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ドラクエシリーズのシナリオライターである堀井雄二が、
「ポートピア連続殺人事件」を開発する際に選び、ドラクエ I でも使われた。
[[【ドラゴンクエストへの道】]]の作中で、中村光一がこう呼んでいる。
その20文字とは
&bold(){「イ・カ・キ・コ・シ・ス・タ・ト・ヘ・ホ・マ・ミ・ム・メ・ラ・リ・ル・レ・ロ・ン」}
である。
当時はゲームソフトのメモリ(記憶容量)が少なかったため、
ドラクエ I ではこの20文字以外のカタカナは一切使わない、という苦肉の策を取らざるを得なかった現状がある。
なお、上記のうち「へ・り」はひらがなと共用しており、更にコマンドウィンドウの仕様上
「ト」とは別に「ド」が存在しているため、カタカナとして登録されているのは実質19文字である。
ちなみに「つよさ」コマンドの項目中にある「こうげき力」「しゅび力」の「力」という漢字は
カタカナの「カ」を共用している。
この20文字の中から「ホイミ」「ラダトーム」などといった名前を考え出した堀井氏のアイディアはお見事だといえる。
もっとも、この20文字の影響で物語の舞台となった「アレフガルド大陸」の名前は劇中一切出てこなかったり、
明らかに中世ヨーロッパ風の世界観なのに主人公の名前はひらがなにしなければならなかったりするのだが。
ドラクエ II 以降はROMの容量を増やしたこともあり、これ以外のカタカナも使われるようになった。
だが、全てのカタカナが使えるようになったのは結局スーパーファミコンで発売されたVからであった。
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*DQⅠ
ドラクエシリーズのシナリオライターである[[【堀井雄二】]]氏が、[[【ポートピア連続殺人事件】]]や[[【ドラゴンクエスト】]]を開発する際に選定した20字のカタカナのこと。
当時はゲームソフトのメモリ(記憶容量)が少なかったため、カタカナの全ての文字を使うことができなかった。
そのため堀井氏は五十音のなかでも特に使用頻度の高い20字を精選し、ゲームに登場するカタカナの人物や地名などはすべてこの中から命名するという苦肉の策を取らざるを得なかった。
[[【ドラゴンクエストへの道】]]の作中で、[[【中村光一】]]氏がこう呼んでいる。
初代「ドラゴンクエスト」で使われた20文字のカタカナは、
&bold(){「イ・カ・キ・コ・シ・ス・タ・ト・ヘ・ホ・マ・ミ・ム・メ・ラ・リ・ル・レ・ロ・ン」}
である。
なお、上記のうち「ヘ」と「リ」はひらがなと共用しており、更にコマンドウィンドウの仕様上 「ト」とは別に「ド」が存在しているため、
カタカナとして登録されているのは実質19文字である。
また、「つよさ」コマンドの項目中にある「こうげき力」「しゅび力」の「力」という漢字は、カタカナの「カ」を共用している。
この20文字の中から「ホイミ」「ラダトーム」などといった名前を考え出した堀井氏のアイデアはお見事だと言えるだろう。
もっとも、この20文字の影響で物語の舞台となった「アレフガルド大陸」の名前は劇中一切出てこなかったり、
明らかに中世ヨーロッパ風の世界観なのに主人公の名前はひらがなにしなければならなかったりするのだが。
Ⅱ以降はROMの容量を増やしたこともあり、使用可能なカタカナは徐々に増加していった。
だが、全てのカタカナが使えるようになったのは結局スーパーファミコンで発売されたⅤからであった。
FC期のDQには[[【ユニコンラット】>【いっかくうさぎ】]]、[[【アークバッフアロー】>【アークバッファロー】]]といった、涙ぐましいカタカナ削減策の跡が随所に見られる。
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