あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「携帯用トップ」で検索した結果
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装甲騎兵ゼロ-04
前ページ次ページ装甲騎兵ゼロ 第4話「変動」 ハルケギニアの空に、一日の始まりを知らせる朝日が昇ってくる。 同時に、夜明け前特有の薄暗さに染まった地表を、日光が次第に塗り潰していく。 このころになると、起きて活動を始める生徒や、メイドが仕事をする様子が学院内に現れてくる。 その中に、メモを片手にザックを背負い、一路ルイズの部屋へと向かうキリコの姿があった。 彼を見る者は一様にその格好に目が行くが、朝も早い時間故か、一瞥するだけで何を言うわけでもない。 そういった周りの視線に構わず、キリコは歩を進めていく。 歩きながら、キリコは考え事をしていた。昨日の光る円を見つけてから今までのことである。 (あの円に吸い込まれたら、俺はこの世界にいた。) その時着いた先は、サモン・サーヴァントで使い魔を呼び出そうとしていたルイズのところだった。 ... -
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もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。 の、まとめサイト。 今日は - 人召還されました。 昨日は - 人召還されました。 現在までの出荷数は計 - 人です。 未掲載作品や新作などがあれば、有志諸君で協力して更新してくれると助かります。 新作掲載時は、五十音順と話数順のページ、両方へのリンクも忘れずに。 SSをwikiへまとめる方法についてはコチラ wikiを更新した方は避難所の「まとめwiki更新報告スレ」へ入力をお願いします (未掲載作品/話の登録・作者自身による修正除く) あくまで同名スレのまとめサイトです。wikiへの直接投稿はお控え願います。 2015年11月追記:作品投下先を避難所の投下用スレに移転しました。以後、2chの本スレに投下されても対応できません。御注意下さい。 検索 and ... -
ゼロの工作員-09
前ページ次ページゼロの工作員 潰れた賭博場の隣に武器屋はあった。 店内は明るく開けている。 貴族向けの武器であろう、ごてごてと宝石が誂えられた剣や金の装飾が入った銃が目に付き、 見栄えの悪い無骨な銃やナイフは角に追いやられている。 置いてある銃もフリントロック式のライフルや、シリンダーの中に直接銃弾を埋め込む種類の 打ち切り型のリボルバーが並んでおり、当然薬莢を使った銃や遅延近接信管式の弾は売っていない。 武器屋よりも骨董品店が相応しいとフリーダは思う。 手首に隠してある銃の入ったホルスターを触る。 補給は受けられないから大事に使わなければいけない。 「貴族様とは珍しい。隣のお嬢さんは護衛の方ですかい?」 ルイズが扉を開けると中で暇そうにしていた店主が跳ね起き、 にやにやと揉み手をしながら高そうな商品を勧める。 「... -
ゼロの悪魔召喚師-08
ゼロの悪魔召喚師 第八話 <流星> 「台風が吹き荒れてるな…」 コルベール先生と共に、学院長室にやって来た訳なのだが… ノックしても返事が無いのでドアを開けると20過ぎくらいの美人といえる女性が、白髪の老人をしこたま蹴っていた。 「や、やめるんじゃ。ミス・ロングビル」 「今日という今日は許しませんっ!」 老人を無理やり起こした美女は、半歩ほど間合いを取ると拳を打ち込んだ。 「足・腰・腕への力の伝え方・重心移動どれをとっても完璧ですね。その上肝臓へ……急所だなぁ」 「いや、そんなことを言ってる場合ではないのですが…」 冷静に評価してると信じられないものを見たといった感じのコルベール先生が汗を拭きながら答える。 だってここの人たち非常識なんだもん。いきなり呼び出して使い魔にされたり、ご飯前に拉致られたり… もちろん表情に出すことも無く、手を老人と... -
Call of Different-06b
前ページ次ページCall of Different ※1 M240 M240 全長1245mm 重量12500g 使用弾薬7.62mm NATO弾 装弾数100発 フルオート 威力、LMGだから強いとかじゃなくて弾薬で威力が決まるため至って標準的 威力に関して特筆すべき事なし、地味 LMGと言ったらM240派とMINIMI派で大論争が起きてしまう、どちらもFPSゲームで見ることの多い銃 ん?何?ショーシャ機関銃?ハッハッハッ、君にはステンと一緒に持つ権利を上げよう!おっと、取り替えちゃ駄目だゾ! 実際に撃った事は無い、てかLMGセミ撃ちってどんなドMプレイですか、興奮しちゃうじゃないですか MW2ではLMGの開放順的に最後になる、トップクラスのレートを持ち遠距離でもバースト撃ちをすれば戦える優れもの とは裏腹にFMJとサイレンサーにバグがありFMJ... -
Call of Different-6b
前ページCall of Different ※1 M240 M240 全長1245mm 重量12500g 使用弾薬7.62mm NATO弾 装弾数100発 フルオート 威力、LMGだから強いとかじゃなくて弾薬で威力が決まるため至って標準的 威力に関して特筆すべき事なし、地味 LMGと言ったらM240派とMINIMI派で大論争が起きてしまう、どちらもFPSゲームで見ることの多い銃 ん?何?ショーシャ機関銃?ハッハッハッ、君にはステンと一緒に持つ権利を上げよう!おっと、取り替えちゃ駄目だゾ! 実際に撃った事は無い、てかLMGセミ撃ちってどんなドMプレイですか、興奮しちゃうじゃないですか MW2ではLMGの開放順的に最後になる、トップクラスのレートを持ち遠距離でもバースト撃ちをすれば戦える優れもの とは裏腹にFMJとサイレンサーにバグがありFMJは見た目... -
お前の使い魔-20
