受験生物メモ内検索 / 「10-9人類の進化」で検索した結果

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  • 10-9人類の進化
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    ...0-8動物の進化 10-9人類の進化 10-10化石と進化の証拠 10-11さまざまな進化説 10-12進化の実例 11.分類学 11-1生物の分類法 11-2動物界 11-3二界説における植物界 11-4原核生物界 11-5原生生物界 11-6菌界 11-7植物界 メニュー トップページ プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール メニュー メニュー2 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
  • 10-4代謝の進化と環境への影響
    最初の生物 独立栄養生物の誕生 酸素の生成開始 好気呼吸する生物の誕生 原始生命の進化と大気の変化
  • 10-8動物の進化
    魚類の繁栄 両生類の出現 爬虫類の出現 哺乳類と鳥類の出現
  • 10-6植物の進化
    植物の陸上進出 シダ植物の繁栄 種子植物の繁栄 植物の乾燥地への適応
  • 10-10化石と進化の証拠
    示準化石と示層化石 連続的変化を示す化石 中間的な形質を持つ生物の化石 現存する生物に見られる進化の証拠 発生反復説 分子時計 幼生の特徴
  • 10-11さまざまな進化説
    ラマルクによる用不用説 ダーウィンによる自然選択説 隔離説 突然変異説 定向進化説 ワイスマンによるネオダーウィニズム 木村による(分子進化の)中立説 遺伝的浮動 適応放散 総合説
  • 10-2化学進化と生命の誕生
    原始地球の環境 化学進化 RNAワールド コアセルベート説 生命の誕生
  • 10-12進化の実例
    工業暗化 ガラパゴス諸島
  • 10-3原核生物から真核生物へ
    共生説 膜進化説
  • 10-7植物の生活環
    基本用語 植物の生活環の基本形 コケ植物の生活環 シダ植物の生活環 被子植物の生活環 裸子植物の被子植物との相違 世代交代の比較
  • 10-5地質時代と生物の変遷
    地質時代
  • 10-1自然発生説とその否定
    パスツールの実験 パスツール以前
  • 再生
    何らかの理由によって失われた体の一部が、他の部位によって補われる現象を再生という。 一般に、進化の進んでいない動物ほど再生能力は高い。 プラナリアでは、傷が生じると、体中に点在する幹細胞が傷口に集まって細胞分裂を繰り返し、形成される再生芽が分化することで再生現象が生じる。 イモリの場合、その足を切断すると、傷口近くの細胞が脱分化して再生芽を作り、再生芽が再分化して新しい組織(足)を形成する。 再生芽が何に分化するかは、再生芽の位置によって決まる。
  • 4-9肝臓
    肝臓の構造 肝臓のはたらき オルニチン回路 窒素老廃物と生活環境
  • クエン酸回路
    解糖系で生じた二分子のピルビン酸は、まずアセチルCoA(活性酢酸)に変化する。 その後、生じたアセチルCoAとオキサロ酢酸とが反応してクエン酸が生成される。 クエン酸は、イソクエン酸→αケトグルタル酸→コハク酸→フマル酸→リンゴ酸→オキサロ酢酸と変化する。 そして再度、活性酢酸と反応することで、クエン酸を生成する。 この反応経路は、閉じたサイクルなので、クエン酸回路(TCAサイクル、クレブス回路)と呼ばれる。 クエン酸回路の基質である二分子のピルビン酸は、脱炭酸酵素や脱水素酵素のはたらきを受けながら、最終的に二酸化炭素(6CO2)と水素(20[H])へと分解される。 この時生成した水素は、NADまたはFAD(リボフラビンアデニンジヌクレオチド、flavine adenine dinucleotide)に結合した形で電子伝達系へと受け渡されることになる(FADは、「コハク酸...
