も踊る人だ。主に腰周りが。 その隣の、同士という言葉が喉まで出掛かってしまう体型で青髪の子はタバサだったか。二人で凸と凹だ。主に胸周りが。 そのタバサはこっちをじっと見ている。ガン見って奴ですか。 「…じゅるり」 あれですかそのヨダレは私とぶたの目の前に並んだ料理の事ですよね。間違っても私のぶたとかそんなオチはやめてお願い。 「食材・・・」聞こえません。 「あ…」 「えーといや何?食材の提供ならお断りよN... - @wiki全体から「メニュー」で調べる