前ページ次ページお前の使い魔 わたしの手に、ぼんやりとした光が灯る。 「何だこれは!? くっ! させん!!」 慌てるワルドの声が聞こえると同時に、一際明るい光がわたしを包む。 「チィッ!!」 その光を攻撃するものと判断したのか、ワルドは舌打ちし、大きく後ずさった。 しかし、この光は誰かを攻撃するものじゃない。 「……ソレは何の冗談だルイズ?」 わたしの手の中に現れた物を見て、眉をひそめたワルドが呟く。 ワルドが見ているもの、ソレは小さな人形。 「見てわからないワルド? 人形よ」 「時間稼ぎのつもりかいルイズ? ならば失敗だよ。事態は何も好転していない」 呆れた様子で鼻で笑うワルドへ、わたしは余裕の笑みを見せ言う。 「いいえ、終わりよワルド」 「……っ!!」 わたしの様... -
タグの使い方
テンプレートを随時更新中です。固まるまではこことタグスレの確認をお手数ですがお願いします。 『タグ編集作業のお約束』 基本的に、用意されたタグを使う。 新しいタグを作りたい時は、スレで相談する。 タグ名に使う文字は全て全角、数字はアラビア数字。記号は使わない。 タグをつけるのは、作品別トップページのみ。 各タグの説明をよく読んで、当てはまるタグをつける。 タグを付けるときは、タグ説明からコピペ推奨。 タグを付けるときは、作業進捗表を確認して重複を避ける。 どのタグにも当てはまらない時はスレで相談する。 ネタバレになりそうなタグはつけない。 まとめてタグ編集する時はスレで相談する。 タグを編集したら作業進捗表を更新する。 小ネタのタグ付けは、作者自身が自作のみ。 『タグの付け方』 タグを付けたい作品のトップページを開く。 左上の@wikiメニューから編集→このページを編集... -
鮮血の使い魔
「School Days」の桂 言葉(かつら ことのは) アニメ版Nice boat中より召喚 参考リンク:ウィキペディア (Wikipedia) フリー百科事典 SchoolDaysの項より 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐01 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐02 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐03 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐04 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐05 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐06 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐07 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐08 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐09 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐10 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐11 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐12 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐13 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐14 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐15 鮮血の使い魔/鮮血の使い魔‐16 鮮血の使い魔... -
ぷぎゅるいず
マガジンZに連載されていた四コマ漫画「ぷぎゅる」から メイドのチェコちゃん(完結) ぷぎゅるいず-01 ぷぎゅるいず-02 ぷぎゅるいず-03 ぷぎゅるいず-04 ぷぎゅるいず-05 ぷぎゅるいず-06 トップページに戻る -
使い魔を買いに-07
前ページ次ページ使い魔を買いに 生意気な小娘に杖を渡すため、わざわざ夜市まで戻ってきてくれた。 自分の時間を潰してまでその小娘の買い物につきあってくれている。 ありがた迷惑云々は抜きにして、説教やおせっかいも親切心からきているのだろう。 悪い人間……もとい悪いオーク鬼ではないようだが、客観的な目で見てどのように見え るかと問われれば答えるまでもない。わたしの手を引くその姿は、人攫いか女衒か、はた また携帯用の食料を持ち歩く人食い鬼か。 「あの店はダメだ。しょっちゅう釣銭ごまかしやがる」 射殺さんばかりに睨みつける店主は目に入らないのか、したり顔で解説している。世間 から自分がどう見られているかということに頓着していない。それはいいが、人並に頓着 しているわたしは本当にいい迷惑だ。居心地悪く乾物屋の前を通り過ぎた。 ずれた親切心という... -
ゼロの黒魔道士-20
前ページ次ページゼロの黒魔道士 酒場って、色んな情報が聞けたりするから、 旅の基本であり、町に来たらまず行けって聞いたことがあるんだ。 ……確かに、色んな情報は聞けるんだけど…… 「きゅ、キュルケおねえちゃん、やめてよぉ……」 「いいじゃないのよぉ~!キュルケおねえちゃん嫌い?ね、ビビちゃんはどんな子が好きなのよぉ~♪」 ……こんな情報を問いただされるとは思わなかったなぁ…… ―ゼロの黒魔道士― ~第二十幕~ 眠らない港町 ラ・ロシェール ラ・ロシェールは山の中にある港町なんだ。 (飛空挺の港、なのかなぁ?) 岩を削って作ったってルイズおねえちゃんが自慢してたけど、 ここまで大きな町を作るって確かにすごいなぁって思う。 「残念ながら、明後日まで船は出ないそうだ」 お買い物をしながら情報収集をしていると、 (分かったのは、アル... -
戴天神城アースガルズッ!