  • 酵素の性質
    酵素は、化学反応の進行を促進する際はまず基質と結合する。 酵素と基質が結合したこの状態は、酵素基質複合体と呼ばれる。 酵素反応全体の進行速度は、この酵素基質複合体の量に比例する。 つまり、酵素基質複合体の量が多ければその反応は迅速に進行し、少なければゆっくりと進行することになる。 酵素の活性部位と基質は、カギと鍵穴の関係にある。 つまり、基質の立体構造が活性部位に基質がうまくはまりこむ形でないと、酵素と基質は結合できない。 酵素反応において酵素の立体構造が重要なのは、この点においてである。 基質の立体構造は基質ごとにさまざまなため、反応を促進できる基質は酵素ごとに異なっている。 酵素が持つこの性質は、基質特異性と呼ばれる。
  • アロステリック阻害とフィードバック阻害
    酵素の活性部位以外の領域はアロステリック部位と呼ばれる。 何らかの物質がアロステリック部位に結合すると、その酵素全体の立体構造や活性部位の立体構造が変化してその酵素活性が変化する。 これをアロステリック効果と呼ぶ。 アロステリック効果を示す酵素はアロステリック酵素と呼ばれる。 酵素反応の結果生じた反応産物が、その酵素のアロステリック部位に結合することがある。 すると、その酵素反応の進行が抑制されることにある。 反応速度のこのような調節は、フィードバック調節と呼ばれる。
  • 4-11体液の浸透圧の調節
    ゾウリムシの浸透圧調節 無脊椎動物の浸透圧調節 魚類の浸透圧調節
  • 3-9その他の遺伝現象
    キセニア 種皮の遺伝 遅滞遺伝 細胞質遺伝
  • 9-9生態系の物質収支
    生産者の物質収支 消費者の物質収支 食物連鎖と物質収支
  • 同化と異化
    代謝は同化と異化に大別される。 同化とは、比較的単純な物質から、からだに有用で複雑な物質を合成する反応を言い、異化とは、比較的複雑な物質を分解して、単純な物質を生成する反応を言う。 同化の具体例は、炭酸同化(光合成や化学合成)・窒素同化であり、異化の具体例は、好気呼吸や嫌気呼吸である。 また、同化はエネルギーを消費する過程であるのに対し、異化はエネルギーを発生する反応である。 同化と異化の特徴、およびそれぞれの概略を下にまとめておく。 同化 異化 反応の進行 単純な物質→複雑な物質 複雑な物質→単純な物質 エネルギー エネルギーを消費 エネルギーを発生 例 炭酸同化、窒素同化 好気呼吸、嫌気呼吸
  • 解糖系
    呼吸によって分解される基質は特に呼吸基質と呼ばれるが、解糖系(好気呼吸)の呼吸基質はグルコース(ブドウ糖:C6H12O6)である。 解糖系では、一分子のグルコースが分解されて、最終的に二分子のピルビン酸(C3H4O3)が生成する。 この際ATPが二分子消費され、脱水素酵素のはたらきで水素(4[H])が切り出されるとともに、ATPが四分子生成する。 つまり、ATPは差し引き二分子生成することになる。 また切り出された水素は、補酵素NAD(ニコチン(酸)アミドアデニンジヌクレオチド、nicotinamide adenine dinucleotide)に結合した形(NAD[H]2)で、電子伝達系へと受け渡される。 C6H12O6 → 2C3H4O3 + 4[H] + 2ATP なお後述するように、解糖系によって生じるピルビン酸は嫌気呼吸によっても消費可能なので、解糖系その...
