戦国BASARA/エロパロ保管庫

月下

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nozomi

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小十郎×政宗(♀)

  • 暑さのせいで頭が溶けました。
  • 小十郎×政宗です。でもアレです。昼の主従関係は夜も変わりません。小十郎に下克上など出来ません。



奥州の荒くれ者集団である伊達軍は普段からいつでもTensionの高い状態を振りまいているが、勝ち戦後の宴ではそのTensionも最高潮、明々とした火の元で夜空の星を振り落とすような騒ぎを演じていた。
その騒ぎを背に片倉小十郎は山中の獣道をかき分けて進んでいた。
宴の初めにはそれこそ一番はしゃぎ、飲み、楽しんでいた政宗の姿がちょっと目を離したすきに消えていた。
「まったく」
勝ち戦とはいえども残党はまだそこら中にうようよしているだろう。
フラフラとしている主を捜して小十郎もたけなわとなっている宴を抜け出した。

居場所は簡単に想像がつく。
今回の戦は野戦だった。季節は夏の盛り、一月続いた。
政宗はとにかくきれい好きだ。城にいる時は日に三度湯に入ることもある。
汗の臭いとか感触とかとにかくCoolな自分が汗をかいているという状態が嫌なのだという。
そんな政宗にとって好きに湯につかることが出来ない野戦というのは堪えるらしい。
特に今回は戦の最中に山の中で隠し湯を見つけたこともあり、何度も何度も駄々をこねられた。
「少しくらいいじゃねぇかよ」
とんでもない、あの人の少しが少しであるものか。竜の貪欲さは誰よりも自分がよく知っている。
戦の最中で鎧を脱ごうとは何事か!あなた一人の背に何人の命がのっかていると思っている!湯につかっている最中に命獲られる、などという恥を曝す気か!!
とそれこそ遠慮なく怒鳴りつけて我慢をさせたが戦が終わった以上我慢する気はないのだろう。
むしろ初めだけでも宴に顔を出したことを褒めるべきかもしれない。


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