「ワイルドアームズ」のアースガルズを召喚 戴天神城アースガルズッ!-1 戴天神城アースガルズッ!-2 戴天神城アースガルズッ!-3 戴天神城アースガルズッ!-4 戴天神城アースガルズッ!-5 戴天神城アースガルズッ!-6 トップページに戻る -
虚無の使い魔と煉獄の虚神
「円環少女」のグレン・アザレイを召喚 虚無の使い魔と煉獄の虚神-1 虚無の使い魔と煉獄の虚神-2 虚無の使い魔と煉獄の虚神-3 虚無の使い魔と煉獄の虚神-4-前/虚無の使い魔と煉獄の虚神-4-後 虚無の使い魔と煉獄の虚神-5 虚無の使い魔と煉獄の虚神-6-前/虚無の使い魔と煉獄の虚神-6-後 虚無の使い魔と煉獄の虚神-7 虚無の使い魔と煉獄の虚神-8-前/虚無の使い魔と煉獄の虚神-8-後 虚無の使い魔と煉獄の虚神-9 虚無の使い魔と煉獄の虚神-10 トップページに戻る -
ゼロの悪魔召喚師-02
…俺は魔界に残る… …魔神皇!!あのときの借り返させてもらう!!… ………魔神皇様に勝てる科学的根拠はないのだ!!……… ………まさかこちらにくる人間がいようとはな……… ………流星君、起きたら?もう放課後だよ……… ………もう何十年も昔に感じる学校の思い出……… 草の匂い……… まぶしい太陽の光……… 意識がハッキリしてくる………ここは何処だ? 目の前に可愛いといえる少女に、周りにはアニメや映画で見た魔法使いの格好をした集団 空と太陽があるから魔界ではない? 少女が話しかけてくるが、日本語や英語少なくとも聞いたことはないな コンタクトが取れないなら取れるようにするまでさ 左腕につけたCOMPを叩き出し、ヘッドアップディスプレイを装着する 慣れ親しんだ感覚 周りは平和そうな雰囲気だ... -
白き使い魔への子守唄
「うたわれるもの」よりハクオロを召喚。 白き使い魔への子守唄 第1話 呼び出されるもの 白き使い魔への子守唄 第2話 荒ぶる白の主 白き使い魔への子守唄 第3話 決闘 白き使い魔への子守唄 第4話 白皇~ハク・オロ 白き使い魔への子守唄 第5話 ゲルマニアの女 白き使い魔への子守唄 第6話 武器を求めし者 白き使い魔への子守唄 第7話 賊 白き使い魔への子守唄 第8話 集う力 白き使い魔への子守唄 第9話 ルイズと踊れ 白き使い魔への子守唄 第10話 招かれるもの 白き使い魔への子守唄 第11話 永遠の約束 白き使い魔への子守唄 第12話 禁忌 白き使い魔への子守唄 第13話 悪夢の終わり 白き使い魔への子守唄 第14話 忠実なるもの 白き使い魔への子守唄 第15話 月夜を乱す者 白き使い魔への子守唄 第16話 心の在り処 白き使い魔への子守唄 第17話 覚醒 白き使い魔への子守唄... -
疾走する魔術師のパラベラム
『疾走する思春期のパラベラム』 より 『錠剤』 を召喚。( 深見真著作 / ファミ通文庫 ) 【 疾走する思春期のパラベラム 】 ※Wikipedia 【 公式プロモーション・ムービー 】 ※特設サイトにリンクしています。 ※作中で英文が出てくる場面がありますが、これはハルケギニア言語で本来表されているものです。 ※クロスオーバーの特性上、『ゼロの使い魔』シリーズ 及び 『疾走する思春期のパラベラム』シリーズ のストーリーの展開、核心に関わるシーンなどがあります。閲覧の際は注意し、自己の判断をお願いします。 疾走する 魔術師のパラベラム The Parabellum called "Shield of Gandalfr" プロローグ 第一章 召喚の儀式 第二章 錠剤 第三章 ゼロの牙 第四章 そんな笑顔が 第五章... -
“微熱”の使い魔-04
前ページ次ページ“微熱”の使い魔 先生が目を回してしまったために授業は一時中断され、急遽召喚した使い魔とのコミュニケーションの時間に変更された。 教室を吹っ飛ばしたルイズは、罰として魔法なしで掃除を命じられ、他の生徒は中庭のほうへと移動していった。 中庭にはいくつもの丸テーブルが並べられ、ちょっとしたオープンカフェみたいになっている。 使い魔を膝に乗せて優雅にお茶を楽しんでいる生徒や、草の上でじゃれあっている生徒。中には、使い魔ではなく異性とのコミュニケーションを行っている者もいたが。 生徒たちの中には、エリーとキュルケの姿もあった。 ただ、タバサの姿はない。 みんながルイズ(と才人)を残して移動する途中、 「これから用事があるから」 そう言って一人、使い魔の青いドラゴンに乗ってどこかにいってしまったのだ。 ... -
ヴァナ・ディールの使い魔-04
前ページ次ページヴァナ・ディールの使い魔 「食堂へ行くわよ」 キュルケとの一件で大分機嫌を悪くしたルイズの後を追っていたプリッシュが何処へ行くのかと尋ねると、彼女はムスッとしたままそう答えた。 それを聞いてプリッシュは昨日召喚されてから自分が何も口にしていないことに気が付いた。 途端にプリッシュの腹の虫が鳴き始め、彼女の体は完全に腹ペコモードになっていた。 ルイズが言うには、この学院の食堂は広く、料理も豪勢でとても美味しいらしい。 それを聞くと、プリッシュの口から思わず「じゅるり」と涎がこぼれていた。 食堂へ向かう道中、プリッシュはルイズからキュルケとの確執について説明されていた。 どうやら、キュルケの祖先がルイズの祖先の恋人を代々寝取っていたらしく、それを発端にこの両家は仲が悪くなったそうだ。 その因縁は今でも続いており、それに加え当人同士の相性... -