  • 1-7動物の組織と器官
    動物の組織はすべて、上皮組織,筋肉組織,結合組織,神経組織の四種類の組織のいずれかに分類される。 上皮組織 筋肉組織 神経組織 結合組織 いくつかの組織が集まり、共同して一つのはたらきをするまとまりを器官と呼ぶ。 胃、心臓、脳などがその例。 いくつかの器官が集まり、共同してひとつのはたらきをするまとまりを器官系と呼ぶ。 消化系、呼吸系、循環系、排水系、内分泌系、感覚系、神経系、運動系、生殖系、骨格系などがその例。
  • 呼吸
    呼吸には二種類の意味がある。 一つが、肺などを使って外界から酸素を取り入れ、二酸化炭素を外界へと放出する、いわゆる「呼吸」のことで、この呼吸は特に外呼吸と呼ばれる。 外呼吸に対して、生物が生命活動に必要なエネルギー(ATP)を得るために、細胞内で有機物を酸化・分解するはたらきは、内呼吸と呼ばれる。 内呼吸はさらに、その反応に酸素を必要とする好気呼吸と、酸素を必要としない嫌気呼吸に大別される。
  • 遺伝子工学で用いられるさまざまな生物
    動物のクローン 同一のDNAを持つ個体や細胞をクローンと呼ぶ。 動物のクローンの作り方には、大きく分けて二種類のものがある。 一つが、発生初期の段階で割球をバラバラにして、それぞれの割球をそれぞれ発生させる方法である。 これは、調節卵のケースに適用することができる。 もう一つが、目的の細胞の核を取り出して、あらかじめ除核しておいた他の細胞の細胞質に移植することで作成する方法である。 核移植によるクローン作成は、どのような細胞の核を使用するかで、大きく二通りに分けることができる。 一つが発生初期の胚の細胞を使う方法、もう一つが分化の完了した成体の体細胞を使う方法である。 方法としては分化がほとんど進んでいない発生初期のものを使うほうが容易で、クローンヒツジ「ドリー」が大きな話題を呼んだのは、後者の方法の初の成功例だったためである。 キメラ 遺伝子の異なる細...
  • ショウジョウバエのbicoid遺伝子
    ショウジョウバエの形態形成は、卵母細胞の段階で既に開始する。 ショウジョウバエの卵母細胞には、母親由来の細胞から数種類のmRNAが導入され、そのmRNAが形態形成に重要な役割を果たしているのだ。 そのmRNAの中でも最も有名なのが卵の前部先端に局在するbicoid(ビコイド)遺伝子である。 bicoid遺伝子は、受精後に受精卵内で翻訳され、bicoidタンパク質が生成される。 bicoidタンパク質の濃度は、bicoid遺伝子が局在する前部先端で最も高く、後部に近づくにつれて低濃度になり、濃度勾配が形成されることになる。 ショウジョウバエの前後軸は、この濃度勾配によって決まるのだ。 bicoid遺伝子のように、体軸の形成を支配したり、体節の分化を支配する遺伝子は総称してホメオティック遺伝子と呼ばれる。 ホメオティック遺伝子は、ショウジョウバエ以外の動物にも見られ、...
  • DNAの二重らせん構造
    DNAはヌクレオチドが多数結合して鎖状になった高分子であるが、通常は基本的に、二本の鎖が向かい合わせになってらせん状にねじれた「二重らせん構造」をとっている。 1953年にこのことを明らかにしたのがワトソンとクリックである。 二重らせん構造を構成する一本鎖DNAは、ヌクレオチドを構成する糖(デオキシリボース)とリン酸が順番に結合して、「…−糖−リン酸−糖−リン酸−糖−リン酸−…」という「骨格」を形成し、その骨格かららせん内部に向かって塩基を突き出している。 内部へと付き出た塩基は、もう一方の一本鎖DNAの塩基と向かい合わせになって水素結合によって結合している。 このとき、向かい合わせになれる塩基には制限があって、アデニン(A)はチミン(T)と、グアニン(G)はシトシン(C)としか結合できない。 この制限は「相補性」と呼ばれ、DNA が複製する時や、タンパク質を合成するために...
  • タンパク質とアミノ酸
    ヒトのタンパク質は、20種類のアミノ酸が直線状(鎖状)に連結した高分子である。 生体内におけるタンパク質の機能は、その立体構造によって決まるが、その立体構造は基本的にアミノ酸の並び順によって決定される。 そして後に見るように、そのアミノ酸の並び順は、DNAを構成する塩基の並び順(塩基配列)によって決定される(これを、「DNAの塩基配列はタンパク質のアミノ酸配列をコードしている」と言う)。 アミノ酸は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)が共通の炭素原子に結合した、比較的小さな有機化合物である。 その炭素原子には水素原子と側鎖が共有結合しており、アミノ酸の種類は側鎖が何であるかによって決まる。 アミノ酸のアミノ基とカルボキシル基は、タンパク質を構成する際、脱水縮合して、ペプチド結合と呼ばれる結合を形成する。 タンパク質の立体構造に影響を与える結合には、そ...
