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    古代(文明の登場から476年の西ローマ帝国滅亡までとします) BC3000年前後 チグリス川とユーフラテス川に挟まれたメソポタミア地方に、どこからともなく「黒い頭の人々」と呼ばれる民族がやって来て定住する。彼らシュメール人により、この地に人類最初の高度な文明が築かれる。 BC1946年 メソポタミアの都市国家ウル(現在のイラク南部)に、アブラハムという人物が生まれる。旧約聖書記述によれば、成長したアブラハムに唯一神ヤハウェが啓示を授け、カナン(ヨルダン川西岸。現在のパレスチナ)に行くことを命じる。アブラハムは一族を従えてカナンへと旅立つ。 カナンを目指す途中一時的に住み着いたハランで、アブラハムの父テラが亡くなる。そこで再びアブラハムの前に神が現われ、「私の示す地に行くならば、お前を“大いなる民”の先祖としよう」と約束する。 我汝を大いなる国民となし、汝をめぐみ、...
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