Visual C++ 2008 Express EditionへのSystemCライブラリ インストール
Windows XPでのVisual C++ 2008 Expres EditionへのSystemCインストールをしてみた。
プロジェクトファイルは(バージョンは違うが)すでに用意されているのでそれを使う。
プロジェクトファイルは(バージョンは違うが)すでに用意されているのでそれを使う。
SystemC2.2インストール
フォルダ展開
- C:\にsystemc-2.2.0フォルダを展開。
プロジェクトファイル実行
- C:\systemc-2.2.0\mscv71\SystemCフォルダへ移動して、SystemC.vcprjをダブルクリック。
- 変換ウィザードが実行されるので、次へをクリック。
- 変換前にバックアップを作成するで、次へをクリック。
- 完了をクリック。
- 閉じるをクリック。
- 準備完了。
プロジェクトファイルの設定・確認
- メニューのプロジェクトからプロパティを選択。
- 全般、構成の種類が"スタティック ライブラリ(.lib)"であることを確認。
- 出力ディレクトリ、中間ディレクトリは"Debug"であることを確認。
- デバッグ、特に設定無し。
- C/C++の全般、追加インクルードディレクトリの設定が"../../src"となっていることを確認。
- 64ビット移植への対応は"いいえ"であることを確認。
- C/C++の最適化、特に設定無し。
- 最適化は今回、"無効(/Od)"としたが、最適化してもよい。
- C/C++のプリプロセッサ、プロセッサの定義で"WIN32;_DEBUG;_LIB;SC_INCLUDE_FX"となっていることを確認。
- C/C++のコード生成、簡易リビルドを行うは"いいえ"を選択。
- ランタイムライブラリは"マルチスレッド デバッグ(/MTd)"であることを確認。
- C/C++の言語、ランタイム型情報を有効にするは"はい"であることを確認。
- C/C++のプリコンパイル済みヘッダー、プリコンパイル済みヘッダの作成/使用は"プリコンパイル済みヘッダーを使用しない"であることを確認。
- C/C++の出力ファイル、特に設定無し。
- C/C++のブラウザ情報、特に設定無し。
- C/C++の詳細、指定の警告を無効にするは、"4224;4996"と変更。(しなくてもコンパイルはできるが警告メッセージがうるさい)
- C/C++のコマンド ライン、設定が正しいかどうか、もう一度確認。
- ライブラリアンの全般、出力ファイルが"$(OutDir)/SystemC.lib"となっていることを確認。
コンパイル(ビルド)
- メニューのビルドからソリューションのビルドを選択して、コンパイル開始。(<F7>でもOK)
- コンパイルが正常に終了したことを確認。
- C:\systemc-2.2.0\mvc71\SystemC\Debugフォルダ下にSystemC.libが生成されていることを確認。
これで、コンパイル完了。
今回は、とりあえずSystemCが実行できればいいかな程度の設定。
最適化とかはおこのみで。
今回は、とりあえずSystemCが実行できればいいかな程度の設定。
最適化とかはおこのみで。
インストール 設定のまとめ
以下のプロパティ設定を確認する。
- 全般、構成の種類が"スタティック ライブラリ(.lib)"であることを確認。
- 出力ディレクトリ、中間ディレクトリは"Debug"であることを確認。
- C/C++の全般、追加インクルードディレクトリの設定が"../../src"となっていることを確認。
- C/C++のプリプロセッサ、プロセッサの定義で"WIN32;_DEBUG;_LIB;SC_INCLUDE_FX"となっていることを確認。
- C/C++のコード生成、簡易リビルドを行うは"いいえ"を選択。
- C/C++のコード生成、ランタイムライブラリは"マルチスレッド デバッグ(/MTd)"であることを確認。
- C/C++の言語、ランタイム型情報を有効にするは"はい"であることを確認。
- C/C++の詳細、指定の警告を無効にするは、"4224;4996"と変更。(しなくてもコンパイルはできるが警告メッセージがうるさい)
- ライブラリアンの全般、出力ファイルが"$(OutDir)/SystemC.lib"となっていることを確認。
テストプログラム、HelloWorldのコンパイル・実行へ
添付ファイル
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