鋼の使い魔-27
前ページ次ページ鋼の使い魔 昼下がりのトリステイン魔法学院。 ルイズは一人、風通しを良くした自室で机に齧りついていた。 「ん~……う~……ん~……」 つらつらと便箋に書き連ねては、クシャリと丸めて捨てる。 床にはそんな具合に丸められた便箋があちこちに転がっていた。机には、開かれた詩集と『始祖の祈祷書』、そしてペンに綺麗な便箋が置かれている。 ルイズはギュスターヴ達が王都に出かけている間、部屋に残って祝詞を考えていたのだった。 座学では優良な成績を誇るルイズだったが、なにぶん、詩というのは感性の世界である。魔法という世の真理に触れられない、という潜在化のコンプレックスは、 自然ルイズにそれらへの食指の発達を阻害する一面があり、なかなか名文、美文が思いつきもしなかった。 しかも今回は王家の婚儀で使う詩である。色々と制約がつく。... -
黒夜のトッカータ
「キャッスルヴァニア -真実の嘆き-」より、ヴァルター・ベルンハルトを召喚 ※副題は海外版のものであり、日本ではそのまま『キャスルヴァニア』という名前です。 黒夜のトッカータ-01 黒夜のトッカータ-02 -
ゼロのしもべ3
前へ / トップへ / 次へ 「ふむ、珍しいルーンだな。」 差し出した左手を覗き込んで、コルベールという教師が呟く。 珍しいと聞いてさもあらんとその場にいた人間は頷いた。一方はバビル2世であり、仮にも宇宙人の血を引いている以上、 普通のものがでなくても『それほどおかしくはない』と考えた。もう一方はそれ以外の面々であり、『平民の使い魔だしな』 というものであった。もっとも後者は正確には『ルイズが呼び出せたんだしそうだよね』というものがほとんど混じっていた。 「コントラクト・サーヴァントはちゃんとできているし、安心しなさい。おめでとう。」 ありがとうございます、と謝辞を述べるルイズ。 「さて、じゃあみんな教室に戻るぞ」 促すと、コルベールはじめルイズ以外の全員がふわりと宙に浮かぶ。使い魔も例外ではない。 ルイズが飛べないことを口々に囃しながら飛ぶ面々... -
STAR GÅTE SG-0
「オーケェ。これはどういうことか誰か説明できるかな?」 ん?という仕草を見せつつ3人の仲間の方を向いてジャック・オニールは、ゲイトをくぐったはずなのに気がついたら魔法によって 未知の世界に召喚されたらしいという前代見聞の事件への納得のいく回答を期待して言った。それに対してチームの紅一点サマンサ・カーターが答える。 「わかりません・・・ただ、彼らの言う召喚魔法――普通はこの世界の生き物を呼び出すそうですが、 それが一種の転送装置、ゲイトと同じくワームホールのようなものなら地球とP5X-577を繋ぐワームホールに干渉して 非物質化して流されていた我々を横道に逸らしてこちらで再構成したのかもしれません。いや、でもワームホールに別のワームホールで 干渉するなんて理論的には・・・、ましてや受信側のゲイトもコンバーターなしに物質を再構築するなんてに・・・」 「あー... -
政治屋
―彼は、あらゆる武器を使いこなす、ガンダールヴだった― アルビオンの大軍を前にしても、怯みもしない。 しかし、彼のガンダールヴは伝説と違い、両手には”何も持っていなかった。” 以前に買ってもらったインテリジェンスソードすら主たる少女の手の中。 この世界では見かけない黒い礼服に包まれた彼は強い自信に満ちた目で真っ直ぐと向かってくる大軍を見据えていた。 ―主たる少女は知っていた― 彼は、紛うことなくガンダールヴであることを・・・。 そして、目の前の軍勢が100億だったとしても、彼は素手で勝利するだろう事を確信していた。 すでに布石は打ってあるのだ。 そう・・・。 この短い期間の間に彼は人脈を作り上げ、あらゆる手段を使っていた。 弱みを突き、利益をチラつかせなどのあくどい事もあったが、新た... -
ゼロのしもべ第2部-3
前へ / トップへ / 次へ アサー!と谷岡ヤスジみたいに夜が明けた。 というか正確にはまだ明けてはいない。 まだ夜は完全に明けきっておらず、朝もやが立ち込めていた。3人は馬に鞍をつけ、旅の準備をしていた。うち一頭はロデムが変身した 馬である。ロプロスとポセイドンは万一のことを考えすでに出発させている。 ヨミは自分の居場所をフーケの件から突き止めている可能性がある。そのときヨミ自身がくれば、しもべはあやつられ周囲に大惨事を 巻き起こしてしまうだろう。そのためにもいったん移動させておくべきと考えたのだ。 ポセイドンは目的地近くにあるという池に、ロプロスは岩山の陰に隠れているはずだ。 ルイズはいつもの姿に加えて乗馬用のブーツを履いている。ギーシュは履いていない。 と、出発前にギーシュが妙なことを言い出した。 自分の使い魔である巨大モグラを連れて行き... -
ゼロのしもべ6