  • 重複受精
    花粉が葯から飛び出して、柱頭の先端に付着することを受粉と呼ぶ. 受粉した花粉は、柱頭の水分を吸収して体積を増加させる. その結果、花粉管と呼ばれる管状構造が胚のうに向かって徐々に伸びてゆく. 花粉管に見られるこの伸長は、助細胞から放出される化学物質による正の化学走性による. 花粉は花粉管細胞と雄原細胞から構成されるが、花粉管の伸長中、花粉管細胞中の花粉管核は常に管の先端に位置し、つまり、管の伸長にともなって花粉管核は胚のうへと接近してゆくことになる. もう一つの細胞である雄原細胞は、花粉管核の後を追うように花粉管の中を移動してゆく. そしてその際、精原細胞は体細胞分裂を起こして、二つの精細胞を形成する. 花粉管が胚のうに到達すると、この二つの精細胞は胚のうに侵入して、一つが卵細胞(n)と受精し、もう一つが中央細胞(極核:n+n)と受精する. 二種類の受精が...
  • 予定運命の決定 〜シュペーマンの研究1〜
    フォークトによって、胚の各部分の予定運命は明らかにされたが、その予定運命がいつ決定するのかについては謎のままであった。 それを明らかにしたのがドイツの生物学者シュペーマンである。 シュペーマンは、スジイモリと(色が濃い)クシイモリ(色が薄い)の二種類の予定神経域と予定表皮域を切り取って交換し、その移植片がどのような組織へと分化してゆくのかを追跡した。 すると、初期原腸胚を使った実験では、移植片は移植後領域の予定運命に従って分化したが、後期原腸胚では移植前領域の予定運命のまま分化することが分かった。 つまり、初期原腸胚の場合だと、予定表皮域に移植された移植片(予定神経域のもの)は表皮へと、予定神経域に移植された移植片(予定表皮域のもの)は神経へと分化したのに対し、後期原腸胚の場合、予定表皮域に移植された移植片(予定神経域のもの)は神経へと、予定神経域に移植された移植片(予定表皮...
  • トリプレットとコドン
    タンパク質を構成するアミノ酸の並び順はDNAの塩基配列によって決まる。 DNAを構成する塩基はアデニン(A)・グアニン(G)・チミン(T)・シトシン(C)の四種類であるに対し、アミノ酸は全部で20種類なので、塩基とアミノ酸が一対一で対応しているわけではない。 実際には、塩基三つがアミノ酸一つと対応している. 塩基三つ組みのことは「トリプレット」といい,この用語はDNAとRNAの両方で用いることができる。 それに対して、mRNAのトリプレットをコドン、tRNAのトリプレットのことをアンチコドンと呼ぶ。 コドンは、アミノ酸の種類を指定しているという意味で、遺伝暗号とも呼ばれる。 では、トリプレットの塩基数は、なぜ三つなのか?塩基が一つだけだと、指定できるアミノ酸は塩基の種類と同じ4種類のみで少なすぎる。 塩基が二つの場合は、その組合せは4×4で16通りとなるが、これでもま...
  • 種子と果実
    種子植物の新しい世代は、受精によって開始される(発芽ではない)。 受精後にまず起こるのは、胚と胚乳の形成、つまり種子の形成である。 (成熟した種子は胚と胚乳、およびその外側にある種皮とからなる。) 胚の形成 精細胞と卵細胞が受精して生じる受精卵は、細胞分裂を繰り返し、胚(胚球)とそれにつながるは胚柄を形成する。 胚はさらに細胞分裂を続け、子葉・幼芽・胚軸・幼根へと分化する。 子葉は発芽後最初に出る葉、胚軸は新世代の茎、幼根は新世代の根である。 胚柄は退化して消失する。 胚乳形成 中央細胞と精細胞が受精すると、極核と精細胞の核が合体して3nの胚乳核が形成される。 胚乳核はまず、核分裂を繰り返して多数の核を作り、その後細胞質分裂を起こして、3nの胚乳細胞が多数形成される。 個々の胚乳細胞には養分を蓄えられ、胚乳となる。 胚乳に蓄えられた養分は、種子が発芽する時...
