戦国BASARA/エロパロ保管庫

佐助×かすがのようなもの(ギャグ)

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bsr_e

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今日、なにやら佐助の部屋から眩い光が出ていた。何事かと恐る恐る覗いてみたのだが、
そこにはなんと、上杉軍の破廉恥くのいち、かすが殿がいるではないか!
もしや敵襲か! と、慌てて出て行こうとしたが、そうではなかった。かすが殿は
自分の体を見回し、
「まあ上出来、上出来っと」
と、満足そうに笑ったのでござる。
どういう意味かと某は考えていたが、ふと佐助がいないことに気づいた。ここは確かに
佐助の部屋だというのに、なぜ佐助が居らずかすが殿が?
某は身を潜めてかすが殿を見ながら考えていた。その間もかすが殿は、自分の指先を見たり、
装束の上から、ち、ちちち、乳房をさわって……は、破廉恥でござる! …………とにかく、
体を見たり触ったりしながらニヤニヤ笑っていたでござる。ううむ……それにしても
あの笑い方、どうも佐助にどこか似ておる。
それからかすが殿は、懐から取り出した手鏡に自分を映し、何度か笑顔を
つくってみせたかと思うと、
「佐助、実は前からお前のことが好きだったんだ……」
そう呟いたのござる!
なんと! 佐助の部屋まで来て、こっ、告白の練習でござるか!?
かすが殿はその後も
「お前の技には、以前から惚れ惚れしていた」
「謙信様より、佐助、お前のことが……」
「今度、いっしょに里帰りしないか」
などと、鏡の前で言っていたでござる。
ほかにも、軍神殿に見せるようなあの満面の笑みで何度も佐助の名を呼んでみたり、
露出されている肌を手でさわって「この体はお前だけのもの……」と呟いていたでござる。
某、じつに悩んだ。かすが殿は今、ひとりきりだと思っているはずでござる。だが、ここは
佐助の部屋。いつ佐助が帰ってきてもおかしくない。
見なかったことにして去るべきか、それともここは偶然を装ってかすが殿の前へ出、
忠告すべきか……。某、どちらが良い選択なのか判断できないでござる……。
「へへっ、かすがってば可愛いなあ、もう」
頭を抱えて悩んでいたところに、佐助の声が聞こえてきた。
まずい、かすが殿の練習が佐助に見られた! そう某は思い、慌てて飛び出そうとした……が。
「ま、本人が言ってくれればそれが一番いいんだけどねぇ……」
そこにはかすが殿しか居らず、佐助の姿はなかった。かすが殿は軽く肩をすくめ、身を翻した。
かすが殿の体から、某が先程見たものと同じような眩い光が放たれる。あまりに眩しくて
不覚にも目を瞑ってしまったのだが、目を開けたときにはかすが殿ではなく、
佐助が立っていたのでござる!
これしきの光で目を瞑るなど、修行が足りぬ! そう思うと同時に、某はわかって
しまったのでござる! 先のかすが殿は、佐助が変化したものだったのでござるよ!


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