前へ / トップへ / 次へ 「やや、これはすごい。」 久しぶりに横山作品っぽい台詞を口にして驚くバビル2世。 山野家が2、3軒入りそうな大広間に、同時に3桁単位で席につけそうな大きさのテーブルが3つ並べられている。 すでにテーブルにはローソクに火がつき、花がいけられ、果物の入った籠が置かれている。食事をしている生徒も多い。 それぞれの机に同じ色のマントを身につけた生徒同士、分かれて座っている。どうやらマントの色は学年を意味していて、 学年ごとに座るテーブルが決まっているようであった。 『そういえば、朝やってきた二人もルイズと同じ黒いマントを身につけていたな。』 黒マントの生徒は真ん中のテーブルについているところを見ると、ルイズたちは2学年であるようだ。 食べ終えた生徒の中には仲間で集まって騒いでいるものもいる。朝からテンションが高いのは、呼び出し... -
ゼロと聖石-04
前ページ次ページゼロと聖石 決闘から一週間。 いろいろ変化があった。 まず、謹慎を食らった。一週間も。 相変わらず系統魔法は使えないが、それに変わる魔法が使えるので問題は無い。 ただ一部の人たちが、 『あの使い魔はエルフの魂が篭っていてルイズはそれに乗っ取られている。だから先住魔法が使える』 とかうわさをしている。 いや、先住に近いけれど先住魔法じゃないし。 というかアルテマはエルフじゃなくて聖天使だ。 『一部分だけ白く染まったのがその証拠だ!』と喚いていたヤツにレビテトで三日くらい浮きっぱなしにしておいた。 そんなことを考えながら部屋で勉強している昼下がり、タバサという子がたずねてきた。 「あなたの使った魔法、アレは何?」 そんな彼女とはちょっとだけ秘密を教えた後、すぐに打ち解けられた。 精神... -
ゼロのしもべ1
前へ / トップへ / 次へ 振り返ると野望の塔は地響きを立て、氷山を引き裂きながら極寒の北極海へ沈み行くところであった。 宿命の戦いにとうとう決着がついたのだ。 「建物が沈んでいく。」 断末魔をあげ、消え行く建物を見送る少年。長年にわたり実質一人で行動しているせいか、 最近はついつい独り言を言うようになってしまっているのが悩みだ。 冬の北極にいるにもかかわらず、シャツの上に前を空けた学生服という自然を舐めきった服装。 燃えるような赤い瞳と髪。どう考えても不良である。 海に浮かぶ鉄のなにかに乗っている。何か金属製の巨大な物体が海中にいて、それが背中だけを 海上に晒しているようだ。姿かたちは鉄の巨人の背中といったところか。 「だれも近づく者のない北極の海底で静かに眠ろうというわけか。」 声に感慨と、どことない寂寥を感じる。まるで長年の親友を失... -
ルイズクエスト‐悪霊の神々‐
雪と氷に覆われ、周りを巨大な山脈に囲まれ、魔物達が徘徊する雪原。 その雪原のほぼ中央に、邪悪なる神を崇める神殿がそびえ立っていた。 神殿の最上階では、世界の命運を賭けた最後の戦いが繰り広げられており、今まさに決着がつこうとしていた。 「お、おのれ・・・ロトの末裔共よ・・・」 白いローブを纏った神官は息を切らせながら目の前の少年達を睨んでいた。 蒼い鎧、兜、盾を装備し、それぞれに不死鳥の紋章を掲げた少年。 見た目はとても軽そうな細剣なのに、全てを破壊する剣と同じオーラを纏った剣を持つ少年。 こんな極寒の地なのに、水で出来た羽衣を纏った少女。 三人はそれぞれ武器を構え、神官と対峙していた。 「こ、こうなったら・・・・・破壊神よ、我が身をイ・・・ケ・・・ニエに「させるか!」 神官の行動に気づいた蒼い鎧を着た少年が飛びかかり、神官... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/212
zeropon!第四話より支援絵!!!あなたはこの恐怖に耐えられるか? -- : (2009-05-12 07 05 44) 目がぁぁ!!目がああぁぁぁああ!! -- 名無しさん (2009-05-12 07 49 55) グロ死んでください -- 名無しさん (2009-05-12 08 10 26) :は嫌がらせの為に投稿してるとしか思えないな。 -- 名無しさん (2009-05-12 08 38 17) wwww デスクトップの背景に設定して、すぐ変えました。 -- 名無しさん (2009-05-12 09 10 35) インパクトだけは完璧 -- 名無しさん (2009-05-12 10 00 26) ぎゃあああああああああああああああああああああ -- 名無しさん (2009-05-12 10 49 13) 確かにこんなん一発で目が覚め... -
ゼロの破壊大帝様
セイバートロン星 今、この星を基点に全宇宙を無機生命体・マシーンズに作り替え、真の平和を築こうとした一体の破壊大帝が有機生命体ビーストコンボイに敗れ。 オラクルの再生により、共に黄泉の旅路に就いた。 「あ~もしもし、ママ? 悪いんだけどさ。今夜行けそうにないのよ。 え、あ、いやそうじゃなくて今落っこちてるとこ。今度ばかりはやばいんじゃないかなぁ? えっ? いや、だからマジでやばいんだってば!いくらビーストだからって洒落なんないくらいの高さなんだから。 ビーストでもやる時はやるんだよ!?お笑いばっかじゃないんだからそこんとこヨロシクゥ! いやー、ビーストもあしがけ8年だよ。……まあ、役者としては楽しませてもらいましたよ。何たってね、世界初のフルCGロボットバトルアニメーションシリーズなんだから。 カナダで作ってんだよカナダで!ラブレター、フロムっ... -