  • 4-10腎臓
    腎臓の構造 腎臓のはたらき 尿の生成 濃縮率 いろいろな動物の排出器官
  • ラクトースオペロン
    ラクトース(乳糖)は、グルコース(ブドウ糖)とガラクトースが結合した二糖類の一種で,一種のエネルギー源。 従って,ラクトースが存在するときはその分解酵素を作ってエネルギーを確保したいが,ラクトースを使い切ってしまった時は分解酵素の合成をストップしたい. ラクトースオペロンには、そのラクトースを分解するための酵素タンパク質(ラクトース分解酵素群)をコードする領域が含まれている。その遺伝子の発現は、以下に示すようなプロセスに従って進行する。 RNAポリメラーゼが、DNA上のプロモーターと呼ばれる領域に結合する。 RNAポリメラーゼは、DNA上を下流に向かって移動し、開始コドンより下流の塩基配列をmRNAに転写する。 しかし転写が起きるのは、培地にラクトースが存在するときに限られる。ラクトースは、リプレッサーに結合することで、その立体構造を変化させ、オペレーターへの結合を阻害する...
  • 核,細胞膜,細胞壁
    核 核は核膜に包まれている。 核膜は二重の生体膜であり、内膜と外膜の性質が等しいことから特に、同質二重膜と呼ばれる。 核膜には核膜孔(核孔)と呼ばれる穴が開いており、mRNAなど、その穴を通じてさまざまな物質が核を出入りしている。 核の中にはDNA(核酸の一種で、「デオキシリボ核酸」がフルネーム)が存在している。 DNAは遺伝子の本体であり、ヒストンと呼ばれるタンパク質に巻き付いた構造を形成している。 核の中には核小体と呼ばれる構造物が一個〜数個存在しており、そこではリボソームRNA(rRNA、核酸の一種)が合成されている。 細胞膜 細胞膜は、リン脂質とタンパク質が主成分として、細胞の内外を隔てている。 リン脂質は、水に溶けやすい親水性の部分と、水に溶けにくい疎水性の部分を持つ。 水の中のリン脂質は自発的に集合して、疎水性の部分が向かい合い、...
  • 器官形成
    多細胞生物は様々な組織・器官から構成されるが、それらはすべて、外胚葉・中胚葉・内胚葉のいずれかに由来している。 さまざまな器官がどの胚葉から形成されるのかは、カエルのケースで説明されるのが一般的だが、基本的にわれわれヒトのも同じと考えて良い。 外胚葉の分化 外胚葉からは基本的に表皮が分化する。 しかし外胚葉の一部は神経管となって体内に潜り込み、脳や脊髄などの神経系を形成することになる。 また、後の「誘導の連鎖」で見るように、眼の水晶体(レンズ)や核膜も外胚葉由来である(詳しくは後述)。 視覚で重要な役割を果たす網膜、聴覚をつかさどる内耳など、さまざまな感覚器も外胚葉に由来する。 中胚葉の分化 中胚葉は、いったん脊索・体節・腎節・側板と呼ばれる原基に分化し、その後、それぞれの原基から個々の器官・組織が分化してゆく。 脊索は、ヒトを含めたほとんどの脊椎動物では...