ゼロの悪魔召喚師-03
ゼロの悪魔召喚師 第三話 <流星> 「じゃあ、すまないがミス・ヴァリエール彼を借りていくよ」 もうすぐ食事の時間なのになぁ やっと落ち着いてきた俺は、軽口がたたけるくらいになっていた 先ほど見せた携帯にそんなに興味があるのだろうか? 確か俺のご主人様であるルイズ・ル・ブラン……そっから先は忘れたが、不満そうな顔でこっちをみてくる 相手の気分を判断したほうがいいぞ、中年教師 ずりずりと引きずられたどり着いたのは巨大な塔の前 「ここは火の塔と言ってですな、さっきまでいたのが本塔、その回りにこのようにして5つの塔があるんだ。それぞれ土・水・火・風・虚無を現しているのですよ」 世界を構成する四元素か、ゲームやアニメで見たことがあるなぁ それにしてもなぜに、そんなに笑顔なんだ?笑顔のたたき売りができるぞ とはいえ... -
疾走する魔術師のパラベラム-00
前ページ次ページ疾走する魔術師のパラベラム プロローグ 0 Si vis amari,ama. ――愛されることを望むなら、愛せよ。 Si vis pacem parabellum. ――シィ・ウィス・パケム・パラベラム。汝、平和を望むなら戦争に備えよ。 1 トリステイン魔法学院に在籍するルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールには一つのコンプレックスがある。 そのコンプレックスは『彼女が魔法学院の中で唯一、魔法が使えない』ということ。 父はトリステイン王国でも比べる対象を探すほどの有力貴族。 母は若き頃はその卓越した魔法で勇名をはせ、伝説とまで呼ばれた優れたメイジである。 姉であるエレオノールは、アカデミーと呼ばれる研究所の一員であるエリートだ。 もう一人の姉のカトレアは、病弱... -
ゼロのしもべ4
前へ / トップへ / 次へ まずいことになろうとしていた。 なろうとしていた、というのはなるのはほぼ確定しているが未だになっていないという意味である。 つまりテレパシーでルイズの思考を読んだところ、とんでもない考えを持っていることがわかったのだ。 『下着を洗わせる』 「待ってくれ」 とバビル2世は思わず声を上げていた。「何を待てばいいのよ!?」と返された。当然だ、ルイズはこの能力を知らないのだ。 仮に知られれば今まで心を読んでいたことを含めとっちめられるだろう。 また、もっと恐ろしいのは知られるということ自体なのだ。 ここに来る間に、メイジにも階級があり、当然ながら上位ほどより強い力を持つということを知ることができた。 ということは、先ほどの空中移動速度や高度も実際はあてにならないことがわかる。 自分には超能力があるとは言え、相手の力量を... -
ゼロのしもべ第2部-10
前へ / トップへ / 次へ ジャーン ジャーン ジャーン 大軍が動く。 様子見のために先発は1万。その背後を主力部隊4万が固めている。 先発部隊1万は傭兵を中心とした部隊である。万一、なんらかの罠があった場合にメイジへの被害を最小限に抑えたいためである。 もっとも、深読みする人間は「おそらく杖ではなく剣槍でメイジを仕留めるのだろう」と、王党派をとことん辱めるためにこの編成にした のだろうと思っているようだった。 先発隊の先に2000の兵が物見として出ている。万一城に急変あれば、フクロウがただちに飛んでくるようになっている。何事もなく ても、司令部との間に30分ごとに報告を送るように命じてあるのだ。 「いかにコウメイとやらが兵法に通じていようとも、この兵力差ではどうしようもあるまい。見張りに気づいたのか火薬をしかけ... -
赤目の使い魔-03
前ページ次ページ赤目の使い魔 クリストファーが起きた後、医療を担当としている教師の一人により、彼に簡単な検査がなされ、 大方傷は治っているものの、療養として彼は今晩までベッドで安静に過ごす様言われた。 その際、ルイズも彼に自分の置かれた状況を説明する様指示され、苛立ちを押さえ込みながらも従った。 本当であれば、この無礼で身の程を知らない使い魔の頭上に爆撃の一発でも喰らわせたい気分だったが、 そのせいでまた彼が怪我を負うことになれば、また使い魔を連れずに一人で学校生活を送ることになる。 この三日に嫌と言うほど周囲からからかわれたのだ。これ以上は願い下げである。 兎に角、今の目標はこの男に使い魔としての身の振り方を叩き込む事だ。 「なに?しかめっ面しちゃって。ストレス溜め込むと発育止まるよ?」 ……早速、心が挫けそうになるルイズだった... -
小ネタ-04
た行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ ゼロの猟犬 タイタス・クロウの帰還 ティンダロスの猟犬 ダイハード・ゼロ ダイハード ジョン・マクレーン 零魔法峠 大魔法峠 田中ぷにえ 使い魔ゼーロ 太臓もて王サーガ 百手太臓、阿久津宏海 コンプレックスとアレルギー ダ・カーポ 芳乃さくら 流星の双子 外伝 -加速×加速- DARKER THAN BLACK 流星の双子 バーガーさんことゴラン 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 第0話「ゼロの使い魔」 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー スタースクリーム ダーティー・ルイズ ダーティハリー S W M29 ゼロの使い悪魔 ダブルクロス “ディアボロス”春日恭二 たのしいトリステイン 第一話~わたしがルイズです~ たのしい甲子園 たのしいトリステイン 最終回~伝説そしてさらばルイズさん~ たのしい甲子園 ターミネーター... -
雪と雪風_始祖と神-00
前ページ次ページ雪と雪風_始祖と神 「読んで」 との一言とともに手渡された文庫本には、走り書きが記された短冊が挟み込まれていた。 日付は12月17日。 場所は図書館である。 既に宇宙人や未来人、超能力者の存在を肯定できるようになっていた彼が、 その真意を予測できていたかは定かでない。ともあれ彼は、駅に通じる坂道を自転車で駆け下りた。 彼女は図書館の軒の下に立ち、闇にまぎれて待っていた。 しかし彼は、彼女の場違いな格好に違和感を覚え、しばし言葉を失う。 いつかの映画撮影で使用した衣装、黒いマントにとんがり帽子である。手製の魔法の杖まで持っている。 何か面倒なことが起こるのではないかと額に手を当てる。 しかし意を決し、マントの下に制服を着た少女へと口を開いた。 「……それで、何の用だ?」 ... -
ゼロのしもべ2
前へ / トップへ / 次へ 妙に焦げ臭い。 良く嗅いだことのある匂いだ。爆発が起きた後、あたりにこういう匂いが漂う。 「あんた誰?」 突然現れた少女がそう問う。 薄桃色の光沢のかかったブロンドヘア。一瞬染めたのかと思うが、根元まで色が変わらないところを見ると どうやら自毛らしい。 黒いマント、杖。まるで 「魔法使い…?」 ゆっくりと腕を下ろす。視界に、周辺に立っていた若者たちが入る。ほぼ全員同年齢らしい少年少女は、 どれも皆この少女と同じように一律黒マントと手には杖である。 ただ、目の前の少女は成長が遅れている部類に入るだろう。主に胸の部分が、である。 「メイジよ!」 少女が呟きに反論する。どうもこだわりがあるらしい。 「明治?」 いや、magiだろうか。たしかMagicの元になった単語の。 「なによ、明治って。そんな... -
ゴーストステップ・ゼロ
「トーキョーN◎VA the Detonation “ビューティフルデイ あるいはヒュー・スペンサー最後の事件”」より “ゴーストステップ”ヒュー・スペンサーを召喚 ゴーストステップ・ゼロ-01 ゴーストステップ・ゼロ-02 ゴーストステップ・ゼロ-03 ゴーストステップ・ゼロ-04 ゴーストステップ・ゼロ-05 ゴーストステップ・ゼロ-06a ゴーストステップ・ゼロ-06b ゴーストステップ・ゼロ-06c ゴーストステップ・ゼロ-07a ゴーストステップ・ゼロ-07b ゴーストステップ・ゼロ-08 ゴーストステップ・ゼロ-09 ゴーストステップ・ゼロ-10 ゴーストステップ・ゼロ-11 ゴーストステップ・ゼロ-12 ゴーストステップ・ゼロ-13 ゴーストステップ・ゼロ-14 ゴーストステップ・ゼロ-15 ゴーストステップ・ゼロ-16 ゴース... -
疾走する魔術師のパラベラム-08
前ページ次ページ疾走する魔術師のパラベラム 幕間 ――ある少女の渇望 驚いた。 少女はただ、親友である少女に付き合ってここに来ただけだ。決闘にも騒動にも大した興味も無かった。 だが。 「紹介するわ、これが私の『使い魔』よ」 『ゼロ』と呼ばれた少女の『使い魔』。 『彼女』はあっという間にゴーレムとの距離を詰め、破壊した。 目で追うのがやっとの凄まじいスピード。青銅のゴーレムを容易く砕いたパワー。 彼女はその力を振るって、次々とゴーレムを破壊していく。 ――あんな『力』が欲しい。 少女は優れたメイジだ。風と水のトライアングルクラスで、実戦経験も豊富。 それでも足りない。 力が足りない。だから憧れる。種類を問わず、善悪も問わず、強大な力を。 それがあれば、守れた人がいた。それさえあれば、守れた大切な人がいた。 これ以... -
使い魔大作戦!-3
使い魔大作戦! ハルケギニアレポート 2 早朝 横島は洗濯板で下着と格闘していた 「ぐすん、腰が痛い・・・・」 洗濯機を使わない手洗いの洗濯は、アシュタロス事件のおりに逆天号で今のような下僕的生活を余儀なくされていた頃を思い出させた。 横島の朝は早い。 といっても自発的に早く起きたのではなく、昨夜のルイズの魔法による爆発で 半ば気絶するようにベランダで眠っていたところを、先に起きていたルイズによってたたき起こされたのである。 何かと思い飛び起きると、脱ぎ散らかされた衣服や下着等を目の前にずいと突き出され 開口一言 「これ洗濯しといて。もたもたしてるとエサを食べ損ねるわよ」 さすがの横島も昨日の件で懲りたのか反抗はせず、ぶつぶつ文句は言いつつも素直に従うのだった。 そして今に至るというわけである。 ... -
ゼロの戦闘妖精-07 Intermission 01