  • 3-10集団遺伝学
    集団遺伝学における基本概念 メンデル集団 ハーディー・ワインベルグの法則
  • 花粉形成と胚のう形成
    花粉形成 花粉とは種子植物のやく葯から出た雄性配偶体である(配偶体とは、複数の単相性細胞(n)からなる生物個体のことで、「進化」のところで詳述する). 花粉の元になる細胞は花粉母細胞と呼ばれる. 花粉母細胞は減数分裂の前なので複相(2n)である. 花粉母細胞が減数分裂すると、核相が単相(n)に変わって、花粉しぶんし四分子が形成される. 減数分裂過程なので、精子形成と同じく、花粉母細胞一つから花粉四分子は四つ形成される. 花粉四分子が一回体細胞分裂することで、精原細胞(n)と花粉管細胞(n)の二つの細胞が分化する. この段階が花粉と呼ばれるものであり、つまり、花粉とは二個の細胞から形成されている、ということでもある. 花粉管細胞の核は特に花粉管核と呼ばれ、後述するように、受粉時に重要な役割を担うことになる。 胚のう形成 種子植物の子房内部に存在する雌性配偶...
  • 9-10物質の循環とエネルギーの流れ
    炭素の循環 窒素の循環 エネルギーの流れ エネルギー効率
  • 細胞とその構成要素
    細胞を構成している物質で最も多いものは水。 動物細胞の場合は、次いでタンパク質、他には、脂質、核酸、炭水化物(糖質)、無機塩類など,となる。 細胞壁を持つ植物細胞は炭水化物が多い。 物質 構成元素 分子量 はたらき 水 H、O 18 溶媒としてさまざまな物質を溶かしたり、物質を運搬したり、さまざまな重要な役割を担う タンパク質 C、H、O、N、S 103〜105 酵素、ホルモン、抗体などの主成分 核酸 C、H、O、N、P 104〜109 DNA:遺伝子の本体, RNA:タンパク質の合成に関与 炭水化物 C、H、O 102〜105 エネルギー源(グルコース),細胞壁の成分(セルロース) 脂質 C、H、O、(P) 102〜103 エネルギー源細胞膜の成分(リン脂質)
  • PCR法
    DNA鑑定の時など、DNAを化学的に分析しようとすると、分析対象のDNAサンプルが大量に必要になる。 そのような時に、DNAを短時間で大量に増幅する方法がPCR(法)である(PCRとは、Polymerase Chain Reaction:ポリメラーゼ連鎖反応の略)。 その手法をまとめると以下のようになる。 目的のDNAを含む溶液を95℃にまで加熱させる。 プライマー(後述)をDNAに結合させる。 DNAポリメラーゼを作用させ、DNAを合成させる。 1〜3の過程を繰り返す。 例えば、1〜3の過程を20回繰り返せば、目的のDNAを220≒100万倍にまで増幅できる。 PCRのキモになるのが、「DNAは高温に強い物質である」ということと、「プライマーにより、増殖させるDNAの領域を限定できる」という二点である。 DNAはタンパク質とは異なり、極めて安定な物質で、10...
  • ミクロメータの使い方
     観察しているものの大きさを知りたい時は、顕微鏡にミクロメーターをセットして計測する。  ミクロメーターには接眼ミクロメーターと対物ミクロメーターの二種類があり、両者を組み合わせて使用する。 接眼ミクロメーター  接眼レンズの中にセットして使うが、実際の大きさ測定の際には、この接眼ミクロメーターだけを使う。  一目盛りぶんの長さは接眼ミクロメーターごとにまちまちなので、測定ごとに、対物ミクロメーターから逆算する必要がある。 対物ミクロメーター  接眼ミクロメーターの目盛りを計測するために、ステージの上に置いて使用する。  特に指定のない場合、対物ミクロメーターの一目盛りは10μm。  対物ミクロメーターは、実際のプレパラートを観察する時には、ステージからはずす。
  • 細胞説/細胞説と生物学史
    細胞の初期の研究者とその研究内容を把握しておこう。 フック (Robert Hooke, 1635〜1703) 初期の顕微鏡を使ってコルク片を観察し、細胞を発見した。フックが観察したのは、細胞そのものではなく、コルク片に残存していた細胞壁であった。物理学の分野では「フックの法則」で有名. レーウェンフック (Antony van Leeuwenhoek, 1632〜1723) 顕微鏡の高性能化を進め,いろいろな微生物(細菌や原生生物)や精子を発見している。 ブラウン (Robert Brown, 1773〜1858) 核を発見した。化学の分野では「ブラウン運動」の発見者でもある。 シュライデン (Matthias Jakob Schleiden, 1804〜1881) 植物に関する細胞説「すべての植物は細胞からできている」を提唱した。 シュワン (Theo...
  • シャルガフの経験則
    生化学者であったシャルガフは、DNAの塩基組成を分析した結果、アデニンとチミンの含量、および、グアニンとシトシンの含量が等しいことを明らかにした。 これは、「シャルガフの経験則」と呼ばれ、「二重らせん構造」が明らかになっていなかった当時は、極めて不可思議な法則だと見なされていた。 ワトソンとクリックはDNAの構造を考察する際、この経験則をうまく満たすような構造を考えなければならなかったが、その制限は逆に、二重らせん構造の着想に逆にヒントを与えることとなった。 シャルガフの経験則を利用すれば、DNAに含まれるただ一種の塩基の割合がわかれば、残りすべての塩基の割合が明らかになる。 例えば、アデニンを30%含む二重らせんがあったとすれば、その二重らせんにはチミンも30%含まれることになる。 また残りの40%(=100−30×2)をグアニンとシトシンが分け合うので、グアニン=シトシ...
  • ATP
    エネルギー代謝によって生じたエネルギーは、いったん、ATP(adenosine triphosphate:アデノシン三リン酸)中に蓄えられる。 ATPが「エネルギー通貨 」と呼ばれることから分かるように、ATP中に蓄えられたエネルギーは汎用性が高く、さまざまな細胞小器官や酵素などが利用することができる。 ATPは、アデニン(DNAやRNAを構成する塩基の一種)とリボース(RNAの五単糖)が結合したアデノシンに、リン酸が3分子結合した物質(ヌクレオチドの一種)である。 呼吸などによってエネルギーが生じると、ADP(adenosine diphosphate:アデノシン二リン酸)とリン酸からATPが合成される。 この時に用いられるADPとは、アデノシンに2分子のリン酸が結合した物質である。 ATPの合成過程は以下の通り。 ADP + H3PO4 + エネルギー →...
  • ヒトゲノム計画
    ゲノム ゲノム(genome)とは、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)をあわせた造語で、もともとは、その生物が生きてゆくために最低限必要となるすべての染色体を総称する用語であった(つまり、配偶子の中に入っている全ての染色体がゲノムに相当する)。 その後、遺伝子の本体がDNAであることが分かり、遺伝子の詳細な構造やはたらきが明らかになるにつれて、細胞が持つすべてのDNAをゲノムと呼ぶように、その定義は変化してきた。 DNAは核の中に保持されているが、その他にもミトコンドリアや葉緑体の中にも独自のDNAが含まれている。 生存のためにはこういったDNAも当然必要なので、ゲノムの中にこれらを含めることが多い。 ヒトゲノムプロジェクト 1990年、ヒトのゲノムの全塩基配列を読み出そうとするヒトゲノムプロジェクト(ヒトゲノム計画)が発足した。 その後、さまざまな紆余曲...
  • 形質発現と染色体の形態(だ液腺染色体)
    ハエ(キイロショウジョウバエ)やカ(ユスリカ)のような双翅類には、通常の染色体よりも極めて大きな染色体が分裂期以外にも観察される。 その巨大染色体は、唾液腺でよく観察されるのでだ(液)腺染色体と呼ばれる唾液腺染色体の特徴は次の通り。 体細胞の通常の染色体と比べて、大きさが100〜150倍。 核分裂が起こらないままDNAの複製が繰り返されることで巨大化する。 体細胞の染色体でありながら、相同染色体が対合した二価染色体の状態にある。 相同染色体が対合しているため、染色体の本数が半分しか見えず、核相は単相(n)である。 塩基性色素で良く染色され、多数の縞模様が観察される。 縞模様の位置は染色体ごとに決まっていて、染色体の異常を見つけやすい。 だ液腺染色体には、ところどころ、縞模様がほどけて膨らんでいるように見えるパフと呼ばれる構造が見られる。 パフは、DNAの凝集がゆるんだ状態にあ...
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