前ページ次ページゼロの戦闘妖精 ntermission 01「ワルドの 『家族に乾杯!』」 ♪~しーあーわせをあーりがーとー ぬくもりとどきましたー(以下略) 例えばである。 貴方が、どこかの会社に勤めていて そこで課長クラスの役職だったとしよう。 幸運にも、貴方は可愛いお嬢さんと婚約することが出来た。 それも、貴方の会社から見て親会社に当る大企業の 重役の娘さんである。 ある日、その娘さんが会社を訪ねてきて、貴方の会社・貴方の部署で働きたいと言ってきた。 試験を受けさせると、大変優秀であり 適正も高かったので採用した。 ところが、その後 ご両親の承諾を得ていないことが判明する。 正式に採用した以上 簡単に取り消す事も出来ず、かといって親会社重役の機嫌を損ねる訳にもいかず… つまりは、そういうこと。 あの『黒ワイバーン一味 宝飾店襲撃事... -
ゼロのコードギアス-01-4.5
前ページ次ページゼロのコードギアス 「誰じゃ…」 不意に話が終わったのち、ロングビルを退室させコルベールに指示をだしたのち (ロングビル?コルベール?いや…違う…) 「失礼します。学園長」 慇懃無礼な態度で入ってきたのはルルーシュであった。 頬が緩むオスマン、しかし手から杖は離れていない。 「どうしたのじゃ?何かはなしでも?」 「えぇ…異世界の武器についてです」 思わず地が出そうになるのを押さえ 「それが?どうかしたのじゃ?」 「はい。ぜひとも見せていただきたいのです。もし私が来た世界のものなら手がかりがあるかもしれません。そして他にも異世界からきた人間がいるかも」 「それはならぬ」 「…!なぜです?!」 ルルーシュは思わずオスマンから放たれる圧に物怖じしそうになるがひるまないことは出来た。 ... -
小ネタ-伝承法
====================================== ハルケギニアはトリステイン魔法学院。 抜けるような青空、絶好の召喚日和に恵まれていた広場はしかし…… 辺りに響き渡る爆音と爆発によって惨々たる有様と化していたのだった! その原因たる少女は広場の中心で煤にまみれたまま咳き込んでいた。 その周囲にはその爆発に巻き込まれてパニックに陥っている彼女の同級生たち。 頭部が禿上がった男性が必死になって納めようとしているが大した効果を得られてはいない。 「ゼロのルイズ、もう止めてくれっ!」 「あぁっ、今の爆発で僕の使い魔がっ!?」 「サモン・サーヴァントを極める事により、爆発の範囲は120%、威力は60%アップする! サモン・サーヴァントを極めたルイズは無敵となる!!」 そんな混乱した声と悲鳴が響く中、彼女はもう一度... -
流星
「あんた、誰?」 呼び出されたことが理解できてないのだろうか?幽鬼のようにただ立っている男に声をかけた。 召喚のショックなのか、返事がない。 仕方がないので男の格好をチェックしていく 彼は見慣れない格好をしているわね。 チェック柄のズボンに青い上着、なにより奇妙なのは左腕につけている物。 黒くて半透明のガラスのような小手、それと同じもので作られた首輪・・・ 「ルイズ、『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出してどうするの?」 周囲が一気に笑い声に包まれる。 「ちょ、ちょっと間違っただけよ!」 もう、私は男の格好などを気にせず周囲の人間にくってかかっていた。 「変な首輪つけてるぜ!」 「どこかの奴隷でも召喚したんじゃねーの?」 「そ、そんなわけないじゃない」 「『ゼロのルイズ』から『奴隷主のルイズ』か」 「... -
使い魔の達人-02
前ページ次ページ使い魔の達人 「それじゃあ、こいつの食事は今言ったとおりでよろしく」 「へぇ、わかりました」 トリステイン学院、『アルヴィーズの食堂』裏の厨房。 そこでルイズは、先刻使い魔にしたばかりの少年を指し、その食事の面倒を料理人に言いつけた。 ちなみにカズキは、物珍しそうに辺りをキョロキョロ見回している。 見慣れぬ、本物のファンタジーの土地で、少年の好奇心が疼き出したようだ。 そんな彼を、言いつけられた料理人は悲哀に満ちた眼差しを向け、可哀想に、と心中で呟いた。 今しがた言い付かったメニューは、とても人を人扱いしたものではない。彼はこれから、畜生レベルの生活を余儀なくされるのだ。 厨房で働く自分たちでももう少し待遇が良いというのに、貴族に召喚されたというだけで、生活のレベルを強制的に落とされる。 それが不憫でならなかった。が、貴族に逆らえばどうな... -
ゼロの守護月天 2
「つまりあなたは月の精霊で、そのリングを覗けた人を守ってくれるわけね?」 「はい、そうなんです」 ルイズは自分の部屋で、シャオに色々と詳しいこと(主に自己紹介の延長線上の内容)を聞いていた。 「リングから出てきたから普通の人間じゃないとは思っていたけど、まさか月の精霊だったとわね」 断言する。今のルイズはひっじょ~に機嫌がいい。 なにせ自分の召喚したシャオが、長い歴史を持つトリステイン魔法学院で行われた『春の使い魔召喚の儀式』で召喚された使い魔の中でも トップクラスのレアモノである月の精霊だったこと。 そして、そんな高位な存在の彼女が契約前から従順であること。 更に、彼女の右手に刻まれたルーンが珍しいモノであることをコルベールが証言したことが追い討ちをかけている。 「ふふふ、ついにわたしの時代が来た!って感じね」 力強くガッツポーズを取っているルイズとは対象に、シ... - @wiki全体から「携帯用トップ」で調べる